今年8月にまとめて第5話まで書き記した「私の【戦後80年談話】」、年の瀬に最終回をアップします。
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私自身の国際社会との関わりはアメリカ、アメリカ人を通じてで始まりましたが、教師時代は超国内仕様で張り付き、海外のその他の国々との関係は比較的新しい社会人の時期からではありますが、数多く足を運びました。アジアでは医薬品メーカー関連でオーストラリア・インドネシア・ベトナム・中国、演劇関連で韓国、金融関係でシンガポール・香港です。そして次いでヨーロッパの各国、こちらも医薬品メーカー関連でドイツ・イギリス・フランス・スイス、姉妹都市関係でロシア(モスクワ、サンクトペテルブルク、ノボシビルスク)、その後、金融関係でスイス・リヒテンシュタイン、芸術関係でハンガリー、チェコ、ポーランド、ルーマニアです。他には農業指導活動に帯同してアフリカに一度、振り返ってみると台湾、イタリア、スペイン、ポルトガル、中東、南アメリカにはこれまで一度も足を運んだことがありません。そうそう、アメリカで忘れていたのがアラスカですね、キングサーモン他の釣りツアーでした、アメリカの回で関連記事に掲載しています。
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ヨーロッパ各国を訪問して学んだことは一つはアメリカへの視座でしょうか、これまでの戦争・内乱に絡みアメリカからの支援に裏切られてきた歴史から起因するのか、絶妙な「距離感」を保ち続けている状況です。今、アメリカ・トランプ政権でその距離感がNATOを軸に揺さぶられている感は否めませんが、スイスの「安全」の立ち位置は揺るがない中立国としての落ち着きを感じます。また、シリア、ウクライナに起因する「難民問題」では、私たち日本で日頃目にするメディア報道とはかなり違った各国それぞれの事情によっての対処も理解できます。数年前からのロシアによるウクライナ侵攻に対しては、エネルギー依存度によって指導者の立ち位置は必然的に変わっていきますね、例えばハンガリーなどは。
もう一つは各国それぞれの国の成り立ち・歴史を地道に継承している姿です。小さな国がせめぎ合って独立国として存在し続けているためには、確固たる歴史認識を教育の中でしっかり継承し、揺るぎないアイデンティティを確立していること、芸術・文化・食事等の日々の暮らしの中でごく自然に伝えてきている気がします。
「戦後80年」と言えば、同時に「昭和100年」の今年、若い世代と話をしていると、時々「昭和のオトコだ!」という言葉を耳にしました。最初は衝撃でしたが、今は「令和」、思い返すと今を生きる世代からみると二つ前の和暦は「昭和」、昭和に生きた私たちの世代からみると「明治の爺サン」と同じような印象なのでしょうね、よく「明治は遠くなりにけり!」なんて言ってたものです。
昨今の円安で、国内では食料品を筆頭に値上がりが大変ですが、海外への渡航費も驚くほど高騰していて出張も少し躊躇してしまいがち、でも来年以降も機会を見つけて出かけてみたいですね。
