矢吹英孝さん率いる「さっぽろ人形浄瑠璃あしり座」の札幌文化奨励賞受賞記念『人形浄瑠璃2026 さっぽろ人形浄瑠璃あしり座公演』は、3日間で4公演、老若男女700名が来場し大盛況でした。あしり座は昨年30周年を経て、今年は札幌文化奨励賞を受賞し、益々札幌・北海道の文化・芸術のカテゴリーとして存在感を増しています。
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初めて観る人にも分かるように丁寧な解説や字幕もあり、人形をあやつる仕組みの説明と実演もありました。こども劇場「やまびこ座」の緞帳も 今回は三色の “定式幕” に変わっていて、芝居小屋の風情を醸し出していました。
プログラムはサプライズで幕開きの御祝儀舞『三人三番叟』、続いては最初に三人の女形の見せ場の名セリフ三場面『女形くどき集』、続いて滑稽ばなし『東海道中膝栗毛』、そして歌舞伎十八番でもお馴染み『勧進帳』です。人形遣いも、ライブの太夫、三味線も素晴らしく、札幌で生まれた新たな伝統芸能を実感しました。会場に足を運んだ子供たちも舞台を食い入るように最後まで見つめていたのが印象的でした。
やまびこ座ロビーには寄贈された実際の人形も展示されていました。
これまでの地道な30年の活動、当初からその普及と若手の担い手育成の方針に心から敬意を表します、これからの矢吹さんほか皆さまのご活躍を心から期待しています。



