入院中には、今年で9回目となったメディアアンビシャス授賞式も開催されました。今年の大賞他は以下の通りです。
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第9回メディアアンビシャス大賞(2017年1月1日~12月31日)
【活字部門】
▶大賞 沖縄全戦没者追悼式典での写真「沖縄の視線」
東京新聞デジタル版/中日新聞 6月23・24日
▶アンビシャス賞 連載「こころを揺らす」1-5部
北海道新聞4月2日から11月23日まで
▶メディア賞 「大阪の国有地 学校法人に売却/金額非公表 近隣の1割か」
朝日新聞2月9日
▶入選 ①「言葉の現在地」計9回(冬㊤㊥㊦、春㊤㊥㊦、夏㊤㊦、秋)北海道新聞 1月―11月の随時
②1強第2部「パノプチティコンの住人」 朝日新聞 4月18日から5回
【映像部門】
▶大賞 NNNドキュメント「お笑い芸人 vs原発事故 マコ&ケンの原発2000日」
日本テレビ(放送:STV) 2月6日 上映55分
▶アンビシャス賞 「父を探して」~日系オランダ人終わらない戦争~
NHKBS 10月8日 上映110分
▶メディア賞 NNNドキュメント「記憶の澱」
山口放送(放送:STV) 12月4日 上映55分
▶入選 「生まり島ぬ言葉忘ね 国忘ゆん」
沖縄テレビ(放送:UHB)10月15日 上映55分
【特別賞】
望月衣塑子さん(東京新聞記者)
※活字、映像とも受賞作品の内容と推薦の言葉はホームページhttp://media-am.org/の大賞候補一覧でご覧になれます。
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数日後に、世話人の一人、H氏からも報告が届いています。~~~~引用
3月3日の表彰式は、みなさまのお蔭様で48人の方が足を運んで頂き、有意義なものとなりました。本当に、ありがとうございました。
特に、NHK番組の「父を捜して~日系オランダ人 終わらない戦争~」を制作した椿プロの金本麻理子さまは、表彰状1枚を受け取るために、東京から来札して、わずか2時間半の滞在でトンボ返りをされました。「自分の会社をつぶす訳にはいかない」とのことで恐縮の極みです。
また朝日新聞大阪本社の森友取材班デスクの鎌内勇樹さまは、「文書書き換え問題をはじめ、今回の取材は何年かかっても、真相を解明する」と力強く決意を披露し、拍手を浴びていました。前日の2日に大スクープを打った関係もあり、「この後も仕事があるので」と懇親交流会も辞され、早々に会場を後にされました。
さらに北海道新聞の連載「こころ揺らすをしており、その途中を抜け出しているので」と表彰状を受け取り、受賞者挨拶をして、直ぐに退席しました。
沖縄全戦没者追悼式典での写真を撮られた東京新聞の澤田将人さまにはお嬢様2人と、ご伴侶の3人が駆け付け祝福されましたし、「お笑い芸人VS.原発事故 マコ&ケンの原発取材2000日」を取材したNTVの加藤就一ディレクターは「受賞者はマコ&ケンです」と謙虚に喜びを語っていました。
一方「記憶の澱」を制作した山口放送の佐々木聡さまは情報番組を制作しる傍ら、地道にご自分で戦争をテーマに日本人の加害性や被害を追求してきたことを披露されました。
久しぶりに東京から帰札された山口二郎代表も「ある意味残念ながら、いまこそ、この活動が重要になっている時だ。もっともっと財政面も強化する必要性さえ感じている」とメディア状況を踏まえて、各表彰者を称えるとともに、当会活動への理解を訴えていました。
会場からの質問タイムを多めに設けましたが、各受賞者へ激励を込めての問いが相次ぎ、各メディア関係者の抱える問題点なども浮き彫りとなっていました。
~~~~~~~~~~ 引用おわり
今年で9回目、何か時代がメディアに対して大変窮屈になってきている時代、ますます、このような活動の価値が増しているような気がします。その中で果敢にチャレンジして取材を重ねて掲載・制作しているメディア関係者にささやかながら拍手を送り続けます。今年、出席できなかったことが大変残念です。
7 月 27th, 2018 at 4:57 AM
[...] テーマは、「『未来のために半径5mを変えていく』~原発事故取材報告~」です。本業はよしもと所属の漫才のお二人ですが、プライベートな時間に東京電力記者会見にこれまで500回以上出席、その他福島県の現地での取材を通じて、数々の新しい情報を引き出している稀有な存在です。今年3月のメディアアンビシャス授賞式(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32658)で、大賞に輝いた番組の主人公でした。以前から札幌にお招きしてきっちりお話を伺いたいなと思っていたので、この度実現して嬉しかったです。至近距離での「生おしどり!」、迫力満点、ライブの説得力に感動しました。 [...]