アナザーストーリー 尾上縫事件

Posted by 秋山孝二
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 先日、恐らく「NHKアナザーストーリー」は再放送なのでしょうが、今となってはもうかなり昔の感がある「尾上縫事件」、私は以前、この事件に関係する方から「いや、あの時は大変だった」と聞いていたので最後まで番組を観ていました。

* 2兆円を借りた“女相場師” - アナザーストーリーズ 運命の分岐点 - NHK

 一般的には、尾上縫は料亭「恵川」の女将で、複数の銀行に対して巨額の詐欺事件を起こして逮捕されたバブル期を象徴する人物と言われています。この事件の切り取り方によってはスキャンダラスな見出しが複数付きますが、番組の中では具体的な金融機関名も出て、当時の証券会社幹部も振り返りで登場するなど突っ込んだ内容でした。とにかく借りた金額総計が何と「2兆7736億円」ですからね、時代とは言え凄いです。

 私が注目したのは番組終盤に紹介されてた竹島一彦さん、当時の近畿財務局長で、その後、国税庁長官、公正取引委員会委員長を歴任されました。実は竹島さんは中学校・高校の大先輩、彼が東京大学の学生時代には札幌の私の家まで来たこともありました、当時から素晴らしいお人柄は、その後官僚になられても全く変わらない姿勢は常に尊敬していました。

 今のお姿も紹介されていて、元気な様子に安堵しました。今でもこのような先輩を私は誇りに思っています。

高校卒業式 2025

Posted by 秋山孝二
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 今年も卒業式シーズンを迎え、先日は午前に高校全日制卒業式、夜に定時制卒業式、これまでと同様に学校林理事長として来賓で出席しました、今年度は75期(因みに私は19期!)午前中にはNHK含めてメディアが4社、昼のニュースでそれぞれ放映されたようです。パフォーマンスはいつもにも増して盛りだくさん、例年の三倍くらいの時間を費やして、式はライブ会場となりました!私は今年も来賓席からスマホでパチリです!

 一方定時制では伝統的なスタイル、送辞・答辞・「蛍の光」斉唱と、夜間に学校に通い続けた卒業生たちの一人ひとり卒業証書を受け取る姿と相まって、思わず胸が熱くなりました。

< これまでの卒業式の記事 >

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 宮澤校長は今年で定年退職、今年の式辞は例年にも増して素晴らしい内容、「中庸」を送る言葉で締めくくりました。定時制卒業式での式辞が校長人生最後の式辞となりました。

 式を終えて校長室で記念撮影も。

 以前にも書きましたが、私自身の高校時代では、千葉大学(当時の国立一期校)の入試と発表の間の日に卒業式だったので出席しておらず、思い出が無かったのですね、ですからこうして毎年遥か後輩たちの卒業式に臨席することは新たな感動を受けています。卒業生たちの今後に期待しながら祈るような気持でした、世界に羽ばたいて頑張って欲しいですね。

祝 キッシュ・レイカさん受賞!

Posted by 秋山孝二
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 私が理事長を務める栃木県益子町の「ワグナー・ナンドール記念財団」で永年ご尽力されているキッシュ・レイカさんが、『在ハンガリー日本大使賞』を受賞されました、大変名誉なことです!お父様はワグナー・ナンドール記念財団の理事としてもご活躍です。 先月、在ハンガリー日本国大使館大使公邸において、「日本語通訳・翻訳者」に対する令和6年度在外公館長表彰が行われ、小野日子(ひかりこ)大使より表彰状が授与されました。

 レイカさんは、ハンガリー政府の公式通訳として、2002年の天皇皇后両陛下のハンガリー御訪問や、2009年の秋篠宮ご夫妻の御訪問時の通訳をはじめ、首脳会談や外相会談の通訳を数多く担当されました。さらに、2019年の外交関係開設150周年を記念した佳子内親王殿下のハンガリー御訪問においても重要な役割を果たされ、日本とハンガリーの友好関係の発展に長年尽力されてきました。それらの功績が高く評価され、この度の表彰となりました。

* キッシュ・レイカ・ガブリエラ氏に対する在外公館長表彰 | 在ハンガリー日本国大使館

小野日子大使(右)とレイカ・キッシュさん(左)

レイカ・キッシュさん(左)と小野日子(ひかりこ)大使(右)

 当日は親族・知人の方々も招待されて記念撮影も行われました。

 レイカさんは、私がハンガリー訪問時も通訳をして頂き、ほぼ毎年日本にも来ています。3年前のハンガリー訪問時、展示会オープニングの私の挨拶も通訳をお願いしました、事前原稿なしの流暢な通訳で。

* レイカさん関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 お父様がワグナー・ナンドール財団の現役の理事でもあり、ブダペスト訪問時はいつもご自宅でご馳走になっています。

 いずれにせよ、ハンガリーと日本の親善交流に多大な足跡をこれまで残し、今後も私どもと一緒に活動していけるかと思うと大変楽しみです、重ねて今回のご受章おめでとうございます!!!!

2月の館山 2025

Posted by 秋山孝二
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 千葉県館山市には私の小さな家があります。昨今、東京都内のホテル宿泊費が高騰していて、以前にも増して時間のある時は東京駅からの高速バスでアクアラインを通ってこちらに泊まることが増えています。

* これまでの館山関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 先日午後は、東京から館山への時間が予定より早くなったので、家に着いてから一つ隣の那古船形駅近くにある西行寺にお墓詣りに行こうと思い立ちました。家に置いてあった自転車はしばらく乗っていなかったので空気が抜けていて、また家にある空気入れ二つは共に壊れて役立たず、近くの自転車屋さんで空気を入れて多少の心配はあったのですが海岸の道を通って向かいました。15分くらい走ると後ろのタイヤの空気が抜けてガタガタし始め、やがて完全に空気が抜けてしまったのです。自転車を降りて引きずりながら船形港近くの寿司屋「茂八」に向かったのですがすでに閉店。そこから西行寺にあるお墓を目指して引き続き自転車と共に歩きました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 2012年3月、千葉県館山は

 何とかお墓にお参りを済ませて、日没前には館山市内の家に着きたく、引き続き自転車を引きずりながら歩き続けること1時間少々、途中、ふと空を見ると何とも幻想的な景色に心が洗われました。

 家の近くの県立安房高の門は変わらず鎮座。

* Top - 千葉県立安房高等学校

 夕食はいつもの館山駅近くで「田舎寿司」と「こはだの酢漬け」、歩き疲れた私はひと時ホッとした時間となりました。

思わず一切れ食べちゃって!!

思わず一切れ食べちゃって!!

 翌日は早朝に羽田空港行きバスに乗り札幌に戻りましたが、館山駅海側二階からは真っ青な空と東京湾の向こうに富士山も薄っすら見えたりで。

 久しぶりに長時間歩いて、途中ではどうなることかとも思いましたが、日没前に何とか戻って来れてよかったです。途中、横を車が通る中いろいろなことを思い出し、「千里の道も一歩から」を唱えながらの1時間半近くは逆に新鮮で、着いてみれば心地よい脚の疲れと薄っすらとかいた汗が快感でした。