アナザーストーリー 尾上縫事件

Posted By 秋山孝二
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 先日、恐らく「NHKアナザーストーリー」は再放送なのでしょうが、今となってはもうかなり昔の感がある「尾上縫事件」、私は以前、この事件に関係する方から「いや、あの時は大変だった」と聞いていたので最後まで番組を観ていました。

* 2兆円を借りた“女相場師” - アナザーストーリーズ 運命の分岐点 - NHK

 一般的には、尾上縫は料亭「恵川」の女将で、複数の銀行に対して巨額の詐欺事件を起こして逮捕されたバブル期を象徴する人物と言われています。この事件の切り取り方によってはスキャンダラスな見出しが複数付きますが、番組の中では具体的な金融機関名も出て、当時の証券会社幹部も振り返りで登場するなど突っ込んだ内容でした。とにかく借りた金額総計が何と「2兆7736億円」ですからね、時代とは言え凄いです。

 私が注目したのは番組終盤に紹介されてた竹島一彦さん、当時の近畿財務局長で、その後、国税庁長官、公正取引委員会委員長を歴任されました。実は竹島さんは中学校・高校の大先輩、彼が東京大学の学生時代には札幌の私の家まで来たこともありました、当時から素晴らしいお人柄は、その後官僚になられても全く変わらない姿勢は常に尊敬していました。

 今のお姿も紹介されていて、元気な様子に安堵しました。今でもこのような先輩を私は誇りに思っています。

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