基地なき沖縄を展望して

Posted by 秋山孝二
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 「グリーン九条の会(http://green9zyo.blogspot.jp/)」では、毎年講師をお招きして講演会を開催しています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%

 第8回の今回は、沖縄県宜野湾市の伊波洋一・前市長でした。沖縄の歴史、基地の因って来る所以等、これまでの経過を丁寧に語られて、認識も新たに致しました。一方、今までのこの「部屋」における「沖縄」関連は以下の通りです:

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%B2%96%E7%B8%84

 特に、一番最初の記述が私の基本的認識でした:<http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4575

 今、日米関係は重要な時期に差し掛かっていますが、何よりも「日米地位協定」についてしっかり考え直さなければ、基地問題ばかりではなく、第二次世界大戦後の日米関係、或はアジアにおける日本の立ち位置も根なし草になってしまいます。

 今年、私の手元に温めていたメモから:

<「基地問題」と「原発問題」の構図の類似性> ~~~~~~~~

* 名護市長選挙、南相馬町長選挙で、基地反対の立場の長嶺市長が再選されました。

* 映画「誰も知らない基地のこと(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12906)」

* NHK総合 戦後史証言 http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/

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 先日の講演会終了後、少人数の懇親会で伊波洋一さんが、「『イデオロギー』で基地問題を扱うのはプロパガンダであり、それに対して沖縄の人々は『アイデンティティ』として基地撤去を訴え続けているのです」とおっしゃいました。ストンと胸に落ちるフレーズ、地域に生きる人間の矜持は、まさにここにあるのでしょうね。他の「地域課題」と違って、沖縄の場合は即、国政に直結する防衛、戦後体制だったりなので、北海道に住む自分としては、どうコラボした活動ができるのか、引き続きの課題です。

 自分にとっての沖縄の難しさだと思っています。