札幌座サロンの会 10月例会

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 「札幌座サロンの会」の10月例会は、札幌市の北川憲治課長をゲストにお招きして、昨今の雪まつり事情について、大変興味深いお話を伺う機会となりました。サロンの会、さっぽろ雪まつりについてはこれまで数回書いています。

< 札幌座サロンの会 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=19858

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21324

< さっぽろ雪まつり >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3271

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7373

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15790

 先日のお話では、2年前のプロジェクションマッピングの導入が北川さんの提案だったようで、来年2月の「第66回さっぽろ雪まつり(http://www.snowfes.com/index.html」は、また新しい企画が登場するようです、期待したいですね。

ゲストスピーカー 北川憲治さん

ゲストスピーカー 北川憲治さん

 札幌座Pitの次回公演、「禿の女歌手(http://www.h-paf.ne.jp/engeki/pit_hage.html)」のご紹介もありました。今年の「札幌劇場祭(http://www.s-artstage.com/2014/)」もいよいよ始まります、こちらも楽しみです!!

今度の公演「禿の女歌手」

今度の公演「禿の女歌手」

札幌、創成川の今

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 時々時間がぽっかりできて何となく歩いていると、普段素通りする札幌市内の景観にあらためて感動します。創成川の川面からの眺めもその一つかもしれません。

* 創成川 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B5%E6%88%90%E5%B7%9D

橋の横から札幌軟石の階段を下りて

橋の横から札幌軟石の階段を下りて

川上を眺めると南6条辺りで右に曲がる

川上を眺めると南6条辺りで右に曲がる

川下はまっすぐ北へゆっくり下る

川下はまっすぐ北へゆっくり下る

 その昔、「大友堀」と言われた頃は、丸太はじめたくさんの往来があったのでしょうね。都会の中の静寂、札幌はやっぱり素晴らしいマチですね。

枯葉、何思う・・・

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 秋になって庭の木々を見ていると、毎年何かコメントしたくなります。一昨年はこちらでした(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14924)。一言で「秋」といっても、ここにあるように随分と年毎に違いがありますね、温度と気温の関係か、葉の色の様子、実のなり方等様々です。

 「枯葉」といえば、秋を代表するロマンティックな雰囲気をかもし出すイメージ、そう思い込んでいました、切なさはあってもシャンソンの「枯葉」に象徴されるようにですね。

* エディット・ピアフ https://www.youtube.com/watch?v=n2s2tPORlW4

* イヴ・モンタン  https://www.youtube.com/watch?v=8hzflUMDXtg

庭の積もる色とりどりの「落ち葉」

積もる色とりどりの「落ち葉」

 ただ、昨今の都市生活では、札幌の住宅地でもこの枯葉・落ち葉はどうも「厄介者」扱いです。シャンソンでは、枯葉は「北風が静かに優しく運んでいく」みたいな歌詞ですが、最近はアスファルトの上でほうきでとにかく「片づける」ゴミに成り下がってしまっています、枯葉も気の毒ですね。

 庭に落ちる枯葉は、秋の風情があり、かつ土にも大切な栄養源。一方ほんの少し離れた道路に落ちると途端に生ゴミ扱いです。「濡れ落ち葉」は掃いても掃いても地面に張り付いて、還暦を過ぎた私には痛い言葉ですが、落ちたばかりの枯葉は乾燥しているので、それこそ風が吹く度にどこにでも彷徨い、そして都合の悪いことに、吹き溜まるところが決まっているのですよ。

 札幌の北1条通りは、以前は「アカシア、銀杏並木」で有名でした。沿道にマンションが林立してくると、途端にその建物前の樹木は軒並み取り除かれてしまい、今は「並木道」の面影はありません。雇われている管理人からすれば、ダクトを詰まらせる厄介者、入居者からのクレームの素としての樹木のようです、何となく情けないですね。しばし「枯葉」でも唄いながら、風に吹かれる落ち葉に身を寄せるみたいなひと時があってもいいのではありませんか?

微妙な判断?

微妙な判断?

 最後は岸洋子の「枯葉」で締めましょう、ね!<https://www.youtube.com/watch?v=kGahJ6I2mdA

ブログ、1,000本目です!!!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 2008年10月16日から始めたこのブログ「秋山孝二の部屋」が、今回、めでたく6年目で1,000本を迎えました。量の問題よりもまずは良く続いたなと、率直に思います。

深まりゆく秋・札幌 2014

深まりゆく秋・札幌 2014

 スタートは、ちょうど「G8北海道洞爺湖サミット(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/toyako08/」が終了して、リーマンショック直後でした、何か残したいなとの自然な気持から。

 第一回はこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24

 最初は何も分からずにおっかなびっくり、ただただ文字だけを書き連ねていましたが、読まれた方が「写真もあったらいいね」とおっしゃったので、6か月経って初めて写真を挿入してみました、その第一回がこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=799

 「予めのカテゴリー分けもままならず、最初からしばらくはアトランダムに垂れ流しになりますが、そのうちに整理していこうと思っています。取りあえずスタートを前に、『決意表明!』です。」と始めたのですが、今もってカテゴリー分けもできずに、垂れ流しです。途中、一時「コメント可」にした時期もあったのですが、スパムがひどくて今は「不可」にしています。ただ、Facebookも途中から活用し始めたので、時々はそちらにも投稿したり・・・。この6年間でインターネットの世界は格段に拡がり・奥行きを見せていますね、同時に少々忙しくなったりもして・・・。

 Facebookはメッセージのやり取りのスピードがかなり速く、ある環境系のオピニオンリーダーは、「内圧が上がらない内にアップするので、思考が浅くなるような気がします」とおっしゃっていましたが、私も全く同感です。ロジック以前の反射・反応のレベルでメッセージのやり取りが成立している、ノリのいい方向き(?)、そんな場と感じられます。

 自分のブログの中で、私的に「連載」で気に入っているものは以下の二つでしょうか。

* 愛生舘の「こころ」

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%84%9B%E7%94%9F%E8%88%98%E3%81%AE%

’71 北アメリカへの一人旅

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA

 この間、「2011.3.11」が起こり、原発事故報道ではマスメディアへの不信でいっぱいでしたが、私はブログのお陰でインターネットの大海から検索機能で世界の知恵と出会う機会も多く、かなり正確な状況を把握できました。関西の新聞社の方、メディアの方から「写真を使わせて頂いて宜しいでしょか」とか、検索でアクセスし、引用で使って頂いた時もありますし、ご連絡がありその後も何回もお会いしている方もいらっしゃいます。一方、私の場合は未だにありませんが、特定のブログへのヘイトスピーチ、品の無い誹謗中傷も頻発し、情報社会の裏面、社会の病んでいる様子も垣間見ます。

 いつまでとか、出来るだけ長くとか、何も特段の目標は持ち合わせてはいません、自然体で書けなくなった時には静かに消えたいと思っています。今では書くことが「日常」になっているので、それまではお時間のある時にご覧い頂ければ大変嬉しいです、これからもよろしくお願いします!!

同窓会総会、懇親会、学校林!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 高校の「六華同窓会(http://www.rikka.net/」総会・懇親会が、今年も盛大に開催されました、今年度は南39期が幹事当番期、私の何と20歳年下です!

 実行委員長の本間幹英さんはじめ、約2年間の準備、本番運営等に心から感謝致します。本間幹英さんは、「月寒あんぱん(http://www.e-honma.co.jp/index.html」の代表取締役社長です。

懇親会で開会挨拶をする本間幹英実行委員長

懇親会で開会挨拶をする本間幹英実行委員長

 総会に引き続き開催された懇親会では、プロのミュージシャンとして活躍する中、今回はお二人、横尾美穂さん(http://mihoyokoomusic.jimdo.com/山木将平くん(http://shoheiyamaki.com/でした

ステージでは同窓のプロミュージシャン二人、山木将兵くんと横尾美穂さん

同窓のプロミュージシャン、山木将平くんと横尾美穂さん

 
 いつものように札幌一中の大先輩たちも皆さんお元気な姿、今年も一中校歌(http://cryophyte.web.fc2.com/)を唄いあげました。10年前には校歌を巡ってこんな白熱した議論もあったのです――> http://www.tokyorikka.jp/hyakusyunen/koukaf.html

恒例の札幌一中校歌:一中同窓生と幹事当番期がステージで

恒例の札幌一中校歌:一中同窓生と幹事当番期がステージで

 何はともあれ、今年も大いに盛り上がって終了しました。

 一方、今年10月から、学校林財団のHPも独立して新しくなりました(http://www.rikka-forest.jp/)。六華同窓会、学校林財団ともに、若い世代の担い手も大幅に増えて、これからの交流が本当に楽しみになりました。

ご準備頂いた皆さん、お疲れさま、そしてありがとうございました!

基地なき沖縄を展望して

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 「グリーン九条の会(http://green9zyo.blogspot.jp/)」では、毎年講師をお招きして講演会を開催しています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%

 第8回の今回は、沖縄県宜野湾市の伊波洋一・前市長でした。沖縄の歴史、基地の因って来る所以等、これまでの経過を丁寧に語られて、認識も新たに致しました。一方、今までのこの「部屋」における「沖縄」関連は以下の通りです:

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B2%96%E7%B8%84

 特に、一番最初の記述が私の基本的認識でした:<http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4575

 今、日米関係は重要な時期に差し掛かっていますが、何よりも「日米地位協定」についてしっかり考え直さなければ、基地問題ばかりではなく、第二次世界大戦後の日米関係、或はアジアにおける日本の立ち位置も根なし草になってしまいます。

 今年、私の手元に温めていたメモから:

<「基地問題」と「原発問題」の構図の類似性> ~~~~~~~~

* 名護市長選挙、南相馬町長選挙で、基地反対の立場の長嶺市長が再選されました。

* 映画「誰も知らない基地のこと(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12906)」

* NHK総合 戦後史証言 http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/

~~~~~~~~~

 先日の講演会終了後、少人数の懇親会で伊波洋一さんが、「『イデオロギー』で基地問題を扱うのはプロパガンダであり、それに対して沖縄の人々は『アイデンティティ』として基地撤去を訴え続けているのです」とおっしゃいました。ストンと胸に落ちるフレーズ、地域に生きる人間の矜持は、まさにここにあるのでしょうね。他の「地域課題」と違って、沖縄の場合は即、国政に直結する防衛、戦後体制だったりなので、北海道に住む自分としては、どうコラボした活動ができるのか、引き続きの課題です。

 自分にとっての沖縄の難しさだと思っています。

第29回 IBM 北海道会議

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 「IBM 北海道会議」は、年一回、時のテーマを軸に地元の様々のセクターの方々が集中して議論する場です。この会議に私は、第一回から三回まで続けて参加し、3年前に久しぶりに復活参加(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10557)を果たしました。毎回、一泊二日の濃密な議論は、私にとって大変よい刺激の場となっています。今年の基調講演は、「里山資本主義(http://www.tfm.co.jp/forest/?itemid=79552」で著名な藻谷浩介(http://www.jri.co.jp/page.jsp?id=20680)さんで、分科会でもご一緒させて頂き、今年は一層貴重な会議となりました。

藻谷浩介さんのプロフィール~~~~~~~

地域エコノミスト。日本政策投資銀行参事役を経て現在、日本総合研究所主席研究員。長年、地域経済再生のために全国で提言を続けている。日本の全市町村をくまなく回り、年間300回もの講演活動を行う。著書に『デフレの正体』。NHK広島局制作の「里山資本主義シリーズ」にナビゲーターとして出演し、身近な資源を活用する地域発の新たなライフスタイルを提言した。2013年夏には、NHK広島取材班と共著で『里山資本主義 ―日本経済は「安心の原理」で動く』を出版した。

~~~~~~~~~~~~

◆里山資本主義とは

里山資本主義とはマネー資本主義の反対語としてつくった言葉です。マネー資本主義では、生活に必要なものを全てお金で買ってきます。ですので、お金が大事なので、もっともっと持っているお金を増やしましょうというのがマネー資本主義です。

里山資本主義はその反対で、なんでもかんでもお金ばかりではなく、生活に必要なものは採ってくるとか、物々交換とか、育てるとかして調達してはどうだろうということです。

 NHKのこの番組「里山のちから(http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html」を、私は昨年度後期、札幌学院大学(http://www.sgu.ac.jp/)で「経営組織論」の講義の中で取り上げました、学生たちの反応はかなり良かったですね。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18929

 今年のテーマは、「北海道の超高齢社会にどう対応するか」でした。藻谷浩介さんの基調講演は新しい視座へのヒント:

* 基本的な経済の現状認識を「率」ではなく「絶対数」でみることが重要

* 高齢化自体は50年も経れば解決する

* 事実を正面から見ること、角度を変えるではない

* 「北海道」の問題は「全アジア的」問題でもある

* 「北海道」を「東京」との比較で見てはいけない

 二日目は各分科会報告の後に全体討議でした。参加者の皆さんは、日頃様々の場で講演をされている方も多く、「北海道の超高齢社会にどう対応するか」に対して、とにかくたくさんのキーワードが続々と出ていました。

* 健康増進プログラム

* 移住促進

* 活性化には4つの「K」 : 環境、健康、観光、科学技術

* 「中国共産党」と付き合うのではなく、「中国人」とどう向き合うかではないか

・・・・・・ 意見交換は止まることなく続きました。

木村さん、ありがとうございます!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 秋山財団の事務局で7年間にわたり活躍して頂いた木村克則さんが、先日退職しました。先月オープンした三井JPビル「赤レンガテラス(http://mi-mo.jp/pc/institution.php?iid=0021」で送別会を内輪で開き、7年間の想い出を語り合いながら、これまでの木村さんのご尽力に感謝の意を表しました。

二人から御礼の花束ほかの贈呈

プログラムデザイナーの二人から御礼の花束ほかの贈呈

 
 その場所に選んだのが、鶴雅グループ(http://www.tsuruga.com/)が初めてオープンしたホテル抜きのレストラン「鶴雅ビュッフェダイニング札幌(http://www.tsuruga-buffet.com/」。取締役でお店の責任者でもある大西希さんもお出迎え頂き、阿寒湖ほかで培った60年のおもてなしの伝統を感じつつ、素晴らしいひと時となりました。お父さまの大西雅之社長は、秋山財団の理事としてもご指導頂いています。今、北海道で最も見識と勢いのある経営者であり、高校の後輩で同窓会の副会長も引き受けて頂き、私としても誇りです。

先月新規オープンの道庁前鶴雅グループ「赤レンガテラス」で

先月新規オープンの道庁前・鶴雅グループ「ビュッフェダイニング」入口

大西希(のぞみ:後列右端)取締役とご一緒に記念撮影

大西希(のぞみ:後列右端)取締役とご一緒に記念撮影

 木村さん、これからのご多幸をお祈りしながら、同時にこれまでの秋山財団へのご尽力に心から感謝致します、ありがとうございました、そして、お疲れ様でした。

収穫の秋 2014

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 今年の秋、我が家の庭は実り豊かです。まだまだ色づくまでには時間が必要ですが、春・夏の天気が良かったからでしょうか、野菜系ではキュウリは今一でした。

柿の実も色づき始めて

柿の実も色づき始めて

桃の実も今年はたくさん

桃の実も今年はたくさん

名月カエデも紅葉が始まり

名月カエデも紅葉が始まり

 今年も確実に秋は深まってきています、昨晩の皆既月食(http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/lunar-eclipse.html)は、多くの方がFacebookに素晴らしい画像をアップされていました。皆さまそれぞれの今年の秋の収穫をお祝い申し上げます!

アル・ゴア氏が語る!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 2

 アル・ゴア氏の講演を聴く機会が東京でありました。前日、京都でも講演だったようです(http://www.asahi.com/articles/CMTW1409302700001.html)。

アル・ゴアの新著「」にサイン入りで

アル・ゴアの新著「未来を語る」にサイン入りで

 講演でゴア氏は「『地球温暖化』により世界各地で異常気象が相次いでいる」とし、「私たちは食糧、水、病気、インフラで、対応できる解決策を持ち合わせていない」と指摘。気温上昇による干ばつや伝染病の広がりにも触れ、温室効果ガスを排出しない風力発電や太陽光発電などの持続可能なエネルギー活用を強く訴えました。

 夕食会では、ほぼ20年ぶりに日本株ストラテジスト・キャシー松井(http://www.ewoman.co.jp/winwin/94)さんともお隣の席、楽しいひと時でした。

キャシー・松井さんと:20年ぶりにお会いしました!

キャシー・松井さんと:久しぶりにお会いしました!

 当日の講演内容について、下記は昼の講演ですが、私の記憶よりもはるかに正確なので引用します。夜は、さらに環境投資についての突っ込んだお話でした。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/masakazuhonda/20141001-00039578/

 少し古い動画ですが、雄弁な彼は、TEDでも語っています、「We are one」での締めくくり、お見事!――> http://www.ted.com/talks/al_gore_on_averting_climate_crisis?language=ja

 とにかく、スピーチがまるで物語のようにリズムがあり、着地がきっちり決まる心に残る深いもので、最後に握手した手の温もりは、しばらく忘れることができないでしょうね。

明峯哲夫さん、逝く

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 明峯哲夫さんが先月急逝されました。秋山財団の選考委員、評議員を歴任、市民活動への助成のあるべき姿に対して、たくさんの示唆に富むアドバイスを頂き、今日の財団事業の基盤づくりにご尽力されました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=6215

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10250

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10232

 明峯さんの「東京日記」に引用されている「『天国はいらない、故郷を与えよ』(セルゲイ・エセーニン)」は、重たいです。

 「2011年3月11日以降の社会に対して、秋山財団はどう貢献するのか、単なる『社会貢献活動』ではその立ち位置が不明確で無責任」とのご指摘を受けて、心にグサッと突き刺さりました。

 10数年前に札幌市小別沢のやぎや(http://yagiya.jugem.jp/)さんのプログラム「農的くらしのレッスン(http://www.lennut.org/lesson/lesson_info/lesson_info.html)」で初めてお会いして以来、ご専門の植物学分野ばかりでなく、思想・哲学分野でも、数々の示唆を与えて頂きました。また、一人、私は大切な人を失いました。突然の訃報でまだまだ受け入れられていませんが、これまでのご尽力に感謝すると同時に、心からご冥福をお祈り致します、どうか安らかにお眠りください。

福島原発の収束・廃炉を考える、ほか

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comment: 1

 福島原発行動隊(http://svcf.jp/)主催、シンポジウム「福島原発の収束・廃炉を考える」が早稲田大学で200人を越える参加者で開かれました。

当日配布のチラシより

当日配布のチラシより

シンポジウム「福島原発の収束・廃炉を考える」 USTREAM録画

その1(前半)106分 http://www.ustream.tv/recorded/53203446

その2(後半)61分 http://www.ustream.tv/recorded/53206786

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●開催概要 テーマ:福島原発の収束・廃炉を考える ~私たちに何ができるか~
日時:2014年9月27日 13:30~16:30
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス15号館
出席者
パネリスト
えりのあ(シンガーソングライター)
岡本達思(福島原発行動隊理事)
岸井成格(ジャーナリスト)
名嘉幸照(東北エンタープライズ社会長)
増田尚宏(福島第一廃炉推進カンパニープレジデント)
吉岡 斉(九州大学教授・元政府事故調委員)
ファシリテーター 吉田悦花(NPO法人神田雑学大学理事長)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 パネリストの率直なお話、特に東電の増田尚宏さんは、今現場で重い仕事を行っている気迫と覚悟が伝わってきていて、感動しました。名嘉幸照さんの「輸出すべきは原発ではなく、廃炉技術ではないのか!」には、現場を担う会社の矜持を感じました。「廃炉」はフクイチだけでなく、いずれは日本全国の今ある原発、世界の原発においても必要な「片づけ」作業だとも。 「今「シニア」と言っていますが、廃炉作業はこれから数十年、数百年です。日本国民が何代にもわたって後始末しなければならない「事業」である、実に重たい課題ですね。

一方、「被曝関連」で検索していたら、下のようなサイトに届きました。

2014/03/01 に公開

ビキニ環礁の核実験、米軍みずから被爆した実験のドキュメンタリー番組

https://www.youtube.com/watch?v=fXg1boXBIfo

「酒造り」の奥深ぁ~いお話

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 「札幌座サロンの会」、今月は小林酒造株式会社(http://www.kitanonishiki.com/kitanonishiki/)専務取締役・小林精志さんのお話、「北の錦」ブランドで有名な北海道栗山町の会社です。

 北の錦は、2008(平成20)年に130周年を迎えました。そして、この年から糖類などの添加物を完全廃止。北海道唯一の100%全商品、本醸造以上の酒造りを実現しました。2010(平成22)年からは100%北海道産米への切替にチャレンジしています。HPでは、「地元栗山町は、全国一の米どころ空知の南にある町です。お米のお酒の味を、過度のアルコール添加や糖分で伸ばしていく方法は本意ではありません。白米を使う比率を、さらに高めて『農を醸する』山里の地酒として、世界一と誇れる日本酒文化をささやかにでも守っていく覚悟です。」と決意を語っています。

北海道栗山町小林酒造の小林精志専務の熱弁!

北海道栗山町小林酒造の小林精志専務の熱弁!

耕人

耕人

北斗随想

北斗随想

「粋」の意味とは? なるほど!!!

「粋」の意味とは? なるほど!!!

 「粋」から読み取る「米:八十八」と「卆:九十」の間の意味。さらにHPでは続きます。~~~~~~~

 小林酒造は創業明治11年。『北海道でしか醸せない、味わえない酒とは?』という答えを長い間一貫して追及して参りました。商標の『北の錦』は初代、小林米三郎が北海道のこの地で錦を飾ってやろうという意気込みを表したものです。北の錦のある栗山町は夕張をはじめ旧産炭地に囲まれております。昭和20~30年に多くの炭坑員に愛されて出荷数をぐんぐん伸ばしていった時代がありました。北の錦が東映の大ヒット映画『鉄道員(ぽっぽや)』の本編の印象的なシーンに登場するのも、そういった背景があるからなのです。

~~~~~~~~~~ HPからの引用 おわり

<参考> 映画『鉄道員(ぽっぽや)』 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2337

 小林専務のお話はとにかく面白く熱い、経営者としての思いと同時に、酒造りに掛ける杜氏のプロ意識とのギリギリの接点を求める努力も分かり、素晴らしいひと時でした。