朝日フォトフォーラム 2020

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 今年の『世界報道写真展(https://www.asahi.com/event/wpph/』はコロナ禍により中止となりましたが、朝日フォトフォーラム 2020(https://www.asahi.com/event/wpph/about.html』がオンラインリモートで実施されました。一枚の写真に懸けるプロフェッショナルの姿、アフリカに根差したやり取りは見応えがありました。コーディネーターはフォトジャーナリストの安田菜津紀(http://yasudanatsuki.com/)さん、出席者は、今年の大賞受賞作の千葉康由さん(AFP通信)とスポットニュースの部で入賞した黒川大助さん(EPA通信)でした。

コーディネーターの安井さん

コーディネーターの安田菜津紀さん

大賞

大賞受賞の千葉康由さんと作品

黒川

黒川大助さん

 瞬間を撮影する苦労話と作品が訴えるメッセージ等について、リモートながら写真から発せられるメッセージの力にあらためて感動しました。広い意味での表現形態としての芸術、今のコロナ禍で人々が欲しているジャンルなのでしょうね。

新渡戸連続講座スタート 2020

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 『(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会http://nitobe-enyu.org/)』が開催している連続講座、今年度の最初の回がスタートしました。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今年度の予定は以下の通り。

今年度のスケジュール

今年度のスケジュール

 第一回は、北星学園大学短期大学部の山本慎平(https://www.hokusei.ac.jp/seikatsu/staff/yamamoto.html)先生のお話でした。

 連続講座開設にあたって、当会の松井博和理事長から参加の皆さまにご挨拶です。

冒頭に松井博和理事長のご挨拶

冒頭に松井博和理事長のご挨拶

 続いては山本慎平先生のご講演でした。

先生のご講演

山本慎平先生のご講演

 新渡戸稲造の思想について三つのテーマを中心に研究を行ってきたこと、第一の研究テーマは、旧制第一高等学校校長時代の新渡戸稲造の教養・作法論です。第二のテーマは大正時代における新渡戸のデモクラシー論です。第三のテーマは晩年の新渡戸の自由主義論や国体論についてです。現在は、新渡戸稲造の経済思想・植民政策論に関心をお持ちで、2017年には台湾に調査に赴き、新渡戸が技師として発展の基礎を築いた台湾糖業の工場跡を視察したり、資料の調査を行ったりしています。

北海道新聞夕刊に掲載

北海道新聞夕刊に掲載

 来年2月まで続く連続講座、今年も楽しみです。また、今年は以下のような特別講座も予定しています。会場の時計台ホールもコロナ禍で密を防ぐために客席を50席くらいに減らしての開催となりそうです、なかなか主催者側としても当日難しい対応を迫られます。

寺脇・前川 リモート教育対談!

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 寺脇研さんと前川喜平さんとのリモート教育対談「子どもたちをよろしく〜Withコロナ時代を生き抜いていくために〜」、私は初めての参加でしたが、面白かったですね、100人以上が集っていました。ZOOMでのフォーラムっていうのは、舞台に登壇していると違ってアットホームなやり取りになるものだなっと、お二人のお話を聞いていて感じました。話の内容はともかく、別の場所にいても成り立つ利便性、空間を共有していない違和感、新しい形態としてのフォーラムは、一つのジャンルを形成していく予感がします。

* 映画『子どもたちをよろしく』の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38228

寺脇研さん 函館からの参加

寺脇研さん 函館からの参加

前川喜平さん

前川喜平さん

中日新聞電子版より~~~~~~~~~~~~~~~~~

 コロナ禍で見えてきた学校教育や、これからの子どもたちにできることを考えるオンライン対話の会「子どもたちをよろしく〜Withコロナ時代を生き抜いていくために〜」が十二日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って開かれた。
 大垣市の市民団体「みんなの未来をつくる会」が主催。貧困や虐待、家庭内暴力、いじめなど子どもたちを取り巻く問題をテーマにした映画「子どもたちをよろしく」の内容を基に、ともに文部科学省の元官僚で、京都芸術大教授の寺脇研さんと元次官の前川喜平さんが対談した。

 愛知教育大非常勤講師の上井靖さんが進行役を務め、「(コロナ禍の)突然の一斉休校で見えてきたこと」「これからの時代を一人一人が生き抜く力を身に付けるために学校、家庭、地域社会で取り組めること」を議論した。
 前川さんは、一斉休校により子どもたちの周囲にさまざまな問題が発生していると指摘。学習の遅れやゲーム依存などのほか、「学校や病院からの虐待の通告が激減し、警察や子ども本人からの訴えは増えている」と懸念を示した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり
 一斉休校についての見解ほか、お二人のご意見のほぼ全てに賛同しました、とにかく今の教育現場への認識が文部科学省は間違っていて、当然、そこから出てくる政策もピント外ればかりなのでしょうね。終了間際に、当日の参加者のチャットを集計・分析したマップも発表されて別々の場にいる100人以上の参加者の意識を分析するチャートも興味深いものでした!

参加者のチャットを分析

参加者のチャットを分析

『記憶のみらい~懐かしのフィルム』展

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 『記憶のみらい~懐かしのフィルム(https://www.theaterkino.net/?news=news-5573)』展が札幌で開催されていました。

市民交流プラザ

市民交流プラザ

 案内チラシより、中島洋(映像作家、美術家、シアターキノ代表)さんの開催趣旨。

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 アートプロジェクト「記憶のミライ」では、札幌市民から集めた昔の8ミリフィルムを作品の素材とする美術展を行います。
 札幌という街は、どんどん発展し変貌を続けていますが、歴史が浅いと言われる札幌でも、その根底には市民による毎日の小さな暮らしの積み重ねがあります。名もなき市民の小さな営みが実は大きな波となって札幌の歴史を作っています。そして、私たち人間は記憶を積み重ねて生きています。数ヶ月で細胞が入れ替わるように、私たちの体は日々変化しています。記憶もまた細胞が新しいエネルギーを生み出すように、積み重ね変化することによって、新しいミライを作り出していきます。そうやって、私たちは、長い歴史の中で、少しづつ記憶という知恵を活用する術を覚えてきました。

 今回の市民参加型アートプロジェクト「記憶のミライ」では、市民の皆さんから記憶の積み重ねの一つである8ミリフィルムの映像を提供していただき、その風景や生活、そして文化という営みの知恵を、現代また次世代へつないでいくための芸術表現として創作します。

 8ミリフィルムをデジタルで変容させた映像が会場全体に映されています。それはちょっと不確かなように少し揺れたりしています。また人間の体は60~65%を水がしめています。蛇口から一滴、一滴落ちる水は、積み重ねられた私たちの歴史でもあり、水の中を浮遊する多様な8ミリフィルムは、人間の細胞のようでもあり、一人一人の人間であるかもしれません。ご覧になる皆さんが、記憶の渦の中にそれぞれの記憶や想いを、そっと加えていただければ嬉しいです。私たちはこうやって積み重ねられた歴史の渦の中を揺れ動き、歴史の一コマ一コマに参加してきたのです。それはこれからのミライにつながり、そしてまた参加していくのです。

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 何とも懐かしい「昭和」の姿、私の幼い頃の香りがします。

 チラシにもありましたが下の写真、先日(公財)北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)の新しい理事長に就任した斎藤歩の幼い頃のものです。フィルムではこの後さらに高く上がっていくのです、父親的な子どもの可愛がり方に思わず微笑む瞬間でした。

* 斎藤歩理事長ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38992

斎藤歩さんの写真

斎藤歩の幼い頃のフィルムから

 30分少々の連続フィルム放映が続く空間、大家族での食事、小学校の運動会ほか、昭和の懐かしい雰囲気満載の空間、しばし時間をスキップして浸っていました。

 還暦を過ぎもうすぐ古希を迎える私の世代、時を経る、というのは心身の衰えを感じるばかりではなく、忘れたことも多い来し方を振り返り、想い出の中に再び喜びを見出す、そんな境地があるなどとは想像もしていなかったことでした、大還暦を目指して歩み始める現在、まだまだ捨てたものではない人生は楽しみですね!

愛生舘サロン 納涼例会 2020

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 愛生舘サロン例会の納涼会、今年は数年ぶりに愛生舘ビル屋上で開催しました。当日、私は開始予定の2時間も前から待ちきれずに一人のみでした。

 少しすると同じように待ちきれない方々(?)も集まり始めて、いつのまにかこの日はスタートしていました!

設営も始まり!

設営も始まり!

* 数年前の愛生舘ビル屋上でーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27586

これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3

 今回も人気は北一ミート(株)(https://www.kitaichimeat.com/)の田村健一社長の牛タンと熟成肉、そして、牡蠣マイスターの坪井さんの生カキ、このコラボは最高に贅沢です!!

 お二人のコラボは最高に贅沢!!!!!

 私は日が沈み、皆さんが集まり終えた頃に早々に引き上げました、いつもの通りに!!

 ひと時、淡々と過ぎている今年の札幌の夏、大変楽しい時間に感謝です!

児玉龍彦先生のメッセージ

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 東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦先生は、2011年3月11日の東日本大震災で起きた福島第一原発事故に対しても、鋭い指摘を行ってきていましたが、今回のこの時期にもまた、大変的確なメッセージを発信されています。原発事故関連では、私の所属する経済同友会の全国会議にもしばしばご登壇されて、大変説得力のあるご発言をされていて、私は信頼申し上げていました。

* これまでの児玉龍彦先生関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%90%E7%8E%89%E9%BE%8D%E5%BD%A6

 この時期の活動について、先日インターネットにアップされていました。児玉龍彦先生とともに、資金面で支援している村上財団(https://murakamizaidan.jp/concept/)村上世彰理事長も同席しての記者会見、それぞれ明快でした。

* https://www.youtube.com/watch?v=8qW7rkFsvvM

インターネット動画サイトで

児玉龍彦先生:インターネット動画サイトで

村上理事長

村上世彰理事長

 数日後、今度は国会で。

* https://jp.reuters.com/article/japan-coronavirus-idJPKCN24H0TS?fbclid=IwAR2y3l3WQGeO6bT2fpuy7llT6Nh0bd0MwpeFB19XK70iMg4kB1G-az81XpM

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 [東京 16日 ロイター] - 東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏は16日の参院予算委員会(閉会中審査)で参考人として発言し、新宿区に新型コロナウイルスのエピセンター(感染集積地)が形成されつつあると指摘した。感染拡大防止に「国の総力を挙げないとニューヨークの二の舞になる」と述べ、大規模なPCR検査の実施などを通じて制圧することが急務だとの認識を示した。杉尾秀哉委員(立憲・国民、新緑風会・社民)らへの答弁。

 児玉氏は「極めて深刻な事態となっている事」について報告したいと述べ、「東京にエピセンターが発生しており、今、全力で食い止めないとニューヨークのような事態になる」と指摘。外出自粛を呼びかけるステイホームでなく、「遺伝子工学・計測科学を使った(感染者の)制圧が重要。致死率は時間と共に上昇する」と懸念を示した。

 その上で「責任者を明確にしてトップダウンで前向きの対応が必要」として、「今すぐ国会を開くべきで、今する対応は来週する対応の百倍の価値がある」と提言した。

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 「専門家」と称される方はあまたいらっしゃいますが、児玉龍彦先生のように「国民・市民のために闘う専門家」の姿を見ると、日本もまだまだ捨てたものではないと気持ちが明るくなります、これからも注目します!!

演劇 有料配信の試み!

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 『すすきのを爪弾く』シリーズの第二弾が、このような時期に有料配信で7月20日頃に公開されます。先日はその収録場面に立ち会って、新しい時代の芝居の在り方を観る思いでした。

* 2019年12月『すすきのを爪弾く』シリーズ第一弾ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37618

* https://www.youtube.com/watch?v=KKsv6l6UvB4&feature=youtu.be

 細部にまで拘る斎藤歩の真骨頂、開始ぎりぎりまで最後の修正を加えていました。山木将平くんのギターも前回同様に素晴らしく、ある時はソロで聞かせて、ある時は朗読のバックとして目立たぬように低音のリズムを刻む、緩急自在のプロフェッショナリズム、若いのに本当に素晴らしいです!

* 山木将平くん関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%B1%B1%E6%9C%A8%E5%B0%86%E5%B9%B3

 数日後、私は今回の舞台にもなった幌平橋近くに行く用事があったので、足を延ばして橋の手前広場と歩道橋を昇ってみました、なるほど、増水している豊平川の中央からの札幌の景色、まさに今回の第二弾の原風景でしたね!

幌平橋西

幌平橋西

姉妹都市米国オレゴン州ポートランド市

姉妹都市米国オレゴン州ポートランド市

歩道橋のてっぺんから

歩道橋のてっぺんから下流を臨む

今回の朗読劇の有料配信、現在は編集作業中とのことで、配信のスタートは7月20日頃になるようです、どんな映像になるのか楽しみですね!!そしてさらに、『すすきのを爪弾く』第三弾の企画も生まれようとしているとか、これもまた楽しみです!

寺島実郎の『日本再生論』!!

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 寺島実郎さんは様々なメディアを通じて豊富なコンテンツを発表しています。先日もインターネットで第3弾『寺島実郎の日本再生論』が配信されていました。

* 第1弾 寺島実郎の日本再生論「時代認識とポスト・コロナへの針路」

https://www.youtube.com/watch?v=cWIMcWBj30A

* 第2弾 寺島実郎の日本再生論 「ポスト・コロナへの視界」

https://www.youtube.com/watch?v=cvQcSmfTfQQ

* 第3弾 寺島実郎の日本再生論「世界の中の日本 コロナを超えて

https://www.youtube.com/watch?v=vwlbLKM04eE


* これまでの寺島実郎さんの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

 今回は、新型コロナウイルス感染拡大の時期における『日本再生論』、日本社会が問われていることに焦点を当ててのメッセージでした。

 これからも続くのでさらに楽しみです!

新渡戸稲造記念公園の定期清掃!

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 毎年定期的に行っている新渡戸稲造記念公園(http://sapporo-jouhoukan.jp/sapporo-siryoukan/sizen2/nitobe/nitobe.htmlの清掃活動、今年も始まっています。

<公園紹介サイト>

* https://www2.wagmap.jp/sapporo_koen/detail?fid=810108-1

* https://ameblo.jp/heightlegacy/entry-12030754736.html

* これまでのこの公園の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E7%A8%B2%E9%80%A0%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%9C%92

 いつも近くの保育園の子供たちは、保母さんに引率されてこの公園でしばし遊んでいます、日陰に荷物を置いて、時々水分補給を忘れずに。

保育園の園児たちも

保育園の園児たちも

 数年前に始まった植栽は、今ではすっかり定着し、短い札幌の夏を迎えています。

花壇も花でいっぱい!

花壇も花でいっぱい!

 この場所に、数年以内には『札幌遠友夜学校記念館』を建設したいと、今、私たちは頑張っています!!

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E9%81%A0%E5%8F%8B%E5%A4%9C%E5%AD%A6%E6%A0%A1

秋山財団賞 2020 !

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 今年度の(公財)秋山記念生命科学振興財団の秋山財団賞が決まりました、北海道大学大学院医学研究院 連携研究センター 陽子線治療研究分野 陽子線治療医学教室 教授の白土博樹先生です(本来の漢字は「土」に「,」が付きますが)。

* https://www.akiyama-foundation.org/news/4063.html

 先日は、授賞のご報告をしに北大病院陽子線治療センター(https://www.huhp.hokudai.ac.jp/proton/を訪問してきました。新しい世界最初の治療施設、素晴らしい環境でした。

 HPより 引用~~~~~~~~~~~~~~

 北海道大学病院の陽子線治療センターは、世界のトップを目指した先端的研究推進のための「最先端研究開発支援プログラム」のご支援を受け、2014年3月に開設しました。次世代型のスポットスキャン法を用いた陽子線治療の先進医療を開始し、その後、体内の臓器の動きや位置や大きさによって従来は正確な治療が困難であったがんに対しても、世界で初めての動体追跡スポットスキャン陽子線照射技術を用いて治療を開始しました。

 さらに、2015年からは、強度変調陽子線治療(IMPT)を開始しており、従来のX線治療の最先端である強度変調放射線治療(IMRT, IMXT)を凌ぐ、正常組織の防護を可能とした放射線治療を達成しています。 また、動体追跡用のX線管を利用したコーンビームCTを用いた位置決めを可能とし(この組み合わせはX線治療を含めて世界で初めてです)、最先端のリアルタイム画像同期陽子線治療装置として世界中から注目を集めております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

窓には京都の和紙!

窓には京都の和紙!

 見学者・研修者が多く、世界をリードする陽子線治療装置として5年間(2019年5月現在)で、国内から2000人超、海外から800人超、合わせて約2940人の見学者・研修者を迎えてきたといいます。

 北海道大学病院型の小型陽子線治療装置は、現在、メイヨークリニック(ロチェスター、アリゾナ)、セントジュード小児研究病院に導入され、すでに稼働中。動体追跡付き装置は、京都府立医科大学附属病院で稼働が始まり、近年中に、ジョンズホプキンス大学、シンガポール国立がんセンター、香港養和病院、ナヴァラ大学マドリード病院、湘南鎌倉総合病院に導入予定とのことで、さらにネットワークが広がりつつあります。

 先日お会いした時、白土先生からコピーを頂きました、先生が2001年に秋山財団研究助成を受けられた時に、年報に掲載された文章です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 秋山記念生命科学振興財団の講演会と贈呈式の前夜、午後10時のテレビニュースの伝える内容に突然異変が起きた。アメリカの経済繁栄の象徴的な世界貿易センタービルの頂上部から噴煙が上がっている光景の後に、ビルに飛び込む飛行機、崩れ落ちるビル群、ペンタゴンからの黒煙。テロリストによる連続的自爆的攻撃が、整然とした正常な社会を破壊する様はグロテスクであった。

 翌日の木谷健一先生のご講演は、長寿社会についてであり、繰り返されるアメリカからのテレビ映像とは極めて対照的であった。テロリストの毒矢は、札幌プリンスホテルの一室にも確実に届いていたと思う。長寿化の話題は、毎日の日々がいかに平和であるかを示す、奇妙な実感を喚起した。

 ご講演後に、自分が日頃治療して言える癌患者さん達のことを思った。毎日の平和な日々に突然顕在化する癌、突然の告知、それによる恐怖は、その患者さんにとってはテロリストに襲われたような気持なのではないか。ましてや転移の告知などは連続テロに匹敵する将来への不安を抱かせるであろう。

 ふと、私の研究している放射線による癌の治療は、いわば、患者さんに対しての癌というテロリストによる自爆的企みを、最新兵器を用いて最小限の犠牲で、防ぐようなものであると思った。情報を駆使して、まわりの正常な組織の障害を最小限に抑えるために標的への高い追従技術を用い迎撃する放射線治療の技術は、期せずして高精度な軍事技術に非常に似てきている。

 放射線治療医には、平和と健康を願う心と、最新鋭部隊の兵士の使命感が同居している。テロリストに対する戦略を間違えると、健康な部分がかえって病んでいく。この文章は、贈呈式の夜に書いているのだが、この文章が公表される頃に、世界中が落ち着きを取り戻し、また健全な生命科学の研究を続けられていることを願ってやまない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 「放射線治療医には、平和と健康を願う心と、最新鋭部隊の兵士の使命感が同居している。」、当時、そんなお気持ちをお持ちだったことをあらためて受け止めました。研究助成を受けられた方が、その後の成果により財団賞を受賞するというのは、本当に私たち財団関係者としても嬉しいですね、心からお祝い申し上げると同時に、これからも世界を牽引する臨床活動を期待しています、白土博樹先生おめでとうございます!

札幌の7月 2020

Posted by 秋山孝二
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 今年は、春からのイベントが殆どキャンセルになり、7月7日と言われてもどこかピンと来ない、気持ちはまだゴールデンウイーク明けみたいな、そんなのっぺりとした気分です。

 先日、夕方に外出すると、札幌の西の空が燃えるような夕焼け色、新鮮な驚きがありました。

 九州地方では長雨による川の決壊等、大きな被害が出ているようですが、今日は7月7日、時は正確に刻まれていきます。2020年も後半に入って、連日の新型コロナウイルス感染報道、さらにこの豪雨の被害と、地球温暖化による気候変動、地球からのメッセージと受け止めるべきなのでしょうね。

 もう、「想定外」などと言っている場合ではありません、政治も、経済も、日本ばかりでなくて世界が無責任時代の真真っ只中、そんな時代を私たちは自分の判断で生きていかなくてはならないのでしょうね。

* 夕焼け関連記事

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29541

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36492

三色パステルアートの私の作品!

館山北条海岸の夏 2019

枝廣& 五箇 リモート対談(下)

Posted by 秋山孝二
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 お二人の対談から私の心に残ったキーワードを幾つか。

* 感染症は克服できるか、と言われれば、「できない」と。

* ウイルスも進化するので、「新型コロナウイルス根絶」ではなく、科学によってコントロール下に置く

* これまでの人間社会は自然界から取り過ぎた、入り込み過ぎた――>本来の『共生社会』を目指すべき

* 『温暖化』は、経済格差、南北問題であり、北の先進国の役割によって協調できるかが決まる

* 『エコロジカル・ディスタンス』 どこまで自然に近づくのかが問われる時代

* 人間特有の『自我』の存在が飽くなき欲望を生み、地球の持続性を阻む

* 他の生物は、「生きる」ことは子孫を残すのみ、使命を終えるとプログラムの中に「死」が組み込まれている

* 人間にとっては「助け合い」が最大の武器、コミュニティを創り野生と闘う(利他性)ことーー>新型コロナウイルスは人間の利他性を試しているのではないか!

* マスク着用は自分がかからない為ではなく、他人に移さないためのもの

* 「無駄な遺伝子」を持っている必要性ーー>変化への対応力:レジリエンス

* 効率性の行き過ぎた追及は問題ばかり

* 今の時代、新型コロナウイルスにより、「withマスク」、「距離を置く」文化へ、ウイルスの空襲!

* 東京一極集中の脆弱性、地方と東京の逆転が生まれてきている、地方の雇用が地域経済活性化の原動力!

* 「地方分散」はすなわち「小さなコミュニティ」の価値、「自立国家」として『安全保障戦略』と考えるべき

* 「withコロナ」の世界は、「ニューローカル」、「ローカル」と「世界」を行き来する時代

* 今回のコロナはいわばトレーニング、これから続々と進化してくるだろう

* リモート環境として、まずはオンライン環境を整備すること、バリアフリーの最高のツール!

* おいしい物を食べることーー>”CSA::Comunity Saported Agliculture”

* トマトの栄養分は重さ(グラム)ではなく含まれている栄養分価値

* 肉は否定しない、イノシシ、シカの肉を食べよう

* 2011.3.11被害とは大きく違うパンデミックの現状

* 江戸時代の鎖国は、自立しながら外とのつながり、自立してこそのコネクション

* 自国優先主義から「人類 対 ウイルス」へ、皆で協調して「持続」、「安定」を図るべき

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 キラリと光る言葉の数々、素晴らしい対談でした!

枝廣& 五箇 リモート対談(上)

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 「国際環境NGOグリーンピース(https://www.greenpeace.org/japan/」が主催の「枝廣淳子さんx五箇公一さんクロストーク」、大変興味深い内容でした。リモートではなかなか参加者を含めた「空間」の臨場感はつかめませんが、このクロストークで140名の参加だったようです。

 プログラム内容は以下の通り。

https://covid-ourfuturelife-crosstalk.peatix.com/view?fbclid=IwAR3NP5HZKemJ9mrD57IoH5CcmsnAFMfsB3E-W8um-LbecirhfP3MgOEsbqY

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< 枝廣淳子さんx五箇公一さんクロストーク >
※グリーンピース・ジャパン事務局長 サム・アネスリーさんがモデレーター
- 新型コロナ感染症から見えた今の世界
- これからの暮らし

<こんな人におすすめ>

  • コロナ危機を経て、今の社会の問題点が気になり始めた人
  • 新型感染症と環境問題のつながりについて知りたい人
  • 危機に強い社会づくりに関心がある人
  • 地域経済、地産地消など地域コミュニティのありかたに関心がある人

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五箇公一さん

 1990年、京都大学大学院修士課程修了。同年宇部興産株式会社入社。1996年、博士号取得。 同年12月から国立環境研究所に転じ、 現在は生態リスク評価・対策研究室室長。専門は保全生態学、農薬科学、ダニ学。著書に『クワガタムシが語る生物多様性』(集英社)、『終わりなき侵略者との闘い~増え続ける外来生物』(小学館)など。国や自治体の政策にかかる多数の委員会および大学の非常勤講師を勤めるとともに、テレビや新聞などマスコミを通じて環境科学の普及に力を入れている。NHKクローズアップ現代で解説を務める一方で、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」にレギュラー出演するなどバラエティ番組を活用して、環境科学に対する無関心層の引き込みを図っている。
 若い頃は登山とバイクツーリングを趣味として、大学時代にオフロードバイクで日本一周ツーリングを敢行、日本各地の原風景を見て回った。現在は怪獣フィギュア収集とCG絵画作成にハマっている。クワガタナカセというクワガタの背中に寄生するダニのCGがいちばんのお気に入りで、2010年に天皇陛下・皇后陛下(現在の上皇陛下・上皇后陛下)が研究所にご行幸啓された際に、研究の説明対応を拝命し、両陛下にこのダニCGを献上させて頂いたことが生涯最大の誇りとなっている。

五箇

五箇公一さん

枝廣淳子さん

大学院大学至善館(しぜんかん)教授、幸せ経済社会研究所所長
 『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネ ルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会 等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向け て新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高め るための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「 対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
 システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けて の場づくり・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。教育機関で次 世代の育成に力を注ぐとともに、島根県海士町や熊本県南小国町、北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトにアド バイザーとしてかかわっている。

枝廣淳子さん

枝廣淳子さん

コーディネーターのグリーンピース

コーディネーターのグリーンピースアネスリーさん

 国立環境研究所で生物多様性を専門とされている五箇公一さんと、幸せ経済社会研究所所長で、地域経済についても長年、研究・執筆されている枝廣淳子さん、「生物多様性」の観点から見た私たちの暮らし、持続可能な社会にむけた地域の取り組みなど、お二人の専門領域が「これからの暮らし」、「環境をまもる」という視点でどう交わるのか、大変濃い内容、私自身の認識ともフィットして素晴らしい時間となりました。

 先日、久しぶりに開催された北海道経済同友会で、私は今回のテーマについても新たに設置される委員会でのテーマにして頂くよう意見を出しました、「新型感染症と環境問題のつながりについて」。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38987

 その中で特に注目したのは、五箇公一さんが語った、「新型感染症」は、温暖化の長い歴史の時間軸で検証すると、今後も続々と変異して人間社会に現れてくるとの予測でした。ですから、単に今回、新型コロナウイルスへの対処というだけでなく、「ニューノーマル」な人間のライフスタイル総体の転換を図らなければ、これからも何回も襲ってくる現象だろうとのメッセージでした。

新型ウイルスは続々と!

新型ウイルスは続々と!

 「地球温暖化」は、いよいよ人間社会の変更そのものへ、問題を提起し始めているのでしょうね、地球からの強いメッセージと受け止めました。

椅子を巡る物語 @ 札幌!

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 札幌の風倒木から製材、制作した『札幌の木 北海道の椅子展』が催されています。「点」で活動する木工家・デザイナーが、札幌で製材を始めた樵(きこり)という異なる「点」と繋がることで生まれる椅子。北海道、札幌だからできる新たなモノづくりの在り方を探ります。そんな趣旨での今回の展示会、コンパクトな空間に、風倒木にまつわるたくさんの人々の『物語』がびっしりと詰まっていて、ひと時、不思議な気持ちになりました。

* これまでの風倒木関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%A2%A8%E5%80%92%E6%9C%A8

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『札幌の木 北海道の椅子展』

出展:
中村 昇
高橋 三太郎
KANTO(石津 真一)
THREEK(宮島 弘之、仲上 博明、後藤 はづき)
kochia(荒木 孝文)
enao(遠藤 さとし)
YU UCHIDA(内田 悠)
621(植木 祐介、祐川 諭、藤原 誠)

樵:
outwoods(足立 成亮)

写真:
山内 麻由美(outwoods)

主催:
Sapporo Association of Woodworkers(SAW)

共催:
GALLERY創(http://sou.agson.jp/)、公益財団法人北海道文化財団

後援:
北海道

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写真は山内 麻由美(outwoods)さん

風倒木からの椅子!

風倒木からの椅子!

 そして、6月末の札幌南高学校林では、「100年の森」視察グループが熱心に現場にいらっしゃいました。札幌市での『都市型林業モデル』の構築、こらからが楽しみです!

昼食時の意見交換

昼食時の意見交換

 作業道づくりの最先端では、自然と一体の作業が続きます。

最先端での視察!

最先端での視察!

 展示会会場で、高橋三太郎さんともお話をしましたが、昨今の建築設計の現場では、設計コンセプトの具現化において全てを取り仕切る設計士の力量が弱まって、椅子のデザイナーの出る局面がほとんどなくなっているとのこと。若い椅子のデザイナー・製作者たちにもたくさんの「場」を創ってあげたいとお話をされていました。三太郎さんは『札幌コンサートホールKITARA(https://www.kitara-sapporo.or.jp/』の椅子の製作者、道南の木材を使っての一連の椅子によるあの空間は、丸ごと「北海道」を醸し出しています。

北海道演劇財団、斎藤歩が理事長に!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 (公財)北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/が新しい体制でスタートします!

 私は、20数年前の設立時の記者会見でひな壇に並び、その後濃淡はありながら副理事長を長く務めて、6年前に理事長に就任。その数年前に、当時、東京で活躍中の斎藤歩を(株)ノックアウト(https://www.knockoutinc.net/)の小林勝彦社長に札幌に戻ってくることを請い願いました。

 斎藤歩は奥様の西田薫さんとともに、そのオファーに応じて札幌に来てくれて、(公財)北海道演劇財団の「中期五か年計画」を策定し、大胆にリストラクチャリングを推進してきました。この間、札幌の演劇界でしっかり基盤を構築し、今回、満を持しての理事長就任です。そして同時に、これまで事務局長として支えていた木村典子が理事に就任、専務理事になり、事務方を一手に引き受けていた西澤朋恵が事務局長に昇任しました。

評議員会で決定

評議員会で決定

開催責任者として理事長の私、説明は専務理事の斎藤歩

開催責任者として理事長の私(中央)、説明は専務理事の斎藤歩(右)

 私は理事長を退任しますが、斎藤歩から副理事長として引き続き財団経営のアドバイスをと頼まれて、引き受けることにしました。

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謹啓

 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 私共、公益財団法人 北海道演劇財団は、6 月 24日開催の評議員会、25 日開催の理事会におきまして、下記の通り役員を選任いたしました。 今後も新たな陣容をもちまして、一層の努力を重ねて参ります。 これまでと同様に、ご支援ご協力ご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。

謹白

 2020 年 7 月       公益財団法人 北海道演劇財団     理事長   斎藤 歩

< 記 >

理 事 長   斎藤 歩   株式会社ノックアウト 俳優・演出家(新任)

副理事長    石井 純二  株式会社北洋銀行 取締役会長

同      秋山 孝二  秋山不動産有限会社 代表取締役会長

専務理事   木村 典子  演劇プロデューサー(新任)

理 事     菅原 淳   株式会社北海道新聞社 執行役員事業局長(新任)

同      加藤 雅規  北海道文化放送株式会社 代表取締役社長

同      岩本 勝彦  岩本・佐藤法律事務所 弁護士

同      寺内 達郎  北海道テレビ放送株式会社 代表取締役社長

同      吉岡 潤三  株式会社サン設計事務所 代表取締役社長

同      磯貝 圭子  俳優・演出家 札幌座

同      納谷 真大  俳優・演出家・劇作家 ELEVEN NINES 代表

同      清水 友陽  演出家・劇作家 劇団清水企画 代表

監 事     飯塚 優子  レッドベリースタジオ主宰

同      平川 保則  税理士法人栄晃会計

顧 問     菱 二三雄  北海道演劇財団 元専務理事

同      平田 修二  北海道演劇財団 元常務理事

同      荻谷 忠男  北海道演劇財団 元理事長

同      田渕 勝利  北海道演劇財団 元専務理事

 なお、前・副理事長の田島雅史、前・理事の五十嵐正剛は、退任いたしました。

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 一方、今月から小劇場「シアターZoo」の再開に当たり、小劇場におけるポストコロナ対策の一環として、ガイドライン(http://www.h-paf.ne.jp/zoo/about/countermeasures_against_covid19/)の他、ロビー入り口では幾つかの具体的対策が講じられています。

消毒液で靴底の洗浄

消毒液で靴底の洗浄

 先日は、理事長だった私の謝恩、新しい体制のお祝いを関係者により開催しました。

一緒に仕事をした前専務理事の田淵だんもご参加!

一緒に仕事をした前専務理事の田渕さんもご参加!

素晴らしいプレゼントを私に

素晴らしいプレゼントを私に

 最後は皆で記念撮影、新しい体制で頑張って欲しいな、撮影者が斎藤歩です!

 場所を変えてもこれからの札幌・北海道の演劇についての話は続きました!

 振り返ってみると、6年前に私はこんな決意で理事長をお引き受けしました。

* http://www.h-paf.ne.jp/outline/

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公益財団法人 北海道演劇財団
理事長  秋山 孝二

 「公益財団法人北海道演劇財団」は、2014年7月から新しい体制でスタートしています。「公益財団法人」としての理念を再確認して、北海道の演劇振興と、地元北海道の役者たち演劇人を、何とか通年で芝居が出来る環境を創る、その先頭に立って活動をしていく所存です。これまで同様のご指導、ご支援をお願い申し上げます。
 新たな方向性を象徴するのが、これまで築いてきた財団の貴重な財産「札幌座」の機構改革です。2012年4月、札幌でプロフェッショナルな演劇活動を目指す演劇人が共同で活動する場とすべく、「TPS(シアター・プロジェクト・札幌)」から「札幌座」と名称を改めました。民間でありながらも、パブリックな役割を帯びた札幌の中核演劇創造集団として、専属メンバーのほか、他劇団で活動する人も参加できるシステムにより、各回多様な演劇人たちと作品を創り出しています。札幌座に所属する5人のディレクターたちの作品を、1年に5~6本上演するとともに、毎年の国内外ツアーも行っています。
 当財団の当面の活動では、まずは、<演劇製作>です。演劇シーズンでの公演、道内・東京ツアー公演、新作公演を実施しています。さらにこれまでの実績を基に海外公演も順調で、着実に交流事業が進展しています。
 次は、<シアターZOO>です。企画・提携公演【Re:Z】(リ・ゼット:繰り返しZOOに来ていただけることを願った「リピートZOO」の略称)が全国的に知名度が上がってきており、応募が多く選考が大きなポイントになっています。全国各地での企画がブランド化することは、札幌・北海道の演劇文化の発信にもつながると期待も一層膨らみます。
 三つめは、<地域文化>です。これまで各地の劇場や文化団体と一緒に、共同で演劇公演を企画し、それを街づくりに活かしていますが、その規模が沖縄、九州を含めて広がっています。「担い手育成」が当財団の公益たる大きな使命であり、ともに演劇を通じて「場を創る」活動を共有し、街づくりへの進化を期待しています。
 私は、この間、濃淡はありますが、関係者として設立時から当財団の活動に関わって参りました。5年毎の長い時間軸で振り返ってみると、劇場関係者のみならず、マスメディア、企業、市民の皆さまのご協力を得て、北海道における「演劇」の価値が確実に上がってきているのを感じています。芝居自体の質・量はもとより、各劇場に足を運ぶ観客の層・拡がりが、以前よりもはるかにレベルアップしています。そして、「産業としての演劇」、言い換えるならば演劇で飯を食える基盤づくり、演目等に裏付けられた「雇用」が地域に根付く、そんな街づくりの理想を追い求めていきたいのです。
 その装置として、例えば毎年11月の「札幌劇場祭」は、新作ほか外国からの招待公演の場、若い演劇人の登竜門的な場として賑わいが定着し、「札幌演劇シーズン夏・冬」は、再演を軸とした人気の演目で初めて劇場に来る方を含めて来場者を増やし、さらには2014年に始まったトリエンナーレ「札幌国際芸術祭」は、「芸術・文化」を横断的に、世界に紹介する企画として今後の展開が注目されます。
 私は、ここまで演劇一筋に情熱を燃やして活躍してきた多くの役者をはじめとする舞台関係者、脚本家、演出家、劇場関係者等を思い浮かべ、少しでもその労に報いたい一心で今回理事長をお引き受けした次第です。多くの皆さまのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

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 この財団は、「民間が担う公共活動」として全国でも珍しい存在として立ち上がり、「演劇」が地域社会にとって「公益性」を持つ意味で「公益財団法人」の認可を取得した点でも価値があります。そして札幌・北海道で、何とか「産業としての演劇」を実現すべく、この財団の今後の活動は注目され、そんな時代に私は微力ながらこれからも尽力したいと思っています、よろしくお願い致します!

* これまでの演劇財団関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%BC%94%E5%8A%87%E8%B2%A1%E5%9B%A3