今年2016年、「公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/)」は30周年の節目を迎えました。今月、これまでの関係者の皆さまにお集まり頂き、「30周年を語る会」を財団2階で開催しました、懐かしいお顔、お元気なお姿、くつろいだ表情の皆さまとこの30年の財団活動をお話することができて、貴重な場となりました。
* 秋山財団30周年を語る集い――> http://www.akiyama-foundation.org/news/1792.html
冒頭の私のご挨拶は、まずは30年間、陰に陽にご支援頂いた皆さまへの感謝の言葉です。私はこれまで、(株)秋山愛生舘の90周年、100周年時にも現役として関わってはいましたが、創業時の状況は数少ない記録からしか推測できませんでした。それに比べて30周年という時間は、設立当時の様子を具に語って頂ける方が複数いらっしゃるという意味で、リアルストーリーの説得力他、大変有難い場となりました。 財団事業は、ただ時の流れとしての線ではなく、それぞれの面としてのネットワーク、さらにその積み重ねとしての空間として、私の意識の中には片時も離れることなく存在しています。時には押し潰されそうにもなりますが、私の記憶に鮮明に残る歴代の理事・評議員・選考委員の皆さま方のご見識ほかに、感謝以外の何ものもございません、そう挨拶の中でもお話致しました。
普段は理事会、評議員会、選考委員会を開催している2階の空間が、この日は歴史を紡ぐ懇談の場となりました、不思議ですね、全くいつもと違う雰囲気を醸し出していました。そして、皆さんのお顔も笑顔で溢れて、それぞれの30年の財団の思い出が行き交っていました。集まってすぐに撮影した集合写真、本当にお偉い先生方を膝まづかせたり人使いの荒い財団で申し訳なかったです。でも、皆さん、素晴らしい表情で写っていて思わず私もほほ笑みます。
この会に先立つ評議員会で、4名の理事の退任と3名の新しい理事の就任が決まりました。ご退任される4名の理事は財団設立当初からご指導を頂いた方々で、本当に長きにわたりお世話になりました、心から感謝申し上げます。
秋山財団は、将来に向かってさらに前進致します(http://www.akiyama-foundation.org/vision)!!