六華同窓会の翌日は、「学校林秋の散策会」でした。スズメバチの巣、悪天候等の予想で当初スケジュールを短縮しての今年の開催でしたが、落葉、どんぐり他の収集他盛り沢山の活動で楽しいひと時でした。今年作設した作業道は折からの雨で雨水の流れでえぐられている場所もあり、もう少しの整備が必要かなと思いました。
* 学校林記事ーー> 秋山孝二の部屋
この日待ち合わせした札幌の地下鉄東豊線福住駅は、イトーヨーカ堂が閉店になって、風景が変わっていました。
今年も母校の高校同窓会『六華(りっか)同窓会』の総会・懇親会が500名の参加で開催されました。コロナ禍を経て、以前同様に盛大に開催、今年は49期が当番期、私の何と30歳年下の世代です!
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永らく私は幹事長、副会長としてそれなりに活動をしてきましたが、今は役員選考委員長として最後の10期代の同窓生です。同窓会も順調に若返りを図ってきていて、私自身来年にはこの役職も退任して後輩に渡そうと思っています。当日は役員交代の原案を説明する役回りでした。
総会では、私が理事長を務める学校林の展示、寄附集めのブースも。終了後の報告によると、お陰様で今年は例年以上にご寄付が集まったようで、嬉しいですね。
懇親会を盛会裏に終えた後は、例年通り久しぶりの同期の集まり、いつもの梶原君の狸小路6丁目のお店に集まり、元気な姿の皆さんとお会いできました。
いつまでも元気な姿で居たいし、居て欲しいですね。
岩手県盛岡市で毎年開催されている「新渡戸稲造命日祭」、今年は15日ではなく14日に開催され、十和田の三本木開発と十次郎について、奈良哲紀さんのご講演でした。冒頭に、この間の札幌での私たちの活動とご挨拶の時間を頂き、私からこれまでの経緯、今の状況、今後の展開についてご報告致しました。
* top page - (一社)新渡戸遠友リビングラボ(旧 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会)
終了後に参加者の方々とと個別にお話もできて、更に新渡戸を囲んでのネットワークが広がりました。
* これまでの命日祭の記事ーー> 秋山孝二の部屋
奈良さん、お元気で嬉しかったです!
藤井茂さんとのトークの後に、自作の動画『三本木の開発と十次郎の功績』を披露、素晴らしい出来栄えでした!!!
日本被団協 (www.ne.jp)が2024年『ノーベル平和賞』に決まりました、永年の地道な非核活動と若い世代へつなぐ活動が高く評されての結果です。ただ、それだけ現在の状況が核兵器使用への危機感を強めているとも言えます。ノルウェーで発表された選考委員長の受賞理由は実に明快でこの間の活動を高く評価し、世界に与えて功績を称えていて感動しました。
* ノーベル平和賞 日本被団協 受賞の理由と背景は【解説】 | NHK | ノーベル賞2024
発表後に日本でも記者会見が開かれましたが、ひと言ひと言がズシンと心に響く言葉でした。特に、記者からの質問に対して、「被爆者の声は単に広島・長崎の被爆者だけではなく、あなた方全てが将来の被爆者である可能性ということも忘れてはなりません」といった趣旨は強く印象に残っています。それにつけても日本政府の理念性の無さには情けなさを通り越して憤りを感じます。
当日は号外も出たようですが、翌日朝刊は一面トップはもちろん見開き含めて数ページの特集記事で埋まりました。
12月のスウェーデンストックホルムでの授賞式で、どんなご挨拶をされるのかが楽しみですね。
NHK総合テレビのクローズアップ現代プラスは幅広いテーマで話題を深掘りしています。先日も、「ペリネイタルロス」について実際当事者への取材等により、私は多くを学んだ気がします。
* https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4948/
流産や死産、また新生児の期間を含む赤ちゃんとの死別を経験した喪失感をこう呼んでいるそうです。10月9日から一週間は、そうした赤ちゃんとその家族に想いを寄せる国際的な啓発期間です。
* ペリネイタルロス https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjam/23/2/23_2_164/_pdf
当事者の方々ばかりでなく、それと向き合う医療機関の方々にとってもまだまだこれからの分野、グリーフケアはかなり浸透していますが、幼い命の喪失には単純な励ましとか慰めではとうてい癒されない深い悲しみと喪失感があることも理解しました。2年前の年末に私の孫が4歳で旅立った時も、両親の悲しみはもちろんですが、祖父として何という言葉を掛けたらよいのか、ただ沈黙するしかない自分の無力を感じました。そしてそれは時間が経っても軽減されることはなく、命の尊厳の重さを今も持ち続けています。
札幌の『さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座 (ashiriza.bloot.gspcom)』は今年で30周年を迎え、今年は札幌演劇シーズでの公演ほか、先日は30周年記念公演として『人形浄瑠璃』演目を開催し、大盛況でした。代表は矢吹英孝さん。
* 札幌演劇シーズン2024 さっぽろ人形浄瑠璃あしり座 公演『寿式三番叟』『伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段』『釣女』 | ART AleRT SAPPORO (artalert-sapporo.com)
あしり座とは About the Ashiri-za
各演目の解説も大変丁寧で、登場人物ほか物語の背景等にも言及して初めての方々にも分かりやすい優しさを感じます。
公演冒頭には、人形浄瑠璃の人形使いの優しい説明ほか人形遣い、謡い・三味線、語り手のそれぞれのお師匠さんを舞台にお招きして、あしり座の30年の成長を語って頂きました、これからも楽しみですね。
ジョブキタ北八劇場での公演『民衆の敵(https://kita8theater.com/stage-schedule/2024minsyu/)』は、「TGR札幌劇場祭2024参加作品、札幌座第62回公演」です。
ノルウェーの文豪・イプセンが1882年に書いた大作「民衆の敵」、圧倒的多数の民意が一つの正義を圧し潰す物語。世論に抗い、多数派を否定し、科学的事実に基づき、独り闘う医師の姿を滑稽なまでに誇張して描いたこの作品を、斎藤歩の新演出と音楽、イデビアン・クルーの井手茂太を振付に迎え、ジョブキタ北八劇場で上演します。
* 民衆の敵 | 北海道演劇財団 (h-paf.ne.jp)
先日の「札幌座サロンの会」では、以下のキャストのうち明逸人さん以外が参加されての作品紹介。
* 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)
<キャスト>
泉陽二笠木誠(T Factory)磯貝圭子(札幌座)宮島健(オフィスコットーネ)横尾寛(ヨコオ制作所)明逸人(ELEVEN NINES)熊木志保(札幌座)斎藤歩(札幌座)
斎藤歩としては、北海道の地でいわゆる重厚な作品を上演したいと、これまでシェークスピア、カフカ、ベケット等。
<ゴドーを待ちながら>
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » ゴドーを語る @ ZOOサロン (akiyama-foundation.org)
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 大盛況、演劇『ゴドーを待ちながら』! (akiyama-foundation.org)
<虹と雪、慟哭のカッコウ>
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『虹と雪、慟哭のカッコウ』(上) (akiyama-foundation.org)
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『虹と雪、慟哭のカッコウ』(中) (akiyama-foundation.org)
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『虹と雪、慟哭のカッコウ』(下) (akiyama-foundation.org)
<北緯43°のリア>
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 札幌演劇シーズン 2021冬(5 終) (akiyama-foundation.org)
11月公演が楽しみです、北八劇場の新たなジャンルとしても!!
北海道大学のホームカミングデーと同時に、農学部講堂で『新渡戸カレッジ』に関連しての講演会が開催されました。いつ来ても北海道大学キャンパスは北海道開拓の心意気を感じさせる雄大な景観を漂わせています。
* Nitobe College – 新渡戸カレッジは北海道大学の学生を対象とする分野横断型教育プログラムです。 (hokudai.ac.jp)
札幌農学校の伝統を受け継ぐ農学部!!
その講堂での講演会でした。
これまでの新渡戸稲造へのアプローチとは少し違う視座からの考察、新鮮でしたね。同時に、新渡戸カレッジのプログラムの進化も感じることができました、頑張って欲しいです!!!
先月岐阜に訪問した東海理研(株)の多機能ロッカー「マルチエキューブ」は、東京駅地下通路に大々的に採用されていました。
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 久しぶりの岐阜・長良川 (akiyama-foundation.org)
まだ導入して間もないこともあって利用自体はこれからのようですが、その発想たるや宅配便とのタイアップにより、これからの旅行が劇的に変わることが予感されます。それとリスクマネジメント的には、空いているロッカーが未使用の時には鍵が掛かって開けられないということです、何が凄いかこれ以上は語りませんが。
* 使い方|多機能ロッカー「マルチエキューブ」 (multiecube.com)
「ロッカーからホテルに当日中にお届けします」とのステッカーも。そうです、大きな荷物無しで観光スポットを歩けるだけでなく、預けた荷物が宿泊先まで当日中に届いているシステムが出来上がっていることも驚きですね。そう言えば、北海道でホテルを経営している方のお話として、昨今の修学旅行では生徒たちの荷物が出発前に宿泊先に届けているので手ぶらで飛行機に乗る学校が増えているとか。おかげで宿泊先の職員は大変、宅配便トラックからホテル内収納場所まで数多くの荷物を運ぶ仕事が増えているとか。
DXを実装するこの「マルチエキューブ」、物流のゲームチェンジャーとして極めて注目されるでしょうね、東海理研(株)佐藤明広社長、恐るべしです!!!!
岐阜県に本社のある東海理研(株)の佐藤明広社長のご連絡で、本当に久しぶりに岐阜・長良川畔に行きました、以前の記憶よりも幅も広く水量も多かったような気がします。
夕食でご案内頂いた川畔のお店「ステーキお肉料理 潜龍(せんりゅう)|岐阜 長良川畔 (senryu.co.jp)」は和と洋が調和してゴージャスでしたね!
そして翌日はメインイベント「感謝の集い」で、特別講演会と会社中期方針発表です。講演会の演者は江崎禎英さんです、岐阜県の地政学的価値の再発掘とふるさとの明日を考える素晴らしいご講演でした。日本の地方に住む人間たちが学ぶヒントが満載のデータとメッセージ、ジェロントロジー研究会でお話を伺ってから久しぶりにお会いして大いに元気を貰いました、『大還暦』の話は強く記憶に残っています。
* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » ジェロントロジー研究協議会 (akiyama-foundation.org)
* 江崎よしひで公式サイト | 社会政策課題研究所から日本を変える (esaki-yoshihide.com)
続いては佐藤明広社長の自社の方針説明、こちらも久しぶりに経営者の力強さを感じました。ここで話された東京駅のロッカー『マルチエキューブ』を後日見に行きました、まさに新しい物流の時代を切り開くパイオニアです!
とにかく風通しのよい社内の雰囲気が、柔軟なアイディアを育む土壌となっているのでしょうね、8年前のこちらの動画、佐藤社長もソロで踊っています!!!!!
「北海道建築研究会(https://sapporowalk.sakura.ne.jp/hokkenken/)」の山下和良代表が秋山財団に取材にお越しになりました。民間企業の戦後の歴史的建物をノスタルジックにアーカイブスとして残し、将来本にまとめることを夢見ているとのことでした。
早速、私どもに関連する建物を研究会HPに掲載、1955年の年表欄に「New!!」として、嬉しいですね。この建物の応接間の一部は、現在の秋山財団建物二階に移設されています。
* https://sapporowalk.sakura.ne.jp/kochizu/1955/20240918/
建築年表公共編
* https://sapporowalk.sakura.ne.jp/kochizu/
歴史的建造物の陰に隠れて、日の目を見ない素敵な建物たちがある。もしくは、一般的な関心を得るには、まだ若すぎる建物たちがある。または、見所がマニア向けなために、メディアに載りにくい建物たちがある。
そのような建物に訪問して心ゆくまで堪能したいという動機から、北海道建築研究会(ホッケン研)なるものを立ち上げた1年に2〜3物件程を訪ねて取材記録を重ね、近い将来1冊の本にいう真面目な夢を持っている。
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財団での取材、左端に写る暖炉付近は移設した部分です。『愛生館文庫』としてデジタル化してみると、秋山財団を含めて様々な分野の方々が訪れてきて頂けるので、面白い時代ですね!