第二回INAZOサミット(下)

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 大友啓史監督(http://keishiotomo.com/)は、『龍馬伝』ほかの作品でも有名ですが、翌日、今回の実行委員会で中心的に活躍した工藤哲人さんがFacebookに書いています。

主な映画作品:『ハゲタカ(https://movie.walkerplus.com/mv38071/)』、『るろうに剣心(https://movie.walkerplus.com/mv48497/)』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~工藤さんのFacebookから

 今朝の岩手日報13面の文化欄にINAZOサミットの記事が掲載されています、ありがとうございます。文化に貢献したイベントという評価ですね。うれしいです。大友監督は、龍馬より稲造についてより熱く語り始めています。

 龍馬も稲造も経済的にプラスの仕事をしたのも共通点ですし、国際的な偉人として小学校の道徳の副読本にもこの2人が登場してます。思いを遂げられずに亡くなったところも似てるかな。稲造さんの方が長生きした分、いろんなことをやれたので功績がぼやけてます。

 記事にはないですがトークショーでは、剣心と稲造の比較論を監督が真面目に語ってます。あすのプライムニュースで特集します。お楽しみに。

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 『武士道』に対して、今後は『平民道』についても興味があるともおっしゃっていました。

龍馬と稲造

龍馬と稲造

 札幌からの私たち「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)』は、三上節子さんが今年もブースで記念館建設寄付のご案内他を致しました。トークショウの中で、ふじポンが舞台を降りてきてご紹介してくれました。

札幌からのブースで

札幌からのブースで

 最後には、プレゼンを終えた私も含めて、全員が登壇し、来年の第三回に繋げる宣言もされました。

最後は登壇者全員で

最後は登壇者全員で

 後片付けを終えて、花巻市内、その後盛岡に移動しての懇親会と、余韻を楽しむひと時でした。工藤哲人さんは「BUSHIDO」T-シャツで最後まで熱く新渡戸を語っていました。

懇親会で岩手めんこいテレビの工藤哲人さん

懇親会で岩手めんこいテレビの工藤哲人さん

 翌日、私は朝早くに盛岡を経ち仙台経由で札幌に帰りましたが、やはり岩手山と北上川は盛岡のシンボルですね。来月15日は、新渡戸稲造「命日祭」で、私はまた盛岡を訪問する予定です。今回、花巻、盛岡ともに新渡戸稲造記念館等を見学する時間がなかったので、来月はじっくり時間を掛けて向き合ってこようと思っています。

翌朝は快晴の盛岡

翌朝は快晴の盛岡

第二回INAZOサミット(中)

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 さて、花巻東高を経て、少し早めに会場準備の手伝いと思って「JAいわて花巻総合営農指導拠点センター(https://www.jahanamaki.or.jp/index.html)」に行ったところ、実行委員会メンバーがすでに汗をかいて机・椅子を並べていました。

会場には机・椅子も並べられ

会場には机・椅子も並べられ

 今年のプログラムも内容満載です、司会は岩手めんこいテレビの工藤哲人さんと岩手のアイドル・ふじポンです。

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【 特別上映 】

「映画監督・大友啓史と旅する新渡戸稲造の青春~ドイツ留学と武士道~」

https://www.youtube.com/watch?v=gsPPkOaeQgU

【 オープニング 】

岩手高校国際交流部 2年 大下剛夫  1年 浅沼宙

http://www.iwate-jh.ed.jp/

「目指せ、Inazo!真の国際人!我ら、世界の架け橋とならん!!」

【 第一部 基調講演 】

大友啓史 映画監督

「映画製作から見た『武士道』の魅力と可能性」

【 第二部 トークショウ 】

「新渡戸稲造が世界に架けた橋を渡ろう!」

映画監督 大友啓史

(一財)新渡戸基金 理事長 藤井茂

http://www.nitobe.com/

コーディネーター 岩手めんこいテレビ 工藤哲人  岩手のアイドル ふじポン

http://www.menkoi-tv.co.jp/top.html

http://blog.fujipon.info/

【 第三部 活動報告 】

新渡戸文化高等学校 教諭 片岡鉄平

https://www.nitobebunka.ed.jp/high/

(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 代表理事 秋山孝二

http://nitobe-enyu.org/

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第二回INAZOサミット(上)

Posted by 秋山孝二
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 昨年11月、札幌で初めて開催した「INAZO サミット(http://nitobe-enyu.org/summit_movie/」は、今年、花巻で第二回が開催となり、昨年から繋がって、言い出しっぺの私としては大変嬉しかったです。

当日ポスター

当日ポスター

< 昨年の様子 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32030

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32056

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32087

 この10年来、盛岡訪問はかなりの回数になっていますが、花巻市内はあまり行く機会がなく、今回、午後1時からの開始に先立って、JR花巻駅から歩いて会場までの道すがら、札幌から参加の遠藤大輔クンと一緒に、街中の壁画、神社、そして花巻東高校を散策しました。

 駅の坂を下りて、まずは「未来都市銀河地球鉄道壁画(https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022876-d8262101-Reviews-Future_City_Galaxy_Earth_Railway_Mural-Hanamaki_Iwate_Prefecture_Tohoku.html」。

日中の壁画

日中の壁画

 たまたまその日の夜、駅に向かうタクシーから見た夜の壁面はかなり幻想的でした!

 続いては「花巻神社(八幡寺跡)https://www.hanamaki-jinja.com/

八幡寺跡

八幡寺跡

 その後は、釜石線、東北本線の陸橋を渡り、会場から300メートル離れた「花巻東高校(http://www.hanamakihigashi-h.jp/」です。私は県立だと思っていたら、私立高校なんですね。「花巻市学園都市構想」の一環で、昭和57年に谷村学院高等学校と富士短期大学附属花巻高等学校(前身は花巻商業高等学校)が全国でも稀な私学同士の統合が行われたそうです。HPでは、「本校の教育方針の基本は、建学の精神である『感謝・報恩・奉仕・勤勉・進取』を生かした心豊かな情操を持ち、礼儀を重んじる品格ある人材の育成にある」と謳われています。

 隣地の市民野球場と一体化の、広大な敷地の中に堂々たるたたずまいは素晴らしいです。すれ違った野球部の生徒たちと言葉を交わし、大谷翔平クンを彷彿させる礼儀正しさにさらに感動した次第です。

岩手から日本一!

ネット裏観客席も整備

バックネット裏観客席も整備

 この観客席には、「ビデオ・カメラ撮影はご遠慮ください」の注意書きも、さすがですね。野球場の隣には道路を挟んで雨天練習場、サッカー場等も整備されていました。

 しばしの時間、小雨の中でしたが、人材育成の背景を垣間見た気持で、有意義なひと時に感謝でした。

セコマ、道新の底力!

Posted by 秋山孝二
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 大きな災害の中、幾つかの企業のファインプレーが伝わってきます。

 北海道全域でコンビニを展開する「セイコーマート(https://www.seicomart.co.jp/」、今回の台風・地震の被災に際しての対応で多くの方々から絶賛されています。先日、以前からのお約束で(株)セコマの丸谷智保社長と面談して、その隠れたエピソードをたくさん伺い、涙が出るほどの感動でした。

「セコマ」の画像検索結果

 たくさんのエピソードの中からいくつかをご紹介します。

* 地震発生当日、6日午前8時に全店に指示を出したそうですが、後からの報告では、殆どの店が午前5時には各店のスタッフがそれぞれ自主的に駆けつけて店をオープンしていたと。真っ暗な中、歩いてたどり着いたスタッフもいたようです。地域の顧客のためをモットーとは言え、結局は現場第一線のモラルの高さと日頃の経営理念の徹底なのでしょうね、まさに経営の基本。

* 「ホットシェフ」ではガス使用。いつもの4倍くらいのご飯を炊いて、具なしのあたたかなおにぎりを量産し、無料で提供しました。ガスは使えて、お米の在庫は売るほどあるので、と。

* 開店前の店で、中で準備をしている社員を見つけてドアを叩き、飲み物売ってくれませんかというお客さんに対して、あるコンビニは、「冷やしてないので売れません(平常時のマニュアル通り」と断り、セイコーマートでは、「冷えていなくて済みませんがよろしいですか」とお詫びして販売しました。

* お母さんがパートで働いてたそうですが、その娘さんが代わりにお子さんを連れてお店を手伝いにきました。

* 本社からの指示を待つというよりも、全店舗がそれぞれの状況において即判断した様子が何よりも社長としてうれしい。

* 各お店で働いている方々は、それぞれ地元に長く住んでいる方なので、このような災害の場合にご近所の皆さんのためにという思いが強いのでしょう。

応接室の生花

応接室の生花

 丸谷社長は大変控えめにお話をされていましたが、直後から食品・飲料メーカー本社に直接電話をして、緊急の配荷をお願いしたそうです、臨戦態勢のトップの姿、昔の私自身、医薬品卸業の社長時代を思い出しました。

 もう一つ、「北海道新聞社(https://www.hokkaido-np.co.jp/」のファインプレー、私は当日朝刊からずっと自宅に届いた新聞を読みながら、あの大規模停電の状況でどうやって輪転機を回していたのか不思議でした。Facebookの金子国彦さんの投稿から。

■ 停電の中の道新
 6日未明の胆振東部地震で全北海道がブラックアウトの中で、新聞の夕刊が何事もなかったかのように配達されたのには驚いた。取材し原稿を送る電話、編集 ・制作するコンピュータ、そして輪転機、相当な電力が必要だ。さらに配送車と戸別配達する人も欠かせない。それぞれの奮闘ぶりを13日の社友会( 年一回)の挨拶で広瀬兼三社長が語った。
 地震発生の午前3時過ぎ、本社には朝刊を作り終えたメンバーが残っていた。非常電源に切り替え、そのまま夕刊作業に入ることができた。記者たちが自転車などで動き出した。問題は膨大な電力を必要とする輪転機。函館、釧路を含む6工場で印刷しているが、非常電源を持つのは大曲の札幌工場のみ。東北震災を教訓として億単位の投資をして備えた。それが生きた。
 夕刊は懸命に作った4ページ、他に朝日新聞など5媒体も印刷した。朝刊段階。電力が回復する見込みのないことがわかった。16ページ、それに日経、朝日のほか、非常時協力の協定を結んでいる毎日、苫民、十勝毎日の印刷も。スポニチ、日刊スポーツも印刷。全部で12媒体130万部の印刷を成し遂げた。札幌工場の通常の4倍の作業だった。
 全道にどう運ぶか。他の5工場の配送車を札幌工場に呼び集めてピストン輸送した。その先の販売店の努力も尋常でなかった。停電がこれほど長引くとは想定していなかったので、次には重油の確保に奔走したようです。
ジャーナリズム史に残る仕事だったと思う。努力に拍手を送りたい。

自動代替テキストはありません。
 これに対して、関係者からの補足の説明も。
 日浅 尚子さん  自家発電とストックしていた重油で動かしました。それに加え、不休で働いた人たち、判断し、決断し、動く人たちが非常時の機械を動かしました。工場の食堂のスタッフも駆けつけ、食事を作ってくれました。とどのつまりは人なんです。有事に役割を全身全霊で果たそうとする熱い人たちがいる組織。私は、誇らしく思います。新聞社だけでなく、あちこちで、誠実な人が真面目にきちんとじぶんの仕事をしているんだなあと、そんなことを思った今回の地震です。電力のことなど批判はあるでしょうが、まずは、一線の人はちゃんと働いていますね。
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 地域の顧客のためをモットーとは言え、結局は現場第一線のモラルの高さと日頃の経営理念の徹底なのでしょうね、まさに経営の基本かと感動した次第です。教訓から学ぶ企業と学ばず愚を繰り返す企業、これこそ経営者の力量なのでしょうね。

秋山財団贈呈式 2018

Posted by 秋山孝二
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 今年の秋山財団贈呈式は、台風の通過を経て開催することができましたが、翌日早朝の地震により、首都圏・道内各地から参加された方々が予定通りには帰還できず、延泊ほか、当初予定の交通機関を変更し、旭川空港、苫小牧港からのフェリー等でも帰られたようです。震源の厚真町はもちろんですが、札幌市内でも台風の強風、地震との複合災害により、多大な被災がありました。

 そんなこんなでしたが、贈呈式は無事終了しました。

* これまでの贈呈式の記載――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E8%B4%88%E5%91%88%E5%BC%8F

 例年通り、前半は市民公開の場として、「受領者からのメッセージ」と「特別講演会」です。特別講演の桜田一洋先生は、秋山財団で初めての二年連続のご講演でした。今年はさらにブラッシュアップして素晴らしい内容でした。

* 昨年の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31312

<今年のプログラム>

http://www.akiyama-foundation.org/wp-content/uploads/2018/08/5e3fcb34e3e7813d8feeae6cc9441ac7.pdf

〇 受領者からのメッセージ

『 家畜とヒトにおける生殖細胞の共通点と将来の展望 』 村西 由紀 様(帯広畜産大学 生命・食料科学研究部門 助教)

『 地域と世界がつながる –白老町での森の創造と胆振地域からのネットワークづくり- 』 国松 希根太 様(飛生アートコミュニティー 代表)

『 未知の現象を記載する重要性 』 角井 敬知 様(北海道大学大学院理学研究院 講師)

〇 特別講演会

講師:桜 田 一 洋 様 (株式会社 ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャー)

https://www.sonycsl.co.jp/

演題:『 「人工知能はなぜ人間の知性を超えられないのか」 ~心で心を思うことについての科学から Society 5.0 の価値形成へ~ 』

受領者からのメッセージ

特別講演 桜田一洋先生

 引き続き開催した贈呈式で、冒頭の私のご挨拶メモは以下の通りです。

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< 理事長挨拶 骨子 >

御礼 ご来賓(北大西井準治理事、公益法人協会 雨宮孝子理事長)ほか、財団賞受領者 鈴木利治さまご夫妻、助成受領者のみなさま、お手伝いの(株)スズケン

<事業の実績>

今年度の実績

~研究助成(34件)2,450万円

~ネットワーク形成事業助成(新規4継続610件)835万円

32年間事業実績

合計件数 1.385件 総額 98,233万円

<いくつかのご報告>

1)宮原正幸常務理事 逝去報告&御礼

2)中期計画 「SDGs」、「ソサイエティ5.0

3)基本財産の資金運用:「グリーンボンド」

4)場創り、繋ぐ役割

* 桜田さんワークショップの開催 研究者・受領者

* 保阪さん連続講座 海老名理事、渡辺事業アドバイザー

* ネットワークのコラボ企画

・坂本評議員・選考委員

・受領者(大野農業高校)訪問 尾島評議員

・札幌西高校アウトリーチ 受領者

<財団の課題>

「持続可能な財団活動」 2012年策定の「未来像・2011から」

採択率のアップ

運営体制 新しい理事・評議員の就任

事業イノベーション、資金運用、「北海道150年」

ネットワークの拡大・進化

グローバルネットワーク 地域課題の共有

<おわりに>

「生命科学(ライフサイエンス)」をテーマに、北海道から発信する「民間・自立」という秋山財団の設立の初心を踏まえて、内外ともに節目の2011年に、もう一度原点に立ち返って、次の四半世紀に向けた「覚悟」を明確に。

秋山財団は、社会の不条理と闘いながら、変遷する環境において、日夜、自律的に邁進する研究者、活動する方々の「良心」を、微力ながら応援し続けることをお誓いする。

~~~~~~参考~~~~~

<日本の凋落・劣化、そして新しい担い手たちの台頭>

ひどい大人たちの惨劇

政府 モリ・カケ疑惑

経済―アベノミクスの行き詰まり・破たん

記録改ざん・廃棄・隠ぺい~中央官庁

障碍者雇用の水増し~中央官庁

パワハラ・セクハラ問題

~元TBS山口敬之の犯罪と隠ぺい

~スポーツ:女子レスリング、日大アメフト部、日本ボクシング連盟、日本体操協会、etc

* 女子レスリングの伊調馨(かおり)と栄和人監督

* 日大アメフト部の悪質タックル問題で、内田正人監督、井上奨(つとむ)コーチ、記者会見時の広報部司会者・米倉久邦

* 日本ボクシング連盟の山根明会長(当時)

* 日本体操協会

<一筋の光>

+ スーパーボランティア尾畠春夫さん(78歳)

+ 宮川泰介(みやがわ たいすけ)日大アメフト選手

+ 体操女子 宮川紗江(みやかわさえ)選手

+ 伊藤詩織さん

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 地震による停電等で、翌日企画していた若手研究者による桜田一洋先生を囲んでの対話型セミナー「人工知能時代の新しい生命医科学~生命の多様性に寄り添う視座~」は、急きょ中止となり、別の機会に再度企画することを約束しています。

* 対話型セミナー――> https://freshu.ist.hokudai.ac.jp/sakurada-semi/

学校林、多大な被災!!

Posted by 秋山孝二
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 今月2日に作業を終えてから間もなく、台風21号の強風・大雨、続いての大震災があり、その後、札南高学校林財団関係者が学校林に入り多くの場所を調査・作業したところ、これまでの景色が一変するほどの大きな被害を受けて、倒木が林道・作業道をかなりの箇所で塞いでいることが分かりました。写真ではその大きさがよく分からないのですが、私も昨日現地入りをして、作業の傍ら参加者と今後の復興の道筋と時間を検討しました。年度計画では盛り込んでいない多額の復興財源等、早急な対策が急がれることだけは分かりました、頭の痛い問題ですが、森を預かる私たちとしては、多くの皆さまのご支援も得て、受け継いでいかなければと気持ちを新たにした次第です。

 現場を目の当たりにすると、しばし呆然とすることは確かですが、ただ立ちつくしている訳にもいかず、これからの作業の段取り、対応プラン、財源確保等、時間との闘いの中でやらなければならないことは山積みです。早速、学校林財団HP(http://www.rikka-forest.jp/info/)、Facebook(https://www.facebook.com/groups/rikka.cheer/)に以下の募金のご協力をお願いしました。

 このブログをご覧頂いた方にも、ご支援頂けると幸いです。

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札南高学校林 台風・地震 被災緊急募金のお知らせ 平成30912

札幌一中・札幌南高 同窓生、ほか 皆さま

一般財団法人 北海道札幌南高等学校林 理事長 秋山孝二

 平成3094日、5日の「台風21号」、および6日早朝に発生した「北海道胆振東部地震」により犠牲になられた皆さまに哀悼の意を表すとともに、ご遺族の皆さまに対しまして心よりお悔やみ申し上げます。また、被災された多くの皆さまにも心よりお見舞い申し上げます。

  11日午前に、当財団関係者が取り急いで現状を把握するために白旗山入口から現地入りした結果、山田林道入口までの道、および山田林道ほかの作業道に、予想を遥かに越える倒木が道を塞いでいて、ファイヤープレイス地点までたどり着くのがやっととの報告を受けました。それより奥のエリアでもかなりの倒木被害が予想され、さらなる調査のために15日に企画活動委員数名が現地入り致します。10月には在校生の学校林作業ほかも予定されていて、取り急ぎの応急処置、および安全確保のための施業が急務となっています。

  ついては、今後発生する除去作業等の費用に充当する緊急の募金活動を行いたいと思います。どうか意のある所をお汲み取り頂き、義援金にご協力を願い申し上げます。

振り込み口座は以下となっています、大変恐縮ですが振り込み手数料は各自ご負担でお願い致します。

* 北海道銀行行啓通支店

普通 0158575

口座名 一般財団法人 北海道札幌南高等学校林

理事長 秋 山 孝 二

* 北洋銀行札幌西支店

普通 4936269

口座名 (財)北海道札幌南高等学校林

理事長 秋 山 孝 二

学校林作業 夏 2018

Posted by 秋山孝二
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 札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/)で行った夏の作業、事前に関係者掲示板にはチームメンバーから以下のように掲載されました。終わってみれば、私はすっかり騙されました、「か弱い女性」は結局現れませんでしたから!!!

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オオムラサキチームからのお願い

私たちは9月2日(日)に以下の作業を予定しています。
◎エゾエノキ根元の土盛り
◎エゾエノキ移植場所の土起こし

皆さんもご存知の通り、メンバーはみんなか弱い女子ばかりです!
もし、当日少しでも、お手伝いできるよ〜っていう方が、いらっしゃったら是非協力していただきたく思ってます。宜しくお願いします!連絡お待ちしてます。

なお、作業は9時からの予定です

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 イベントと違って、皆さんほとんどプロフェッショナルの風貌、道具の剣先スコップの先もキラキラに研ぎ澄まされていました、私が持参したのは家のさびさびでしたが・・・。

駐車場での直前打ち合わせ

駐車場での直前打ち合わせ

来春のエゾエノキ移植予定現場での穴掘り

来春のエゾエノキ移植予定現場での穴掘り準備

 直径1メートル、深さ30センチの穴を20個ほど。落とし穴にならないように、注意深く作業を続けました。

20個

20個

 掘り終わると、次の作業の南斜面へ移動、途中の作業道から上を見上げると、初秋の陽ざしが木々の間から眩しく、気持ちのよい時間でしたね。

木漏れ日が気持ちよく

木漏れ日が気持ちよく

記念碑の前で作業隊

記念碑の前で作業隊

 現場の斜面に到着すると、早速、エゾエノキの下に土盛りを行いました。オオムラサキの越冬幼虫が地面に降りてきた時に、水たまりとなって溺れないように養生です。

木の下に土盛り

木の下に土盛り

手強い草の根を切りながら

手強い草の根を切りながら

約50本のエゾエノキの養生

約50本のエゾエノキの養生

 地味な作業を続け終えて、とにかく愛おしいオオムラサキ幼虫、元気に越冬して来年の成虫になってもらいたいものです。

ご出席御礼 & お見舞い

Posted by 秋山孝二
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 何よりもこのブログで書かなければならなかったことがすっかり遅くなってしまいました。秋山財団HPにも記載していますが、9月5日の「2018年度 贈呈式 受領者からのメッセージ・特別講演会」、「秋山財団贈呈式」にご出席して頂いた方々への御礼と、折悪しくやってきた台風21号、翌日早朝の大地震の被害にあわれた方へのお見舞いを申し上げます。

* http://www.akiyama-foundation.org/news/3213.html

 秋山財団事務所にも関係の皆さまから多くのメールが届いていますので、少しご紹介します。

* 9月5日は、21号台風の大風で、停電になり、道路には、倒木がありましたので、欠席を電話連絡いたしました。道路は、垂れ下がっている電線に気を付ければ、通れるようになりましたが、車を入れている車庫のシャッターが停電のため動かず、手動への切り替えも出来ず、授賞式に出席することが出来ませんでした。停電が復旧しないうちに大地震、停電は3日間となりました。車を使えず、不自由をしましたが、断水にならなかったので、良かったです。全道停電の影響は甚大ですが、今後の観光産業にも大きな影響が出ます。何とかならなかったものかと、北電の危機対策に疑問を感じています。

* 旧理事の先生方も元気にご出席でしたので、話に花が咲きました。あの場でOB会が出来るので来年も出席できると良いですね、など話しておりました。地震では札幌のマンションなので問題ありませんでした。私の田舎の農園は、震源近くでしたので、家の中がぐちゃぐちゃになっていました。少し整理しましたが、家の前の電線が切断されており、復旧にまだ時間がかかるようです。14日過ぎにまた整理にゆきます。

* 大学が札幌市の指定避難場所になっているため、いろいろなことがありました。今回の経験が今後につながればと思っています。

* 贈呈式が台風と地震の間で無事開催されましたこと、振り返ってみると奇跡的なタイミングだったのですね。設営準備等お疲れ様でした。特別講演会も含め刺激的時間でございました。ありがとうございました。職場は停電の影響はあったものの、全職員とその家族にはケガ等無く不幸中の幸いでした。本日より全ての店舗で通常営業となっております。これからもインフラの確保とお客様のご支援に尽力していく所存です。

* 贈呈式を無事に終えられて安心しました。誠にご苦労様でした。秋山理事長とも久しぶりにお元気な様子に接し、当財団の活発な活動ぶりを目の前にして、大変嬉しゅう御座いました。また、青尾謙様をご紹介頂き、有難う御座います。「地域」に根ざした財団のあり方について、処々意見交換させて頂く機会を得まして大変参考になりました。また、大原謙一郎氏をよくご存知のようで、当会役員の立場からも、今後、大原財団と秋山財団と交流を深める橋渡しの存在になればいいと思いました。故宮原氏は、得がたい人材を発見したのですね。また、秋山理事長から雨宮孝子様をご紹介を頂き、地域財団にとって賛助会員の意義について、明快なご所見を聞く事が出来ました。長年、私自身が抱いて来た考え方と共通するところも多く、他者から改めて確認を得た感があり、周囲にこうした優れた顔ぶれとの交流雅が在ることは実に頼もしい限りです。懇親会では久しぶりに秋野教授や金川教授とお話し、金川教授の孫弟子にでも当る、稲葉陸先生とも親しくお話しが出来ましたこと、大変有意義なひとときでした。心から感謝、お礼を申し上げます。本当にご苦労様でした。私事で恐縮ですが、地震の件は、自宅は震源地に近くで経験したこともない大揺れでした。しかも深夜のことゆえ、恥ずかしながら、しばらくは言葉も出ず、気が動転したままでした。しかし、お陰様で家族は皆怪我もなく、翌日の夜には停電も回復、普段の生活に戻りました。如何に優れた政治力や経済力を有し、素晴らしい技術が発達したとしても、自然の猛威の前では、人間の営みは無力でありますこと、思い知らされました。故に、今回の地震は、自然に対して謙虚で節度を守ることが大切・・と私達に警鐘を鳴らしていると受け止めております。

* 贈呈式の午前中に台風による作品の倒木の連絡があり、贈呈式後に現地に行き確認し、倒れてはいるけど何とか見せる形に使用と前向きに検討してきましたが、翌日の地震によるライフライン(電気、水)の休止と、リースで借りる予定だった発電機、仮設トイレなどが災害復旧に優先的に使用するとのことで借りる事が出来ずに開催中止を断念せざるを得ない状況になってしまいました。せっかくお越し下さる予定だったのに申し訳ありません。地震による怪我や事故などはなかったので幸いでした。こちらでの展示は断念致しましたが、今年初のサテライト企画展については出来る限り実現しようと言うことで開催致します。商店街での展開ということで新たな交流が増えることを望んでいます。

* 札幌市にいたことで、北海道庁ならびに日赤北海道支部と速やかに連携を取ることができ、これまでの災害で最速のタイミングで段ボールベッドを提供することができました。現在は厚真町に設置されている現地災害医療対策本部で日本赤十字社の所属として避難所環境の改善にあたっております。いよいよ来てしまったというのが正直な感想です。しかし、7年間準備させていただいたことが間違いなく活きていることも事実です。

 地震後、或いは今週明けから、首都圏から授賞式にご参加された方々の災害時の様子が分かって参りましたので、今後の教訓として書き留めておきたいと思います、皆さまのサバイバルのご努力に心から感謝申し上げるとともに、無事のご帰還に安堵しています。

<宿泊場所では>

* ホテルはすぐに停電。宿泊システムも全てダウンし、震災当日朝はフロント業務も混乱模様でしたが、三食の配色もしっかり用意され、観光客も落ち着いて滞在していました。

* 23階の客室に宿泊していました、非常階段の電気も消えて真っ暗状態。ホテルからの連絡では、階下に降りることは危険なので部屋での待機アナウンスがありました。

* 夜が明けてから観光客他、行き場のない外国人たちの多くがSNS情報で宿にやってきて、不安な様子。旅館は熱供給センターからのエネルギーでお湯を沸かし、大浴場を開放していました。外国語対応、ボランティアの活躍も。

<帰りの足の確保では>

* JR,バス、地下鉄が全て運休の中、日が昇って新千歳空港にタクシーで向かいましたが、途中道路が閉鎖でやむなく引き返しました。タクシー運転手は、帰りの燃料の心配もあり、難しい選択でした。

* 新千歳空港が閉鎖になり、予約していた飛行機の便は欠航。ホテルは予約キャンセルも多く、延泊リクエストをし、ようやく翌日夜の便を予約して何とか帰りました。

* タクシーで旭川空港に向かい、そこから東京に戻りました。(札幌丘珠空港、旭川空港、帯広空港は自家発電で通常運行でした)

* 苫小牧港から八戸行きのフェリー、すぐに予約を入れて4人部屋個室をギリギリで確保し、3人でタクシーで札幌から苫小牧港に向かい、初めてのフェリーの旅となりました。外の景色が展望できる浴場も滅多にない体験でした。

* 宿泊ホテルで東京からの友人に会い、その札幌支店の方のご自宅に一日泊めて頂き、翌日夜の飛行機で新千歳空港から東京に戻りました。

 多くの方のそれぞれの札幌滞在、この度は本当にお疲れさまでした。遠いところ足を運んで秋山財団授賞式にお越し頂き、心から感謝申し上げます、今後ともよろしくお願い致します。

矢部玲子先生 公開講座3回目

Posted by 秋山孝二
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 今年で3回目となる、北海道文教大学の矢部玲子先生の公開講座、「明治の青春 『学友会雑誌』に見る学校行事(ようこそ皇太子殿下)と題して、今年は「大正天皇」に焦点を当てての大変興味深いお話でした。

* http://www.do-bunkyodai.ac.jp/college/ExtensionLecture/2017/1265/

 矢部玲子先生のFacebookより~~~~~~~~~~~~~

     今年も北海道文教大学公開講座の季節がやって参ります.
    「現代と人間」シリーズで以下を担当いたします.
    8月31日(金) 9:00~10:30
    明治の青春―『学友会雑誌』に見る学校行事(ようこそ皇太子殿下)―

     私は、6年前にこの貴重な資料の存在を知り、調査研究の傍ら、保存の必要性を訴えてきました。一昨年、同校の「六華同窓会」の開校120周年記念事業の一貫として助成を賜り、これらのうち、昭和20年までをデジタル化しました。将来は、同会ウェブサイト上での公開を計画しています。
     本講座では、デジタル化された資料の中から、明治時代の皇太子殿下(大正天皇)行啓と生徒たちの取り組みをご紹介します。

     『学友会雑誌』は、旧制札幌第一中学校(現北海道札幌南高等学校)時代の、主に生徒の執筆による文芸誌です。現在、北海道札幌南高等学校の同窓会資料館に、明治30年以降のものがほぼ全巻保存されています。当時の生活様式や思想、そして学校生活などを知る上で、大変貴重な資料です。

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「学友会誌」から読み解くシリーズ3回目

「学友会誌」から読み解くシリーズ3回目

矢部玲子先生

矢部玲子先生

 実際は函館に軍艦で到着し、小樽、札幌、江別、旭川、道東、えりも線、室蘭等を訪問する、正式には「行啓」というよりも「巡啓」のようです。

函館から小樽、札幌、江別、旭川、苫小牧、室蘭、門別・・

函館から小樽、札幌、江別、旭川、苫小牧、室蘭、門別・・

 札幌一中での滞在は52分間だったようです。

札幌一中での滞在は53分間

札幌一中での滞在は52分間

 お帰りになった(還啓)後、当時の山田幸太郎先生の訓辞がありました。

還啓後も山田幸太郎校長の訓辞ほか

還啓後も山田幸太郎校長の訓辞ほか

 翌日は提灯行列も。

翌日も提灯行列

翌日も提灯行列

???

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 この行啓を記念して、「札南高学校林(http://www.rikka-forest.jp/」が誕生しています。

札南高学校林もここがスタート

札南高学校林もここがスタート

 新渡戸稲造先生もここにいらっしゃって、リーダーたるべく勉学に励むよう訓示している記録もあり、2年後の開校125周年に向けて、このデジタル化した『学友会雑誌』を「六華同窓会HP(https://rikka.net/」にアップして、多くの皆さまと共有し、講座開設も企画できればと思っています、乞う、ご期待!

大地震 @ 北海道 2018

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 北海道南西部地方・厚真を震源として、6日午前3時8分頃に発生した「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」。最大震度7の揺れを観測し、大きな被害を北海道全域に与えました。札幌でも、私自身、これまでに経験したことがない程の深夜の揺れ、2年前の4月、別府で体験した熊本地震に次ぐ大地震でした。

* 別府での地震体験――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26258

 今回の地震の一番の特徴は、道内ほぼ全域の約295万戸が停電した点です。大手電力会社でのほぼ全域での停電は国内初であり、復旧にもかなり時間が掛かっています。停電の大きな原因は、道内最大の火力発電所、苫東厚真発電所が停止したこと。泊原子力発電所が運転停止中のなか、苫東厚真発電所は地震発生当時、道内の使用電力の約半分を供給しており、同発電所はボイラー設備などに損傷が見つかっているようです。当初の発表によると、道全域の電力復旧には最長で1週間くらいかかるとか。世耕経済産業大臣は、今日午前6時の記者会見で、「北海道内の停電は4割以上が解消したことになります」と言うけれど、7時間経っても未だに停電中の札幌市中央区宮の森2条地区、「4割以上」に説得力はありません、ガンの生存率と同じような表現で、少なくとも住民、患者側の立場ではないですね。そして、7日午後7時30分にやっと電気が復旧しました。

 地震当日、陽が昇って札幌市中央区宮の森地区は停電中、宮の森3条11丁目北1条宮の沢線と北24条線との交差点では信号機が消えて、警察官が出ていました。

早朝から警察官が

早朝から警察官が

 その夜は停電の中、ロウソクの火と災害用ラジオ&ランタン・懐中電灯で食事です。

ランタンの灯とロウソク

ランタンの灯と災害用ラジオ

 翌日、秋山財団贈呈式で特別講演をされた桜田一洋先生がお泊りの札幌グランドホテルも館内は真っ暗。ロビーでは、最新のニュースボードで情報提供です。贈呈式翌日の予定されていた若手研究者との対話型セミナーは、急きょ中止となりました。

新千歳空港とフライト情報

新千歳空港とフライト情報

東館に抜ける通路も暗く

東館に抜ける通路も暗く

 翌日の新聞を見て地震の規模の大きさと被害の甚大さにあらためて驚きました。

新聞朝刊

新聞朝刊

震災前(下)と震災後(上) Facebookより

震災前(下)と震災後(上) Facebookより

 そして、夜のNHKニュースには、秋山財団のネットワーク形成助成事業でも応援した根本先生も登場されていました。

9月12日に追補:https://mainichi.jp/articles/20180911/k00/00e/040/189000c

根本先生

根本昌宏先生

 根本昌宏先生のプロジェクト

プロジェクト名 積雪・極寒冷地域のいのちを護る防災・減災への取り組み―いきるための力を創出する
概要 道内の積雪・極寒冷地域災害に対処できる能力を人的ネットワークを生かした実践演習を通じて集積し、「いきる力・いきぬく力」を培い、多種多様な災害に備える。
代表者 根本  昌宏
助成期間 平成23年度~25年度
プロジェクト名 厳冬期の災害に向き合い、「地力(ちぢから)」の向上でいのちを護る
概要 冬の万が一への対策は、すべての地域が万全ではない。北海道実証プロジェクトが自助・共助・公助を包含した「地力」を高め、寒冷地域のいきる力を増幅する。
代表者 根本 昌宏(ネモト マサヒロ)
所属役職 日本赤十字北海道看護大学 教授
助成期間 2015年度~2017年度

六華交流会 夏

Posted by 秋山孝二
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 六華同窓会(https://rikka.net/)の夏のイベント、「六華交流会 夏」が開催されました(https://rikka.net/info/2018/08/post-3.html)。今年は3回目、新しい企画で「大人の六華ゼミ」、初回は幹事当番期の実行委員会委員長の南43期・中野貴英さんに「中小企業診断士ってこんなことやってます」と題してお話をいただきました。子供時代のお父様のご苦労を肌で感じて、銀行勤務経験を活かし、今、経営アドバイザーとしてご活躍中です。

中小企業の相談、起業のメンターとして活躍中!

中小企業の相談、起業のメンターとして活躍中!

 交流会の冒頭は、同窓会小砂憲一会長のご挨拶。

六華同窓会・小砂憲一会長

六華同窓会・小砂憲一会長

 続いて、今年の六華同窓会幹事当番期・南43期の皆さん。

今年の「六華同窓会」幹事当番期の皆さん

今年の「六華同窓会」幹事当番期の皆さん

 さらには、来年の東京六華同窓会(https://www.tokyorikka.jp/)の幹事当番期の皆さんの来年6月総会・懇親会のご案内。

来年の「東京六華同窓会」幹事当番期の皆さん

来年の「東京六華同窓会」幹事当番期の皆さん

 交流会が終わってからは、2020年の学校設立125周年記念事業の打ち合わせを関係者で。

みんな優秀な後輩たち!

みんな優秀な後輩たち!

 40歳代の現役バリバリのお話ほか、各世代の現実に向き合う人生をしばし聞いて、多彩な人材の同窓とあらためて再確認したひと時でした。

バックヤードツアー @ 札幌

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 来月オープンする「札幌市民交流プラザ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/」にある二つの舞台、「札幌文化芸術劇場(hiitaru)」と「クリエイティブスタジオ」のバックヤードツアー、演劇関係者の皆さんとご一緒に隅から隅まで歩きました。

 クリエイティブスタジオのこけら落とし公演は、斎藤歩・納谷真大も出演する「ゴドーを待ちながら(https://www.sapporo-community-plaza.jp/creativestudio_godot…」です、楽しみですね。

 この日のバックヤードツアーは、まずは「クリエイティブスタジオ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/facility_creativestudio.html」から。

クリエイティブセンター

クリエイティブスタジオ

 そこから上の階の「札幌文化芸術劇場(hiitaru)(https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html」へ。大道具搬入エリアからステージ裏へ。

メインステージ舞台裏

メインステージ舞台裏

ステージ奥のスクリーンと裏舞台

ステージ奥のスクリーンと裏舞台

 下手からステージ、そこから見る観客席とオーケストラボックス。

メイン観客席

メイン観客席

4階席から舞台を望む

4階席から舞台・1階客席を望む

 ロビーは吹き抜けで北海道の広大な雰囲気も。

ロビーから

ロビーから

 外は、藻岩山、創成川、大通り公園、テレビ塔と、札幌のシンボリックな景色が広がります。

外の景色も最高

外の景色も最高

 公共スペース・エントランスロビーからのエレベーターは、9階まで観客席用。

エレベーター内

エレベーター内

 バックヤードの資材、大道具等を運ぶ10トンエレベーターも豪快です。建物が上下する感じ。

10トンエレベーター

10トンエレベーター

 地下のトラックヤードは11トントラックが2台同時に着ける場となっています。

地下のトラックヤード、同時に2台

地下のトラックヤード、同時に2台

 10月の札幌市民芸術劇場(https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html)のこけら落とし公演は、「ヴェルディ作曲 オペラ アイーダhttps://www.sapporo-community-plaza.jp/event_181007.html」です。私も(公財)北海道演劇財団の理事長として、前日の開館祝賀会とともにご招待を受けています、こちらも楽しみですね。

 札幌に、また一つ、文化の拠点が生まれようとしています!