青山くん、海士町で奮闘中!

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 私の高校の遥か後輩に、今、島根県海士町で大活躍している男がいます、名を青山敦士(http://island-ri.jp/archives/supporter/%E9%9D%92%E5%B1%B1-%E6%95%A6%E5%A3%ABといいます。

 先日はテレビでも大きく紹介されていました。

* 島ホテルーー> https://www.bss.jp/tv/shimahotel/

* https://ento-oki.jp/

大勢のスタッフと

大勢のスタッフと

更にこんなゲストとも親しく!

更にこんなゲストとも親しく!

 彼は野球部で、高校二年生の時に札幌南高61年ぶりの甲子園出場をレギュラーキャッチャーとして果たし、翌年の主将に選出されています。 当時、私は名古屋に単身赴任でしたが、地元北海道は熱狂し、北海道のチームとしては異例の3800人の応援団が甲子園に詰めかけたようです、初戦の相手は優勝候補筆頭のPL学園、体格的にもごく普通の札南高の生徒たち、0-7で完敗でしたがそのプレー姿は大変清々しかったですね。私は日本IBMの研修で伊豆のセミナーハウスにいて、後半部分はそこのテレビで観ていました。エースピッチャーの皆方君は後半はかなりよい内容、その球を受けていたのがキャッチャーの青山くんでした。

 その彼が今は全国的にも町おこしで有名になり、私自身大変誇りに思っています。青山くん、頑張って!!!

71歳を越えて、今思うこと

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 先日、私は満71歳を迎えました。「人生100歳時代」と言えばまだまだ高齢者とは言えないのかもしれませんが、還暦、古希と過ぎてくると、向こう10年の自分のイメージが年々おぼろげになってくるのを感じる昨今です、あまり長期の人生設計というよりも、一日一日大切に納得のいく時間を生きていきたいと思っています。

 2008年(14年前)の私のブログに「下山の哲学(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=307)」を語った部分があります。

~~~~~~~~~~~~~私のブログからの引用

 一方自分たち自身は、五木寛之著「人間の覚悟」http://www.shinchosha.co.jp/book/610287/にある様に、覚悟を決める時期かと感じています。「下山の哲学を持つ」必要性を、私も強く意識した今年2008年でした。「林住期」を生きる、あるいは、「そもそもボランティアというのは、最後は『石もて追われる』存在であるべきなのだから」と五木寛之が語る言葉に、大変納得のいく感動を覚えます。

~~~~~~~~~~~~~引用おわり

 さらにその後、以下のようなコメントを残しています。

* 2010年(12年前) http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=6296

* 2011年 還暦を迎えた時 (http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7150

 「大還暦」という言葉をある講演会で耳にして以来、二回目の還暦に向けて気持ちを新たにしたりもして。

* 2021年 古希を迎えて(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40696

 そんなこんなで今年の誕生日を迎えると、NHK総合TV『クローズアップ現代プラス(https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4630/index.html』で、茨木のり子さんを紹介していました。「個として美しく」、「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」、強烈に心に響きます。

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茨木 のり子 (1926-2006)

「わたしが一番きれいだったとき」「自分の感受性くらい」などで知られる、戦後を代表する詩人の1人。73歳の時に発表した「倚りかからず」は詩集としては異例の累計24万部。没後も重版が続いている。

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 「自分の頭で考える」、「総合知としての構想力」、これからの私の羅針盤を信じて、自分自身の地頭を鍛えて生きていきたいですね!!

若者たちが挑む『COP26』!

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 NHK総合テレビ『気候危機を食い止めたい!若者たちが挑むCOP26 (https://www.nhk.jp/p/ts/9V4GJPKMVJ/』は、現地で密着取材したスタッフの執念が読み取れました!

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「気候危機を食い止めたい」とCOP26に挑む若者たち。
2020年に開かれたCOP26の模擬イベント。
ロンドン大学大学院生・佐座槙苗は世界140か国の若者たちと共に参加した。
若者の意見を反映や環境教育の重視など大人たちへの18の提言を取りまとめた。
気がかりは日本の気候危機対応の遅れ。
コロナで一時帰国し新しい団体「SWiTCH」を設立。
国や自治体企業などを巻き込み気候変動対策を加速させたいと活動している。
COP26で各国のパビリオンを訪れ企業や自治体の関係者に接触。
ガーナ・アクフォアド大統領にもアポなしで話を聞いた。
デンマーク第2の都市のオーフス市・気候変動対策の責任者とも会い思い切って疑問をぶつけた。
気候変動は格差の問題ともつながっているという。
環境省・中井事務次官、佐座槙苗のコメント。
MAPAに言及。

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 今回の番組は、特に若者たちのこの間の活動に焦点を当てていました。

 残念ながら当の日本の首相とは会話を交わす機会もなく、環境大臣と通路でほんの少しのやり取りでした。日本のマスメディアでは岸田首相の演説が報道されていましたが、現地の実情は以下の風景です、これは演説終了直後の様子、右の演台に立っているのが岸田首相です、客席は閑散、衝撃的です、日本の地盤沈下を象徴するような場面です!

 日本のマスメディアは現地で何を取材していたのでしょうね、全く現地の様子が伝わってこなかったです。

岸田首相の演説直後の会場の様子!

岸田首相の演説直後の会場の様子!

新渡戸連続講座 2022

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 新しい年が始まって最初の『新渡戸連続講座』、今回は北大農学研究院・岩渕和則教授が「牛糞からバイオ炭」という農学部ならではのユニークなSDGs実践を紹介、約25名が参加して学びました。

* 岩渕和則教授(北海道大学総長補佐)https://researchmap.jp/read0169327/

 冒頭には「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」の松井博和理事長からの講師ご紹介と新しいパンフレットのお披露目も。

北海道大学とのコラボも前面に!

北海道大学とのコラボも前面に!

 北大農学研究院・岩渕和則教授が「牛糞からバイオ炭」、微生物の素晴らしい働きです!


 
 今回も熱心なご参加者の方々。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

NHKスぺシャル『台湾有事』

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 年末から年始にかけて、たくさんの興味深い番組を録画しましたが、なかなかそれをじっくり観る時間がないのが悩みです。その中で、コンパクトにまとまったこちらの番組、津軽海峡を中国・ロシア海軍が合同での航行を行ったとなると日本の南の話だけではないですね、まさに「有事」です。

NHKスぺシャル『台湾有事(https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/LQY2PGJNV4/)』

 台湾を巡る歴史的認識・状況は、これまで私が続けて参加している寺島実郎戦略経営塾でも何回も取り上げられています。米中、中ロ、EU諸国等、日本を取り巻く世界情勢の激変と流動性は、目を離せないところまで来ているのでしょう。

 先日のシミュレーション(図上演習)の場面を垣間見ても、本当に大丈夫?と大いに不安を掻き立てられました。コロナ対応の鈍さ、無策、10年前の原発事故対応、日本国の危機管理体制の脆弱さは、政治の劣化と相俟って甚だ心もとないものですね。

 義理も人情もないなって、今更言われなくてもごく普通の市民でもとうの昔に分かっていることではありませんか!!引き続き注意を払って見つめていかなければなりません。

NHK BS1『ポスト・コロナ』

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 NHKBS1スペシャル「コロナシフトでつくる日本の未来 デジタル」(https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/P313JKL6RR/)」は、国際社会における今の日本の存在感の低下を見据えて、その歴史的考察、海外事例からの学び、今後の方向性等、大変示唆に富み腑に落ちるコメントの数々でした。

 ただこの番組にはこんな批判的コメントも見られますーー> http://blog.ac.eng.teu.ac.jp/blog/2021/12/post-c78bc1.html

 単なる技術の問題というよりも、社会実装としての制度設計等もデジタル化には必須要件なのでしょうね。

 技術開発的な側面からは開発力の衰えの歴史的考察が興味深かったです。秋山財団に集うアカデミックセクターの方々による、以前から日本の高等教育における研究費の削減、さらに結果を短期的に求める「競争的資金」に対しての警鐘は、企業の研究所のこの30年程度の経過を見ても当たっているのでしょうね。

 一方アメリカの新しい技術を支える制度設計は注目すべきです。コロナ禍が進む中、日本ではなぜ国産ワクチンが生まれないのかといったフレーズを目にしますが、歴史を振り返ると国が責任を回避し続けた日本の場合、民間企業のリスクのみでワクチン開発への投資を促すのは無理というものでしょう、国を挙げての推進体制は必須要件だと私は以前から思っていました。

 これまで日本では、「イノベーション」というと「技術開発」に矮小化されていました、まさに種を育てる社会システム、マインドセットの革新がさらに重要な要素だと感じました、今後のこのシリーズが楽しみです。

年始風景、あれこれ!

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 2022年の年明け、札幌のチカホでは『札幌演劇シーズン2022冬(https://s-e-season.com/』の大きな告知が掲載されています。今回は三作品(https://s-e-season.com/program/index.html)、楽しみです!!

 そして、今年最初の東京出張、札幌から東京行きの夜のANA便では、またまた灯りのレインボーのパフォーマンス、先日の昼よりも一層丸ごと空間レインボーでした!

* 前回のパフォーマンスーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43040

 今年もたくさんのハラハラドキドキ、楽しみですね!!!

誇り高き『マグサイサイ賞』

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 アジアのノーベル賞と言われている『マグサイサイ賞(https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/3P2LQ3V5J2/』について、先日のNHK教育TVで道傳愛子さんのレポートでした。

* 道傳愛子さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%81%93%E5%82%B3%E6%84%9B%E5%AD%90

道傳愛子さん

道傳愛子さん

 『マグサイサイ賞 』は、フィリピン大統領ラモン・マグサイサイを記念して創設された賞。ロックフェラー・ブラザーズ基金(本部・アメリカ、The Rockefeller Brothers Fund)の出資で1957年4月に設立されたラモン・マグサイサイ賞財団(Ramon Magsaysay Award Foundation、RMAFと略される)によって運営されています。毎年マニラ市のラモン・マグサイサイ賞財団により、アジア地域で社会貢献などに傑出した功績を果たした個人や団体に対して贈られるもので、権威ある賞です。

 この賞はアジア地域が抱える社会的課題の解決や平和と連帯などの公共における業績や成果を重視し、6部門の賞を設けています。

(1)政府(Government Service)

(2)社会奉仕(Public Service)

(3)社会指導(Community Leadership)

(4)報道・文学・創造的情報伝達(Journalism, Literature and Creative Communication Arts)

(5)平和・国際理解(Peace and International Understanding)

(6)新興指導者(Emergent Leadership)

 6番目の新興指導者部門はフォード財団(本部・アメリカ、The Ford Foundation)の助成を受け、2000年に設けられた、新人賞ともいえる新たな賞。地域の社会変化によって生じた課題に取り組み、際だった業績をあげた40歳以下の個人に贈られています。

 昨年は香港で新聞が発行停止に追い込まれ、ミャンマーでクーデターが起きるなど、この1年で民主主義の後退とも言える事態が相次いだアジア、一方、ヨーロッパでも長期に国のリーダーが続き独裁政権化している昨今です、その未来のために果敢に活動を続ける方々の声が私たちに勇気を与えてくれます。

『日本の埋没』@ 世界を知る力

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 寺島文庫主催の『寺島実郎~世界を知る力』は、シリーズで内容の濃い番組です。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8B%E5%8A%9B

 正しい現状認識、まずは『埋没する日本』を直視すること。

 アメリカ合衆国の歴史を直視すること。

 ワシントンに駐在武官として学んだ秋山真之。

 寺島実郎さんの幅広い見識、寺山ワールドにまで言及!!!

 国際社会の中の日本の立ち位置、その羅針盤として寺島実郎さん主宰の『戦略経営塾』も、今、12年目に突入していて益々深い内容になっています。

楽しみな『NHK検証報道』!

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 年末ギリギリに報道されたNHK総合テレビ『検証 コロナ予算 77兆円』は、今年からも継続して報道されるようで、AIを駆使しての分析と専門家たちの考察も加わり、楽しみですね!

* 詳細はこちらーー> https://www3.nhk.or.jp/news/special/covid19-money/post/index06.html

 コロナ禍の対策と銘打って出された各省の様々な「政策」、これまでの特別に打ち出される東日本大震災の後の「復興予算」でも、「東京五輪予算」でも、その実態が不明確であることと実際にどう使われたのかについての検証、さらにどこに支払われたのかの追跡等、以前から納税者の一員として大変不満を持っていました。

 先日の初回の内容は、その手法、切り込む視点、考察を加える集団に関して、これまでとは一味違った鋭さを感じて、今後の企画にも期待を抱きました。

 官の政策を民間企業に委託するとその先からは民間企業間の取引となり説明責任は回避される、そんなペテンみたい手法がまかり通るのは、およそ先進国ではありません。納税者がもっともっと税金の使い道に関して追跡を迫る、さらにその効果についても説明責任と総括を求め、次の政策につなげるプロトコルを構築しなければ、無駄遣いは一向に減ることはないでしょうね。

 そして、打ち出した政策が仮に「失敗」との評価があったとしても、それを認めることが大切であり、貴重な資料として次の政策立案に活かしてもらいたいと切に思う次第です。

 マスメディアの使命として、或いは日本の本来の「シンクタンク」「政策提言集団」の使命としても、新たに求めたいと私は思っています。「科学的根拠に基づいた政策立案」、原発事故、自然災害、コロナ禍のようなパンデミック、すべてに共通する「科学リテラシー」の涵養は、日本の教育にも求められるものなのでしょうね。

新たな年 2022

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 皆さま、新年あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。このブログを始めてから14年目を迎えました、このメッセージが2152番目、実に早いものですね。

 昨年末の山本五十六ドラマ、ロンドン軍縮予備会議の様子、堀悌吉とのやり取りも興味深かったですね。NHKの「太平洋戦争開戦80周年シリーズ(https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=31839」、NHKスペシャルでは終戦80年の2025年8月までを視野に、大型シリーズ「新・ドキュメント太平洋戦争」を展開、2025年、終戦80年は放送100年の節目。シリーズに伴って、NHKが所蔵する膨大な戦争関連の映像や資料をデータベース化し、広く市民が利用できる環境の整備も目指すようです。公共メディアとして、放送・デジタル・アーカイブを駆使する手法を踏襲しながらシリーズを企画、今後にも期待したいです。

 2022年元旦は、今年もテレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーの『ダイアモンド富士』が素晴らしかったですね。昨年も同じ企画でしたが、札幌からは見られいない神々しい光景でした。

* 昨年の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40564

今年はひと際素晴らしく!

今年はひと際素晴らしく!

 私の目の前には課題が山積ですが、一つ一つ真摯に向き合って乗り越えて、新しい景色をたくさん見たいものです、今年も皆さん、よろしくお願い致します。

2021年を振り返って

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 今年を振り返ると「逝くいのち」と「生まれるいのち」で身近にも大きな変化がありましたが、今、手元にある映像ファイルでは以下のような振り返りでしょうか。来年に期待を繋げたいものです。

 逝くいのちは叔母・和久奈ちよです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42836

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43104

 生まれるいのちは、私の4番目(三男)の子に3番目の子が生まれました、私の12人目の孫で、「天(てん)」と名付けられました、健やかに育って欲しいものです。

 手元の映像ファイルからは師走の番組から幾つか。

MXテレビの寺島実郎シリーズから

MXテレビの寺島実郎シリーズから

多摩大学リレー講座、田中優子さん講演より

多摩大学リレー講座、田中優子さん講演より

 テレビ番組でも今後に期待できそうな幾つか。

検証番組は年明けにも続く!

検証番組は年明けにも続く!

 そして2年ぶりに再開したFM三角山放送の『丸山哲秀先生人語の8時間連続トーク』に参加。今年を丸山先生と振り返りながらの1時間、楽しいひと時でした。

札幌市西区琴似のFM三角山放送局

札幌市西区琴似のFM三角山放送局

丸山先生もお元気で!

丸山先生もお元気で!

 21世紀ももう20年を過ぎました、今年は『太平洋戦争開戦80年』の節目の年、寺島実郎さんがいつもおっしゃっている「正確な事実に基づく歴史認識」を自分の頭で考えながら、目の前の課題に立ち向かう意欲を失いたくないものです。今年一年、お世話になった皆さまに心から感謝申し上げます、どうかよいお年をお迎え下さい!!

馬搬展 @ 大丸札幌

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 札幌の大丸百貨店では、『森林特集(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001254.000025003.html』として木材を使ったクリスマスツリーが一階フロアに設置され、6階の特設会場では「西埜馬搬展」も連日開催されていました。先日は、札南高学校林の森林整備で活躍する足立成亮くんと陣内(じんのうち)雄くんがトークイベントに参加していました。

* 札南高学校林関連の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

大丸札幌一階フロア―で

大丸札幌一階フロア―で

* 西埜馬搬ーー> https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/article/10745

6階フロアでの馬搬展

6階フロアでの馬搬展

 トークイベントで語る足立くんと陣内くん、頑張ってます!!

 このところ、森林作業において若い世代が多数参入して、これまでの日本の伝統的森林施業、海外の森林の価値に学ぶ姿勢等、新たな動きが盛り上がりを見せています。札南高学校林の施業においても「向こう100年の森づくり」を策定して、一緒に創る学校林を目指しています(http://www.rikka-forest.jp/act/)、今後も楽しみですね!!

ライブアート増毛!!

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 『ライブアート・ツアー第二弾、増毛編』、前回の札幌編とはまた違って大変面白かった!

* 前回の『札幌編』ーー> https://s-e-season.com/SBLAC/program/lat/

 『秘められた歴史遺産を巡るライブアートツアー』と題してのこのシリーズ、今回の増毛編は北海道の歴史の断片を浮かび上がらせる面白さがありました。俳優の山野さん、納谷さん、二人そろうと黙っていても笑っちゃいました。

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会場

増毛町内

増毛山道入口・国稀酒造・旧増毛駅舎・果樹園・漁港・旧増毛小学校ほか

出演

山野久治(風の色)/廣田直美(アトリエブルーバード)/納谷真大(イレブンナイン)/斎藤歩(札幌座)/磯貝圭子(札幌座)/MAREWREW ほか

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 納谷さんだと気が付かなかった豊かな黒髪!!

* 納谷真大さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%B4%8D%E8%B0%B7%E7%9C%9F%E5%A4%A7

誰かと思ったら、大活躍納谷真大さん!!!

誰かと思ったら、大活躍納谷真大さん!!!

『渋沢大河ドラマ』 大詰め!

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 NHKの今年の大河ドラマ『青天を衝け(https://www.nhk.or.jp/seiten/』は、いよいよあと一回で最終回、先日のラス前の回での渋沢栄一がアメリカ遠征旅行の各場面をみて、時代は全く違っても何か自分にも大変懐かしい気がしました。

 特に、彼が主として列車に乗って下の地図の全米各都市を回った様子は、私が19歳の時にバスで巡った時を彷彿させるものでした。

 私のバスでの旅行行程(黒い線)、カナダを東から西に移動したのが大きな違いでしょうか。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2626

 新渡戸稲造のアメリカ訪問団にも通じる渋沢栄一の奮闘は、今の私たちにも民の力として勇気を与えてくれます。

新渡戸連続講座 12月 2021

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 『新渡戸連続講座』、今回は北海道大学農学研究院の松島肇先生、「海面上昇の最前線、砂浜海岸から考えるSDGs」でした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

松井博和理事長

松井博和理事長の講師ご紹介

松島肇 先生

松島肇 先生

 松島先生の千葉の原風景!

今回も大勢の聴衆

今回も大勢の聴衆

 SDGsをESG投資の視座から分類した分かりやすい図でした。

和久奈ちよ お別れの会

Posted by 秋山孝二
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 10月29日に亡くなった私の叔母・和久奈ちよの「お別れの会」を先日、ワグナー・ナンドール記念財団葬として栃木県宇都宮市内で催しました。コロナ禍の中、大勢の皆さまにご臨席頂き、ちよと縁のあるある皆様からの心温まるお言葉、歌、演奏を頂き、また、ちよの生前のインタビューDVDも放映しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42836

祭壇と献花台

祭壇と献花台

 当日は、駐日ハンガリー大使館のパラノビチ・ノルバート特命全権大使閣下も急遽駆け付けてお言葉を頂きました、ナジ・アニタ参事官の心温まるエピソード、福田富一栃木県知事、横田清泰益子副町長、ハンガリー・ブダペストからいらっしゃったキシュ・シャンドールさん、友人代表の瀧沢久子さん、それぞれの思い出を語られて、私自身、胸が熱くなりました。

 その日の夜の地元テレビニュースでも報道され、翌日の下野新聞、数日後の読者の欄にも掲載されました。

 今回の財団葬、準備期間が短い中、財団関係者のご尽力に感謝します。新しい年、ちよ亡き新しい体制でワグナー・ナンドールとちよの思いを多くの皆さまにお伝えできるように頑張って参ります!!

 以下は当日の私の御礼の言葉です。

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 本日は、師走、コロナ禍の中、このように大勢の皆さまに「和久奈ちよ お別れの会」にお運び頂き、主催者を代表して心から御礼申し上げます。また、ご供花、ご香典、弔電等のお心遣いにも重ねて御礼申し上げます。宇都宮東武ホテルグランデ・スタッフの皆さまには、栃木県のコロナ対応ガイドラインに則っての会場設営に感謝申し上げます。

 和久奈ちよの人生、一言で申し上げれば「波瀾万丈の人生」と言えるのでしょうか。私自身の幼い頃のちよのイメージは、両親の愛情をたっぷり受けた本当に優しい笑顔の叔母でした。その後の結婚と10年での別れ、それ以降は先ほどの映像でちよ自身が語っていた通りです。50年近く前の私の結婚式には益子町に移住して間もない二人が出席してくれました。

 益子町でのナンドールとの創作活動は、ちよにとっても生活そのものであり、特に1997年ナンドールの没後から作品の広報、再評価の活動は目を見張るものがありました。

 16年前から東京の聖路加レジデンスと益子の二拠点居住生活、2年半前に聖路加病院の心療内科で初期の認知症診断を受けて以来、大橋サービスの須田山ツギ子さんに24時間付き添って頂く暮らしが始まりました。

 今年2月に、ちよが部屋で腰を打って病院で受診し、念のために幾つかの検査をしたところ、すい臓頭部にがんが見つかりましたが、その後も毎日変わらぬ日常生活を送っていました。8月に痛みが続き聖路加病院緩和ケア病棟に入院し、積極的治療は行わないという強い意志を貫き、入院79日目となる1029日朝、本当に眠るように穏やかに静かに息を引き取りました。

 この間、聖路加レジデンスのスタッフの皆さま、聖路加国際病院心療内科の太田先生、緩和ケア病床の林先生、長先生ほか病棟看護師の皆さま、当財団堅田憲弘さんには大変お世話になりました、この場を借りて心より御礼申し上げます。そして、何といってもちよの人生の最期まで本当に献身的に寄り添って頂いた須田山ツギ子さん、ありがとうございました。

 今後は、財団関係者は気持ちを新たに、ワグナー・ナンドールとちよの平和を願う思いを受け継ぎ、さらに地元栃木県の皆さまはもちろん、全国、世界に、二人の思いを拡げていくことを皆さまにお誓い申し上げて、私の御礼の言葉と致します、本日のご臨席、誠にありがとうございました。

師走の宇都宮・東京・札幌 2021

Posted by 秋山孝二
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 師走の日本各地、様々な光景です!

 今月、宇都宮に出張した折、JR宇都宮駅から宇都宮東武ホテルグランデまで、荷物を引き釣りながら朝の散歩がてら歩いていると、真新しい標識が目に入ってきました。令和元年10月の台風19号による浸水被害、駅前の宮の橋周辺から少し離れた所まで、90センチの浸水だったようです、驚きますね。

* https://www.pref.tochigi.lg.jp/h06/tagawakentoukai/documents/03-tagawakentoukai-siryou2_1.pdf

3年前の大雨で浸水!

3年前の大雨で浸水、奥がJR宇都宮駅!

 そうかと思うと、翌日東京駅八重洲口の超高層ビルは、いよいよてっぺんまで伸びたようです。

* 関連記事

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41196

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42625

とうとう最上階まで!

とうとう最上階まで!

 午後の約束まで少し時間があったので、銀座のデパートのカフェで本当に超久しぶりにコーヒー&プリンのセットで休息!写真を撮る前に思わず一口食べてしまいました。

我慢できずにプリンを一口食べた後!

我慢できずにプリンを一口食べた後!

 翻って札幌では、これまで雪のない日々でしたが、ここに来て一気に降りました。報道によると1999年統計を取ってからの24時間降雪最高記録とか、55センチ!!ただその後もまた降っていたのでさらに積雪は増えたと思います。

 今朝の気温はマイナス7℃、いよいよ年末ですね。昨晩三回、今朝一回、雪かきを終えた所にブルドーザーが遅い出動、玄関前に雪山が残りもう一回の雪かきでした、いい運動、財団理事長の仕事が今シーズンもまた始まりました?!!

TGR2021 授賞式

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 今年の『TGR札幌劇場祭 2021(http://s-artstage.com/2021/tgr/』授賞式が先日行われて、大賞はイレブンナインの『ひかりごけ(http://eleven9.jp/hikarigoke/』が受賞しました。また俳優賞の3人の中の一人に、出演したイレブンナインの若手の菊地颯平くんが受賞し、ダブルの喜びでしたね。

* 『ひかりごけ』の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42960

 授賞式の様子はこちら: https://www.youtube.com/watch?v=055ZnryerbU

イレブンナイン代表の納谷真大さんと、今回若手で出演して俳優賞を受賞した菊地颯平くん

 今回の『ひかりごけ』、私は4回も足を運びましたが、事前に1992年製作のホラー映画『ひかりごけ(https://eiga.com/movie/38972/)』、三國連太郎ほか出演をDVDで観ていたし、公演のチラシ冒頭にも

~~ 北海道で実際に起きた人肉食事件をもとに描いた武田泰淳の同名小説をイレブンナイン納谷真大が戯曲化。極限状態におかれた人間の、生きるために「仲間の肉を食べる」という行為を通して、「生」が内包している様々な矛盾と向き合いながら「生きること」の意味を問いかける。

主演に斎藤歩、泉陽二を。音楽に山木将平を迎えた衝撃作。~~

とあったので、このコロナ禍で若干気落ちしている時におどろおどろしい芝居かと少々気弱になりながらの観劇でした。ところが、いい意味で予想を裏切ってくれて、斎藤歩さんが事前に言っていたようなファンタジーといった雰囲気も感じられるほど軽やかでテンポよく、緊張を解く脚本も素晴らしかったですね。トラマツルグの斎藤歩さん、音楽担当の山木将平くん他のスタッフの皆さまのプロの技を魅せてもらった気がして、これまでの『素麺』、『アイランド』に並ぶ久しぶりの高いレベルのTGR大賞となり、私自身も嬉しいです。是非、再演して頂きたいですね。

カメラマンの脇役に徹する斎藤歩も素晴らしい!

カメラマンの脇役に徹する斎藤歩も素晴らしい!

* 『素麺』2012年TGR大賞受賞

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15224

* 『アイランド』2014年TGR大賞受賞

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21853

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25100

 イレブンナインの皆さん、おめでとうございます!!!

NHK『開戦80周年特集』

Posted by 秋山孝二
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 NHKでは今年、太平洋戦争開戦80周年を記念して、以下の企画を発表しています。

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=31839

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 2021年12月8日、太平洋戦争開戦から80年となるのに合わせ、NHKではドキュメンタリーやドラマなどさまざまな角度からお伝えします。

 NHKスペシャルでは、終戦80年の2025年8月までを視野に、大型シリーズ「新・ドキュメント太平洋戦争」を展開。2025年、終戦80年は放送100年でもあります。シリーズに伴って、NHKが所蔵する膨大な戦争関連の映像や資料をデータベース化し、一般の方が利用できる環境の整備も目指していきます。公共メディアとして、放送・デジタル・アーカイブを駆使する手法を踏襲しながらシリーズを展開していく予定です。

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 先日は、それとは別にNHK教育TVのETV特集『天皇が語る~開戦への道(https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/BXZW6MV3LJ/)』前編、後編が放映されて見応えがありました。

 前編は「張作霖爆殺事件から日中戦争 1928-1937」でした。開戦80年の太平洋戦争。敗戦直後、昭和天皇は戦争への道を詳細に語っていました。初代宮内庁長官・田島道治の「拝謁記」。張作霖爆殺事件から続く軍の「下克上」を止められなかった反省が述べられていたのです。加藤陽子先生の解説では田島道治が新渡戸稲造の薫陶を受けていたことにも言及し、当時の時代背景が一層浮き彫りになりました。

初代宮内庁長官 田島道治

初代宮内庁長官 田島道治

国際連盟事務次長時代の新渡戸稲造

国際連盟事務次長時代の新渡戸稲造

 さらに今年9月、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開されました。日中戦争で、和平工作に期待をかけながら全面戦争となり、苦悩する天皇の姿が克明に記されていました。

牧野伸顕

牧野伸顕

 牧野伸顕は大久保利通が父、吉田茂は娘婿、1936(昭和11)年、二・二六事件の折には親英米派の代表として湯河原の伊藤屋旅館別荘「光風荘」に宿泊していたところを襲撃されましたが窮地を脱しました。

 2つの新資料から昭和天皇と側近たちの戦争に再現ドラマを交えて迫ったこの番組、昭和天皇周辺の生々しいやり取りもリアルで大変興味深い内容でした。これまでは敗戦の1945(昭和20)年8月15日に焦点が当てられて特集も毎年恒例のように組まれていましたが、ここにきてやはり「開戦に至る歴史・葛藤」に今を生きる私たちが学ぶメッセージが多くあることに気がついてきました、今の時代への危機感の為せる業なのでしょうね。今後もNHKの一連の企画に注目、期待していきます!!!!