『バタフライエフェクト』(21)

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
Comments: 0

 映像の世紀バタフライエフェクト、今回は『運命の恋人たち』です。

 数多くの男性と浮き名を流した女優マリリン・モンロー。男性が求める理想の女性を演じる(演じさせられる)一方で、真実の愛を求め続けていた様子も分かります。特に、ジョン・F・ケネディ大統領との関係は有名でしたね。

* https://www.afpbb.com/articles/fp/2960535

 1950年代アメリカで、白人と黒人の結婚は法律違反だとされ逮捕されたラビング夫妻、アメリカに「異人種間結婚禁止法」なるものが存在していたことに驚きです。二人のいちずな愛は有罪で始まりはしましたが裁判を勝ち抜き、その判決は50年後、同性婚訴訟にも道を切り拓きました。愛は時代に傷つけられながらも人々に勇気を与え、新しい世界を切り拓いてきたことに感動します。

 その後、最高裁判所はこの有罪判決を覆す公民権に関しての画期的な判決があり、異人種間結婚を禁じる法律を無効にするものでした。

~~~~~~~~~~

判決

 アメリカ合衆国最高裁判所は1967年6月12日、ラヴィング夫妻の有罪判決を全員一致で覆した。 ヴァージニア州コモンウェルスは、白人と黒人両方に他の人の人物と結婚することを禁じ、これに違反した白人と黒人両者に同じ罰則を科しているため反異人種間結婚法は人偏見とは解釈できないと主張していたが、最高裁はこれを退けた。

~~~~~~~~~

* https://amview.japan.usembassy.gov/the-lovings-paved-the-way-for-interracial-marriages/