今年もスタート、新渡戸連続講座 2024

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 「新渡戸連続講座2024」が今年もスタートしました。今年の初回は『公益財団法人 ふきのとう文庫』代表理事で北海学園大学名誉教授の高倉嗣昌先生、「私と遠友夜学校 ~高倉新一郎の背中を見ながら~」と題してのお話でした。

* 『ふきのとう文庫』ーー> (公財)ふきのとう文庫/ふきのとう・こどもクラブ | (fukinotou-bunko.com)

* これまでの関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 「布絵本(ふきのとう文庫 [ 写真館 ] (fukinotou.org))」! !

 講演の詳細はこちらにも。

* 高倉先生が「私と遠友夜学校」講演 新渡戸連続講座 | 一般社団法人 札幌農学同窓会 (alumni-sapporo.or.jp)

 検索ジャンルでは「図書館」のようですが、その歴史的背景は新渡戸稲造、札幌遠友夜学校の源流に繋がる素晴らしい活動を続けています。

新渡戸連続講座 2月 最終 2024

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 今年度の「新渡戸連続講座」、先日は最終回として、北海道大学名誉教授・小笠原正明先生のお話『南部の侍:佐藤昌介と新渡戸稲造の生き方』でした。

* これまでの「連続講座」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

 盛岡藩の藩校『作人館 - 作人館の概要 - わかりやすく解説 Weblio辞書』に集った少年たち、佐藤昌介、原敬、栃内元吉、田中舘愛橘、新渡戸稲造、後に明治期に大活躍する人材を輩出しています。さらに盛岡の『求我舎(きゅうがしゃ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)』では自由民権運動を担った人材の輩出も。その底流には、キリスト教によって活性化された地生えの武士道といえる思想があったようです。

 今年度最後の講座には多くの方々が出席されていました。

札幌の農業 @ 新渡戸連続講座

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 新渡戸連続講座、今回は『札幌の農業』と題して、三部英二さんのお話でした。200万都市札幌はともすると消費都市と言われていますが、市内でも多様な農作物が作られていることをあらためて知りました。

* これまでの連続講座記事ーー> 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

* さっぽろの農業/札幌市 (city.sapporo.jp)

 最後は新渡戸稲造の『農業本論』から言葉を引用されて終わりました。

樺太の日本史 @ 新渡戸連続講座

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 シリーズ『新渡戸連続講座』、今回は樺太の歴史を2回連続でお話をして頂くその前半でした。

* これまでの連続講座関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

日本領時代の樺太の歴史 その1 社会と暮し

講師: 鈴木 仁 (北海道大学・札幌大学非常勤講師、樺太の歴史研究家)

 1905年(明治38)からの樺太の歴史を中心に解説して頂きました。恥ずかしながら知らないことばかり、三島由紀夫の祖父も樺太統治の長官を務めたとのことでした。

 今月は「日本領時代の樺太の歴史 その2 戦争」

講師:鈴木 仁

 1945年(昭和20)8月9日に始まった戦争と戦後の問題について解説して頂く予定です。

新渡戸連続講座スタート 2023

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 新渡戸稲造連続講座、今年度も始まりました。スタートは藤本研一さんによる「アクティブラーニングが生涯学習を変える」でした。参加者全員参加による幾つかのテーマのアクティブラーニング、あっという間の1時間半、面白かったですね。

* これまでの連続講座関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 冒頭、開講にあたって「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)」の松井博和理事長のご挨拶でした。

 藤本研一さん、自ら今も大学院で学んでいます。

<藤本研一@1対1大学院合格塾ゆう塾長>
大学院合格請負人/文章アドバイザー。早稲田大学・早大大学院 修士課程修了後、高校教員に。満を持して2016年独立。毎年早慶をはじめ北大大学院に多数合格者を輩出。他にも「文章作成力向上研修」を北海道庁/市町村職員対象に実施中。公式ブログhttps://school-edu.net/

* https://school-edu.net/fujimoto_kakuron

新渡戸連続講座『二宮尊徳と北海道』

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 新渡戸稲造連続講座、今月は『二宮尊徳と北海道』と題して、(一財)北海道報徳社(http://dohotoku.sakura.ne.jp/研究員の柴田浩一郎さんのお話でした。

* これまでの連続講座記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 「徳を以て、徳に報いる」、これは二宮尊徳の言葉です。二宮尊徳の教えを「報徳」と言い、「報徳思想」とは「至誠(しせい)」を基本とし、「勤労(きんろう)」「分度(ぶんど)」「推譲(すいじょう)」を実行するという考え方で、 二宮尊徳は報徳思想を広め、実践することにより、ききんや災害などで困っていた多くの藩や村を復興しました。

 戦後、全国の多くの小学校に薪を背に本を読む「二宮金次郎像」が勤勉の象徴のように建立されている風景が残っていましたが、そもそもその姿は本来の「報徳思想」からは大きく外れた活用だったようです。

* https://www.hotoku.or.jp/sontoku/

 本来、北海道におけるこの思想は北海道開拓にも大きな影響を与え、札幌の大友亀太郎による『大友堀』、十勝の開発等、その基本的羅針盤として大いに貢献したばかりでなく、戦後は経済更生運動として、農協設立等にも大きな力を発揮して数々の人材を輩出したようです。

 今回も参加者が熱心に聞き入っていました。柴田さんの大変丁寧なご説明により、時代を経てその思想が受け継がれてきている様子がよく理解できました。

新渡戸連続講座 12月 2022

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 新渡戸連続講座、今月は三上章先生のご講演『ソクラテスと新渡戸稲造』でした。

* これまでの『新渡戸連続講座』記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

新渡戸連続講座 第2回 2022

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 『新渡戸連続講座』、今年の 第2回目は、北星学園大学教授で第7代理事長だった酒井玲子先生のご講演で、テーマは、「ドイツの教育家F.フレーベルを、今考える」でした。

* 北星学園歴代宣教師・理事長ーー> https://houjin.hokusei.ac.jp/history/generations/

* http://nitobe-enyu.org/wp-content/uploads/2022/07/renzoku_2022_program_220701.pdf

 永らく北星学園大学で幼児教育に携わられてのご経験から、初等教育のそもそもの成り立ちの歴史を分かりやすく語られました。私自身、千葉大学教育学部で学んだ経歴から、ペスタロッチ、ルソー、フレーベルの著書は懐かしく、特に幼児教育の「キンダー・ガルテン」の「ガルテン」たる所以、「さあ子どもたちに生きようではないか」というフレーベルの言葉等、大変興味深く拝聴していました。

* これまでの連続講座関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

『新渡戸連続講座』、私も語る!

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 新渡戸連続講座の今年度最終回は私の『INAZOサミット』のこの間の報告でした、本来は先月の予定でしたがコロナ禍が収まらない中、ひと月延期しての開催となりました。

* これまでの「連続講座」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 私としても久しぶりの振り返りで、パソコンに収納されている数多くの資料・写真を取り出しながらずいぶん走り続けたなと、独り自分を誉めていました。スライドは初回の札幌でのサミットの前の準備から第二回の花巻、第三回の十和田、そして一年延期となった第四回盛岡と積み重ねて。

 事前準備として、スイス・ジュネーブ、カナダ・バンクーバー、ヴィクトリアにも足を運んだり。

 第一回目としては、縁のある土地・団体の方々にそれぞれの新渡戸稲造先生との関係性を語って頂きました。

 今年2022年は第五回を11月に札幌で再び開催することにしています。今回は私たちの活動も大きく飛躍しているので、一味違ったポスト・コロナの集まりにしようと今検討を進めています、乞うご期待!!!

新渡戸連続講座 2022

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 新しい年が始まって最初の『新渡戸連続講座』、今回は北大農学研究院・岩渕和則教授が「牛糞からバイオ炭」という農学部ならではのユニークなSDGs実践を紹介、約25名が参加して学びました。

* 岩渕和則教授(北海道大学総長補佐)https://researchmap.jp/read0169327/

 冒頭には「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/」の松井博和理事長からの講師ご紹介と新しいパンフレットのお披露目も。

北海道大学とのコラボも前面に!

北海道大学とのコラボも前面に!

 北大農学研究院・岩渕和則教授が「牛糞からバイオ炭」、微生物の素晴らしい働きです!


 
 今回も熱心なご参加者の方々。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

新渡戸連続講座 12月 2021

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 『新渡戸連続講座』、今回は北海道大学農学研究院の松島肇先生、「海面上昇の最前線、砂浜海岸から考えるSDGs」でした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

松井博和理事長

松井博和理事長の講師ご紹介

松島肇 先生

松島肇 先生

 松島先生の千葉の原風景!

今回も大勢の聴衆

今回も大勢の聴衆

 SDGsをESG投資の視座から分類した分かりやすい図でした。

新渡戸連続講座 11月 2021

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 今年の『新渡戸連続講座』も順調に開催されています。

 今月の講師は鍋島孝子先生(北大大学院メディア・コミュニケーション研究院教授)、演題は「国際社会とアフリカに繋がる:国際連盟での新渡戸稲造の外交哲学を踏まえて」でした、座長は有賀早苗先生(運営委員)。参加者は28名(道民カレッジ生12名、一般16名)。

 鍋島先生の明朗でエネルギッシュな語り口で、なぜアフリカと関わるようになったか、アフリカ農民生活の現地調査、ヨーロッパのアフリカ植民の仕方(部族を細かく分断して統治)が現在にまで紛争を起こさせている等、新渡戸の曖昧な植民地論、新渡戸の台湾での製糖政策、中国のアフリカ政策の特徴など、沢山の現代の問題について言及され、質疑応答も活発でした。

 盛岡市の「新渡戸稲造会」理事の石杜有慎もこの「連続講座」にぜひ参加したいとフェリーで駆けつけて、「考える会」の何人かとも親しい交流のひとときを持ち、喜んで翌日に帰られました。

札幌農学校と起業家精神

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 快調に回を積み重ねている「新渡戸連続講座」の今回は、『札幌農学校と起業家精神』と題して小樽商科大学ビジネススクール(https://obs.otaru-uc.ac.jp/)教授・農学博士の瀬戸篤先生のお話、札幌農学校スピリットが実は起業家の育成に大きな影響を与えていることに言及されました。これまで札幌農学校関連において起業との関係性で今回ほど示唆に富む解説をされたのは私にとっては初めてでした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 冒頭に瀬戸篤先生を紹介される出村克彦先生。

瀬戸先生

瀬戸篤先生

 札幌農学校スピリットとは『イノベーションを実現する起業家精神』!!!クラーク博士と米人教師陣の情熱込めた毎日の指導の様子も資料を基に説明されました。

 農学と起業との共通点、土を耕し、種を撒き、水をやり育て、刈り取る!、そして現在の北海道大学農学部の責務にも言及されました。

 続いてはシュンペーターの理論『新結合』の概念をわかりやすくご説明されました。ハーバード大学に行かれる前には日本の東京商科大学(現一ツ橋大学)教授に内定していたとのことでした。

 昨今、「イノベーション」を単に「技術革新」とだけ矮小化する論調が多い中、「新結合」を5つの視点から深い洞察を知ることができました。「札幌農学校」のビジネスからの視点で貴重なお話を聴くことが出来て大変勉強になりました、瀬戸篤先生、ありがとうございました!!!

『新渡戸連続講座』、製糖編 !

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 『新渡戸連続講座』、今回は『製糖編』と題して、台湾における製糖業の振興について、新渡戸稲造と鈴木藤三郎との交わり、二宮尊徳に通じる新渡戸稲造の思想との関連ほか、様々な業績を大変分かりやすくお話して頂きました。

<参考> (一社)北海道報徳社(http://dohotoku.sakura.ne.jp/

* これまでの「連続講座」記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

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木山邦樹 氏  日本甜菜製糖(株(https://www.nitten.co.jp/index.html)常務執行役員・札幌支社長

「日甜の歩みと社是『開拓者精神を貫き社会に貢献しよう』にこめられた思い〜」

社長

社長

 現在の世界の製糖業界の状況についても言及して頂きました。翌日の夕刊にも記事掲載!

 今回の一つ前の回の様子、私自身は参加できませんでしたが、田村直美さんのお話の様子だけを写真で報告しておきます。

* 田村直美 氏 「語り継ぐ〜今を生きるアイヌとして〜」

新渡戸連続講座 2021初回

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 今年度の『新渡戸連続講座』も順調に継続していますが、今回は海外から北海道大学新渡戸カレッジ特任助教・MAZUR Michal Maciej先生のお話、ポーランドの教育事情ほか大規模災害での情報弱者からのコメント等も今後の活動に大変役に立つ内容でした。

* これまでの連続講座の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今回は双方向での意見交換、活発なやり取りで濃い情報が満載でした。

ポーランドからの先生

ポーランドからの先生

教育ほか

MAZUR Michal Maciej 先生(右)

 次回は2月、私のプレゼン、昨年10月青森県十和田市で開催された『新渡戸十次郎生誕200年祭』報告です。

新渡戸連続講座 第5回 2020

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 『新渡戸連続講座 第5回 2020』、今回は新渡戸稲造研究家の三上節子さんによる新渡戸稲造が生前最後に北海道を訪問して数多くの講演を行った濃密な旅程をもとに、新たな新渡戸稲造との北海道人脈を掘り起こしました。

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「新渡戸稲造の離道後二度目で最後の来道〜各地での演説とエピソード〜」

三上 節子 (新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会理事・新渡戸稲造研究家)

〜昭和6年国際連盟顧問として函館、札幌、母校、遠友夜学校、小樽、旭川、帯広、釧路などへ〜

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 定員30名のところ24名(道民カレッジ受講生7名含む)のご参加があり、コロナ禍の中、安全対策をしてのご参加に敬意を表します。「新渡戸稲造の離道後二度目で最後の来道〜各地での演説とエピソード」と題して、1931(昭和6)年5月14日~28日までの行程を特長模造紙4枚に書き、各地の当時の新聞記事を横書きにタイプした32頁の資料集でお話を進められました。新渡戸が一日4回の講演の日があったり、連絡船内、駅の構内でも講演するなど、新渡戸に体力があった時期だったのでしょうね。平和、教育、産業育成と人間の生き方などの講演だったことが新聞記事から窺われます。司会:秋山 受付:金子 書籍販売:村口

* これまでの新渡戸連続講座ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 冒頭、私がご挨拶と三上節子さんのご紹介をさせて頂きました。瀬戸篤先生からはクラウドファンディングについてチラシをお配りしてのご紹介もありました。

 今回の講師は三上節子さん。

 短い期間に実に数多くのご講演を駅での待ち時間等にも行い、精力的に各地を訪問された様子に、並々ならぬ当時の新渡戸稲造博士の熱意をくみ取り、あらたな感動を覚えました。

新渡戸連続講座 第4回 2020

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 今年の新渡戸稲造連続講座第4回は、留学生を巡る環境について、インドネシアからの視点でお二人のゲストにお話を伺いました。北大農学部助教のマリア・ステファニ・ドウイヤンティ先生と、「異国の母」、[留学生の母」として親しまれている須見ウィディアさん(コンサルタント、観光コーディネーター、通訳、レストラン経営)をお迎えして、留学生の生活や技能実習生・特定技能実習生の抱える問題等について、厳しい現実についてもお聞きしました。私たちがもっと関心を持ち取り組んでいかなければならないと思ったひと時でした。今の時代の遠友夜学校の理念の具現化は、留学生たちへの集いの場も大切なのではないかと、貴重な学びとなりました。

* これまでの新渡戸連続講座の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

お二人のゲスト

お二人のゲスト

 北大農学部助教のマリア・ステファニ・ドウイヤンティ先生。ご自身の日本での学びの歴史をわかりやすく語られました。

 須見ウィディアさんは北大の近くでインドネシア料理店「ワルン・ジャワ(http://www.tsu-en.sakura.ne.jp/shop.htm」を経営されていますが、大変パワフルなお話。

 これまで新聞の取材も数多く、『異国の母』の文字が読み取れます。昨今ではハラルや礼拝に関してもアドバイスを求められることも多いようです。

新渡戸連続講座 9月

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 新渡戸連続講座の第3回講義が、松井博和先生を講師にお迎えして開催されました。

* これまでの連続講座の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今回は、『VUCAの時代を生き抜く新渡戸稲造精神』でした。

VUCA

VUCA

講師は松井博和先生

講師は松井博和先生

リーダー論

リーダー論

 『武士道』と新渡戸稲造とリーダー論、生き方の羅針盤として肝に銘じたいお話でした!

新渡戸連続講座 第2回 2020

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 今年度の「新渡戸連続講座」は第2回目、久田徳二さんのご講演、ジャーナリストとしての新渡戸稲造にも焦点を当てた大変興味深いお話でした。
* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

大勢の参加者で盛況!

大勢の参加者で盛況!

久田徳二さん

久田徳二さん

 さらに、新渡戸稲造の晩年の苦境の時代と減退との近似性についても、歴史的事実から鋭い考察をされていました、まったく私も同感でしたね。

 そして最後には、今私たちが活動している「新渡戸稲造記念公園」の「札幌遠友夜学校記念館」建設のご紹介もして頂きました!

新渡戸連続講座スタート 2020

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 『(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会http://nitobe-enyu.org/)』が開催している連続講座、今年度の最初の回がスタートしました。

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 今年度の予定は以下の通り。

今年度のスケジュール

今年度のスケジュール

 第一回は、北星学園大学短期大学部の山本慎平(https://www.hokusei.ac.jp/seikatsu/staff/yamamoto.html)先生のお話でした。

 連続講座開設にあたって、当会の松井博和理事長から参加の皆さまにご挨拶です。

冒頭に松井博和理事長のご挨拶

冒頭に松井博和理事長のご挨拶

 続いては山本慎平先生のご講演でした。

先生のご講演

山本慎平先生のご講演

 新渡戸稲造の思想について三つのテーマを中心に研究を行ってきたこと、第一の研究テーマは、旧制第一高等学校校長時代の新渡戸稲造の教養・作法論です。第二のテーマは大正時代における新渡戸のデモクラシー論です。第三のテーマは晩年の新渡戸の自由主義論や国体論についてです。現在は、新渡戸稲造の経済思想・植民政策論に関心をお持ちで、2017年には台湾に調査に赴き、新渡戸が技師として発展の基礎を築いた台湾糖業の工場跡を視察したり、資料の調査を行ったりしています。

北海道新聞夕刊に掲載

北海道新聞夕刊に掲載

 来年2月まで続く連続講座、今年も楽しみです。また、今年は以下のような特別講座も予定しています。会場の時計台ホールもコロナ禍で密を防ぐために客席を50席くらいに減らしての開催となりそうです、なかなか主催者側としても当日難しい対応を迫られます。