吹田良平さん(http://www.machizemi.com/modules/pico2/index.php?content_id=194)が、帯広市の日曜喫茶館「十勝サロン」でアメリカオレゴン州・ポートランドのまちづくりについて語りました。本来は2月8日に開催が予定されながら、東京の大雪で中止となったイベントとか。
吹田良平(すいた りょうへい)氏のプロフィール~~~~~~~~~~~~~
1963年生まれ。(株)アーキネティクス 代表取締役。大学卒業後、浜野総合研究所を経て現職。新生活習慣の創造が関心テーマ。商業開発、都市開発の企画策定を中心に関連する内容の出版物編集・制作も行う。主な実績に、渋谷QFRONT開発、商業開発専門誌「ZEROHOUR」編集・制作、「北仲BRICK & WHITE experience」編集・制作、「日本ショッピングセンター ハンドブック」(商業界)共著等がある。著書『GREEN Neighborhood』にて、ポートランドの都市スタイルを紹介。
ご案内文から~~~~~~
「色鮮やかなストリートカー、自転車優先道路、職住混在の街並み、ファーマーズマーケット、地産地消のレストラン、オーガニックフード、朝から多くのカフェに人が集まり、地ビールや地元焙煎のコーヒーも数多く、すれ違う人と優しく微笑む会う場所、etc」米国オレゴン州の「ポートランド市」(人口約50万人)は、全米で一、二位の「最も住んでみたい都市」です。
~~~~~~~ 引用おわり
一方、オレゴン州ポートランドは札幌の最初の姉妹都市としても有名です。今年は姉妹都市提携55周年の節目の年。6月・9月に大きな交流団が予定されています。
今から30年くらい前になりますが、姉妹都市交流を一層発展する目的で当時の板垣武市長・杉岡昭子国際部長から依頼があり、経済交流促進の一環として、しばしばポートランド市を訪問し、まちづくり等の基盤づくり、推進体制等を調査・提言しました。それを受けて民間企業インターンシッププログラムの構築、「IBEC・SAPPORO」の設立等で形も創り、かなり核心を突いたものと今も自負していますが、それ以外の行政の革新分野では当時の市役所現業部門の受け止め方は限定的でした。
昨年9月の久しぶりの訪問(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18025)、及び今回の吹田さんのお話からその後のポートランド市内の再開発の発展ぶりを目の当たりにして、内心忸怩たるものがあります。
講演会終了後は、近くのイタリアンレストラン「yoshiyuki(http://tabelog.com/hokkaido/A0111/A011101/1022872/)」を貸切っての懇親会。地元の食材を活かした本格イタリアンは、「ローカルファースト」なポートランドスタイルとも重なるところもあります。西島シェフの協力を得ての特別企画でした。
翌日、札幌に帰る電車の窓からは、十勝の春の雰囲気、いよいよ北海道も本格的に春ですね。
6 月 1st, 2016 at 7:35 PM
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