復元!『ロマンの碑』除幕式(下)

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 今回の除幕式イベント最後は、「芳賀温泉ロマンの湯」での大関町長他との会食、展示陶板の除幕、そしてここの運営会社の阿久津俊夫社長と今回の作者で陶芸家の藤原郁三さんとのトークショウです。

 昼の会食のスペシャルはこの日から始まった新しい料理二点、「梨のから揚げ!」と「梨の酢鳥!」です、いずれも美味しかったです!!!!

梨のから揚げ!!

梨のから揚げ!!

 午後イチからは新しくここの玄関ロビーに建立されたロマンの碑の陶板除幕に続いてトークショウです。

 開始前から湯上り?の方々で客席も埋まってきました。

開始前にはお客様でいっぱい

 今日2回目の「除幕式」、こちらの陶板はずっと室内のこの場に置かれるようです。

 続いては鏡開きも、こも樽は上までびっちりお酒がいっぱい!

 引き続いてのトークショウ、青木繁画伯のレプリカ作品と今回の陶板を背景に、藤原郁三先生の今回の作品にこもった思い入れも十分伝わりました。

 翌日の下野新聞、読売新聞、朝日新聞各社にも大きく掲載されていました。

 当日のおみやげはこちら、最後のオチは「ロマンはマロン」!!

『ロマンの灯』はマロンの焼き菓子!!!

『ロマンの灯』はマロンの焼き菓子!!!

 今回の復元された『ロマンの碑』の陶板、原型は、結局、芳賀町の三カ所に建立・展示されることになって、青木繁と福田たねのロマンス物語はより広く町民・県民に知られることとなりそうで良かったです、災い転じて福と成す!ですね。芳賀町の大関一雄町長はじめ町民の皆さん、藤原郁三先生、ありがとうございました。

復元!『ロマンの碑』除幕式(中)

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 ご挨拶のセレモニー後は、『ロマンの碑』の建立場所に移動しての除幕です、大関一雄町長と地元の子供達と共に私も除幕に参加、NHKはじめ放送局、新聞社等のマスメディアも数多く取材に来られていました。

 更に次は場所を「芳賀町総合情報館」に移して、『ロマンの碑』石膏原型の展示と『福田たねとその子どもたち・特別展』のプレオープンと続きました。

* 芳賀町/企画展「福田たねとその子どもたち」のお知らせ

復元!『ロマンの碑』除幕式(上)

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 2年前(2023年)に盗難にあった栃木県芳賀郡芳賀町『ロマンの碑』の復元記念除幕式が、現地の「五行橋河川公園」、「芳賀町総合情報館」、「芳賀温泉ロマンの湯」で一連のプログラムとして開催されました。私は最初のブロンズレリーフを制作したワグナー・ナンドールの財団代表者としてお招きを受けました。

* 芳賀町公式ホームページ

* 芳賀町/ロマンの碑河川公園

* 芳賀町総合情報館(知恵の環館) | 見る・遊ぶ | 芳賀町観光協会 公式サイト|HAGA A GOOD TIME~はがまちで楽しいときを~

* 芳賀温泉 ロマンの湯 | 見る・遊ぶ | 芳賀町観光協会 公式サイト|HAGA A GOOD TIME~はがまちで楽しいときを~

 『ロマンの碑』は、青木繁と芳賀町出身の福田たねとのロマンスに因んでの物語です。

* 青木繁と福田たね - UAG美術家研究所

* 恋人・福田たねと息子・蘭童 : 青木繁「海の幸」記念館・小谷家住宅

 芳賀町東高橋の五行川ほとりのメモリアル公園にあったブロンズレリーフ『ロマンの碑』、今回は藤原郁三先生の陶板による復元が完成し、現地で除幕式が開催されました。

 除幕式冒頭に大関一雄町長の主催者ご挨拶に続いて、来賓として私からご挨拶の機会を得たので以下のようなお話をしました。

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 本日の「芳賀町ロマンの碑復元除幕式」、誠におめでとうございます。また、このお目出たい場にご招待頂き、心から感謝申し上げます。

 ワグナー・ナンドール記念財団の初代理事長はワグナー・ナンドール、二代目が妻のワグナー・ちよ、私は三代目の理事長で今に至っています。今年で設立38年目を迎えて、この間、お隣の益子町で二人はアトリエで創作活動に励み、同時に住居として暮らし、庭園造成も行い、今はその空間を「邸宅美術館」として展開しています。毎年、春(415日から515日)・秋(1015日から1115日)の展示会では、五画堂ギャラリーでの特別展示を含めて開催し、アトリエ、展示室で彼の彫像、水彩画、庭園等を多くの方々にご覧頂いています。

 既にご承知の方も多いとは思いますが、ワグナー・ナンドールはハンガリー、正確には現在のルーマニアのナジュバラドで生まれ、その後ブダペストで学び、創作活動を行っていました。1956年のハンガリー動乱、現在は「ハンガリー革命」と国民は認識していますが、当時、彼は学生代表の一人だったので、その後、スウェーデンに亡命を余儀なくされ、そこで私の叔母・秋山ちよと出会い1966年に結婚しました。1970年に益子町に移住し、後に帰化して、波乱万丈な人生の中で日本は安寧の地であり、彼は日本文化へのリスペクトも強く、生涯で最も多くの作品をこの地から世に産み出しました。

 芳賀町のこのレリーフ『ロマンの碑』をなぜワグナー・ナンドールが制作することになったのか、幾つか資料を調べましたが明確な記録は見当たりませんでした。恐らく当時のプロジェクトの建設委員会の藤松正憲会長のご縁から、名誉あるオファーがあったのではないかという私の推測です。

 2年前にこの『ロマンの碑』の盗難の一報に接して、当初は大変な驚きでしたが、幸いにも石膏原型は一部破損はしていたものの、私どもの財団に保管されており、それをワグナー・ナンドールと永年の友人の藤原郁三先生が見事に復元修復されました。盗難と言えば2008年にハンガリーのブダペスト・ゲレルトの丘の彫像群『哲学の庭』の8体の像のうち3体と台座3枚が(大規模に)盗難にあいました。当時ヨーロッパでは頻発している金属系盗難事件が続き話題となりました。

 そのような事例を承知していた私は、言い方は微妙ですが特段驚きはしなかったのです。その後、多少の時間は掛かりましたが、ハンガリーでも復元されました。更にこの事件には後日談があり、ブダ城ウイーン門の外にある彼の作品「母子像・ふるさと」が事件の後に盗難に遭いにくい石彫として建立され、今回の経過と酷似しています。
 
 こちらの『ロマンの碑』の復元では、新たに藤原郁三先生との繋がりもあり、新しい物語が始まる喜びを感じています。地元の皆さんを中心に幅広い方々によるクラウドファンディングでは、予定を上回るご寄付に感謝すると共に、大変誇りに思っています。

 今日この場にご招待して頂き心から御礼申し上げると共に、来月15日から始まる今年の春の展示会にも是非、多くの皆さまに足を運んで頂けると大変光栄です。

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SDGsみらい甲子園 2025

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 秋山財団はこの「SDGsみらい甲子園」を初回から応援していて、今年で6年目を迎えて一応の区切りとする予定です。

* これまでの関連記事ーー>秋山孝二の部屋

今年の表彰プロジェクトは以下の通りです。

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* 最優秀賞:北海道浦河高等学校

「絵本で繋がる、私たち」

https://youtu.be/cZXIf0CFPEg

* 優秀賞:市立札幌開成中等教育学校

「性別に囚われない人生の選択をするための職業かるた」

ttps://youtu.be/uBOPJzIk2S0

* 秋山財団賞:市立札幌開成中等教育学校

「参考書シェアリング-参考書をシェアして学びを全国へつなげる-」

https://www.youtube.com/watch?v=ddxJ6YSUDVw

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 表彰式の後はグループに分かれてのワークショップ、限られた時間でしたが密な意見交換も行われました。

 初回から応援してみて、この間取り上げるテーマがどんどん多彩になってきて確かな手応えを感じています。今年の秋山財団賞受賞チームも高校一年生ということなので、この夏にでも財団事務所にお招きしていつもの様に更に活動の苦労話を聞いてみるつもりです。高校生たち、頑張って!!!!

メディアアンビシャス授賞式 2025

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 今年度の「メディアアンビシャス授賞式」がリモートで開催され、今年で16回目となりました。日頃の取材のご苦労ほか、時間を掛けてのジャーナリストとしての矜持も感じられた時間でした。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス大賞は?

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス大賞2012!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス授賞式 2013

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス大賞ほか 2015年度

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 2016 メディア・アンビシャス大賞

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 第9回 メディアアンビシャス授賞式

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス 授賞式 2019

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディア・アンビシャス表彰 2021

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディアアンビシャス授賞式 2022

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » メディアアンビシャス表彰式 2024

 今年の各賞受賞者は以下の通りです。

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2024年メディア・アンビシャス大賞を決定 | メディア・アンビシャス

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札幌・北大に関係者は集合

札幌・北大に関係者は集合

 受賞者の皆さんはそれぞれ全国各地からリモート参加でした。

 それぞれ表彰状授与の後に取材中の苦労話等をお話して頂きました。

昭和30年代 愛生館ビル建設工事

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 親族の古いアルバムから懐かしい写真が送られてきました。今の札幌市中央区南一条西5丁目にある「愛生館ビル」の昭和30年代後半の新築中の様子です。電車通りを渡って大通り側からの光景、足場は木組みだったのですね。付近の建物を見てみると軒並みの木造建物で、コンクリート建物は同じ敷地の奥にある昭和32年に新築した「孝行ビル」のみです(写真真ん中の街灯の柱の少し右)。

* 孝行ビルーー> 秋山孝二の部屋

大通り側から

大通り側から

 同じく電車通りを渡った西6丁目角からの写真(現在のローソンが入っているビルからの視点)がこちら。当時としては珍しいコーナーが窓の設計です。

 この建設中建物の右側はまだ古い秋山愛生舘本社、二期工事として5階建てのビル建設に続いています。そして昭和48年に札幌駅北口に本社を移転してここは貸しビルとなり、昭和58年に秋山愛生舘90周年を記念して2階かさ上げ、外壁もタイルからパネルに替えて7階建て貸しビルにしました。

 幼かった私は、この間の工事を具に見ていて、時々は伯父に連れられて工事現場も見学に行ったりしました。私の住む場所もこの土地内でしたが数年間でいろいろ変化に富んだ時期でしたね。

* 愛生館文庫デジタルコンテンツⅠ「愛生館事業とは」の公開 - 秋山記念生命科学振興財団

それぞれを偲ぶ会 2025

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 今年1月は私の母の三回忌、当初は中旬に同じころ亡くなった姉とともに「偲ぶ会」を予定していましたが、折悪しく今度は姉の夫(義兄)が亡くなり急遽延期せざるを得なく、先日ようやくこの数年に亡くなった親族の「偲ぶ会」としてできる限りの身内が集まってそれぞれの人生を追悼する時間となりました。仏教とキリスト教とでその追悼する様式は異なりはしますが、この数年相次いだ身内の旅立ちは、私にとっても大きな喪失感として今も残っています。

 ただ、同時に若い世代が日一日と成長している姿を見てエネルギーを貰っていることもあり、これが時代の変化と言うのでしょうね、あっという間に世の中の歯車が確かに回っているのを実感します。

 孫たちの時代がこれからも平和であることを願い、それぞれ幸せな人生を歩んでくれることを祈るひと時でした。

この気迫はどこからか!

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 3月は何かとスピーチの機会も多く、インターネット検索で英語版を見ていると、心に残る伝説のスピーチが幾つかあります。ケネディ大統領の就任演説は、私はボストンのJFKミュージアムにも行って文面も手元に持っていますが、まるで詩人のよう雰囲気、今のT氏のむき出しの品の無さとは比較にならない人格の違いを感じます。

* [英語スピーチ] ケネディ大統領就任演説 | ジョン・F・ケネディ | John F. Kennedy inaugural speech | 名演説 | 大統領就任演説 | 日本語字幕 | 英語字幕

* JFK関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 また、スティーブ、ジョブズのこちらの卒業式スピーチも心に残ります、「Stay hungry,Stay foolish!!」!

* ステSィーブ ・ジョブズ・スタンフォード大学・卒業式スピーチ・2005年6月12日・スタンフォード・スタジアム

 そして最近ではこちらの若い学生のスピーチ、内容の凄さと同時に目線の強さは気迫と信念を強く感じますね。

* [英語スピーチ] 2024年ハーバード首席の卒業スピーチ|ハーバード大主席卒業生のスピーチ|知らないことの力|Sruthi Kumar|シュルティ・クマール|日本語字幕 | 英語字幕 |

* 2023年ハーバード大学院医学部生の卒業式スピーチ『医療大使』【英語スピーチ】 【世界情勢理解】リスニング 日本語字幕 LEEN AL KASSAB

宇都宮 @ 弥生 2025

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 宇都宮にはこの所何回も足を運んでいますが、ここもインバウンド客で各お店に長い行列、以前とは様変わりです。今回で2回目となったJR宇都宮駅近くのおそば屋さん、コースは値段もリーズナブルで地元の産品ずくしで美味しかったですね。

 締めのお蕎麦も最高、思わず先に食べてしまい終わってからの撮影となりました。

 翌日は早朝の路線パスで宇都宮から益子町まで、今回も最後は私一人となりました。

* 益子関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 益子は日帰りで宇都宮泊まり、駅ビル二階では餃子と佐野ラーメン、今回は並んでいる列もなく地酒とともに美味しく頂きました。こちらもキムチは食べてしまった後の写真です。

* 佐野ラーメンーー> 秋山孝二の部屋

札南高学校林 @ CO-OP助成金

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 先日は「COーCP未来(あした)の森づくりっ基金」の助成事業で、札幌南高学校林財団のプロジェクトが高額助成として採択され、その贈呈式が開催されました。

* コープ未来(あした)の森づくり基金|コープさっぽろとは|生活協同組合コープさっぽろ

 学校林財団の歴史と今回のプロジェクトの概要を、私たち学校林財団の企画活動委員会で一緒に活動している能瀬まゆみさんが発表しました。20分の限られた時間で大変内容の濃いプレゼンで素晴らしかったですね。

* 2025年度 助成団体一覧(HP用) - Google ドキュメント

~~~~~~~~活動内容

 南高学校林は,これまで100年余に渡り同窓会を母体とする先達が, 時代の要請に呼応しながら山林運営をしてきた。私たちは,先人の 営為の意志を引き継ぎ,これからの100年を見据えて,この土地本来 の原生の森を復元することを目標に環境保全型の森づくりに取り組 んでいる。今回は,以下の活動を通して,林業家と市民が協働して 森の健全化を加速することを目指す。

1.これまでの森づくりの取り組みの効果をモニタリングし今後の 指標とするために,専門家の指導を受けながら生態系の実地調査を 実施し記録する。

2.「森の健康診断」の一端ともなる樹木の観察 測定(枝のつき具合,胸高直径,樹高,単位面積当たりの密度な ど)についてプロの実地講習をもとに自分たちで工夫しながら実施 し記録する。

3.間伐から数年を経過する林地の環境整備について,従来の森林 作業道のレーキ掛け,伐採木のつる切りに加えて,数十年後の森で 中心となるべき幼木の周りに生える笹など妨害植物を刈るなどの作 業(刈り出し)についてプロに教わりながら適宜実施する。

4.以上の調査結果とこれまでの森づくりの工程等について札幌市 内パブリックスペースにて一般市民に向けて,成果報告会を開催する。

~~~~~~~~

 それぞれの団体のご説明が終了後、受賞者全員で記念撮影、更にグループに分かれての交流の時間でした。

アナザーストーリー 尾上縫事件

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 先日、恐らく「NHKアナザーストーリー」は再放送なのでしょうが、今となってはもうかなり昔の感がある「尾上縫事件」、私は以前、この事件に関係する方から「いや、あの時は大変だった」と聞いていたので最後まで番組を観ていました。

* 2兆円を借りた“女相場師” - アナザーストーリーズ 運命の分岐点 - NHK

 一般的には、尾上縫は料亭「恵川」の女将で、複数の銀行に対して巨額の詐欺事件を起こして逮捕されたバブル期を象徴する人物と言われています。この事件の切り取り方によってはスキャンダラスな見出しが複数付きますが、番組の中では具体的な金融機関名も出て、当時の証券会社幹部も振り返りで登場するなど突っ込んだ内容でした。とにかく借りた金額総計が何と「2兆7736億円」ですからね、時代とは言え凄いです。

 私が注目したのは番組終盤に紹介されてた竹島一彦さん、当時の近畿財務局長で、その後、国税庁長官、公正取引委員会委員長を歴任されました。実は竹島さんは中学校・高校の大先輩、彼が東京大学の学生時代には札幌の私の家まで来たこともありました、当時から素晴らしいお人柄は、その後官僚になられても全く変わらない姿勢は常に尊敬していました。

 今のお姿も紹介されていて、元気な様子に安堵しました。今でもこのような先輩を私は誇りに思っています。

高校卒業式 2025

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 今年も卒業式シーズンを迎え、先日は午前に高校全日制卒業式、夜に定時制卒業式、これまでと同様に学校林理事長として来賓で出席しました、今年度は75期(因みに私は19期!)午前中にはNHK含めてメディアが4社、昼のニュースでそれぞれ放映されたようです。パフォーマンスはいつもにも増して盛りだくさん、例年の三倍くらいの時間を費やして、式はライブ会場となりました!私は今年も来賓席からスマホでパチリです!

 一方定時制では伝統的なスタイル、送辞・答辞・「蛍の光」斉唱と、夜間に学校に通い続けた卒業生たちの一人ひとり卒業証書を受け取る姿と相まって、思わず胸が熱くなりました。

< これまでの卒業式の記事 >

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » Departure,幸せあれ!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 公立高校定時制 卒業式

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 巣立つ全日・定時の高校生 2014

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 卒業式、それぞれの旅立ち

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 札南定時制 卒業式 2017

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » コロナ禍で高校卒業式!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 札南高 卒業式 2022

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 祝 卒業 2023

 宮澤校長は今年で定年退職、今年の式辞は例年にも増して素晴らしい内容、「中庸」を送る言葉で締めくくりました。定時制卒業式での式辞が校長人生最後の式辞となりました。

 式を終えて校長室で記念撮影も。

 以前にも書きましたが、私自身の高校時代では、千葉大学(当時の国立一期校)の入試と発表の間の日に卒業式だったので出席しておらず、思い出が無かったのですね、ですからこうして毎年遥か後輩たちの卒業式に臨席することは新たな感動を受けています。卒業生たちの今後に期待しながら祈るような気持でした、世界に羽ばたいて頑張って欲しいですね。

祝 キッシュ・レイカさん受賞!

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 私が理事長を務める栃木県益子町の「ワグナー・ナンドール記念財団」で永年ご尽力されているキッシュ・レイカさんが、『在ハンガリー日本大使賞』を受賞されました、大変名誉なことです!お父様はワグナー・ナンドール記念財団の理事としてもご活躍です。 先月、在ハンガリー日本国大使館大使公邸において、「日本語通訳・翻訳者」に対する令和6年度在外公館長表彰が行われ、小野日子(ひかりこ)大使より表彰状が授与されました。

 レイカさんは、ハンガリー政府の公式通訳として、2002年の天皇皇后両陛下のハンガリー御訪問や、2009年の秋篠宮ご夫妻の御訪問時の通訳をはじめ、首脳会談や外相会談の通訳を数多く担当されました。さらに、2019年の外交関係開設150周年を記念した佳子内親王殿下のハンガリー御訪問においても重要な役割を果たされ、日本とハンガリーの友好関係の発展に長年尽力されてきました。それらの功績が高く評価され、この度の表彰となりました。

* キッシュ・レイカ・ガブリエラ氏に対する在外公館長表彰 | 在ハンガリー日本国大使館

小野日子大使(右)とレイカ・キッシュさん(左)

レイカ・キッシュさん(左)と小野日子(ひかりこ)大使(右)

 当日は親族・知人の方々も招待されて記念撮影も行われました。

 レイカさんは、私がハンガリー訪問時も通訳をして頂き、ほぼ毎年日本にも来ています。3年前のハンガリー訪問時、展示会オープニングの私の挨拶も通訳をお願いしました、事前原稿なしの流暢な通訳で。

* レイカさん関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 お父様がワグナー・ナンドール財団の現役の理事でもあり、ブダペスト訪問時はいつもご自宅でご馳走になっています。

 いずれにせよ、ハンガリーと日本の親善交流に多大な足跡をこれまで残し、今後も私どもと一緒に活動していけるかと思うと大変楽しみです、重ねて今回のご受章おめでとうございます!!!!

2月の館山 2025

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 千葉県館山市には私の小さな家があります。昨今、東京都内のホテル宿泊費が高騰していて、以前にも増して時間のある時は東京駅からの高速バスでアクアラインを通ってこちらに泊まることが増えています。

* これまでの館山関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 先日午後は、東京から館山への時間が予定より早くなったので、家に着いてから一つ隣の那古船形駅近くにある西行寺にお墓詣りに行こうと思い立ちました。家に置いてあった自転車はしばらく乗っていなかったので空気が抜けていて、また家にある空気入れ二つは共に壊れて役立たず、近くの自転車屋さんで空気を入れて多少の心配はあったのですが海岸の道を通って向かいました。15分くらい走ると後ろのタイヤの空気が抜けてガタガタし始め、やがて完全に空気が抜けてしまったのです。自転車を降りて引きずりながら船形港近くの寿司屋「茂八」に向かったのですがすでに閉店。そこから西行寺にあるお墓を目指して引き続き自転車と共に歩きました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 2012年3月、千葉県館山は

 何とかお墓にお参りを済ませて、日没前には館山市内の家に着きたく、引き続き自転車を引きずりながら歩き続けること1時間少々、途中、ふと空を見ると何とも幻想的な景色に心が洗われました。

 家の近くの県立安房高の門は変わらず鎮座。

* Top - 千葉県立安房高等学校

 夕食はいつもの館山駅近くで「田舎寿司」と「こはだの酢漬け」、歩き疲れた私はひと時ホッとした時間となりました。

思わず一切れ食べちゃって!!

思わず一切れ食べちゃって!!

 翌日は早朝に羽田空港行きバスに乗り札幌に戻りましたが、館山駅海側二階からは真っ青な空と東京湾の向こうに富士山も薄っすら見えたりで。

 久しぶりに長時間歩いて、途中ではどうなることかとも思いましたが、日没前に何とか戻って来れてよかったです。途中、横を車が通る中いろいろなことを思い出し、「千里の道も一歩から」を唱えながらの1時間半近くは逆に新鮮で、着いてみれば心地よい脚の疲れと薄っすらとかいた汗が快感でした。

東京タワー、令和の視点から

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 私にとって東京タワーは昭和のモニュメントとして今も大きな存在です。

 先日は、それを至近距離の違った高さ・角度から見る会場でセミナーが開催され、令和の時代からの景色を実感した次第です。そこである外国人の方から「パリのエッフェル塔と東京タワーはどちらが高いと思うか?」と聞かれて、私はエッフェル塔でしょうと答えたのですが、答えは×でした。彼曰く、多くの人はそう言うのだが、それは周辺の景色の違い、パリは高層ビルが塔の周辺になく、東京は高層ビルの中にあるのでそう錯覚するそうです、外国人に教えられるなんてですね。東京タワー:333メートル、エッフェル塔:330メートル

* 東京タワー

* エッフェル塔、公式サイト:チケット、インフォメーション、ニュース…

 日が沈むと一層鮮やかな姿が目の前に!

 翌日はメディアでよく出てくる「日本外国特派員協会」で昼食でした。

The Foreign Correspondents’ Club of Japan | FCCJ

 レストランに向かう廊下の両サイドには著名なジャーナリスト、歴史的記者会見の様子等の写真も飾られて、歴史ある記者クラブの雰囲気を醸し出していました。 前日にはこちらの記者会見が開催されて、ここには溢れんばかりの各国ジャーナリストが集まっていたと受付の方がおっしゃっていました、やはり日本の首都・東京ですね。

* 記者会見:伊藤詩織ドキュメンタリーをめぐる倫理的懸念 |FCCの

SDGs @ 北海道大学

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 今年度最後の「新渡戸連続講座」、今回は北海道大学におけるSDGsの取り組みの歴史ほかでした、出村誠先生による題して『大学教育とADGs』です。大変ロジックのしっかりしたプレゼン、さすが理学部教授の印象でした。

* これまでの「新渡戸連続講座」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 北海道大学では、SDG云々と言われる以前から積極的なこの分野への取り組みを行っていました。

 一例としては2008年の「G8洞爺湖サミット」の時に、北海道大学が主導して『G8大学サミット 2008 札幌サステイナビリティ宣言』を採択しています。

* G8大学サミット、「札幌サステイナビリティ宣言」を採択 | カレントアウェアネス・ポータル

 私もこの時、『G8サミット市民フォーラム北海道」の共同代表として活動し、提言ほか留寿都のメディアセンターにも行って記者会見を行いました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 今、7月のG8サミットをどう評価するか

 そして現在は基本計画に基づいての世界でも先進的な取り組みを続けている様子を語られました。

 最後のまとめも北海道大学の取り組みから国際社会を見据えての人材育成の展望等、深いプレゼンで締めくくりました。

 出村誠先生はプレゼン後の質疑応答においても真摯にお応えになって頂き、そのお人柄とこれまでのサステイナビリティ活動へのご尽力に大変感動した時間でした、ありがとうございました。

温暖化による新たな現象!

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 地球の気候変動、その「温暖化」は次第にに暖かくなるというよりも、一日の温度差が大きくなることによっても実感する昨今で、特に冬の現象にそれは顕著です。積雪が多くなるとか少なくなるというよりも、降った後の雪の状況変化でそれを具に感じます。

 東北方面は連日豪雪のニュースでしたが、今年の札幌の冬は12月、1月と雪が少なく、本格的雪かきもしないまま過ぎて今年は楽勝と思っていました。ところが2月に入って早々から今日まで、これまでの積雪を取り戻す、帳尻を合わせるかのように連日の大雪、ただ日中は以前のように真冬日が続くのではなく、プラスの気温と日差しも強く雪が融け、夜にはまたそこそこに冷える寒暖差の大きい毎日。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 辻褄合わせの雪かよ 2025!

 結局以下の写真のような屋根のつららが巨大に育って(?!)2メートル近く、もうすぐ地面に着くほどに、これまで見たことのない景観になっています。

 特に室内からの熱が家の経年劣化で漏れだしているとも考えられず、ひとえに日中の高温により融けて、夜の零下で冷えてを繰り返していると思われるのですが。

上杉鷹山公、今また脚光!

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 先日のNHK総合で上杉鷹山公の深掘り、江戸時代の名君として知られていますが、苦難の藩主を経た人生の変遷と人口減少と財政破綻に陥った藩の危機を救った先進的政策は今に活きる気がします。

* https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/ts/VR22V15XWL/episode/te/L1PWZM4VMW/

 『なせば成る』はあまりにも有名な言葉、私にとっては1964年の東京オリンピック女子バレー大松博文監督の座右の銘でも印象に残っています。

 『富国安民』、いい言葉ですね、似たような理念は愛生館文庫では『愛生済民』です。

* 愛生館文庫 - 秋山記念生命科学振興財団

* 愛生館文庫デジタルコンテンツⅤ「いのちをつなぐ」の公開 - 秋山記念生命科学振興財団

ブルガリア !歴史&ワイン

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 愛生館サロン会員のオレンジバードのお二人が、ブルガリア尽くしの訪問記を語ってくれました。普段はあまり目にしないブルガリア地域の歴史、アレクサンダー大王の最初の赴任地だったんですね。

* https://world-note.com/alexander-the-great/

 奇抜なタイトルスライド?!から始まった飯田さんのプレゼン!!」

 地図の左端、生誕地Pellaからトラキア王国を併合してひたすら東へ東へ。高校の世界史で学んで以来の東ヨーロッパから西アジアの複雑な歴史解説は、大変興味深いお話でした。私は単純にワインを飲みながらの集まりかと思いきや、飯田さんの深いお話はワイン会の前座としてはあまりに貴重な内容でした。

 遠い昔の歴史の余韻を残しながら、いよいよブルガリアワインの試飲会、いろいろ飲み比べるうちに何だかみんな同じ味の気がしてきて、やはり途中で水を飲んで舌をゼロにしないといけませんね。

ブルガリアワインの専門店はこちらーー>https://www.trakiyatrading.com/

 ワインの固有種をいかなる戦乱の中でも守り続ける文化、あらためてヨーロッパにおけるワイン文化の深さを感じるひと時でした、ありがとうございます!!

講演会 @ 大谷石研究会(下)

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 栃木県立博物館に於いて、博物館友の会主催で「NPO法人大谷石研究会」プロデュースの連続講演会第5回目の講演会が開催されました。

* NPO法人 大谷石研究会 シンポジュウム

 今回のテーマは『ワグナー・ナンドールの建築と作品について』。講師は宇都宮大学の遠藤康一先生と陶壁作家の藤原郁三さん。研究会代表の佐藤公紀さん司会で、「建築家」と「彫刻家」ワグナー・ナンドールについてお話があり、参加者70名を超える盛況の講演会と質疑応答となりました。

 冒頭はこの研究会代表の佐藤公紀さん(左)による連続講演会の経緯、続いて陶壁作家の藤原郁三さん(右)のお話、この県立博物館にも藤原さんの作品が展示されていること、ワグナー・ナンドールが益子に移住して以来の創作活動を間近に見ていたこと等、貴重なお話を伺いました。

 続いては、宇都宮大学の遠藤康一先生が、建築の立場から大谷石を使ったワグナー・ナンドールのアートギャラリーの建築物を検証・解説し続けて、そのユニークさを伝えて頂きました。

 今後の研究活動の一環として益子のギャラリーの建物群を引き続き調査・研究されるので、WN財団関係者としても全面的に協力し、新たなナンドールの意図が解明されるかもしれなく、その成果は大変楽しみです。