『1945 最後の秘密』

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 メディアアンビシャスの戦後80年講演会が開催されました。今回は朝日新聞盛岡総局の三浦英之記者です。

* メディアアンビシャス関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 著書の基盤になってきた取材を基に、アッと驚くような満州建国大学卒業者からの証言ほか、濃密な内容でした。

* 三浦英之 - 記者:朝日新聞

* 建国大学 - Wikipedia


 
 開会前から参加者も続々。

 これまでの数冊の著書を手に講演された三浦英之記者。

1945 最後の秘密

~~~~~~~~~~

 人は戦時下で、どう生きようとしたのか――。

* アフリカを攻撃した「特殊潜航艇」日本兵の最期。

* 「空母赤城」整備兵が語るミッドウェイ海戦とその後。

* 元満州国官僚が死の直前に綴った最後の「極秘計画」。

* 回天が配備された八丈島の疎開船「東光丸」の悲劇。

* 原爆に奪われた「元タカラジェンヌ」園井恵子の希望。

* 国家に背いて「原爆疎開」を決断した新潟県知事の覚悟。

~~~~~~~~~

 この中の以下の二つのお話は特に衝撃でした。

* 元満州国官僚が死の直前に綴った最後の「極秘計画」

* 国家に背いて「原爆疎開」を決断した新潟県知事の覚悟

小方良子さんを送る会

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 4月28日に急逝した(公財)ワグナー・ナンドール記念財団の「小方良子事務局長を送る会」が先日、栃木県益子町のワグナーナンドールアートギャラリー内の庭園で開催されました。お誕生日の前日、生前に大好きだった蓮の花が咲く頃、炎天下でしたが風が吹き抜ける中、思い出話、捧げるバイオリン&ピアノの音色を聴きながら、参加された皆さんは暫し小方さんの人生に思いを馳せて偲び、送る時間となりました。

 開催前の早朝の庭園では蓮の花が一輪咲いて、今にも咲きそうな蕾も複数ありました。

 冒頭に理事長の私からご挨拶、HPにアップした内容で語ったのですが、感極まって終わりは暫し絶句でした。

~~~~~~~~

< 訃報 >
謹んで当財団をご支援して頂いてる皆様にご報告申し上げます。
これまで20年あまり、皆さまにお世話になり当財団の事務を担っていた小方良子が、2025(令和7)年4月28日午後6時頃に虚血性心疾患で急逝しました。突然の報に関係者はにわかには受け入れ難く、対応に追われて皆様へのご連絡が遅れた事を深くお詫び申し上げます。葬儀は家族葬でごく内輪にてお済ませとご親族から連絡を受けております。今年度「春の展示会」の最中の悲報でしたが、私たちは当初予定通り5月15日迄開催して多くのお客様にお越し頂き、滞りなく終了しました。
小方良子は和久奈ちよと共に、益子のアートギャラリーの運営に献身的に尽力し、展示会での応対をはじめ、作品・建築物・庭園等の日々のメインテナンスを担っている方々とのコミュニケーション、栃木県庁担当部署への報告、理事会・評議員会資料作成等、事務全般をこの間担って、当財団の活動の基盤を構築してくれました。2021(令和3)年10月にちよが亡くなった後は、まさに孤軍奮闘で新たな当財団の方向性を探りながら仕事に向き合っていました。
私とも頻繁に意見交換を行って、ちよ亡き後のギャラリーの展開を語り合ったり、地元益子町の方々との更なる関係構築、栃木県を芸術の視点から情報発信するための方策についてもアイディアを交換したりして、ギャラリーの将来像を明るい眼差しで思い描いていました。
今、在りし日の姿を顧みると、小方良子は日本航空国際線CAの誇りを胸に、いつも仕事に向き合っていたような気がします。そして、若い後進を育てる途上での今回の突然の旅立ちは、どこか心残りだったかもしれません。
残された今を預かる私を含めた財団関係者は、そんなギャラリーへの熱い思いをしっかり受け継ぎ、これからのこの美術館の更なる発展に尽力することをお誓い申し上げて、ご報告に代えさせて頂きます。
今後とも、皆さま方に喜んで頂ける「ワグナー・ナンドール アートギャラリー」を目指して参ります、どうか宜しくお願い申し上げます。

~~~~~~~~~~

 duo阿久澤のミニコンサート、心に染み入りました。特に『Time to say goodbye』は。

* Bing 動画

海に沈める融ける骨壺

海に沈める融ける骨壺

南極料理人は語る!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 南極料理人西村淳さんのミニ講演&スライドショーが愛生舘サロンで開催されました、企画責任者は和田由美さんです。

 彼の著書を基に以前に映画も作成されました。

* 南極料理人 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

 冒頭ご挨拶する和田由美さんです。

 秋山財団の防災関連プロジェクトでも以前からお世話になっていました。

* 根本昌宏 | TEAM防災ジャパン

 また、こちらのサイトでは彼の二度にわたる南極観測隊での経験も紹介されています。

* ご参考ーー> https://www.hophouse.co.jp/ishide-talk/talk-953/#

 当日は、オーロラの多様なスライドほか、南極ならではの光景も観ることができてひと時澄み切った空気と氷の世界を堪能できました。今後も多くの施設でのミニ講演を続けていくようです。

赤松良子さんに続く「長い列」

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 NHKスぺシアルのシリーズ「未完のバトン」、今回は赤松良子さんに続く活動紹介、『”均等法の母”に続く長い列』でした。

* 未完のバトン 第3回 “均等法の母”に続く長い列 - NHKスペシャル - NHK

 40年前の1985年に成立した男女雇用機会均等法で、当時法案づくりに奔走した赤松良子さん(旧労働省婦人少年局長)は、昨年94歳でお亡くなりになりました。番組で紹介された資料からは、この法案成立に決して満足ではなく、昇進差別、男性の育児休業、非正規雇用、女性の政治参加など積み残した課題の解決に取り組む姿が浮かび上がってきました。

 赤松さんと共に歩みながら、その後の活動を続ける多くの女性たち、「バトン」というよりも闇を切り拓く「鎌」、いつかそれがバトンに代わって走り回れる大地になればいいですね!と。

 「長い列」、それは先輩、後輩たちの弛まない努力の継続なのでしょうね。

 一歩ずつ、諦めることなくしたたかに前に進む隊列、日々暮らしを過ごす矜持も感じます。秋山財団の『秋山喜代賞』も、そんな流れの中での一コマとなれば嬉しいです。

* 秋山喜代賞 - 秋山記念生命科学振興財団

NHK『僕の日本人助産師を探して』

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 NHK『戦後80年』企画の一つとして、BS番組「僕の日本人助産師を探して」は、これまでとは一味違った角度からの深掘りに感動しました。

* 戦後80年 僕の日本人助産師を探して - BSスペシャル - NHK

 中国人ジャーナリストの寇愛哲さんは自身を取り上げた助産師・浦山あき子さんの消息を探していました。

 中国での戦争体験を経て、その後日本に帰ってからの苦労等、時代に翻弄された一人の女性の人生、一般的には「在留邦人」と一括りにされてきてますが、貴重な時代の証として心に刻まなければなりません、戦後を生きてきた私の世代として。

 丹念に彼女を知る人々を訪問・取材する寇愛哲さんの情熱に感動すると共に、彼の質問に率直に応える人々の言葉にも温かさを感じました。

ネットワーク事業交流会 2025

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 今年で第5回目となる秋山財団の「ネットワーク形成事業助成」の交流会が先日開催されて、例年にも増して大盛況でした。開会前から、或いは休憩時間も濃密なコミュニケーションの数々、化学反応により新たな展開も生まれたようで何よりでした。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 活動報告会 2022@秋山財団

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 秋山財団 交流セミナー 2023

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 秋山財団 交流会 2024

 振り返れば、コロナ禍での第1回は秋山財団でアクリル板を挟んでの意見交換会、回を重ねるごとに交流のレベルもバージョンアップし、プログラムだけでなく、お菓子の詰め合わせの事務局の心遣いもあったり、新しくデジタルプラットホームのアプリの予告もされて、今後が楽しみですね。

 一団体3分の活動報告とその後の質疑応答、窮屈な持ち時間と思っていましたが、どの団体も見事に時間を有効に使ってのプレゼン、真の「交流」が板についてきたことを確信しました。

リニューアル、「日本海沿岸サミット」

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 経済同友会でこれまで十数回開催していた「日本海沿岸地域サミット」を、今回からリニューアルして 「第一回日本海沿岸地域経済同友会サミット 札幌大会」として開催しました、大会テーマは『日本海沿岸を結ぶ交通網の整備』で、全国から12の経済同友会の代表幹事・副代表幹事・事務局総勢50名が集まりました。

<これまで私が参加した前身の「日本海サミット」の記事>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 日本海サミット 2014 in 山形(前)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 日本海サミット 2014 in 山形(後)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 第8回 日本海サミット in 福岡

 基調講演は京都大学工学研究科教授の藤井聡氏、テーマは『北海道沿岸エリア発展における必須プロジェクト~羽越・北陸・山陰・北海道新幹線と那覇名護鉄道による「国土軸」の形成~』でした。「マーケットの論理」と「国家の論理」の違い、「相対的交通利便性」、「対抗投資」等の概念についても時々過激な内容もありながら示唆に富むお話でした。

 その後は、各地の経済同友会からのそれぞれの問題意識を基に質疑応答を含めた意見交換も休憩時を含めて大変活発、懇親会でもそれぞれのテーブルで更に深掘りした話し合いも続きました。来年は富山経済同友会がホストで開催予定です。

日本酒 試飲会@かんてんパパ

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 札幌の秋山財団事務所のお隣さん『かんてんぱぱ(伊那食品工業株式会社)』札幌営業所には、所長さんはじめいつもお世話になっています。先日、昨年から始めた年一回の日本酒の試飲会イベントのお誘いがあり行きました。

* 伊那食品工業株式会社

 いつもは事務所2階の一室で、関連する長野県の酒蔵の地酒が並んでの試飲会、夏限定の冷酒ほかたくさんの銘柄を解説付きで飲み比べ、すっきり爽やかな味でした。

* かんてんぱぱグループ米澤酒造株式会社

 しばしいろいろ説明を聞いた後、一階のショップで今錦二種類を買って家に持ち帰りました。かんてんパパさんで日本酒を売っていることも殆ど知らなかったので。

 因みに、これまで長野のお酒と言えば『真澄 蔵元 | 宮坂醸造株式会社(信州諏訪 7号酵母発祥の酒蔵)』でした、私の妻の名も文字は少し違いますが「眞澄」、いつも「辛口」で緊張感を抱いて飲んでいます?!

* これまでの「日本酒」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

新たなDVD、完成!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 栃木県で続いたワグナーナンドール財団関連のイベントの記録DVDが完成しました。

 一つは「大谷石研究会主催の講演会」、もう一つは「ロマンの碑・復元関連イベント」です。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 講演会 @ 大谷石研究会(下)

* 秋山孝二の部屋 ロマンの碑復元関連イベント(除幕式ほか)

 当日の感動はもちろんですが、こうやってDVDとして記録に残して振り返ると、また違った深掘りの印象があり、より一層当日の新鮮な感動が蘇ります、ワグナーナンドール財団の江原評議員の毎回の力作、ありがとうございます。

観劇後の懇親会も盛況!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 ジョブキタ北八劇場で『病は気から』を観劇した後、今回は4年前に終了した『北を語る会』の元メンバーたちが集まってそれぞれこの舞台の感想他を語り合い、大いに盛り上がりました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 「北八劇場」一周年!!

* 「北を語る会」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 懐かしいお顔の面々、皆さんは千秋楽のこの日が初めてのこの作品の観劇、それでもこれまでの演劇鑑賞の経験を踏まえて、大変深い感想を多く聴かせて頂き、北八劇場関係者にも伝えたいと思いました。例えば、シンプルな舞台装置の中でストーリーと俳優たちの演技だけで2時間の時間・空間を楽しませるその姿への称賛とか、俳優たちの溢れる熱演からエネルギーを貰ったとかですね。

 その中で特に印象に残ったのは北海道大学の教授だった高村泰雄先生のお言葉、この日95歳のお誕生日を迎えられて皆さんでお祝いをしましたが、先日亡くなった斎藤歩を偲ぶ中で、学生時代の斎藤歩の青テントのエピソードには感動しました、キャンパス内に無許可でテントを張って演劇活動をしていた歩たちを排除しようとした大学側に対して、表現の自由から彼らを擁護した数少ない大学関係者だったことを、絞り出すようなお言葉で語られました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 旅立ったお二人!

絞り出す声で語る高村先生

絞り出す声で語る高村先生

 久しぶりにお会いした先輩たち、最初は多少お歳を取られた気がしていましたが、飲むほどに酔うほどにさすがに錚々たる経歴の皆さん、持論を含めて深い観劇の感想等、傾聴に値するお言葉の数々でした。リアルな集まり、やっぱり大切ですね、また近いうちにお会いしたい皆さんでした。

「北八劇場」一周年!!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 昨年5月にオープンした「ジョブキタ北八劇場 」が一周年を迎えて、先月から今月に掛けて一か月公演24ステージ『病は気から』が大盛況で千秋楽を終えました。

* 『病は気から | 劇場スケジュール | ジョブキタ北八劇場

 千秋楽終演後のカーテンコール!

脚本・演出の納谷真大さん

脚本・演出の納谷真大さん

 隣のホテルバーとのコラボ企画『キャスト・イメージカクテル』で一番注文の多かったエレキくん、賞品の電気ブランボトルを獲得!

 終演後、キャストの方々も元気そう。

* これまでの北八劇場関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

永い年月を経て @ 薬師寺

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 薬師寺にはこれまで何回も足を運んでいますが、昨年はここの食堂(じきどう)でのライブコンサートがあると伺い、前後の日程もあったりで参加しました。

 田辺靖雄さんと九重佑三子さんのご夫婦。薬師寺大谷執事長のご配慮で最前列の真ん中の席で臨場感満載の時間でした。ライブ前に本堂の薬師如来に奉納のお参りもご一緒にさせて頂きました。その昔、九重佑三子さんのファンだった私としては60年近くの時を経て至近距離でお話ができました。お父様が北海道の礼文島ご出身とか。

* Bing 動画

* これまでの薬師寺関連記事ーー> 秋山孝二の部屋