嬉しいご訪問者 @ 元 秋山愛生舘

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 2019年に開設した『愛生館文庫』は、その後デジタルコンテンツ等、情報発信を続けていますが、今の社会ではその効果は絶大で、先日も昭和30年代に秋山愛生舘で働いていらっしゃった80歳代の方とそのご家族が、秋山財団をご訪問されました。更にいらっしゃったご家族の娘婿さんは、何と以前から仕事上で知り合いの方でびっくりするやら嬉しいやらで、楽しいひと時でした。

* 2023年の来館者ーー> 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 嬉しい『愛生館文庫』訪問者

 先ずは秋山財団にいらっしゃっての第一声は「ここじゃないわよ!」でした。おっしゃる通り、昭和30年代に会社はまだ現在の中央区南一条西5丁目でしたから。てっきりそちらをイメージされてお越しになったようです。由って来たる経過をご説明してご理解はして頂きました。

 『愛生館文庫』に展示している「昭和30年代の航空写真」をお見せして、当時の大通り公園ほか秋山愛生舘周辺の景観も懐かしそうにご覧になっていました。

 会社には7年間お務めになり、その後ご結婚されて八雲でお店を60年続けられ、今回娘さんご夫婦の住まわれている札幌に久しぶりに移住されたとか。とにかく会話がしっかりしていて当時の思い出も確かにご記憶、さすがにお店でお客さまと永年やり取りしていたお姿を感じました。私の幼い頃の会社のイメージを共有出来て、気持ちよく楽しく昔話に花が咲きました、これからも益々お元気でお過ごしくださいね。

New baby!Oct.2025

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 新たな命の誕生、母子ともに元気、孫が一人増えました!

 気が付くと外の生垣も少し色づき、暑かった夏から札幌はすでに秋の気配です。

札仙広福 円卓会議 @ 福岡(下)

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 札仙広福 円卓会議 @ 福岡(上)から続く~~~~~

 校舎の裏側には広い校庭だった場所に人工芝が敷き詰められ、そこここに若い方たちの団らんの輪ができています。囲むように再開発のオフィスビル群も。

 向かいのオフィスビルから見る旧大名小学校校舎。

 4経済同友会の交流会がテナントビルの一室で開催された後、北海道経済同友会の参加者で場所を移して「もつ鍋・馬刺し」のお店で二次会も。普段、札幌では会合でお会いしてもなかなかゆっくりお話しもできないのですが、かえって遠征をした時にはこうやって、普段はお忙しい経営者の皆さんと意見交換もできて楽しいですね。

 思えば久しぶりの今回の福岡訪問、ずいぶん前に、やはり経済同友会の会合で来た時に、当時の北海道経済同友会の坂本眞一代表幹事が博多駅ビルを見てきて、「札幌の方が大きかった!」と満足そうにお話になっていたのを思い出します、お亡くなりになったのは確かその数年後だったかと。

* これまでの「博多」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

札仙広福 円卓会議 @ 福岡(上)

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 経済同友会には各都道府県の会の他に、全国セミナー、札仙広福会議、日本海沿岸サミット等の集まりも1年に一回各地持ち回りで開催されています。

 先日は、福岡で札仙広福の会議が開催されて、久しぶりに福岡に足を運びましたが、博多駅前、天神駅前、もう私は浦島太郎状態、再開発による地元企業の活力を目の当たりにしました。

* 「札仙広福円卓会議」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 各地の経済同友会からのプレゼンの後に、地元の『fgn(Fukuoka Growth Next - 福岡のスタートアップ支援施設』でのプレゼンと施設見学ほか、再開発地区のプレゼン・視察は刺激的でした。

 旧「大名小学校(福岡市立大名小学校 閉校 | ファイナルアクセス」の校舎をリノベーションしてのこのプロジェクトは、随所に民間と地場企業群総力を挙げてのこれまでの取り組みは迫力がありました。

 一階廊下の横にはカフェ・バーもあってオシャレな雰囲気ですね。

 二階にはシェアオフィス、スタートアップ企業のオフィスが入っています。それぞれの部屋に小学校の教室そのままのクラス名、廊下の壁に当時のポスター等がそのまま張ってあり雰囲気を醸し出しています。

 (下)に続きます。

庭を耕せ @ 『厚生福祉』巻頭言

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 時事通信社週二回発行の『厚生福祉』、表紙の巻頭言を書いて12回目、2025(令和7)年9月26日(第7004号)です。 今回のタイトルは『庭を耕せ』、以前、明峯哲夫さんについての記事でも書いています。

* 秋山孝二の部屋

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庭を耕せ

公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団

理事長 秋山孝二

「地域密着」とはまちづくり等でよく使われる言葉ですが、あらためて「地域」を洞察すると、この夏に見えてきたことがあります。

トランプ大統領の停戦交渉は一筋縄ではいかない複雑な方程式が絡み合っている様相、私が特に違和感を抱くのは「領土交換」、「ディール」とかを言い出した時で、「領土」はただの不動産としての「土地」の認識かと間違える程に、軽い言葉に驚きを通り越して憤りを感じるのです。どんな国にとっても、「領土」には長いその土地固有の歴史があり、そこに暮らしてきた人々の代々続いているいのちの営みがあるはず、何平米といった不動産価値では図ることのできない重たいものがあります。

このロジックと極めて似た状況が、私の永年住んでいる街なかで起きています。昨今の大手ビル開発業者は、地方都市の中心部エリアで古いビルをその「広さ」のみに価値を見出して買いあさり、場所が紡いできた貴重な歴史など目もくれず邪魔な存在と言わんばかりの力業で展開しています。投資物件として土地を仕入れて無機質な開発(?)をして売り抜ける、それが不動産ビジネスモデルというのは世界共通なのでしょう。

10年以上前に、私が履修した1年間の食・農の連続講座で、「天国はいらない、故郷を与えよ」というロシアの農民詩人の言葉を聞きました。近代化の過程で農村を追われ、仕事を都市に求めた人々は土着性を失い、地方が疲弊したと。一方人々が「天国」と憧れた都市生活は、便利で快適で賑わいに溢れて刺激的ですが、自らが必要とする食料を地方の農村に依存し、大量生産・大量消費の仕組みに支えられてきました。エネルギー問題でも全く同様な構図、医療・福祉・教育等の様々な分野の知恵を集めて、伝統的な地縁社会とは違った自立した意思で地域を創る「故郷」が、21世紀的には本当の「地域」なのではないでしょうか。「限界集落」などと安易に決めつけてはいけません。

この講座で講師の最後の言葉は「庭を耕せ」でした。気候変動を語るのもいいけれど、先ずは自ら生きる場を深く耕すことから命の価値を学べというメッセージでした。「土地」はただの面ではなく、脈々と繋いできた命のアイデンティティ、愛着に留まらずリスペクトすべき生きる源なのだと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~おわり

ミュージアムとジェンダー

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 私は何回も視聴している朝日新聞記者サロン、今回は『ミュージアムとジェンダー』というテーマでの鼎談は大変興味深かったですね。

 昨年オープンした博物館を事例に、スタート時は紹介されてた54人全員が男性だったとか。その後、指摘を受けて女性創業者が随時追加されて今日に至っているそうです。

* あいち創業館

 イギリスのマンチェスター博物館では下のような試みが行われたとか、哺乳類の「オス」に白い布を掛けてみた、というのです、ほとんどがオスの展示であることを可視化して。確かにHPを観るだけでもジェンダーに関しての詳細な吟味を感じます。

* Home - Manchester Museum

 アニマル・ウェルフェアもそうですが、博物館展示においてもジェンダーの問題は浸透して、なかなか奥深い時代になっています、私自身全く無自覚でした。

ソフィア・ローレンは今も!

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 6月に芦別で大林宣彦監督の奥様とお会いして、CM作成時代の1976年「ラッタッタ」でソフィア・ローレンが話題になりました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 芦別での出会い(下:最終)

 それが記憶のどこかに残っていたのか、先日何気なく昔の映画を検索しているとソフィア・ローレンについての記事を目にしました。

* 『島の女』 Bing 動画

* 『エル・シド』 Bing 動画

* 『ひまわり』 Bing 動画

等が頭に浮かびます。

『島の女 1957年』(原題は『BOY ON A DOLPHIN』)はギリシャで撮影された初のハリウッド映画。ジーン・ネグレスコ監督の作品で、出演はソフィア・ローレンやアラン・ラッドなどで、この作品が彼女のハリウッド進出第1作でした。

* Bing 動画

伝説の大女優】ソフィア・ローレン(「エル・シド」「ひまわり」)、元気に90歳を迎える。 - fpdの映画スクラップ貼

 下のソフィア・ローレンの大きな白黒のポスターを私は学生時代のアパートの部屋に貼っていました。

Sophia loren 1957 hi-res stock photography and images - Alamy

 十数年前に仕事でスイスに行った時、現地のビジネスマンと話をしていると、彼女はまだまだ元気で、時々街なかで会う時があると話を聞いて、会ってみたいものだと思ったりもしました。報道によると彼女は今も91歳で映画でも活躍し、元気でスイスジュネーブ郊外で暮らしているようです。

関連する画像の詳細をご覧ください。Sophia Loren: Then and Now | Sophia loren, Sophia, Sofia loren

Meeting Minds: Sophia Loren - Now Habersham

 もし機会があるのであれば、お会いしたい気持ちもあり、昔のイメージのままでいたい気持ちもあり、少々複雑ですね。

早朝の東京ほか 2025

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 暑い夏も峠を越した東京他の関東地方、日中はスーツケースを引きずっての観光客も溢れていますが、早朝5時過ぎの街中はさすがに人の姿も見ません。

 昨今の東京発札幌行きの飛行機便は、朝から混み合っていて直前の予約では早朝二便くらいしか座席が確保できません。昨年からスターアライアンスのマイルスイタスの基準が変わり、プレミアムポイントの加算が実際の搭乗評価が下がったり、株主優待等の安いチケットの割り当てがかなり減ったりで、昔から乗っている私にはサービス水準の低下が顕著です。更に、羽田空港の第二ターミナルが増築になり、搭乗口がかなり増加しました。いつものラウンジから900メートル(!)を越える場合もあったりで、こちらも何だかな、と感じてしまいます。

 久しぶりの千葉県館山市バス停のポスター、南房総市では灯台設置から100年の節目のイベントです。初代の野島埼灯台は1923年9月1日の関東大震災で倒壊し、その後に再建された灯台は1925年8月15日に初点灯しました。再建後の初点灯から今年で100年。それを記念してのイベント企画です。

* 野島埼灯台100年 記念 燈々、百年。 - 一般社団法人 南房総市観光協会

遺影の前で思うこと

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 毎日様々な目の前の出来事に対処しながらふとした時に、これまで亡くなった人々を思い出します。

これまでの「逝去」関連の記事ーー> 秋山孝二の部屋

 そんな中で、仏壇のある部屋に掲げてある親族の遺影を前にすると、これまでのリアルな思い出がフラッシュバックすると同時に、いつも見守られている気にもなりますね。5人家族で姉・兄がいた末っ子としての私は、幼い頃から祖父母、伯父伯母と同居の大家族でしたので、今はもう誰もいなくなりました、これも末に生まれた私の為せる状況なのでしょう。

<この間の親族の旅立ち>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 兄・秋山一男、逝く

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 和久奈ちよ、逝く

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 4年4日の輝く人生!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 母、満99歳の大往生!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 姉・せつが永眠

 特にこの数年間は、相次ぐ旅立ちでその喪失感は拭い難いのですが、遺影をじっと見つめていると大きな力を得るような気持ちもあったり。

 ただ来し方をノスタルジックに眺めるだけでなくふと我に返ると、子供たち・孫たちの新しい世代の力強い胎動も感じます。多くの親族に見守られながら、新しい時代に希望を託しながら、自らの人生を歩む、昨今は「生きる」だけではなく「生ききる!」という言葉が心に響きます、長さではなく「生きがい」を持って自らの人生を納得のいく形で「生ききる」ようなニュアンスでしょうか、適切で上手な表現ができませんが。

 引き続き頭を上げて一歩ずつ前に進みたい、そんな今の心境です。

協力会 講演会ほか@東海理研(株)

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 岐阜県の東海理研の協力会に出席しました。寺島文庫経営塾でご一緒の佐藤明広社長からお誘いを頂いたので。自衛隊に飯盒他を永年収めると同時に、近年ではITを駆使したロッカー事業を積極的に展開しています。そして昨今では、甘草栽培を北海道の大空町でチャレンジしているとのご説明でした。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

* 東海理研株式会社 - 岐阜県関市の東海理研(TOKAIRIKEN)は、キー・カード・生体など様々な認証方式により、入退室・鍵・重要書類などを管理・監視する、板金とITの融合商品開発にチャレンジしています

* 東海理研 紹介動画2020_Bチーム - YouTube

 今年の知事選で初当選した江崎知事のお祝いも兼ねて、知事の現状把握を基盤とした政策説明も素晴らしかったです、岐阜から日本を変えるとの意気込みも。これからの岐阜県は目が離せませんね。

日ハム「SEASON SEAT」 !

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 北海道日本ハムファイターズの清宮選手のサイン入りユニフォームを着た方、毎月秋山財団でお世話になっていますが、先日は観戦前に財団スタッフと記念写真をパチリ!

 「SEASON SEAT」には通年指定席の他にも特典があるようで、このサイン入りユニフォームもその一つとか。今シーズンもいよいよ大詰め、日ハムには頑張ってリーグ優勝を勝ち取って欲しいですね。また、駅前通りのパレードを一緒に楽しみたいですね。

* 7/4(金)からの後半戦35試合対象「SEASON SEAT 2025 35GAMES SEAT」販売決定 ! | 北海道日本ハムファイターズ

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 日ハム優勝パレード 2016!

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 日ハム優勝パレード、すごい人波!

西田グループ @ 二子玉川

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 私のもう40年来の友人・西田在賢さんが理事長の財団、初めての懇談会で大いに盛り上がりました。中国料理で会食の後にスナックでかなり突っ込んだ日本の健康周りの意見交換、皆さんアルコールが入ってもさすがに極めてまともな議論が続きました。久しぶりの医療・福祉行政の話題、どこか懐かしい気がしました。

* 西田在賢さん関係記事ーー> 秋山孝二の部屋

 先ずは本格的中華料理で腹ごしらえ、クラゲはじめ全てが美味しかったですね。

* 燕來香(えんらいしゃん) - 三軒茶屋ドットコム

 その後は場所を移動しての縁のスナック、コメ焼酎がずらりと並んだマニアックなバーカウンター。初めて頂く焼酎ばかりを飲みながらの医療・福祉政策談義、なかなか濃厚な時間でした。

* 球磨焼酎「極楽」ーー> GOKURAKU SHOCHU 極楽焼酎の公式サイト

 ラベルの横には「適飲保健」と書いてあります!!

NHK『あかね雲のさきに』

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 先月12日は日航機墜落事故から40年を迎え、ニュースでも特集が多く組まれていました。「あの日の教訓は生かされているのか」と危機感を強める遺族たちは自らの文集「茜雲」を出版し訴える活動を通して、風化は許せないという遺族たちの姿を映し出していました。

* あの日を忘れないで日航機墜落事故 遺族の20年 - NHKスペシャル - NHK

茜雲 総集編 / 8・12連絡会【編】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

* 日航ジャンボ機墜落事故40年、遺族ら文集・絵本に願い乗せ 「命の大切さ次世代に」 - 日本経済新聞


 事故を起こした会社の責任を責めるだけではなく、世界の航空業界に対して、このような惨事を二度と起こさない手立てを求め続ける遺族の皆さまの活動に敬意を表します。悲しみの中から立ち上がり、仲間を形成して社会に提言するこの姿勢こそ、私たち民が担う公共のモデルとしたいものです。心から感動致しました。

札幌演劇シーズン 2025

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 「札幌演劇シーズン2025(札幌演劇シーズン」は、いよいよラストの週を迎えています、ここまで大盛況、多彩な演目にそれぞれの感想も様々で大変興味深い今年の状況です。今年からプログラムディレクターが以前の斎藤歩から小島達子へと若返り、シーズンも夏場に集約してバージョンアップです。

* ゲキカン 札幌演劇シーズン

 私もこれまで全てを観劇し、あと残すところは最後の『HONOR~守り続けた痛みと共に』だけとなりました。ジョブキタ北八劇場で公演した『アフタートーク』も複数回観劇し、最後は二階席からのいつもとは違った景色で楽しみました。

 コロナ禍を経て、今年6月に亡くなった斎藤歩の後の札幌・北海道の演劇界、ポスト・歩時代を切り開く次の世代も活発な公演を続けて欲しいものです、今後に期待しましょうね。

新浪剛史氏の件

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 この数日、世間で話題になっている新浪剛史氏の件について、私は経済同友会の代表幹事でもある彼の話題なので距離を置いてみている訳にもいかないのが率直な気持ちです。多くの方々は今後の推移を注意深く見守るスタンスでしょうが、私なりには現在までの彼の印象を書き留めておきますね。

 これまでの彼に関する私の記事は以下の二つです、何れも今年に入ってからの文面です。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 経同会全国セミナー 2025 @ 広島(下)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 経同会総会シンポジウム @ 東京

 その中で、特に今年4月の広島での全国セミナーでの私のコメントがかなり辛辣な印象となっています。

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 二日目は前日の分科会の議長総括、その後に現在の経済同友会の代表理事を務める新浪剛史氏の全体総括でしたが、私がこれまで20回以上参加してきた全国セミナーでは最も酷い内容、総括にもならない3分程度のコメントの後はミーイズム丸出しの持論の話を予定時間を10分以上越えての饒舌な話。これまでの彼の代表としてのコメントにも経済同友会代表としては私は違和感を強く持っていましたが、ダメ押しの時間でした。前日も自分の時間だけにやってきて、二日目も自分の時間にやってきて、終わったらそそくさと退出でした、前日の分科会登壇者に対しても失礼なお話ですし、予定時間大幅越えは、次の特別講演者にも大変失礼な振る舞いです、品格を疑います。

~~~~~~~~

 最後のフレーズ、「品格を疑います。」とまで書いて!我ながらその場ではかなり憤っていたようです、今読み返してみても。

 リアルに同じ時間・空間を共有すると、一度も面と向かってお話をしなくても、その人柄みたいなものは感じ取れるものだと、自分の感性への信頼は持っているつもりです。今後の推移を注視していきたいですね。

愛生館のこころ(31)

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新選組・永倉新八と愛生館!

 先日、愛生館文庫に新選組の永倉新八と初代秋山康之進の関係についての取材依頼がありました。

* 愛生館文庫 - 秋山記念生命科学振興財団

 というのも、現在、札幌の北海道立博物館で第11回特別展「新選組永倉新八と会津藩士栗田鉄馬‐二人のサムライが歩んだ幕末・近代‐」が開催中で、先日はスペシャルイベントに足を運びました。

* 第11回特別展「新選組永倉新八と会津藩士栗田鉄馬‐二人のサムライが歩んだ幕末・近代‐」 – 北海道博物館

 このイベントには全国から募集したツアーメンバー約30名もツアープログラムの一部として参加されていました。女性が圧倒的に多く、特に若い世代の参加者も目立ちました、『歴女」ですね!

* 2025.8.12更新 締め切りまもなく 永倉新八ひ孫と「北海道・新八展観覧ツアー」 | よみうりカルチャー柏 | よみうりカルチャー

~~~~~~プログラム内容

ドキュメンタリー上映とトーク

「 川口家文書」 読売カルチャー との共催事業

「ひ孫が作ったドキュメンタリー上映&新発見! 」文書に見える明治期の永倉新八の動静

講師/杉村和紀氏(テレビディレクター/永倉新八ひ孫)/朝山大吾氏(よみうりカルチャー)/中村武生氏(京都女子大学非常勤講師)

 中にはこんな参加者も。

 杉村さん制作したテレビ番組の後は、鼎談でした。

 今後、永倉新八を取材している朝山大吾さんが愛生館文庫、初代秋山康之進との関係を取材し続けるとのこと、どんな歴史的事実が出てくるか楽しみです。

道内各地の名物お店自慢?!

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 久しぶりに集まった昔の仲間たち、まだまだ現役で活躍しているのに、仕事の話はほとんどなく話題は道内各地の名物のお店の自慢ばかり、この連中、本当に一生懸命仕事をしてきていたのか?!と大いに疑いをもった数時間でした??!!

 楽しいひと時、またお会いしましょう、ありがとう!!!!

私の【戦後80年談話】(5)

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(公財)公益法人協会メール通信 No.308(2025.08.15)に、毎年8月は私のコラム、今年も掲載です。一部このブログの掲載とダブル箇所がありますがお許し下さい。

* コラム | 公益財団法人 公益法人協会

~~~~~~~引用はじまり

◆◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆

  ◎私の【戦後80年談話】

                   公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団 
                              理事長 秋山 孝二  

◆◆――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆

 毎年8月は多くのメディアでは「戦争」特集で溢れ、特に今年は戦後80年の節目。
日本では時の総理大臣が10年毎に「談話」を発表してきましたが、今年はこれまでの
報道によると政府は今月には「談話」を出さないとか、短期的政局を考慮でしょうか、
戦後80年、昭和100年の総括が出来ないというメッセージに他なりません。

 1951年1月生まれの私は「20世紀のド真ん中」に人生が始まり、こんな昨今、
私なりに自らの生きてきた戦後を自らの視点で総括する私の【戦後80年談話】、
視点は幾つかありますが、ここでは「教育」です。
 自分自身がいわゆる「戦後民主主義教育」を受けてきたと認識したのは10代後半のことで、
受験勉強真っ盛りの高校生時代、時々、旺文社ラジオ講座、北京放送局のテーマ曲、
ジェットストリームを耳に深夜まで机に向かいながら、「現代高校教育の矛盾を晴らせ!」と
紙に書いて壁に貼っていたのを思い出します。
 18歳まで育った札幌を離れて1969年から首都圏に住み、激動の大学生時代を
過ごす過程で、日本の近代史を学び直して、自ら受けてきた教育を再認識しました。
「日本国憲法」、「教育基本法」、それと同時に「大日本帝国憲法」、「教育勅語」とかの
学び直しです。
 「日本国憲法」に関しては、私は小学校でも中学校でもかなりしっかり教えて頂いた記憶があります。
基本的人権、主権在民、戦争放棄等、先生も熱心に語っていましたし、私も率直に受け止めていました。

 大学2年間を終了して休学し、貨客船で太平洋を渡ってアメリカへ、長距離バスでの
一人旅を経て当時のリベラルな空気が新鮮でした。
 大学卒業後、私は東京都江戸川区の公立中学校に赴任し、まさに教育現場で日々生徒・
保護者と向き合い、格闘(!)していました。
 幸い20歳代の若い教諭も多く、かなり自由闊達・リベラルな雰囲気ではありましたが、
時々は教頭・教務主任・生活指導主任等とはぶつかり合う場面もありました。
 指導要領の改訂等、国レベルではいろいろありましたが、教育現場では私の周りでは
それ程の締め付け等は感じられず、私は私なりに子供達に、クラス、部活動を通じて
自らの自主・自立の意思を伝えた5年間だと振り返っています。

 企業経営者時代は、教育は企業内の採用・社員教育に限定されていて、自分の子供たちの
学校生活を通じて垣間見る他はあまり「戦後民主主義教育」を意識したことはありません。
 大企業の代表取締役を退任してからは、まさに私自身のあらゆる分野の「学び直し」が
始まった貴重な時間です。
 それまで置き忘れてきた日本の近代史の学び直し、「愛生舘」の歴史の深掘り等、
やり残し感のあった幾つかを調査・検証する時間です。
 一つの例が、5年間秋山財団の顕彰事業として実施した「新渡戸・南原賞」の過程で、
南原繁先生のご功績に触れた時、「教育基本法」制定時の議論ほか、まさに戦後の
民主主義教育の原点を確認した気がします。

 メディアではよく「戦争体験者が減ることの危惧」と報道されますが、私は以前から
体験者ゆえに語れないことの多さも感じており、歴史を継承する使命をひとり体験者だけに
負わせることは今を生きる世代の怠慢なのだと思っています。
 ただ昨今感じるのは、いわゆる「フェイク」な歴史観、意図的歴史事実の隠蔽・捏造等に
対して、自信を持って反駁する弱さを危惧します。
 我が国は歴史的事実の記述を焼却したり、隠したり、改ざんしている場合があり、
残念ながら正確な記録を外国の公文書館に依存せざるを得ない情けない状況、
それこそが危機だと私は認識しています。
 グローバルな時代の正しい「歴史認識」、それは戦後民主主義教育を受けた私たちの
世代の最も重要な使命だと思います。
~~~~~~~~~引用おわり

新渡戸連続講座 「『適疎』とは?」

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 新渡戸連続講座、今月は小篠(おざさ)隆生先生のご講演「『適疎』とは何か?」でした。小篠先生は現在「(top page - (一社)新渡戸遠友リビングラボ(旧 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会))」の理事長、私は二代前の初代理事長でした。「適疎」という表現、お話を伺って実に言い得て妙でした。

* 小篠隆生先生(前 北大工学研究院准教授、札幌市緑の審議会委員、北海道大学大学院工学研究院非常勤講師、東京電機大学研究院 非常勤講師))、「キャンパスマスタープラン」作成、「東川町まちづくり」等で多くの受賞歴があります。

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

* 建築の内と外をつなぎ、取り巻く人々との関係を問い続ける。

お盆も過ぎて 2025

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 今年は札幌も真夏日の日数を更新した夏でしたが、さすがに8月の中旬を過ぎて朝晩は少し過ごし易くなった気がします。今年も近所の北海道神宮では駐車場に盆踊り櫓と舞台が出来上がり、子供から大人まで楽しめる盆踊りで、焼き鳥やビールなどの屋台も並び、私の孫たちも太鼓の担当の一人で一生懸命に叩いていました。正式イベント名称は「宮の森納涼盆踊り」、『子供盆踊り唄(Bing 動画』も繰り返しです。

* 昨年の様子ーー> 北海道で貴重な丸太櫓で盆踊り!2024年8月14・15・16日に宮の森納涼盆踊りが開催 | まるっと円山

 盆踊り後半は大人部、こちらも全国的に有名ですね、『北海盆唄(Bing 動画』。

 今年の夏も終わりに近づき、これから2025年もいよいよ後半に向かうのでしょうね。