ケンユー会総会・懇親会 2023

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 『ケンユー会』は、(株)スズケンの出身者の集まり、北海道は合併前の『愛進会』が母体となり、現在は『愛生舘支部』として活動しています。今年は4年ぶりとなるリアルに集まっての開催、私の母、姉を含めてこの間にお亡くなりになった方もいらっしゃいましたが、相変わらず懐かしいお顔も多く、やっぱりリアルの集まりはいいですね。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%A6%E3%83%BC%E4%BC%9A

 全国の「ケンユー会」の大場会長と本社から横山さんもご参加に、お二人とも私が名古屋で副社長時代、想い出多いですね。特に横山さんは、当時、東京営業部世田谷支店長、同行してお得意先にも訪問したり、その後は本社で活躍し、今年4月からは管理本部長となっています。

 私は決して細く小さくはないつもりですが、このお二人に囲まれると!!!です。私と一緒に仕事をしていた20数年前以降、益々成長して??!!いたようです。

 左が大場ケンユー会会長、右が横山管理本部長

 左が浜岸ケンユー会愛生舘支部長、相変わらずお元気です!

 こちらは現役、OB混在ですが、皆さんそれぞれの趣味を活かしての楽しそうな日々で、私自身も嬉しいですね。

 その中の一人、中野渡さんが何とも懐かしい写真を持ってきてくれました。私が社長に就任してすぐに開催した幹部候補研修での集合写真、彼らはその後それぞれの職場、会社で活躍してくれているかと思うと、当時の私自身の情熱に密かに胸が熱くなりました。

 こちらの写真は苫小牧営業所を訪問した時のもの、良き時代のホンワカした会社の雰囲気を思い出します。

 先日、秋山財団の愛生館文庫を訪れてくれた社員のご家族もそうですが、昔の写真を大切に保管していて見せて頂けるのは本当に有難いことです。それぞれの人生を歩まれて数十年後に楽しく振り返られる、そんな関係が心地よいです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=46776

 ケンユー会の皆さんとは今年の夏の納涼会、来年の総会・懇親会でもまた元気な姿でお会いしたいものです。

嬉しい『愛生館文庫』訪問者

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 2019年秋に秋山財団建物内に『愛生館文庫』を開設して以来、これまで多くの方々のご訪問、お問い合わせがありますが、先日は予めご連絡を頂き、元(株)秋山愛生舘の社員の奥様と娘さんがお越しになり、ご主人の社員時代の想い出をたくさん語られていました。「本当に良い会社で働くことができて家族も幸せでした」とのお言葉に、私も心から感謝したい気持ちでいっぱいでした。

* 『愛生館文庫』ーー> https://www.akiyama-foundation.org/news/3854.html

 その時にお持ち頂いた会社を定年退職する時の写真、私が社長時代、毎回定年退職者とお弁当を食べながらそれぞれの職場でのエピソードをお聞きする場として、長い間務めて頂いた方にとっても私にとっても想い出となるひと時でした。ご自身のそれぞれの年の名札、当時の懐かしい写真、記念の品も愛生館文庫でお預かりすることにして、文庫の財産とすることをお約束しました。

会議室での懇談

会議室での懇談(右のワイシャツ姿が社長時代の私)

 皆さん、私の幼い頃からお世話になった方、会社に入ってから手取り足取り教えて頂いた方、今も感謝の気持ちでいっぱいです、民間企業の良き時代だったのでしょうね。

 想い出の写真とともに、上場記念のテレフォンカードもお持ち頂きました、これもまた懐かしい。

 写真はもちろんですがこういった記念の品も後になってみると歴史の一コマとして大切にしたいものですね。私の胸に響くお二人との懇談の時間でした、お越し頂きありがとうございます。

三吉神社 例大祭 2023

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 今年の三吉神社例大祭は、4年ぶりにフルで再開し、大勢の方々が神社境内に集まりました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%B8%89%E5%90%89%E7%A5%9E%E7%A4%BE

久しぶりに賑わう境内

久しぶりに賑わう境内

 宵宮祭の翌日、例大祭を経ていよいよ神輿渡御の出発式、こちらも久しぶりの賑わいです。

 境内ではライブコンサートも復活、倉橋ルイ子さんほかで大盛況、写真は関係者から拝借です!

学校林 春の散策会 2023!

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 4年ぶりに以前のような大人数での「札幌南高学校林 春の散策会」が、今年の六華同窓会幹事当番期の南48期の皆さんのご尽力で開催されました。

* 学校林関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

 当日は風は多少あったものの快晴に恵まれて、集合時刻前にもかなりの参加者でした。

 散策に先立っての開会式では学校林財団の理事長を務める私もご挨拶を、第18代目の理事長として簡単に110年を越える森の歴史と先人たちのご努力を語ったつもりです。

相変わらず硬い表情の私!

相変わらず硬い表情の私!

 二グループに分かれての散策、先ずはエゾエノキ・オオムラサキ繁殖エリアでの財団企画活動委員のご説明、オオムラサキになり切っての熱演に感動しました、子供たちも大喜び!!!

 次のポイントは山田林道に上がった場所で、ここでも財団企画活動委員による学校林のよって来たる歴史をコンパクトに語ってくれました。明け方までカンペ作成、お疲れさま&ありがとう!!!

 最終目的は『造林育人』碑、ここでは学校林のこれからの話を財団企画活動委員からご説明。

 ゆっくりと、作製したばかりの作業道(散策道)の一部を歩きながら、集合場所の有明小学校校庭に戻り、お楽しみの昼食交流会でした。

 今年初参加の六華同窓会・林美香子会長のご挨拶、ご自身のお名前が学校林の縁を感じると!!! 今後益々同窓会と学校林の協力が展開されそうで嬉しかったですね。

参加者全員で記念撮影!

参加者全員で記念撮影!

 帰りには近所の同窓生のお店のご厚意でキャラメルポップコーンのお土産も頂きました。

祝 スローフード北海道 20周年!(下)

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 対談、偲ぶ会の後は、場所を移動してのカフェでの交流会。大学生も大勢参加していて、それぞれの立場からの問題意識を聞き、私にとっては大変新鮮で興味深い時間でした。

 懇親会では音楽と創作ダンスのユニットパフォーマンス!

 札幌盤渓の我慢さんは、トマムリゾートのそもそものエピソードを語っていました。

 この日の目標は、参加者全員が必ず語るというもの、それぞれの方々の面白いお話を島村菜津さん(右)、実行委員長の湯浅優子さん(左)も集中してお聴きになっていました、小野寺愛さんは私の隣だったので写真を取り損ねました?!

 オフィスキュー所属の塚田宏幸シェフ(https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=26)もご挨拶、この日の帰りには自家用車で札幌の私の家まで送って頂きました。2時間半の車内で話しっぱなしで楽しかったです。

 栗山町で酪農を営む若き担い手の菅野義樹さんも大変お元気でした、福島県飯舘村から移住して12年、久しぶりにお会いしましたが、更に前向きなプランも実現しようとされています、楽しみですね。

 帯広畜産大学、北海道大学獣医学部ほかの学生も皆さん笑顔で素晴らしい。

 スローフード北海道の活動はスポット的に応援してきた私ですが、この20年で次々と若い世代の方々も参画されて、この活動を担ってきた方々の雰囲気の良さをあらためて実感した日でした。

 頂いた20周年記念誌も実に盛りだくさんでこの間の活動がぎっしり詰まっています。

祝 スローフード北海道 20周年!(上)

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 秋山財団で以前応援した『スローフード北海道』の活動が21年を迎えて、昨年予定だった20周年記念セミナーがトマムで開催されました。この会は、お亡くなりになった『山本敬介を偲ぶ会』にもなっていて、100名近くのフィールドで活動する方々が全国から集まり、秋山財団評議員もお引き受け頂いている代表の湯浅優子さんをはじめ、多くの皆さまとの再会もできて懐かしく楽しいひと時でした。

* これまでの関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%

 6時間半の長丁場プログラム、交流も密にあってあっという間に過ぎました。

 会場になったトマムは、私にとっては本当に久しぶりの訪問、駅からホテルまでの周辺が様変わり、ここでも浦島太郎状態でした。

 会の冒頭、スローフード・フレンズ北海道の高橋祐之代表が山本敬介さんを追悼するご挨拶、彼が愛用していた籠を持参しての染み入るお話でした。

 会場内には、山本敬介さんを偲ぶ写真等も展示されていました。

 ご挨拶に続いてメインプログラムのトークショー『職は文化~いのちを守り人を育む』、島村菜津さんと小野寺愛さんのご登壇。

* 島村菜津さんーー> https://www.shinchosha.co.jp/writer/1735/

* 小野寺愛さんーー> https://note.com/aionodera/

 続いての第二部『山本敬介さんを偲ぶ会』では、今回の実行委員長の湯浅優子さん(写真右)と事務局長のすずきももさん(写真左)のご挨拶も。

 「祝 スローフード北海道 20周年!(下)」に続く!

報告書を知事・市長へ提出

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 北海道経済同友会(https://hokkaido-doyukai.jp/)代表理事の安田光春氏((株)北洋銀行取締役頭取)、丸谷智保氏((株)セコマ代表取締役会長)が、二つの報告書を北海道知事、北海道経済産業局長、札幌市長に手渡しました。私も委員会で議論をしました、今回二つの委員会はかつてないほどに活発な意見交換を続けての提案となり、私自身も皆さん方のご見識から多くのことを学びました。

* 関連の記事

ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42832

ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44260

< 報告書 >

* 北海道地域活性化委員会報告書

「北海道の未来を拓くヒトづくりー食・観光の針路を踏まえてー」

https://hokkaido-doyukai.jp/2023/04/25/%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93%e5%9c%b0%e5%9f%

* 北海道デジタル推進委員会報告書

「道内産業のデジタル化推進に向けて~デジタルの動向を知り道内産業のデジタル化を進めるためのポイントを探る~」

https://hokkaido-doyukai.jp/2023/04/25/%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93%e3%83%87%e3%82


鈴木直道 北海道知事


岩永正嗣 北海道経済産業局長

秋元克広 札幌市長

『バタフライエフェクト』(23)

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 NHK映像の世紀~バタフライエフェクト・シリーズ、『ベルリン 戦後ゼロ年』は衝撃的でした、恥ずかしながら私の知らないベルリンの戦後ゼロ年の事実がたくさん。終戦直後の四か国による分断統治の悲劇とでも言うのでしょうか、戦勝国の傲慢によりドイツ市民は蹂躙された歴史、それを記録した医師の存在等、目が離せない出来事の連続、更に、ベルリンの壁ができるまでの数々の不条理も。まさに記録されて残る映像の力を感じます。

* https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/blog/bl/pwNd0m2dAp/bp/pOklg0G8WN/

 戦後のドイツの歴史的人物は、ヘルムート・シュミットでしょうか。

 そしてこの人、アンゲラ・メルケル首相です。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44080

 終盤のこの方たち、難民を引き受けるというプラカードを持って、「今こそ、恩返しをする絶好の機会です」と語るご老人、胸を打たれました。

 「『戦後ゼロ年』は、すべてを失った『絶望』であると同時に、すべてをリセットして再出発できる『希望』でもあったのではないでしょうか。(担当ディレクター)」という言葉は、今の日本にも当てはまり心から賛同します。

新渡戸関連の地道な作業 2023

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 『一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/』の活動も今年で10年を迎えています。当初から会報を作成して、それを毎年会員に郵送する作業を地道に続けているのがここにいらっしゃる方々。郵便から宅配へと配送手法は代わっても、多くの方々に伝える活動は本当にやったものでなればその大変さは分かりません。今年もゴールデンウイークの休日をフルに使っての作業、お疲れさまでした。

 今年の会報はこれまでよりかなりシンプルに、コロナ禍を潜り抜けて10年を迎えての新たな体制で記念館建設、そして運営へとまた大きく飛躍する現状を、私の次の二代目代表・松井博和先生がコンパクトにご挨拶としてまとめていらっしゃいます。

 今年の6月の恒例記念フォーラムは、札幌大学理事長の荒川裕生先生、千葉大学園芸学部卒で北海道副知事も歴任されています、楽しみですね。千葉大学園芸学部と言えば、7年前に訪問したカナダ・バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学にある「新渡戸紀念庭園」の制作者・森歓之助先生も千葉大学園芸学部教授、現在のキュレーターで札幌にもお越し頂いた杉山龍さんも同学部出身で深い縁を感じます。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30487

 そして今年も『連続講座』の開催が予定されています。これまで三上節子理事が『読書会』と共に根気強く幹事として企画し続けています。

 10年前には、札幌市民ほか新渡戸稲造関係者の方々には「札幌遠友夜学校」の存在自体の認識が薄かったのですが、こうした私たちの地道な活動により少しずつ皆さまの認知も進んできたと自負しながら先日も作業をしました。

 これらの活動の広がりを経て、記念館建設がかなり現実的になってきた今、更にその運営主体の構想も進んでいます。これから目が離せません、乞う、ご期待です!!!!!!

超党派女性議員に期待!

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 日本のジェンダーバランスの酷さは国際社会の中でも際立っていて、とても「先進国」とは言えない状況、特に政治の分野ではそれが顕著ですが、少しずつ変化の兆しは見えてきている昨今です。

 先日は朝日新聞デジタル企画の『Think Gender(https://www.asahi.com/special/thinkgender/」シリーズの一環として、超党派女性議員が討論を繰り広げた番組を観ました。この種の政治討論番組は、私はほぼまともな議論が受け止められず観たことはなかったのですが、今回の女性議員ばかりの場は、党派を超えた共通課題に向き合う意見のやり取りが大変面白かったですね。

 今回の選挙で取材にあたった朝日新聞の記者お二人も登場して、率直な深掘りの質疑応答となっていました。終盤に田原総一朗氏が登場したのは、従来型の騒々しい発言で口汚しでしたね、私には。昔、東京の赤坂プリンスホテルのラウンジで、大きな声で騒々しく数人の方々と語っていた光景を思わず思い出してしまいました?!

 現在政権を担う自民党ゆえのジェンダー問題、女性議員の少なさを、野田聖子議員は率直に語っていました、「既得権維持」の男性議員が障がいになっていると。

 そんなこんなの時に、先日の北海道議会議員選挙北広島地区で見事現職を破って当選された鶴羽芳代子さんの祝勝会が少人数で開催され出席しました、彼女は北海道では数少ない千葉大学教育学部の遥か後輩で、以前から気持ち的に微力ながら応援していました。わずか800票余りの差での当選でした。

* https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18808/skh51935.html

 数々のこれまでの慣例とか常識を打ち破っての選挙活動、先日集まった支援者の方々の底抜けに明るい笑顔が印象的でした。デジタル番組でも朝日新聞記者、野田聖子さんも鶴羽さんのお名前を具体的に挙げて高く評価していて、従来の枠組みを突き抜けての選挙戦を貫いて当選、間違いなく、政治に新しい時代の風穴をお開けるのは「女性議員」の皆さんですね。

激変!日本の『脱炭素』取り組み

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 NHK-BS1スペシャル『脱炭素へのロードマップ』は、このところ加速する国際社会の動きと日本企業の取り組みを紹介していました。コロナ禍の中、国際的にはその取り組みは更に進み広がったことに対する危機感が伝わってきました。私自身は、以前から枝廣淳子さんのワークショップ等で、日本企業の認識の遅れを感じて危機感を持っていましたのでとりわけ驚きはしませんが、ここに至ってやっと日本の代表的企業の経営者・経済団体も、国際社会の脱炭素への取り組みの弱さを意識し始めたようです。ただ、政治の意識レベルが極めて低く、政策に反映されるのはまだ時間がかかるのでしょうか、日本の危機にもかかわらずですね。

* https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/W3NLX22R1V/

* 『地域脱炭素ロードマップ』ーーー>https://www.env.go.jp/earth/%E2%91%A1%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E8%84%B1%E7%82%AD%E

 今回、脱炭素に挑む日本企業のグループ「JCLP:日本気候リーダーズ・パートナーシップ~230社https://japan-clp.jp/」に密着して、視察団がエジプトCOP27で受けた衝撃とは何だったのか。気候変動を食い止める重工業や金融、再エネ、ITの幅広い分野での戦略最前線。以前から報告されていましたが、世界で加速する石炭火力からの脱却、再エネ、水素戦略に衝撃を受ける日本企業です。国連IPCC最新報告(https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20230324_n01/)、海面上昇など気候変動は予想を上回るスピードで瀬戸際の危機ほか、科学者の最終警告からの指摘。鍵を握る洋上風力、温暖化と健康に対しての医学誌の警鐘、重工業の脱炭素化スウェーデンの鉄鋼の挑戦、金融・ITの脱炭素戦略等、世界との落差を越える日本企業の模索です。

 JCLP共同代表の三宅香さんは、この数年間でさらに広がった世界との差、国際社会の中での日本企業の認識・取り組みの大幅な遅れを「浦島太郎状態」と表現していました。

* https://japan-clp.jp/about/greeting

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三宅 香

三井住友信託銀行株式会社 ESGソリューション企画推進部 主管

  • 1991年 ジャスコ株式会社入社 国際事業本部配属
  • 2002年 イオン株式会社 財務部
  • 2006年 同社2020年グループビジョン策定PTリーダー
  • 2007年 同社 ブランディング部長
  • 2008年 クレアーズ日本株式会社 代表取締役社長
  • 2013年 イオンリテール株式会社 お客さまサービス部長
  • 2014年 同社 執行役員 お客さまサービス部長
  • 2015年 同社 執行役員広報部長兼お客さまサービス部長
  • 2017年 イオン株式会社 執行役 環境・社会貢献・PR・IR担当
  • 2021年 イオン株式会社 環境・社会貢献担当
  • 2022年 三井住友信託銀行 ESGソリューション企画推進部 フェロー役員(現在)
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 環境対策は経済的に負担のあるものではなく、もはや経済成長の源泉」との認識を肝に銘じて地域でも取り組んでいきたいものです。地方で豊富な再エネ資源を活用し、地産地消を強化すれば、エネルギー収支を黒字化できるでしょう。頻発・激甚化する災害に強い地域づくりや、高齢化が進むなか、地域住民の健康の維持と暮らしの改善、といった取り組みにつなげることもでき、まさにこれからの地域の再生の新しい視座として注目したいです。

『バタフライエフェクト』(22)

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 NHK総合『映像の世紀~バタフライエフェクト』シリーズ、今回は『戦争の中の芸術家』でした。私にとっては芸術家の叔父のワグナー・ナンドールの存在があり、彼自身、時の政府との兼ね合いで亡命を余儀なくされた人生を身近に感じているので、世界の芸術家の戦時における立ち振る舞いとその後の人生は大変興味深いものでした。

* ワグナー・ナンドールーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%

 戦時では、音楽家・作家等、戦地での慰問とか自ら戦地に赴いたり、洋の東西を問わず様々な形で動員されているのですね。ベルリンフィル指揮者フルトヴェングラーはユダヤ人楽団員を守りながらもドイツに留まり、戦後ナチ協力者の疑いをかけられ数々のバッシングを受けたり、イタリアのトスカニーニは反戦の立場で戦時中は迫害を受けました。

 ロシアの作家ゴーリキーは時のスターリンにすり寄ったと戦後批判され、作曲家ショスタコーヴィチは、スターリン体制で生き延びるために意に沿わない作曲を続け、独ソ戦では反ファシズムの象徴となる交響曲を作りました。

 一方、日本においても俳優、映画監督、作家たちも戦争の渦中で動員されたのでしょうね。そうやって生きていくしかない彼・彼女らを、私たちは戦争協力者として批判する立場にはないののかもしれません。

 芥川賞作家・火野葦平は従軍して書いた『麦と兵隊』がベストセラーとなりますが、戦後は罪の意識に苦しみ、彼なりの人生を終えました。

* 『麦と兵隊』復刻版ーー> https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000418/

 戦後も様々な立場から批判を受けた芸術家たちも多かったようです。

 人々に影響力のある芸術家ゆえに、戦時のプロパガンダの一員として動員されるのでしょう。どの国でも、芸術家たちは国家と表現の自由との間で揺れ続け、戦争は戦場だけで語られるものではなく、多くの人々の人生に影響を及ぼします。

久しぶりの洞爺湖 2023(下)

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 思えば2008年の「G8北海道洞爺湖サミット」以降、私は初めてのこの洞爺湖畔。記念館ができて当時の様子が展示がされていると聞き、短い時間でしたが足を運んできました。私のこのブログを始めたのも、丁度このサミットが終了した直後でしたので想い出深いですね。

 ゴールデンウイーク近くの観光シーズンとは言え、殆ど人通りのない温泉街の道を横切り、記念館建物をゆっくり見学しました。

* G8北海道洞爺湖サミットーー> https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/toyako08/index.html

* 私の洞爺湖サミット関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%B4%9E%E7%88%BA%E6%B9%96%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83

 洞爺湖サミットの後、日本では三重県の伊勢志摩サミットが開催され、今年はもうすぐ広島市で開かれます。先月はそれに先立つ「環境大臣会合」が、札幌で開催されました。

久しぶりの洞爺湖 2023(上)

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 本当に久しぶりの洞爺湖畔、新しくオープンした鶴雅リゾートの『洸の謌~ひかりのうた~https://www.hikarino-uta.com/』、高校の大先輩のお誕生日と結婚記念日をお祝いしての夫婦メモリアルツアーでした。高さ15メートルの丘からの眺望は、まだまだ整備中でしたが、広大な敷地の様子や洞爺湖・羊蹄山・昭和新山・有珠山が一望できました、素晴らしいランドスケープです!

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■ホテルコンセプト
 北海道の中心地 札幌から車で2時間。空の玄関口 新千歳空港から車で1時間20分程に位置する洞爺湖。北海道で最も温暖な気候をもつこの地域は、季節と時間の移ろいとともに雄大な洸に溢れる風景をもたらし、また世界文化遺産である「北海道・北東北の縄文遺跡群」が近隣に点在する類まれな環境を有しています。
 この北海道を代表するリゾートエリアに、鶴雅グループはアドベンチャーツーリズムの拠点として「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」を2023年4月28日(金)に開業しました。美しい草花と樹木が広がる56,000平米の巨大な庭園に囲まれた、北国ならではのライフスタイルをテーマとした新しい形の北海道リゾートが始動いたします。

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フロント横の暖炉・オブジェ

フロント横の暖炉・オブジェ

 夜のバーラウンジ

 夕食はゆっくりお二人の人生を。誕生日の翌日は結婚58年目の記念日でした。

コンサートエリア

コンサートエリア

 そして翌朝は湖の朝もやも幻想的で。