炎天下30℃を越える中、やや離れた所から我が家の屋根を見てみると、少し太陽光温熱パネルの設置下部がめくれているように見えました。
さらに家の周りをチェックしてみると、電気メーター表示板が外れる寸前、玄関の灯りはカバーが風で飛ばされて電球がむき出しに。家の角のサイディングが瓦か何かが飛んできて部分的に壊れていました。通りを挟んだお向かいの家の方の話によると、9日未明に強風により停電になり、翌朝外に出てみると、レンガ・瓦の破片がそこら中に散乱していたとか。夜中に弾丸のようにこれらの破片が飛び交ってたくさんの壁に突き刺さったり、衝突して壊したり、どこかのパイプの破片が槍のように飛んでいた、とお話をされていました。
私の家は停電はしていましたが、周辺の家屋に比べると、被害は軽微と言えるのでしょうね。窓ガラス損壊はゼロ、冷蔵庫が停電のために温度が上がっていましたが、中に生モノはなく、氷が解けて製氷機に水が溜まっていた程度。幸い、水道は活きていたので、何とか暮らしは大丈夫かなと。家のソーラーシステムはモーターを使っているので停電中では機能しません、天井の配管等の損傷がなければいいのですけど、後日調べようと思っています。
その後、電気が回復したのかどうか、明日また出張の足を延ばして館山を訪問する予定です。この数日の豪雨で、屋根の具合がどうなっているのか、現地の工務店の方の立ち合いの下で、今後の復旧対策を考えるつもりです。
それにしても今回の台風被害、政府は内閣改造最優先で浮かれた雰囲気、マスメディアはどこもかしこもそれを追いかけて大騒ぎ。基礎自治体の市当局のスピード感の無さ、千葉県は全く存在感なし。それらを覆い隠すように「ボランティアの力を!」と声高に叫ぶ政治・行政・メディア・東京電力幹部には吐き気を覚える昨今です。南房総に医師を派遣しているのが広島県のNPOと聞いて、呆れるばかりです、その任にある方々は一体何をしているのか、以前から感じていましたが、今の日本は本当に壊れてきています、責任ある立場の方々の無能、益々自分の暮らしは自分で守らなければ、と実感した次第、明日、また家と館山市内を見てきます。