ケンユー会総会・懇親会 2025

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 (株)スズケンの出身者の「ケンユー会」の愛生舘支部総会・懇親会が今年も大勢の参加者で盛況でした。

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左 大場ケンユー会会長、右 スズケン畔柳部長

左 大場ケンユー会会長、右 スズケン畔柳部長

私は締めのご挨拶

私は締めのご挨拶

 毎年、会社からいらっしゃる現役役員は代わりますが、北海道にいるメンバーは今年も元気にご参加でした。ただ、年齢に関わらず1年間にお亡くなりになる方々も増えていて、一抹の寂しさも率直に感じる昨今です。

 今年は特に、サリン事件から30年ということで、先日のテレビ番組でスズケンが紹介されたことが話題になりました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » サリン事件の裏方で!

 締めのご挨拶で私は、北海道的には同じ1995年6月21日、函館空港のANAジャンボ機ハイジャック事件、歌手の加藤登紀子さんも乗客の一員で記憶に残っていますが、秋山愛生舘の連携プレーのエピソードをご紹介しました。当時、マスメディアでは警察の動きをメインに報道していましたが、「膠着状態」という表現の裏側では、400名分のサリンの解毒剤「パム注」の調達が行われ、一切報道はされませんでしたが、それはまさに医薬品卸業「秋山愛生舘」の真骨頂でした。物流センター、ヘリコプター使用、陸送の手配へと連携し、函館の関係者と同じマンションに住んでいて第一報を本社に伝えた当時の秋山の社員が、今回のこの会の司会をしていた岩崎俊一さんというのも、何かの縁なのでしょうね、印象に残る今年の会となりました。

* Bing 動画

『大地の侍』@ 北八劇場

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 ジョブキタ北八劇場主催・HAL財団共催の映画「大地の侍」上映セミナーが札幌の北八劇場で開催されました。

* 映画「大地の侍」上映セミナー | 劇場スケジュール | ジョブキタ北八劇場

* 一般財団法人HAL財団

 単なる上映会ではなく、「上映セミナー」と銘打ってのイベント、磯田憲一HAL財団理事長の熱い思いのお話と相まって、会場いっぱいの参加者も大いに感動した時間で、全道で自主上映ツアーも行っています。

 明治維新後に朝敵の汚名を受けた奥羽岩出山伊達家の主従が、新天地を求めて北海道の石狩川の大原野に挑み、屈辱・困窮に耐えながら肥沃の大地を築いていく開拓の歴史の物語、原作は本庄睦男の小説『石狩川』です。映画では当別町と特定されていますが、現在北海道に住む私たちにとっては、本州から移住してきた多様なふるさとともに、それぞれの入植地に共通する物語として普遍化されます。

 私は以前にも観ていました、上映後の質疑応答でも語られましたが、この作品には複数のテーマを読み取れます。「主従の熱い関係」、「本来のリーダーとは」、「ふるさとへの熱き想い」等です。今回は字幕も入ってのDVD,印象的セリフが目にも焼き付いて感動を与えたような気がします。

春の散策会 @ 学校林 2025

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 札幌南高等学校の学校林で、今年も春の散策会が100名を越える参加者で開催されました。今年は子供さんたちの参加が多く、参加者平均年齢が大幅に下がったような気がします。私は、この学校林財団の理事長として、冒頭にご挨拶をしましたが、今年は散策には参加せず、タクシーを待たせて新千歳空港に向かわざるを得ませんでした。

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 最初の登り坂はエゾエノキ植林エリア、今年もオオムラサキ繁殖の観察がありました。

今年も登場『オオムラサキ』嬢!!

今年も登場『オオムラサキ』嬢!!

 一直線に坂を上り切って山田林道を進むと『造林育人』碑があり、ここでも学校林の歴史についての説明があります。

 下山してお楽しみの昼食で盛り上がった後は、皆で記念撮影、今年もたくさんの参加者ありがとうございます。

 南50期高橋実行委員長ほかご担当の幹事当番期の皆さん、企画・準備ほかありがとうございます!!

EXPO 2025(下)

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 今回の『EXPO 2025』見学は、ハンガリーパビリオンの企画への参加が主目的だったので、プレゼンのリハーサルほかパソコン調整等で殆どの滞在時間を使い、他の前評判の高かったパビリオンには足を運べませんでした。ただ、大屋根リングの上を時間を掛けてゆっくり散策し、万博会場の内外を観ることはできました。

人気のイタリア館

人気のイタリア館

開館が遅れてかえって人気となったインド館

開館が遅れてかえって人気となったインド館

韓国館の巨大スクリーン

韓国館の巨大スクリーン

 大阪湾に出っ張っているリングの部分もあったりして。

 今回の万博、事前のメディアのバッシングがかなり激しく、一つ一つもっともな指摘はあるのでしょうが、各国の力の入れようは伝わってきて、特に子供達には是非足を運んで貰いたいなと思いましたね。藤本壮介さんの企画意図を理解すると、マスメディアの姿勢と、政治の手垢にまみれたやり取りに強い違和感を抱きます。

EXPO 2025(中)

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 ハンガリーパビリオンでの『The Art and Legacy of Nandor Wagner in Japan』セミナー、私は1時間のプレゼン準備のために、前日に下見で足を運び、当日も数時間前に会場入りしてパソコン等のリハーサルを行いました。

* The Art and Legacy of Nándor Wagner in Japan Tickets, Mon, May 12, 2025 at 3:00 PM | Eventbrite

 階段の壁にはハンガリー縁の物語がオシャレにイラスト!

会場入り口で

会場入り口で

 キシュ・シャンドールさんのプレゼン、ワグナー・ナンドールのハンガリー、スウェーデンでの創作活動について、私も初めてみる写真も数多く、素晴らしい内容でした。

ハンガリーからのキシュ・シャンドールさんご講演

ハンガリーからのキシュ・シャンドールさんご講演

 続いては私のプレゼン、主としてナンドール・ちよ夫妻の栃木県益子町での創作活動について語りました。後半にはNHKエデュケーショナル制作『哲学の庭』の22分間の動画も紹介。

* 哲学の庭ーー> 秋山孝二の部屋

 最後に、今回のこの『EXPO 2025』の「大屋根リング」と「哲学の庭」のサークルの目指す理念に共通項を見出して不思議な縁(円?)を感じたことも付け加えました。

* 大屋根リング | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

 更にこの大イベント、「基本設計・実施設計・工事監理:2025年日本国際博覧会 会場デザインプロデューサー 藤本壮介」となっています。3年前にハンガリー・ブダペストを訪問した時のあの音楽堂の設計者でした、またご縁を感じました!!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 3年ぶり、ハンガリーへ 2022(9)

EXPO 2025(上)

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 先月から始まった「大阪・関西万博2025」、私は1970年はじめこれまでの万博には足を運んだことがありませんでしたが、今回はハンガリーパビリオンの企画でプレゼンをする任があり、一日半の日程で行って参りました。

* https://www.expo2025.or.jp/

ロゴマークについて | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

 激混みかと思いきや、時間にもよるのか思ったよりも並んだりはしませんでした。ただ人気のパビリオンは列をなしていて、それを避けるように歩いて先ずは俯瞰する感じで。

西ゲート前

西ゲート前

 事前の情報が自分には少なかったので、午後遅くに着いた私は、先ずは全体を把握するのに時間を要しましたね。でも、各国がお金を掛けて臨んでいる雰囲気は十分伝わってきました。

春の展示会の一コマ @ 益子

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 栃木県益子町の(公財)ワグナー・ナンドール記念財団が運営するアートギャラリーは、今年も春の展示会が開催されました。

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 先日は、併設展の五角堂ギャラリーで開催されている「片口直樹 絵画展 Sanctuaryではトークショーが開催されて、柱に投影しながらのセッションが大変好評でした。

* KATAGUCHI Naoki

 そしてちょうど同じ日に、ハンガリーからお越しのこの財団の理事でもあるキッシュ・シャンドールさんと石彫家のお二人も足を運ばれて、庭園ほかアトリエの内部でも興味深そうに時間を掛けてご見学されていました。

 キッシュさんは、今回、『EXPO2025』のハンガリーパビリオンの出展にご尽力、そこでの一連のイベントも企画・参加されて、大阪と東京を忙しく行き来していらっしゃって、その合間に昨年に引き続き益子町にも足を運んで頂きました。

* ハンガリーパビリオン | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

祝!金婚式 @ 登別

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 私たち夫婦は、今年結婚して50年を迎えています。先日は4人の子供達家族総勢22名が登別温泉に集合して祝ってくれました。地獄谷の変わらぬ景色は活きている地球を感じますね。

 息子三人、娘一人はそれぞれ結婚してそれぞれ3人の子供達の家族、チェックイン前・後に各家族毎にプランを企画し、夜だけは久しぶりに22人全員集合しての歳の差70歳以上の大宴会でした。

 食事が終わって記念撮影、気が付いてみると孫たちが随分成長しているのにびっくりです。

 因みに30年以上前に、私の両親の金婚式の様子はこちらで、亡くなっている身内も多く時の流れを感じます。

 全員揃っての宴会の後は、男達だけでバーでの男談義、初めてですね、みんな揃ってゆっくり話をするのは。

 これまでは全員集合する機会を敢えて作ってこなかったみたいな私ですが、これからは昼食でも夕食でも集まる時間を作って集い語らいたいとのコメントもありました、是非そうしていきたいですね。楽しい時間に感謝でした。

経同会総会シンポジウム @ 東京

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 (公社)経済同友会総会に合わせて複数のパネルディスカッションが開催されました。現在を生きる経営者たちの旬なお話のやり取りは、年一回は聴いてみるものだと思いましたね。

 今回のプログラムは「共助資本主義」を唱える現在の代表のメッセージを受けての開催、私は彼の人柄は好きになれませんが、今の経営者が置かれている以下のような歴史認識には共感するところも多いです。

~~~~~~~~経済同友会HPより

 共助資本主義において、企業は、社会課題の解決に取り組むNPOなどのソーシャル・セクターと連携することで、社会に欠かせない一員になります。ソーシャル・セクターに企業社会から資金や技術が供給されることにより、「自助」「公助」だけでは不十分なセーフティ・ネットが「共助」の力で強化されます。> また、社会と強く結ばれることにより、企業のレジリエンスは向上し、将来的なリスク・プレミアムが縮小され、企業価値を引き上げることができるのです。

 日本の経済・社会が大きな転機にある今、私たちは、人口増加と高度成長を前提とした仕組み、あるいは「失った30年」のデフレ社会に最適化した政策である「昭和・平成モデル」と決別し、民主導で大胆に経済・社会構造を作り替えていかなければなりません。内にあっては人口減・高齢化と共にあり、外にあっては地政学の時代を生き抜くための、令和モデルとして「共助資本主義」を形作る、そのために早急に取り組むテーマとして、雇用・労働政策、財政・社会保障政策、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)、政治・行政改革、エネルギー政策の5つを挙げます。
~~~~~~~~

 先月の広島での全国セミナー二日目の新浪剛史代表の話には不満でしたが、今回の冒頭の所見は彼としてはコンパクトにまとめてよかったかなと思います。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 経同会全国セミナー 2025 @ 広島(下)

三島由紀夫、札幌に!

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 今年4月末ゴールデンウイーク前、札幌中島公園のシアターZOOに突如60年代の立て看板もどきが出現、何と三島由紀夫と書かれているではありませんか。

* 独り芝居「三島由紀夫 招魂の賦」 | 北海道演劇財団

 これは演劇公演『一人芝居~三島由紀夫招魂の賦』でした。本多菊雄さんの一人芝居、今回は鮮明に市谷での最後の演説をリアルに聴きました。1970年11月25日、私は学生として西千葉でその報を聞きましたが、後の動画ではヤジと怒号が激しく、所々聞き取れない部分があったのです。

三島由紀夫「檄」演説 - YouTube

Bing 動画

 当時の新聞は一面で報道しました、私もはっきり覚えています。

三島由紀夫の切腹と本物の首写真!身長や嫁と子供・名言も総まとめ【画像付き】

朝日新聞 号外 三島由紀夫が自衛隊に乱入 割腹自殺 昭和45年11月25日(三島由紀夫)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報を ...

札幌の桜 5月 2025

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 今年の4月は東京、広島、十和田と出張が続きましたが、サクラの開花とは微妙にずれた時期でしっかりと観ることができませんでした。5月に入り、先日は札幌中島公園前の北海道演劇財団事務所で会議があり、その開始前に散歩したプロモナードが素晴らしい桜並木、適度な人の流れと桜の花、そして少し散って歩道に積もるピンクの花びら、ここにきてやっと出会うことが出来ました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 2012、札幌の5月は過ぎていく

全国デビュー?サケ・上田!!

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 秋山財団の理事で永年ご指導頂いている北海道大学名誉教授の上田宏先生が、先日のNHK総合テレビ『サイエンスZERO』に登場、『サケ・上田』の面目躍如でした!!

 川で孵化して海に出て広く回遊してまた元の川に戻ってくる「母川回帰」は有名ですが、今回はその航跡をサケの骨の成長と海水温を分析することで新たな発見が生まれたことを紹介していました、素晴らしいですね。

 その深掘りとして上田宏先生が解説を加え、そればかりか上田先生のコレクションの紹介まであって驚きました。

 何とネクタイピンがサケ!!!

 更にこだわりのコレクションもたくさんでした!

 今回の番組、その新たな研究の新鮮さに感動すると共に、何とも研究を楽しんでこられた上田先生の笑顔に脱帽!です。

「アウトリーチ支援」は続く

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 先月のNHK・ETV特集『心の扉をたたき続けて~福島アウトリーチ支援の現場から~』は、「こころのケアセンターなごみ」を取材して現場で格闘する方々の日々を追っていました。

* 治療にとどまらない一歩先の支援ができる「こころのケアセンターなごみ」 | 未来ワークふくしま

 NHKの番組HPより~~~~~~

 震災と原発事故から13年半、今なお癒えぬ心の傷とともに生きる人がいる。福島県南相馬市にある“こころのケアセンターなごみ”。震災直後に精神科のある病院が次々と機能停止する中、全国から心のケアの専門家が集まり結成された。看護師や精神保健福祉士、社会福祉士など多職種の専門家が連携し、被災者宅を定期的に訪ねる「アウトリーチ」を実施。心の復興と生活再建をめざし、当事者に徹底して寄り添う支援の現場に密着した。

 私は「アウトリーチ」という言葉に反応して、この番組を観ていました。

* 何かあったら駆けつける「心の救急隊」

* 地域と信頼関係を積み重ねてきた12年

* 病気の有無にかかわらず、支援できることがやりがい

* 枠を超えた発想ができる人になれる場所

 今、秋山財団でも研究助成募集要項に「アウトリーチ活動」の実績を記載することを要請していますし、財団自身、研究者と小中高生、市民、NPO等の地域とのネットワークを繋ぐ活動を模索し続けています。現在の予測不可能な時代に、地域で生きる皆さんとネットワーキングで化学反応を期待するみたいなイメージと言えばいいでしょうか。40周年を来年に控えて、秋山財団のチャレンジは続きます。