『芸術のまち』 益子 2023

Posted by 秋山孝二
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 栃木県益子町は『益子焼』で有名な陶芸のまちです。今年も4月29日から「春の陶器市」が始まり、今年で第107回!!

* http://blog.mashiko-kankou.org/staff/?p=21648

 観光協会の案内地図にもワグナー・ナンドール・アートギャラリーが記載されています。以前益子町の横田副市長が「『陶芸のまち』から、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーの彫刻作品が入ることにより『芸術のまち』にランクアップするだろう」とおっしゃっていました、嬉しいですね。

 そんな背景があるのでしょうか、いつもワグナー・ナンドール・アートギャラリーに滞在する時には、お昼はいつものお店で「スパゲッティナポリタン・セット」を注文します。スパゲッティはもちろん素晴らしいのですが、それ以上にコーヒーとそのカップが味わい深く、さすがに「陶芸のまち」と感動します。

 更に今回は、以前にプレゼントで頂いた鏑木商舗さんのワイングラスセットがまた素晴らしい、こちらは石川県の『九谷焼』でしたが。

* https://kaburaki.shop/

 とにかく芸術文化の薫り高く益子を後にすると、JR宇都宮駅ビルでは、こちらも懇切丁寧な「餃子の味わい方」の指南、『栃木の王道!』でした?!

春のWNギャラリー @ 益子

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 今年も(公財)ワグナー・ナンドール記念財団のギャラリーでは、栃木県益子町で春の展示会が開催されています。

* http://wagnernandor.jp/mobile/wnag.html

 雨の日は雨で風情があり、抜けるような青空の日は眩しいほどの様々な花が咲き誇って見事です。この場所の一つのテーマは『水』ですね。傾斜地を上手く利用して雨水を下へ下へと流し、その様子をトイ、川を模しての流水として弧を描くように数段の蓮池に誘導する設計は、如何にも芸術家のワグナー・ナンドールのセンスに感動します。

真っ白い牡丹

真っ白い牡丹

三本の木を渡る山藤!!

三本の木を渡る山藤!!

五角堂の特別展示

五角堂の特別展示

 快晴の朝は抜けるような青空。

 そんな早朝に、コーヒーを飲みながらピリッとする新鮮な空気とカッコウの鳴き声を聞きながら庭園内を散策するのは、何とも贅沢な時間ですね。

早朝の散歩は至極の時間!

早朝の散歩は至極の時間!

 今年のこの場所は、ギャラリー敷地内の庭園も整備されて、お越し頂いている皆様に一層ご好評頂いています。ワグナー夫妻の『邸宅美術館』、更に二人の人生に思いを馳せて、世界平和への意思を永く伝えていきたいと思っています。

早い桜 2023@札幌!

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 今年の桜開前線は全国的に開花宣言が記録的に早いようですが、札幌も例外ではないようです。例年だとゴールデンウイーク中、時々は終わった頃の年もあったような気がしますが、今年はすでに満開を過ぎたのかもしれません、このところの低温の毎日で花はかなり長持ちしてはいますが。

 札幌の桜の名所、先ずは私の家の近くの北海道神宮の参道。アジアからの観光客が盛んに写真を撮っていました。

 ただ、円山公園内の桜の木は年々減ってきていると、先日新聞報道でもありましたね、むしろ神宮境内の梅林の方が目にも近く見どころになっているかもしれません。それと、今年は3年ぶりに公園内での花見は解禁になりましたが、火気類の使用は禁止とかで、昨今のジンギスカン鍋を囲む風景と煙モウモウはなく、どこか昔懐かしい風景になっているのは心地よいですね。

 一方、中島公園の桜も素晴らしいです。昨日は、演劇関係の札幌座クラブのお花見でしたが、1時間少々で寒くなり、近くの北海道演劇財団事務所に移動して、そこからの花見で話が弾みました。

 私は次に北海道経済同友会総会・例会が近くのホテルで予定されていたので、終始ノンアルコール飲料とお茶で過ごしましたが。

 札幌の桜は本州と違って、やはりまだまだ気温の低いイメージと同居です、とは言っても確実に北国の春は通り過ぎていきます。

今、研究者の環境は?

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 少し前の記事ですが、研究者を取り巻く切実な環境をあらためて知る思いでした、千葉大学の飛び級ということにも魅かれて、です。

~~~~~~~~~~~朝日新聞デジタル版4月1日より抜粋

https://digital.asahi.com/articles/ASR3045KVR2GUPQJ00S.html?
千葉大飛び入学、研究者、そしてトレーラー運転手 研究者の現実とは

 物理の才能を見いだされ高校2年で千葉大学工学部に飛び入学し、今はトレーラー運転手として働く佐藤和俊さん。なぜ研究者の道をいったん諦めることになったのか。政府が科学技術立国の実現を掲げるなか、学ぶ側や研究者にどんな現実が立ちはだかっているのか聞きました。

・・・・・

 「研究自体は絶対に面白い。面白いのはわかっているのですが、仕事として考えるとどうなのか。当時していた仕事より給料は少し下がり、任期もある。色々と迷った末に大学の研究員に挑戦しました」

 「ただ、研究員は労働者として見られていないのかなと思う部分がありました。2年契約が終わる3月に、翌年の契約ができるかどうかわからないと言われました。別の職を探していいのかどうかわからない。半年後に契約できるかもしれないと言われても、その間どうやって暮らせばいいのか」

・・・・・・・

佐藤和俊(さとう・かずとし)
1981年生まれ。千葉県出身。高校2年次に千葉大学工学部に飛び入学。2004年、千葉大院修了。13年からトレーラー運転手として働く。

~~~~~~~~~~~~~

 この数十年、日本の研究者を取り巻く環境は、およそ『科学立国ニッポン』を標榜するには全くお粗末な国の施策です。ノーベル賞受賞時には大騒ぎするマスメディアも含めて、いわゆる基礎研究への支援体制は21世紀に入って一層この国では疲弊しています。秋山財団で巡り合う研究者の方々が口々におっしゃるのは、この間の文部科学省の科学研究費における「競争的資金」の在り方、継続的傾斜配分による研究機関格差等の弊害です。

 特に審査員と受賞者との関係性、これまでの実績と先駆的・ユニークなテーマとの乖離により、新しい研究の掘り起こしは現実的にはかなり困難な状況下と推察します。そして更に、今回ご紹介した佐藤さんのようなライフワークを難しくする研究者の経済的環境も。新しく有望な若手研究者に参入を促すような社会的環境を是非創っていきたいものです。年寄りはダメとは申し上げませんが、少なくとも今の立法府の議員達への報酬を大幅に減額して配分を研究分野に振り向ける英断を期待したいものです。

 今日も後半の選挙投票日、昨今の国政選挙・統一地方選挙でみる議員たちの振る舞いを見ていると、以前にも書きましたがまさに「就職活動」を税金を使って行い、職を得て「国会・議会」に座ると寝ている酷い状態、納税者としてはとても許すことができない現実です。今後を背負う若い研究者、女性研究者が思いっきりこの日本国内で活躍できる環境づくり、北海道の地でその微力な応援を私どもの財団は担っていきたいと思っています。

愛生舘の「こころ」 (26)

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 長崎大学附属図書館の医学分館に続いて、相川先生にご案内して頂き、隣の『良順会館』を久しぶりに訪問しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%89%AF%E9%A0%86%E4%BC%9A%E9%A4%A8

 以前訪問した時は、何かのイベントがあったと記憶していて、中をゆっくり見学できなかったのですが、今回は静かな館内をご案内して頂き、あらためて松本良順先生のご功績を理解することができました。

玄関ロビーのレリーフ

玄関ロビーのレリーフ

 会館前の庭には歴代の貢献された方々の誌も。

 更に、医学部の建物ロビーには、ポンぺの医師としての心構えが、肖像と共に掲載されていました。相川先生によると、入学式・卒業式ほか、医学生を前にした式典では必ずこの理念が語られてきているとのお言葉です、伝統を受け継ぐとはこういうことなのでしょうね。

<ポンぺの言葉~建学の基本理念>

 「医師は自らの天職をよく承知していなければならぬ。ひとたびこの職務を選んだ以上,もはや医師は自分自身のものではなく,病める人のものである。もしそれを好まぬなら,他の職業を選ぶがよい。」

 限られた時間ではありましたが相川先生のお話は深く、私自身、『愛生舘文庫』を更に充実させるたくさんのヒントを得た気がします、ありがとうございました。

愛生舘の「こころ」 (25)

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 今回は数年ぶりに長崎大学医学部に足を運ぶことができました。長崎大学附属図書館の医学分館(https://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/med/)で、長崎大学名誉教授の相川忠臣先生と学術情報部の松田綾主査と面談、松本良順についての深堀りのお話を伺いました。

 これまでも長崎大学、松本良順に関してはこのサイトでかなり記載しています。

* 長崎大学関連記事ーー>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%A4%A7%E5%AD%A6

* 松本順の関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E8%89%AF%E9%A0%86

医学部キャンパスに残る原爆投下後も残った礎石

医学部キャンパスに残る原爆投下後も残った礎石

 相川先生はこれまで私が知っている松本良順像とは違った視点からのお話と展示物の解説をして頂き、大変興味深く伺いました。「医学は長崎から~http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/siryo-search/ecolle/igakushi/」の歴史を学ぶと、幕末から明治初期の西洋医学の導入の格闘が読み取れ、一層、『愛生済民』の理念に基づく「愛生館事業」の重要性を再認識した時間となりました。

 上の写真にあるように、学んだ人々の年代は幅広く、小学生のような幼い子供たちも受講していたようです。オランダ人の先生は、歳を取った男たちよりもこの若い受講生に期待して熱心だったので、年上の受講生たちは先生に不満をぶつけたようだと相川先生は笑って説明して頂きました、教育的効果を考えると言葉の理解も含めて「当たり前」なのでしょうね。

経同会全国セミナー 2023 @ 長崎

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 経済同友会全国セミナーが、今年は4年ぶりにリアルで長崎で開催されました、第35回です。

* https://nagasakidoyu35.net/pamphlet/#target/page_no=3

 これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC

1,000人を越える登録参加者

1,000人を越える登録参加者

 プログラムはこちらーー> https://nagasakidoyu35.net/pamphlet/#target/page_no=5

 今年の大会総合テーマは、「経済人として安全保障にどう向き合うか」でした。全て全体会でのパネルディスカッション、各方面からの安全保障の議論は、なかなか重たいやり取りでかなりの疲労感も正直ありました。

 例えば、第一セッションは国際政治・安全保障の専門家のパネル、それぞれのお立場からの現状認識、今後の展望等、重たい内容でした。

<安全保障の三つの軸>

* 米中対立

* ウクライナ戦争ーー国連常任理事国5か国の秩序崩壊

* 経済安全保障ーー軽罪の「武器化」  ex 半導体

<2023年の位置づけ>  第二次世界大戦後の国際秩序の揺らぎ、大きな変革期

* 国連の枠組みの崩れ

* WTO体制の存続可能性?

* 核不拡散体制の終焉

 開始前のロビーでは記念撮影の場所も用意されていました。

開始前にロビーで

開始前にロビーで

 会場にはご当地のお茶、五島茶!も用意されていました。

 夜の全体懇親会!鶴鳴学園長崎女子高等学校龍踊部(https://kakumei.ac.jp/high_school/club_cat/bukatu/culture/jaodori)の登場、再三の「もってこーい!」

 その後、場所を移して北海道経済同友会の懇親会も、いつも見るお顔はホッとします!

松田代表幹事

吉田松雄代表幹事

西山副代表幹事

西山隆司副代表幹事

 自己紹介では私も。

 最後は皆さんで記念撮影!

『ジャパン・リバイバル』

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 以前から、寺島文庫の「戦略経営塾」では繰り返し言われてきてることですが、『日本の世界経済における凋落』、いよいよNHKでも大きく取り上げています。NHKスペシャル『ジャパン・リバイバル(https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/98XK419554/)』、データに基づく日本の立ち位置、危機感を強く持たなければ浮上はできません。

 これらの現状を受け入れて、どんな今後を展望するのか、ですね。

 その解決策は「異質性」を受け入れた大胆なイノベーション、リストラクチャリングの着手なのでしょうね。

< 参考 > 寺島文庫『戦略経営塾』

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%B5%8C%E5%96%B6%E5%A1%BE

オクラホマ・河野真也さんと!

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 先日、秋山財団事務所にテレビ番組、CMでも活躍するオクラホマの河野真也(https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=9)さんがお越しになりました。秋山財団の事業との関係というよりも、森林の循環等に大変興味を持っておられて、札幌南高学校林とのコラボの可能性についての意見交換でしたが、大変前向きのお話をすることができました。

 当日は、事務局長が色紙とサインペンを持って待ち構えて、早速サインをして頂きました。

 関西出身の彼は、北海道の魅力に引き付けられて北海道大学に。現在は、中川町の『小屋づくりプロジェクト』でも話題を集めています。

* https://kurashigoto.hokkaido.jp/report/20230206090000.php

 これから何かご一緒に取り組める活動を見出したいものです、楽しみですね。

NHK『テレビはどう伝えたか?』

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 NHK『テレビはどう伝えたか?!激動の世界』、マスメディアの振り返り番組は興味深い内容でした。

* https://ortus-japan.co.jp/2023/03/27/%E3%80%903%E6%9C%8830%E6%97%A5nhk-%E7%B7%8F%E5%90%88%E3%80%91%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E6%94%BE%E9%80%8170%E5%B9%B4-%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F/

 1989年6月の天安門事件、1989年11月のベルリンの壁の崩壊、1991年湾岸戦争、2001年同時多発テロ、2003年イラク戦争など、テレビがこれまで伝えてきた世界の激動の出来事は、どのようにして取材されたのか? 最前線に立っていたNHK記者を交えながらの振り返り番組、コメンテーターの方々のツッコミも大変面白かったですね。


 司会はNHKの小野文恵さん、出演のコメンテーターは神田伯山さん、,横沢夏子さん、パトリック・ハーランさん、当時最前線で取材をしていたNHK記者の小林和男さん,二村伸さん,加藤青延さんの振り返りコメントも大変含蓄がありました、皆さん、ご自身の当時の報告に大いなる反省を込めていましたので。最前線ゆえに後から冷静に検証すると間違っていた認識もあることなど、報道の難しさも知ることができました。

 その一例、湾岸戦争での場合、各国の取材班を連れていった米軍が見せた石油まみれの海鳥の映像は、世界の人々に強く印象付けましたが、実はこれは敵の攻撃によるものではないと後日明らかになりました、大変な誤報を結果的に世界にまき散らしたことになります、プロパガンダのトリックです。

 ことほど左様に、戦争、反政府デモ等の報道では、しばしばプロパガンダと思われるメッセージが流れます。私たちは、今のSNS時代に、特に瞬時に拡散する手法を手に入れて、その中から真実は何かを常に問い続けるメディアリテラシーを磨く必要があるのでしょうね。最近のロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナ禍の報道でも、フェイクとリアルの検証は益々難しくなってくる時代を生きるスキルを身に着けなればと、あらためて痛感した番組でした。

今、あらためて田中正造

Posted by 秋山孝二
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 NHKの『知恵泉』で『田中正造~すべては人々のために~』、田中正造の人となりを詳細な歴史的事実から深堀りした番組でした。

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* 田中正造(https://www.tochigi-edu.ed.jp/furusato/detail.jsp?p=6&r=26):日本の幕末から明治時代にかけての村名主、政治家。日本初の公害事件と言われる足尾鉱毒事件の重鎮であり、明治天皇に直訴しようとしたことで有名。衆議院議員選挙に当選6回。幼名は兼三郎。下野国安蘇郡小中村出身。足尾銅山鉱毒事件の被害者でもあり、救済を政府に訴えた。

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* 足尾鉱毒事件(https://kougai.info/archives/794

 若い頃から幾度も投獄され、その都度学びの時間として次なる活動に繋げ、国会議員を辞職してまで明治天皇へ直訴しようとした田中正造は、ただ蛮勇を振りかざすのではなく、実は緻密で冷静な人物だったことを取材と資料によって解明しています。「活動家・田中正造」という強烈なキャラクターをプロデュースする「チーム」とともに、策略を練っていたという事実。生涯をかけて社会を変えようとした田中正造の知恵を読み解くゲスト、山崎亮(コミュニティデザイナー)さん、根本宗子(劇作家・演出家)さん、斎藤幸平(経済思想家)さんです。

 栃木県佐野市にある生家と資料館、以前、「佐野ラーメン」で知った佐野市をいつか訪問したいと思っていたので、機会があったらラーメン巡りだけでなく、田中正造ゆかりの場にも足を運びたいものです。

* 佐野ラーメン関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%BD%90%E9%87%8E%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3

 斎藤幸平さんがおっしゃる『共事者』、共に寄り添い伴走するというような存在なのでしょうね。

『バタフライエフェクト』(21)

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 映像の世紀バタフライエフェクト、今回は『運命の恋人たち』です。

 数多くの男性と浮き名を流した女優マリリン・モンロー。男性が求める理想の女性を演じる(演じさせられる)一方で、真実の愛を求め続けていた様子も分かります。特に、ジョン・F・ケネディ大統領との関係は有名でしたね。

* https://www.afpbb.com/articles/fp/2960535

 1950年代アメリカで、白人と黒人の結婚は法律違反だとされ逮捕されたラビング夫妻、アメリカに「異人種間結婚禁止法」なるものが存在していたことに驚きです。二人のいちずな愛は有罪で始まりはしましたが裁判を勝ち抜き、その判決は50年後、同性婚訴訟にも道を切り拓きました。愛は時代に傷つけられながらも人々に勇気を与え、新しい世界を切り拓いてきたことに感動します。

 その後、最高裁判所はこの有罪判決を覆す公民権に関しての画期的な判決があり、異人種間結婚を禁じる法律を無効にするものでした。

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判決

 アメリカ合衆国最高裁判所は1967年6月12日、ラヴィング夫妻の有罪判決を全員一致で覆した。 ヴァージニア州コモンウェルスは、白人と黒人両方に他の人の人物と結婚することを禁じ、これに違反した白人と黒人両者に同じ罰則を科しているため反異人種間結婚法は人偏見とは解釈できないと主張していたが、最高裁はこれを退けた。

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* https://amview.japan.usembassy.gov/the-lovings-paved-the-way-for-interracial-marriages/

WBC優勝の余韻に浸って!

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 4月に入っても、WBC優勝の大きな盛り上がりは、私自身、たくさんのサイドストーリーに触れてまだまだ余韻に浸っています。一昨日から始まった日本国内のペナントレースがどこか迫力に欠ける練習試合のような印象です。

 余韻の一つは、白井一幸ヘッドコーチ(https://shirai90.ashita-sanuki.jp/の臨場感あふれる解説でした。日ハム時代から注目していましたが、先日のテレビ出演でも相変わらずの爽やかさで素晴らしかったです。札幌で講演を聴いたことがあり、一度、札幌から東京行きの飛行機の中でお会いしてご挨拶をさせて頂いたこともありました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28614

 次は、ヌートバーの母・久美子さん(57)

 侍ジャパン入りについて、久美子さんは当初「あるわけない」と半信半疑だったようですが、栗山監督から内定を伝えられ「跳び上がって喜んだ」とか。先日の番組でのリアル登場では、この間めだちすぎているのでそろそろメディアへの露出は「引退する」とおっしゃっていました。どこまでも前向きで明るく、素晴らしいキャラクターで侍ジャパンに華を添えました。

 そして、栗山英樹監督、早速、地元北海道栗山町への凱旋!!子供たちとの写真撮影とミニトラックと長靴姿が変わらぬ等身大の彼の人柄を表現しています。

 この他にも、今回ブルペン捕手を引き受けた元日ハムの鶴岡慎也さんほか、たくさんの方々の裏方としての活躍も感動を与えてくれました。彼も新千歳空港で遭遇しましたがとてもプロ野球選手とは思えない華奢な体つき、よく頑張ってきました。

 何はともあれ、今回のWBCはメディアの多彩な報道のお陰もあって、本当に感動満載の時間でしたね、皆さんに感謝したいです!!

* 日本ハムファイターズ関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83