ソーシャル・ディスタンシング!

Posted by 秋山孝二
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 ポストコロナ時代、それぞれの集まりがそれぞれの工夫ですね。

 今年6月にもご紹介しましたが、北海道経済同友会の幹事会、さらに広い会場での会合となりました。

* 前回の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38987

さらに広く!

さらに広く!

 メディアアンビシャス例会後、数人と向かいの路上で飲み会!

* メディアアンビシャス例会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B7%E3%8

昼間の様子!

昼間の様子!

風情のある夜の外呑み!

風情のある夜の外呑み!

 因みにここで紹介された本、買って読まねば。

 そして、私が監事を務める(公財)北海道対がん協会の理事会の様子。

* (公財)北海道対がん協会の関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%AF%BE%E3%81%8C%E3%82%93%E5%8D%94%E4%BC%9A

アクリル板の仕切りが設置

アクリル板の仕切りが設置

 これらの対策は一時的なものではなく、ポストコロナ時代としての新しいスタイルとして定着していくのでしょうね、2020年は、世界的に本当に節目の年になりますね!

祝、北海道対がん協会 90周年!

Posted by 秋山孝二
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 「公益財団法人 北海道対がん協会(https://hokkaido-taigan.jp/」は、癌の早期診断、治療の研究、癌の知識の普及を目的に、日本で一番最初の「財団法人北海道対癌協会」として、昭和4年9月13日に設立されました。私は今まで12年間、この公益財団法人の監事を務めていますが、先日、90周年の記念フォーラムが札幌で開催されました。

当日プログラム表紙

当日プログラム表紙

当日プログラム

当日プログラム

日本で最初に創設

日本で最初に創設

創設の功労者

創設の功労者

 記念講演は、国立研究開発機構 国立がん研究センター(https://www.ncc.go.jp/jp/index.html)の中釜斉理事長のお話「がん医療 最前線」でした。

 「がん研究10か年戦略(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042871.html」では、1)がんにならない(予防、早期発見)、2)がんに負けない(根治、医療)、3)がんと生きる(共生)と明記し、一次予防として「たばこ対策」「感染症対策」、二次予防として「がん検診」、三次予防の治療として「新しいマーカーの発見」「AI活用」「重粒子等の放射線」が提唱されています。特に三次予防の治療は、個別医療を目指し、ゲノム情報に基づくパラダイムシフト、メディカルAIを活用しての遺伝子パネル検査、すい臓がん対策等の具体的お話も説明されました。

 その後は、パネルディスカッション。

パネルディスカッション

パネルディスカッション

 最後は、対がん協会の職員の方が、「フォーラム宣言」を述べて締めくくりました。様々の立ち位置からのご提言の数々、日本におけるがん治療は日々進歩している様子を目の当たりにしたと同時に、課題も一層明確になってきました。この歴史的な時期にこの公益財団法人の監事を務める重責も再確認した次第です。

IBM北海道会議 2016@旭川

Posted by 秋山孝二
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 第31回IBM北海道会議、今年は旭川で開催、テーマは「オリンピック・パラリンピックと北海道」でした。どんな議論になるか未知数でしたが、基調講演、分科会、全体討論とずっと頭を動かし続けた私にとっては有意義な場となりました。毎年今の時期、北海道を定点観測のように見つめ直すこのような企画に感謝したいですね、31回を重ねた歴史をあらためて噛みしめました。

これまでの記載はこちら――>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10557

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21440

 この会にあたって、あらかじめ主催者にお渡しした私の立ち位置は以下のようなものです。

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1)個人プロファイル

(出身地)札幌市 (これまでのお仕事や活動などを簡単にご紹介下さい) 北海道経済同友会 幹事、(公財)秋山記念生命科学振興財団 理事長、(公財)北海道演劇財団 理事長、 (公財)ワグナー・ナンドール記念財団 理事長、 (一財)北海道札幌南高等学校林 理事長、認定NPO北海道市民環境ネットワーク 理事長、(公財)北海道環境財団 評議員、(公財)北海道対がん協会 監事、札幌学院大学 客員教授

2)テーマ『オリンピック・パラリンピックと北海道』について思うこと、ディスカッションしたい内容

* 1972年札幌冬季オリンピックを知る者として、当時の意義・評価と今時代におけるオリ・パラの意義との「違い」について

* 21世紀での開催意義について

* 北海道と国際化について、環境、観光等の視点から

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<基調講演>

* 河合純一さん(一般社団法人 日本身体障がい者水泳連盟会長)

 「夢への努力は今しかない~パラリンピックが日本を変える~」と題してのご講演、パラリンピックの発祥・歴史を知り、2020年に世界で初めて2度目となる東京での開催の意義について、熱く語られました。金メダリストとしてのご自身の経験から繰り出すお言葉は、説得力がありましたね。「アスリート・ファースト」というよりも、「アスリート・センター」、パラリンピック開催は全ての人が参加できる社会の実現に向けた取り組みにしていくべきと、方向性を示唆されました。

* 篠田信子さん(2020東京オリンピック・パラリンピック文化教育委員)

 富良野で活躍される篠田さんは、演劇関係でも以前からお世話になっています。2020東京オリ・パラ組織委員会の文化教育委員会委員として、ほぼ毎月東京でもご活躍中です。21世紀の今、文化芸術、そしてスポーツの「運動会的盛り上がり」が、世界を変える原動力になると、これまでの富良野での実践を踏まえて控え目ながら信念をもって語られました。

<分科会討論>

 今年の分科会は素晴らしいメンバーに恵まれました。それぞれのフィールドからの簡潔明瞭、そして経験に裏付けられた含蓄のある発言の数々、楽しくもあり嬉しかったです。

 参加者で分科会でもご一緒だった永瀬充さんが、2010年バンクーバーパラリンピックで獲得した銀メダルを手に取ってみましたが、ずっしり重く、また表も裏も驚きのデザイン、さらにメダルケースほか、附属品の芸術性も素晴らしいものでした。スポーツと芸術文化の一体感を、メダルを手にして実感しました。

アテネパラリンピック銀メダル

2010バンクーバー パラリンピックでの銀メダル

ケース他附属品も素晴らしい!

ケース他附属品も素晴らしい!

 二日目のラップアップ討論で、私たちの分科会は「道民によるすべての人々のための北海道総点検!」とまとめました、実に内容の濃い意見交換で、分科会メンバーに心から感謝です。

 過去のこの会議の開催記録を読み直すと、この30年間の社会の様子を知ることができます。秋山財団の30年間と重なり、別の視点からの近い過去の総括となりました、皆さま、IBMの皆さま、心から御礼申し上げます。

祝!「公益移行認定」、二財団

Posted by 秋山孝二
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 3年前から、日本全国の財団・社団法人が、今後の法人格について、5年以内に選択を迫られています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=174)。その中で、私が関わっているいくつかの財団法人では公益移行認定(http://www.koueki.jp/pdf/080704nintei_tebiki.pdfを終えましたが、先日残っていた「北海道対がん協会:http://www.hokkaido-taigan.jp/」、「北海道演劇財団:http://www.h-paf.ne.jp/が、共に公益移行認定を受けて、晴れて4月1日から「公益財団法人」として再スタートすることが決まりました。「民が担う公共」の主体が、より現実的になってくる時代の到来を実感しています。

 これまでに、私が関わっている財団法人は、以下の通りです。

* 公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/

* 公益財団法人 ワーグナー・ナンドール記念財団(http://www3.ocn.ne.jp/~wagner/TOP.html

* 一般財団法人 北海道札幌南高学校林(http://www.rikka.net/officer/

* 公益財団法人 杉野目記念会(http://www.mext.go.jp/b_menu/koueki/daijin/01/018.htm

* 一般財団法人 前田一歩園財団(http://www.ippoen.or.jp/

 「公益財団法人」への移行が多いですが、活動の自由度に重点を置いて、敢えて「一般財団法人」を主体的に選択した財団もあります。今回の変革の目的が、民間の自主・自立的活動を目指すことにあるのですから、それぞれの活動主体が自身の理念・目的で、新しい時代の社会貢献の実を挙げることを期待します。

 私が副理事長をつとめる「北海道演劇財団:http://www.h-paf.ne.jp/」は、今回の公益財団法人への移行を機に、付属の劇団「TPS(Theater Project Sapporo):http://www.h-paf.ne.jp/tps/tps.htmlが名称を変更し、「札幌座」となります。札幌を拠点に、プロフェッショナルな演劇創造を目指す北海道演劇財団主宰の演劇集団。これまでの15年間の数々の実績を基盤に、さらにオール札幌・北海道で演劇の「磁場」を創造していこう!、そんなメッセージを全国・世界に発信です。

 「演劇」と名のつく財団が、今回、「公益財団法人」として新しい公共の担い手に認められたこと、そのことの意味合いが、北海道で演劇に関わる方々、ファンの皆さまには、大変大きな意義があると思っています。これからの活躍が楽しみです!

がん患者~お金との闘い、他

Posted by 秋山孝二
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  メディア・アンビシャス7月例会(http://media-am.org/?p=203)では、STV(http://www.stv.ne.jp/)・佐々木律プロデューサーをゲストにお迎えして、作品「がん患者~お金との闘い:http://www.stv.ne.jp/tv/dnews/past/index.html?idno=20100528204534&query_start=1」を上映・ディスカッションを行いました。(参考:http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/2010/02/post-c4a4.html

 今年1月に、がん患者の女性・金子明美さんが享年41歳で亡くなられました。彼女はがんと闘いながら、がん患者の治療費負担の問題を提起してきました(金子明美さんブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/akiramenaidesu/)。

 私はがんに関しては、これまで医薬品卸売会社の経営者として、現在は北海道対がん協会(http://www.hokkaido-taigan.jp/)・監事として、それなりに近い立ち位置で過ごしてきましたが、今回のような患者サイドの経済的な視点からの問題提起は、恥ずかしながら初めて接しました。

 この番組は3回目のリメイク、3年間の取材中にSTV「どさんこワイド」でニュースとして20回以上報道され、岩波書店からも「がん患者~お金との闘い:http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-022499-4」で出版されています。佐々木さんもお話されていましたが、一連の取材では、患者・家族の周りには多様な課題が横たわっていて、「何をテーマとするか」、「どこに解決の道筋があるのか」等、誰も見つけられない難しさがあったようです。創りようによっては、「がんを支える家族物語」で終わってしまう、そんな危惧さえお持ちだったとか。厚生労働者の窓口の方も、新聞レベルの現状把握でしかなく、一般市民にとっては推して知るべしですね。生命保険会社に対しては、「知らせる」意味あいでは大きな成果があったのかもしれません。

 製薬会社は、競ってこの分野で新薬開発を莫大な投資により行い、市場に出たとしても大変高価な医薬品となります。その上、「治療」というよりも「延命」効果に止まる訳で、研究領域を越えた幅広い医師・医療機関、患者・その家族にとって本当に望む医療なのかどうか、まだまだ議論の余地がありそうな気がします。ただ、患者サイドに立った報道というのは大変貴重であり、是非これからもこの視点からのメディアの役割に期待し続けたい気持です。

 

 もう一つ、医療関係の話題です。「札幌医科大学・医療安全公開講座:『女子医大の経験』~再発を防ぐために(http://web.sapmed.ac.jp/jp/public/local/index.html)」が開催されました。黒澤博身先生による2001年3月の東京女子医大(http://www.twmu.ac.jp/)事件から学ぶ貴重なお話でした。英国「ブリストルの経験:http://dr-urashima.jp/pdf/r-5.pdf」から、「システムエラー」の中で、コミュニケーションの重要性を指摘され、「現代医療の限界」を、事前にどう患者・家族に説明するか、医療従事者の認識とギャップのある課題を提起されました。そして同時に、ここでもメディアの役割の重要性が語られました。

 超高齢社会、疾病構造の変化、医療の進歩、新薬の発売等、日本では我々にとって未知の課題解決までの間に、まだまだ幾つかの貴重な「いのち」の存在が必要なのかも知れません。どこかに「悪者がいる」といった悪代官探しよりも、みんなで創っていく姿勢が急務なのだと思います、それが亡くなっていった「いのち」に対する責任かと。

秋山孝二プロフィール

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プロフィール

氏名 秋山孝二
生年月日 1951(昭和26)年1月18日 札幌市生まれ
最終学歴 千葉大学教育学部 1974(昭和49)年3月 卒業
現住所 札幌市
連絡先 公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団
http://www.akiyama-foundation.org
電話番号:011-612-3771
ファックス:011-612-3380

略歴

1974(昭和49)年 4月 東京都江戸川区立鹿本中学校 理科教諭
1979(昭和54)年 4月 株式会社秋山愛生舘 入社
1992(平成 4)年 6月 同      代表取締役社長
1998(平成10)年 4月 株式会社スズケン 代表取締役副社長
2002(平成14)年11月 同     退社
2003(平成15)年 8月 秋山不動産有限会社 代表取締役社長、2013(平成25)年4月に代表取締役会長
1996(平成 8)年 3月 (公財)秋山記念生命科学振興財団 理事長

公職

1993(平成5)年10月 伊藤組100年記念基金 評議員
1996(平成8)年 4月 公益財団法人 杉野目記念会 評議員
1996(平成8)年 4月 北海道経済同友会 幹事
1997(平成9)年 3月 公益財団法人 北海道対がん協会 理事
同上 2004(平成16)年5月より 監事
2004(平成16)年 4月 公益財団法人 北海道演劇財団 副理事長、2014.6 理事長、2020.6 副理事長
2006(平成18)年 3月 公益財団法人 ワグナー・ナンドール記念財団 副理事長、2012.6より 理事長
2006(平成18)年 4月 札幌学院大学(SGU) 客員教授
2009(平成21)年 5月 非営利活動法人 北海道市民環境ネットワーク 理事
2011(平成23)年 7月 一般財団法人 北海道札幌南高等学校林 理事、2014.11より 理事長
2012(平成24)年 4月 公益財団法人 北海道環境財団 評議員