木朝会 第342回

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 今年で31年目となる木朝会、2018年初めての最初は、「公益財団法人 札幌交響楽団(http://www.sso.or.jp/」の総務営業部中川広一次長による「オーケストラの裏側」でした。

* これまでの木朝会の記事はこちら――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

 当日は、永井健専務理事、庄司寿子総務営業部部長もお越し頂き、普段なかなか聞けない裏方の皆さんのご活躍を垣間見た気がします。沿革はこちら――> http://www.sso.or.jp/sso/profile/

 札響歴史の説明で、発足時から初期の時代、初代常任指揮者荒谷正雄先生、初代理事長阿部謙夫(元北海道放送社長)、北海道銀行島本融(とおる)初代頭取、等、懐かしいお名前をお聞きしました。

設立当初の様子

設立当初の様子

設立世話人会

設立世話人会懐かしいお名前がズラリ

 この56年間の中で、事業は大きく拡がりを見せています。

事業の幾つか

事業の幾つか

 札響の高いレベルは国内外の評判ですが、本当に札幌・北海道の宝であり誇りですね。そして、ここまで温かく応援してきた多くの道民の皆さんにも感謝したいです。私が小・中・高校の6年間習った上原与四郎先生も、群馬交響楽団から移籍したチャーターメンバ―でした。映画『ここに泉あり(http://www.ne.jp/asahi/gensou/kan/eigahyou44/kokoniizumiari.html』は、1955年2月12日公開の日本映画。中央映画製作、独立映画配給。監督は今井正、主演は岸恵子。モノクロ、スタンダード、150分。 高崎の市民オーケストラが、群馬交響楽団へと成長する草創期の実話を舞台としたヒューマンドラマです。その群馬交響楽団から7名が札幌交響楽団に移籍して、当時、「泉が枯れる」との批判を受けたと、永井健専務理事からその場で伺いました。

* 上原与四郎先生についての記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4859

 「芸術文化を育てる」と簡単には言いますが、やはりその時代の人に恵まれないとできないことですね。当事者の芸術家だけではなく、経済界の見識とか人物の大きさとかです。今、そんな人材の劣化を痛感する中、私なりに何か貢献できればと思っています。

木朝会、秋元克広札幌市長

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 7月に設立30周年の記念会(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30912)を開催した早朝勉強会「木朝会」、新たなスタートは札幌市の秋元克広市長で始まりました。姉妹都市のミュンヘンから帰札されたばかりのご多忙の時、朝7時からの会合に元気いっぱいご出席頂き、心から感謝致します、札幌の街づくりの過去・現在・未来、素晴らしいお話でした。以前からお願いし続けてやっと実現して嬉しかったですね。

札幌の過去・現在を丁寧にご説明

札幌の過去・現在を丁寧にご説明

正確な現状把握から政策展開

正確な現状把握から政策展開

 秋元市長は、これまで市役所の中でIT系企業とのお付き合いとか新規プロジェクトに携わってこられ、新しい時代の変化、イノベーションへの感度もよく、一方企画畑も長かったので、大変政策に明るく、丁寧な説明が課題に正面から向き合う姿が印象深いです。

 例えば、昨年の札幌は、冬の降雪が11月からあり、札幌市の除雪費に補正予算を組んだと今年の正月の北海道経済同友会新年会でご挨拶をされていました。今年3月でしたでしょうか、市長をお招きしての十人程度の夕食会があり、そこでお会いした時、私が質問する前に秋元市長の方から、「除雪費の補正は組んだけれど、それを全部年度末までに使おうとは思っていません」とおっしゃっていました。1月、2月の降雪が極めて少なく、丁度私はそれが気になっていたので、お伺いしようと思ていたのですが、実にロジック明解に誠実にご説明されていました。選挙で選ばれるお立場なのに市民に媚びる所がなく、堂々と政策を立案し実践する姿に、大きな拍手を私は送り続けたいと思います、役所の内外、裏で支えている方々の見識と知恵にもです。

未来志向のお話も夢が!

未来志向のお話も夢が!

 プレゼン最後の写真、薄暮の冬、藻岩山山頂からの景色です、素晴らしい札幌、中央の政治は迷走し見るも無残ですが、我がふるさと札幌は秋元克広市長をリーダーに政令指定都市として力強く発展していくでしょう。

 秋元克広市長、ありがとうございました!

木朝会 30周年記念パーティ

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 1987(昭和62)年7月18日に「木朝(もくちょう)会」発会式が札幌パークホテルで開催されて、今年7月で30周年を迎えることができました。その記念パーティがごく内輪で、札幌市中央区の「ル・ジャンティオム(http://www.le-gentilhomme.com/」開催されました。

 今思えば本当にあっという間の30年、初代代表幹事の竹内實先生ほか歴代の代表幹事の先生、OB、現役メンバー、事務局が集まり、お一人お一人が設立時当時のお話ほか、それぞれの振り返りでこれまでの活動を再認識しました。そして特別ゲストの明楽みゆき(http://www.ongakuno-mori.com/)さんのチェンバロの演奏と北前船のお話も含めて3時間、思い出話の数々と料理とワイン、楽しいひと時でした。

 これまでの木朝会の記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

初代代表幹事の竹内先生

初代代表幹事の竹内實先生

歴代の代表幹事の先生方

歴代の代表幹事の先生方

明楽さんのチェンバロ演奏と北前船のお話

明楽みゆきさんのチェンバロ演奏と北前船のお話

同じテーブルの先生たちと

同じテーブルの先生たちと

参加者全員で記念撮影

参加者全員で記念撮影

 最後には、西澤寛俊先生のご挨拶で、「10年後の40周年」を目標に会の継続を約束しました。終了後にチェンバロ演奏の明楽さんと私は記念撮影も。この30年、メンバーは入れ替わった先生もいらっしゃいますが、立ち上げに関わって初代の事務局長を務めた私としても、医療政策の構築ほか、皆さん「同志」的な絆を感じ、何か大きな節目を越えた気がして気持のよい帰り道でした。

素晴らしいひと時!

素晴らしいひと時!

木朝会、今年は30周年

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 「木朝会(もくちょうかい)」は今年(2017)で設立30周年を迎えます。30年前に、当時の北広島病院院長竹内實先生と私で、札幌圏の私的病院の理事長・院長のきっちりした勉強会をやりたいですねと相談してスタートしました。車がとめやすくて、毎月朝7時からの朝食付き会合に対応して頂けるホテルとして、札幌パークホテル(http://www.park1964.com/)に決めたことを鮮明に覚えています。今も毎月、朝早くからホテルスタッフのご尽力で会はスムースに開催できています、有難いことですね。

 これまでの記載した記事――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

 今年初めての例会(第331回)は、いつものように北海道病院協会理事長・徳田禎久先生による「地域性を踏まえた地域医療構想と医療計画」でした。日々現場の課題に向き合う臨床現場から、医療計画の問題を提起し、北海道の実態に即した新たな構想についてのお話でした。

新年はいつも徳田先生

新年はいつも徳田先生

計画策定

計画策定

データに基づく説得力

データに基づく説得力

結局は企業経営と同じ

結局は企業経営と同じ

 医療は、医療従事者・関係者のみならず、全道のまちづくりと大きな関係があり、患者の意識、市町村自治体の意向等、総合的な立場から幅広い議論を経ての将来構想が必要です。と同時に、計画と実態とのかい離をタイムリーに把握して再構築する「差異分析」も大切ですね、これってまさに企業マネジメントと同じです、そう、「マネジメント(経営)」です。

 今でこそ(株)スズケンの方が事務局を担われていますが、私も毎月、3階のロビーで受付横に立って参加者をお待ちしている間は、たくさんの思い出とともに過ごす貴重なひと時です。ここで学んだ先生方が、中医協、全国の病院組織の長ほか、医療政策のリーダーとしてご活躍になりましたし、今も第一線で頑張っておられます。また、道に出向中だった厚生労働省の方々、知事、市長はじめ行政のトップの方々、300回を越えた例会には実に多くの多彩な方々に来て頂きました。今年の7月頃には、30周年記念フォーラムを企画中で、全国からの参加者を期待しています。

 私にとって、秋山財団とこの木朝会は、創設から今も私自身の所属は変わりながらも等身大でかかわっている宝物、これまで支えて頂いた方々に感謝の気持でいっぱいです。 

木朝会の30周年に向けて

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 木朝会は来年設立30周年を迎えます。今月は第326回例会、西澤寛俊先生のお話でした。西澤先生はこの会の二代目代表で、現在も「公益社団法人 全日本病院協会(http://www.ajha.or.jp/)」会長、社会保障審議会医療部会(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/indexshingi.html)委員でご活躍です。

 これまでの木朝会について――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

西澤寛俊先生

西澤寛俊先生

 今回の例会では、「地域医療構想と2016年診療報酬改定を踏まえた経営対応」と題してのホットなお話でした。

地域医療構想ほか

地域医療構想ほか

 院長・理事長の「木朝会」と事務責任者の「21クラブ」の合同例会で、参加者は皆さん熱心に耳を傾けられていました。

院長・理事長・事務長さんの参加で熱気

院長・理事長・事務長さんの参加で熱気

 終了後に、私を含めたこの会の設立に関わった方々と、来年7月に30周年を迎えるに当たっての記念事業について意見交換をしました。最初からの例会での講師一覧も配られましたが、懐かしいやら、凄いメンバーやら、とにかく30年の時間の経過とこれまでの私たちの取り組みの重さをあらためて感じた次第です。ただの勉強会ではなく、政策提言、及びそれを裏付けるデータの収集と整備等、これまで日本の医療行政に寄与した役割は大きなものがあったと自負しています。

 その中で、いつも話題になる設立当初の「定年設定」の話です。新鮮な議論をしなければならないと「50歳定年」を迷いなく決めたのですが、数年たって中心メンバーがどんどん50歳オーバー。私は30代半ばでの参画でしたので多少時間はあったのですが、すぐに「規約」を改訂した記憶があります、「光陰矢の如し」を実感しました。

 もう一つ、貴重な資料がありました、1990年4月発行の専門誌「病院」(医学書院)、「札幌の若手病院経営者の勉強会」と題して西澤寛俊先生が記事を書いています。その中に、「連絡先・事務局」として、私の名前のありました、懐かしいですね。

* 医学書院『病院(https://www.igaku-shoin.co.jp/journalPortal.do?journalPortalId=541)』

 来年、これまで講師でお招きした方々にご出席をお願いするとか、振り返りの座談会とか、いろいろなプランが出されました、どんな30周年になるのか、楽しみですね。

木朝会6月例会 2016

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 今月の木朝会例会は、NPO法人「KACOTAM(http://www.kacotam.com/」の理事長・高橋勇造さんをお招きしてお話を聞きました。

 これまでの「木朝会」の記載――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

高橋勇造理事長

高橋勇造理事長

 この「KACOTAM」は、4年前に立ち上げたばかりで、すべての子どもたちが周りの環境によって、学びの機会が左右されることがなく自己実現に向けて自らの人生を楽しめる社会を目指していて、「楽しい学びの場をつくること」を使命とし、「学びの機会」と「自己肯定感の向上」をキーワードに活動しています。

自ら考える…考えるの「か(Ka)」

行動する…行動するの「こ(co)」

楽しむ…楽しむの「た、む(tam)」

合わせてかこたむ(Kacotam)と名付けたそうです。

活動の目的

高橋さん自身の紹介

基本的な活動は

基本的な活動概要

 若い世代が、今の教育環境の中で機会に恵まれていない人々の課題解決に向き合い、格闘している姿に感銘を受けました。今後、秋山財団も、何らかの形でコラボが出来れば嬉しいなと思った次第です。

年始いろいろ 2016

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 一年前の「木朝会」でのお話、ずっと手元に温めていたので、「年始いろいろ」に免じてアップさせて下さい。新しい時代の医療と地域の関係は、この処の厚生労働省マターでは優先順位が高いですね。この数年の検討課題かと思っています。

地域医療計画・地域医療構想の行方

地域医療計画・地域医療構想の行方

 今年の<箱根駅伝>、青山学院の完全優勝で終わりましたが、サイドストーリーが面白いです。

 一つは、順天堂大学は総合6位でしたが、「27歳小盛が感動の30メートル給水ラン」との見出しの記事は興味味深いですね。テレビでも取り上げられていました。小盛玄佑君の今後の活躍を期待します。

小盛玄佑(http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/data/2016/member/juntendo/komori.html

* http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160103-00000138-sph-spo

 もう一つは青山学院大学の7区区間賞の小椋裕介君です。札幌山の手高校出身で、この数年注目していましたが、4年間7区を走り続けました。特に今年は4年生としての新たな責任を背負いながら、堂々たる走りでしたね。

小椋裕介(http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/data/2016/member/aoyamagakuin/ogura.html

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=18860

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=22110

小椋選手

小椋裕介選手

 ある意味ではただ走るだけの競技ではありますが、歴史を重ねた大会となると様々な物語が生まれて、多様な人生模様も見て取れます。来年もまた新しいヒーローの出現を期待しながら、若い世代の躍動が楽しみです。

厚生労働省に因む話題、二つ

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 今月の「木朝(もくちょう)会」、ゲストスピーカーは三井 辨雄(わきおさんでした。医療法人「交雄会」の代表として永くお世話になっていますが、政治の世界でもご活躍、元衆議院議員(4期)、国土交通副大臣(菅第1次改造内閣・菅第2次改造内閣)、厚生労働大臣(第15代)などを歴任されました。久しぶりにお話ができてとても懐かしかったですね。

* これまでの「木朝会」について――>http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

木朝会で語る三井辨雄元厚生労働大臣

木朝会で語る三井辨雄元厚生労働大臣

「交雄会代表としてご活躍

「交雄会代表としてご活躍

 一方、翌日は東京での「一般社団法人 医療介護福祉政策研究フォーラム(略称「虎ノ門フォーラム」)」では、村木厚子厚生労働省事務次官のご講演「共生社会を目指して」でした。

* 一般社団法人 医療介護福祉政策研究フォーラム(略称「虎ノ門フォーラム」) http://www.mcw-forum.or.jp/

厚生労働省事務次官 村木厚子さんの講演

厚生労働省事務次官 村木厚子さんの講演

 丁寧なご説明で大変分かりやすい内容、少子高齢化社会の日本の今後の政策課題と視点、支援のかたちについてでした。このフォーラムの共同代表のお一人、中村秀一さんは、北海道庁に出向されている時からのお付き合い。官舎が私の家のすぐそばだったこともあり、在札中ばかりでなく永いお付き合いとなっています。

雇用政策の基軸

雇用政策の基軸

 人との出会いと永いお付き合いは、昨今の短期的利害関係とは別に、年を経てからの「財産」となりますね。今は、直接的な仕事上での関係性が無い故に、本来の等身大のお話ができる環境と言えましょうか、私にとっても大切にしたい「医療・介護・福祉」での人間関係です。

韓国の文化と医療について

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 毎月一回、民間病院の理事長・院長が早朝に学ぶ場「木朝(もくちょう)会」の第315回例会が、先日開催されました。これまでこの会については何回か書いています。

<木朝会> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

 今回は、「韓国の文化と医療について」と題して、小樽商科大学大学院教授・ビジネス創造センター長の李濟民先生のお話でした(http://office.cbc-s.otaru-uc.ac.jp/?page_id=8658)。

木朝会での興味深いお話

木朝会での興味深いお話

 お隣の韓国について、日頃話題になっているし行ったこともあるにもかかわらず、基本的な実情について再認識することも多かったです。医療については、アジアを中心に伸びている「医療ツーリズム」市場拡大への取り組みが興味深かったですね。

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* GDP成長率 3.4%(2014年)、失業率 3.5%(2014年)、出生率 1.19(日本は1.43%)

* 貿易: 日本にとって韓国は第3位、韓国にとって日本は第3位の貿易相手国

* 宗教: 仏教 42.9%、プロテスタント 34.5%、カトリック 20.6%  仏教徒が一番多い

* 韓国社会の特徴: 縁故社会(血縁、地縁、学縁)、兵役義務(休戦状態)、三大苗字(金、李、朴)、根強い儒教思想、行き過ぎた教育熱(チマッパラム、キロギアッパ、SKY)

* 韓国人気質: 「ぱりぱり精神(せっかち、積極的)」、「ケンチャナヨ(だいじょうぶ、適当主義、前向き)、フレンドリー(お節介)

* 韓国の医療ツーリズム: ウリドゥル病院の事例ではヘルニア治療専門病院、韓国に7か所、海外(上海、ジャカルタ、ドバイ)、最小侵襲治療、施術費用は日本円で100万~200万円、金浦空港敷地内にある61床の脊椎治療専門病院、メディカルツーリズムのハブ病院

* ウリドゥル国際患者センター: 金浦空港の敷地内にあり国際線ターミナルから歩いていける、開設8部門のコーディネーター(英語3名、日本語2名、、ロシア語1名の専門スタッフ)、韓国初のJCI(米国の国際医療機関評価委員会)認証を獲得

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 今、演劇分野でも日韓交流が盛んです。北海道演劇財団(http://www.h-paf.ne.jp/)は、この間、演劇公演の交流だけでなく、制作面でも相互交流の実を挙げています。国政・外交レベルではきな臭い状態ほか波風がありますが、経済、市民レベルの芸術文化等の草の根では、幅広い交流に今後も期待したいです。

医療セミナー in 東大医学部1号館

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 密度濃い週末となりました、まずは築後90年以上の伝統ある東京大学(http://www.u-tokyo.ac.jp/index/b00_j.html)医学部1号館でのシンポジウムです。

第11回 社会福祉・医療事業の経営研究セミナー『医療・介護保障の持続条件を考える』

 主催は、昨年2012年12月12日(こだわり?)に設立登記した「一般財団法人 社会福祉・医療事業の経営研究会」です、私も理事を引き受けています。このセミナーは、これまでは静岡県立大学の西田在賢教授の研究室(http://cmhw.u-shizuoka-ken.ac.jp/)が主催で積み重ねてきました。

東京大学医学部一号館

東京大学医学部一号館・階段教室、想像以上の傾斜!

西田在賢先生

静岡県立大学教授・西田在賢先生

ファシリテーターの橋本先生とパネラーの西島さんと遠藤さん

ファシリテーターの橋本英樹先生とパネラーの宮島俊彦さんと遠藤邦夫さん

財団メンバー勢ぞろい

「一般財団法人 社会福祉・医療事業の経営研究会」メンバーが勢ぞろい

 基調講演が宮島俊彦(前厚生労働省老健局長)さんで、テーマは「我が国の医療・介護保障のマネジメント」、後半は、パネルディスカッション「医療・介護保障の持続条件を考える」で、ファシリテーターが橋本英樹(東京大学大学院医学研究科教授)さん、パネリストが宮島俊彦さん、遠藤邦夫さん、西田在賢さん、でした。

 今回のフォーラムのキーワードは、「地域」です。

 基調講演では、1) 医療改革――主として病院改革、 2) 介護改革――地域包括ケア、 3) 医療保険改革、 4) 介護保険改革、について、今後の方向性、概念整理でした。先月の木朝会の地域での実践報告(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17930)が記憶に新しかった私は、宮島さんのお話と現場での取り組みがつながった気がしましたね、「多様な」地域での「地域包括ケア」を実感し、まさに地域の「健康に生きる実践」が求められる、そんな気がしました。

 パネルディスカッションの冒頭で橋本英樹先生がまとめられたように、宮島さんのプレゼンは、劇的な「政策立案の価値観の転換」であり、将来の人口構成から如何にイメージを膨らませるか、なのでしょう。ニーズ、リソースの違いは、「高齢化の多様性」であり、持続可能なように「地域での課題解決」がポイントで、それをコーディネート(=マネジメント)する時代に入っているとのご指摘は、腑に落ちるお話でした。

 この種の意見交換は、私自身には実に心地よく染み入るやり取りばかりです。思い起こせば医薬品卸企業の経営者時代、厚生省の私的諮問機関「流通近代化協議会」の委員だった時から、私は随分政策論議に関わらせてもらいました。日本全国を見つめて、将来の変化をにらみながら、現実の政策に創り上げていく時の利害調整等、厚生官僚の活躍を間近で見て、私には大変勉強になり、今に活きています。西田在賢さんとの長いお付き合いは私にとっての宝ですし、余計な説明のいらない場、知的好奇心も刺激を受けての人の輪は素晴らしいです。

 昨年立ち上がった「一般財団法人 社会福祉・医療事業の経営研究会」と20数年続く「木朝会(もくちょうかい)」、この二つが私にとってのこの分野の貴重な財産であり、これからもお役に立てる視点から関わり続けたいものです。

英語上達の医療現場を

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 異業種交流会で長年お世話になっているコチェフ・アレキサンダーさん、(株)オレンジバード(https://ja-jp.facebook.com/orangebirdinc)の代表取締役ですが、医療機関の経営者の勉強会「木朝会」例会でお話をして頂きました、テーマは、「英語上達で医療の現場が変わる!~付加価値型医療サービスの実現に向けて~」。

 木朝会については、これまで何回かこの欄に書いています。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

 今年7月、北海道大学で学生に対して「ビジネスの分野での英語」について私もお話をする機会がありました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=17167)。サービスにおける「言葉」の持つ重要性、あらためて考えてみる価値はあります。

コチェフ・アレキサンダーさん

コチェフ・アレキサンダーさん

英語上達の価値を

英語上達の価値を

 今、巷では「医療ツーリズム」が人気です、札幌圏の優れた医療機関サービスを、外国の方々へも提供できる環境づくり、とりわけまずは英語を皮切りとした納得のいくコミュニケーションによる信頼形成は大切ですね。今回のお話は、大変説得力があり、参加した医療機関の理事長(医師)の皆さんにも、貴重な場となりました、コチェフさん、ありがとうございました!

「とよひら・りんく」に期待!

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 木朝会9月例会は、21クラブと合同でとよひら・りんく(http://www.nishioka-hosp.jp/」の取り組みの報告でした。

西岡病院・五十嵐知文副院長

西岡病院・五十嵐知文副院長

地域包括ケアシステムの構築へ

地域包括ケアシステムの構築へ

 厚生労働省の補助金事業ですが、医療機関完結型から地域の取り組みへとこれからの発展・深化・進化を期待したくなりました。

< とよひら・りんく >  ~~~~~~~~~~~~

札幌市豊平区西岡・福住地区在宅医療連携拠点事業推進協議会(通称「とよひら・りんく」)は、平成23年6月、札幌市豊平区西岡・福住地区において、地域の医師、歯科医師、看護師、薬剤師、社会福祉士などの多職種協働による包括的かつ継続的な在宅医療の提供を目指すとともに、今後の在宅医療に関する政策立案や均てん化などに資することを目的に設立されました。

  • 多職種連携の課題に対する解決策の抽出
  • 在宅医療従事者の負担軽減の支援
  • 効率的な医療提供のための多職種連携
  • 在宅医療に関する地域住民への普及啓発
  • 在宅医療に従事する人材育成

協議会役員

会 長 中島 茂夫 (社会医療法人 恵和会 西岡病院 院長)
副会長 松本 修二 (松本内科クリニック 院長)
五十嵐 知文 (社会医療法人 恵和会 西岡病院 副院長)
寺本  信 (社会医療法人 恵和会 西岡水源池通りクリニック 院長)

 数年前に、この地域の札幌大学の先生から、「まちづくり」として地元商工会、住民、学校とともに、是非地域の医療機関の方々にも参加して頂きたいとの趣旨で、西岡病院ほかの経営に携わる恵和会理事長・西澤寛俊(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16175)先生をご紹介したことがありました。都市型でも地方型でも、これからのまちづくりはセーフティネットとしてのインフラとして「医療機関ネットワーク」は欠かせない要件だと思いますね。

札医大の看護職員教育

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 もう20数年続けている早朝勉強会「木朝会」、先月は第294回例会で、この4月に新しく就任された札幌医科大学付属病院看護部長・萩原直美さんのお話でした。木朝会例会については、これまでにも何回かこの欄に記載しています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A)。

木朝会で看護部長のお話

木朝会で看護部長のお話

新人看護職員教育ガイドライン

新人看護職員教育ガイドライン

 この「新人看護職員研修プログラム」は、「卒後臨床研修の努力義務化」を踏まえて、札幌医科大学で運営しているもので、附属病院の職員ばかりでなく、一般の民間医療機関の看護職員等、地域にも有料プログラムとして開放しているそうです。

 特に、「今時の新人の傾向として」のお話は興味深かったですね、どんな分野にでも共通する「今時の若者」気質なのでしょう。当日出席された医師の方々からは、「我々が学んでいた時代に比べて、手とり足とりの懇切丁寧なプログラム」との感想も多く、それは取りも直さず現場における看護職員の不足を意味しているようです。

今時の若い者たち?

今時の若い者たち?

 萩原部長は、医療現場で激務の看護職をこなしながら、夜間大学で経営学を学び、卒業後は大学院修士課程で論文作成に挑んでいるそうです。「ダブルメジャー」時代とは言え、学ぶ志を貫く努力家、頭が下がります。北海道の地域医療は、このような地道な努力によりこれまでも、そしてこれからも支えられていくのでしょうね。

西澤寛俊先生、大活躍の6年間!

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 本当に超忙しい時というのは、手元にどんどん情報が溜まっていき、それらを裁いていく時間さえ見つからない、そんな状態ですね。私にとってこの間は、まさに「怒涛の一週間」でした、途中東京出張一泊も含めて。

 これから数回、手元に少々溜まった話題を続けてで申し訳ありませんが、掲載していきます。

 

 先日、北海道病院協会(http://www.h-ha.jp/)の研修会で、西澤寛俊先生のお話を伺いました。中医協でのこれまで6年間の生々しい場面も蘇り、実に興味深かったです。

  西澤寛俊先生については、以前この欄で書きました。~~~~~~~~~~~~~~~~~

  この札幌の勉強会「木朝会」から、現在の全日病会長・西澤寛俊先生、常任理事・徳田禎久先生が大活躍されています。更にさかのぼると、診療報酬を議論する最も重要な機関、中央社会保険医療協議会(中医協:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008ffd.html)の委員として、竹内實先生が7年半も奮闘されて、現在は西澤先生が委員として活動されています。この木朝会は20数年前の設立時、竹内先生と私でアイディアを出し合い、札幌パークホテルを会場として始まり、メンバーはかなり変わりましたが今も続いています。先日の夜間例会には、竹内・西澤先生も講師の徳田先生とともにご出席でした。今、思い出してみても、日本の医療制度への積極的提言活動に燃えた素晴らしい日々でした。間違いなく、北海道の医療経営者が政策をリードしてきました、「地域一般病床」はじめ、政策に盛り込まれた項目もこの間かなりに及んでいます。

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=9730

~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

中医協委員6年間のふり返り

中医協委員6年間のふり返り

「木朝会」2代目代表でした

「木朝会」2代目代表でした

 一つ一つの政策実現の陰には、中医協のような会議での西澤先生の貴重な発言が功を奏している場合があります。現場からの声をしっかり届け、正しい現状認識に基づた政策でなければ、国民には大変な迷惑となりますよね。

 あと少しの任期、どうか最後までご活躍されますことをお祈りしています!!

並木昭義先生の情熱は続く・・・

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 今月の木朝会は、並木昭義先生のお話でした。並木先生は札幌医科大学名誉教授で、現在、小樽市病院事業管理者・病院局長の重職で、「論文発表に関する秘話」と題して、これまでのご経験を丁寧にご説明になりました。木朝会についてのこの欄での記載はこちら(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A)。

永平寺初代住職と

永平寺78代住職宮崎禅師さまと並木昭義先生

三つの代表的論文

三つの代表的論文

若手医師に贈る言葉

若手医師に贈る言葉

 学生への論文指導を通しての信念、現在の小樽市立病院の統合・新築等、これまでの多彩な実績を淡々と語られる中に、目の前の課題と真摯に向き合い、自らを鼓舞して使命を全うしようと全力を尽くす姿に感動しました。

 異種の与えられた仕事でも、それに向かう基本姿勢というのはどれも一緒なのかもしれないと、お話をお聴きしてそう思いました。何を課題と認識し、何を解決しなければならないのか、現状把握力の重要性も感じた、貴重な時間でした。

北海道米の可能性

Posted by 秋山孝二
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 もう20年以上続く、民間病院の経営者の方々との勉強会「木朝会」については、これまで何回も書いています。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

 年明け第288回木朝会は、千野米穀店(http://chino-grain.sakura.tv/)・徳永善也社長のお話「北海道米の可能性」で幕を開けました。

早朝から熱のこもった徳永善也社長のお話

早朝から熱のこもった徳永善也社長のお話

はっぴに北海道米を背負ってのご講演

はっぴに北海道米を背負ってのご講演

 北海道で米穀店を営む3代目社長、北海道米の輸出、北海道のブランド化等、店頭に社長自ら立っての販売により、消費者のニーズを的確に把握しながら、意欲的な挑戦を行っています。

 先日のお話でも、北海道米の歴史、品種、食味について、大変分かりやすく説明があり、さらに背景の流通問題、価格、経営から見たお米の価値等言及されて、見識の高さを感じました。後半の、「お米アレルギーとゆきひかり」の部分では、データに基づく研究成果に、当日集まられた経営者は皆さん医師の方々なので、一層その分析評価を食い入るようにご覧になっていました。

 「こめ屋の徳永です」と彼はいつも控え目に自己紹介するのですが、その姿は自信に満ちていていつも清々しく感じています。テレビ等のメディアにも数多く登場しています、その表情・風貌は、お人柄を表わしていて、どこから見てもまさに「善也:ぜんなり」です。新たな「挑戦」をし続けることは、パイオニアとして強い抵抗の風を受けるのでしょうが、彼は必ずやそれを帆に受けてご自分の推進力に代えて活動していくと、私は信じていますし、出来るだけ応援したいと思っています。

 徳永善也さん、この度のご講演ありがとうございました!

札医大看護部の役割

Posted by 秋山孝二
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 木朝会と21クラブとの合同例会で札幌医科大学(http://web.sapmed.ac.jp/)副学長・鈴木康世看護部長(http://sapmed-kango.jp/)をお招きしました。今年8月の島本和明学長に続いて、札医大の取り組みを紹介して頂きました。これまで、「木朝会」については数回掲載しています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A)。

 一つの基幹医療機関としての大学病院の機能に留まらず、広く北海道の地域医療への貢献という理念の下にご尽力される姿に感動しました。

木朝会での看護部長のお話

木朝会での鈴木康世看護部長のお話

研究プログラムについて

研究プログラムについて

 人材育成の要諦は、対象者の課題意識、時間をかけたプログラム策定、コミュニケーション等に集約されるようです。集合研修、実地研修の後のフォローアップの重要性は、どんな分野での人材育成においても共通するポイントです。

 現場の日々の格闘、イノベーションを受けとめて、気持のよい朝で始まったこの日でした。

札幌医科大学、さらなる挑戦!

Posted by 秋山孝二
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 8月の木朝会・第283回例会は、札幌医科大学(http://web.sapmed.ac.jp/)の島本和明学長を早朝からお招きして、「札医大の新キャンパス構想」と題して、お話をして頂きました。これまで秋山財団は、歴代の理事・評議員・選考委員として、札医大関係の先生方に大変お世話になってきています。

<札医大関係のこれまでの掲載>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1690

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1918

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2616

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4792

札幌医科大学の将来構想

札幌医科大学の将来構想

朝早くから熱弁の島本和朗・札医大学長

朝早くから熱弁の島本和明・札医大学長

  まだまだ新しいと思っていた札医大病院もすでに30年経っているのですね、月日の流れは速いものです。新築当時は一室6床が標準だったものが、今は時代遅れ、最低限でも一室4床の時代になっています。病棟の個室、手術室を増設したり、医学部学生の定員増に対応する施設増等、病院経営で収益をあげながらの投資計画、今を預かる経営責任者も課題が山積で大変です。

 北海道の地域医療を担う人材育成を責務とする医科大学、定員を増やして育成しても、卒業後はかなりの人材が北海道の医療を希望しない現実、後期研修医の確保とともに、国の政策が的を射ていない場合も多く、人材育成では苦労が絶えません。数字合わせ的な政策が殆どで、従事する若い世代のモチベーションとか生活設計、人材の偏在等は考慮されていません。今に始まったことではありませんが、これまで幾度となく行われている「人材育成」にまつわる国の政策は、上手くいったためしがないですね、現場の意見無視で、机上の空論が多いのだと思います。

 島本学長のお話で一番印象的だったのは、札医大の自主的活動の「橋渡し研究:http://web.sapmed.ac.jp/ircc/pdf/hashiwatasi.pdf、 http://www.hbc.co.jp/tv/ino1ban/page12.html、 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/dhs/grp/H20_01_00_idai_setsumeisiryo.pdf」で、全学的にも着実に実績を挙げてきていて、内外の高い評価を得ています。「医学部フロンティア研究所:http://web.sapmed.ac.jp/jp/news/topics/03bqho0000006fd9.html」が昨年開設されて、北海道から世界に発信する新しい取り組み・研究成果も期待されて、これからが楽しみです。

 講演終了後に、数人の先生と島本先生を囲んで懇談がありましたが、今後の地域医療を巡って、貴重な意見交換の場となりました。今後の札幌医科大学の挑戦は道民の誇りですし、大いに期待したいですね。

「2025年の病院のあり方」提言!

Posted by 秋山孝二
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 毎月、第三木曜日の早朝に、民間病院の理事長・院長が集まる勉強会「木朝会http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A」、今月は特別夜間例会として先日開催されました。テーマは、「2025年の日本を想定した病院のあり方に関する報告書:http://www.ajha.or.jp/voice/pdf/arikata/2011_arikata.pdf」について、全日本病院協会(全日病:http://www.ajha.or.jp/)常任理事で、禎心会(http://www.teishinkai.jp/)理事長・徳田禎久先生のご報告でした。

全日病常務理事・徳田禎久先生

全日病常務理事・徳田禎久先生

  この札幌の勉強会から、現在の全日病会長・西澤寛俊先生、常任理事・徳田禎久先生が大活躍されています。更にさかのぼると、診療報酬を議論する最も重要な機関、中央社会保険医療協議会(中医協:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008ffd.html)の委員として、竹内實先生が7年半も奮闘されて、現在は西澤先生が委員として活動されています。この木朝会は20数年前の設立時、竹内先生と私でアイディアを出し合い、札幌パークホテルを会場として始まり、メンバーはかなり変わりましたが今も続いています。先日の夜間例会には、竹内・西澤先生も講師の徳田先生とともにご出席でした。今、思い出してみても、日本の医療制度への積極的提言活動に燃えた素晴らしい日々でした。間違いなく、北海道の医療経営者が政策をリードしてきました、「地域一般病床」はじめ、政策に盛り込まれた項目もこの間かなりに及んでいます。

 詳細は省きますが、今回の報告書は、昨年4月に西澤会長から次のような指示があったそうです、「高齢社会がピークに達する2025年の日本における医療介護提供のあり方を検討し報告すること」と。そして、既刊の報告者や直近の医療情勢にとらわれず、1)社会構造の変化や経済の将来見通し等も踏まえた現実的な対応<現実的シナリオ>、2)これまで追求してきた理想的な医療介護提供のあり方を再検討<理想的シナリオ>です。

 先日、徳田先生もお話されていました、政治の混迷、暗い経済見通し等の中で、将来予測することは大変難しい時期ではありましたが、「医療基本法」制定に向けた整備作業、「産業としての医療」等に対して、果敢に提言しようとする姿勢は、ささやかながら共に議論してきた者として「誇り」に感じています。

 思い起こせば、今でこそ定着した「介護保険」も、導入に向けた事前議論・実験的試み等、かなりの活動がこの北海道をフィールドに、医療関係者の献身的な努力でなされたことも、私たちはしっかり記憶に留めて置くことが大切です。これまで培った医療提供体制基盤を、過疎化とか少子高齢化と言って、簡単に統合したり廃止したりするのは、あまりに知恵がないですね。

 今、北海道の将来を担う人々を支える「健康・医療」を、しっかり議論し実践していきたいものです、せっかく素晴らしい先生方がいらっしゃるのですから。

活躍した札幌市消防局

Posted by 秋山孝二
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 先月30日の野田正彰さんの講演会(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=9201)で、一つだけ違和感のあったお言葉が、「北海道の人間は今回の災害に対してどんな支援活動をしてきているのか、殆ど現地で出会わなかった。遠い場所での出来事と考えているのでは」、でした。とんでもありません、少なくとも私の周辺で知っているだけでも、行政・NPO・医療機関・企業等、たくさんの方々がすぐに駆けつけましたし、今も継続して活動しています。限られた地域での野田さんの体験だけから断定するのは間違いだと思いますが。

 先日、私的病院経営者の20年以上続く勉強会「木朝会」の特別例会で、「防災及び震災支援」と題して、札幌市消防局の方から報告がありました。今回の東日本大震災で、札幌市も迅速で地道な支援(http://www.city.sapporo.jp/kinkyu/index.html)を行ってきています。お話をされた札幌市中央消防署予防課・課長(指令長)の佐藤利博さんの語る姿勢も素晴らしかったです。

 とりわけ札幌市消防局の震災直後からの活躍(http://www.city.sapporo.jp/shobo/koho/enjo.html)は、私は札幌市民(納税者)の一人として誇りに感じました。

東日本大震災で活躍した札幌消防局の報告

東日本大震災で活躍した札幌市消防局の報告

  一つは、3月11日(金)15時00分(地震発生からわずか14分後)に決定された「指揮支援隊派遣」です。すぐにヘリコプターで札幌を出発し、翌12日から宮城県庁で県内部隊指揮活動を開始しました。一方11日15時30分に、15隊58名からなる「陸上部隊派遣」準備が決まり、13日朝には石巻市に到着して救援活動を開始していました。情報が錯綜し流動的情況の中、指揮部隊・現場陸上部隊と素早い取り組みが行われ、現地でも高い評価を得ました。5月10日までに、札幌からは133隊503人が出動しています。先日のご説明では、国内ばかりではなく、日常的に海外災害派遣を想定して、定時予防注射を受けている隊員も複数名いるとのお話でした、いつでも出動できる危機管理体制です。

 福島原発事故現場での東京消防庁レスキュー隊が、マスメディアに繰り返し登場していたので注目されていましたが、今回の被災地では、全国からの多くの組織的応援が迅速に行われたことを、私たちはしっかり認識する必要があります。この震災に対しての特別の支援ではなく、このような大規模災害を日常的に予測し、日頃から準備を怠っていない、そんな意識と体制から学ぶことは多いです、命令指示系統等の事前の約束事、情報共有、訓練、そして迅速な初動動作ですね。

 

 7月の札幌は、お陰さまで例年と変わりない夏を迎えています。先日、演劇鑑賞の合い間に、近くの中島公園のショウブ池の畔で缶ビールを飲みながら、池に浮かぶ手漕ぎボート、際立って素晴らしい光景に見えました。

日曜日の午後、中島公園での一コマ

日曜日の午後、中島公園での一コマ