テーケシュ・ラズロー氏、来日!

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 欧州連合(EU:http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/union/development/)・欧州委員会(http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/union/institution/commission/)の副委員長だったルーマニアのテーケシュ・ラズローさんが、初めて来日しました、私とは2004年以来、久しぶりの再会です。

 1989年のティミショアラの集会(http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/e/9b41d4b8aaefbf91438dd4e8738601de)は、ルーマニアのチャウシェスク政権崩壊のきっかけとなりました。昨年、私が式典・フォーラムで訪問したナジュバラド(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10353)は、彼の本拠地です。このティミショアラの集会後、初めての外国メディアの取材が1990年の日本のNHKで(http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2005/h060313.html)、20周年の2009年にもドキュメンタリー番組で新たな取材もありました。これを記念したHPも出来ています(http://timisoara1989.ro/en/)。

初来日のテーケシュ・ラズロー氏

初来日のテーケシュ・ラズロー氏

 今回の彼の訪日の主たる目的は、益子にあるワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.com/indexj.htm)での「ハンガリアン・コープス:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10357」の除幕式出席です。昨日は、地元益子町(http://www.town.mashiko.tochigi.jp/)の大塚朋之町長、ハンガリーのワグナー・ナンドール・フーマーナ財団のキッシュ・シャンドール理事長ほか、大勢の方々が参集されました。昭和天皇の誕生日、ナンドールとちよの結婚記念日と、おめでたい日のイベントでした。

益子での除幕式

益子での除幕式

大塚朋之・益子町長

大塚朋之・益子町長

キッシュ・シャンドールさんと通訳・お嬢様のレイカさん

キッシュ・シャンドールさんと通訳・お嬢様のレイカさん

 テーケシュさんはご挨拶の中で、「トランシルバニアにはこれまで政治的転換点が三度ありました。最初は、1848~49年の『オーストリアからの独立運動』、2度目は1956年の『ハンガリー革命(日本では動乱と言っているが)』、そして、1989年の『ティミショアラでの集会』を契機としたルーマニアの社会主義体制の崩壊です」と。この「ハンガリアン・コープス」像は、3つの革命で人類の自由獲得のために戦った人々の象徴であることを強調しました。

 ワグナー・ナンドールの生まれ故郷・ナジュバラドと歴史への関わりでの共通点(1956年ハンガリー動乱と1989年ティミショアラ)で始まる人間関係の織り成す物語は、まるでドキュメンタリー番組のようです。トランシルバニアの歴史から見ると、ルーマニアにおけるハンガリー人への弾圧と差別は、計り知れないものがあったのでしょう、彼の言葉の端はしから聞こえてきました、「ルーマニア人を恨んだことは一度も無かった、ただルーマニアの政権は、ひどいものだった」と。

 また、チャウシェスク政権下での、巧妙なハンガリー人排除政策(http://yosukenaito.blog40.fc2.com/blog-date-20091217.html)についても、幾つかの実例で示されました。歴史の転換点のど真ん中にいた彼が、「第二次世界大戦でともに敗戦した日本とハンガリー」、「戦う」、「立ち上がる」と語る時、今の日本ではあり得ない骨太のリーダーの姿を見た気がします。同じ時代を生きてきた私の人生と重ね合わせ、「歴史」を創ってきた堂々たる人間の生きざまを感じました。

測定しました、数か所の放射線量

Posted by 秋山孝二
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 以前から、札幌での放射線量を測ったことはありましたが、先日、北関東を移動中に数か所、新しい線量計でガンマ線だけですが測定してみました。

  「エステーエアカウンターS:http://www.st-c.co.jp/air-counter/」は、ガンマ(γ)線だけの測定で、以下の数値の単位は「μSv/h : マイクロシーベルト・パー・アワー」です。この器具では、「0.05」以下は、みな「0.05」での表示となります。札幌を含めて、今回「0.05」で表示された地点は、恐らくそれよりもさらに低い数値だと推測されますね。

 福島県会津若松市の「鶴ヶ城」にも線量計が設置されています(http://www.aizukanko.com/news/index.cfm#wn97)。因みに、鶴ヶ城公園本丸内の放射線量、5月25日正午は、「0.12 μSv/h」 です。

  単位 <μSv/h : マイクロシーベルト・パー・アワー>

札幌市内           0.05

羽田空港           0.05

アクアライン          0.05

千葉県館山市       0.05

東京駅地下          0.09

郡山駅前・外      0.24

郡山駅・内         0.14

猪苗代              0.08

会津若松市内     0.05

宇都宮駅・外       0.09

茨城空港・外       0.12

飛行機内              0.46

 傾向としては、郡山が高く、内陸に行くに従って低くなる傾向、それもバス・電車ともに、トンネルを抜けると格段に変化する気がします。茨城空港もやや高い、そして一番驚くのは飛行機の通路側座席で測った時の「0.46」という数値です。電車の座席も高いと聞いたことがありますが、飛行機内座席も同じ傾向があるのでしょうか、これについてはもう少し調べてみようと思います。

 今さらの気もしますが、線量の違いは見た目には全く分かりませんね、気温・湿度等とは違って、人間の五感では判別できない「放射線量の怖さ」が分かります。もちろん、線量「0.00」状態を望むわけではありません。おおよその「安全の目安的数値」はあるとは思いますが、瞬間的数値の意味だけでなく、「内部被曝」を含めた体内への長期的影響も懸念される「放射能汚染」、医療・研究機関のように狭い管理された空間ではない「環境」においては、「安全基準」はあり得ない、やはり人間の手には負えないものと理解すべきですね、そんな現場感をあらためて強くしました。何を言いたいのかというと、今回の爆発事故で環境に放出された放射線量と、病院等でのX線被曝を比較して、「大丈夫、安心です!」と喧伝する解説者・メディアがナンセンスだと、声を大にして叫びたいのです。

 それともう一つ、定時定点観測を継続的に公開していくことが重要です。「大丈夫」とか、「安全です」とか言うのではなく、淡々と現実の「数値」を掲載すること、そして、それを個々の人間が判断するレベルの見識を持つことが、3・11以降の日本で暮らす人々に必要なのだと思います。富山でお会いした金岡祐一先生(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12594)が、おっしゃっていました、「正確なデータを継続的に公開すれば、世界の良質な研究者が信頼するその数値を基に、多くの貴重な考察・コメントを寄せてくれる時代でしょう」、「『風評被害』を言うのであれば、『風評加害』も同時に存在するはず」、と。 

 データに基づくしっかりした議論を、これからも身につけたいですね。

会津、鶴ヶ城・飯盛山

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 「鶴ヶ城:http://www.tsurugajo.com/turugajo/shiro-top.html」は、「会津城」、「若松城」、とも呼ばれて有名な会津藩の象徴であり、戊辰戦争で焼き払われた後に、見事に復元されて今日に至っています。4月の春、どこからみても天守閣は美しく、会津の皆さんの心意気を感じます(http://www.aizukanko.com/)。

戊辰戦争の激戦、どこからみても美しい若松城(会津城、鶴ヶ城)

最後の内戦・戊辰戦争の激戦場、どこからみても美しい鶴ヶ城(会津城、若松城)

  一方、白虎隊(http://www.tsurugajo.com/history/byakotai1.htm)の自刃の場で有名な飯盛山(いいもりやま:http://www.iimoriyama.jp/midokoro.html)では、「白虎隊慰霊祭:http://www.aizukanko.com/event/110/」の最中でした。

飯盛山では記念祭祀

飯盛山では記念祭祀

出番を待つ会津高等高校剣舞会の生徒たち

出番を待つ会津高等学校剣舞会の生徒たち

  白虎隊も燃える光景をみたといわれ、飯盛山から見る鶴ヶ城方向です。

飯盛山から見る若松城(中央右奥)、白虎隊も燃える城をここから・・・

飯盛山から見る鶴ヶ城(中央奥)、白虎隊も燃える城をここから・・・

 

 近代日本への脱皮、その歴史は多くの命が失われる過程を経て、一歩一歩変わっていく時間の経過と理解すれば良いのでしょうか。日本人が、自分たちの「国」づくりを自分たちで必死に手に入れようとしていた真摯な姿を感じます。そんな歴史に対する「誠実さ」を、いつ日本人は失ってしまったのか、3・11の大震災、津波、原発事故による放射能汚染、この「機」を逃して復興しなければ、今、まさに社会の価値の方向転換をしなければ、あとは滅亡しかありません。

会津・日新館の教育

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 以前、「愛生舘の『こころ』(3):http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1096」でも書いたのですが、会津藩校・日新館(http://www.nisshinkan.jp/)には、機会があればいつか行ってみようと思っていました、今回、激しい雨と風の中、やっと実現しました。本来はお城の横にあったのですが、戊辰戦争で焼き払われ、今は天文台跡を残しては場所を移しての復元となっています。

最古の訓練用プール

最古の訓練用プールほか

「論語」の教育も

「論語」の教育も

  教育の理念はこちら(http://www.nisshinkan.jp/about)に詳しく書かれています。長期計画として、すべては「人材の育成」に尽きるのですね。江戸時代の各藩は、基本的な軸を外していません、今の時代と比べて・・・。

什の「掟」

什の「掟」

 「ならぬことは ならぬものです」で結ばれる「什の掟」、日新館での教育は今の時代、一層価値があるメッセージですね。白虎隊と並んで紹介される場合が多いですが、私にとってはむしろ、松本良順と野戦病院院長の関係で記憶されています。戊辰戦争で幕府側の医師として、最後まで人々の治療にあたった彼は、戦いの後に捕われましたが、その後新政府にその類まれな近代医学の能力を高く評価され、近代医学の基礎を創り、初代の軍医総監として活躍しました。

経営者たち、変わる認識 (3)

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 先日、私は書きました。

~~~~~(公社)経済同友会の原発、ガレキの受け入れに対してのメッセージには、必ずしも賛同できない自分としては、今回のこの分科会の場は「アウェー」を覚悟して、しっかりした立ち位置から意見を述べようと思っていましたが、事前の意見交換をしていく中で、かなりの共通理解があることを知り、率直に言って驚きでしたね。そして、2時間を越えるフロアーの方々とのやり取りを終えて、その印象は確信に変わりました、「2011・3・11」を経て、経営者の皆さんのエネルギーへの意識は間違いなく「変わってきています」!~~~~~

 これはパネラー控室ばかりではなく、分科会でのフロアーの方々のご意見と雰囲気からの実感です。経団連(http://www.keidanren.or.jp/)と違って、経済同友会(http://www.doyukai.or.jp/about/about.html)の自由闊達な雰囲気の成せる技かとも思います。それはさておき、幾つかの気づきを書き留めて、今回の報告のまとめとします。

 

* 「原発再稼働」について、企業経営者的には「電力不足」を極力回避したいという切実感のあらわれで、放射能汚染については、殊のほか政府・東京電力経営者への不信感が強い

* 東京・埼玉はじめ首都圏の経営者からは、東京電力の値上げ宣言、原発対応等に対しての憤り、不満は想像以上のもの

* エネルギーにまつわる公開情報について、「情報適時開示」、「説明責任」をわきまえる企業経営者は、単位がバラバラで比較が難しい、定点・定時情報開示が不足等を的確に指摘

* 原発事故の調査・検証を含めた日本の対応は、国際社会における日本の「責任」であることを、複数の方々が語っていた

* 新しい技術として、「自然エネルギー」への期待と努力に、多くの経営者は前向き、それと日本なら出来るとの発言も

* 資源エネルギー庁の方からも、大変前向きな今後の課題提起、例えば、「大規模電源」依存システムを変えていかなければならない、供給会社・電力材料等について「需要家が選択できる電力」へ、「集中型」から「分散型」へ、等

 

 私が発言したかったいくつかのことは、ほかのパネラー・フロアーの皆さんから伝えられましたし、自らリスクを取って日々ビジネスをたくましく展開する企業経営者の真摯な姿勢にも感動しました。もちろん、分科会でのコメント・雰囲気をもろ手を挙げて喜ぶわけにもいかないことは承知しています、2日目の各分科会議長報告では、従来型視点からのメッセージもあったからです。それでも、少なくとも経済団体として発表されている以上に、会員の多様な意見が印象的でした。

 市民活動、メディアがよく言う「経済界」、「企業なんて」の認識こそが、一番遅れているような気がしてきます。2011・3・11以降の世界では、「脱原発・自然エネルギーへのシフト」に意識を変えた企業の出現に注目していく必要があります、新しい芽を見逃さないようにです、ね。

 「アウェー」が、「ホーム」になっていく日まで、私も諦めずに頑張ります!!

経営者たち、変わる認識 (2)

Posted by 秋山孝二
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 オープニングの大ホールの指定席で、隣の分科会登壇者、中野剛志・京都大学准教授とご挨拶をしました。「災害に強い国づくりを考える」がこの分科会のテーマですが、この所は「TPP亡国論:http://ochimusya.at.webry.info/201110/article_23.html」等、TPPに対しての反対論者として脚光を浴びており、つい4月上旬には、札幌・旭川でも講演をされました。彼の発言には、私は所々違和感を感じてはいるのですが・・・、確か原発については推進の立場でしたね。

 私の登壇した第二分科会「エネルギーと環境問題を考える」では、議長に(公社)経済同友会幹事・(株)ニチレイ(http://www.nichirei.co.jp/corpo/message.html)会長の浦野光人さん、パネリストには、(社)神戸経済同友会常任幹事・昭和精機(株)(http://www.showa-seiki.co.jp/company_top.html)社長の藤浪芳子さん、資源エネルギー庁(http://www.enecho.meti.go.jp/)長官官房総合政策課戦略企画室長の定光裕樹さん、と私の4名のディスカッションでした。

260名を越える分科会参加者を前に

260名を越える分科会参加者を前に

  私がエネルギーを語るというのも時代の変化だ、と自分に言い聞かせて、昨年末にお話を頂いた時以来、それなりに資料を集めて学んできたつもりでした。(公社)経済同友会の原発、ガレキの受け入れに対してのメッセージには、必ずしも賛同できない自分としては、今回のこの分科会の場は「アウェー」を覚悟して、しっかりした立ち位置から意見を述べようと思っていましたが、事前の意見交換をしていく中で、かなりの共通理解があることを知り、率直に言って驚きでしたね。そして、2時間を越えるフロアーの方々とのやり取りを終えて、その印象は確信に変わりました、「2011・3・11」を経て、経営者の皆さんのエネルギーへの意識は間違いなく「変わってきています」!

 私の論点をまとめて、あらかじめ参加者への配布資料としました。~~~~~~~~~~引用はじめ

25回全国経済同友会セミナー 第2分科会 配布資料      2012.4.19  富山

                             北海道経済同友会 幹事

                             秋山 孝二

<私の視座・立ち位置>  311以降の覚悟

A.北海道:地方から視る日本

――北海道開拓の歴史、転換期における国への貢献

  ――そして今、「北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例~2001.1.1施行~」

B.活動のフィールド

医薬品卸(株)秋山愛生舘・五代目社長、(株)スズケン・副社長ほか、を経て

(公財)秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/) 理事長

NPO北海道市民環境ネットワーク(http://www.kitanet.org/index.html)理事長

 

* 今、ふるさとに再度軸足を据えて考えると、平和であるが故に出来ること、平和でなければ育ちえない命の存在を認識する。「平和な社会」、すなわち「命の健康・地球の健康」な状態である。経済を支える企業経営者にとっては、社会貢献活動として、平和な状態の創造、それが「持続可能な企業」としての、最低限の責務だと思う。

* <若者たちの叫び> 2050年のあなたと日本社会をイメージできますか!

* ニセコ町 片山健也町長の言葉: 環境基準が厳しいことにより地域の価値が上がる時代

* 経済同友会終身幹事・品川正治さん: 経営者は「平和」に対して、もっと積極的に活動してもよいのではないか

 

「北海道エネルギーチェンジ100」プロジェクト

 1)「北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/johrei/johrei.htm」の普及・啓発

  ポイント :化石燃料の抑制、「原子力」を過渡的エネルギーと位置づけ、「私たちは、積雪寒冷な北海道における『エネルギー』の価値を認識し、脱原発の視点に立って、限りある資源を可能な限り将来に引き継ぎ、道内で自立的に確保できる新しいエネルギーの利用を拡大する責務を有している」との附則

2)「自然エネルギーアイランド北海道」の実現に向けたロードマップづくり――政策提言の場づくり

3)「生物多様性」、「地球温暖化防止」の視点から、自然エネルギー推進の検証

 

 

「省エネルギー・新エネルギー促進行動計画」骨子案

~~「北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例~2001.1.1施行~」に基づく計画

 

4項目の取り組みの柱

1. エネルギー需要家の意識改革〈省エネの促進〉

2. 多様なプロジェクトの早期実現化〈新エネの導入加速〉

3. エネルギーの「地産地消」など地域特性を生かした 〈地域における導入促進〉

省エネ・新エネの導入促進

4. 民間活力の積極的な活用〈関連産業の振興〉~環境産業振興戦略との一体的な展開

 

 

<私の認識>

省エネ 北海道の電力ピーク時: 冬の夕方  ~ 本州では夏の昼過ぎ

     「電力の不足」ではなく、「知恵、努力の不足」

     北海道の電力需要: 「熱」としての需要が多い

     歴史的推移: 石炭火力が多い中、石油火力が追加、そして原子力

電力会社の経営課題

     「総括原価方式」に基づく経営――>即「値上げ」を言い出す体質?

     地域独占企業の責務――>「情報開示:適時で正確な」、「第三者による評価」

再生エネルギーの宝庫

     課題1  必要条件:環境保全と環境アセスメント

     課題2  送電線拡大と電力会社による再生可能エネルギーの優先接続

 

キーワードは「分散型」、「産業ミックス」、「持続可能」、「安全・安定」

 

<取り急ぐ作業>

地域において、電力ほかエネルギー供給会社、企業、農協、漁連、NGO、市民、行政等で、「エネルギー」を議論し、「エネルギー代替案」策定に向けた「知恵の場」の創設

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用おわり

 

 

経営者たち、変わる認識 (1)

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 今年の全国経済同友会セミナーは第25回で、富山市で開催されました(http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20120420201.htm)。

2011年福岡で(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8221

2010年高知で(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3911

2009年札幌で(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1272

日本は必ず蘇る

日本は必ず蘇る

  オープニングは、全校生徒100名、地元南砺平(なんとたいら)高校(http://taira-h.el.tym.ed.jp/wp/)「郷土芸能部」の生徒さんたち、「越中五箇山民謡」から素晴らしい民謡と踊りでした、表情に躍動感があって実に見事でした。「継承」というのはこのような姿なのだと感動しましたね。

南砺平高校の生徒たち

南砺平高校の生徒たち

  続いて被災三県から、昨年は、直後の被災状況の緊急報告でしたが、今年は、「復興とさらなる発展を目指して」それぞれの取り組みが紹介されました。想像以上の被害状況にもかかわらず、どの県も大きく一歩を踏み出している力を感じました。

被災三県(岩手、宮城、福島)の経済同友会からの報告

被災県(岩手、宮城、福島)の経済同友会からの報告

 休憩をはさんで、4つの分科会が開催です。私は、第二分科会「エネルギーと環境」に登壇でした。

富山で、金岡祐一先生と再会!

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  富山は、まだ桜が満開です。

富山・城址公園

富山・城址公園

市内・松川河畔の桜並木

市内・松川河畔の桜並木

 今から26年前の秋山財団の設立時、初代の選考委員長として基盤を創って頂いた金岡祐一先生(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B2%A1%E7%A5%90%E4%B8%80)と、久しぶりにお会いすることが出来ました。東大から北大にいらっしゃった頃のお話、秋山財団の選考委員長としてご尽力された時期の苦労話等、相変わらず冴えわたっている知性と感性を受け止めた気がします。ご自分の思考を止めることなく、炊事・洗濯もこなされて、奥さまの介護も続ける金岡先生の「生きていく力」に感動しましたし、深く敬意を表します、お会い出来て良かったです。

パネリストとして、いざ出陣

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 経済同友会の全国セミナーが今年は富山で19日・20日に開催され、登録者は1000人を越えているようです。テーマは、「日本は必ず甦る~復興とさらなる発展を目指して~」です。毎年、私は参加していますが、今年は基調講演後の「第2分科会:エネルギー」に、4人のパネラーの一人として登壇します。昨年秋にその旨を伝えられましたが、この分野には全くの素人、この間、関係する情報を集めてみて、これまで取り組んだどの分野よりも、「基礎データ」、「応用データ」が限られていることに驚きます。

 思い出せば、昨年の大震災直後のフォーラム、一昨年の「龍馬フィーバー」の高知で、3年前は札幌でした、ね。

2011年福岡で(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8221

2010年高知で(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3911

2009年札幌で(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1272

 今年は例年とは一味違った関わりに、私自身ワクワク感も増してきます、果たして3・11を経て、今の日本の経営者は、私のメッセージにどんな反応をするのか、興味津々です!

ダルビッシュ & ナポリ

Posted by 秋山孝二
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 今年のプロ野球は、日本ハム・ファイターズ(http://www.fighters.co.jp/)ばかりではなく、テキサス・レンジャーズ(http://texas.rangers.mlb.com/index.jsp?c_id=tex)の試合も注目で、忙しいですね。

 先日のダルビッシュの初登板は、苦難のスタートでしたが、次第に修正して何とか初白星に結びつけました(http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/11/kiji/K20120411003023670.html)。コンビを組んだレンジャーズ正捕手のマイク・ナポリは、試合後の会見に「Yu Darvish is My Homeboy!」と書かれたTシャツを着て現れたのをテレビでみました。

  「ダルビッシュは仲間だ」と各紙は報道していますが、英語をよく理解している方の解説では、「仲間」以上の「ダチ!」的、大いなる親しみを込めた表現のようです、嬉しいですね。ダルビッシュが会見で、「散々ワンバウンドを投げたので、ナポリの体が心配」と気遣ったことに対して、その後に登場したナポリは、「大丈夫だよ。ちょっと張っているけど」と話して笑いを誘ったとの報も。投手は非常に繊細な仕事であり、マウンドの高さ・堅さ、ボールの滑り、そして捕手とのコミュニケーション等、ダルビッシュの本来の姿までは、少し時間がかかるのでしょうが、まずは白星スタートで何よりでした。そして球を受ける捕手・ナポリの人柄にホッとしました。メディアは本人の勝ち負け中心の報道ですが、私はチームの中のダルビッシュに興味があります、チームメイトが彼をどう受け入れているのか、地元のファンはどうなのか、球場の観客は熱いのか冷たいのか、といった感じです。

 日本時間15日には、2回目の登板でした(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120415/t10014455981000.html)。本人は、「だいぶ慣れてきたと思う」と冷静で、投球を受けたキャッチャーのナポリは、「きょうのダルビッシュは、ツーシーム、カットボール、それにカーブがよかった。ダルビッシュは球種が多いので、ブルペンでの投球練習を見て、その日の調子のいい球種を見極めている。今回は前回の登板よりもよかったし、大リーグのボールにもだいぶ慣れてきたと思う。これからさらに対応できるようになると思う」とコメントをしています。

 一方日本の新聞は辛口、というよりただの「叩き」ですね、朝日新聞のW記者は現地からの報としてひどいコメントです。「もがく、あがく」、「うつろな表情」、「実質的なKO」等、これが日本メディアのスタンスと言うのでしょうか、気に入りませんね。テレビでは、ワイルドピッチ後のホームベースでタッチアウトを取ったダルビッシュのファインプレーの瞬間を報道していました、気迫のこもった素晴らしいフィールディングでした。

 昨年まで北海道日本ハムファイターズに所属したダルビッシュ・有、何か自分の息子を見ているような気持ですから不思議です。私は、日本人として大リーグで活躍したパイオニア、野茂英雄(http://www.nomo-radiant.jp/)の時以来の気持の入り様です。彼は、大リーグで2度ノーヒットノーランを達成し、日米通算で201勝を挙げ、当時アメリカで仕事をしていたたくさんの日本人に勇気を与えてくれました。恐らくダルビッシュはそれ以上の成績を残すでしょう、今年は日本ハムの試合とともに目が離せない一年になりそうです。

 今年1月の札幌ドームでの記者会見(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=11581)でも感じましたが、若者が真摯に挑戦しようとする姿は実に美しいし、心から応援したいですね、ガンバレ、ダルビッシュ!!

北国の春、やっと

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 190万都市の札幌も、やっと春を感じさせる気温になってきました。首都圏ではサクラが満開とか、こちらでは5月5日が開花宣言のようです。

大通公園8丁目、昼下がり

大通公園西8丁目、昼下がり

中島公園菖蒲池畔から藻岩山、夕方

中島公園菖蒲池畔から音楽ホール・キタラ、藻岩山、夕方

  昨年11月に除幕式(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10890)が行われた、「母子像・ふるさと」です。越冬用のブルーシートも取り除かれて、いよいよ初めての春をここで迎えます。多くの皆さまの憩いの場となることを祈っています、特に小さな子供たちの歓声が聞こえてくると嬉しいですね。

市長公邸跡、「母子像・ふるさと」

市長公邸跡、「母子像・ふるさと」

 

 いよいよ北国・札幌も春を迎えます!!!

「改革」は、ただの「削減」ではない

Posted by 秋山孝二
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 今の政治家は、政治家になる前までの人生で、責任ある仕事をしたことがあるのでしょうか。経営について全く無知であり、今月初旬の新聞報道を読んで、憤りを強く感じました(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000030-mai-pol)。現職官僚の言うがままに操られる見識しか持たないとすれば、それは国家の犯罪です。

 

~~~~~~~~~~引用 毎日新聞4月3日(火)11時46分配信

<公務員新規採用>「56%」削減を閣議決定

 政府は3日午前、国家公務員の13年度新規採用を政権交代前の09年度(8511人)比で56%削減し、3780人とすることを閣議決定した。各省ごとの削減幅は、総務、財務、農林水産、経済産業の4省の各61%減が最大。治安にかかわる省庁では、警察庁が52%減、刑務官を抱える法務省が52%減、海上保安官を抱える国土交通省が50%減と緩和された。

 新規採用の抑制は、11年度が09年度比で37%減、12年度は26%減。岡田克也副総理兼行政改革担当相が消費増税法案に関連して行革姿勢をアピールするため、約7割減らす案を総務省を通じて提示したが、各府省が抵抗したため、削減幅を圧縮した。・・・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用おわり

 

 新規採用の大幅抑制は、実に安直な小手先の「削減」であり、長期的に組織の年齢構成を歪(いびつ)にするだけでなく、公務員を目指して頑張ってきた若い世代の希望を奪い、優秀な人材を失うことなり、組織にとっても大きな損失です。本来、組織の「イノベーション」は日々必要なことであり、その「リストラクチャリング:再構成」としての目的は、「組織の価値観の早期移転」です。社会の激変期を迎えて、省庁に求められる業務も変わり、その担い手として期待されるのはむしろ若い世代の人材です。定年間近の職員に早期退職を促して、新しい人材を登用する理由はそこにある訳で、ただの人数削減だけではありません、公務員制度改革を手の付けやすいところから安易に行うのでは、国家としての機能も果たせず、改革とは程遠く、まさに危機的な「削減」です。

 私は、3年前の札幌学院大学(SGU:http://www.sgu.ac.jp/)の記念論文集に、「組織と経営者の責任:093sgue8a898e5bfb5e8ab96e69687efbc88final」を寄稿しました。その終りの部分に、次のように若い世代への期待を込めて書いたのを思い出しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~論文からの引用

6  若い経営者への期待

 企業・組織にとって継続的な人材の新規採用は大変重要である。と同時に、社会にとって、若い世代の経営者は宝物に違いない。新しい価値の導入は新しい担い手によって成し遂げられ、経営におけるイノベーションの原動力を、これらの人材に求めるのである。

 

 新しい人材は、人的資源の補充という数の意味以上に、当該集団の「価値の革新・移転」を早期に促す意味が本来的に大きい。しかしながら、日本の伝統的経営だった「終身雇用」はごく限られた人材にだけの適用となり、昨今の見識のない経営者は、グローバル競争の中で本来の価値をかなぐり捨てて、当面の利益追求に終始し、貴重な財産を放棄して、人的資源を単なる人件費の削減の手法に落としめてしまった。

 

 日本のレベルの高い労働者に依拠して創り上げてきたこれまでの実績を、何と心得ているのだろうか。再度原点に戻って、経営者は、イノベーションの最も有効な手段として、時代のセンス、将来を読み取る新鮮な感性を期待して、定期的新規採用を行い、同時に自らのポストの明け渡しを含めて、若い世代の台頭、世代交代を積極的に促すべきである。激動の今、過去の経験・実績が必ずしも役に立たない時代は、冷静に考えるとまさに絶好の機会に違いない。

 

 

7  結びにかえて

第二次世界大戦終了後、日本は直後の混乱を乗り越えて、30年を越える高度成長期を謳歌した。その後バブル経済が崩壊し、暫く調整期が続き、ようやく新しい方向性の兆しが見えてきた時、今度は国際金融恐慌の嵐で、今大きな試練に立っている。

確かに100年に一度の事態なのかもしれないが、私は本来の経済構造への回帰の過程と受け止めたい。この数年間、世界経済の異常な伸長を警告していた識者は何人も居たし、身近で尊敬する経営者も繰り返し指摘していた。

 

 

経営者の最も重要でかつ究極の役割は人材の育成である。長期的視点に立った教育プログラムは、理念に裏打ちされていなければならず、職域階層毎、世代毎との縦軸横軸で、同時に次世代の経営者の育成プログラムも構築する事が大切である。高度成長期には次々と育ってきた人材が、競争力に富んだ技術を継承してきた。座学としての教育プログラムばかりではなく、日本の労働力としてのレベルの高さに自信を持って、現場に思い切って権限を委譲し、機会を与えて育成していく事(OJT)が今必要なのではないのか。一般的に言って、これまでの日本企業の競争力は、経営者の優秀性というより、この現場の優れた人材に依るところが大きかったはずである。

 

 

更に自らへの戒めとして、私はこのような時代に、持ち続けている問題意識がある。それは日本の組織におけるリーダーの「責任の取り方」、「責任の取らせ方」だ。戦争責任、不祥事の責任、みな明確ではなく、当事者は言い逃れに終始し、責任を論じる「装置」が不明確、或いは不在で、そしてそれを裁く司法も明解ではない。ほとぼりがさめると何食わぬ顔でまた表舞台に登場する一方で、本来は責任を負うべき立場にない者が、その身代わりの如く責任を取らされている事例もあるのではないか。誰に責任があり、誰が一体責任を取るべきか、この曖昧さを容認してしまう日本社会を私は危惧する。次世代の育成の為にも、現役世代が理屈の通る見本を示してこそ、明るい未来を描く事ができるのだと思う。

 

 

折りしもアメリカでは現在、公的資金注入を受けた大手保険会社が、その後、多額の役員賞与を支払っている事案が議会で問題視されている。このような現実を目の当たりにすると、「アメリカ型」経営・倫理に対する違和感を強く持つ。私は、社会の価値観、企業経営の価値観等を通して、この数十年に粗末にしてきた「日本型経営モデル」の再評価を、企業のCSR、そして新しい起業の中で見出したいし、実労働人口が減少していく中で、若年層の価値増大への道も切り拓きたいと思っている。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 

 原発の再稼働でも、同じ過ちを犯そうとしています。今の政府が本当に懸念することは、「夏場の電力不足」ではなく、日本国民・企業の血の出るような努力によって、「原発無しで夏場を乗り切ってしまう状態」なのではありませんか、実に国民を愚弄した姿勢です。

センスないですね!

Posted by 秋山孝二
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 街を歩いていると、時々、どう理解したらよいのか分からない場に出くわすことがあります。札幌市中央区、市営地下鉄円山公園駅近く、円山クラス(http://maruyama-class.com/)の裏参道側、雪も融けて広い歩道と思いきや、建物沿いに赤い三角コーンと黄黒バーが約50メートル並んでいました。何かの工事中かと近くに寄ると、「駐輪禁止」の白地に青の文字。さらに円山方面から駅に向かって歩いて行くと、「駐輪禁止」の表示の逆側に、自転車が整然と「駐輪」しています。何なんでしょうかね、この状態は?円山クラスの意図が分かりません。

左:「駐輪禁止」の三角コーンが約50メートル、右:自転車が整然と

左:「駐輪禁止」の三角コーンが約50メートル、右:自転車が整然と

 HP(http://maruyama-class.com/about/)には~~

ここは、地域の皆さまの「クラブハウス」。

豊かな自然と歴史ある風土に包まれた「円山地区」。
円山地区を楽しむ人々が上質で健やかな「憩い」「出会い」「価値」を求めて集う場所「レジデンツ・クラブハウス(暮らす人々のための施設)」として、皆さまに愛される施設を目指します。

名称に込めた想い。

お客様が望む「自分らしい暮らし」を実現する施設として、「maruyama(マルヤマ)」という地名と、「集合的」意味合いや「上品さ」「気品」等の意味を併せ持つ「class(クラス)」を組み合わせました。地域の皆様同様にこの街と共に暮らしていく施設として、欠くことのできないパートナーとして、いつまでも愛される施設でありたいとの想いが「maruyama class(マルヤマ クラス)」には込められています。~~~~~

 

 この工事現場風の景観が、「上品さ」「気品」なのでしょうか?いつまでも愛される施設でありたいのなら、店内ばかりではなく、周辺への優しさと配慮も必要だと思いますが・・・・・。どうして、建物側に自転車を止めるのがいけないのでしょうか? 

低線量被曝と向き合う

Posted by 秋山孝二
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 北海道大学スラブ研究センター・家田研究室(http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/coe21/people/file-ieda.html)主催の「一緒に考えましょう講座:http://src-hokudai-ac.jp/ieda/lectureslist.html」第5回として、チェルノブイリの教訓から、「低線量被曝と向き合う:http://src-hokudai-ac.jp/ieda/chernobyl.html」フォーラムが開催されました。

 海外からお二人のゲスト、ミハイル V マルコ(Mikhail V.Malko 1942年生まれ)博士、エフゲーニヤ ステバーノヴナ(Yevgeniya Stepanova 1939年生まれ)教授、それに京都大学原子炉実験所(http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/)の今中哲二(1950年生まれ)先生です。

ミハエル・マリコ教授と今中哲二助教

ミハエル・マルコ先生と今中哲二先生

 

エフゲーニヤ・ステパーノヴナ先生と通訳
エフゲーニヤ・ステパーノヴナ先生と通訳

 昨年の3・11直後に、福島原発周辺の放射線量測定にいち早く奔走された今中哲二先生は、サイエンスには分からない事も多々あることを認識すること、自分にとっては、フクシマ事故はこれまでの原子力技術の導入経過から、必然として位置付けられ、さらに、日本国民としては、地震とどう付き合って生きていくのか、3・11以降、一層問われていることを警告していました。

 ベラルーシのマルコ先生は、集団線量と一人当たり線量のリスクモデルを説明されて、チェルノブイリ事故後のデータ検証で重要なことは、1986年の「原発事故」と、1989年の「ソ連邦崩壊」の二つのファクターが、その後の環境問題にも大きな影響を及ぼしていることを考慮すべきだと指摘されました。たとえば、ソ連邦崩壊によりGDPは大幅に減り、それゆえに環境は一時的にクリーンになったとか。事故直後は、「急性期」被害が中心であり、その後は、情報が無い、正しい情報が無い等により、社会的緊張感が漂っていて、それは放射能情報だけにとどまらなかったとも。
 ステバーノヴナ先生は、ウクライナ放射線医学研究センターのお立場で、子どもたちへの25年間の放射能の影響について、貴重なデータによるご説明でした。自分たちは多くの失敗をしてきたけれど、継続した健康モニタリングを実施して、多くの教訓を学んでほしい、と。そして、原発事故は、体内被曝の問題ばかりでなく、移住による友人との別離、ライフスタイルの変更、食物の変更等、生きていくあらゆる術(すべ)を変えてしまうことも。
 最後は、「事故は起きてしまった、しかし、人々は生きている!」、そう結ばれました。
 このメンバーは、福島を含めて下記の地域を回ってフォーラムを続けて、22日に帰国されるようです。
  9日(月) 10-12時     蘭越町山村開発センター
 10日(火) 13時30分     川俣町中央公民館3F研修室
       18時30分     福島市MAX福島4F A・O・Z
 11日(水) 13時30分     郡山市橘公民館大会議室
 13日(金) 16時半―19時半   大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館3F
                  阪急電鉄・三和銀行ホール ポスター
 14日(土) 13時―17時     京都大学文学研究科第3講義室
 15日(日) 14時-17時     松江市市民活動センター交流ホール
 17日(火) 18時30分~     名古屋市女性会館
 18日 (水)  10時30分~     名古屋市天白文化小劇場
 19日(木)  18時30分ー20時30分 いわき市文化センター大ホール
 21日(土)  14時-18時    東京大学弥生講堂    
 22日帰国

 

「ガレキ処理」、「再稼働」を巡って

Posted by 秋山孝二
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先月に私は書きました、

「ガレキ処理」について:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12121

「原発再稼働」について:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12331

 いずれもその後、動きが出て来ています。何が問題かを端的に言えば、「国の言うことが信頼できない」、「判断するに十分な情報が公開されていない」、いずれも先進国としてはゆゆしき問題、危機的な状況とも言えます。それ故に、国民は志のある方々の知恵・見識等、総力を挙げて、「自らの命を守らなければならない」のです。何とも情けない事態ではありますが、「生きていく」ためには代えられませんので、本当に信頼できる政治・政府を創り出すまで、妥協なき行動をする必要があります。地球上の命を守ることに妥協など許されません。

 一連の課題について、責任ある立場として、札幌市の上田文雄市長が記者会見で明言しています。

3月26日:http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2011/20120326/index.html

「省エネというのは、本当に大きな、市民の皆さん方の力が結集して新しい発電をするのと同じ効果を持つものでありますので、札幌市民は、ごみの減量にあれだけしっかり頑張っていただいたように、結集軸をつくればすごいパワーが出てくるということを私は信じて疑っておりませんので、北海道民も、誠実に、状況を正確に把握をした上で、本当にエネルギーというのはどうなのかということをしっかり考えていくということと、北海道電力をはじめ、電力事業者もそのエネルギーというのはどうやってつくられてきているのか、本当の正確なデータをしっかり道民に明らかにして、やれることを、いろいろな選択を、われわれができるようにしていっていただければいいのだと思っております。」

 記者会見の質疑応答を読むと、実に下らない質問しかしていない新聞記者がいるものですね、是非、会社名だけでなく、記者の名前を記録に残して頂きたいものです。「ディテールにこだわる」、「事の軽重を理解していない」、何を市長から聞き出したいのか、記者の立ち位置を聞きたくなります、本気度をですね。

 一方、インターネットにはたくさんの興味深い情報が掲載されています、そう、追いかけきれないほどです。その中のひとつ:http://www.youtube.com/watch?v=pstK4YWgksM

http://ameblo.jp/64152966/entry-11212950081.html

 多くの方々が指摘しているように、この国の政府、今の電力会社経営者には、この「国家の危機」を越える能力・見識がない、「原子力」を扱う資質がない、そう言えば分かりやすいのでしょうね、どこの政党といった話ではない、本当に情けない事態です。今こそ、自立した市民の英知を総動員して、この難局を乗り切って参りましょう!

春、まだ雪が・・・

Posted by 秋山孝二
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 今年の4月、新年度を迎えても、まだまだ雪が降り積もり、気温も氷点下が続く札幌です。

また、雪が積もりました

また、雪が積もりました

 3年前の4月、このブログで初めて写真を掲載しました、記念すべき一ページ(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=799)。ふり返ってみると、今年の冬は降雪はそれ程でもなく、雪かきでクタクタと言った時もそんなに無かったのですが、12月から気温がとにかく低かったですね。街なかの雪も融けずに積もったまま、或いは氷の表面の歩道だったり、タクシーの運転手さんは、道路には例年になく穴ぼこが多く、舌を噛んでしまったお客さんもいたとか、です。

 新しい年度、気持を更に切り替えて、新しい流れを創っていきましょう、ね。