移りゆく季節、秋へ!

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 9月も最終週を迎えています。今年は札幌も記録的な猛暑、北海道の魅力の朝晩の涼しさもどこへやら、とにかく寝苦しい夜も続きましたが、ここにきてさすがに朝晩は10℃台になっています。家の樹々もそんな変化を敏感に感じ取って、秋への準備なのでしょうか。

 生垣のドウダンツツジも表面から少し色が変わり始めました。毎年、10月中には真っ赤になり秋を象徴する感じです。

 一方、桃の実、柿の実は、今年は例年以上に数多くの実を付けていて、今はまだ緑ですがやがてそれぞれに色づき始めるでしょう。

桃の実

桃の実

渋柿と色づき始めた葉も

渋柿と色づき始めた葉も

 実の付き方は気温ばかりでなく、花が咲く時期に比較的高温が続くとか、日照時間の長短とか、複雑な自然環境により何か周期的な気もしています。そして桃の実は虫たちにも魅力的なようで、早々に食らいついてきます。柿は渋柿なので虫も鳥もあまり寄り付かず、真冬の厳しい環境の時はカラスをはじめ鳥たちも非常食?としてついばみ始めるのが通例です。何れにせよ、植物・動物、それぞれの「いのち」は生きることに一生懸命、それを観ているだけで有り難い気持になります、自然の摂理に感服ですね。

 とは言え、今年は季節の移り変わり、一日の寒暖差等に体調管理がなかなか追いつきません。コロナ禍の後遺症とも思えるような身体のだるさ、少し沈む気持、70歳代を生きる難しさも感じながらの今日この頃です。

ワグナー夫妻の胸像、設置!

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 栃木県益子町の(公財)ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/に新しく胸像一対が設置されました。

 ハンガリーの彫刻家の制作による和久奈ナンドール・ちよ夫妻の胸像、ハンガリーと日本で二人の縁の場所に置かれることになりました。日本では益子の財団『邸宅美術館』内の庭園プロムナード沿い、入り口近くでお客様をお出迎えする位置に先日設置完了しました。いつもの地元の会社の方々には大変お世話になりました。

 この一対の銅像は、昨年10月にハンガリー出張の際、彫刻家のアトリエで意見交換し、その後、船便で日本に運ばれてきました、また一つ、シンボリックな作品がこの場所に生まれました。

* 昨年10月ハンガリーでの様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=45300

 数日後には周辺の養生を終えて、今年の秋の展示会、10月15日開催日午後に音楽演奏と共に除幕式を行う予定です。

姉・せつの納骨

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 今年2月に旅立った私の姉・奥貫せつの納骨と礼拝が、先日札幌平岸霊園にある教会共同墓地で行われ親族として参列しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46070

 大変立派な墓石、深い地下にはこれまでの皆さんのお骨も安置されていました。身内だけでなく、永らく教会でご一緒に活動した方々が集い、礼拝で祈りを捧げる時間は私にとって初めてでしたが、教会が心の拠り所として存在してたのだろうと私は物思いにふけるひと時でした。

* 今年6月の母・寿美の納骨ーー>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46844

 姉の学校時代の友人、教会関係の皆さま等、たくさんの方々にもお越し頂き、滞りなく礼拝、納骨は終了しました。

 この教会の共同墓地は、秋山家のお墓とすぐ近く、昨年6月に叔母・和久奈ちよの分骨納骨時に当時元気だった姉と「お隣さんだね」と笑いながら話をしていたものです、まさかこんなに早く現実になるとは思いませんでしたが。

 昨今、お墓を巡っての多様化が議論になっていますが、誰かが言っていました、「お墓は先祖との待ち合わせの場所、いつもあの狭い場所に留まっている訳ではありません、ある時は空に、海に、森に、それぞれの心に居るのです」と。

* https://www.youtube.jEcom/watch?v=v9Peke8AW

ラジオ番組デビュー、3人!!

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 (公財)ワグナーナンドール記念財団の紹介をする時間を頂き、宇都宮市のFM局『ミヤラジ(https://www.miyaradi.com/』の番組に財団の江原評議員と小方事務局長と西谷さんが出演しました。本人たちは当初、ピンチヒッターと控えめでしたが、55分のラジオ番組で、ワグナー夫妻の事、秋季展の告知など、堂々たる語り、慣れたやり取りでラジオdebu-、デビューでした、本音はもっとしゃべりたかったに違いないです、素晴らしかった!!次はいよいよテレビかな?!

* これまでのWN関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83

『ひかりごけ』公演 @ 中標津&江別

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 イレブンナイン道内公演ツアー『ひかりごけ』、富良野に続き、道東の中標津、札幌近郊の江別を盛況で終えたようです。中標津は行けませんでしたが、富良野に続き先日は江別公演にも足を運びました。

* 富良野公演の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47408

 中標津の劇場は二階席を含めての大劇場、札幌のシアターZOOとはまた違った「洞窟」の雰囲気だったのでしょうね。近隣の高校生が参加の学校公演を含めて両日満席のお客さま、劇中に登場する羅臼町教育委員会の方々もいらっしゃったりで芝居の臨場感をどう受け止められたのか、大変お褒めのお言葉と聞いていますが。

 劇団関係者ばかりでなく、地元中標津町のホール関係者の皆さまにも大変ご尽力頂いたとか、有難いお話ですね。

 一方江別公演は私も観劇しましたが、たくさんのお客さんがご来場でした。

 終演後のカーテンコールで、公演途中で体調が悪くなられた方がいらっしゃって救急車を呼んだらしいのですが、すぐに回復されて大事に至らなかったようです、私を含めて客席の殆ど気が付かない程、係の方々が手際よくことを運んで公演は中断することなく終えました。

 また、この公演には、一連のライブアートツアープロジェクトで取り上げた栗山町の小林酒造の皆さま、町役場の長さん他の方々もお越し頂いたようです、私は残念ながらご挨拶できませんでしたが。中標津でも江別でも、コロナ禍で公演を続けてきた斎藤歩さん、イレブンナインの皆さんの努力が、芝居を通じて地域を繋ぎ、人を繋ぎ、素晴らしい財産を北海道の地に創ってきていますね。

* 栗山町関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=45809

* 栗山町ライブアートツアーーー> https://www.google.com/search?q=%E6%A0%97%E5%B1%B1%E7%94%BA%E3%80%81youtube%E3%80%81%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3

 今回の道内ツアー、残すところ11月の北見公演のみとなりました、道東での公演はまた大きな反響を呼ぶでしょうね、頑張って!!!

ある幼稚園の運動会

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 4年ぶりの幼稚園の屋外での運動会、園児たちの嬉しそうな声が札幌円山公園内の広場から聞こえていました。保護者の方々も久しぶりの光景に一生懸命応援も。

 やっぱりまずは「かけっこ」が基本かも知れません。一斉スタートもままならず、ゴールまで走り切るのは至難の業なのかもですね。

 保護者席は早くから満席状況、各種目によりカメラを構えた方々がゴール方面に大移動したりして。

 円山公園の北一条入り口にはワグナー・ナンドール作品の『母子像・ふるさと』が変わらず9月の空の下に輝いていました。

* 2011年の除幕式の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10890

竹内美妃さん、お祝いの会!

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 今年度スタートした秋山財団の顕彰事業『秋山喜代賞』の受賞者、竹内美妃さんの関係者によるお祝いの会が、贈呈式後にアットホームな雰囲気で行われました。

* 竹内美妃さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47326

* https://www.hokkaido-np.co.jp/article/910578/

 私も贈呈式・交流会・開催関係者直会の後に遅れて駆けつけ、皆さんと共に喜びを分かち合いました。これまで幅広いご活躍の竹内さんだけあって、お祝いの方々も多彩な分野の方々、お話は尽きずこれまでのこと、今後のこと等、心温まるひと時を過ごしました、感謝ですね。

 医療、福祉、教育分野の方々、それぞれに竹内さんとのこれまで共にしたお仕事等、皆さん一様にモチベーションの高さに驚いていました。

 財団活動の新しい事業は、いきなり「公募」といってもなかなかその趣旨を社会に理解して頂くことは難しく、特に『顕彰事業』は、受賞者の方々の積み重ねを地道に行うことによってその賞の意図が世に理解されていくとこれまでの経験から確信しています。

 今回の『秋山喜代賞』も、第一回の竹内美妃さんの受賞によりこの賞の意味合いがまずは明確にスタートできたと大いに喜んでいます。竹内美妃さん、受賞おめでとうございます!!!

秋山財団贈呈式 2023 写真編

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 9月末に以下の写真が秋山財団HPにアップになりました。

* https://www.akiyama-foundation.org/news/5867.html

秋山財団贈呈式 2023

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 今年度の秋山財団贈呈式を4年ぶりにフル・リアルで開催することができました。贈呈式に先立つ講演会では、『受領者からのメッセージ』が三人の方、特別講演では(株)セコマの丸谷智保会長。久しぶりのリアル開催には、北海道大学の寳金清博総長、(公財)公益法人協会の雨宮孝子理事長、(公財)助成財団センターの出口正之理事長もご参加されて贈呈式後の交流会は大いに盛り上がりました、嬉しかったですね。

* https://www.akiyama-foundation.org/wp-content/uploads/2023/08/5e3fcb34e3e7813d8feeae6cc9441ac7.pdf

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〇 「受領者からのメッセージ」

・『天然全長型アニオンチャネルロドプシンの見過ごされてきた分子機能』

塚本 卓 様(北海道大学大学院先端生命科学研究院 助教)

・『数十年に一度の神秘!ササ一斉開花の謎』

北村 系子 様(森林総合研究所北海道支所 主任研究員)

・『北海道の女性アスリートを「健やか」かつ「強く」する!』

後藤 佳子 様(新札幌整形外科病院 医師)

〇 特別講演会 ・講 師:丸谷 智保 様(株式会社セコマ 代表取締役会長)

・演 題:『地域に貢献する経営~地域産業エコシステム』

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 今年度の受賞者・受領者はこちらーー> https://www.akiyama-foundation.org/news/5286.html

 私を含めた主催者側は当日バタバタしていて一枚の写真も撮影できていないので、当日お客さまで参加された過年度受領者の浜中さんの写真をお借りしました。

贈呈式参加者の浜中さん撮影の写真

贈呈式参加者の浜中さん撮影の写真

 当日の模様は動画撮影もしているので近いうちにHPにアップされると思いますので、そちらをご覧頂けると嬉しいです。

 贈呈式での私の冒頭ご挨拶は以下の通りです。

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<はじめに>  

本日はコロナ禍を越えて、4年ぶりに大勢の皆さまにはこのようにリアルに今年度贈呈式にお運び頂き、心から御礼申し上げます。

先ずは受賞者・受領者の皆さま、この度は誠におめでとうございます。そして、ご来賓の皆さま、お手伝いに馳せ参じて頂いた(株)スズケンの皆さま、ありがとうございます。

冒頭にこの6月から新しく就任した大原雅(まさし)常務理事をご紹介致します。  

振り返ればコロナ禍では、理事会・評議員会、研究助成・ネットワーク形成事業の活動報告会等、日々の財団運営でも、ハイブリッド形式を導入したり、今後の会合の在り方を模索する貴重な時間となりました。

贈呈式の場が、ただの「セレモニー」ではなく秋山財団の最重要事業であり、設立以来、年一度の「交流の場」と位置付け、コロナ禍でも何とか工夫をし、設立の初心に戻って継続して参りました、今日ご臨席の皆さまにも是非その辺の財団関係者の意のあるところをお汲み取り頂ければ幸いです。

<事業実績>

コロナ禍、ウクライナ戦争等の影響で激動の国際金融でしたが、お陰様で基本財産の運用は順調で、予定通りの事業予算を確保できました。2023年度、合計463,820万円(採択率:一般23.3%、奨励42.5%37年間の累計事業実績は、合計1,623件、総額118,073万円となりました。これは選考委員会はじめ、偏に今日まで財団を支えて頂いた多くの皆さまの賜物と深く感謝申し上げます。今日ここにお集まりの受賞者・受領者の皆さま、私どもの助成金は皆さまを応援する多くの民間企業・個人の方々が産み出したものです、どうかそんな思いを受け止めて、これからの研究・活動に邁進されることを託したいと思います。

<新たな取り組み>

この場を借りて、地域・民間財団として自主・自立にこだわる当財団のこれまでの事業に加えて、今、私たちが取り組む三つのテーマについてご報告致します。

一つ目は、「顕彰事業」として『秋山喜代賞』の創設です。

私どもはこの間、「ダイバーシティ」、とりわけ日本社会全般で立ち遅れる「ジェンダー差別解消」の動きに注目しています。この数年間、微力ながら何とかこの課題に対しての事業は企画できないかと検討して参りました。

【目的】 当財団の創設者である故秋山喜代は女性経営者であり、実績を基盤に一層の飛躍と進化を求め続けていました。私たちはその理念を受け継ぎ、「女性が輝く社会の実現」や「女性の経済的自立」を目指し、北海道に縁(ゆかり)があり各分野で功績のある女性を顕彰し、身近なロールモデルを北海道に示すことで社会イノベーションの実現の機運を高めることに貢献したいと思っていました。

【対象者】 地域活動等を積極的に行い、社会的影響力をもち次代を担う女性(企業経営者、市民活動家など)であり、常に前進しリーダーを目指しながら新しい事業展開にチャレンジすることで輝いている女性です。今回その最初として竹内美紀さまが受賞されました。

二つ目は、『愛生館文庫:デジタルコンテンツ』の作成及び公開です。当財団が何故「生命科学」を名乗って設立されたのか、それを深堀し資料を収集し続けて2019年に『愛生館文庫』を創設しました。昨年からは資料室に加えて、そこに所蔵している資料を基に、『愛生館事業』の歴史的意義、近代日本の医療・健康増進事業への貢献をコンパクトにまとめた動画を三本公開しました。多くの市民の方々にご覧頂けると嬉しいです。

三番目は、財団自体のアウトリーチ活動です、1)研究者のインタビュー動画、成果論文・記事の掲載です。受領された方々のその後の研究を広く市民の方々にご紹介できる機会と期待しています。2)公法協ESG投資研究会委員での議論です。秋山財団設立の理念、自主・自立的運営の基盤としての「投資」について、今後に向けた貴重な場となりました。

最後に、秋山財団は「生命科学」と「地域」をキーワードに、先ほど民間・自主・自立に拘ると申し上げました、国の科学研究費のミニチュア版では決してなく、一線を画して、長期的視点でチャレンジしている研究を今後も応援していくことをお約束致します。

重ねて、本日の受賞・受領、誠におめでとうございます、今後のご参会の皆さまのご活躍を心から期待しています。

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『ひかりごけ』公演 @ 富良野

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 劇団イレブンナイン『ひかりごけ』公演の道内ツアー、先ずは富良野演劇工場(https://www.furano.ne.jp/engeki/)からスタートでした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%94%E3%81%91

 少し早めに高速バスで富良野に到着、『支那虎(https://place.line.me/businesses/33679768/menus)』で人気のラーメン二種類(支那そば、こげ塩)をそれぞれ食べきりました、ラーメンを二人前食べたのは数十年ぶりかも。

 ホテルにチェックインして窓から外を見ると見事な虹がくっきりと見えるではありませんか、まるで公演を歓迎するかのように!

 久しぶりの富良野演劇工場、いつ来ても濃い演劇ファンが集まる聖地のような雰囲気です。

* これまでの富良野関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%8C%E8%89%AF%E9%87%8E

 富良野公演は2日間2ステージでしたが、昨年冬の札幌シアターZOOの小さな劇場とは違って1.5倍くらいの横幅の洞窟、雰囲気は少し違っていました。お客さんの反応は最初から上々で大いに盛り上がっていました。終演後には出演者4名と進行役として富良野演劇工場の太田工場長も登壇、限られた時間で大変面白いやり取りでした。

 一日目終了後の反省会に私も参加させて頂き、折からのバスケットワールドカップの日本戦を気にしながら、出演者・関係者と楽しく懇談の時間でした。皆さんが宿舎のホテル前で、斎藤歩さんが持ち込んだ天体望遠鏡で「土星を観る!」と言い出して、皆さん代わる代わる覗いていました。

 富良野公演の後は、中標津、江別、北見と道内ツアーが続きます。道東・オホーツク地域での公演でこの羅臼での出来事を題材にした芝居にお客さんがどんな反応をするのかには興味がありますね、皆さん元気でツアーを完了して頂きたいものです。

『喜久一100年』特別展

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 『喜久一100年特別展』が札幌で開催されていて、先日早速足を運びました。企画した伊藤千織さんは高校の遥か後輩、学校林財団理事としてもお世話になっていますが、100年の歴史の重みを感じると共に、ご一族の芸術への造詣の深さに驚きます。

* https://www.sapporo-community-plaza.jp/upimg/20230725134441-pdf1.pdf

 1923年(大正12)年に創業し、現在四代目の伊藤隆彦さんが仕切る「喜久一本店(https://kikuichihonten.com/」(札幌市中央区南13西8)。山鼻地区で永年親しまれてきた仕出し屋であり、親族から多くのアーティストを輩出しています。

 展示は3部構成。創業からの歩みや地域との関わりを写真や昔の看板などで振り返り、次に2代目社長の伊藤隆起さんが残した作品を中心に紹介しています。特に、戦時中に一時移住した中国・海南島での「海南島防衛隊記」は、当時の暮らしや戦況を知る貴重な資料ですね。最終は、喜久一ファミリー12人のアート作品の展示でした。美術系大学の名誉教授、アーティストほか多彩な顔ぶれ、絵画、グラフィック、映像など多くの作品が並んでいました。

40年ぶりの再会!!

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 久しぶりにお会いする方というのは、どんな時もワクワク感がいっぱいですね。先日お会いしたホテルモントレー株式会社の顧問・林敬一さん、お互いに70歳を越えてはいますが、その昔札幌市中央区南一条西5丁目のホテルアルファ札幌(後のホテルオークラ札幌)の設立準備からのお知り合い。40数年ぶりにホテルモントレーエーデルホフ札幌の素晴らしい場所で再会して、秋山財団関係者の皆さんと楽しく懇談する時間となりました。

* ホテルオークラ札幌関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42458

 思えば(株)秋山愛生舘の上場前の株主総会は、会社発祥の地の町内会のご縁もあり、ホテルアルファーで永年開催していました。また、当時南一条西5丁目に住んでいた秋山康之進・喜代もよくホテルを利用して林さんに大変お世話になっていて、当時のお話もたくさん伺うことができました。プレイボーイクラブのバニーガールの面接時のお話ほか、その後の札幌のホテル事情とか、とにかく次から次へと話題満載、本当に気持ちよく昔話をしたひと時でした。

 当日の和食メニューも素晴らしく、初さんまのお寿司も最高でした。

 この数年、長くご無沙汰していた方々との再会が続き、それぞれの想い出を語る機会が増えて楽しいですね。若い頃の新しい出会いの感動とはまた違って、当時、真摯に目の前の時間に向き合った自分を追体験するような意味からも大切にしたいものです、歳を重ねることのご褒美とでもいうのでしょうか!

世界陸上 @ ブダペスト

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 今年の「世界陸上競技大会(第19回)(https://www.jaaf.or.jp/wch/budapest2023/」はハンガリーのブダペストで開催されました。そのマラソン競技ではブダペスト市内の有名なスポットが映し出されて、競技とは別の意味でずっと注目していました。特に、ゴールの英雄広場は、昨年10月から5か月間、右隣の「ブダペスト現代美術館」で『ワグナー・ナンドール生誕100年特別展』が開催されていました。私もそのオープニングイベントに参加して素晴らしさに感動しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=3%E5%B9%B4%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%80%81%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83

 英雄広場の他にも、ドナウ川にかかる「くさり橋」、「ブダ城」周辺等も映し出されてまさに『ドナウの真珠』の面目躍如で、私も嬉しかったです!!

トヨタ財団 訪問ほか

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 今日から9月、札幌の例年になく猛暑の夏でした、そろそろ終わりにして欲しいですね。

 先日は、東京都新宿区にある「公益財団法人 トヨタ財団(https://www.toyotafound.or.jp/」を久しぶりに訪問しました。数か月前の渋谷と同様に、この新宿エリアも以前とはかなり様変わり、新しい高層ビルも増えていました。

 そんな中、新宿三井ビルのトヨタ財団さんは、スタート時からの数少ないテナントの一つとか、入り口も実にシンプルですが応接室は立派で景色も素晴らしかったですね、さすが日本の財団法人のモデルとなる存在、納得です。

 北側のビルが一番新しいようで、ここでも円形デザイン、シンガポール・有楽町に続く私の記憶の中の三番目の光景でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46133

 訪問の朝、東京のホテルでテレビをつけていると、時刻を表示する数字の色が刻々と砂時計のように上から変わってくることを確認しました、以前実際そうなっているとは聞いていましたが、分を刻む二けた数字の白抜きが、秒数と共に色が上から濃くなっていく、ものすごい拘りですね。