この所、私のブログではNHKテレビからの記事が続きますが、今回のカーティス・ルメイに関する「映像の世紀:バタフライエフェクト」シリーズ番組も深く歴史の繋がりを理解するのに学びとなりました。何回も書きますが、昨今のNHKは、ニュースは全くミゼラブルですが、ドキュメンタリー・歴史番組はその豊富なアーカイブスを活用して深い番組が多いと思います。
* 詳細はこの方のブログにーー> NHK【映像の世紀バタフライエフェクト】カーティス・ルメイとは何者か 東京大空襲の指揮官と「力による平和」の思想 将軍ルメイ “悪魔”と呼ばれた男|2026年3月9日★ - 気になるNHK
カーティス・ルメイの名前について私は、昭和20年の東京大空襲等の司令官として、にもかかわらず、戦後、日本の最高位の叙勲を得た人物として認識はしていました。今回は昭和20年の後も、アメリカの軍事戦略の中枢に居続けた事実を知り、アメリカという国の闇を感じた次第です。
アメリカ空軍を世界最強へ押し上げたカーティス・ルメイは、「皆殺しのルメイ」「鉄の尻」「悪魔」、数々の異名を戴きながらしぶとく永年君臨した軍人です。太平洋戦争では日本の都市への無差別爆撃で26万の命を奪い、戦後、朝鮮戦争やキューバ危機でも彼は核兵器の使用を強硬に主張しました。徹底的な破壊で、敵の戦意を奪い、一気に決着を目指すルメイの思想は、今もアメリカ軍の軍事作戦の根幹です。この番組では「力による平和」を掲げた将軍カーティス・ルメイの生涯を様々な歴史と絡めて紹介していました。
ハリウッド映画でプロパガンダ関連作品で出演したジェームス・スチュワートも、空軍の所属だったようです。
また、ケネディ政権でもアメリカ空軍参謀総長という重責を担って、キューバ危機では核兵器使用を主張したとか。ケネディを慕っていた私としては少々衝撃でした。
更に、ケネディ大統領時代の第8代国防長官のロバート・マクナマラも、一時ルメイの下で空軍に所属していたとのこと、ただ、統計学的アプローチから戦略を立案する視点からは、ルメイとは相容れない立場だったようです。政権内では立場が逆転したということなのでしょうね。
戦後、日本政府は、何とそのルメイに「勲一等旭日大綬章」を授けているのです。
アメリカの国防戦略の闇は、こうやって歴史を振り返ると、日米関係の政治の闇とも言えるのですね。









