さっぽろ大通公園の6月 2023

Posted by 秋山孝二
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 札幌の大通公園は、私にとって藻岩山と共に幼い頃の原風景です。先日、『花フェスタ(https://www.hanafes-sapporo.jp/』が始まる日に、久しぶりに大通公園6丁目を歩いてみると、1982年に札幌ロータリークラブ50周年の時に設置したモニュメントが、今も綺麗に整備されて健在でした、懐かしいですね、私がロータリークラブに入会して間もなくだったと思います。

花フェスタ2023 Flower Festa Sapporo 2023

 そんな昨今、つい先日、地元新聞の一面に載っていた記事、大きく変わるようです。

 コロナ禍で数年静かなこの公園でしたが、今年は冬の雪まつりに始まり、以前の賑わいを取り戻していました。ただ、喧騒のこの場もいいのですが、しばし静寂な公園は、私の幼い頃のイメージを思い出して懐かしく感じました。

校庭と藻岩山、ほか

Posted by 秋山孝二
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 6月は自分が関係している団体の理事会、評議員会等が続いています。先日は、私が理事長を務める「札幌南高学校林財団」の理事会が学校に隣接する同窓会館で開催、少し早く着いたので窓からは懐かしい角度からの藻岩山が、夕日に映えて綺麗でした、やはり札幌生まれの私の原風景ですね。校庭では放課後の部活の生徒たちも。

* 札南高学校林財団ーー> http://www.rikka-forest.jp/

* これまでの藻岩山関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%97%BB%E5%B2%A9%E5%B1%B1

 一方、秋山財団の今年度の顕彰事業、助成事業が、先日の理事会、評議員会で決定承認されました。

* https://www.akiyama-foundation.org/news/5286.html

 今年から従来の顕彰事業として新たに『秋山喜代賞』を設けて、地域活動などに取り組む女性へのエールを贈りたいと思っています。3年間はある意味試行期間、それ以後は更に広く展開していく予定です。設立者の秋山喜代に因んだ今の日本に必要な女性活躍に向けた実装となれば幸いです。

ファミリービジネス継承を語る!

Posted by 秋山孝二
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 私も永らくお付き合いしている外資系金融機関の『ファミリービジネス』継承のパネルディスカッション、今回私はパネリストとして「現世代」の立ち位置からの登壇となりました。

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新しい時代を切り開く『現世代と次世代のパネル・ディスカッション』

モデレーター:小倉 康嗣 ヤマト運輸・元代表取締役社長、Drucker School日本担当ディレクター

秋山 孝二・秋山記念生命科学振興財団・理事長 https://www.akiyama-foundation.org/

並木 理也子・Orbray株式会社・代表取締役社長 https://orbray.com/

福原 和人・株式会社ASM・取締役副社長 https://asumu.jp/

片山 有紗・片山ホールディングス株式会社・取締役 https://www.katayamaholdings.com/

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 このイベントの私の自己紹介は以下の通りです。

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 1974年、東京都江戸川区鹿本中学校の理科教諭、男子・女子バレーボール部顧問も兼務。その後、1979年にファミリー・ビジネスである北海道内の老舗医薬品卸業、株式会社秋山愛生舘に入社。常務、専務などを歴任し、1992年、第五代目代表取締役社長に就任しました。この間、札証・東証二部に上場し、1998年に医薬品卸売業界大手の(株)スズケン(本社・名古屋)と合併、同時に代表取締役副社長に就任。2002年にスズケン副社長を退任し現在の職務に就任しました。(公財)秋山記念生命科学振興財団:伯母・秋山喜代の出捐金を基に、設立業務を担い、二代目理事長に就任して25年、現在36年を迎えて研究助成・市民活動ネットワーク形成事業助成等を続けています。これまでの助成実績は1,622件、総額11億8,200万円です。

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 私にとって現在引き継いでいる「ファミリービジネス」は、設立にも関わった伯母・秋山喜代の「(公財)秋山記念生命科学振興財団」、叔母・和久奈ちよとワグナー・ナンドールの「(公財)ワグナー・ナンドール記念財団」、それに設立70年「秋山不動産(有)」になりますでしょうか。その成り立ちから自分が引き受けるまでの経緯を語りつつ、次世代への期待を伝えたつもりです。

* 公財)秋山記念生命科学振興財団」 https://www.akiyama-foundation.org/

* (公財)ワグナー・ナンドール記念財団 http://wagnernandor.jp/

* 秋山不動産(有) https://aiseikan.net/

 ご登壇された次世代の皆さんの眩しいほどの姿、素晴らしかったですね。小倉さんのコーディネーターも私自身楽しく聞かせて頂きました。時代は刻々と変化し、それに対応する企業活動もやはり時代にあった感性を持った方々が担うのが最も適切なのだろうと思うのです。それとファミリービジネスを担う方には「自己肯定感」が必要かとも。幼い時に親族の経営の苦労を心身で感じている子供たちは自ずと自らの使命感みたいなものも持ち合わせるのかなと、若い世代のお話を伺っていてそう感じました。と同時に、次の機会には是非、他のアジアの次世代の方々とのディスカッションの場もあればと思った次第です、とにかくアグレッシブでしょうから、日本の若者にも大いなる刺激になると思います。

 いずれにせよ、50名のご参加の皆さんともども、私自身刺激を受ける貴重な場となりました。その後の交流会でも2時間を越える多くの方々との濃密な会話、充実感いっぱいでした、皆さまに感謝です!!!!

感動!42年ぶりの再会

Posted by 秋山孝二
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 思い出多かった42年前のハワイオアフ島HAWAII KAIの『富士通JAIMS(https://jaims.jp/jaims/history』!6か月研修『アメリカ経営コース(AMP : American Management Program )の同期の仲間とそれ以来の集まりでした。場所はそれに因んで東京飯田橋の『ALOHA TABLE』、短い時間でしたが皆さんのその後の42年間の人生を聴きながら、当時の記憶が蘇り、出るは出るは今だから言えるたくさんの思い出話!!!

 当日、私は一番先に到着したので、席でしばし水を飲みながら、皆さんとすぐに会って誰か分かるかなと多少不安もありながら待っていたのです。

 一人、また一人とやって来ると、すぐに名前が浮かんできて、会う前の思いが杞憂だったことが分かり嬉しかったですね。飲み物メニューでハワイアンビールとあったので皆で注文しましたが、「ところで42年前にこんなの有ったっけ?」と顔を見合わせたり。

 一人ずつこの42年間の出来事を語ると、ある共通の話題が、それは1990年代の銀行の「貸しはがし」の酷さでした。務める企業の経理担当責任者として、中小企業の経営者として、当時の金融機関の手のひらを返したような対応には今も憤りが収まらないといった雰囲気。私の場合は丁度その頃、札証・東証に上場して間接金融から直接金融の世界に入っていたので、皆さんのリアルな酷い話は新鮮でした。ただ、日本の銀行等の金融機関の体質は、実は今も変わっていない、そんな気はしますが・・・。

 HAWAIIの素晴らしい思い出は、私にとっても他の方々にとっても素晴らしい経験、私自身、人生で一番集中して学んだ時間だったかもしれません。こんな写真も持ち込んだ方もいらっしゃいました、研修最後の弁論大会、私は『Struggle with cockroach』のタイトルで語り優勝しました。

 カレンダー先生、ダイアン・モリオカ先生、懐かしいですね。真ん中の子は現在45歳になる私の長男です。次男も一緒で当時4人家族、ハワイの暮らしも良き思い出。

 そんなハワイに6年前の「ハワイの島めぐりクルーズ」に参加しました、ホノルルはかなり変わってはいましたが、札幌からの直行便往復だと一段と近い場所で素晴らしかったです。
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%89%B9%E9%9B%86+HAWAII+2017

 先月から今月と昔の関係の方々との再会が続きましたが、今の年齢になると良き思い出から当時の自分の真摯な姿を取り戻す感じがして、何よりの癒しですね、年齢を重ねることの喜びみたいな気がします、有難いことです。

笑った、明智光秀 謝罪会見?!

Posted by 秋山孝二
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 NHK総合「レギュラー番組への道(https://www.nhk.jp/p/ts/RJ5G2XZ4N3/episode/te/MKYMYNMK1J/」は、「全国のテレビ番組制作者たちが『レギュラー番組化』を目指して腕を競う、チョットとんがった開発番組枠!」と銘打っての意欲的試み、先日の『偉人達の記者会見~明智光秀 謝罪会見』は笑った笑った、本当に面白かったです、俳優の梶原善の熱演が素晴らしい、昨年の『鎌倉殿~』でも異彩を放っていましたが!

* https://news.mynavi.jp/article/20230602-2693400/

* 梶原善ーー> https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071836_00000

 誰が俳優で誰がエキストラなのかがよく分からないのも面白い、NHK職員も動員されたのでしょうかね、このユニークな企画シリーズ、これからも楽しみです!

久しぶり、ロータリークラブでの卓話

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 秋山財団でお世話になっている栗原評議員からご依頼があって、札幌北ロータリークラブで卓話の時間を頂きました、テーマは『愛生館文庫』です。

* 『愛生館文庫』ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB

 栗原さんに教えて頂き50周年記念誌を拝見したら、クラブ創設時に特別代表として私の伯父の秋山康之進の名前がありました。久しぶりのロータリークラブ例会、思えば1998年以来25年ぶりでした!

 札幌北ロータリークラブの50周年誌に掲載されている創設時の記事、秋山康之進がご挨拶・集合写真で。

 私のプレゼンは40枚のスライドで25分、コンパクトに『愛生館文庫』について語りました。

 こういったプレゼンの依頼があると、これまで少し散らかっていた私の頭の中の資料をまとめるいい機会となって自分自身にも貴重な時間で有難いですね。今回の卓話の場では懐かしい再会も幾つかあり、感動のひと時となりました、栗原さん、ありがとうございます。

再開だ、小学校運動会!

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 コロナ禍で小学校の運動会はここ3年間は中止・限定開催が続いていましたが、今年は以前のスタイルで復活した学校が多かったようです。私の孫たちの学校でも再び校庭に子供たちの歓声が聞こえていました、少し縮小版ではありましたが。

 ここ札幌市立三角山小学校は、背景に大倉山、三角山を戴き、自然豊かな、時には熊の出没も警告されるほどの場所にあり、私の4人の子供たちの母校、そして孫たちも現在通う場です。

 ひと昔の私の長男の時の運動会では、私も一員だった 父親たちの野球チームの面々が保護者席前方に陣取って、最初から缶ビールを飲んで大声で応援していてひんしゅくをかったものでしたが、今は保護者の皆さんは品よく静かに、アウトドア用品を持参しての応援で様変わりです。

 運動会のような学校行事は、やはりいつの時代でも想い出深いものですよね、先日は私は1時間程度しか見ていませんでしたが、ふとそう思った次第です。この子たちが健やかに大きくなって欲しいと切に感じた時間でした。

大盛況、NORDの第一回公演!

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 『NORD 第一回演劇公演~ERROR』、若いお客さんが多いと事前に聞いていたので恐る恐る足を運んでみましたが、エンタメの世界のお客さんに喜んでもらおうという演出、彼ら若い4人の伸びしろの大きさ、今後の活躍に期待したいですね。

* https://www.youtube.com/watch?v=IYWMRnS1I48

 脚本は当初の予定から変更になったようですが、彼ら20歳代としては高校の生徒会時代という設定は自然なごく近い過去の想い出なのでしょう。

 開演前のロビーでのファンクラブグッズのガチャガチャは大人気、長い列ができていて、何回もトライするお客さんも多かったようです、私は素通りしましたけどね・・・!

母の納骨を終えて

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 今年1月に亡くなった私の母の納骨が、先日、平岸霊園で都合のついた親族が集まる中で無事終わりました。

秋山寿美ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46036

 昨年末から今年2月に旅立った親族3名の名も墓誌に刻みました、安らかに眠ってくれることを祈ります。

 思えば丁度1年前に、栃木県益子町・東京都に住んでいた私の叔母・和久奈ちよの分骨の納骨を済ませたばかりでした、その時に立ち会った私の姉・奥貫せつと冗談のつもりで、「近いうちに母もここに眠るかもね」みたいに話をしていたのが、当の姉自身も今年亡くなってしまうとは、何とも言えない喪失感で先日も気持ちが沈んでいました。とは言え命の継承は続いてここの墓誌の表面もいっぱいになり、今後は裏面への名前の刻みになるのでしょう。

 母の命の一つの落ち着きとなりました。

宝物、共に過ごした企業人生!

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 先日は、コロナ禍でこの数年中断していた集まり「愛生館文庫の集い」を試運転ですが再開しました。飲むほどに酔うほどに、出るは出るは私が社長時代の昔の企業人生の様々な秘話の数々、あっという間の時間でした。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB%E3%81%AE%E9%9B%86%E3%81%84

 懇談の最後は皆さんでこの歌を!心に沁みましたね。

 私は余韻を楽しむために一人でしばし山鼻周辺を散策、帰り際の皆さんの笑顔が印象的でした。

 これからも元気なうちは続けていきたいですね、気持ちよく昔の話を!!!

変わりゆく東京 2023!

Posted by 秋山孝二
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 先日は「寺島文庫戦略経営塾」が東京渋谷で開催されました。変わりゆく東京の象徴の一つ、渋谷地区再開発についてのプレゼンもあり、あらためて21世紀の東京の変貌ぶりを目の当たりにした次第です。

* 「寺島文庫戦略経営塾」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E6%96%87%E5%BA%AB%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%B5%8C%E5%96%B6%E5%A1%BE

 思い起こせば1969年2月に、私は大学受験の為に札幌から汽車で函館、青函連絡船、青森から夜行と乗り継いで、早朝の上野駅に到着しました。当時、大学生の兄が住んでいた渋谷の並木橋近くのアパートから、山手線代々木駅で総武線に乗り換えて西千葉まで受験に行ったのです。本来志望していた東京教育大学の入試が無くなり、同じく当時国立一期校だった千葉大学を受験するために、船橋駅を過ぎて新検見川駅近くだったと思います、小川に揺られる磯舟を見ながら、何となく都落ちした気分になったのを今でも覚えています。

 試験が終わってから発表まで2週間くらいあったでしょうか、札幌に戻って再度出てくるのも面倒だったので、私は高校卒業式を欠席し、その間、渋谷周辺を毎日ウロウロしていました。その時に、あの寺山修司の「天井桟敷館」がオープン直後だったかと。一体何だろうかと思いながら前を行ったり来たりしたのですが、何となく不気味で、札幌から出てきたばかりの10代の私には怖く、どうしても中には入ることができませんでした。

* https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E4%BA%95%E6%A1%9F%E6%95%B7_(%E5%8A%87%E5%9B%A3

* 寺山修司関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B1%B1%E4%BF%AE%E5%8F%B8

 そんな私の時代を思い出しながら、先日は経営塾終了後に渋谷駅に向かって歩くと、当時の場所は高層ビルが立ち並び、更にGoogle Japan本社、東急村の再開発の建設で大きく変貌していました。

 更に東京は渋谷地区ばかりでなく、浜松町周辺も馴染みの貿易センタービルも解体になり、新しい高層ビルが建ちそうです。

 思えば、私の東京暮らしからすでに50年近く経つのですから、変わりゆく街並みもある意味当然なのかもしれませんね、あちこちに立つクレーンの光景は、しかしながら私の眼には何とも無機質な都会の風景と映ってしまうのですが。

海軍記念日 2023

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 毎年、5月27日は「海軍記念日」、札幌の護国神社では全海軍関係者の慰霊祭が行われます。今年も私は遺族として参加し玉串奉奠しましたが、コロナ禍を通り過ぎてみると、今年は戦争体験者は3名となっており、時の経過を痛感しました。その中のお一人の横山末雄さんは高校の大先輩、と同時に学校林財団の二つ前の理事長です。当日お元気なお姿で参加されてお話もすることができました。

<これまでの関連記事>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5

 例祭終了後は参加者の皆さんが見守る中、海上自衛隊の方による恒例の日章旗の取り下ろしです。以前は降旗のラッパ吹奏と共にでしたが、その旧海軍の方も参加されていなかったので、今年は静寂の中の儀式となりました。

ジェンダー問題に取り組む高校生!

Posted by 秋山孝二
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 SDGs Quest みらい甲子園(https://sdgs.ac/北海道大会のファイナルセレモニーが3月に行われました、秋山財団はスタートからこのイベントを応援して、今年で4回目、初めてリアルの授賞式となりました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46320

 そこで授賞式後の先月、<秋山記念生命科学振興財団賞> 北海道札幌北高等学校FHK 【北海道札幌北高等学校】

https://www.youtube.com/watch?v=fmzvRLzc_no&feature=youtu.be

の皆さまを秋山財団にお招きして、更に活動についてお話を伺う機会を持ちました。3年生と2年生、それに顧問の松本奈巳先生もお越し頂き、財団事務局とともにその活動の幅広さ、深さをあらためて理解して心から感動しました。冒頭のご挨拶でもお話をしたのですが、札幌北高と言えばそのルーツは北海道庁立高女、秋山財団の設立者で初代の理事長だった秋山喜代も卒業生、何かの縁かなと一層プレゼン内容に弾みがついた感じでした。

 翌日、札幌北高校の松本奈巳先生からフォローアップのメールも届きました。テーマを深堀して、「アンコンシャス・バイアス(アンコン)」の存在に辿り着き、自分達の課題として取り組んでいく様子が素晴らしいですね。

~~~~~~メールからの抜粋

 最初は、まちづくりの観点で子育て支援の方向から始まった彼女たちの研究ですが、調べていく内に家庭内の家事労働時間の不均衡や育児休暇の現状が、現時点での自分達のフラットな感覚とずれていることを知り、「何か自分達でできることをして、ジェンダーフリー(自分らしく生きることができる)な社会を創りたい」という内容に変わっていきました。

 根深く解決困難な内容だからこそ、研究題材として取り上げにくい分野だったこともあり、生徒達も方向性や活動内容に頭を悩ませながら進めていった内容でした。ただ、彼女たちの中には「社会を変えるには、まず自分から動くこと」「人を動かすには、”気づき”と”自分事化”が必要であること」という2つの軸があり、そこから多くの方々の協力の元、進めることができました。きっと、これからもこの取組がまた別の形で、彼女たちの人生を支えてくれるものになると思っております。
 2年生も、消費というテーマをとおして「格差からフリーな社会」を創り出すための研究に着手しています。ぜひ、これからも内容を共有し、協働させていただければと考えております。生徒共々、どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~メール終わり

 プレゼン終了後は、財団事務所の1階にある『愛生舘文庫(https://www.akiyama-foundation.org/news/3854.html』も食い入るようにご覧になっていました、その熱量がまた素晴らしかったですね。

 そして帰る前に記念撮影も、今回このプロジェクトを応援できて大変嬉しかったです。この生徒たちが今後各方面に進んで活躍するのが楽しみです、皆さんの笑顔が素晴らしい!!