演劇公演 三題

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 このところ、演劇公演を続けて観に行っています、それぞれ全く違ったテーマのパフォーマンスアート。

 まずは、ヨーロッパ企画(http://www.europe-kikaku.com/)の『第39回公演「ギョエー!旧校舎の77不思議」』。札幌でも活躍中のイレブンナインの納谷真大さんも全国ツアーで熱演です。 作・演出=上田誠 音楽=青木慶則 出演=石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成 中川晴樹 永野宗典 本多力/祷キララ 金丸慎太郎 亀島一徳 日下七海 納谷真大

チラシより

チラシより

 札幌でも10月に一ステージですが公演が決まっています、楽しみですね。

北海道新聞記事から

北海道新聞記事から

 続いてはシアターZOOでのmicelleとMonochrome CircusのSAPPORO DANCE BOAT PEOJECT 2019(http://www.h-paf.ne.jp/zoo/program-index/?program_id=1816)』。 micelle が主催する、接触と即興のコンテンポラリーダンスコンタクトインプロビゼーション」のプロジェクトです。 2019年度は、京都を拠点に活動するダンスカンパニー Monochrome Circusの坂本公成さん・森裕子さんを招いて、若手舞踏家の育成を目的とした共同制作を行います。札幌のコンタクト・ユニットmicelleが演出する1作「μ∴」と坂本公成が演出する2作品「Endless」「lemming」の3作品を上演しました。

 アフタートークで演出家の話では、「コンタクトインプロビゼーション」とは、1970年代にアメリカで生まれた、身体を接触させて相手の重さや力の流れを感じながら即興的に動く対話型のダンスとのこと。触れる、感じるといった身体と身体のやりとりを通じて、個人やパートナーとのコミュニケーションを体感し、お互いのムーブメントから生まれるエネルギーの流れを楽しむ言葉を使わないコミュニケーションツールとして、ダンス以外の舞台芸術、教育、福祉、医療、様々な分野の人々が集まるのも特徴とのこと、新鮮なお話でした。

アフタートークも面白く

 三つ目は、若手劇団のきっとろんどん(https://kittolondon.jimdo.com/)の『コントラスト(http://bloch-web.net/tdp03/』。

開場前からの長い列

「BLOCH」開場前からの長い列

【題】 川尻恵太(SUGARBOY) 【脚本・演出】 井上悠介(きっとろんどん) 【出演】 井上悠介 久保章太 山科連太郎 リンノスケ (以上 きっとろんどん) 泉香奈子(パインソー) ※ 廣瀬詩映莉 ※ 五十嵐穂 小島達子(ELEVEN NINES) 浜名一聖(山田ジャパン) 戸澤亮(NEXTAGE) ※札 赤谷翔次郎(パインソー) ※東 ツルオカ ※札 氏次啓 ※東 ※泉、廣瀬は二都市で役をチェンジします。 ※戸澤、ツルオカは札幌公演のみ出演。赤谷、氏次は東京公演のみ出演。 終演後のアフタートークも大盛り上がり!

キットロンドンほか

きっとろんどんと客演の皆さん

 それぞれの劇場・公演にはそれぞれのお客様で盛り上がり、ベテランと若手のコラボも観ているものには魅力です。皆さん、これからも頑張って!!

ラグビーワールドカップ 2019 !

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 ラグビーワールドカップ2019日本大会(https://www.rugbyworldcup.com/)が、9月20日から始まりました。

 札幌でも札幌ドームでオーストラリア対フィジー戦があり、当日は大通公園西2丁目のライブビューイング会場でも大盛り上がりでした。

大通り西2丁目ライブヴューイング

大通り西2丁目ライブヴューイング

会場外にも

会場外にも

 そして翌日は、円山公園付近からどこへ?

オーストラリアの応援者たち

オーストラリアの応援者たち

新渡戸連続講座 第3回 2019

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 新渡戸稲造連続講座の2年目第3講は、小野有五先生のお話。

< これまでの記事 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34744

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36502

小野有五先生

小野有五先生

 参加者は道民カレッジ受講生6名、一般参加者は19名でした。当日のレジュメA3裏表のほか昨年の「音楽と講演のつどい」のレジュメも含め資料として皆様にお渡ししました。講演では、「コトバ」と「言葉」の違い、「言葉」は意味を限定するが、「コトバ」には自由があり、「真如」(神・自然・宇宙)に上昇する「優れた詩」のような性質があるということ、また、新渡戸稲造がよく言及する「分け登る麓の道は多かれど同じ高嶺の月を見るかな」(傳一休禅師)(『新渡戸稲造全集』第一巻『東西相触れて』162頁ほか所収)にある「東西宗教の合一」につながる精神についても言及され、その後、活発な質疑がなされ、この精神は西行に通ずるのではないかとのご意見も参加者から発言が出ていました。

* 傳一休禅師 http://www.ko-kon.net/kokoro/shinjin/wakenoboru.html

宗教と新渡戸稲造

宗教と新渡戸稲造

 今回のお話、私が理事長を務めるワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/)の「哲学の庭(https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/219000/d007585.html)」の理念にも通じるもので、大変内容の濃い、深いひと時となりました。「哲学の庭」の像群は、ハンガリーのブダペスト・ゲレルトの丘にも設置されています。

「哲学の庭」の画像検索結果

* ハンガリー・ブダペスト、ゲレルトの丘  http://wagnernandor.com/javato.htm

 小野有五先生、2回目のご登壇ありがとうございます!

館山 深刻な台風被害 2019! 番外編

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 昨日、館山の家に行き、現地の工務店の方と外装被害の再確認、天井裏の被害状況等を再度調査をしました。通りの倒れた電柱は、基礎から新しく建設されて、電気も通電していました。

新しい電柱に

新しい電柱に

< 参考までに被害直後の様子は以下の通り >

9月11日の様子

9月11日の様子

基礎からがっちり

基礎からがっちり

力強く!

力強く!

 隣の無人のお家は、今回の被害を受けて取り壊しが始まっていました。

隣は解体作業へ

隣は解体作業へ

 館山市内は、かなりの地域の電気が復活したのか、信号もついて、お店も以前のようにオープンしていて、活気を取り戻したようには見えました。ただ、周辺農家のビニールハウスはかなりダメージが残り、今後の生育が心配されます。

鉄骨も曲がりビニールも飛んで

鉄骨も曲がりビニールも飛んで

 地元工務店の方の話によると、屋根のビニールシート掛けはかなり進んではいるけど、修復依頼の問い合わせが殺到していて、一つ一つ対応しながらかなりの時間が掛かるだろうと言っていました。私の家の修復もそのうち始まるかとは思いますが、いつ頃になるのか今現在は皆目見当がつきません。

館山 深刻な台風被害 2019!(下)

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 炎天下30℃を越える中、やや離れた所から我が家の屋根を見てみると、少し太陽光温熱パネルの設置下部がめくれているように見えました。

屋根の太陽光温熱器下部のめくれ?

屋根の太陽光温熱器下部のめくれ?

 さらに家の周りをチェックしてみると、電気メーター表示板が外れる寸前、玄関の灯りはカバーが風で飛ばされて電球がむき出しに。家の角のサイディングが瓦か何かが飛んできて部分的に壊れていました。通りを挟んだお向かいの家の方の話によると、9日未明に強風により停電になり、翌朝外に出てみると、レンガ・瓦の破片がそこら中に散乱していたとか。夜中に弾丸のようにこれらの破片が飛び交ってたくさんの壁に突き刺さったり、衝突して壊したり、どこかのパイプの破片が槍のように飛んでいた、とお話をされていました。

 私の家は停電はしていましたが、周辺の家屋に比べると、被害は軽微と言えるのでしょうね。窓ガラス損壊はゼロ、冷蔵庫が停電のために温度が上がっていましたが、中に生モノはなく、氷が解けて製氷機に水が溜まっていた程度。幸い、水道は活きていたので、何とか暮らしは大丈夫かなと。家のソーラーシステムはモーターを使っているので停電中では機能しません、天井の配管等の損傷がなければいいのですけど、後日調べようと思っています。

 その後、電気が回復したのかどうか、明日また出張の足を延ばして館山を訪問する予定です。この数日の豪雨で、屋根の具合がどうなっているのか、現地の工務店の方の立ち合いの下で、今後の復旧対策を考えるつもりです。

 それにしても今回の台風被害、政府は内閣改造最優先で浮かれた雰囲気、マスメディアはどこもかしこもそれを追いかけて大騒ぎ。基礎自治体の市当局のスピード感の無さ、千葉県は全く存在感なし。それらを覆い隠すように「ボランティアの力を!」と声高に叫ぶ政治・行政・メディア・東京電力幹部には吐き気を覚える昨今です。南房総に医師を派遣しているのが広島県のNPOと聞いて、呆れるばかりです、その任にある方々は一体何をしているのか、以前から感じていましたが、今の日本は本当に壊れてきています、責任ある立場の方々の無能、益々自分の暮らしは自分で守らなければ、と実感した次第、明日、また家と館山市内を見てきます。

館山 深刻な台風被害 2019!(中)

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 駅から歩いて6・7分の所にある我が家、細い道の角を曲がってみると想像を上回る近所の被害で、しばし言葉を失いました。この日のニュースでは、東京電力は11日(この日)中には、停電が解消できると記者会見で言っていましたが、素人目にもどうみても、早くて一週間、或いは9月中に復旧できれば位の大被害でした。コンクリートの電柱が、この細い道だけで3本被害、そのうち一本は根元から鉄筋が千切れるように倒壊ですから、館山市内だけでもどれだけの電柱の倒壊等の被害があったことか。何とも無責任な経営幹部のコメント、福島原発事故と同じように、要するに現場状況が日常的にトップは把握できていないということなのでしょうね、憤りを越えて呆れてしまいます、その緊張感の無さに。

傾く電柱、倒壊した電柱

傾く電柱、倒壊した電柱

さらに近づくと

さらに近づくと

電柱の根元が千切れて倒れてる

電柱の根元が千切れて倒れてる

 電柱の先には近所の屋根の一部が纏わりついていました。電線は辛うじてつながってはいましたが、このまま通電というのは無理でしょうね。これらを取り外し、仮設の電柱を建てて取り付けて、今すぐ復旧に取り掛かっても、数日では無理な気がしました。

倒壊した電柱の先には瓦が飛んだ屋根の家

倒壊した電柱の先には瓦が飛んだ屋根の家

 西隣のお家は、下の屋根にはブルーシートを掛けて簡易に養生していましたが、上の屋根には足場が必要で、私が行った11日には瓦が剥がれたままの状態でした。この数日間の激しい雨でその後どうなったか心配です。

西隣のお家の屋根も大きな被害、上・下

西隣のお家の屋根も大きな被害、上・下

 南隣のお家は、ほぼ廃墟に。白いビニールシートと足場は、私が行く一日前に簡易に取り付けられたとか。このままでは更なる風で倒壊する危険性があるかもしれません。木の破片が幾つか私の家の敷地にも飛んでいました。

ガラスは割れて

南隣のお家、ガラスは割れて

南隣のお家、二階のガラスも割れて

南隣のお家、二階のガラスも割れて

館山 深刻な台風被害 2019!(上)

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 千葉県館山市(http://www.fukushi-tateyama.or.jp/ibentoosirase.html)には、30年程前に建てたもう一つ私の家があり、札幌から東京出張の折には時々そこに泊まっています。ソーラーシステムでクーラーは備えておらず、お湯はほとんど太陽温熱器により賄い、夏は扇風機、冬はコンパクトな電気暖房機で過ごしていました。

* これまでの館山関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%A4%A8%E5%B1%B1%E5%B8%82

 今月8日深夜から9日にかけて台風15号が房総半島を直撃し、風速40メートルを越える強風により甚大な被害がありました。マスメディア等では専ら折からの内閣改造で大騒ぎ、この千葉県の大災害に関してはあまり報道されてはいませんでしたが、私は家が心配になり、東京出張の後、11日昼過ぎに、いつも乗っている東京駅からの高速バスで館山に向かい、その途中、バス停から見る景色でも、その予想を上回る甚大な被害の様子を垣間見ることができました。

 「ハイウェイオアシス富楽里(http://furari.awa.or.jp/index.html」は高速からの入り口が閉鎖となって、手前のインターから一般道に入るなど、いつもとは違う道でした。

ハイウェイオアシス富楽里近くのプレハブ

ハイウェイオアシス富楽里近くのプレハブ

 さらに次の「とみうら枇杷倶楽部(http://www.biwakurabu.jp/」では、建物の上部が吹き飛び、駐車場内で軽トラックが横転・衝突していました。

冨浦びわくらぶの駐車場

とみうら枇杷倶楽部の駐車場、左建物上部損壊、横転する軽トラック

 JR館山駅はシャッターが降りていて、「終日全線運休」の表示が。

JR館山駅、電車は終日運休、充電サービスが

JR館山駅、電車は終日運休、充電サービスが

 いつも羽田空港に向かうバス乗り場は、待合室の壁が飛ばされて妙に見通しがよくなっていました。

羽田空港・横浜行きバス停では壁が破壊

羽田空港・横浜行きバス停では壁が破壊

 よく通る市内の角の大木も倒壊。

樹齢数百年の樹木も倒れる

樹齢数百年の樹木も倒れる

安房高校の構内は大丈夫!

安房高校の構内は大丈夫!

 到着後は、かなりの不安を抱えながら、県立安房(あわ)高校(https://cms2.chiba-c.ed.jp/awakou/)の近くの我が家に向かいました。

六華同窓会 交流会 2019夏

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 六華同窓会(https://rikka.net/)の夏の交流会が開催されました、現役の若い世代が多く、席替えが一回行われ、お開きまで大いなるコミュニケーションであふれていました。

 まずは「大人の六華ゼミ」、今回は幹事当番期(https://sapporominami44.amebaownd.com/)の向裕加さんのプレゼン、臨床心理士として札幌にカウンセリングオフィスを構え、留学経験で培った英語力を活かして海外の研修にも精力的に参加しています、新しい領域へのチャレンジ、素晴らしい!!!

大人の「六華ゼミ」向さんのプレゼン!

大人の「六華ゼミ」向さんのプレゼン!

老いも若きも

老いも若きも

たくさんの関係資料

たくさんの関係資料

今年の幹事当番期

今年の幹事当番期(44期)

 六華同窓会総会・懇親会は、来月19日(土)と迫ってきました。その日終了後、私達の南19期は札幌で「卒後50年」の記念同期会を開催する予定です。

* 10年前の40周年同期会――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2450

秋山財団講演会・贈呈式 2019(下)

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 受領者からのメッセージ・講演会に引き続き、贈呈式を行いました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36642

 今年、これまで33年間の助成総額が、大台の10億円を越えました。継続は力なり、と新たな地平での活動が始まるような気がしています。ここまでご支援頂いた多くの皆さまに感謝したいです。

* 今年度の受賞・受領者――> http://www.akiyama-foundation.org/news/3646.html

 冒頭の私の挨拶は以下の通りです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2019.9.5秋山財団贈呈式:秋山孝二理事長 挨拶 骨子

御礼

ご来賓、助成受領者、(株)スズケン、ほか関係者の皆さま

はじめに

昨年の台風・地震

翌日予定の櫻田先生と若手研究者ワークショップ:1218日再設定し終了

報告

事業実績

–今年度件数504,139万円

–これまでの総件数 1,435件  総額 102,372万円 (大台突破!)

研究助成の「一般」採択率向上 予算増額――>結果は14%が18%へ

『愛生舘文庫』の開設 令和元年101日オープン、7年の準備の歳月 秋山喜代の遺言

基本財産の財団建物:

–23年ぶりリノベーション工事 壁紙・空調・照明等

–BCPの一環: 屋上に太陽光パネル40枚、 自立発電体制

*** 32年間積み立ててきた資金(修繕積立金)の6割を投入

これにより、「事業」、「基本財産・資金の運用」、「設備・建物」、全てでSDGs」時代体制に

今後の課題

アウトリーチ活動の推進

ーー受領者・団体の方のアウトリーチ活動支援

–コラボによる場の確保

「地域」で民間が担う公共を愚直に持続

テーマの設定 「地域」 (例) 地域防災、再生可能エネルギー、食・農

 公益法人改革から10年を経た今、グローバルには、「パリ協定」、「SDGs」、「ESG投資」、国内では、「地域循環共生圏」といった概念が拡がりを見せ、循環型社会における「地域(コミュニティ)」の機能が急速に重要視されています。私達は、「地域において民が担う公共」活動の主体者として、「修正と改革の連鎖」を実現する「SDGs」ほか新しいグローバルなツールを手に入れました。

 人々が暮らす「地域」は、まさに「生きる地球」の原点であり、地域同士でつながれる可能性を膨らませています。このような今、秋山財団関係者は更なる飛躍を目指して今後とも努力することをお誓い申し上げます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ あいさつ おわり

 いずれ、当日の贈呈式・交流会の様子は秋山財団HP(http://www.akiyama-foundation.org/)に掲載されますので、そちらをご覧下さい。昨年度は事務局二人、今年度は事務局一人体制で運営してきた秋山財団ですが、10月中旬には事務局員一人が新しく入ってくることが決まっています。また、数年以内には常務理事も置いて、今後設立50年に向けての体制づくりの基盤を創っていこうと思っています、私の次の理事長体制としてですね。新しい時代は新しい担い手たちに、です!

秋山財団講演会・贈呈式 2019(上)

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 今年の秋山財団(http://www.akiyama-foundation.org/)特別講演会、贈呈式も盛会裏に終了しました。近いうちにHP上に当日の模様が動画でアップされると思います。

* http://www.akiyama-foundation.org/wp-content/uploads/2019/08/8b847b9037b75761ed895e5c702db91d.pdf

秋山財団特別講演会 2019

秋山財団特別講演会 2019

< 受領者からのメッセージ >

* 『 子育てに関する問題を神経科学の視点から解決したい 』 室井 喜景 様(帯広畜産大学獣医学研究部門 准教授)

* 『 産後の健康・体力回復の場の促進と SDGs 』 寅嶋 静香 様( ハハラボラトリー 代表)齋藤 寛子 様(ハハラボラトリー 役員)

* 『 サルコペニアと膵癌 ―From bench to bedside を目指して― 』 佐藤 裕基 様(旭川医科大学内科学講座 医員)

< 特別講演会 >

講師:松井 博和 様(北海道大学名誉教授)  演題: 『 未来を創る科学者の役割 』

私が座長

私が座長

松井博和先生のご講演

松井博和先生のご講演

 松井博和先生のお話は、ご自身の豊富なご経験から、市民・社会と研究者との合意形成等、大変示唆に富むお話で感動しました。札幌農学校、新渡戸稲造博士の理念にも言及され、さらに札幌遠友夜学校記念館設立の活動のご紹介もして頂きました。科学技術と社会との融合について、これほど明確なお話は初めてのことです。

 松井博和先生、お忙しい中、誠にありがとうございました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E8%B4%88%E5%91%88%E5%BC%8F

保阪正康さん特別展 2019

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 北海道文学館(http://www.h-bungaku.or.jp/)で保阪正康さんの特別展が11月まで開催されています。

* 特別展――> http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html

 これまでに発表したおよそ150冊の著作群を通して保阪さんが見た「昭和」の実像に迫っています。また、札幌市に生まれ、その後の歩みにつながった保阪さんの背景にある「昭和」を北海道での幼少期、さらにはその目に映ってきた北海道から探っています。

 先日はそのオープニングセレモニーとキックオフ講演会のご案内を頂き出席してきました。

北海道文学館

北海道文学館

 テープカット、続いて保阪正康さんの開幕に当たってのお話。

オープニングでのテープカット

オープニングでのテープカット

保阪正康さんのご挨拶

保阪正康さんのご挨拶

 展示を見学してから、講演会でした。満席の聴衆の前で、ノンフィクション作家としての立ち位置、理念を丁寧に語られ、その人生の矜持を感じ取りました。

その後の講演会

その後の講演会

 秋山財団では、保阪正康さんを講師にお招きしての「連続講座」を2年前から開催して、今年3回目を10月に予定しています。

* 保阪正康さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%BF%9D%E9%98%AA%E6%AD%A3%E5%BA%B7

三田村周三さんの役者人生!

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 舞台俳優の三田村周三(http://mitamuragumi.com/さんは、私の高校の6年先輩です。今回、昨年9月に企画されていた公演『雪虫(https://natalie.mu/stage/news/341147』をリ・スケジュールして、札幌・登別で上演されました。

~~~~~~~~~~~~~~~

シアターZOO提携公演
道産子男闘呼倶楽部Vol.2

「雪虫」

作:水谷龍二

演出:赤澤ムック

出演:
犬飼淳治 (札幌出身)
津村知与支 (登別出身)
徳橋みのり (札幌出身)
三田村周三 (札幌出身)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今回の公演に先立ち、「シアターZoo」サロンの会(http://www.h-paf.ne.jp/zoo/program-index/?program_id=1940)では、三田村さんと斎藤歩との対談、三田村周三さんの札幌出身の生い立ちから始まり札南高時代、さらには東京での役者人生を熱く語ってくれました。私の少し上の世代の人生模様、大変興味深く聴きいりました。

Zooサロンでのトーク

Zooサロンでのトーク

三田村周三さんと斎藤歩

三田村周三さんと斎藤歩

札南高の6年先輩

札南高の6年先輩

劇団の方々も

劇団の方々も

 公演は大盛況、たくさんのお客さまが足を運びました。「道産子男闘呼倶楽部(http://dosanko-otoko.com/)」、また来年も公演をお願いしたいですね。

関係者で千秋楽後に

関係者で千秋楽後に

今こそ、日韓交流は「民」の出番!

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 昨今、政府・政治分野では何かギクシャクしている日韓関係ですが、私も関わってきた演劇分野では、民間による根強い信頼関係をこの間両国の関係者で構築してきています。(公財)北海道演劇財団は、もうずいぶん前から毎年のように韓国との交流を重ねてきました。今、その交流を札幌劇場連絡会に引き継ぎ、今年も11月のTGR札幌劇場祭に韓国から劇団も来てくれます。

 8月16日には、私が理事長を務める(公財)北海道演劇財団として理事長と芸術監督から、11月に札幌TGRで公演予定の韓国の窓口団体・韓国小劇場協会宛に以下のようなメッセージを送りました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
韓国小劇場協会の皆さん、こんにちは。
皆さんお元気でしょうか?
私たちは今年も11月に、皆さんを札幌にお迎えできることを楽しみにしています。
私たち、北海道演劇財団は、韓国の演劇人の皆さんとずっと交流を続けてきました。
沢山の韓国の演劇人を北海道にお招きして、以下のような作品を北海道の人たちに見せてもらいました。
そのいずれもが素晴らしいものばかりでした。
私たちは、韓国の演劇人の皆さんと、私たち北海道の演劇人の友情が、今後も不変であること、そして、両国の個人が、演劇を通じて、友情と信頼を強めてきたことを誇りに思っています。
これまで、以下のような作品を携えて、韓国の皆さんが北海道に来てくださいました。
2007年 劇団青羽「足跡の中で」
2009年 TPS+青羽「蟹と無言歌」
2010年 パムンサ「その島での生存方法」
2012年 劇団十年後「蝶、飛ぶ」
2013年 劇団視線「嬖姫~王子を愛した2人目の后~」
2014年 プロジェクト・アイランド「アイランド-監獄島」
劇団可変「王女メディア-無惨なメディアの詩」
2015年 劇団テアトロ・ゴドー「ハイイェン~ベトナムから来た花嫁~」
プロジェクト・アイランド「アイランド-監獄島」再演
2016年 劇団青羽「私の名は河」
2018年 劇団青羽「そうじゃないのに」
北海道からも、北海道で生まれた以下の演劇作品を韓国の皆さんにお届けしてきました。
2008年 TPS「春の夜想曲」
2011年 TPS青羽「蟹と彼女と隣の日本人」
2013年 札幌座「亀、もしくは…。」大学路小劇場フェスティバル D-FESTA 参加
2014年 札幌座「亀、もしくは…。」ソウル演劇祭参加
2015年 弦巻楽団「死にたいやつら」大学路小劇場フェスティバル D-FESTA 参加
2017年 札幌ハムプロジェクト「からくりヌード」大学路小劇場フェスティバル D-FESTA 参加
そして2017年からは、北海道演劇財団と韓国小劇場協会との友好関係を発展させて、札幌劇場連絡会という、より幅広い札幌の劇場組織にバトンを渡して、新しい友好関係を育み始めています。
2017年 劇団竹竹「マクベス」を札幌で公演
2018年 yhs「白浪っ!」をソウルで公演
そして今年、2019年は11月に劇団現場「ジャンク・クラウン」が札幌に来てくれることになっています。

日韓両国政府の関係が、どこかギクシャクしていますが、こんな時だからこそ!私たち北海道の演劇人はこれまで継続してきた心と心をつなぐ演劇の交流を、今後も継続・発展させてゆくことを固く誓い、今年も韓国の演劇人が北海道に来てくれることをとても楽しみにしています。
大歓迎いたしますので、どうぞ安心してお越しください。
2019816

公益財団法人 北海道演劇財団

理 事 長 秋山 孝二
芸術監督 斎藤 歩
한국소극장협회 여러분, 안녕하세요.

잘 지내시지요?

저희는 올해 11월 여러분을 삿포로에 모실 수 있는 걸 기대하고 있습니다.
저희 홋카이도연극재단은 한국 연극인들과 오래 동안 교류를 해왔습니다.
수많은 한국 연극인을 홋카이도로 초청했습니다만, 아래에서 소개한 작품들을 홋카이도 관객들이
즐기며 봤습니다. 그 모두가 아주 흉륭한 작품였습니다.

저희는 한국 연인인 여러분과 홋카이도 연극인이 맺어온 우정이 앞으로도 변하지 않다고 밑습니다.

그리고 양국 개개인이 연극을 통해서 우정과 신뢰를 쌓여온 것을 자랑스럽게 생각합니다.
이제까지 다음 작품으로 한국 연극인들이 홋카이도에 와줬습니다.

2007 극단 청우 <발자국 안에서>

2009 TPS+극단청우 <게와 무언가>
2010 바다와 문화를 사랑하는 사람들 <그 섬에서의 생존 방식>
2012 극단 십년 후 <나비, 날아가다>
2013 극단 시선 <폐희>
2014 프로젝트 아일랜드 <아일랜드>
극단 가변 <왕녀 메디어>

2015 극단 테아트르 고도 <하이엔>

프로젝트 아일랜드 <아일랜드> 재공연
2016 극단 청우 <내 이름 강>

2018 극단 청우 <그게 아닌데>

홋카이도에서도 여기서 탄생한 작품을 한국으로 보냈습니다.

2008 TPS< 봄의 야상곡>

2011 TPS+극단청우 <게와 그녀와 이웃 일본인>
2013 삿포로좌 <거북이, 혹은…> 대학로 소극장 폐스티벌 D-FESTA 참가
2014 삿포로좌 <거북이, 혹은…> 서울연극제 참가
2015 쓰루마키 악당 <죽고 싶은 놈들> 대학로 소극장 폐스티벌 D-FESTA 참가
2017 햄 프로젝트 <카라쿠리 누드> 대학로 소극장 폐스티벌 D-FESTA 참가

2017년부터는 홋카이도연극재단과 한국소극장협회와의 우효관개를 발전시켜 삿포로극장연락회라는
더 폭넓은 단체에게 교류의 바튼을 넘기고 새로운 우효관개를 키우기 시작했습니다.

2017 극단죽죽 <맥베스>를 삿포로에서 공연

2018 yhs< 시라마밋!>을 서울에서 공연
그리고 올해 201911월에는 극단 협장 <장크 클라운>이 삿포로를 방문합니다.

일한 양국 관계가 왠지 월활하지 않지만 이런 시기라서 저희 홋카이도 연극인들은 이제까지 계속해온 연극 겨류를 앞으로도 반전해가는 것을 굳게 맹세하며, 올해도 한국 연극인들이 오시는 걸 기다리고 있겠습니다. 대환영입니다. 마음 편하게 오십시오.

2019814

공익재단법인 홋카이도연극재단
이사장 아키야마 고지

예술감독 사이토 아유무

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
すると、韓国小劇場協会からも次のような、素敵なメッセージが届きました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
公益財団法人北海道演劇財団
秋山孝二 理事長
斎藤歩 芸術監督
こんにちは。
韓国小劇場協会の理事長を任されているイム・ジョンヒョクです。
憂慮いただき、心から感謝いたします。
当協会も北海道演劇財団との持続的な友好関係を望んでいます。
私たちは政治家ではありません。アーティストです。
文化交流を通じて日韓の関係が平和になることを願っています。
また、当協会も北海道演劇財団との友情と信頼を大切に思っています。
11月の来札の際、皆さんと会い、幸せな時間を過ごせると信じています。
あらためてお心遣いに感謝の意を表します。
幸せな出会いのために!
韓国小劇場協会
理事長 イム・ジョンヒョク
私たちは、11月の札幌劇場祭TGRで公演してくれる、韓国の演劇人の皆さんを、心から歓迎します。
 先日、韓国で公演した札幌のユニットも現地で大歓迎だったようです。
 「私たちは政治家ではありません。アーティストです。文化交流を通じて日韓の関係が平和になることを願っています。」、心に響く言葉ですね。

演劇公演『つる割れた茎』

Posted by 秋山孝二
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 以前からファンだった劇団の「弘前劇場」は解散しましたが、そのメンバーらによる劇団「空間シアターアクセプ」の公演『つる割れた茎(http://www.h-paf.ne.jp/program/1908acsep/』が札幌で上演されました。青森から、この劇団としては シアターZOOに初登場。かつて弘前劇場で何度も札幌を訪れた福士賢治さん、小笠原真理子さんらが 久しぶりにシアターZooの舞台に立ち、懐かしいテイストは東北の香りがして、強く心に残りましたね。

* 弘前劇場関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%BC%98%E5%89%8D%E5%8A%87%E5%A0%B4

 東北の香りと書いてみましたが、何なのでしょうね。私の父が青森県八戸市出身だったので、親戚が東北に多く、私の幼い時から馴染みがあるせいか、大変親近感があるのですよ。目線、話し方、スピード等、突飛な仕草・装置は何もないのに、心の奥に響くというのか、いいんです。

 これからも是非、札幌での公演を続けて欲しいと、アンケートでもリクエストしました。ご活躍を祈っています。札幌公演、ありがとう!!!