「酒造り」の奥深ぁ~いお話

Posted by 秋山孝二
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 「札幌座サロンの会」、今月は小林酒造株式会社(http://www.kitanonishiki.com/kitanonishiki/)専務取締役・小林精志さんのお話、「北の錦」ブランドで有名な北海道栗山町の会社です。

 北の錦は、2008(平成20)年に130周年を迎えました。そして、この年から糖類などの添加物を完全廃止。北海道唯一の100%全商品、本醸造以上の酒造りを実現しました。2010(平成22)年からは100%北海道産米への切替にチャレンジしています。HPでは、「地元栗山町は、全国一の米どころ空知の南にある町です。お米のお酒の味を、過度のアルコール添加や糖分で伸ばしていく方法は本意ではありません。白米を使う比率を、さらに高めて『農を醸する』山里の地酒として、世界一と誇れる日本酒文化をささやかにでも守っていく覚悟です。」と決意を語っています。

北海道栗山町小林酒造の小林精志専務の熱弁!

北海道栗山町小林酒造の小林精志専務の熱弁!

耕人

耕人

北斗随想

北斗随想

「粋」の意味とは? なるほど!!!

「粋」の意味とは? なるほど!!!

 「粋」から読み取る「米:八十八」と「卆:九十」の間の意味。さらにHPでは続きます。~~~~~~~

 小林酒造は創業明治11年。『北海道でしか醸せない、味わえない酒とは?』という答えを長い間一貫して追及して参りました。商標の『北の錦』は初代、小林米三郎が北海道のこの地で錦を飾ってやろうという意気込みを表したものです。北の錦のある栗山町は夕張をはじめ旧産炭地に囲まれております。昭和20~30年に多くの炭坑員に愛されて出荷数をぐんぐん伸ばしていった時代がありました。北の錦が東映の大ヒット映画『鉄道員(ぽっぽや)』の本編の印象的なシーンに登場するのも、そういった背景があるからなのです。

~~~~~~~~~~ HPからの引用 おわり

<参考> 映画『鉄道員(ぽっぽや)』 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2337

 小林専務のお話はとにかく面白く熱い、経営者としての思いと同時に、酒造りに掛ける杜氏のプロ意識とのギリギリの接点を求める努力も分かり、素晴らしいひと時でした。