映画「首相官邸の前で」、満席!

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 映画「首相官邸の前で」(http://www.uplink.co.jp/kanteimae/)が、札幌で自主上映され、満席の観客で埋まりました。原発事故の恐怖、運動の台頭、首相との会談までの経緯を、元首相を含む8人のインタビューで構成されています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~HP より

監督の言葉

 私は、この出来事を記録したいと思った。自分は歴史家であり、社会学者だ。いま自分がやるべきことは何かといえば、これを記録し、後世に残すことだと思った。

 映画を撮ったことはなかった。映画作りに関心を持ったこともなかった。しかし、過去の資料の断片を集めて、一つの世界を織りあげることは、これまでの著作でやってきた。扱うことになる対象が、文字であるか映像であるかは、このさい問題ではなかった。

 いうまでもないが、一人で作った作品ではない。同時代に現場を撮影していた人びと、インタビューに応じてくれた人びとが、すべて無償で協力してくれた。

 なにより、この映画の主役は、映っている人びとすべてだ。その人びとは、性別も世代も、地位も国籍も、出身地も志向もばらばらだ。そうした人びとが、一つの場につどう姿は、稀有のことであると同時に、力強く、美しいと思った。

 そうした奇跡のような瞬間は、一つの国や社会に、めったに訪れるものではない。私は歴史家だから、そのことを知っている。私がやったこと、やろうとしたことは、そのような瞬間を記録したという、ただそれだけにすぎない。

 いろいろな見方のできる映画だと思う。見た後で、隣の人と、率直な感想を話しあってほしい。映画に意味を与えるのは観客であり、その集合体としての社会である。そこから、あなたにとって、また社会にとって、新しいことが生まれるはずだ。

小熊 英二

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チラシ

チラシ

チラシ裏

チラシ裏

 映画終了後のアフタートークも熱気あふれる会場で素晴らしかったです。

会場は満席、熱気いっぱいでした!

会場は満席、熱気いっぱいでした!

映画終了後はアフタートーク

映画終了後はアフタートーク

「遠友みらい塾」 寺島実郎塾長講演

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 「新渡戸稲造記念 遠友みらい塾(http://nitobe-enyu.org/nitobekinen-enyu-miraijyuku/」は先月旗揚げしましたが、先日はその特別講演会、「今、求められる“遠友みらい塾”とは」と題して、この塾の塾長をお引き受け頂いている寺島実郎さんにご講演をお願いしました。

* 「遠友みらい塾」設立――> http://nitobe-enyu.org/nitobekinen-enyu-miraijyuku/

* 寺島文庫資料集・2016新年号(最新版)――> http://www.terashima-bunko.com/terashima/recognition.html

 翌日の新聞にも掲載されていました。<20151120e98193e696b0e5afbae5b3b6e8a898e4ba8b1

「遠友みらい塾」で寺島実郎塾長の講演

「遠友みらい塾」で寺島実郎塾長の講演

新渡戸稲造が活躍した時代背景を語る

新渡戸稲造が活躍した時代背景を語る

 新渡戸稲造が国際的にも活躍した時代の背景を、寺島実郎さん独自の詳細な資料集に基づいて語りました。先月の設立時は中心的な方々30名程度が集まりましたが、今回はさらに個別の声掛けで70名程度に拡大してきています。新聞等での一般の方々への告知は一切しないでの今回の講演会、多彩な分野で活動する担い手の方が、それぞれ問題意識を受けとめて帰られたことがアンケートを読んでも理解できます。

 ただ、この「みらい塾」の想定する対象者がイメージできない、何をしたいのかをもっと明確にして頂きたい等のご意見もあり、方向性をさらに鮮明にするには少しの時間が必要な気もしています。私から言わせて頂ければ、遠友夜学校は教えを受ける子供たちばかりが学ぶ場ではなく、教える側の札幌農学校・北海道大学学生たち自身が生徒たちから多くのことを学んだと述懐していますので、今回の「みらい塾」も、この塾の下で実践するプログラムを担う方々の創意工夫を存分に発揮して、教える側、学ぶ側双方にとって活気ある場にして欲しいと思いますね。年明けからは月一回の例会開催を軸に、それぞれの方が独自のプログラムを運営していくと思われます。HP、メーリングの整備も行います。

ワグナーナンドール秋季展 2015

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 今年のワグナーナンドール(http://wagnernandor.com/indexj.htm)秋季展はたくさんのお客さまで盛況のうちに終了しました。お越し頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。宇賀地洋子さんの特別展も大好評、ご本人も連日会場で多くの方々とお話をされていました。

*地元情報でも――> http://kankou.4-seasons.jp/asobu/509.shtml

秋季展2015

秋季展2015

 今年は敷地奥、茶室の隣に「母子像・ふるさと」が台座にしっかり固定され、新たな見どころとなりました。札幌で見るのとは違った雰囲気を醸し出しています。

 札幌の「母子像・ふるさと」――>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=13408

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=14924

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18897

茶室からアトリエを臨む

茶室からアトリエを臨む

特別展示は宇賀地洋子さん作品

特別展示は宇賀地洋子さん作品

ちよさんと宇賀地洋子さん

ちよさんと宇賀地洋子さん

公法協トップマネジメントセミナー

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 (公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)の「トップマネジメント・セミナー2015」が、今年もIPC生産性国際交流センター(http://www.js-ipc.gr.jp/)で開催されました。残念ながら、今年も富士山を見ることはできませんでした。

公法協HPから~~~~~~~~~~~~~

 今年度のトップマネジメント・セミナーでは、改めて民間非営利組織の意義と役割を概観した上で、民間公益活動の現場でトップランナーとしてご活躍の4氏にご講演いただきます。「善意の資金10兆円時代の実現を目指す鵜尾雅隆氏((特活)日本ファンドレイジング協会代表理事)、東北被災地で古くから行 われている女性の“手仕事”で地域の再生・活性化に取り組む引地恵氏((一 社)WATARIS 代表理事)、貧困に苦しむ子供の支援や政策提言を行っている小河光治氏((一財)あすのば代表理事)に、それぞれご講演いただき、2日 間の総括として、新制度下における法人運営について秋山孝二氏((公財)秋山記念生命科学振興財団理事長)にご講演いただき、非営利セクターの今後を参加される皆様とともに考えたいと存じます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夜明け前の三浦半島から見る西方

夜明け前の三浦半島から見る西方

 現場で活躍される方々のお話は、等身大で大変説得力があり、新鮮な気づきも頂きました。

* セッション1「民間非営利組織の意義と役割」 (公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/) 理事長 太田達男

* セッション2「寄附が社会を変える」 (特活)日本ファンドレイジング協会(http://jfra.jp/) 代表理事 鵜尾雅隆

* セッション3「“FUGURO ふ ぐ ろ ”でコミュニティ再生」 (一社)WATALIS(http://watalis.jimdo.com/fuguro/) 代表理事 引地恵

* セッション4「子どもの貧困をなくそう」子どもの貧困対策センター (一財)あすのば(http://www.usnova.org/) 代表理事 小河光治

* セッション5「新制度下における法人運営を考える」

<キーノートスピーチ>  (公財)秋山記念生命科学振興財団(http://www.akiyama-foundation.org/) 理事長 秋山孝二

<円卓会議> 法人経営という観点から、事業活動費を確保し、いかに公益 事業を充実させるか、法律が要請する役員の心得、リスク分 散、組織強化などをテーマに参加者全員で議論

FUGUROの挽地恵さん

FUGUROの挽地恵さん

子供の貧困問題

子供の貧困問題

 今年は、私が基調講演、その後は参加者全員の「円卓会議」でした。

基調講演する私と円卓会議

基調講演する私と円卓会議

 「公益法人」を巡ってのこの種の「トップマネジメント・セミナー」は極めて稀なので、私にとっては以前から大変貴重な研鑚の場となっています。今年も、現場で活躍するNPO・財団・社団法人のトップの方のお話、参加した全国の財団法人のトップの方々との意見交換は、大変有益でした。主催された公法協の太田理事長他幹部・スタッフの皆さまに、心から御礼申し上げます。

深まりゆく秋、円山公園 2015

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 秋は私の最も好きな季節です。世間的には気温も下がり、木々の葉も落ちて何となく寂しいとおっしゃる方が多いですが、肌にピリッとする朝に、寒さは身も心も締まって私にとっては気持がすっきりします。良く通る北海道神宮、円山公園は、四季の様子を見事に醸し出していますね。もうすぐ、札幌にも積雪の時機が到来!

円山公園内グランドも人影無

円山公園内グランドも人影無

秋の深まり

秋の深まり

きたネットフォーラム 2015

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 何だかすっかり報告が遅れてしまいました。毎年恒例の「きたネットフォーラム」、今年は「テッラ・マードレ・ジャパンin北海道2015(http://www.tm-hokkaido.com/」最終フレーズの札幌会場で同時に開催しました。

 今年のテーマは「トランジションという考え方~今日、学び考えていきたいこと」、新しい切り口からの環境課題への取組みです。

テッラマードレにもブースを出展

テッラマードレにもブースを出展

★★★★★内容★★★★★

10:00~10:15【開会式】

10:15~10:30【INTORODUCTION】トランジションという考え方~今日、学び考えていきたいこと
坂本純科さん(NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト 代表)http://ecovillage.greenwebs.net/

10:30~11:40【Program1】【基調講演持続可能な地域づくりのための「暮らしの場」をつくる
地域の持続可能性は何か特別な仕掛けや技術でできるものではありません。多様な視点と展開により生命力のある活動となってきます。パーマカルチャーという生態系の仕組みを手本にしたデザイン手法などを背景に、住まいづくりから地域づくりの実例を紹介します。

講師 山田貴宏さん(http://transition-japan.net/

(一級建築士事務所ビオフォルム環境デザイン室 代表、 NPO法人トランジション・ジャパン理事)
地産地消をテーマに伝統的な木の家造りを中心とした建築/環境設計を行う。パーマカルチャーのデザイン手法・哲学を背景とした住環境づくりをめざす。建物とそれを取り巻く自然/コミュニティまで含めた幅広い環境と場づくりがテーマ。NPO法人トランジションジャパンの創立メンバー、同理事。1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1992年同大学都市環境工学専修修了。清水建設株式会社、長谷川敬アトリエを経て、2005年から現職。

11:40~12:40【ランチタイム】
昼食は、テッラ・マードレ札幌大会の「大地のマルシェ」でどうぞ!北海道の生産者とシェフがタイアップした「スロー」なファスト・フードのブー スやカフェコーナがあります。

12:50~13:10【食と環境のつながり~テッラ・マードレとは】
湯浅優子さん(スローフード・フレンズ北海道 代表、テッラマードレ北海道 大会長) http://slowfood-friends.org/

13:10~14:50【Program2】
北海道スタイルのトランジション・タウンを考える
【事例紹介】
・セルフ・エイド~農的自給的なくらし(札幌市)永田勝之さん NPO法人あおいとり 代表 小別沢教育ガーデン 自給の森(http://garden-society.com/

・森づくりという作品づくり-世代を繋ぐ拠点について-(白老町) 国松希根太さん 飛生アートコミュニティー 代表(http://www.tobiu.com/
・エコアップで地域のつながり再生~余市エコカレッジ(余市町)坂本純科さん (NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト 代表) (http://ecovillage.greenwebs.net/
・エネルギー体験をつかった地域づくりの取組み(札幌市)ビアンカ・フュルストさん(NPO法人八剣山エコ・ケータリング)(http://www.hakkenzan.jp/ecocatering/


【パネルディスカッション】北海道スタイルのトランジション・タウンを考える
司会 坂本純科さん
パネリスト
永田勝之さん、国松希根太さん ビアンカ・フュルストさん
大橋三千雄さん(パーマカルチャー北海道 事務局長)
コメンテーター 山田貴宏さん

15:10~17:10【Program3】オープンプログラム、どなたでも気軽に参加できます

■TALKIG TIME!!
15:10~15:40  坂本純科さん  国松希根太さん
15:40~16:10  永田勝之さん 大橋三千雄さん
■ワークショップ「ロールプレーゲームを使ったESD教育を体験しよう」 NPO法人八剣山エコ・ケータリング

17:30までマルシェでの食事やお買い物をお楽しみいただけます。

ーーー

■トランジションとは?
トランジションは「移行」という意味。ピークオイルと気候変動という危機に、市民の創意と工夫で、地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会、新しい豊かさへ移行していくための草の根運動です。
イギリス人のロブ・ホプキンスさんが、2005年秋、イギリスの小さな町トットネスで立ち上げ、イギリス全土、欧州、北南米、オセアニア、そして日本、世界中に広がっています。

■■■

基調講演

基調講演:山田貴宏さん

山田貴宏さん

山田貴宏さん

パネルディスカッションも

パネルディスカッションも

 午後一番には、テッラマードレ日本大会実行委員長の湯浅優子さんにもご登壇頂き、今回の大会の企画意図を聴くことができました。今年の「きたネットフォーラム」では、「暮らす」、「住む」場等、新しい切り口からの環境の議論となりました。近々、当日の動画もHP上にアップされると思いますので、そちらを是非ご覧ください。

 「環境」への取組み、新しい時代に入っていることを実感した一日でした。

森づくり in 旭川

Posted by 秋山孝二
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 「一般財団法人 北海道札幌南高等学校林(http://www.rikka-forest.jp/」の企画活動委員会が、今後の施業方針の参考のために、旭川の現場を見学、その後意見交換。昨年11月に私はこの財団の理事長に就任し、今回は一員として参加しました。

旭川市北東部の森で

旭川市北東部の森で

大型重機での作業道作成、かなりのぬかるみ

大型重機での作業道作成、かなりのぬかるみ

大きなクマの足跡も生々しく

大きなクマの足跡も生々しく

シカの足跡もたくさん

シカの足跡もたくさん

広葉樹林の明るい林床

広葉樹林の明るい林床

 朝早くの電車に乗ってJR旭川駅へ、そこから車で30分程の森林。昔は農地だった場所とのこと、間伐と称してほぼ皆伐の場所もあったり、ぬかるんで酷い状態の作業道等、これまでの一連の作業の痕跡を見ることが出来ました。「向こう100年をにらむ」、学校林の歴史を踏まえての今後の方針策定に、大きな責任と希望をつなぐ一日となりました。

シンガポール 2015 (下)

Posted by 秋山孝二
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 フォーラムは「セントーサ島」のホテルです、リゾートホテル満載、プロムナードを抜けて海に出ると、「ユーラシア大陸最南端」の表示、なるほどとうなるような位置づけにまたまた脱帽です!

 夕食会でのメニューには、「Rausu Kombu」の名前もブランドとして記載されていました。

メニューの中に

メニューの中に

 十数年前に訪れた時は、ホンの一瞬街なかを見ただけだったのか、オーストラリア行きの通過点だったからか、当時の印象とは随分進化したシンガポールの姿がそこにありました。今回の目的のフォーラムについては敢えてご紹介しませんが、シンガポール、香港、台湾、メインランド中国、オーストラリアに暮らす「中国人」の底力を目の当たりにした二日間でした。これからの国際社会、とりわけ東アジアにおける日本の立ち位置は、近隣諸国、特に中国・韓国とのコラボレーションなのだと、あらためて実感しました。

 近隣の東アジアでは確実に新しい時代の到来であり、翻って日本は、「日本だけにしか通用しないルール・慣習」に縛られている現実、いわゆる「ガラパゴス現象」の危機感を一層強く抱きました。この日本だけのルールによって権益を得ることが出来るのは、すなわち「政治家」、「官僚」、それに密着する「一部企業」でしょうか、21世紀型の日本の展望を切り拓く道は容易ではありませんが、新しい担い手とともに光を手繰り寄せていきたいものです。

 つかの間の赤道直下の時空に元気を貰いました!

シンガポール 2015 (上)

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 シンガポール(http://jp.web-marketing.asia/singapore50/)でフォーラムがあり、国内で連日の窮屈な日程の中、本当に久しぶりに二日間だけ滞在しました。今年は建国50周年の節目の年、一人当たりGDPがアジアでナンバーワンの国、勢いを感じましたね。巷には観光情報は満載ですが、今回はフォーラム中心であまり縁がありませんでした。(http://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/SG/2015/05/SG50.html

 最初の宿泊はマリーナ・ベイ地区を正面に見る場所、新しい商業施設も近接して地元市民もたくさん集まっていました。とにかく度肝を抜く発想と実行力に脱帽です!

巨大な空中庭園が正面に

巨大な空中庭園が正面に

旧市街とモダンが混在して繁栄

旧市街とモダンが混在して繁栄

 「建国50周年(https://www.singapore50.sg/」の記念ロゴ「SG50」が街中で見られました。

今年は「建国50周年」の記念する年!

今年は「建国50周年」の記念する年!

冒険家 ベルトラン・ピカール

Posted by 秋山孝二
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 先月末、シンガポールでベルトラン・ピカール氏の講演を聴く機会がありました。冒険家というよりも哲学者と言った方がよいですね、素晴らしいお話でした。「再生可能エネルギー」のこんな視点からのメッセージもあるのだと、新鮮に感じました。

再生可能エネルギーの啓発

再生可能エネルギーの啓発

 ベルトラン・ピカールはスイス人の飛行家、精神科医。1958年3月1日スイスのローザンヌ生まれで、パイロットとして「ブライトリング オービター 3」にクルーのブライアン・ジョーンズと搭乗し、1999年3月1日から21日にかけての20日間弱の飛行で気球による初の無着陸世界一周飛行を達成しました。更に、太陽エネルギー飛行機「ソーラーインパルス2」による世界一周のプロジェクトにも挑戦中です。7月には名古屋空港からハワイまで無着陸飛行に成功しています。日中は太陽光、日没後は蓄電器を使っての駆動で飛び続けます。

http://japanese.engadget.com/2015/07/05/2-118/

熱弁を奮うピカール氏

熱弁を奮うピカール氏

講演終了後に

講演終了後に

 彼は、父とのフロリダ州滞在中に子供としてアポロ計画関係者に会い啓発され、1985年にハンググライダーでヨーロッパ曲技チャンピオンとなりました。マイクロライト飛行も活発に実施。1992年にクライスラーチャレンジ大西洋横断レースで優勝。ブライトリング オービター 3の成功の後は世界中で講演するのに加えて「Winds of Hope Foundation」による社会活動に力をいれ、太陽エネルギー飛行機「ソーラー・インパルス2」による世界一周飛行のプロジェクトを展開しています。夢を追いかける男のロマン、太陽光のみを原動力として地球を回る、何とも空間を自由に浮遊する感覚が素晴らしいですね。

北海道演劇財団 文化奨励賞受賞!

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 「公益財団法人 北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/」が「北海道文化奨励賞(http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/bunkasho/H27jushoshaichiran.pdf」を受賞しました。

 受賞理由は、「全国でも数少ない市民参加型の財団法人として設立。演劇創造や鑑賞機会の提供などのほか、市民による活動を取り入れた演劇によるまちづくりに取り組む等、本道の演劇創造をリードしてきた」、です。私も理事長として本当に嬉しいですね。

 演劇財団HPに以下の記載があります。~~~~~~~~~~~~~~

 演劇は、舞台の感動そのものを通して、世界や人間に対する新しい見方を届ける一方、地域社会のコミュニケーションに関する分野で、公共の問題解決に大きな力を発揮します。演劇が、人と人の関係性の表現と言われるゆえんです。
 当財団では、演劇の持つこの力を利用して、演劇を地域社会に役立てる活動を広く展開しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 贈呈式当日、私は海外出張でどうしても出席できませんでしたが、関係者も多数臨席し、この間の活動が報われた感激を味わったようです。普段は「観劇」、この日は「感激」ですね!

贈呈式会場

贈呈式会場

高橋はるみ知事から贈呈を受ける平田常務理事と倉谷事務局長

高橋はるみ知事から賞状を受ける平田修二常務理事と倉谷敦子事務局長

財団関係者で記念撮影

財団関係者で記念撮影

 ここまで頑張ってきた職員、札幌座の皆さん、本当におめでとうございます!!!!!!

 そして、応援、アドバイスを頂いてきた多くの皆さん、ありがとうございます!!!!!

きたネット・助成セミナー 2015

Posted by 秋山孝二
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 毎年恒例の「助成セミナー」、今年も以下の内容で開催しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●活動基盤強化セミナー
『企業や地域、会員との関係づくり~NPO活動者の視点から』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト(浜中町) 副理事長・瓜田勝也さん

 浜中町の地元有志で活動を始めて19年。助成も協賛も寄附も連携も「絆の始まり」と考え、湿原のファン、活動の応援団になってもらえるよう、誠意と工夫を凝らしてきました。支援継続のために、活動者が心がけるべきことは何か。企業や地域、会員との関係づくりについて、エピソードをまじえたお話でした。

<霧多布湿原ナショナルトラスト>
http://www.kiritappu.or.jp/
ラムサール条約登録湿地「霧多布湿原」の保全と、自然と共生する暮らしや町づくりを進めるNPO法人。「守るのは地元、支えるのは都会」を合言葉に、周辺民有地の買い取りと湿原の価値を伝える活動を展開。2015年7月現在、2157個人・115法人の会員と、11の協賛企業が活動を応援している。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●助成制度説明会(7団体参加)
●個別相談会(9団体参加)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇(独行)環境再生保全機構/地球環境基金助成金
http://www.erca.go.jp/jfge/
◇(公財)自然保護助成基金/
プロ・ナトゥーラ・ファンド助成、ナショナル・トラスト活動助成
http://www.pronaturajapan.com/
◇(公財)コメリ緑育成財団/コメリ緑資金助成
http://www.komeri-midori.org/koubo/
◇(一財)セブン-イレブン記念財団/環境市民活動助成
http://www.7midori.org/
◇札幌市市民まちづくり局/さぽーとほっと基金
http://www.city.sapporo.jp/shimin/support/kikin/
◇北海道e-水プロジェクト協働事務局/
北海道e-水プロジェクト助成
http://www.heco-spc.or.jp/temp/e-pro/
◇(公財)北海道新聞野生生物基金/道新野生生物基金助成
http://www.aurora-net.or.jp/nature/yasei/
◇(一財)前田一歩園財団/自然環境保全活動助成(相談)
http://www.ippoen.or.jp/
◇コープ未来の森づくり基金/森づくり助成(相談)
http://www.coop-sapporo.or.jp/contents/view/id/82

共催のセブンイレブン記念財団・萩原さん

共催のセブンイレブン記念財団さまのご挨拶

基調講演・霧多布ナショナルトラスト肥田さん

基調講演・霧多布ナショナルトラスト瓜田勝也さん

会場内に用意された活動チラシ

会場内に用意された活動チラシ

 毎年、ファンドレイジングの初めての団体も多く、助成制度プログラムの理解には貴重な場となっています。

10・5 新渡戸稲造命日祭 in 盛岡

Posted by 秋山孝二
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 毎年10月15日は盛岡で開催される「新渡戸稲造命日祭(http://www.nitobe.com/meiniti.pdf」、(一財)新渡戸基金(http://www.nitobe.com/gaiyo.htm)の藤井茂常務理事からお誘いがあり、参加しました。藤井さんにはこれまで、大変お世話になっています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%97%A4%E4%BA%95%E8%8C%82

 今年のプログラムは、対談に続いて追悼会・懇親会でした。

【対談】

「新渡戸記念中野総合病院への道のり」 新渡戸記念中野総合病院(http://www.nakanosogo.or.jp/)理事長・院長 入江徹也 氏

聞き手 新渡戸基金 常務理事 藤井茂 氏

【追悼会・懇親会】

左・ゲストの、右はコーディネーターの藤井茂さん

左・ゲスト入江徹也理事長・院長、右はコーディネーターの藤井茂さん

東京・中野区の新渡戸記念中野総合病院 院長

東京・中野区の新渡戸記念中野総合病院 入江徹也 理事長・院長

(一財)新渡戸基金・藤井茂専務理事

(一財)新渡戸基金・藤井茂常務理事

全てが終了して、記念撮影

全てが終了して、記念撮影

 今年10月1日から、「新渡戸稲造記念」と病院名を改称してのリ・スタート。病院設立に深く関わった新渡戸稲造の理念を再確認し、入江理事長のお話から、21世紀の医療を現場で提供していく意思を感じました。「Back to the basic !」、企業も医療機関も同じですね。

 盛岡での少しの時間、また、「先人記念館(http://www.mfca.jp/senjin/」に足を伸ばしました。特別展「女性のチカラ~カテイの教え」では、新渡戸稲造と母・セキ、原敬とリツの記述も詳細で、「母の持つ力」に焦点を当てて紹介されていたので、少し先の「原敬記念館(http://www.mfca.jp/harakei/)」にも行ってみました。短い時間でしたが、標高2,038メートルの岩手山を背景に、秋の素晴らしい風景でした。

先人記念館と背景の岩手山

先人記念館と背景の岩手山

原敬の生家

原敬の生家

 そして翌日早朝の盛岡駅構内。

盛岡駅には大きな鉄瓶も

盛岡駅には大きな鉄瓶も

 この数年、続けて訪れている盛岡市、経済・文化・芸術、何回来ても感じる歴史・文化の香りですね。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16803

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16806

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=22677