振り返り4:最終) 佐々木譲 & 暴雪圏

Posted By 秋山孝二
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 2018年2月に札幌座が上演する佐々木譲原作「暴雪圏(http://www.shinchosha.co.jp/book/122324/」について、昨年末に札幌座サロンで佐々木譲さんをゲストにお招きして飯塚優子さんとのトークが開かれました。

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 まずは、サプライズとして佐々木譲さんによる「暴雪圏」の読み語りです。ヨーロッパでは作家による自著の読み語りは大変人気があるようですね。

語りが心に沁みる

語りが心に沁みる

 引き続いては、トークタイム。地元広告代理店を辞めて作家を志した時の心境ほか、飯塚優子さんとのやり取り、脚本・演出の斎藤歩のお話、この作品のこぼれ話も多く、楽しいひと時でした。2月公演、お楽しみに!!

佐々木譲さんへの質問も多く!

佐々木譲さんへの質問も多く!

 2月予定の公演は以下の通りです。

* http://www.sapporoza.com/program-index/?program_id=1440

出来立てのフライヤー!

出来立てのフライヤー!

<このお芝居について>

 猛吹雪の怖さを身体で知っているのは、やはり北国のひとたちだ。『暴雪圏』の舞台化は地元北海道の劇団で、とひそかに願っていた。それが札幌座で実現するなんて! いまからもう楽しみでならない。(佐々木譲)

 直木賞作家・佐々木譲が北海道の厳冬期を描いた小説を、数年の準備期間を経て、斎藤歩がついに舞台化!! ブリザードが吹き抜ける十勝の平原を貫く一本道に建つペンションに避難せざるを得なくなった人間模様が、自然の猛威の中で複雑に交錯する。

<演出家・斎藤歩からのメッセージ>

 佐々木譲さんとは、長い準備期間に、随分お話をさせていただきました。譲さんの小説も随分読ませていただきました。せっかく北海道で舞台化するのですから、しかも真冬にやるのですから、『暴雪圏』しかないと、真っ先に思いつきました。 北海道でしか描けない、とてつもないスケールの演出を用意して、譲さんをびっくりさせようと企んでいます。


キャスト

斎藤歩
磯貝圭子
林千賀子
山本菜穂
熊木志保
菊池健
山野久治(風の色)
山田百次(ホエイ・劇団野の上)
納谷真大(イレブンナイン)
町田誠也(words of hearts)
有田哲(クラアク芸術堂)

スタッフ

演出助手:櫻井幸絵
舞台美術:高田久男(セットアップ)
照明:熊倉英記(ステージアンサンブル)
舞台監督:尾崎要(アクトコール)
大道具製作:アクトコール
小道具:林千賀子
衣裳:磯貝圭子
音響オペレーター:佐藤健一
字幕オペレーター:高子未来
音楽製作:北海道教育大学岩見沢校音楽文化専攻
宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)
制作:横山勝俊(札幌座)・富岡尊廣(NPO法人札幌座くらぶ)
プロデューサー:木村典子

2 Responses to “振り返り4:最終) 佐々木譲 & 暴雪圏”

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