「遠友みらい塾」 寺島実郎塾長講演

Posted By 秋山孝二
Categoirzed Under: 日記
0 Comments

 「新渡戸稲造記念 遠友みらい塾(http://nitobe-enyu.org/nitobekinen-enyu-miraijyuku/」は先月旗揚げしましたが、先日はその特別講演会、「今、求められる“遠友みらい塾”とは」と題して、この塾の塾長をお引き受け頂いている寺島実郎さんにご講演をお願いしました。

* 「遠友みらい塾」設立――> http://nitobe-enyu.org/nitobekinen-enyu-miraijyuku/

* 寺島文庫資料集・2016新年号(最新版)――> http://www.terashima-bunko.com/terashima/recognition.html

 翌日の新聞にも掲載されていました。<20151120e98193e696b0e5afbae5b3b6e8a898e4ba8b1

「遠友みらい塾」で寺島実郎塾長の講演

「遠友みらい塾」で寺島実郎塾長の講演

新渡戸稲造が活躍した時代背景を語る

新渡戸稲造が活躍した時代背景を語る

 新渡戸稲造が国際的にも活躍した時代の背景を、寺島実郎さん独自の詳細な資料集に基づいて語りました。先月の設立時は中心的な方々30名程度が集まりましたが、今回はさらに個別の声掛けで70名程度に拡大してきています。新聞等での一般の方々への告知は一切しないでの今回の講演会、多彩な分野で活動する担い手の方が、それぞれ問題意識を受けとめて帰られたことがアンケートを読んでも理解できます。

 ただ、この「みらい塾」の想定する対象者がイメージできない、何をしたいのかをもっと明確にして頂きたい等のご意見もあり、方向性をさらに鮮明にするには少しの時間が必要な気もしています。私から言わせて頂ければ、遠友夜学校は教えを受ける子供たちばかりが学ぶ場ではなく、教える側の札幌農学校・北海道大学学生たち自身が生徒たちから多くのことを学んだと述懐していますので、今回の「みらい塾」も、この塾の下で実践するプログラムを担う方々の創意工夫を存分に発揮して、教える側、学ぶ側双方にとって活気ある場にして欲しいと思いますね。年明けからは月一回の例会開催を軸に、それぞれの方が独自のプログラムを運営していくと思われます。HP、メーリングの整備も行います。

Comments are closed.