先月に私は書きました、
「ガレキ処理」について:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12121
「原発再稼働」について:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12331
いずれもその後、動きが出て来ています。何が問題かを端的に言えば、「国の言うことが信頼できない」、「判断するに十分な情報が公開されていない」、いずれも先進国としてはゆゆしき問題、危機的な状況とも言えます。それ故に、国民は志のある方々の知恵・見識等、総力を挙げて、「自らの命を守らなければならない」のです。何とも情けない事態ではありますが、「生きていく」ためには代えられませんので、本当に信頼できる政治・政府を創り出すまで、妥協なき行動をする必要があります。地球上の命を守ることに妥協など許されません。
一連の課題について、責任ある立場として、札幌市の上田文雄市長が記者会見で明言しています。
3月26日:http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2011/20120326/index.html
「省エネというのは、本当に大きな、市民の皆さん方の力が結集して新しい発電をするのと同じ効果を持つものでありますので、札幌市民は、ごみの減量にあれだけしっかり頑張っていただいたように、結集軸をつくればすごいパワーが出てくるということを私は信じて疑っておりませんので、北海道民も、誠実に、状況を正確に把握をした上で、本当にエネルギーというのはどうなのかということをしっかり考えていくということと、北海道電力をはじめ、電力事業者もそのエネルギーというのはどうやってつくられてきているのか、本当の正確なデータをしっかり道民に明らかにして、やれることを、いろいろな選択を、われわれができるようにしていっていただければいいのだと思っております。」
記者会見の質疑応答を読むと、実に下らない質問しかしていない新聞記者がいるものですね、是非、会社名だけでなく、記者の名前を記録に残して頂きたいものです。「ディテールにこだわる」、「事の軽重を理解していない」、何を市長から聞き出したいのか、記者の立ち位置を聞きたくなります、本気度をですね。
一方、インターネットにはたくさんの興味深い情報が掲載されています、そう、追いかけきれないほどです。その中のひとつ:http://www.youtube.com/watch?v=pstK4YWgksM
http://ameblo.jp/64152966/entry-11212950081.html
多くの方々が指摘しているように、この国の政府、今の電力会社経営者には、この「国家の危機」を越える能力・見識がない、「原子力」を扱う資質がない、そう言えば分かりやすいのでしょうね、どこの政党といった話ではない、本当に情けない事態です。今こそ、自立した市民の英知を総動員して、この難局を乗り切って参りましょう!