演劇『オトン、死す』!

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 演劇『オトン、死す(ELEVEN NINES「オトン、死ス!」 | ELEVEN NINES (eleven9.jp)』は、劇団イレブンナイン(ELEVEN NINES (eleven9.jp))主宰の納谷真大さんのリアルストーリーを戯曲化した作品『ワタクシ演劇』、当初は個人的なお話かと思いきや、親の旅立ちを経験している方、これから経験するであろう方、いろいろな事情でその瞬間に立ち会えなかった方、様々な思いでこの舞台を観劇して、多様な感想を終演後に会場で語り、SNSでもアップされています。リアルストーリーの普遍性なのでしょうね、素晴らしい作品でした。

 コロナ禍の中でも舞台製作を続けてきた数少ない劇団、それぞれの役者の方々が伸び伸びと演じていた姿が印象的でした。

『スポGOMI』全国大会!

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 ゴミ拾いをスポーツ競技にした大会『スポGOMIワールドカップ(https://spogomi-worldcup.org/』、今年の6月に札幌でも行われた北海道大会で優勝した劇団『イレブンナイン』の納谷真人さん、沢井星香さん、劇団『札幌座』の泉陽二さんのチーム「イレブン2」が、先日、雨の中東京・新宿で行われた全国大会に出場しました!

* 北海道大会の様子ーー> https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001683.000077920.html

 気温が低く強い雨の中にもかかわらず、スタート前の意気込みも素晴らしく!!

 地方大会を勝ち上がった47チームが参加したそうです。

1時間の新宿エリアでのごみ拾い競争!

1時間の新宿エリアでのごみ拾い競争!

気温が低く雨の中で!

気温が低く雨の中で!

 雨の中、あらかじめ決められたごみの量・種類等の評価基準で競った結果、我が北海道の「イレブン2」は堂々の10位でした!!!

 優勝チームは新潟県代表、今度は世界大会に出場とのこと。最後の記念撮影の様子。

 『日本財団』はこんな世界的規模のイベントを企画・運営しているのですね、大変な労力だと思います。納谷さん、沢井さん、泉さん、寒く雨の中、よく頑張りました、お疲れさま!!!!そして3人の皆さんは演劇公演で超多忙の毎日、とても世界大会に出場する時間は捻出できないものね、優勝しなくてよかった!!!

『ひかりごけ』公演 @ 中標津&江別

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 イレブンナイン道内公演ツアー『ひかりごけ』、富良野に続き、道東の中標津、札幌近郊の江別を盛況で終えたようです。中標津は行けませんでしたが、富良野に続き先日は江別公演にも足を運びました。

* 富良野公演の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47408

 中標津の劇場は二階席を含めての大劇場、札幌のシアターZOOとはまた違った「洞窟」の雰囲気だったのでしょうね。近隣の高校生が参加の学校公演を含めて両日満席のお客さま、劇中に登場する羅臼町教育委員会の方々もいらっしゃったりで芝居の臨場感をどう受け止められたのか、大変お褒めのお言葉と聞いていますが。

 劇団関係者ばかりでなく、地元中標津町のホール関係者の皆さまにも大変ご尽力頂いたとか、有難いお話ですね。

 一方江別公演は私も観劇しましたが、たくさんのお客さんがご来場でした。

 終演後のカーテンコールで、公演途中で体調が悪くなられた方がいらっしゃって救急車を呼んだらしいのですが、すぐに回復されて大事に至らなかったようです、私を含めて客席の殆ど気が付かない程、係の方々が手際よくことを運んで公演は中断することなく終えました。

 また、この公演には、一連のライブアートツアープロジェクトで取り上げた栗山町の小林酒造の皆さま、町役場の長さん他の方々もお越し頂いたようです、私は残念ながらご挨拶できませんでしたが。中標津でも江別でも、コロナ禍で公演を続けてきた斎藤歩さん、イレブンナインの皆さんの努力が、芝居を通じて地域を繋ぎ、人を繋ぎ、素晴らしい財産を北海道の地に創ってきていますね。

* 栗山町関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=45809

* 栗山町ライブアートツアーーー> https://www.google.com/search?q=%E6%A0%97%E5%B1%B1%E7%94%BA%E3%80%81youtube%E3%80%81%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3

 今回の道内ツアー、残すところ11月の北見公演のみとなりました、道東での公演はまた大きな反響を呼ぶでしょうね、頑張って!!!

『ひかりごけ』公演 @ 富良野

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 劇団イレブンナイン『ひかりごけ』公演の道内ツアー、先ずは富良野演劇工場(https://www.furano.ne.jp/engeki/)からスタートでした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%94%E3%81%91

 少し早めに高速バスで富良野に到着、『支那虎(https://place.line.me/businesses/33679768/menus)』で人気のラーメン二種類(支那そば、こげ塩)をそれぞれ食べきりました、ラーメンを二人前食べたのは数十年ぶりかも。

 ホテルにチェックインして窓から外を見ると見事な虹がくっきりと見えるではありませんか、まるで公演を歓迎するかのように!

 久しぶりの富良野演劇工場、いつ来ても濃い演劇ファンが集まる聖地のような雰囲気です。

* これまでの富良野関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%8C%E8%89%AF%E9%87%8E

 富良野公演は2日間2ステージでしたが、昨年冬の札幌シアターZOOの小さな劇場とは違って1.5倍くらいの横幅の洞窟、雰囲気は少し違っていました。お客さんの反応は最初から上々で大いに盛り上がっていました。終演後には出演者4名と進行役として富良野演劇工場の太田工場長も登壇、限られた時間で大変面白いやり取りでした。

 一日目終了後の反省会に私も参加させて頂き、折からのバスケットワールドカップの日本戦を気にしながら、出演者・関係者と楽しく懇談の時間でした。皆さんが宿舎のホテル前で、斎藤歩さんが持ち込んだ天体望遠鏡で「土星を観る!」と言い出して、皆さん代わる代わる覗いていました。

 富良野公演の後は、中標津、江別、北見と道内ツアーが続きます。道東・オホーツク地域での公演でこの羅臼での出来事を題材にした芝居にお客さんがどんな反応をするのかには興味がありますね、皆さん元気でツアーを完了して頂きたいものです。

北八劇場、ワークショップ @ 江別

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 今年度の秋山財団ネットワーク形成事業助成の採択された一つ、来年春オープン予定の『北八劇場(https://tmtf.jp/』を拠点とした演劇ワークショップです。

プロジェクト名

劇場を拠点とする多文化共生のための対話の場の創出

代 表 者

平田 未季(ヒラタ ミキ) SHAKE★HOKKAIDO代表

概 要

北八劇場を拠点に、劇場・劇団と外国人住民支援団体との協働によって、演劇ワークショップを通じて外国人住民と地域住民が相互理解を深め多文化共生に向けた対話を行う場を創出する。

 その『多文化えんげきワークショップ』が江別市のTSUTAYA(https://ebetsu-t.com/で開催されました。

* https://ebetsu-t.com/event/minnnadetukuruenngeki-ws-8-20/

 北八劇場芸術監督の納谷真大さんと劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/』の皆さまによるワークショップです。

 インドネシア、中国、ベトナムからの技能実習生と地元の方々とのコミュニケーション交流が、演劇的手法で実習されていました。かなり狭いパブリックスペースでしたが、事前に納谷さんによって十分練られたプログラムに沿って、皆さん楽しそうに展開されていました。今後の発展が楽しみです。

公演『ブリテン罰符の錬金術』

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 札幌座第60回公演『ブリテン罰符の錬金術』は、イギリスの社会保障制度を風刺しながら、どうにも行き詰っていく様をひたすら笑う肩の凝らない作品。『あっちこっちの佐藤さん』のレイ・クーニーの息子さんの作品、どこか似たようなテイストでした。

* 『あっちこっちの佐藤さん』記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31437

 今年度の札幌座ラインナップ第1弾。今回はマイケル・クーニーのコメディ作品『Cash on Delivery』をもとに、ELEVEN NINESの納谷真大さんが演出を手がけ自らも登場。舞台はイギリス・ロンドン郊外、うそを駆使して社会保障手当を不正受給し生計を立てていて、男はそのことを妻に隠しながら、2階を間借りしている友人を巻き込み、うその上塗りを重ねていく物語。出演者には札幌座公演とうたいながら、イレブンナインのメンバーも多く出演し舞台を盛り上げていました。客演の箕輪直人さんは雰囲気を変える面白みが印象的でしたね。

札幌座第60回公演「ブリテン罰符の錬金術」 | 道新プレイガイド ...ブリテン罰符の錬金術 | 北海道演劇財団

 公演後のアフタートーク、本作品の翻訳を手掛けた小田島恒志さんを囲んでのお話も面白かったですね、ブリテンの雰囲気を巡ってのやり取りほか。『あっちこっち・・』の時のように、もっと大きな劇場での再演を期待したいです、今回も複数回観劇しましたが、つくづく演劇って観客の反応と共にあることを痛感しました、乗りのいい回と少々固い回とかですね、いずれにせよ、皆さん、お疲れさまでした。

演劇シーズン、『ひかりごけ』!

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 札幌演劇シーズン2023冬、イレブンナインの『ひかりごけ(http://eleven9.jp/2023hikarigoke/』は完成度が高かったですね。

* これまでの「演劇シーズン」記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%BC%94%E5%8A%87%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3

 イレブンナインが2021年に上演し、TGR札幌劇場祭2021にて大賞、菊地颯平くんが俳優賞を受賞したこの作品が今回オリジナルキャストで再演しました。北海道知床沖で実際にあった人肉食事件を元に描いた武田泰淳さんの同名小説を、イレブンナイン納谷真大が戯曲化しました。生きることの意味を問いかける衝撃作、怖い話と思って観劇を見送った方もいらっしゃったとか、ただ、舞台自体は脚本も面白く、人食いというよりも「生きる」という前向きなメッセージと私は受け止めましたが。繰り返し発せられる「我慢しているんです!」が重く心に響いてきました。

 音楽担当の山木将平くん(https://shoheiyamaki.com/)も素晴らしかったですね。

ひかりごけ

ブラボー!公演『農業少女』

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 昨年の演劇の見納めは野田秀樹(https://www.nodamap.com/)作品『農業少女』でした。野田作品独特の複数のテーマが種まきされて終盤に刈り取られていく様は、まさに廃れ行く農業そのものの移り変わりであり、都市と地方の矛盾、熱狂の中の空虚ほか、スピード感あふれる1時間30分でした。イレブンナイン(http://eleven9.jp/nougyoushoujo/)の皆さんの「young」チームと「adult」チームとの対比も大変興味深く観劇しました。

* これまでの野田秀樹さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%87%8E%E7%94%B0%E7%A7%80%E6%A8%B9

* 野田マップの気迫の公演『フェイクスピア(https://www.nodamap.com/fakespeare/

ElevenNines_nougyo_omote_ol

 2000年にNODA・MAP番外公演として上演された野田秀樹脚本の「農業少女」、今回はELEVEN NINESの納谷真大さんが演出、主演は同劇団の内崎帆乃香さん。また内崎以外の出演者3人は今回「young」、「adult」の2チームに分かれ、ダブルキャストでの上演でした。

 西日本の田舎の農家に生まれた百子(ももこ)は、ある日東京に憧れ電車に乗って上京、様々な大人に出会い、変わり、影響され、いつしか米を作る「農業少女」へと。1960代・70年代を彷彿させる社会描写にも共感しました。

<Aチーム(ヤングチーム)>

内崎帆乃香

菊地颯平

坂口紅羽

梅原たくと

  • 若手チーム!
youngチーム!

<Bチーム(アダルトチーム)>

内崎帆乃香

泉陽二(札幌座)

小島達子

納谷真大

アダルトチーム!

adultチーム!

 年齢の違いによって時代の受け止め方も違うのでしょうね、この作品は20年前の初演とはいえ、折からのサッカーワールドカップの熱狂が過ぎて、ヒットラー率いるナチスの熱狂と重ね合わせたり、現在にも十分通じるテーマも織り込まれています。地方からみる花の都・大東京の時代、線路が続くその先に果てしない夢を一度は見た世代としてはとても懐かしい風景です。

 両チームともに出演し続けた内崎帆乃香さん、お疲れさま!!

先行上映会 @ 栗山

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 先日は、北海道の栗山町で「『ライブアートツアーin栗山』THE MOVIE」と銘打って、一般公開に先立って上映会が栗山町駅前の会場で開催されました。

* https://s-e-season.com/jlyp2022/program/kuriyama/

 「ライブアートツアー」は、札幌の俳優たちが、まちにゆかりの歴史上の人物などに扮して市街劇を行い、秘められたエピソードやまちの特産物、観光名所などを紹介する新しいツアー企画。ツアー参加者は行く先々で行われるライブパフォーマンスを楽しみながら、まちを巡り、まちを知り、まちの魅力に触れていきます。
 2020年には札幌市、2021年には増毛町を舞台に行い、大きな注目を集めました。2022年9月29日には栗山町で行われ道外からの参加者も含め計12名の方々が参加しました。本作はその映像版。 アフターコロナにむけた地域観光の活性化を支援するとともに、地元の人たちにとっては地域の価値を再発見する機会にもつながっています。

 今回の栗山町版、最初に栗山町の長さんと以前から演劇に興味を持っていた私の知人・遠藤大輔くんが秋山財団にお越しになって提案書のご相談でした。その後、数回お会いして幾つかのプランにブラッシュアップし、私も関係している(公財)北海道演劇財団の斎藤歩理事長と面談・ご相談しました。この案件は一度そこで小休止していたのですが、その後、斎藤歩さんが注目度を上げて数回の現地取材、長さんはじめ現地の方々の溢れる情熱の甲斐もあって、ツアープログラムに辿り着き、更には映像作品としてアーカイブ化の企画に発展してこの日に至りました。

 基本的には今回の企画、栗山町民の方々への先行上映会でしたが、札幌からも10数名の方々が参加し、札幌駅前からの貸切バスの中では、『おむすびプロジェクト』で実際のおむすびも頂きました、本当に地元の具材がぎっしり詰まって美味しかったですね。

 栗山駅前の会場には満席の地元のお客様、先ずは札幌演劇シーズン実行委員会の樋泉委員長のご挨拶。

* 『札幌演劇シーズン』ーー> https://s-e-season.com/about/concept.html

 続いてはツアーの様子を記録した動画の上映会、素晴らしい内容でした。

[構成・脚本・演出]
斎藤歩(札幌座)
[出演]
山野久治(風の色)、納谷真大(イレブンナイン)、小島達子(イレブンナイン)、
磯貝圭子(札幌座)、泉陽二(札幌座)、MAREWREW ほか

 第二部は、北海道演劇財団の斎藤歩理事長とクリエイティブオフィスキューの伊藤亜由美社長の対談。

* (公財)北海道演劇財団ーー> http://www.h-paf.ne.jp/

* (株)クリエイティブオフィスキューー> https://www.office-cue.com/

 伊藤社長の映画製作を通じての地域おこしのプレゼン、素晴らしい取り組みです。

 対談の途中で、映画にも登場して人気だった桃井かおりさんと武田鉄也さんが乱入!!!

 映画はこちらのサイトからご覧になります、特に最後の部分で皆さん号泣でした!!!

* https://s-e-season.com/jlyp2022/program/kuriyama/

 斎藤歩さんの度重なる取材に裏付けられた歴史スポット紹介、更に、最初にこの地に踏み込んだのが女性で、小林酒造を支えてきたのも女性、そんな物語に仕上げた斎藤歩の手腕に脱帽です!是非、1時間の動画をじっくりご覧頂きたいと思います。

 ここまで実に多くの皆さまのご尽力、最初に関わった私からも心から御礼申し上げます!!

 蛇足ですが、栗山町と私とのこれまでの関わりは、『オオムラサキ観察』、アースカフェでの『サラサラレッド』ほかの農業チャレンジ等、大変興味深い話題で満載でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%97%E5%B1%B1%E7%94%BA

頑張ってね、颯平くん!

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 札幌の劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/』で活躍する菊地颯平(そうへい)くんが今朝の地元新聞で大きく取り上げられていました。彼は昨年のTGRで大賞受賞した『ひかりごけ』にも出演し、見事「俳優賞」の栄に浴しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42960

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43037

8月11日北海道新聞朝刊

8月11日北海道新聞朝刊

 この記事の中、「札幌市内の駐車場でアルバイト」とありますが、これは私が代表取締役会長をつとめている不動産会社のテナントビルの立体駐車場です。彼とか同じ劇団の梅原たくとくんのような若い世代が地元劇団で活躍し続けられる環境をこれからも応援していきたいですね。

劇団『イレブンナイン』HPより~~~~~~~~~

 札幌を拠点に活動する演技至上主義集団。 富良野塾の卒塾生を中心に2004年に「演劇ユニット イレブン☆ナイン」を結成。演劇でしか表現できないもの、ライブならではのエンターテインメント性を追求しつつ、質の高い作品を生み出している。2008年、札幌に拠点を移してからは活動の場をCM、ドラマ、映画、ラジオなどへも広げ、道内のTV局が製作する番組に企画から携わるなどの活動も行う。2013年より、企画・制作団体「ELEVEN NINES(イレブンナイン)」へと名称を変える。納谷真大オリジナル作品の他、海外戯曲や近代日本戯曲にも積極的に取り組み、「12人の怒れる男(レジナルド・ローズ)」「あっちこっち佐藤さん(レイ・クーニ−原作)」などは高い評価を受けている。札幌演劇シーズンにも多数参加。2018年には5,000人近くの集客を記録し、札幌演劇界を牽引する劇団のひとつと言われる。 2019年6月、代表の納谷真大が北海道演劇財団の理事に就任。以降、近年は北海道演劇財団や札幌座との共同制作公演も行なっている。

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 主宰の納谷真大さんには秋山財団の『愛生舘文庫』デジタルコンテンツ作成でもお世話になっています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42556

楽しみな『北八劇場』@ 札幌

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 札幌駅北口の高層マンションプロジェクトの一角に、2024年春に新しく客席数226席の劇場が完成します、『北八劇場』です。

* https://tmtf.jp/20220511-2/

 この計画を進めてきたのが一地権者である「JBEホールディングス株式会社(旧田中合資会社)」で劇場を所有し、完成後の維持管理とその効果的な運用を目指して設立されたのが、「一般財団法人 田中記念劇場財団(https://tmtf.jp/」です。

 そして、劇場運営のソフト面を担う『芸術監督』には、納谷真大(イレブンナイン代表)、支配人には笠島麻衣が担うことが発表されました。納谷さんは秋山財団の『愛生舘文庫』DVD作成でお世話になっています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42556

* 納谷真大さんの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%B4%8D%E8%B0%B7%E7%9C%9F%E5%A4%A7

 札幌の演劇界に新たな劇場が出現し、新幹線も札幌に乗り入れて、札幌駅北口もこれから先、大いに楽しみなゾーンとなってきます。

ライブアート増毛!!

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 『ライブアート・ツアー第二弾、増毛編』、前回の札幌編とはまた違って大変面白かった!

* 前回の『札幌編』ーー> https://s-e-season.com/SBLAC/program/lat/

 『秘められた歴史遺産を巡るライブアートツアー』と題してのこのシリーズ、今回の増毛編は北海道の歴史の断片を浮かび上がらせる面白さがありました。俳優の山野さん、納谷さん、二人そろうと黙っていても笑っちゃいました。

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会場

増毛町内

増毛山道入口・国稀酒造・旧増毛駅舎・果樹園・漁港・旧増毛小学校ほか

出演

山野久治(風の色)/廣田直美(アトリエブルーバード)/納谷真大(イレブンナイン)/斎藤歩(札幌座)/磯貝圭子(札幌座)/MAREWREW ほか

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 納谷さんだと気が付かなかった豊かな黒髪!!

* 納谷真大さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%B4%8D%E8%B0%B7%E7%9C%9F%E5%A4%A7

誰かと思ったら、大活躍納谷真大さん!!!

誰かと思ったら、大活躍納谷真大さん!!!

TGR2021 授賞式

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 今年の『TGR札幌劇場祭 2021(http://s-artstage.com/2021/tgr/』授賞式が先日行われて、大賞はイレブンナインの『ひかりごけ(http://eleven9.jp/hikarigoke/』が受賞しました。また俳優賞の3人の中の一人に、出演したイレブンナインの若手の菊地颯平くんが受賞し、ダブルの喜びでしたね。

* 『ひかりごけ』の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42960

 授賞式の様子はこちら: https://www.youtube.com/watch?v=055ZnryerbU

イレブンナイン代表の納谷真大さんと、今回若手で出演して俳優賞を受賞した菊地颯平くん

 今回の『ひかりごけ』、私は4回も足を運びましたが、事前に1992年製作のホラー映画『ひかりごけ(https://eiga.com/movie/38972/)』、三國連太郎ほか出演をDVDで観ていたし、公演のチラシ冒頭にも

~~ 北海道で実際に起きた人肉食事件をもとに描いた武田泰淳の同名小説をイレブンナイン納谷真大が戯曲化。極限状態におかれた人間の、生きるために「仲間の肉を食べる」という行為を通して、「生」が内包している様々な矛盾と向き合いながら「生きること」の意味を問いかける。

主演に斎藤歩、泉陽二を。音楽に山木将平を迎えた衝撃作。~~

とあったので、このコロナ禍で若干気落ちしている時におどろおどろしい芝居かと少々気弱になりながらの観劇でした。ところが、いい意味で予想を裏切ってくれて、斎藤歩さんが事前に言っていたようなファンタジーといった雰囲気も感じられるほど軽やかでテンポよく、緊張を解く脚本も素晴らしかったですね。トラマツルグの斎藤歩さん、音楽担当の山木将平くん他のスタッフの皆さまのプロの技を魅せてもらった気がして、これまでの『素麺』、『アイランド』に並ぶ久しぶりの高いレベルのTGR大賞となり、私自身も嬉しいです。是非、再演して頂きたいですね。

カメラマンの脇役に徹する斎藤歩も素晴らしい!

カメラマンの脇役に徹する斎藤歩も素晴らしい!

* 『素麺』2012年TGR大賞受賞

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=15224

* 『アイランド』2014年TGR大賞受賞

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21853

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25100

 イレブンナインの皆さん、おめでとうございます!!!

ブラボー、『ひかりごけ』!

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 劇団「イレブンナイン(http://eleven9.jp/」の話題作『ひかりごけ』が10日間12ステージ、大盛況で終演しました。「人食いの実話」との前評判で怖くて観に行けなかったとおっしゃる方もいました、事前に昔の映画をDVDで観ていましたが、今回の芝居は遥かにファンタジックで、ホラーではなく透明感もありました。ギターの音楽がリズムを刻み、軽やかな印象を与えていたのと、脚本の展開が追い詰められた観客の心理をふと現在に呼び戻して悪夢から覚めたかのような気持ちにさせる、脚本、演出、舞台装置、照明、そして山木将平くんの音楽、役者たち、素晴らしかったです!!!

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STAFF スタッフ

原作:武田泰淳

作・演出:納谷真大

ドラマトゥルグ:斎藤歩

音楽:山木将平

舞台美術:高村由紀子/舞台監督:高橋詳幸(アクトコール(株))/照明:熊倉英記/音響:奥山奈々(pylon Inc.)/宣伝美術:若林瑞沙(studio COPAIN)/演出助手:梅原たくと、内崎帆乃香/ゼネラルマネージャー:カジタシノブ(tab)/広報協力:越智香奈江/制作:小島達子、澤田未来、上總真奈、坂口紅羽、沢井星香/著作権管理:日本文藝家協会/協力:北海道演劇財団、F.C.S.、さっぽろアートステージ2021実行委員会、札幌劇場連絡会/制作協力:ダブルス/企画制作:ELEVEN NINES、tatt Inc.

斎藤歩

斎藤歩

左から納谷真大、菊地颯平、泉陽二

「あなただったら食べますか?」

「食べるかもしれません。生きるために。」

 「我慢してるんです!」、「せつねぇー」が耳に残る印象深い、久しぶりの大人の作品でした。

乞うご期待、動画の収録!

Posted by 秋山孝二
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 秋山財団では2年前の10月に、建物の一室に『愛生館文庫』を開設しました。この財団の由って来る所以を記録に残して、財団の名称にある「記念」の意味を多くの方々に理解して頂きたいという設立に関わった私の思いです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37374

 資料整備もほぼ整い、今年からデジタルコンテンツを作成して資料館のバージョンアップを図る企画が進んでいます。先日はその第一号としての録画撮りを財団事務所と愛生館発祥の場所で行いました。

 まずは秋山財団事務所一階ミニホールで。劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/』を主宰する俳優・脚本演出家の納谷真大(なやまさとも)さんを聞き手に、私がインタビューを受けました。

* 納谷真大さん、ほかーー> http://eleven9.jp/member/

 翌日は愛生館北海道支部が1891(明治24)年に開設された札幌市中央区南一条西6丁目の発祥の地での録画撮り。

 ナレーション、再現会話、資料等の映像を編集して、近いうちには第一号が世に生み出されると思います、乞うご期待!!!ですね!

『プラセボ / アレルギー』、終了!

Posted by 秋山孝二
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 『札幌演劇シーズン2021夏(https://s-e-season.com/』もいよいよ終盤、先日は劇団「イレブンナイン」の『プラセボ / アレルギー(https://s-e-season.com/program/pa/index.html』を複数回観劇してきました、10年前の作品の再演なのでセリフに時代のズレを感じる場面もありましたが、回を重ねる毎に言葉・フレーズの深さと展開の面白さもブラッシュアップしていく感じがとても心地よかったです。

* イレブンナインーー> http://eleven9.jp/

* これまでの「イレブンナイン」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%B3

 今回はギターの山木将平くんも出演、10年前には居なかった存在を脚本に組み入れての舞台で好演していました。私は5回も足を運びましたが、初日は舞台上も観客も硬くて、やはりコロナ禍での公演だからなのか多少こなれていなかった感じも。回を重ねるたびに力も抜けてテンポよく、お客さんによるとセリフ・展開ともに速過ぎてついていけないとの感想も聞いたりしました。

 この1年半、コロナ禍で苦戦する全国の演劇人たち、稽古に数か月、その前2週間から一日朝晩二回の検温を続けて、公演を終えても更に二週間の検温と注意深く記録を残しての公演実現、ただそれでも今回のように各公演満席の劇場というのもその状況に感動する私です。これからも頑張って欲しいですね。

演劇の力 二題!

Posted by 秋山孝二
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 『夜は短し歩けよ乙女(https://www.yoruhamijikashi.jp/』、札幌の劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/』の代表の納谷真大さんも客演で出演しているので、東京・大阪の両方の公演を観劇しました。ストーリーの詳細はHPに掲載されていますが、テンポのいいセリフとエンターテインメント性を存分に発揮して、観客を魅了していました!

東京・新国立劇場

東京・新国立劇場

 一方こちらは野田マップの気迫の公演『フェイクスピア(https://www.nodamap.com/fakespeare/』、同様に詳細はストーリーはHPに譲りますが、当初はシェイクスピアのパロディかと思いきや、とにかく多様なテーマを盛り込んで終盤でグッと凝縮していく野田秀樹さんの手法、どこで気が付くかの違いは有っていも、感動の作品、4回のカーテンコールとスタンディングオベーション、大変な盛り上がりでした!

 池袋のこの劇場ビル内のカフェ、オーダーはスマホからとは言いつつ、オーダー以外の幾つかの質問とかへの対応はまだまだの感で少々フラストレーション!!

札幌演劇シーズン 2021冬(2)

Posted by 秋山孝二
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 今回は、関連プログラムも幾つか開催されましたが、そのうち私は二つに足を運びました。

 一つはチカホ(札幌市地下歩行空間)での読み聞かせ劇、歩行者の通路横の簡易舞台で山木将平くんのギター、特別に開始前にブルース演奏も。イレブンナインの公演は大人も楽しめる内容、山木くんとのコラボも大盛り上がりでした。

* 『未来のためのプロジェクト』 札幌市地下歩行空間
ELEVEN NINES 読み聞かせしばい「ものがたりとあそぼう」

https://s-e-season.com/SBLAC/program/elevennines/

公演開始前の山木くんの演奏

 チカホでのミニ公演の次はサテライトプログラム公演、若手の5人の脚本、軽いタッチのコメディで大いに笑いました。

* サテライトプログラム
paingsoe null #00 「何もないけど、蒼ざめる」 BLOCH

https://s-e-season.com/SBLAC/program/paingsoe/

脚本 山田マサル
井上悠介(きっとろんどん)
渋木のぼる
川尻恵太(SUGARBOY)
伊藤栄之進(Spacenoid Company)

演出

山田マサル

出演

泉香奈子、ツルオカ、小島達子(ELEVEN NINES)、山田マサル

 パインソーの山田マサルさんは先日の新聞にも大きく掲載されていました。

 このコロナ禍で関連プログラムに参加された皆さんの頑張り、素晴らしかったですね!!!

2020年 大晦日に思う

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 2020年の大晦日、今年はコロナ禍で思うところがたくさんありますね、変化を「実感」した年でした。

* 『コロナ禍』関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%A6%8D

* これまでの大晦日の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E6%99%A6%E6%97%A5

 変化の『実感』、まずは、私の自宅でもう40年近くご一緒だったお向かいの方が12月に引っ越され、見慣れたお家があっという間に取り壊されて更地となり、景色が一変しました。庭の木々が重機でなぎ倒され、立派な住居の壁がどんどん剥がされて落ちるさまには心が痛みます、何か思い出までもが壊されていくようで。でも、これも時の流れですから受け入れるしかありませんね、来年からはどんな方がいらっしゃるのか、自宅前ゆえに気になるところです。

お向かいが空地に

お向かいが空地に

 次は、札幌駅北口東の『札幌卸センター』にあった(株)秋山愛生舘本社、1998年からは(株)スズケン愛生舘営業部の建物(すでに桑園地区に移転済み)でしたが、長年の検討を経て、北口再開発がいよいよ本決まりのようです。私の20数年の会社経営のキャリアは、この建物で培われたもの、企業経営の全ての思い出が詰まった場所です。ここを離れて22年を経ても、いつもJRから見る景色にたくさんの思い出が脳裏に浮かんでいました。

 思えば再開発の話は、1980年代から幾度となく出ては消えていました、50年前くらいは流通団地としてトラックバース等も設置されていましたが、時代の急激な変化で立地は商業地域へと変化し、いよいよ札幌市の「卸団地」としてのプロジェクトは終焉を迎えました。スタート時からキーテナントだった「ダイカ」、「丹波屋」、そして「秋山愛生舘」、みんな企業として別名で進化しています。JRの窓から見る景色も近いうちに一変するのでしょうね。

いよいよ再開発スタートか!

いよいよ再開発スタートか!

【追補】 2021年2月20日現在の様子!

 三つ目は、劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/)』のアトリエ公演です。今年新たに移った稽古場での公演、若手が岸田國士(きしだくにお)作品、『命を弄ぶ男ふたり(https://www.amazon.co.jp/%E5%91%BD%E3%82%92%E5%BC%84%E3%81%BF%BC%88%E4%B8%80%E5%B9』、『ヂアロオグ・プランタニエ(https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/card44787.html)』に挑みました、ナイストライでこれからの役者としての進化が楽しみ、私にとっては今年最後の観劇でした!

年末アトリエ公演も!

年末アトリエ公演も!

 更に、2020年年末年始、自宅からほど近い北海道神宮参道は様変わりの静けさ、コロナ禍でのソーシャルディスタンシングで、露店は一つもなく、初詣も一体どんな景色になるのでしょうか!

北海道神宮境内、露店ゼロ!!

北海道神宮境内、露店ゼロ!!

 毎年、年末は一年を振り返りながら、来年こそは!と気持を新たにしたいと思うのですが、今年は特に新型コロナウイルス感染により、そんな気持もヒトシオです。私自身、今年2月のコロナ騒ぎが起きてから、これはかなり長期戦となると思って、急な自粛ではなく、活性は下げながらも粛々とこれまでの日常生活、出張も続けて過ごそうと心に決めていましたので、この間の駅・空港・各地の様子の変化を、具に見て取れました。飛行機のマイレージから検証すると、例年の1割7分くらい減で今年は終わっているので、この時期としては動き続けたと言えますね。

 ただ、リモートでの会合、ワークショップ、講演会が殆どになり、しっかり日付・主催者を記録しておかなくては、全てのイベントが同じパソコンの画面上なので、記憶がダブって上手く頭のファイルに仕舞い込めません。そして、このスタイルは来年以降、『ポスト・コロナ』として定着していくのでしょう。

 現に、秋山財団の会議室も年明けの理事会・評議員会・選考委員会開催に向けて、リモートとソーシャルディスタンシング確保でハイブリッド仕様に準備を整えています(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=40383)。

 歴史的な2020年、たくさんの皆さまにお世話になり何とか私自身過ごすことができました、心から感謝申し上げます、どうかよいお年をお迎えください!!!

公演『太陽系第三惑星異常なし』

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 劇団イレブンナインの公演『太陽系第三惑星異常なし(http://eleven9.jp/taiyoukei/』は、公演前の稽古風景を毎日配信した『稽古場日報(https://www.youtube.com/watch?v=4FnX-o5Yw78』、公演中の楽屋風景の配信といった新しい取り組みを含めて、劇団としての大いなるチャレンジでした。

 私はこの数年、一つの作品公演を複数回観る傾向があり、同じ内容ながらその日の役者たちの出来・不出来、観客の反応等で、微妙に、或いは時々は大きく変化する舞台を楽しむことを覚えました、新たな演劇の楽しみ方とでもいうのでしょうか。

 1か月以上前からの稽古開始から、キャスティングを変更したり、立ち位置を変えたり、いろいろ手を入れての本番まで、さらに公演中にも微調整に余念がないクリエイターの執念とでも言うのか、芝居という生き物との格闘を垣間見る面白さは、なかなか味わえるものではないですね。

 思えば今年はコロナ禍の中、2月の公演から予定通り開催し終了できることが本当に幸せな日々だと感じています。どんなに予防策を立てても、したたかな新型コロナウイルスは、世界的に拡大を続けています。『ウィズ・コロナ』時代の『新しい演劇公演モデル』を、札幌から世界に発信したいものですね。

* 2月公演の様子ーー> 『虹と雪、慟哭のカッコウ』

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%80%8E%E8%99%B9%E3%81%A8%E9%9B%AA%E3%80%81%E6%85%9F%E5%93%AD%E3%81%AE%E3%