『バタフライエフェクト』(5)

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 NHKの映像の世紀『バタフライエフェクト』シリーズは毎回大変面白い、NHKアーカイブスの厚みに裏付けされた番組制作の見識を感じるのは、私の世代だけではないと思います。

 今回は、チェコの『ビロード革命』に焦点を当てて、更にはアラブの革命、中国へと言及しています。ミュージシャン、演劇の演出家、アスリート等、幅広いジャンルの勇気ある人々の繋がり、活きた歴史の面白さを今に投影しています。

 ソ連に軍事侵攻をされながらも20年間戦い続けたチェコスロバキア。人々は長く暗い冬の時代を耐え、1989年「ビロード革命・ヴェルヴェット・レボルーション」を成し遂げました。その陰には、革命と同じ名を持つアメリカのロックバンドの存在があった。「ヴェルヴェットアンダーグラウンド(https://tower.jp/artist/200233/The-Velvet-Underground)」。すべての始まりは、当時の劇作家で後の革命のリーダーがそのバンドのレコードを手に入れたことでした。音楽がジャンルを越えてアスリート他、更に世界を変えた歴史に残る物語です。

 2009年にヨーロッパ旅行でプラハを訪れた時、ヴァーツラフ広場の聖ヴァーツラフ騎士像前に立った時は感動しましたね。

ヴァーツラフ広場 - Wikipedia

 1968年、チェコの自由化路線を弾圧するために侵攻してきた当時のソ連軍を中心とするワルシャワ条約機構軍ヴァーツラフ広場に戦車を乗り入れ、「プラハの春」は挫折しました。それに抗議し、1969年1月に学生ヤン・パラフが聖ヴァーツラフの騎馬像の前で焼身自殺をはかりました。また、その事件から20年後の1989年、100万人に上るプラハ市民がこの広場に集まり、無血の民主化を果たしました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1407

ヴァーツラフ・ハヴェル

マルタ・クビショヴァーの「ヘイ・ジュード(HEY JUDE)」

* https://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/d4a9ce618371d1d908587900069f289e

ベラ・チャスラフスカ

* https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/olympic_athlete/13.html

力なき者たちの力   /人文書院/ヴァーツラフ・ハヴェル

 私はこの二人のこの写真が強く心に残ります、男同士の変わらぬ友情、極めて珍しい長く続いた関係ですね。

3年ぶり、三吉神社例大祭!

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 札幌市中央区南一条西8丁目にある『三吉(みよし)神社(https://miyoshi-sapporo.or.jp/』の例大祭が、宵宮祭・境内での催しを含めて3年ぶりに催行されました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%B8%89%E5%90%89%E7%A5%9E%E7%A4%BE

宵宮祭準備

宵宮祭準備

 神殿での例大祭控室でもソーシャルディスタンシング、参列者も限定です。

 一般の参加者はコロナ禍で密を避けるために限定されていましたが、例大祭ごの神輿渡御は今年は実施されて、出発準備にも力がこもっていました。

渡御準備

渡御準備

 いよいよ出発です。

 佐藤宮司も人力車に搭乗して同行!

今年は天気にも恵まれて!

今年は天気にも恵まれて!

 毎年恒例ではあった三吉神社のお祭り、3年ぶりの開催となると一層新鮮な今年の本府祭典区年番の渡御となりました。何事もなく続いている時は「恒例」でしたが、コロナ禍で開催がままならないとあらためて地域に密着したお祭りは、まさに不要不急ではなくインフラとしてこの地に暮らす人々の風物詩ですね。

学校林散策・作業 2022

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 今年の札幌南高学校林の春の散策会は、3年ぶりにかなり規模を限定して、この冬の豪雪による倒木被害の修復作業を兼ねて開催しました。私は2014年から『札幌南高学校林財団(http://www.rikka-forest.jp/』の理事長を引き受けています。

* これまでの学校林関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97

* 春の散策会関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%98%A5%E3%81%AE%E6%95%A3%E7%AD%96%E4%BC%9A

白旗山駐車場に全員集合

白旗山駐車場に全員集合

 数年前の地震・台風被害の時もボランティアで大勢の方々に倒木処理をしてもらいましたが、今回はこの冬の豪雪で、やはり倒木が林道・作業道を塞いだり想像以上の被害でした。半日の清掃等も含めた修復作業でかなり整えられてよかったです。

 キノコプロジェクトを続けていた水辺には水芭蕉も元気いっぱい、小川にはなんとウナギの稚魚も泳いでいたりで参加者一同驚きでした。

沢の水辺には水芭蕉!

沢の水辺には水芭蕉!

 数年前に続けていたキノコのホダ木の一部は、土に帰りつつあります。

キノコ栽培のホダ木は土に帰りつつ

キノコ栽培のホダ木は土に帰りつつ

 作業と散策が終わった後は、ファイアープレイスで火を囲んでの懇談、若い世代の参加も多く、本当に久しぶりの風景でした。

 特に今年の六華同窓会幹事当番期(南47期)の平田美紗子さんは、林野庁に勤務されて、今、札幌でお仕事をされています。数年前の林野庁白書にもイラストが掲載されていて、今後、学校林にとっても貴重な存在です。

:* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=39440

 今年から、これまで札幌森林組合に依存していた「森林経営計画」の策定を、私たち学校林財団が独自で行うことに方針を定めて、「六華フォレスト100年プラン」に向けて、新たな自立への道を進み始めます。

秋山財団選考委員会 2022

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 今年も秋山財団の研究助成、ネットワーク形成事業助成の選考委員会が4月5月に開催されました。これまで財団設立以来、大変熱心にご議論をして頂き、理事長の私は選考には全く関わりはしませんが、予算の件ほか財団へのご質問等には、その場でお答えできるように毎回陪席しています。

* 秋山財団ーー> http://www.akiyama-foundation.org/

 コロナ禍のこの間はアクリル板、換気等で感染防止態勢を整えながら、今月の最終選考時だけはリアルのみの参加で意見交換を密に行って、財団賞、研究助成(一般・奨励)の採択、研究助成では採択率、充足率も考慮しながら決めています。それを6月開催予定の理事会、評議員会で承認を経て、情報開示、即振り込みとしています。秋山財団の助成財団としての肝は、ひとえにこの選考委員会の自立性と現在の選考委員の先生の第一線研究者の肩にかかっているといっても過言ではありません。

 毎年、ゴールデンウイークを挟んでのこの時期の選考作業、大変感謝しています。

『知の巨人』、立花隆

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 NHKスペシャル『立花隆 最後の旅https://www.nhk.or.jp/d-garage-mov/movie/90001-127.html』は「知の巨人」として強く心に残りました。

* 立花隆ーー> https://www.asahi.com/topics/word/%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E9%9A%86.html

 「知の巨人」と呼ばれたジャーナリストの立花隆さんが去年4月30日にお亡くなりました。死の直前に「遺体はごみとして捨ててほしい。自分が残した書籍は古本屋でさばいてほしい」と言い残していたそうです。

 立花さんは、なぜ全てを「無」にすることを選んだのか、17年にわたり立花さんを取材してきたこの番組のディレクターに、遺族から段ボール100個分の資料が託されたそうです。

WN春季展 @ 益子 2022 (下)

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 毎年この時期は益子町の春の「陶器市(http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml」と重なり大勢のお客さんで賑わいますが、コロナ禍で中止が続いていて、今年は3年ぶりの開催となったので、初日は朝7時前から整理券を受け取る人の列が長く続いていました。販売店約50店舗の他約550のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます。数年前に午後路線バスで益子からJR宇都宮駅行きに乗ったところ、普段は1時間少しで着くところが会場駐車場脇を抜けるのに1時間掛かり、3時間を超えての到着でした。

 JR宇都宮駅では、よく駅周辺のお店で餃子を食べていましたが、昨今は「佐野ラーメン(https://sanoramenkai.jp/」にハマっています、太めの麺が魅力的、いつか本場の佐野市に行って食べ歩きをしてみたいものです。

 ついでのこんな物も注文してみましたが、味はイマイチでした!!

WN春季展 @ 益子 2022 (中)

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 今年の春季展の併設展示は、谷中美佳子(https://yanakamikako.sakura.ne.jp/さんの作品です。白を基調とした透明感のある清々しい雰囲気、五角堂は別の世界を醸し出していました。

 更に4月29日は昭和天皇のお誕生日、それはまたワグナーナンドール・ちよの結婚記念日です。今年は昨年10月にちよが亡くなったこともあり、デュオ・アクザワ「阿久澤 政行(ピアノ)、打保 早紀(ヴァイオリン)」のお二人による結婚記念日コンサートが初めて開催されました。昨年12月に宇都宮で催行された「ちよお別れの会」でも演奏された『伝えたい音』も最後に聴くことができました。折からの小雨模様だったので庭園での演奏から五角堂ギャラリーに場所を代えて、谷中美佳子さんの素晴らしい作品を背景にスペシャルなコラボとなりました。

* 昨年12月の「お別れの会」の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43104

 地元の大谷石で囲まれたこの五角堂は、絵画・彫刻・音楽との相性も良く、毎回それぞれ違った空間を創り出してワグナー・ナンドール作品展に相乗効果をあげています。

WN春季展 @ 益子 2022 (上)

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 (公財)ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/の今年の春季展が開催されています。昨年からの庭園整備も2年目を迎えてまだまだ道半ばですが、以前よりは格段に見応えのある様子となっています。

事務所前のエントランス周辺

事務所前のエントランス周辺

新たに生け垣の植栽

新たに生け垣の植栽

五角堂横の中庭

五角堂横の中庭

茶室玄関横にはスズランも!

茶室玄関横にはスズランも!

 ギャラリー受付には見学者の方がお持ち下さった生花もたくさん!!

 そして、昨年整備した敷地の一番下の池の清掃は理事長の私のお仕事!!

 今年はアトリエ他の建物、内外の彫刻群、そして庭園等、見どころ満載の春季展です!

森山母子 @ SONGS

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 NHK総合テレビ『SONGS』は最近大泉洋とゲストのやり取りが面白いですね。先日は森山良子と直太朗の母子との対談、森山良子は加藤登紀子とともに、私の学生時代から同時代を生きてきた歌とともに長いお付き合いです。

 森山良子は1970年前後から息の長い歌で今も変わらない声で心に響きます。

 一方、森山直太朗も独自の雰囲気を曲に載せて、素晴らしい曲の数々を世に出しています。

* 『アルデバラン』関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=43823

 そして後半のこの歌、『今』は、詩も曲も番組の中で最も心に残るいい歌でしたね。

『今(https://www.youtube.com/watch?v=lDALpCLaaaE)』

作詞:森山直太朗/御徒町凧

作曲:森山直太朗/御徒町凧

例えば僕が死んだなら
君は笑ってくれるかな
そのことだけが心配で
僕は死なずにいるんだよ

例えば空が落ちてきて
世界が終わってしまったら
君は泣かずにいれるかな
僕は泣かずにいれるかな

今こうして生きていること
それは確かなこと
だから今 君のすべてが愛おしい
朝の光の片隅で

例えば僕が戦争で
帰らぬ人になったなら
君はほこりと思うかな
僕をほこりと思うかな

今こうして語り合うこと
そして感じること
だから風 風はやおら吹き渡り
命をつなぐ糸となる

今こうして生きている全て
全てはどこへ行くの
だから今 触れ合う今この時が
ずっと続くと信じたい

寺島文庫『世界を知る力~宗教!』

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 寺島実郎さんのシリーズ『世界を知る力(https://s.mxtv.jp/variety/sekaiwoshiruchikara/)』、今回はウクライナ危機に絡む宗教と歴史に切り込んだ興味深いお話でした。

* これまでの寺島文庫関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E6%96%87%E5%BA%AB

<今月の世界と日本>
・ウクライナ危機の50日と顕在化するユダヤ・ファクター
・欧州・キリスト教理解の基点
<ウクライナ史の深層>
・『正教大国ロシア』を目指すプーチン大統領の思惑

 冷戦構造が終焉してからアメリカを中心とした西側諸国の新しい国際社会の体制が生まれるのかと思いきや、当時、ロシアを訪問した時に囁かれていた共産党支配に代わるロシア正教支配の時代がくるのではという方向、まさにその予想が的中している昨今のウクライナ情勢です。

 寺島文庫では、MXテレビでは寺島実郎さんの一人語りのほかに、対談・鼎談編もアップされていて、いずれも大変深いお話の数々。それとは別に、私自身12年間お世話になっている「戦略経営塾(https://www.terashima-bunko.com/terashimabunko-juku/strategic-management.html)」、更に昨年からの「医療・防災産業創生協議会(https://www.mdpc.ne.jp/」、いずれも産業創生の視点から、日本を代表する方々との議論は、私にとっても大変刺激的であると同時に、北海道で実装するきっかけをつかむような内容も多々あり、今後が楽しみです。

 先日は、その「医療防災産業創生協議会」総会が東京で開催されて、私もリアルで出席してきました。日本社会でリーダー的なお立場の方々ともお話ができて、大変有意義な場でした。

 ただサロン的な話、知識レベルから、今はSDGsも含めて実装段階へと進めて社会のイノベーションに寄与したい、そんな意気込みを感じるそれぞれの内容です。

『バタフライエフェクト』(4)

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 「映像の世紀」シリーズ4回目、『スペインかぜ 恐怖の連鎖』(https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/episode/te/J5PYJ1PQKX/は、今の新型コロナワクチンにも通じる歴史とその研究者たちの地道な先駆的研究の足跡を報じていました。スペイン風邪の世界的蔓延がアドルフ・ヒットラーの登場に繋がり、研究がワクチン開発と細菌兵器開発の光と影を生みました!!

 百年前、米カンザス州の陸軍基地で広まったスペインかぜは、第一次世界大戦へ向かう兵士たちと共にヨーロッパへ渡り4千万人の命を奪い、さらにパリでの講和会議の最中に米大統領ウイルソンが感染したことで歴史が大きく変わります、ヒットラーの台頭です。一方、スペインかぜの最前線で闘った米ペンシルベニア大学は感染症研究の中心地となり、ハンガリーから来たカタリン・カリコ博士との出会いを経て、コロナワクチン『mRNA』開発へとつながっていきます。カリコ博士は人工的に作り出した遺伝物質『mRNA』の医療への応用の道をひらき、ファイザーなどの新型コロナウイルスワクチン開発に大きな貢献をしたことで世界的に知られる研究者です。

 当時のペンシルベニア大学

 先月、バイオ企業「ビオンテック」上級副社長のカタリン・カリコ博士が来日し、ウイルスの感染拡大が続く中、今後はさまざまな変異ウイルスに対応できるワクチンが重要になるとして、次世代のワクチン開発を進めていることを明らかにしました。科学技術の分野で優れた業績を挙げた研究者に贈られる『日本国際賞』の今年の受賞者の会見が行われ、新型コロナウイルスワクチンの開発に貢献したカタリン・カリコ博士ら3人が出席しました。

* 「日本国際賞」ーー> https://www.japanprize.jp/prize.html

 「日本国際賞」は、国際科学技術財団が科学技術の分野で、人類の平和と繁栄に貢献する優れた業績を挙げた研究者に毎年贈っている賞で、カタリン・カリコ博士は「もともとはワクチンを作ろうとしていたのではなく、mRNAを医薬品に使いたくて研究を続けてきた。新型コロナウイルスのワクチン開発は利益のためではなく、倫理的な義務感からだった」と話しました。

* 受賞者:カタリン・カリコ博士ーー> https://www.japanprize.jp/prize_prof_2022_kariko.html

 駐日ハンガリー大使館でパラノヴィチ・ノルバート大使と面談、パラノヴィチ大使にはワグナー・ちよが大変お世話になりました。

* パラノヴィチ・ノルバート大使関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%A7%90%E6%97%A5%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC

代表幹事の交代!

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 私も20年以上幹事を務めている経済団体「北海道経済同友会(https://hokkaido-doyukai.jp/)」の代表が、先日の総会でお一人新しくなりました。これまで副代表幹事だった(株)セコマ(https://www.seicomart.co.jp/)の丸谷智保代表取締役会長が代表幹事にご就任、経済団体でコンビニ業界のトップの就任は全国的にも大変珍しく、今回新しく副代表幹事になった西山製麺(株)(https://www.ramen.jp/company/outline/)の西山隆司社長とともに一般消費者と日々向き合っている業界の方々の経済団体トップへのご就任は、今後の活動にも期待が持てますね。

* これまでの「経済同友会」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%90%8C%E5%8F%8B%E4%BC%9A

 丸谷社長とは北海道拓殖銀行時代からのもう40年来のお付き合い、どんな立場でお仕事をされても変わらぬ人格は素晴らしいですね、丸谷さん、西山さんには早速ご一緒に北海道経済を盛り上げて参りたい旨のエールを送りました!

* 丸谷会長関連のこれまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E4%B8%B8%E8%B0%B7%E6%99%BA%E4%BF%9D

『バタフライエフェクト』(3)

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 NHK総合テレビ『シリーズ映像の世紀』、『バタフライエフェクト』3回目は、昨年退任したドイツのアンゲラ・メルケル前首相、4期16年首相を務めてEUで絶大な存在感を示しました。

<これまでの関連記事>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44020

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44041

 冷戦下の東ドイツ。抑圧された社会で生きる3人の女性、見えない将来に絶望していた物理学者のアンゲラ・メルケル、デモで自由を訴えた学生のカトリン・ハッテンハウワー、体制への批判を歌にこめた歌手ニナ・ハーゲン、それぞれの立ち位置からベルリンの壁崩壊後も独自の人生を歩んでいきます。

 アンゲラ・メルケルは新進気鋭の東ドイツ出身の元物理学者でした。

<これまでのメルケル首相関連記事>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38111

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38377

 同じ時代、東ドイツで暮らしててデモにも積極的に参加していた芸術家の若手、カトリン・ハッテンハウワー。

 そして、歌手のニナ・ハーゲン、彼女による『カラーフィルムを忘れたのね(https://www.youtube.com/watch?v=EKe9ybFDQ1A)』は当時東ドイツの若者たちの心をつかみ大ヒットしたそうです。

 1989年、政府報道官のひとつの失言から始まったベルリンの壁崩壊は、巨大な嵐を巻き起こし、3人の女性の運命を変えていきます。宰相メルケル誕生に秘められた、絶望の中から希望をつかんだ女性たちの物語、ベルリンの壁崩壊のその時に、メルケルはその場に居合わせていました。私は2011年秋にベルリンのブランデンブルグ門に足を運びましたが、足が震えるほどの感動でした。

* 関連の私の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10458

 メルケル首相は退任式で、恒例のリクエスト三曲の中の一曲として、ニナ・ハーゲンの東ドイツで爆発的に人気を博したこの曲『カラーフィルムを忘れたのね(https://www.youtube.com/watch?v=8G7NXHB0BBk』を選曲し、軍楽隊が急遽楽譜を取り寄せる等、大いに戸惑わせたと言います。

 いずれにせよ、物理学者から政治の世界へ、最後まで信念を貫いてきた人生に心から敬意を表します。

アナザーストーリー、山一破綻!

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 NHKテレビ『アナザーストーリー、山一破綻!(https://tvpalog.blog.fc2.com/blog-entry-3333.html』は、私の記憶にも新しく、衝撃のニュースを思い出しました。

 3兆5千億円の負債を抱え、廃業に追い込まれた四大証券会社の一つ、山一証券。「社員は悪くありません」、そういって社長が泣き崩れた歴史的な破たん劇はいかにして起きたのか?三つの視点からこの破綻を読み解く。すべての始まりは、雑誌記者・木村秀哉の執念のスクープ。タレコミをきっかけに、不正の闇を追求していった。その全貌を記者がテレビで初めて証言、さらに旧経営陣・藤橋忍も舞台裏を明かした。バブルの絶頂から破たんへ、数奇な運命をたどった中、当時の社員・永野修身の今は?

 私が五代目社長だった(株)秋山愛生舘が、100周年を機に札幌証券取引所に上場し、その後に東京証券取引所市場第二部に上場した時の幹事証券会社が山一証券でした。この破綻後も、当時山一証券の社員だった方々とは、今も付き合いが続いています。逮捕されたお二人の経営トップの方々とも親しくお話をしたことも鮮明に覚えています。今、四半世紀を経て、当時の関係者もそれぞれの人生を歩んでこられた様子をしり、あらためて時の流れを感じたひと時でした。

いいね、山崎育三郎!

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 NHK総合テレビ『SONGS』、昨年に引き続いて山崎育三郎(https://www.ken-on.co.jp/1936/)がゲストで登場、彼のここまでの経歴を知り、あらためてその魅力に取りつかれました(https://www.nhk.or.jp/music/songs/466238.html)。

 小椋佳との出会い他、ミュージカルでも大活躍中、5月には札幌でもライブコンサートが予定されています、これからも楽しみですね!

大泉洋と山崎育三郎

大泉洋と山崎育三郎

 『生きてることが辛いなら(https://www.youtube.com/watch?v=nDigr8mIwpQ)』もよかった!

酷い発言、吉野家常務!

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 先日の朝飛び込んできたニュース、今の時代にまだこんな発言の経営幹部がいるとは、まさに恥を知れ!ですね。

https://digital.asahi.com/articles/ASQ4M52GJQ4MUTIL00H.html?ref=mor_mail_topix1

 このプログラム、早稲田大学の社会人対象とのこと、こんな高い授業料でこんな講師の発言、レベルの劣化に唖然とします。

 彼は、日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の元マーケターとしても有名だったとの報道、P&Gは女性登用に積極的な印象があっただけに、残念ですね。問題発言は恐らく過去にもあったのでしょうが、今まではそのまま聞き流されてしまっていたのでしょう。大企業のサラリーマン社会で乱暴な発言がマスメディアにもてはやされ、出世街道を昇っていく様子は手に取るように分かります。以前にも書いた気がしますが、一方で経営トップに「辛口」で存在感を高めてのし上がるタイプもいますね。取締役会で荒っぽく社長を批判し、翌日社長室のドアをノックして「昨日は言い過ぎました」と平身低頭する輩、いずれも古き時代の組織に蔓延る悪しき連中、許されざると私は思います。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/19/news130.html

家族全員集合!

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 これまで身内のことはプライベートな話題と勝手に思って、ほとんど話題にしてきませんでしたが、今回、4人の子供のうち、唯一東京で暮らしていた次男家族が札幌に移住してきたのを機会に、初めて全員集合で写真を撮影しました。振り返ると、4人の子供たちはそれぞれ高校を或いは大学を卒業して、札幌を離れて暮らし、パートナーを見つけて家族を持ち、各々の人生を歩んできましたが、その後別々のタイミングで札幌に移住してきて、数えてみると総勢22名、少子化の日本社会では少しは貢献できているのかなと、控え目に喜びとしています。とは言っても、男5人女7人、12人の孫たちが本当に安全・安心で健やかに育てる社会であって欲しいと、コロナ禍、ウクライナ戦争の中、祈らざるを得ない昨今です。

 撮影前後は保育園状態です。

『バタフライエフェクト』(2)

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 NHKテレビ「映像の世紀」シリーズ、第二回目は「アインシュタイン 科学者たちの罪と勇気」です。「相対性理論E=mc2 」は原子爆弾に繋がり、「ブラウン運動に関する数式」は、後に「ブラック・ショールズ方程式」として国際金融の世界に大きな影響を与えています。

~~~~~~~~~~~~~~ HPより

 就職先が見つからなかった若きアインシュタイン。仕方なくスイスの特許局に職を求めたことが、天才科学者誕生のきっかけだった。1905年、3つの論文を発表。「相対性理論」は第二次大戦下、アメリカの科学者たちによって磨き上げられ、遂には核というパンドラの箱を開いた。「ブラウン運動に関する数式」は、彼の死後、経済学者たちに応用され、金融市場に革命をもたらした。一人の天才から始まる科学者たちの罪と勇気の物語。

~~~~~~~~~~~~~~

 「相対性理論(https://news.kodansha.co.jp/7428」は時代的に原子爆弾の開発競争へと突き進む力となりました。

 一方、「ブラウン運動に関する数式」から派生した「ブラック・ショールズ方程式(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E2%80%93%E3%82%B7%」は国際金融に大きな影響を及ぼしました。

 この一連の「バタフライエフェクト」企画、第一回のモハメド・アリに関しても今回も、実に興味深い構成で今後も楽しみです。

* 第一回の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=44020

雪融け一気に @ 札幌

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 4月に入り、20℃を越える日があったかと思うと最高気温が10℃を下回る時もあったり、でも春は確実にやってきていて、多かった雪も一気に融けている札幌市内です。

 今年は1月に入って連日の大雪、久しぶりに窓まで届く積雪でしたが、今はすっかり融けています、土の温度はパワーですね。

今年2月の様子、下は数日前の景色。

家の裏もすっかり融けて!

家の裏もすっかり融けて!

 札幌平岸霊園も、3月のお彼岸の時ままだ雪の下に埋もれていましたが、数日前にはさすがに融けていました。

秋山家の墓

秋山家の墓

『バタフライエフェクト』(1)

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 「映像の世紀『バタフライエフェクト』(https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/episode/te/2LQ7JGJ6M2/

~モハメド・アリ 勇気の連鎖~」、様々な戦いの連鎖をその後の歴史に起こしました。

~~~~~~~~~ HPより

 1954年、12歳だったアリが愛用の自転車を盗まれたことがすべての始まりだった。怒りに燃えたアリはボクサーを志し、無敵のチャンピオンとなる。その言動は、世界を大きく揺さぶった。ベトナム反戦運動を燃え上がらせ、オリンピックを揺るがす表彰台での黒人差別への抗議をもたらし、史上初の黒人大統領誕生へとつながる。世界を敵に回しても信念を貫いたアリの勇気は、世界を変えたのだ。貴重映像でたどる勇気の連鎖の物語。

~~~~~~~~~

 彼の生い立ちから始まり、自転車の盗難に端を発した物語のスタート!今も、メモリアルとして自転車が掲げられています。

 私の世代、戦う姿勢のシンボルとして、カシアス・クレイの時代から深く心に残っています。

 1968年メキシコオリンピックでのこの場面ほか、1960年代はまさに激動の時代でした。

* 関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42229

 モハメド・アリの娘さんが語る父からのメッセージ、『他人が求める自分ではなく、なりたい自分になるんだ!」と。

 そして、オバマ元大統領も、ホワイトハウスのダイニングルームにはアリから送られたボクシンググローブを離さず飾っていたとか。