あしり座30周年記念公演!

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 札幌の『さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座 (ashiriza.bloot.gspcom)』は今年で30周年を迎え、今年は札幌演劇シーズでの公演ほか、先日は30周年記念公演として『人形浄瑠璃』演目を開催し、大盛況でした。代表は矢吹英孝さん。

関連する画像の詳細をご覧ください。さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座: あしり座の『三番叟』

* 札幌演劇シーズン2024 さっぽろ人形浄瑠璃あしり座 公演『寿式三番叟』『伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段』『釣女』 | ART AleRT SAPPORO (artalert-sapporo.com)

あしり座とは About the Ashiri-za

札幌市所有の文楽人形を舞台で遣おうと始まった「人形浄瑠璃講習会」の受講生たちが集まり旗揚げしました。
「あしり」とは、アイヌ語で「新しい」という意味で、新しい感性で伝統芸能を創っていこうという意気を込めています。 北海道の皆様ひとりでも多くの方に人形浄瑠璃の面白さを知っていただこうと、各地で公演を行っています。
先日は札幌市東区のやまびこ座での公演、力のこもった解説と舞台で大盛況でした。

 各演目の解説も大変丁寧で、登場人物ほか物語の背景等にも言及して初めての方々にも分かりやすい優しさを感じます。

 公演冒頭には、人形浄瑠璃の人形使いの優しい説明ほか人形遣い、謡い・三味線、語り手のそれぞれのお師匠さんを舞台にお招きして、あしり座の30年の成長を語って頂きました、これからも楽しみですね。

『民衆の敵』@ ZOOサロン

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 ジョブキタ北八劇場での公演『民衆の敵(https://kita8theater.com/stage-schedule/2024minsyu/』は、「TGR札幌劇場祭2024参加作品、札幌座第62回公演」です。

民衆の敵

 ノルウェーの文豪・イプセンが1882年に書いた大作「民衆の敵」、圧倒的多数の民意が一つの正義を圧し潰す物語。世論に抗い、多数派を否定し、科学的事実に基づき、独り闘う医師の姿を滑稽なまでに誇張して描いたこの作品を、斎藤歩の新演出と音楽、イデビアン・クルーの井手茂太を振付に迎え、ジョブキタ北八劇場で上演します。

* 民衆の敵 | 北海道演劇財団 (h-paf.ne.jp)

 先日の「札幌座サロンの会」では、以下のキャストのうち明逸人さん以外が参加されての作品紹介。

* 秋山孝二の部屋 (akiyama-foundation.org)

<キャスト>

泉陽二笠木誠(T Factory)磯貝圭子(札幌座)宮島健(オフィスコットーネ)横尾寛(ヨコオ制作所)明逸人(ELEVEN NINES)熊木志保(札幌座)斎藤歩(札幌座)

出演者の皆さん

出演者の皆さん

大勢の参加者!!

大勢の参加者!!

 斎藤歩としては、北海道の地でいわゆる重厚な作品を上演したいと、これまでシェークスピア、カフカ、ベケット等。

<ゴドーを待ちながら>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » ゴドーを語る @ ZOOサロン  (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 大盛況、演劇『ゴドーを待ちながら』! (akiyama-foundation.org)

<虹と雪、慟哭のカッコウ>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『虹と雪、慟哭のカッコウ』(上) (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『虹と雪、慟哭のカッコウ』(中) (akiyama-foundation.org)

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 『虹と雪、慟哭のカッコウ』(下) (akiyama-foundation.org)

<北緯43°のリア>

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 札幌演劇シーズン 2021冬(5 終) (akiyama-foundation.org)

 11月公演が楽しみです、北八劇場の新たなジャンルとしても!!

札幌の演劇、今とこれから!

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 『seek | 札幌で演劇に関わる人のためのサイト (sapporoseek.art)』主催の札幌で演劇に関わる各世代を繋ぐプロジェクト、そのシリーズの一環で先ずは今年1月5日に続いて([1/5・1/16開催]札幌演劇いまとこれから01 シンポジウム「札幌の演劇史」 | seek (sapporoseek.art))、今回の対談が企画されました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~HPより

札幌舞台芸術制作協議会(SEEK)について

 「演劇」という狭い世界の話ではありますが、「演劇が盛んな地方都市は?」と問われれば、日本で演劇に関わる多くの人が「札幌」と答えるに違いありません。これまで不断の努力で「札幌スタイル」とも呼べる⺠間主導の演劇創造環境づくりを実現してきた先輩方には感謝してもしきれません。

 これから先、この環境を守り、より良い状態で後の世代へ繋いでいくために、次の世代として手を取り合い、課題解決に取り組むべく新たな団体を立ち上げました。感染症の流行という予想しえなかった事態で打撃を受けているように、これから先も思いもよらない危機が訪れる可能性は否定できません。その時に柔軟に対応していけるように、日常的な情報交換と問題意識の共有ができるチームでありたいと考えています。

参加者(2023年8月現在)

小室明子(ラボチ)
小島達子(株式会社tatt/ELEVEN NINES)
笠島麻衣(北八劇場/一般財団法人田中記念劇場財団事務局長)
佐久間泉真(弦巻楽団/札幌演劇情報サイトd-SAP 編集長)
鶴岡ゆりか(テアトロエクスプレス有限会社/演劇専用小劇場BLOCH)
清水友陽(公益財団法人北海道演劇財団芸術監督)
尾崎要(アクトコール株式会社)
太田真介(NPO法人コンカリーニョ)

~~~~~~~~~~~~~~

 劇場のロビーには札幌演劇シーズン (s-e-season.com)』の初回から今回までのパンフが展示されていました。それら全てを観てきた私にとっても感慨深いものがあります。

 そして劇場内では世代を越えたトークセッションも。演劇シーズンプログラムディレクターの斎藤歩さんとNPO法人コンカリーニョ/札幌演劇シーズン実行委員会事務局の太田真介さんの対談。これまでを振り返り、冷静な総括、そして今後の展望について、これまでの実績、課題を踏まえた興味深いやり取りでした。

キックオフ!演劇シーズン夏 2023

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 今年も『札幌演劇シーズン夏(https://s-e-season.com/』の季節がやってきました、先日は今日からの開幕に先立ってキックオフイベントが札幌のチカホで開催、秋元札幌市長もご挨拶に駆けつけて頂きました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3

 そもそも「札幌演劇シーズン」は「札幌で生まれた優れた演劇を、札幌の財産として受け継ぎ、札幌ならではの資源として、演劇の持つ力で札幌の街をさらに活力あふれる街に変えていく」、そんなことを目指している取り組みです。

* https://s-e-season.com/about/concept.html

 キックオフイベントに先立ってデリバリー・コンサート!チカホ空間にクラシックの名曲が心地よく広がっていました。

 今回も秋元克広札幌市長の冒頭ご挨拶、毎回突っ込んだこの演劇シーズンへの見識を語って頂き感謝です。

 今回の4劇団の代表の方々のトーク、それぞれの見どころを紹介されていました、一番右はシーズン芸術監督の斎藤歩です。

 フィナーレは今回のトリを務める劇団フルーツバスケットによるパフォーマンス。8月中旬から

以下の公演を予定しています。~~~~~~~~~~

『 オリジナルミュージカル特別公演「オズの魔法使い」/「新オズの魔法使い〜ドロシーと新たな仲間たち〜」

原作:L.F.ボーム「オズの魔法使い」「オズの虹の国」/「オズのオズマ姫」「オズのエメラルドの都」
脚本:菊池拓帆 脚色:夢野みるく 演出:きくち美由紀、菊池拓帆

~~~~~~~~~~~~

 いよいよ今日から開幕、コロナ禍を越えてたくさんの方々に足を運んで頂きたいですね!!

演劇シーズン、『ひかりごけ』!

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 札幌演劇シーズン2023冬、イレブンナインの『ひかりごけ(http://eleven9.jp/2023hikarigoke/』は完成度が高かったですね。

* これまでの「演劇シーズン」記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3

 イレブンナインが2021年に上演し、TGR札幌劇場祭2021にて大賞、菊地颯平くんが俳優賞を受賞したこの作品が今回オリジナルキャストで再演しました。北海道知床沖で実際にあった人肉食事件を元に描いた武田泰淳さんの同名小説を、イレブンナイン納谷真大が戯曲化しました。生きることの意味を問いかける衝撃作、怖い話と思って観劇を見送った方もいらっしゃったとか、ただ、舞台自体は脚本も面白く、人食いというよりも「生きる」という前向きなメッセージと私は受け止めましたが。繰り返し発せられる「我慢しているんです!」が重く心に響いてきました。

 音楽担当の山木将平くん(https://shoheiyamaki.com/)も素晴らしかったですね。

ひかりごけ

『札幌演劇シーズン2023ー冬』!

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 【札幌演劇シーズン2023-冬】が、いよいよ始まります!10周年を締め括る今回は以下の4作品が上演されます。

* 劇団イナダ組 「春の黙示録」 https://s-e-season.com/program/mokushiroku/index.html

* ELEVEN NINES「ひかりごけ」 https://s-e-season.com/program/hikarigoke/index.html

* 劇団千年王國「からだの贈りもの」 https://s-e-season.com/program/okurimono/index.html

* 劇団fireworks「畳の上のシーラカンス」 https://s-e-season.com/program/tatami/index.html

 札幌で生まれた優れた演劇を、札幌の財産として受け継ぎ、札幌ならではの資源として、演劇の持つ力で札幌の街をさらに活力あふれる街に変えていく。札幌演劇シーズンはそんなことを目指している取り組みです。

 先日は札幌のチカホでキックオフイベントも開催され、大いに盛り上がりました。

札幌演劇シーズン実行委員会の樋泉委員長のご挨拶

札幌演劇シーズン実行委員会の樋泉実委員長のご挨拶

 札幌市の秋元克広市長もご出席されて素晴らしいご挨拶を頂きました、ありがとうございます。

 各劇団は音楽を主体とした作品紹介、これからの一か月は本当に楽しみですね。

* これまでの「演劇シーズン」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3

先行上映会 @ 栗山

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 先日は、北海道の栗山町で「『ライブアートツアーin栗山』THE MOVIE」と銘打って、一般公開に先立って上映会が栗山町駅前の会場で開催されました。

* https://s-e-season.com/jlyp2022/program/kuriyama/

 「ライブアートツアー」は、札幌の俳優たちが、まちにゆかりの歴史上の人物などに扮して市街劇を行い、秘められたエピソードやまちの特産物、観光名所などを紹介する新しいツアー企画。ツアー参加者は行く先々で行われるライブパフォーマンスを楽しみながら、まちを巡り、まちを知り、まちの魅力に触れていきます。
 2020年には札幌市、2021年には増毛町を舞台に行い、大きな注目を集めました。2022年9月29日には栗山町で行われ道外からの参加者も含め計12名の方々が参加しました。本作はその映像版。 アフターコロナにむけた地域観光の活性化を支援するとともに、地元の人たちにとっては地域の価値を再発見する機会にもつながっています。

 今回の栗山町版、最初に栗山町の長さんと以前から演劇に興味を持っていた私の知人・遠藤大輔くんが秋山財団にお越しになって提案書のご相談でした。その後、数回お会いして幾つかのプランにブラッシュアップし、私も関係している(公財)北海道演劇財団の斎藤歩理事長と面談・ご相談しました。この案件は一度そこで小休止していたのですが、その後、斎藤歩さんが注目度を上げて数回の現地取材、長さんはじめ現地の方々の溢れる情熱の甲斐もあって、ツアープログラムに辿り着き、更には映像作品としてアーカイブ化の企画に発展してこの日に至りました。

 基本的には今回の企画、栗山町民の方々への先行上映会でしたが、札幌からも10数名の方々が参加し、札幌駅前からの貸切バスの中では、『おむすびプロジェクト』で実際のおむすびも頂きました、本当に地元の具材がぎっしり詰まって美味しかったですね。

 栗山駅前の会場には満席の地元のお客様、先ずは札幌演劇シーズン実行委員会の樋泉委員長のご挨拶。

* 『札幌演劇シーズン』ーー> https://s-e-season.com/about/concept.html

 続いてはツアーの様子を記録した動画の上映会、素晴らしい内容でした。

[構成・脚本・演出]
斎藤歩(札幌座)
[出演]
山野久治(風の色)、納谷真大(イレブンナイン)、小島達子(イレブンナイン)、
磯貝圭子(札幌座)、泉陽二(札幌座)、MAREWREW ほか

 第二部は、北海道演劇財団の斎藤歩理事長とクリエイティブオフィスキューの伊藤亜由美社長の対談。

* (公財)北海道演劇財団ーー> http://www.h-paf.ne.jp/

* (株)クリエイティブオフィスキューー> https://www.office-cue.com/

 伊藤社長の映画製作を通じての地域おこしのプレゼン、素晴らしい取り組みです。

 対談の途中で、映画にも登場して人気だった桃井かおりさんと武田鉄也さんが乱入!!!

 映画はこちらのサイトからご覧になります、特に最後の部分で皆さん号泣でした!!!

* https://s-e-season.com/jlyp2022/program/kuriyama/

 斎藤歩さんの度重なる取材に裏付けられた歴史スポット紹介、更に、最初にこの地に踏み込んだのが女性で、小林酒造を支えてきたのも女性、そんな物語に仕上げた斎藤歩の手腕に脱帽です!是非、1時間の動画をじっくりご覧頂きたいと思います。

 ここまで実に多くの皆さまのご尽力、最初に関わった私からも心から御礼申し上げます!!

 蛇足ですが、栗山町と私とのこれまでの関わりは、『オオムラサキ観察』、アースカフェでの『サラサラレッド』ほかの農業チャレンジ等、大変興味深い話題で満載でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%97%E5%B1%B1%E7%94%BA

完遂、札幌演劇シーズン夏 2022!!

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 『札幌演劇シーズン夏 2022(https://s-e-season.com/』、今年は10周年の節目の年、コロナ禍で感染者数が最高値を更新する中、稽古から始まり関係者の並々ならぬご努力ですべての公演を完遂しました、足を運んで頂いた多数の皆さまに心から御礼申し上げます。

* 今回の三作品ーー> https://s-e-season.com/sche/index.html

* これまでの参加者からのエールーー> https://s-e-season.com/10th/index.html

それぞれ芝居に真摯に向き合う姿勢が伝わってきて素晴らしかったですね、それぞれの劇評は以下の通りです。

* 『ゲキカン』https://s-e-season.com/gekikan/index.html

 私自身は三作品はもちろん全て足を運びました、特に『12人の怒れる男』は5回も観てしまいました。以前からさらに進化しての毎回の熱演、初日のアフタートークで、役者の久保隆徳さんが「久しぶりの大勢のお客さまの前での公演、演劇がお客さまとともに創っていくものだとあらためて感じました」との言葉が印象に残りました。公演完遂はもちろんですが、それまでの長い稽古中でのコロナ感染防止策の徹底他、厳しい環境でもなおかつ作品を提供していこうとする関係者の方々の努力が伝わった日々でした。

 公演後は、アフタートークも多彩で、それぞれの作品に臨む姿勢みたいなものも知り、更に作品の奥行きを感じることになりました。

 長く続くコロナ禍でも、決して演劇が「不要不急」なものではないとの信念で公演を続けたきた関係者の熱意に心から感謝しますし、頭の下がる思いです、「文化の力」こそ今の社会のインフラだと確信しています。これからも札幌の宝として関係者の一員として一緒に育てていきたい『札幌演劇シーズン』です。全ての関わった皆さま、おめでとうございます、そして、お疲れさま!!!!!!

頑張ってね、颯平くん!

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 札幌の劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/』で活躍する菊地颯平(そうへい)くんが今朝の地元新聞で大きく取り上げられていました。彼は昨年のTGRで大賞受賞した『ひかりごけ』にも出演し、見事「俳優賞」の栄に浴しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42960

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43037

8月11日北海道新聞朝刊

8月11日北海道新聞朝刊

 この記事の中、「札幌市内の駐車場でアルバイト」とありますが、これは私が代表取締役会長をつとめている不動産会社のテナントビルの立体駐車場です。彼とか同じ劇団の梅原たくとくんのような若い世代が地元劇団で活躍し続けられる環境をこれからも応援していきたいですね。

劇団『イレブンナイン』HPより~~~~~~~~~

 札幌を拠点に活動する演技至上主義集団。 富良野塾の卒塾生を中心に2004年に「演劇ユニット イレブン☆ナイン」を結成。演劇でしか表現できないもの、ライブならではのエンターテインメント性を追求しつつ、質の高い作品を生み出している。2008年、札幌に拠点を移してからは活動の場をCM、ドラマ、映画、ラジオなどへも広げ、道内のTV局が製作する番組に企画から携わるなどの活動も行う。2013年より、企画・制作団体「ELEVEN NINES(イレブンナイン)」へと名称を変える。納谷真大オリジナル作品の他、海外戯曲や近代日本戯曲にも積極的に取り組み、「12人の怒れる男(レジナルド・ローズ)」「あっちこっち佐藤さん(レイ・クーニ−原作)」などは高い評価を受けている。札幌演劇シーズンにも多数参加。2018年には5,000人近くの集客を記録し、札幌演劇界を牽引する劇団のひとつと言われる。 2019年6月、代表の納谷真大が北海道演劇財団の理事に就任。以降、近年は北海道演劇財団や札幌座との共同制作公演も行なっている。

~~~~~~~~~~~~~

 主宰の納谷真大さんには秋山財団の『愛生舘文庫』デジタルコンテンツ作成でもお世話になっています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42556

札幌演劇シーズン 2022-夏

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 『札幌演劇シーズン 2022-夏』がもうすぐ始まります、今年は10周年の節目の年、楽しみです。恒例の札幌チカホの広告スペース、カタログを手に取る通行人も多くいましたね。

* https://www.youtube.com/watch?v=SiTldALAbgc

 先日は、3年ぶりに『キックオフイベント』も!

 札幌演劇シーズン実行委員会の樋泉委員長の冒頭ご挨拶。

樋泉実行委員長のご挨拶

樋泉実行委員長のご挨拶

 続いては今年の演目の紹介をそれぞれのスタイルで! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「札幌演劇シーズン2022-夏」

劇団 風蝕異人街「THE BEE」

https://fushokuijingai.wixsite.com/fushoku/%E8%A4%87%E8%A3%BD-%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E5%85%AC%E6%BC%94-%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE

2022年8月6日(土)~13日(土) 北海道 シアターZOO 共同脚本:野田秀樹&Colin Teevan 演出:こしばきこう 出演:三木美智代、川口巧海、関戸哲也、太田有香、伊達昌俊、ノザワリンカ、渡部萌

座・れら「アンネの日記」

https://doshin-playguide.jp/products/detail.php?product_id=2598

2022年7月30日(土)~8月7日(日) 北海道 札幌市こどもの劇場 やまびこ座 作:ハケット夫妻 翻訳:菅原卓 演出:小沼なつき、鈴木喜三夫 出演:鈴山あおい、齊藤雅彰、西村知津子、町田誠也、原子千穂子、谷川夢乃、佐藤みきと、信山E紘希、つくね、小沼なつき

ELEVEN NINES「12人の怒れる男」

http://eleven9.jp/12angrymen2022/

2022年8月13日(土)~20日(土) 北海道 かでるホール 作:レジナルド・ローズ 訳:額田やえ子 演出:納谷真大 出演:泉陽二、梅原たくと、河野真也、菊地颯平、菊池拓帆、久保隆徳、瀧原光(13~16日のみ)、戸澤亮、納谷真大、箕輪直人、明逸人、山田マサル、山野久治、横尾寛

 最後は勢ぞろいで記念撮影も。今年も楽しみですね。

年始風景、あれこれ!

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 2022年の年明け、札幌のチカホでは『札幌演劇シーズン2022冬(https://s-e-season.com/』の大きな告知が掲載されています。今回は三作品(https://s-e-season.com/program/index.html)、楽しみです!!

 そして、今年最初の東京出張、札幌から東京行きの夜のANA便では、またまた灯りのレインボーのパフォーマンス、先日の昼よりも一層丸ごと空間レインボーでした!

* 前回のパフォーマンスーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43040

 今年もたくさんのハラハラドキドキ、楽しみですね!!!

6、7年前の私!

Posted by 秋山孝二
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 少し前の自分の写真を見ると、この間の変りぶりに我ながらびっくりです、まず髪の毛が一番の変化でしょうか。

 これは韓国からの公演、TGRで対象を受賞した「アイランドー監獄島」の三人、素晴らしい舞台でした!!

* 2014TGR http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21853

* 2015年再演時 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25100

 こちらは2015年の札幌演劇シーズン開幕前の時、わずか6年前なのに、ずいぶん若く見えるのですが???

『プラセボ / アレルギー』、終了!

Posted by 秋山孝二
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 『札幌演劇シーズン2021夏(https://s-e-season.com/』もいよいよ終盤、先日は劇団「イレブンナイン」の『プラセボ / アレルギー(https://s-e-season.com/program/pa/index.html』を複数回観劇してきました、10年前の作品の再演なのでセリフに時代のズレを感じる場面もありましたが、回を重ねる毎に言葉・フレーズの深さと展開の面白さもブラッシュアップしていく感じがとても心地よかったです。

* イレブンナインーー> http://eleven9.jp/

* これまでの「イレブンナイン」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%B3

 今回はギターの山木将平くんも出演、10年前には居なかった存在を脚本に組み入れての舞台で好演していました。私は5回も足を運びましたが、初日は舞台上も観客も硬くて、やはりコロナ禍での公演だからなのか多少こなれていなかった感じも。回を重ねるたびに力も抜けてテンポよく、お客さんによるとセリフ・展開ともに速過ぎてついていけないとの感想も聞いたりしました。

 この1年半、コロナ禍で苦戦する全国の演劇人たち、稽古に数か月、その前2週間から一日朝晩二回の検温を続けて、公演を終えても更に二週間の検温と注意深く記録を残しての公演実現、ただそれでも今回のように各公演満席の劇場というのもその状況に感動する私です。これからも頑張って欲しいですね。

札幌演劇シーズン 2021冬(5 終)

Posted by 秋山孝二
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 道内外で活躍するプロフェショナルな俳優たちが創り上げる「All Sapporo Professional Actors Selection Vol.2 『北緯43°のリア』(2月26日~3月5日/札幌市民交流プラザ クリエイティブスタジオ)」、今年の「シーズン」関連の最後の公演です。この上演にあたり、演出と「リア王」を演じる斎藤歩、衣装デザインの貝澤珠美さん、音楽を担当するOKI&MAREWREWからマユンキキさんによるトークと、シェイクスピア翻訳の第一人者である松岡和子さんを迎えてのトークが企画されています。

https://s-e-season.com/SBLAC/program/hokui43/

 公演に先立って先日は、脚本・演出と「リア王」を演じる斎藤歩、衣装デザインの貝澤珠美、音楽を担当するOKI&MAREWREWからマユンキキによるトークが開催されました。今回の公演に至る経緯、衣装、音楽にまつわる深いお話は大変面白かったですね。シェークスピア劇というと膨大なセリフが続くイメージ、普通に演じると3時間半を越える演目となりますが、今回はかなりアレンジして「北緯43度」風なテイストの音楽、セリフとなっているようです。先日稽古場で拝見しても、えっと思うような北海道的味付け、楽しみです!

https://www.youtube.com/watch?v=o1ttBGzESIc

* 貝澤珠美

http://www.tamamikaizawa.com/

* OKI&MAREWREW

http://www.tonkori.com/profile/

https://www.youtube.com/watch?v=5TaMAlJyzMM&list=RDMM&index=2

 そして、昨日初日が開けました!!

http://www.h-paf.ne.jp/program/210226lear_n43/

~~~~~~~~~~~~~~~ HPより

演出家からのメッセージ

 17世紀のヨーロッパでペストが大流行していたさ中、パンデミックの影響で劇場が閉鎖・開場を繰り返していたイギリス、そんな禍(わざわい)のさ中にシェイクスピアはこの「リア王」書き上げています。
 「大きな病に取りつかれると小さな病など苦にもならない。熊に出会えば逃げるだろう。だが、行く手に逆巻く海が立ちはだかっていれば、身をひるがえし熊の牙に立ち向かうはずだ。」絶望の中で荒野をさまようリアの台詞です。     「惨めな者たち、お前らもどこかでこの無慈悲な横殴りの禍(わざわい)にじっと耐えているのだな。頭を隠す家もなく、飢えた腹を抱え、穴だらけのぼろを纏い、どうやってこんな禍から身を守るのだ?」一人一人の個人に焦点を当てて描かれている「リア王」のテキストからは、今私たちが直面している数々の苦悩も、人それぞれの「命の意味」を問うきっかけになっているのかもしれないと気付かされます。「北緯43°のリア」の上演を決めた頃、まさかこんなコロナ禍の世の中になるとは想像もしていませんでしたが、無差別な疫病に見舞われている今、リア王のテキストに向かうことになっている偶然に、私は身震いしています。
斎藤歩
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札幌の地下歩行空間にも

札幌の地下歩行空間にも

 まぁ、何ていうのか気迫というか、物凄い熱量でした!舞台の右から左から後ろから前から、次々と出たり入ったり、クライマックスは「北緯43度」を象徴するかのような「猛吹雪!!!!」、斎藤歩の札幌座公演「西線11条のアリア」、「暴雪圏」からの猛吹雪演出へのこだわりなのでしょうね、思わずお手伝いしたい気になりました!!

 今日の二公演はともに満席のよう、明日は翻訳家の松岡和子さんと斎藤歩とのトークが公演後に企画されていて、チケットはすでに完売売り止めとのことです、楽しみですね!

 今年の「札幌演劇シーズン」のトリに相応しい気迫の大人の舞台が3月5日の千秋楽まで楽しみです。

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 松岡和子さんと斎藤歩とのアフタートーク、大変面白かった!!

札幌演劇シーズン 2021冬(4)

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 演劇シーズンの前後に、音楽ライブと劇団「文化座」の札幌公演もありました。

 まずは今月初旬の音楽ライブがススキノのスナックで開催されました、久しぶりのススキノで私は浦島太郎状態、テナントビルは閉めているお店も多く寂しさも漂っていました。ただ、スナック内のライブはノリノリで、しばし熱気がムンムンの空間となっていました、こちらも久しぶりの雰囲気!

~~~~~~~

バイオリン 香月さやかさん http://www.sayaka-violin.com/

ギター&ボーカル カルロス サスペデスさん (ブエナビスタソシアルクラブ メンバー)

パーカッション  ゲンキさん http://genki-salsa.com/

 Sayaka さんは桐朋学園からキューバに渡り学んだ素晴らしい音色を聴かせてくれました、ほぼラテンサウンドですが 時にSayaka さんがクラシックの世界にも導いてくれます!

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 演劇公演は文化座『しゃぼん玉』、こちらも昭和の雰囲気を醸し出すほんのり温かいお芝居でした。主宰の佐々木愛さんとも終演後にお話ができて相変わらずお元気な様子、嬉しかったです。

< 佐々木愛さん関連記事 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2094

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7521

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38241

* 文化座(http://www.bunkaza.com/

 えんかん主催の会場座席、おしゃれですね!布のかかっている席は座らない席、ソーシャルディスタンシングです!

 演劇シーズン関連プログラムの最後は、『北緯43度のリア(http://www.h-paf.ne.jp/program/210226lear_n43/』、楽しみですね!!

札幌演劇シーズン 2021冬(3)

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 今回の演劇シーズン作品、当初は5演目でしたが、コロナ禍での稽古・公演という状況で二劇団が事態という残念な結果となりました。このような中でこそ演劇の力でお客さまに勇気を与えて頂きたかったと心から思った次第です。以下、3劇団の公演は予定通り開催されてよかったです。

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< 劇団コヨーテ「優しい乱暴」 >

https://s-e-season.com/program/yasashii/

会場:コンカリーニョ

 主宰者の亀井健くんはユニークな札幌の演劇人、今回は物語の発祥となった楽曲、『八十五歳の女の子』を歌う高知を拠点の矢野絢子が公演後(公演内?!)、ミニライブでした、これがまた素晴らしかったですね。

* 矢野絢子(https://yanojunko.net/

 観劇を終えた後、久しぶりに亀井くんの友人でもある遠藤大輔くんと劇評と印象についてしばし懇談、矢野絢子さんの音楽、亀井くんの脚本に魅了された二人でした、このひと時も楽しいです。

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< RED KING CRAB「ありあけ」:TGR札幌劇場祭2019最優秀作品 >

https://s-e-season.com/program/ariake/

会場:シアターZOO

 RED KING CRAB「ありあけ」は、2019年度のTGRで大賞を受賞したことで優先的に選考されました、昭和の雰囲気がいっぱい。「豊かさと引き換えに失ったもの、変わらないものって何だろうと、そんな思いの中で創った作品」と作・演出の竹原圭一くんは語っているけど、同時代を生きてきた私には少々甘ったるかった印象でした。

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< 座・れら「空の村号」 >

https://s-e-season.com/program/sora/

会場:やまびこ座

 2011年の東日本大震災から10年という節目での上演、演劇シーズンには2014-冬『不知火の燃ゆ』以来の登場で注目でした。私は『座・れら』の戸塚直人さんの演出作品は興味深く感じていましたが、今回の作品は脚本に比べて演劇的な見せ方がやや単調かなと少し残念に思いました。

 やまびこ座の外では、同時開催イベントも大盛況、子供たちもたくさん参加、久しぶりの光景でしたね。

札幌演劇シーズン 2021冬(2)

Posted by 秋山孝二
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 今回は、関連プログラムも幾つか開催されましたが、そのうち私は二つに足を運びました。

 一つはチカホ(札幌市地下歩行空間)での読み聞かせ劇、歩行者の通路横の簡易舞台で山木将平くんのギター、特別に開始前にブルース演奏も。イレブンナインの公演は大人も楽しめる内容、山木くんとのコラボも大盛り上がりでした。

* 『未来のためのプロジェクト』 札幌市地下歩行空間
ELEVEN NINES 読み聞かせしばい「ものがたりとあそぼう」

https://s-e-season.com/SBLAC/program/elevennines/

公演開始前の山木くんの演奏

 チカホでのミニ公演の次はサテライトプログラム公演、若手の5人の脚本、軽いタッチのコメディで大いに笑いました。

* サテライトプログラム
paingsoe null #00 「何もないけど、蒼ざめる」 BLOCH

https://s-e-season.com/SBLAC/program/paingsoe/

脚本 山田マサル
井上悠介(きっとろんどん)
渋木のぼる
川尻恵太(SUGARBOY)
伊藤栄之進(Spacenoid Company)

演出

山田マサル

出演

泉香奈子、ツルオカ、小島達子(ELEVEN NINES)、山田マサル

 パインソーの山田マサルさんは先日の新聞にも大きく掲載されていました。

 このコロナ禍で関連プログラムに参加された皆さんの頑張り、素晴らしかったですね!!!

札幌演劇シーズン 2021冬(1)

Posted by 秋山孝二
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 『札幌演劇シーズン 2021冬(https://s-e-season.com/program/index.html』、今年はコロナ禍の中、当初予定の5つの公演の内2劇団が辞退しましたが、並行してサテライトプログラムほか多彩なプログラムも展開されました。昨年『シーズン夏』が終了した時点では、冬の開催は一層厳しい環境と気を引き締めていましたが、それぞれの劇団は稽古前、稽古中、公演中も公演後も、PCR検査等の感染予防策を順守して、皆さん本当によく頑張りました。劇場に足を運んで頂いたお客さまにも心から感謝申し上げます。

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● 劇団コヨーテ「優しい乱暴」

https://s-e-season.com/program/yasashii/

会場:コンカリーニョ

● RED KING CRAB「ありあけ」<TGR札幌劇場祭2019最優秀作品>

https://s-e-season.com/program/ariake/index.html

会場:シアターZOO

● 座・れら「空の村号」

https://s-e-season.com/program/ariake/index.html

会場:やまびこ座

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<関連プログラム>

* 『未来のためのプロジェクト』 札幌市地下歩行空間
ELEVEN NINES 読み聞かせしばい「ものがたりとあそぼう」

https://s-e-season.com/SBLAC/program/elevennines/

* サテライトプログラム

https://s-e-season.com/program/satelite/index.html

paingsoe null #00 「何もないけど、蒼ざめる」 BLOCH

https://s-e-season.com/SBLAC/program/paingsoe/) ほか

謹賀新年 2021 !

Posted by 秋山孝二
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 新年明けましておめでとうございます!札幌は−12℃の元日の朝、テレビでは富士山からの初日の出を中継していました。

今年もテレビ朝日の羽鳥さんモーニングショーから

今年もテレビ朝日の羽鳥さんモーニングショーから

 年末ぎりぎりに一般配信に以下がアップされ、「本編映像」の35分過ぎから私も少し登場!!!

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SAPPORO TOUR with English !
* 札幌演劇シーズンのYouTubeチャンネル
からご覧になれます。
また、以下のURLをクリックすると、直接ご覧いただけます。
* ツアー本編映像(75分) https://youtu.be/aKZPEqa3o5M
* 北大編パフォーマンス部分映像 https://youtu.be/pdqwkWucqTI
* 道庁赤れんが庁舎でのパフォーマンス部分映像 https://youtu.be/5TaMAlJyzMM
* 豊平館でのパフォーマンス部分映像 https://youtu.be/QD2Buz9Gsgc
 次は12月の寺島文庫リレー塾、講師は法政大学の田中優子総長で江戸時代研究の第一人者ですが、そこから考察する現代の認識は鋭く切り込むお話でした。

法政大学田中学長の講演より

法政大学田中学長の講演より

 更にNHKテレビの『逆転人生』、ラグビー全日本チームのメンタルコーチ・荒木香織さんのお話、素晴らしかったですね。

~~~~~~~~~~~~番組HPより

 日本代表が、劇的な逆転トライで南アフリカに勝利した2015年のラグビーW杯。当時の選手や監督が「功労者」と感謝するのが、スポーツ心理学者の荒木香織さん。荒木さんはメンタルコーチとして代表チームを支え、選手たちの心を鍛えあげた。実は荒木さんには、かつて大一番で失敗し、緊張との向き合い方に悩まされた過去があった。スポーツ史に残る逆転劇に秘められた、人生の逆転劇を紹介。大舞台に強くなりたい方、必見です!

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『逆転人生』メンタルコーチの言葉より

『逆転人生』メンタルコーチの言葉より

 そしてもう一つ、年末に、1961年製作『ナヴァロンの要塞(https://movie.walkerplus.com/mv6619/』を観ました、昔は最後の巨大な大砲が爆破されるシーンしか覚えていなかったのですが、先日はそこに至るたくさんの会話の中に、実に味わい深い意味合いを見出して、当時はそんなやり取りの深さも受け止めることなく観ていたことが分かり、歳を経て昔の映画を再度楽しめる幸せを感じた次第です。

 元旦の朝日新聞のこの記事、米津玄師は只者ではないですね、実に深いお話に合点がいきました。

 今年一年、また気持を新たに前を向いて進みたいものです、皆さま、よろしくお願い致します!!!!

公法協ウェッブ版に寄稿!

Posted by 秋山孝二
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 今年も「公法協ウェッブ版コラム」に寄稿しました、3年連続です。

< これまでの寄稿 >

* 2018年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33924

* 2019年 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36280

 今年の寄稿は、(公財)北海道演劇財団から、コロナ禍の演劇公演を考察しました。

<参考> (公財)北海道演劇財団 (http://www.h-paf.ne.jp/
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公益法人協会メール通信 No.248(2020.08.14)
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今月のコラム「公益としての『演劇』振興 ― 今、ここ札幌で」
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◎公益としての『演劇』振興 ― 今、ここ札幌で
公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団
理事長 秋山孝二
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 北海道で、私は幾つかの財団活動に関わっており、今回、設立から携わり副理事長、つい今年6月まで6年間理事長を務めた(公財)北海道演劇財団のコロナ禍におけるこの間の取組みをご紹介致します。
 北海道において、「民間・公益活動」として「演劇」が認められ、芝居自体の質・量はもとより、各劇場に足を運ぶ観客の層・拡がりが、以前よりもはるかにレベルアップしています。そして、「産業としての演劇」、言い換えるならば演劇で飯を食える基盤づくり、演目等に裏付けられた「雇用」が地域に根付く、そんな街づくりの理想を私たちは求めてきました。
 その装置として、例えば毎年11月の「札幌劇場祭」は、新作ほか外国からの招待公演の場、若い演劇人の登竜門的な場として賑わいが定着し、「札幌演劇シーズン夏・冬」は、再演を軸とした人気の演目で初めて劇場に来る方を含めて来場者を増やしています。私は、ここまで演劇一筋に情熱を燃やしてきた多くの役者、照明等の舞台関係者、脚本家、演出家等、劇場関係者を思い浮かべ、少しでもその労に報いたい一心で20数年全力を尽くして参りました。
 2月下旬、演劇「虹と雪、慟哭のカッコウ ~SAPPORO’72」公演が市施設で予定されており、予防策を入念に準備して初日を迎えました。6公演を積み重ねた時、さらなる対応強化策を示して公演を継続、入場前に全てのお客さまの手指アルコール消毒を徹底し、公演冒頭にセットのナースステーションから「予防の手洗いの詳細手順説明」も行い、お客さまから拍手も頂いたりしました。しかし、数日後夕方、鈴木知事による「週末外出自粛要請」発表があり、公演終了後に、以後千秋楽前の3回の公演中止を決断しました。決定直後、出演者・関係者全員が舞台に集合して、私も同席し芸術監督の斎藤歩から中止の決定とその経緯を説明しました。
 ここまで10公演を終えて、日に日に作品の評価も高まり、このような状況の中、予約のキャンセルは若干有ったものの公演毎に当日券もかなりの枚数に上っていましたので、胸の張り裂けるような気持、まさに苦渋の選択で、昨年末から稽古を重ねてきたユニット関係者の忸怩たる思いは察するに余りあるものでした。私は、公演の継続等は、個々の事情による関係者の判断が一番重要で、政府・自治体が上から言う話ではなく、続ける社会的使命があると確信していました。
 公演をめぐっての一連の判断を今振り返ってみて、私は、民間財団理事長として目指す「公益としての『演劇』振興」と真摯に向き合った数週間、「自粛」「自粛」の同調圧力の中、“今”“ここ札幌”で公演を続ける責任をギリギリまで追求してきたことに誇りを持っています。そして、7月中旬から、ポスト・コロナ時代の新しい公演スタイルで劇場は再開しています。
 感染症の歴史は、差別の歴史、もう克服したと思っていた感染症との闘い、芸術・文化の価値とどう折り合いをつけていくのか、ポスト・コロナ時代の当事者のあり様は、簡単に中止ではなく可能な限りの予防策を練っての継続を目指すことこそ、これからの新しい姿です。演劇は、異なる価値観を理解するのに強い力を発揮し、人々に希望・活力を与えます。その意味でも今こそ演劇の力、地域・民間・自立財団の力が必要とされているのだと私は信じています。

■■(公法協NEWS)