「女子サッカー」の種まき!

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 現在はパリ・オリンピック(オリンピック日程 & 結果 | パリ 2024 オリンピック (olympics.com))が始まって、連日一喜一憂の日々ですが、先日のNHK総合『新プロジェクトX:なでしこの花咲く日まで~サッカー女子 不屈のバトンリレー~』は、今日の女子サッカーの草分けからの歴史にスポットライトを当てた感動の番組でした。

* なでしこの花咲く日まで〜サッカー女子 不屈のバトンリレー〜 - 新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 - NHK

 練習場さえなかった立ち上げの時期、真っ暗な中でも練習を続けた女性たち、それ以上に「オンナがサッカー?」という社会の差別的雰囲気の中でプレーをし続け、若い世代を指導し続けた人々がいた、その強い意志に感銘を受けました。

 オリンピックというと「金メダル何個」と絶叫するマス・メディアの横並び報道は、今回も相変わらずで心地よくありませんね。アスリート達の日々の精進の結果だけを刹那的に消費して喜び、悲しむ我々、今こそここまで至ったそれぞれの競技関係者の血の滲むような戦いの日々に心を寄せたいと思います。

 『女子サッカーを文化に』、実に名言ですね。今では当たり前ですが、ここまで道筋をつけた方々に心から拍手をおくりたいものです。更に歴史の古い競技としては、体操、柔道とかも、その伝統を永く受け継いできた歴代の関係者に頭が下がります。

 そんな思いを抱きながら、これからの日本選手の活躍を期待したい毎日です。

今年もスタート、新渡戸連続講座 2024

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 「新渡戸連続講座2024」が今年もスタートしました。今年の初回は『公益財団法人 ふきのとう文庫』代表理事で北海学園大学名誉教授の高倉嗣昌先生、「私と遠友夜学校 ~高倉新一郎の背中を見ながら~」と題してのお話でした。

* 『ふきのとう文庫』ーー> (公財)ふきのとう文庫/ふきのとう・こどもクラブ | (fukinotou-bunko.com)

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 「布絵本(ふきのとう文庫 [ 写真館 ] (fukinotou.org))」! !

 講演の詳細はこちらにも。

* 高倉先生が「私と遠友夜学校」講演 新渡戸連続講座 | 一般社団法人 札幌農学同窓会 (alumni-sapporo.or.jp)

 検索ジャンルでは「図書館」のようですが、その歴史的背景は新渡戸稲造、札幌遠友夜学校の源流に繋がる素晴らしい活動を続けています。

浅野健一さん、ミニ講演

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 浅野健一さんは、元同志社大学教授で現在はジャーナリストとしてご活躍です。日本のメディアに対しての辛口メッセージを発信し続けていますが、先日は「メディア・アンビシャス」も共催でミニ講演を開催して、日本におけるマスメディアの監視機能の欠如について熱く語りました。

* 関連記事ーー> 同志社大学の名物教授が「突然の退職」を通告されるまで(田中 圭太郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) (gendai.media)

* 「メディア・アンビシャス」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83

 現在の日本の政治状況で、マスメディアの横並び、記者クラブの弊害、実名報道の問題点等、日頃私自身が感じているメディアへの疑問に次々と回答を得たようなお話、ストンと腑に落ちる内容でした。

秋山財団 交流会 2024

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 今年は完全リアルで『秋山財団ネットワーク形成事業交流会』を開催しました。この10年間で採択した方々を含めた報告と交流は密度濃くて、それぞれの参加者の方が自らのフィールドに持ち帰って活用できるヒントを得たと信じています。

* 昨年の様子ーー> 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 秋山財団 交流セミナー 2023 (akiyama-foundation.org)

 以前に応援したプロジェクト代表・日置真世さんの基調報告です。秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 その後の意見交換会では席替えもあり、参加された多くの方々と交流ができたのではないかと自画自賛しています。一応の終了後も個別の話し合いが続いていて、なかなか皆さん退出されませんでした。

つかの間の海外出張 2024

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 2年ぶりに今回前後の窮屈な国内日程を割いて羽田空港から海外へ、わずか三泊の出張、行きも帰りも南回りルートでヨーロッパ、2年前と比べて様変わりの混雑する羽田空港第三ターミナルでした。

* 2年前の出張ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 フォトアルバムでご紹介します!

有名な戦争に関わる条約の調印式会場

有名な戦争に関わる条約の調印式会場

 海外の空港はとにかく広く長い、歩いて歩いて!

ドイツ・ミュンヘン空港

ドイツ・ミュンヘン空港

 国際金融の動向はじめ、サステナビリティ、長期的視座等、そもそもの意見交換ができて短時間でしたが大変有意義な場となりました。一番の収穫はヨーロッパの視座のアメリカとの距離感でしょうか。秋山財団の基礎となる基本財産の運用に今後も一層工夫をしながら地域の研究者、市民活動の方々に貢献できるように頑張ります!!

イトウワカナさん、再び札幌へ!

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 札幌で「intro(intro-sapporo.com」を主宰していたイトウワカナさんが、久しぶりに札幌で制作・上演する『ハワイの地平線、テキサスの水平線 | 北海道演劇財団 (h-paf.ne.jp)』、先日は札幌座クラブのリアル例会で、(公財)北海道演劇財団理事の清水友陽(ともあき)芸術監督とトークで抱負を語りました。

* イトウワカナ(イトウワカナさんにインタビュー (intvw.jp)

ハワイの地平線、テキサスの水平線

 2018年にシアターZOOでの「こっちにくるとあの景色がみえるわ」という公演後、6年を経ての今回の公演再開。代表のイトウワカナさんはは大阪に移住し、関西圏の優れた脚本賞・OMS戯曲賞の最終選考までいったり活躍をしていました。今回、2年間温めた新作、活動を停止したシアターZOOからの再起動です、楽しみですね。

 対談の後には参加者との質疑応答で更に思いを伺うことができました。

懐かしの茶店@さっぽろ

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 札幌は人口当たりの喫茶店数が静岡市に続いて多いとか、昔はよく人と話をするといえば「サテン!」だったような。

 この1976年創業の「【Cafe倫敦館】ミニ大通のレトロモダンな老舗喫茶店 | さっぽろグルメデータベース (sapporo-gourmet-db.com))」とか道庁北側の1964年創業「【公式】純喫茶オリンピア(CAFE OLYMPIA) | 1964年創業のレトロな空間と美味しいコーヒーを楽しむ喫茶店 (olympia-coffee.jp)」とか、私の世代には実に落ち着く場所です。

 地下に降りて「オリンピア」室内は昭和の雰囲気いっぱい。

 一方、「倫敦館」はよりモダンな雰囲気でしょうか。

 昨今のSNS時代、やはり人とリアルに会っての面談はその空気感というか、文字・映像情報以外の感情移入とでもいうのか、代えがたい語りの場としての価値を保持し続けているような気がします、貴重な札幌の宝ですね。

中村桂子さん今年も!

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 今年もまた中村桂子さんのご講演をお聞きしました、これまでから一歩踏み込んだ『いのち』についての深いお話、心に染み入りました。美唄市小学校農業科の取り組みは更に前に進んでいます。

* 美唄市小学校農業科読本について - 美唄市ホームページ (city.bibai.hokkaido.jp)

* これまでの中村桂子さん関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

美唄市小学校農業科読本

 昨年に続いての「理科」の目標についてのお話、昔、東京の公立中学校で理科教諭として子供たちに接していた私としては、今年は特に心に響くものがありました、「日本人的な」の部分に。

 私から宇宙への思考の深化、深いお話でした。

遠友夏学校 & フォーラム 2024

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 札幌農学同窓会主催の「遠友夏学校」第2回が開催されました、今年はこれまで6月に回を重ねてきた「遠友夜学校フォーラム」も第12回としてこれに合流しての企画となりました。

遠友夜学校フォーラム 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『遠友夏学校』始まる! (akiyama-foundation.org)

 冒頭に主催者として同窓会の松井博和理事長がご挨拶、そこで「(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」初代理事長として私をご紹介して頂き、席で起立して皆様にご挨拶、拍手で迎えられました。昨年からは三代目の小篠理事長が就任されて記念館建設に更に邁進しています。

 続いて、昨年同様にこの「夏学校」の校長をされている杉江校友会エルム会長のご挨拶。

 その後に講演二題と続きました。 先ずは笠康三郎さんの「美しい公園建設にまつわる秘話、ルイス・ベーマーの深掘りを通じての公園建設の実績紹介。

 続いてのご講演は堀田国元さんの『武士道外論』です。堀田国元氏の『新渡戸稲造の世界』(新渡戸基金)に執筆された論文を紹介しながら、石塚喜明先生、佐々木二先生ほかの遠友夜学校教師から学んだこと、ほか新渡戸と交流のあった方々のお話、東京での「新渡戸講読会」のご紹介等、幅広いお話で興味深かったです。プレゼンの中で、私のこのブログ『秋山孝二の部屋』2017年7月からカナダ・ビクトリアの写真を引用してクレジットまで付けてご説明をして頂き光栄でした。

* 2017年 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 新渡戸の足跡 @ カナダ(5) (akiyama-foundation.org)

 最後に、小篠理事長が新渡戸稲造祈念公園に建設を目指している『(一社)新渡戸遠友リビングラボ』の将来構想と記念館建設に向けた募金のご案内をされました。北海道大学関連団体の中でこれまでの活動の報告と寄付依頼を行ったことは、今後の展開に大きな弾みとなることと期待したいですね。

* (一社)新渡戸遠友リビングラボ(旧 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会) - 武士道から場づくりへ (nitobe-enyu.org)

きたネット 最後の通常総会で

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 環境系NPOの「北海道市民環境ネットワーク(きたネット)」については何回もアップしていますが、先日は今年11月の解散に向けた最後の「通常総会」をリアル・リモートのハイブリッドで開催し、私はその議長を務めました、『最後の議長』です。

道内各地の環境活動支え22年 きたネット理念は消えず 「扇の要」23年解散へ:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp)

* 「きたネット」関連の記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

リアル&リモートで

リアル&リモートで

 用意した議案はすべて承認され、報告事項も終わり滞りなく総会は終了しました。ここまで「きたネット」の価値ある活動を支えてきたのは言うまでもなく事務局の宮本尚さんと黒子奈美江さんです。記念すべき議長の紙にお二人のサインをもらいました。この6月から解散予定の11月までは無給となりますが、最後の最後まで献身的に仕事をし続けて頂き、心から感謝致します。

二人の功労者のサイン!

二人の功労者のサイン!

驚くご縁!!!

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 先月、東京で私の高校の「東京六華同窓会総会・懇親会」、久しぶりにコロナ明けでフル開催でしたが、その様子は先日ここにもアップしました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 東京六華同窓会 2024 (akiyama-foundation.org)

 その総会で札幌からお越しの我孫子達也副校長がご挨拶をされました。今年4月に着任の我孫子達也副校長、札南高が甲子園出場した時の北海道大会決勝戦で二塁塁審をされていたとお話をされ一同その深いご縁に大いに盛り上がりました。先日、私が理事長を務める学校林財団の会議で校舎に行きましたら、宮澤一校長が正面玄関の写真に道大会優勝の瞬間に選手と一緒に写っていると教えて頂きました、これまた何とも言えない縁を越えた「因縁?!」でしょうか!

一番左の審判員姿!!

 数十年を経てこの試合の審判だった高校に副校長として着任されたお話、何とも皆さんにお伝えしなくてはと思わずアップしてしまいました!!!

初夏 札幌 2024

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 先月下旬は私が役員を引き受けている団体の総会、講演会等が大通り・道庁界隈で連続して開催されたので、南1条西5丁目の愛生館ビル(https://aiseikan.net/)に車を置いて、久しぶりに会場まで連日歩いて散策しながら向かいました。

朝の大通公園

朝の大通公園

 北海道庁の旧庁舎は、この数年リニューアル改修工事で前の通りは通行止め、南門からは横の中庭・池の横を通るプロムナードを通ることになっています。都会の中の札幌の原風景的雰囲気もまた新鮮です。

道庁中庭のプロムナード

道庁中庭のプロムナード

 更に札幌グランドホテルの1階通路のギャラリーには、相変わらず『秋山家祝宴』メニューの展示もそのままで。これは私の家族が「野田」から「秋山」に養子縁組披露した時のメニューで1956(昭和31)年でした。札幌グランドホテルの創業80周年企画「想い出の料理プラン(http://www.grand1934.com/rest/fair/anniversary_dish.html)」で、亡くなった叔母・和久奈ちよも丁度札幌に来る機会があり、親族5名で懐かしのメニューを存分に楽しみました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 大満足、「想い出のメニュー」 (akiyama-foundation.org)

一階通路にあるギャラリー

一階通路にあるギャラリー

 この界隈は私にとってはいつも思い出す札幌の原風景の一つ、街は変わりゆくとも思い出はいつもでも心に残っている札幌の初夏です。