『いないことにされる私たち』

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青木美希著 (朝日新聞出版)『いないことにされる私たち~福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」』!

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福島第一原発事故から10年。
 たくさんのひとたちが、いまも避難生活を続けざるを得ない状況であるにもかかわらず、国は住宅提供を打ち切り、ともすれば「避難者」と見なさない。それはなぜなのか。当事者、官僚、県職員などへの取材から考える。「住宅提供を打ち切られれば暮らしていけない」「なぜ避難者の数に私は数えられないのか」。甚大な被害を及ぼした福島第一原発事故――避難者たちは、国の政策に翻弄されながらこの10年をどう過ごしてきたのか、その実態に迫る。

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 先日は、ロフトナインプロジェクトでリモート対談がありました。

* https://www.loft-prj.co.jp/schedule/broadcast/181218

青木美希(新聞社に記者を外された原発事故取材者)
相澤冬樹(NHKに記者を外された森友事件取材者)
神田桂一(会社組織に戦力外通告された漫画「めぞん文豪」原作者・司会)

ZOOMでのトーク

ZOOMでのトーク

 青木美希さんは札幌北高出身、北海タイムス、北海道新聞を経て、現在朝日新聞で活躍されています。3・11から10年、昨年3月にメッセージを発信しています。

* https://www.youtube.com/watch?v=rk-KderBZDs

寺島文庫リレー塾 2021

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 『寺島文庫リレー塾2021前期(https://www.terashima-bunko.com/bunko-project/relay.html』は、毎回大変興味深い内容です。

* これまでの「リレー塾」記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E6%96%87%E5%BA%AB%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC%E5%A1%BE

 今回は、第3回日米中のトライアングルからの視点、それに先立って寺島実郎さんから世界の中の日本、現状認識の確認です。「日本の埋没」、以前から繰り返し語られている現実です。

* 柯隆(かりゅう)さんーー> https://www.tkfd.or.jp/experts/detail.php?id=31

こちらの記事もーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34734

* 渡部恒雄さんーー> https://www.spf.org/about/staffs/0007.html

 「寺島文庫リレー塾」もさらに佳境に入っています。桜田一洋さん、秋山財団でも二年に渡り特別講演をお願い致しました。

:* 桜田一洋さん記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A1%9C%E7%94%B0%E4%B8%80%E6%B4%8B

* これまでのリレー塾記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E6%96%87%E5%BA%AB%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC%E5%A1%BE

早朝の札幌 6月!!

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 新千歳空港発の始発便に乗るべく朝早くに家を出て、久しぶりにマチ中から札幌駅を歩いて行きました。道すがら、普段は車と人通りの多いそれぞれの通りは、殆ど人がいなくて新鮮な6月早朝の札幌の風景でした。2年続けてYOSAKOIも北海道神宮例大祭神輿渡御もなく、1年で最高の季節も静かに過ぎていく気がしています。

4丁目交差点東を見る!

4丁目交差点東を見る!

ホテルオークラ札幌の通り

ホテルオークラ札幌の通り

駅前通りグランドホテル横

駅前通りグランドホテル横

北三条通り道庁

北三条通り道庁

 そして札幌駅、朝5時30分過ぎ!改札口はまだすべて閉鎖、5時40分からのオープンとのアナウンス!!

札幌駅南口から

札幌駅南口から

 人がいない札幌の朝、遠い昔、私の幼い頃の日曜日朝の風景を思い出し、懐かしさを覚えました!

WWFの提言 2030年に向けて!

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 「WWFエネルギーシナリオシンポジウム~2030年46%削減はどのように実現可能か~」では、最新の企業の素晴らしい取り組みが紹介されていました。

* https://www.wwf.or.jp/event/organize/4615.html

 特に、事例紹介が印象に残りました。

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パネルディスカッション 第2部「各社ビジョンについて」
ファシリテーター: WWFジャパン 小西雅子
パネリスト:

/(株)戸田建設 樋口正一郎様

/(株)東京製鐵 奈良暢明様

/(一社)日本風力発電協会 上田悦紀様

 「デマンドレスポンス」!出ました、何と懐かしい言葉。2013年3月、経済同友会の九州水素プロジェクト視察で九州大学を訪問した時に実験的プロジェクトとしてご説明を伺いました!!8年の時を経て、いよいよ日本企業も状況を理解し始めたのでしょうね、一気呵成に後れを挽回していきたいものです!!

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16121

WWFのこれまでの記事

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40276

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40439

久しぶりのコカ・コーラ!!

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 先日は、環境系の打ち合わせのために、北海道コカ・コーラボトリング(株)(http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/さまを訪問しました。

 懐かしい国道36号線の旧道沿い、札幌市内で最も水成分のキレイな場所と聞いていますが、本当に久しぶりにコーラを頂きました。気のせいか、なんとなくボトルが昔よりも細身になったような気がしましたが・・・・!

<参考>

https://muuseo.com/riorui79419/diaries/3


 
 今年4月には、全く別の「札幌遠友夜学校記念館」建設プロジェクトで、新渡戸仕様の自販機設置でもお世話になりました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41323

旬のホヤ from 東北

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 親父の故郷、八戸の親戚から旬のホヤが届きました、殻をむいて肉厚に切って酢漬けにすると、もう絶品!!!

 こうFacebookに掲載したら、たくさんの方々からそれぞれのホヤ物語が送られてきました。

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* Kさん:めちゃウマイですよね〜

―私の返信: そうです、私は生、塩辛もいいんですけど、酢漬けが最高だと思います!!

* Tさんホヤ酢はお酒が進みますね!特に東北のは美味しいですよね

ー私の返信: 東北のは大きめで味が濃くて美味しいです!

* Kさんホヤ、久しくお目にかかってません。美味しそう、韓国では皆さん焼酎で食べてました。私もお酒が飲めると、楽しみが増えるんでしょうね。バーボンとホヤもカッコいいです。

ー私の返信: 独りで食べてます、バーボンハイボールと!本当は日本酒がベストなんでしょうが!

* Oさんこの季節ですね。僕の弟は、医学者というより板前があっています。彼にホヤの味を教えてもらいました。

ー私の返信: 不思議ですね、私の父も、ホヤの捌きだけは自分で台所に立って、こうやるのが美味いんだって言ってました、外の誰も手を出したくなかったってこともありますが!

* Mさん: 母が、捌いてホヤ酢 本当に美味しかった。自分ではやった事ないのですが、札幌に帰ったら、居酒屋では注文します。先日亡くなった、六華の先輩の若山さんも、私と同じ青森のルーツでした。旧姓が、同じでお話ししました。ホヤの話はなかったけど盛り上がっかもね!

ー私の返信: 若山弦蔵さんとは東京六華でご挨拶しただけでしたが、リアルのお声を聴いたのが忘れられません!

* Mさんホヤ酢最高ですよね!

ー私の返信: よく料理番組で、クセがなくて美味しいって言ってますが、とんでもない、ホヤはあのクセの強い匂いがやみつきです!!

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 ホヤ一つでそれぞれの方の思い出も寄せられて、数倍に美味しかったです!!

グレートリカバリー『アート論』

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 NHKのEテレ『ズームバック×オチアイ~グレートリカバリー(https://www.nhk.jp/p/ts/EX2P2LNY73/』は大変興味深いですね。

【ズームバック×オチアイ】

 生活が一変したコロナ禍の混迷。未来が見えない今、過去の考察を手がかりに、混迷の先の「半歩先の未来」を提示する。 番組の顔は、教育者や研究者など様々な顔を持つ、落合陽一。 過去をヒントに見えてくる未来とは?

  • 出演落合陽一(筑波大学准教授)

 その第8回「アート論」でした。

 数百年前に遡って歴史を振り返ると。

 一方、現代の北海道に目を移してみると、手島圭三郎さんの版画が注目です。先日、NHK北海道の番組でご紹介されていました。因みにここでナレーションを担っているのが(公財)北海道演劇財団の斎藤歩理事長、作品内の声で出演しているのは札幌座の西田薫さん、歩さんの奥様です。

* https://www.nhk.jp/p/hokkaido-special/ts/QMWX4Q1GYQ/episode/te/ZN9Q4V96ZL/

 ともにコロナ禍での芸術の価値、アフターコロナでルネッサンスの再来を期待できるのでしょうか、今がこの世界に生きる方々の正念場のような気がします!!

コロナ禍での財団理事会!

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 6月は各財団の理事会、評議員会の季節、早々に書面評決に切り替えたところもありますが、コロナ禍でそれぞれ果敢に感染予防対策を十分に立てて開催し、議論を充実させている団体もあります。

 (公財)北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/では、普段の稽古場での会合から、より広く換気のいい劇場に場所を移しての理事会開催、客席にも役員が座り、副理事長の私はまるで芝居に出演している雰囲気でのひと時でした。

劇場内で理事会!

劇場内で理事会!

 また、(公財)秋山記念生命科学振興財団(https://www.akiyama-foundation.org/では、アクリル板設置に加えて窓を開放して通気をよく行い、さらにZOOM環境も整えてHIBRIDでの開催でした。今年1月の理事会、評議員会に続いて2回目でしたが、今回はマイクの音声は少し改善されはしましたが、まだまだアクリル板に遮蔽されて若干聞きづらい点もあったようで、次回の開催に向けてさらなる改善を行います。

 それぞれの団体は工夫を凝らして意見交換を重要視してのリアル開催、一方、早々と書面評決で賛否の書類だけを郵送したり、アフターコロナ時代、何か大きく分かれる財団経営・運用になっていく気がします。ただ、そもそも書面評決で理事会・評議員会が済むのなら、これまでわざわざ日程を割いて足を運んでいたのは一体何だったのでしょうかと、少し皮肉も言いたくなったりですね。

10年ぶりかな?!

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 13年間のこのブログで、ゴルフ話題は今回が初めてです。今年こそはもう一度ゴルフを始めようかと思ってから数年経ちますが、今年は、4月にゴルフのクラブセットを物置きから取り出して、シューズも靴箱の奥から見つけて少し磨き、つい先日、何と10年ぶりくらいで近所の練習場に足を運びました。

早朝のゴルフ練習場で!

早朝のゴルフ練習場で!

 実はこの練習場についても、あまりに久しぶりなので受付方法とか様子が浦島太郎状態だとまずいと思い、数週間前に近所を歩いたついでに下見をしてきました。打席料がチャージされる以外は昔とほぼ同じ、少しホッとして先日の早朝の練習に繋がりました、全く、こんなにゴルフが日常と距離ができてしまったことが不思議です。

 打席に入って簡単に柔軟体操、懐かしいコントロールボックスにカードを入れて練習を始めました。2年前の左足骨折がどんな影響か少々気にしての打席でしたが、それが意外と何ともなかったのです。

* 骨折の記事ーー>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32609

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32759

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33529

 ただ、数発打ち始めると、上半身の筋肉全体が明らかに落ちている感じ、特に背筋の衰えはびっくりするほどで、10年の歳月を実感しました。久しぶりに振るゴルフクラブがヘッドを感じるよりもシャフト全体が重たく感じるから、以前とはかなり違ったフォームかなといろいろな思いを巡らせての練習でした。

 暫くして、周りを見回してみると、明らかに私よりも年下の若い世代の方々ばかり、そんなところにも月日の経過を実感したひと時でした。でも、朝日を浴びながら練習場とは言え、久しぶりのクラブとボールの感触、当たる音は、私のささやかなゴルフとの付き合いの時間を思い出して、嬉しかったですね。

 大いに不安ではあるけれど、今月末にリアルのゴルフ場でプレーをする予定があるので、先日の練習場行き以来、少し楽しみになってきました、本番までにあと一回くらいは練習場に行っておきたいなとも思っている日々です。

デニ・ムクウェゲ医師の映画!

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 ノーベル平和賞を2018年に受賞したアフリカ・コンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ婦人科医師映画『女を修理する男(https://unitedpeople.jp/archives/2407)』、命がけの治療を追ったドキュメンタリーがWebで公開されていました、上映後にはWeb参加した10名程度の方々と感想ほか意見交換の機会もありました。

 今年1月に彼について私はここで記載しています。今回の映画は日本での講演よりもかなり強い調子のメッセージが伝えられていました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37661

 実は、この邦題に多少の違和感を抱いていたのですが、その因って来る所以がこちらに記載されていたので納得しました。
ーー> https://congomm2016.wixsite.com/asvcc/jp-title

 最終場面、男たちに対してのメッセージ、「地域の男たちは何をしていたのか!!今こそ男たちが団結して立ち上がる時!!」と。

 支援する多くの企業・団体のクレジットも。ドキュメンタリー映画としての迫力、強烈でしたね!

< 参考講演録 > https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6055.php

記者サロン 『リケジョ』

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 朝日新聞デジタルで連載した『リケジョ』がなくなる日のフォローアップなのでしょうか、先日のWeb『記者サロン』、「『リケジョ』はなくなるのかhttps://miraimedia.asahi.com/event/20210530/」では、取材した元「リケジョ」の女性記者3人に加え、子育て中の女性研究者2人をゲストに迎えてこの問題について語りました。

* https://digital.asahi.com/articles/DA3S14907371.html?iref=mor_articlelink01

 東京五輪組織委員会の森前会長のジェンダー差別発言に端を発して、この間、ダイバーシティでの議論も大いに盛り上がりを見せているような気がしています。秋山財団でも、毎年、研究助成事業の選考過程で、女性研究者の比率の少なさが話題になっていて、秋山財団としてどうこの比率を増やしていくのかが課題になっています。

 現在、来年からの中期五か年計画策定の議論の中で、幅広い見識を集めて提起していきたいと思っています。研究分野における女性研究者の比率の大幅アップが無ければ、独り秋山財団がこの問題に向き合ってもなかなか解決策は見えてきません、社会の動きが追いついてくるまでは、採択された女性研究者の発信・発言の場を意図的に増やしていく、そんな移行期の努力がまず必要な気がしています。女性研究者だけの問題ではなく、伝統的な「男性社会」の変革、男性の意識改革がより重要なことは間違いありませんね。遅々としてはいますが、時代は確実に変わっていっているという実感もありますから。

Susan Pharr 先生 ご退任シンポ!

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 ハーバード大学のSusan Pharr先生については、ここまでたくさん書いていきましたが、先日は、退任記念のシンポジウム、その後にパーティがリモートで開催され、私もご案内を頂き参加しました。懐かしい顔も幾つかあって、ひと時、パソコン画面ではありましたが楽しいリアルな時間でした。

* Susan Pharr先生ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=Susan+Pharr

当日プログラムーー> https://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/event/symposium-5-25-21

 懐かしいお二人もシンポジストとしてプレゼン、Kim RaimannさんとHenry Laurenceさん、お二人とも30年ほど前に私たち札幌の経営者が創設した『インターンシッププログラム』で、当時の(株)秋山愛生舘で数週間学んだ経験があります。先日、シンポ終了後にそれぞれにメールで久しぶりにメッセージを送信したら、お二人からともに大変懐かしく、今でもよく覚えていて札幌での体験がその後の日本理解に大いに役に立ったとおっしゃっていました、嬉しかったですね!

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Global Activism, Indigenous Peoples and Climate Change in East Asia

Kim Reimann
Associate Professor, Department of Political Science, Georgia State University

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Henry Laurenceさん

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Media, Democracy and Public Broadcasting: NHK and the BBC Compared

Henry Laurence
Associate Professor of Government and Asian Studies, Bowdoin College

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 終了後は、限定メンバーによる退任祝賀パーティ!

海部元総理と

海部元総理と

キャロライン・ケネディ元駐日大使と

キャロライン・ケネディ元駐日大使と

エズラ・ヴォ―ゲル先生と

お亡くなりになったエズラ・ヴォ―ゲル先生と

 私もビデオメッセージとE-cardをお送りして祝意を表しました!!今も続く『AKIYAMA AWARD(https://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/search/site/AKIYAMA%2520AWARD』、私が関わった仕事でも最も誇り高いものの一つで、嬉しいですね!!

 私の送信した E-card !!~~~~~~~

Dear SUSAN,
I look forward to your continued success and your advice.
The other day, MLB’s ANGELS, shohei OHTANI hit a home run over Green Monster at Fenway Park. He was a player of “Hokkaido Nippon-Ham Fighters” in Japan. Remember Hokkaido and Sapporo with his name!

Koji Akiyama
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金岡祐一先生 ご逝去

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 秋山財団の設立当初から選考委員長、評議員、理事として、財団の基盤を創って頂いた金岡祐一先生がご逝去されました。北海道大学薬学部からご連絡を頂き、先日は北海道新聞に死亡告知が掲載されました。

 心からご冥福をお祈りいたします。

 これまでにも何回か金岡先生のお話は記事にしています

* 2012年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12594

* 2015年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24562

 原発事故後の状況に関しても、科学者・研究者のお立場から大変示唆に富むコメとを私に頂きました。

~~~~~~~~~~ 私の当時のブログより

 今さらの気もしますが、線量の違いは見た目には全く分かりませんね、気温・湿度等とは違って、人間の五感では判別できない「放射線量の怖さ」が分かります。もちろん、線量「0.00」状態を望むわけではありません。おおよその「安全の目安的数値」はあるとは思いますが、瞬間的数値の意味だけでなく、「内部被曝」を含めた体内への長期的影響も懸念される「放射能汚染」、医療・研究機関のように狭い管理された空間ではない「環境」においては、「安全基準」はあり得ない、やはり人間の手には負えないものと理解すべきですね、そんな現場感をあらためて強くしました。何を言いたいのかというと、今回の爆発事故で環境に放出された放射線量と、病院等でのX線被曝を比較して、「大丈夫、安心です!」と喧伝する解説者・メディアがナンセンスだと、声を大にして叫びたいのです。

 それともう一つ、定時定点観測を継続的に公開していくことが重要です。「大丈夫」とか、「安全です」とか言うのではなく、淡々と現実の「数値」を掲載すること、そして、それを個々の人間が判断するレベルの見識を持つことが、3・11以降の日本で暮らす人々に必要なのだと思います。富山でお会いした金岡祐一先生が、おっしゃっていました、「正確なデータを継続的に公開すれば、世界の良質な研究者が信頼するその数値を基に、多くの貴重な考察・コメントを寄せてくれる時代でしょう」、「『風評被害』を言うのであれば、『風評加害』も同時に存在するはず」、と。

 データに基づくしっかりした議論を、これからも身につけたいですね。

~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 金岡祐一先生、本当に秋山財団創設時から大変お世話になりました、先生のご意思をしっかり受け継いで、秋山財団の運営に尽力致します、心より感謝申し上げます、どうか安らかにお眠りください。