ソーシャル・ディスタンシング!

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 ポストコロナ時代、それぞれの集まりがそれぞれの工夫ですね。

 今年6月にもご紹介しましたが、北海道経済同友会の幹事会、さらに広い会場での会合となりました。

* 前回の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38987

さらに広く!

さらに広く!

 メディアアンビシャス例会後、数人と向かいの路上で飲み会!

* メディアアンビシャス例会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B7%E3%8

昼間の様子!

昼間の様子!

風情のある夜の外呑み!

風情のある夜の外呑み!

 因みにここで紹介された本、買って読まねば。

 そして、私が監事を務める(公財)北海道対がん協会の理事会の様子。

* (公財)北海道対がん協会の関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%AF%BE%E3%81%8C%E3%82%93%E5%8D%94%E4%BC%9A

アクリル板の仕切りが設置

アクリル板の仕切りが設置

 これらの対策は一時的なものではなく、ポストコロナ時代としての新しいスタイルとして定着していくのでしょうね、2020年は、世界的に本当に節目の年になりますね!

メディアアンビシャス 特別例会

Posted by 秋山孝二
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 メディアアンビシャスは、市民が勝手に優れた番組・記事を表彰しています。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%A3

 先月は特別月例会として、NHK沖縄放送局ディレクターの奥秋聡さんをお招きしました。「沖縄・辺野古報道の現場から~基地に翻弄される住民」と題してのご講演のほか、今年9月21日放送のETV特集『辺野古 基地に翻弄された戦後』の一部を上映しながら、その取材の裏話等も盛りだくさんの内容となりました。

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メディアアンビシャス特別例会

講演会「沖縄・辺野古報道の現場から

~ 基地に翻弄される住民

 戦後の沖縄の縮図ともいえる辺野古基地は沖縄県民の「反対」との明確な意思が表明されているにもかかわらず、工事が進められています。地元住民にとって厄介者である基地。だが、明治維新直後の「琉球処分」以降、常に虐げられて、「切り捨て」られてきた人々にとっては「ヤマトンチュ」(本土の人)や、その政権へ複雑な想いを抱えています。

 その「ウチナーンチュ」(沖縄の人)の実態をテーマに、今年921日放送のETV特集『辺野古 基地に翻弄された戦後』と、BS1スペ「証言ドキュメント辺野古」 BS1スペ「証言ドキュメント辺野古」 BS1スペ「証言ドキュメント辺野古」 BS1スペ「証言ドキュメント辺野古」 BS1スペ「証言ドキュメント辺野古」10月6日放送のBS1スペシャル『証言ドキュメント辺野古』の両番組を制作した奥秋聡ディレクターが、11月21日に来札されます。その機会をとらえて、マスコミの中で活躍している方へエールを送っている市民運動体「メディアアンビシャス」が特別例会として、講演会を企画しました。

講師奥秋 聡 さん

NHK 沖縄放送局 ディレクター

1974年神奈川県生まれ。99年にNHK入局。 これまでにETV特集で『基地で働き 基地と闘う 〜沖縄 上原康助の苦悩〜』『関東大震災と朝鮮人 悲劇はなぜ起きたのか』などを制作。ETV特集『海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸~』2013年度メディアアンビシャス大賞を受賞。著書「海の放射能に立ち向かった日本人 ビキニからフクシマへの伝言」(2017年、旬報社刊)も

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NHK沖縄放送局

NHK沖縄放送局 奥秋聡さん

基地問題

基地問題へのアプローチ

 幅広い方々への取材に基づく沖縄の現場の状況は、大変新鮮なメッセージも多く、濃い時間となりました。奥秋さんのお人柄でしょうか、終了後も当日参加していた高校生からの質問に対して、実に丁寧にお応えをされていました。

高校生の質問にも丁寧に答える

高校生の質問にも丁寧に答える

おしどりマコ・ケン 講演会

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 私も世話人の一人、「グリーン九条の会(http://green9zyo.blogspot.com/」第11回講演会が、同じく世話人をしている「メディア・アンビシャス(http://media-am.org/」との共催で、「おしどり マコ・ケン(http://oshidori-makoken.com/」をお招きして開催です、やっと実現した、そんな率直な私の気持です。

* グリーン九条の会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A

 テーマは、「『未来のために半径5mを変えていく』~原発事故取材報告~」です。本業はよしもと所属の漫才のお二人ですが、プライベートな時間に東京電力記者会見にこれまで500回以上出席、その他福島県の現地での取材を通じて、数々の新しい情報を引き出している稀有な存在です。今年3月のメディアアンビシャス授賞式(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32658)で、大賞に輝いた番組の主人公でした。以前から札幌にお招きしてきっちりお話を伺いたいなと思っていたので、この度実現して嬉しかったです。至近距離での「生おしどり!」、迫力満点、ライブの説得力に感動しました。

* メディア・アンビシャス大賞受賞番組ーー> NNNドキュメント「お笑い芸人 vs原発事故 マコ&ケンの原発取材 2000日」(https://www.dailymotion.com/video/x5apu4v

 講演会冒頭から笑顔のお二人、これまでの講演会とは違ったソフトな立ち上がりでした。

冒頭から笑顔のお二人

冒頭から笑顔のお二人

掛け合いは流石!

掛け合いは流石!

とにかくものすごい情報量

とにかくものすごい情報量

 ところで記者会見には多くのマスメディア所属の記者がいるのですよね、その方たちは一体どんなスタンスでその場にいるのでしょうか、何も質問もせずにただ東京電力広報部の言うがままを垂れ流しに記事・番組しているのでしょうか。マコ・ケンさんのお話を聞けば聞くほど、取材を本業とされている方々の奮起を促したい気持になります。講演後は質疑応答もあり、最後まで濃密な情報提供でした。

 講演会後は、少人数の懇親会、ここでも引き続きの情報提供が続きました。プライベートな時間でのこれまでの活動のご苦労等、とにかくお二人の絶妙のバランス、隣で聞いていて感動しました。

懇親会でも情報満載

懇親会でも情報満載

懇親会メンバー

懇親会メンバー

 楽しい懇談を終えて、さらに「グリーン九条の会」代表世話人の植田英隆さんと4人で二次会へ。私は特に、ケンさんの細やかな心使いが印象的でした、本当にお二人で成し遂げ続けているこの間の取材だとあらためて納得した次第です。

バーカウンターで

バーカウンターで

 そして最後のお別れでも。まさに徹頭徹尾「エンターテイナー」だったお二人、素晴らしいカップルでした!

ホテル前

ホテル前

望月衣塑子さん、炎の2時間半+!

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 今年の札幌は桜の開花が早く、ゴールデンウイーク前に満開になりました。

北海道神宮の表参道も

北海道神宮の表参道も

円山公園ではお花見の人、人、人

円山公園ではお花見の人、人、人

 そんな中、今年3月にメディア・アンビシャス表彰式をした際、「17年メディアアンビシャス特別大賞」をお贈りした東京新聞の望月衣塑子記者が2日間来札し、29日と30日合わせて500人を超す入場者で溢れました。この企画は、当初、日本ジャーナリスト会議北海道主催の講演会だけの予定でしたが、さっぽろ自由学校「遊」と政治とメディアを考える会共催の学習会に広がり、送迎、警備、書籍販売、受付などに市民多数の皆さんが参加・協力しました。

「望月衣塑子、札幌講演」の画像検索結果

<望月記者の略歴>

1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。17年4月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一員となり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている。著書に『新聞記者』『武器輸出と日本企業』(いずれも角川新書)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(あけび書房、共著)など。二児の母。

危機的なマスメディアの状況

危機的なマスメディアの状況

 望月衣塑子さんは、記者会見の37 分で23 回、「モリカケ疑惑」で菅義偉官房長官に質問し続け、ネット右翼に攻撃され、殺害予告まで受けました。安倍長期政権で、メディアは萎縮していないか、ジャーナリズムはどう権力と対峙すべきか、日本歯科医師連盟ヤミ献金疑惑のスクープ記者が鋭い視座から考察しました。

 1時間半の予定の講演は、終わってみれば2時間半を越え、炎がほとばしる機関銃のような言葉が続きました。思い出したのは2年前の香港、2015年COP21で中心的な活躍をされた気候変動枠組条約事務局長のChristiana Figueres さんの講演です。聴衆を引き付ける言葉の力、望月さんの場合は、取材現場の臨場感あふれるお話、「力」と「覚悟」を感じました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28015

第9回 メディアアンビシャス授賞式

Posted by 秋山孝二
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 入院中には、今年で9回目となったメディアアンビシャス授賞式も開催されました。今年の大賞他は以下の通りです。

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第9回メディアアンビシャス大賞(2017年1月1日~12月31日)

【活字部門】

▶大賞  沖縄全戦没者追悼式典での写真「沖縄の視線」

東京新聞デジタル版/中日新聞 6月23・24日

▶アンビシャス賞  連載「こころを揺らす」1-5部

北海道新聞4月2日から11月23日まで

▶メディア賞    「大阪の国有地 学校法人に売却/金額非公表 近隣の1割か」

朝日新聞2月9日

▶入選      ①「言葉の現在地」計9回(冬㊤㊥㊦、春㊤㊥㊦、夏㊤㊦、秋)北海道新聞 1月―11月の随時

②1強第2部「パノプチティコンの住人」 朝日新聞 4月18日から5回

【映像部門】

▶大賞 NNNドキュメント「お笑い芸人 vs原発事故 マコ&ケンの原発2000日」

日本テレビ(放送:STV) 2月6日 上映55

▶アンビシャス賞 「父を探して」~日系オランダ人終わらない戦争~

NHKBS 10月8日 上映110分

▶メディア賞   NNNドキュメント「記憶の澱」

山口放送(放送:STV) 12月4日 上映55分

▶入選      「生まり島ぬ言葉忘ね 国忘ゆん」

沖縄テレビ(放送:UHB10月15日 上映55分

【特別賞】

望月衣塑子さん(東京新聞記者)

※活字、映像とも受賞作品の内容と推薦の言葉はホームページhttp://media-am.org/の大賞候補一覧でご覧になれます。

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 数日後に、世話人の一人、H氏からも報告が届いています。~~~~引用

 3月3日の表彰式は、みなさまのお蔭様で48人の方が足を運んで頂き、有意義なものとなりました。本当に、ありがとうございました。

 特に、NHK番組の「父を捜して~日系オランダ人 終わらない戦争~」を制作した椿プロの金本麻理子さまは、表彰状1枚を受け取るために、東京から来札して、わずか2時間半の滞在でトンボ返りをされました。「自分の会社をつぶす訳にはいかない」とのことで恐縮の極みです。

 また朝日新聞大阪本社の森友取材班デスクの鎌内勇樹さまは、「文書書き換え問題をはじめ、今回の取材は何年かかっても、真相を解明する」と力強く決意を披露し、拍手を浴びていました。前日の2日に大スクープを打った関係もあり、「この後も仕事があるので」と懇親交流会も辞され、早々に会場を後にされました。

 さらに北海道新聞の連載「こころ揺らすをしており、その途中を抜け出しているので」と表彰状を受け取り、受賞者挨拶をして、直ぐに退席しました。

 沖縄全戦没者追悼式典での写真を撮られた東京新聞の澤田将人さまにはお嬢様2人と、ご伴侶の3人が駆け付け祝福されましたし、「お笑い芸人VS.原発事故 マコ&ケンの原発取材2000日」を取材したNTVの加藤就一ディレクターは「受賞者はマコ&ケンです」と謙虚に喜びを語っていました。

 一方「記憶の澱」を制作した山口放送の佐々木聡さまは情報番組を制作しる傍ら、地道にご自分で戦争をテーマに日本人の加害性や被害を追求してきたことを披露されました。

 久しぶりに東京から帰札された山口二郎代表も「ある意味残念ながら、いまこそ、この活動が重要になっている時だ。もっともっと財政面も強化する必要性さえ感じている」とメディア状況を踏まえて、各表彰者を称えるとともに、当会活動への理解を訴えていました。

 会場からの質問タイムを多めに設けましたが、各受賞者へ激励を込めての問いが相次ぎ、各メディア関係者の抱える問題点なども浮き彫りとなっていました。

~~~~~~~~~~ 引用おわり

 今年で9回目、何か時代がメディアに対して大変窮屈になってきている時代、ますます、このような活動の価値が増しているような気がします。その中で果敢にチャレンジして取材を重ねて掲載・制作しているメディア関係者にささやかながら拍手を送り続けます。今年、出席できなかったことが大変残念です。

公開対談「メディアと政治、市民」

Posted by 秋山孝二
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 ジャーナリスト・作家の外岡秀俊さんと法政大学法学部教授の山口二郎さんの公開対談、お盆でお休みの人も多いかと思いましたが、当日は会場満席の160名が集まり、関心の高さを示しました。外岡秀俊さんは、私の小・中・高の三年後輩、山口二郎さんはメディアアンビシャス代表世話人。主催は、メディアアンビシャス(http://media-am.org/)、日本ジャーナリスト会議北海道(http://jcj-daily.seesaa.net/)、さっぽろ自由学校「遊」(http://sapporoyu.org/)で、会の冒頭、私はメディアアンビシャス世話人の一人としてご挨拶をしました。

* 外岡秀俊 (http://www.asahi.com/topics/word/%E5%A4%96%E5%B2%A1%E7%A7%80%E4%BF%8A.html

* 山口二郎 (http://www.yamaguchijiro.com/

画像に含まれている可能性があるもの:2人

 私なりの問題意識は、最近の関心事と共に以下の通りで、事前に主催者にもお伝えしておきました。

1)昨年のブリグジット、トランプ現象で最近よく目にする「post-truth(ポスト真実)」、「post-truth-politics」時代において、従来のマスメディアと新たなソーシャルメディアの関係性は?

2)「post-truth(ポスト真実)」の時代、市民はどう真贋、真実を見極めたらよいのか?

3)議会制民主主義が機能しない時、市民の政治参加のオルタナティブは何か?

4)市民として今の政治に「嘆き」「憤り」を越える行動として何が期待されるか?

post-truth(ポスト真実)~「客観的事実(真実)より感情的な訴えが勝る感情化社会の到来」を示す言葉>

* http://www.bbc.com/japanese/38009790

* http://kyodo-pr.co.jp/pr-souken/column/2017/02/08/118/

お二人の公開対談!

お二人の公開対談!

 1時間15分の濃密な意見交換とその後のフロアーからの質問に対するやり取りも興味深かったです。

* 民主主義はいかに壊れるか

* 取材する記者たちのパソコンを必死に打つ姿に、『新自由主義』は文化にまで影響を及ぼしているのではないか

* 本来の記者の取材とは

* 市民による国会前抗議行動・全国各地のデモが確実に現政権に影響を与えていること

* 週刊誌を含めた昨今のマスメディアの報道の変化、潮目が変わってきている

* 議会での対峙が期待できないアメリカの「大統領制」の下、メディアの使命感は日本とは比較にならない程強い

* 新しい時代におけるSNSの影響

等、メディアと政治、そして市民の立ち位置、立ち振る舞い、お二人のお話は尽きることなく続きました。

 対談終了後の懇親会にも30名以上の方が引き続き参加し、現在の政治とメディアに危機感を募らせながらも、新しい時代の到来を感じさせるお盆の夕べとなりました。

沖縄の現場から、記者の報告!

Posted by 秋山孝二
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 メディアアンビシャスの授賞式の翌日、受賞された沖縄タイムスの伊集(いじゅ)竜太郎記者の緊急報告「基地被害の現場から~オスプレイ墜落・辺野古・高江など」が催され、会場は超満員で熱気を帯びていました。事故当日の取材の経過ほか、生々しい現場でのやり取り等、沖縄北部での日々の取材の緊迫感が伝わってきました。目の前のアメリカ軍の前に立ちはだかる日米地位協定、防衛省、警察機動隊等、戦後の歴史の課題を目の当たりにしました。

* 記事――> http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/75799

リーフ上にある大破したオスプレイ=14日午前2時10分ごろ、名護市安部(伊集竜太郎撮影)

伊集竜太郎記者撮影

前日の表彰式で

前日の表彰式で伊集竜太郎記者

 当日のチラシから伊集竜太郎記者のコメントです。~~~~~~~~~~~~~~~

 取材している沖縄北部には、辺野古問題で取り上げられるキャンプ・シュワブ以外にも、4市町村にまたがる広大なキャンプ・ハンセン、東村高江で注目された北部訓練場、現在機能強化に向けた着陸帯拡張工事が進む離島の伊江島補助飛行場などの米軍基地があり、昼夜問わず激しい訓練が行われ、騒音や粉じんなどで住民被害が頻発しています。「沖縄の基地問題」は本土では政府×沖縄県という政治ベースの問題や、安全保障の観点で議論されますが、そもそも沖縄県民にとって基地は生活の問題です。まずそこをご理解頂きたいと思います。米軍基地のない地域に住む方には皮膚感覚で沖縄の基地問題を感じることはなかなか困難だと思いますので、まずは被害実態を映像などで示しながら紹介したいと思います。皆さんがきっとお聞きしたいであろう、政府×沖縄県の動向や辺野古新基地建設の地元の賛否、沖縄の基地の抑止力などは、質疑の中で答えられる範囲でお答えしたいと思っております。

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実際の当日の紙面

実際の当日の紙面

沖縄の現地で何が起きているのか

沖縄の現地で何が起きているのか

主語を明確に議論しよう

主語を明確に議論しよう

 お話から書き留めた私の手元メモ:

<現場「沖縄」の認識>

* 軍事的に沖縄に基地がある地理的優位性はない、歴史的にあるだけでロジックが破たんしている:佐賀、佐世保の基地の方が北朝鮮に圧倒的に近く優位性は高いはず

* 沖縄の基地の存在は、ひとえに「政治の問題」で、「軍事的戦略性の問題」ではないというアメリカ軍首脳の話

* 基地問題は「沖縄の問題」ではなく、「日本の政治」における防衛・安全保障の問題

* 沖縄にとっては、「基地問題」ではなく、住民にとって日々脅かされる「日常生活・人権の問題」

<基本的な取材の姿勢>

* 当事者としての視点

* 事実に基づいた現場からの発信

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 これまでの私の沖縄関連記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B2%96%E7%B8%84

メディアアンビシャス大賞 表彰式!

Posted by 秋山孝二
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 メディアの優れた番組・記事を市民が勝手に讃える活動、「メディアアンビシャス(http://media-am.org/」が今年も「大賞」ほかを選出し、先月表彰式を開催しました、私は世話人の一人としてお手伝いをしています。

 今年の開催案内には、以下のような認識で参加を呼び掛けています。

 「昨今、民主主義を支える柱の一つであるはずのメディアが、あらゆる意味で危機の最中にあると痛感しています。1つ1つの事例研究だけでも膨大な論文の山ができそうですが、几帳面な検証・議論も不十分に時は流れています。そんな中でも、果敢に取材をする方々、それを勇気を持って番組・記事にする方々に、市民目線から拍手を送り賞状を贈呈する、これが私たちの活動です。年に一回の授賞式、賞状を手渡すだけでなく、受賞者の皆さんからの報告、参加者との質疑も企画し、エールを送り、メディアの現況をめぐって論議を深める場を目指しています。多くの方のご参加をお待ちしています」。

< 審査結果と経過 >

【活字部門】

☆メディアアンビシャス大賞

「戦後70年へ『北海道と戦争』」(8月~現在) 北海道新聞取材班

☆メディア賞

「戦後70年に向けて いま靖国から」(6月~7月) 毎日新聞記者伊藤智永さん

☆アンビシャス賞

「政府事故調の『吉田調書』入手」(5月) 朝日新聞

☆入選(2件)

「『秘密法』を考える」(1月~現在) 北海道新聞取材班

「元朝日新聞記者と北星学園脅迫事件のその後」(雑誌「創」2015年1・2月号)   北海道新聞編集委員徃住(とこすみ)嘉文さん

[選考経過]会員より推薦のあった15本の記事のそれぞれ一部をホームページに掲載。最終審査では推薦者の説明の後、投票・審議を経て各賞を決定した。大賞の「戦後70年へ『北海道と戦争』」は人びとの埋もれた戦争の事実を追う根気よい取材が「戦争の記憶、残虐さを掘りおこしている」と評価された。なお、アンビシャス賞の「政府事故調の『吉田調書』」については掲載社が取り消しているが、「政府が隠ぺいしようとした調書の内容を明らかにするきっかけになり、読者の知る権利に応えることになった」と評価を集め、受賞となった。

【映像部門】

☆メディアアンビシャス大賞

「揺れる原発海峡~27万都市函館の反乱」(5月) 北海道文化放送(UHB)制作放送

☆メディア賞

「陽炎 えん罪被害の闇」(7月) 北日本放送(KNB)制作-札幌テレビ

☆アンビシャス賞

「本当は学びたい~貧困と向き合う学習支援の現場から~」(6月) NHK教育

☆入選(3件)

「裂かれる海~辺野古動き出した基地建設」(12月) 琉球朝日放送制作-北海道テレビ

「和解~広島・中国人強制連行問題の軌跡」(1月) RCC中国放送-北海道放送

「神秘の球体マリモ~北海道阿寒湖の奇跡」(8月) NHK

[選考経過]推薦候補は14件。12月末の1次審査の後、1月の集中上映を経て、投票・審議した。大賞の「揺れる原発海峡~」は支持の多くを集めて選ばれた。「東京の路上で『大間原発を知っていますか?』とインタビューしたり、オンカロと幌延の地層の違いに触れるなど、函館から出発しながらトータルな視点で構成しているところが印象的。しかも、反原発といえる番組が、視聴者に比較的に見てもらえる土曜日午後に放送されたことにも興味がわく」などの推薦理由に共感が寄せられた。入選は3件が同点だった。

【活字部門】 大賞ほか

【活字部門】 大賞ほか

【映像部門】 大賞

【映像部門】 大賞

 東京からもわざわざお二人の方がお越し頂き、取材の様子、番組制作の苦労等について、率直にお話を聴くことができました。時代と真摯に向き合い、先入観念の間違い、新しい世代の価値観の違いほか、ハッと気が付くような現場からのご報告に、参加者一同集中したひと時でした。

 その後の場所を移しての交流会には、これまで最高数のご出席者で、遅くまで大盛り上がり、この企画を継続する意味を再認識した次第です。メディアの最前線で日々奮闘される皆さんとの時間、これからも引き続き大切にしたいですね。詳細の報告は、メディアアンビシャスHPにアップされます、ご出席の皆さん、お疲れ様でした。

* メディアアンビシャス(http://media-am.org/

薩摩と会津への訪問、因縁ですね

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 何も意識していなかったのに、後で振り返ると「そうだったんだ!」と妙に因縁を感じる時があります。 3月・4月と私自身が全く別の目的で訪問した土地、鹿児島と福島、そう言えば幕末から明治に掛けて以来の「薩摩」・「会津」の微妙な関係でした。

薩摩:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%96%A9%E6%91%A9

会津:http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%BC%9A%E6%B4%A5

 会津若松の訪問で、掲載し忘れた1枚の写真です、「フクシマ」を実感しました。

中学校の校庭の一角に大熊町、双葉町の木造仮設住宅

鶴ヶ城よこ、中学校の校庭の一角に、大熊町、双葉町の一時避難所・木造仮設住宅

 

 そんな折、外岡秀俊(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12165)さんの最近の著書、「複合震災」と「震災と原発 国家の過ち」はメッセージ満載です。たまたま「震災と原発 国家の過ち」を読み直していると、「第4章 東北とは何か」に、実に興味深いことが書かれています。少々長い引用になりますがお許し下さい。放言で辞任に追い込まれた松本龍復興担当相のやり取りに絡んでです。

 

~~~~~~~~~~ここから引用

 中央の権力を笠に着て、被災地の首長を見下し、威嚇する。果てはマスコミを恫喝する。こうした人物が、復興基本法でできた重要ポストに就いたこと自体が驚きだった。

 だが数ある放言のなかで、私がもっとも気になったのは、「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とかわからんのだ」という発言だった。これには訳がある。

 学生のころ、仙台市に拠点を置く『河北新報』の社長に、話をうかがったことがある。社長は、東北ブロック紙の現状について語る前に、新聞の紙名の由来を説明した。「東北には、『白河以北一山(ひとやま)百文(もん)』という言い伝えがあります。戊辰戦争で負けてのち、薩長は東北を蔑み、福島県の白河の関から北には、何の価値も無いといった。意地でもその逆境を撥ね返してやる、とつけたのが、『河北新報』の名前です」

 この「白河以北一山百文」の出典は定かではない。東北をめぐる近代の言説をつぶさにたどった河西英通氏の『東北』『続・東北』(中公新書)によれば、1878年8月23日の『近時評論』誌の記事が、最初の記述だろうという。

 一般には、戊辰戦争の際に、官軍の将校が発した言葉という説が流布している。しかし河西氏の文献考証から、この言葉は、「一山:いちざん」と号した岩手出身の原敬が、1918年に首相に就任した前後、それまで「賊軍」「朝敵」とされてきた東北の名誉回復の機運が高まって、「官軍スローガン」説がつくられた、と推測している。

 いずれにせよ、東北では、「白河以北」という言葉は、西南日本による、いわれなき蔑視と差別を象徴する言葉なのである。

・・・・・・・・高橋富雄氏は『地方からの日本学 地方(じかた)日本学――方法と実践』(歴史春秋出版)の中で、一章を設け、「東北呪詛(じゅそ)」の響きをもつ「白河以北」の言葉がうまれる3つの要因を分析している。

 第一は、自然の要因である。弥生型生産様式としての稲作農耕は、暖国西南には適合しても、寒冷な東北には不向きだった。縄文時代には日本の中心だった東北も、その後は冷害、凶作、飢饉の常襲地帯になり、その運命は人為を超えていた。

 第二は歴史の要因だ。これは第一の要因が18・19世紀に長期的な天災となって顕在化したことを指す。宝暦、天明、天保と続いた凶作は未曽有の飢饉となって東北を襲い、「東北一円無一物」が常態化した。戊申戦争が惨憺たる敗戦に終わったのも、その経済的基盤に弱点があったからだ。

 しかし、「白河以北」が明治維新による「東北断罪」の言葉になったのは、直接には第三の政治の要因による。会津、仙台、南部をはじめとする「皆敵奥州」は、賊国として一切の政治的な特権を停止、剥奪され、その後も、政治的には「軟禁状態」、経済的には「禁治産者状態」に置かれた。

 高橋氏は、後に原敬がいうように、「戊辰戦争は政見の異同のみ」であった、という。それは原理的には五分と五分のたたかいで、「勝者」が「敗者」を断罪する覇道ではなく、結果に優劣を求めることをしないフェアな武士道によって遇するべきだった、という。

 だが、こうして「白河以北」に結晶化した「遅れた東北」のイメージは、歴史的には、より深い古代の地層から長い時間をかけて析出されたものだった。・・・・・・・・・・・・・・ 

 このように歴史をたどったうえで、高橋氏は、「東北的なもの」とは、「日本文化、あるいは日本史における未知なるものを典型的に代表するもの」だと定義する。

 縄文以来、東北の根に生き続けている元始的なもの、変わらないものは、「近代」のモノサシから見れば「遅れた」存在に映るかもしれない。しかし、文明が行き詰ったときに、新しい文明や文化を創造するエネルギーをもたらすものは、つねに旧来の「歴史」を超える超近代の「元始」であった、「東北的なもの」には、近代が行き詰ったときに、「もうひとつの日本」を構想する重要なカギが隠されているのではないか。

 高橋氏の基調講演は、「東北的なもの」の可能性を問いかけて終わっている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 

 最後のフレーズに力がありますね。外岡氏は、「文学が被災者に希望を与えるのではなく、被災者が希望であることを教えるのが文学であることを知った」とまえがきで語っています、豊富な読書と知識、高い見識に裏付けられた、実に鋭い考察だと思いました。3年前の9月に、私も友人たちと青森・弘前・大間を旅行し、確かな東北の歴史は目に焼き付いています。

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 5月の「メディアアンビシャス:http://media-am.org/」例会で、外岡秀俊さんをゲストスピーカーにお招きしています。

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日時 5月15日(火)午後7時から(午後6時には開場しています)

場所 愛生舘ビル (札幌市中央区南1西5北西角、市電沿いビル:入
口は二つありますが、南側入り口から入った右手奥、 1階会議室)

講師 元朝日新聞 外岡秀俊さん(昨年3月末で朝日新聞を退社し、
ふるさと札幌に拠点を移して活動中)

テーマ 「大災害とメディア」、「マスコミとフリーの違い」等について
     ~~朝日を退職してゆっくり札幌で活動と思っていた矢先の
3・11、以前の阪神淡路大震災、中国の四川大震災等の取材経験を
踏まえて、今年になって出版した2冊の本も大変読み応えのある内容
でした。 

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 例会の場で、彼の捉える今回の大震災・津波・原発被害について、さらに突っ込んだメッセージを期待したいですね。

ドキュメンタリー「花と兵隊」

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 メディア・アンビシャス(http://media-am.org/)の新春特別例会として、2009年の映画「花と兵隊:http://www.hanatoheitai.jp/」の上映と、監督の松林要樹(http://d.hatena.ne.jp/motokiM/)さんと北海道大学准教授・中島岳志(http://indo.to/nakajima/)さんのトーク「ノンフィクションをめぐって」が開催されました。

 上映前に松林監督は、彼が卒業した映画専門学校の今村昌平校長の言葉を受けてと前置きして、「僕たちは、戦争を知らない世代って言われるけれど、それは違うと。戦争を知らないのではなくて、戦場を知らないだけ。戦争っていうのは政治の延長だから、ごく最近でも日本が加担した戦争があるし、自分たちのすぐ手元にあるものなのだ。政治に興味を持たなければ、戦争はなくならない。戦争を止めさせたければ、政治に興味を持つしかない」と、熱く語りました。

 この映画「花と兵隊」では、「未帰還兵」への取材を通して、「生きるとは?家族とは?そして戦争とは?」を問いかけ、田原総一朗ノンフィクション賞<奨励賞>を受賞しています(http://www.forum-j.com/bana024.html)。反戦へのストレートなメッセージというよりも、終戦から今日まで、彼らの家族との暮らしから、祖国日本に還らずに現地に残った気持をあぶり出す、そんな感じでしょうか。それぞれの現地の女性たちが皆さん実にきれいでした。

 アフタートークでは、松林監督の1年間のアジア放浪の旅、アフガンでペシャワール会・中村哲(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4289)先生との出会い、そして中村先生の伯父(母の兄)である火野葦平(http://hinoashihei.com/)との脈絡によって、この映画製作に至る過程等、周辺の興味深いお話も聴くことができました。火野葦平の作品「花と龍」は、数社で映画・テレビドラマ化されていますし、今回のこの映画タイトルは、彼の戦前の作品「花と兵隊」に由来するそうです、「北九州つながり」とでも言うのでしょうか。

 ドキュメンタリーは、作品を観ることは第一歩なのですが、それを創った監督の思い・狙い・周辺のストーリーを一緒に聞かせて頂くと、より一層味わいも深まります。それと自宅という空間でよりも、多少時間は掛っても出かけての鑑賞の方が、集中力が増すというか、鑑賞後の他の方との意見交換も含めてさらに興味深いです。

明日、札幌で、今年の「メディアアンビシャス公開選考会」が開かれます(http://media-am.org/?p=243)。

●日時:1月23日(日)13:00~(開場12:00)
●場所:中央区民センター(南2西10)2F 視聴覚室 入場無料

 映像系と活字系でそれぞれ大賞を選考する予定です。ドキュメンタリー作品・記事によって、事象がさらにメッセージ性を強めます。