親族の古いアルバムから懐かしい写真が送られてきました。今の札幌市中央区南一条西5丁目にある「愛生館ビル」の昭和30年代後半の新築中の様子です。電車通りを渡って大通り側からの光景、足場は木組みだったのですね。付近の建物を見てみると軒並みの木造建物で、コンクリート建物は同じ敷地の奥にある昭和32年に新築した「孝行ビル」のみです(写真真ん中の街灯の柱の少し右)。
* 孝行ビルーー> 秋山孝二の部屋
同じく電車通りを渡った西6丁目角からの写真(現在のローソンが入っているビルからの視点)がこちら。当時としては珍しいコーナーが窓の設計です。
この建設中建物の右側はまだ古い秋山愛生舘本社、二期工事として5階建てのビル建設に続いています。そして昭和48年に札幌駅北口に本社を移転してここは貸しビルとなり、昭和58年に秋山愛生舘90周年を記念して2階かさ上げ、外壁もタイルからパネルに替えて7階建て貸しビルにしました。
幼かった私は、この間の工事を具に見ていて、時々は伯父に連れられて工事現場も見学に行ったりしました。私の住む場所もこの土地内でしたが数年間でいろいろ変化に富んだ時期でしたね。