高校卒業式 2025

Posted by 秋山孝二
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 今年も卒業式シーズンを迎え、先日は午前に高校全日制卒業式、夜に定時制卒業式、これまでと同様に学校林理事長として来賓で出席しました、今年度は75期(因みに私は19期!)午前中にはNHK含めてメディアが4社、昼のニュースでそれぞれ放映されたようです。パフォーマンスはいつもにも増して盛りだくさん、例年の三倍くらいの時間を費やして、式はライブ会場となりました!私は今年も来賓席からスマホでパチリです!

 一方定時制では伝統的なスタイル、送辞・答辞・「蛍の光」斉唱と、夜間に学校に通い続けた卒業生たちの一人ひとり卒業証書を受け取る姿と相まって、思わず胸が熱くなりました。

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 宮澤校長は今年で定年退職、今年の式辞は例年にも増して素晴らしい内容、「中庸」を送る言葉で締めくくりました。定時制卒業式での式辞が校長人生最後の式辞となりました。

 式を終えて校長室で記念撮影も。

 以前にも書きましたが、私自身の高校時代では、千葉大学(当時の国立一期校)の入試と発表の間の日に卒業式だったので出席しておらず、思い出が無かったのですね、ですからこうして毎年遥か後輩たちの卒業式に臨席することは新たな感動を受けています。卒業生たちの今後に期待しながら祈るような気持でした、世界に羽ばたいて頑張って欲しいですね。

祝 キッシュ・レイカさん受賞!

Posted by 秋山孝二
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 私が理事長を務める栃木県益子町の「ワグナー・ナンドール記念財団」で永年ご尽力されているキッシュ・レイカさんが、『在ハンガリー日本大使賞』を受賞されました、大変名誉なことです!お父様はワグナー・ナンドール記念財団の理事としてもご活躍です。 先月、在ハンガリー日本国大使館大使公邸において、「日本語通訳・翻訳者」に対する令和6年度在外公館長表彰が行われ、小野日子(ひかりこ)大使より表彰状が授与されました。

 レイカさんは、ハンガリー政府の公式通訳として、2002年の天皇皇后両陛下のハンガリー御訪問や、2009年の秋篠宮ご夫妻の御訪問時の通訳をはじめ、首脳会談や外相会談の通訳を数多く担当されました。さらに、2019年の外交関係開設150周年を記念した佳子内親王殿下のハンガリー御訪問においても重要な役割を果たされ、日本とハンガリーの友好関係の発展に長年尽力されてきました。それらの功績が高く評価され、この度の表彰となりました。

* キッシュ・レイカ・ガブリエラ氏に対する在外公館長表彰 | 在ハンガリー日本国大使館

小野日子大使(右)とレイカ・キッシュさん(左)

レイカ・キッシュさん(左)と小野日子(ひかりこ)大使(右)

 当日は親族・知人の方々も招待されて記念撮影も行われました。

 レイカさんは、私がハンガリー訪問時も通訳をして頂き、ほぼ毎年日本にも来ています。3年前のハンガリー訪問時、展示会オープニングの私の挨拶も通訳をお願いしました、事前原稿なしの流暢な通訳で。

* レイカさん関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 お父様がワグナー・ナンドール財団の現役の理事でもあり、ブダペスト訪問時はいつもご自宅でご馳走になっています。

 いずれにせよ、ハンガリーと日本の親善交流に多大な足跡をこれまで残し、今後も私どもと一緒に活動していけるかと思うと大変楽しみです、重ねて今回のご受章おめでとうございます!!!!

2月の館山 2025

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 千葉県館山市には私の小さな家があります。昨今、東京都内のホテル宿泊費が高騰していて、以前にも増して時間のある時は東京駅からの高速バスでアクアラインを通ってこちらに泊まることが増えています。

* これまでの館山関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 先日午後は、東京から館山への時間が予定より早くなったので、家に着いてから一つ隣の那古船形駅近くにある西行寺にお墓詣りに行こうと思い立ちました。家に置いてあった自転車はしばらく乗っていなかったので空気が抜けていて、また家にある空気入れ二つは共に壊れて役立たず、近くの自転車屋さんで空気を入れて多少の心配はあったのですが海岸の道を通って向かいました。15分くらい走ると後ろのタイヤの空気が抜けてガタガタし始め、やがて完全に空気が抜けてしまったのです。自転車を降りて引きずりながら船形港近くの寿司屋「茂八」に向かったのですがすでに閉店。そこから西行寺にあるお墓を目指して引き続き自転車と共に歩きました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 2012年3月、千葉県館山は

 何とかお墓にお参りを済ませて、日没前には館山市内の家に着きたく、引き続き自転車を引きずりながら歩き続けること1時間少々、途中、ふと空を見ると何とも幻想的な景色に心が洗われました。

 家の近くの県立安房高の門は変わらず鎮座。

* Top - 千葉県立安房高等学校

 夕食はいつもの館山駅近くで「田舎寿司」と「こはだの酢漬け」、歩き疲れた私はひと時ホッとした時間となりました。

思わず一切れ食べちゃって!!

思わず一切れ食べちゃって!!

 翌日は早朝に羽田空港行きバスに乗り札幌に戻りましたが、館山駅海側二階からは真っ青な空と東京湾の向こうに富士山も薄っすら見えたりで。

 久しぶりに長時間歩いて、途中ではどうなることかとも思いましたが、日没前に何とか戻って来れてよかったです。途中、横を車が通る中いろいろなことを思い出し、「千里の道も一歩から」を唱えながらの1時間半近くは逆に新鮮で、着いてみれば心地よい脚の疲れと薄っすらとかいた汗が快感でした。

東京タワー、令和の視点から

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 私にとって東京タワーは昭和のモニュメントとして今も大きな存在です。

 先日は、それを至近距離の違った高さ・角度から見る会場でセミナーが開催され、令和の時代からの景色を実感した次第です。そこである外国人の方から「パリのエッフェル塔と東京タワーはどちらが高いと思うか?」と聞かれて、私はエッフェル塔でしょうと答えたのですが、答えは×でした。彼曰く、多くの人はそう言うのだが、それは周辺の景色の違い、パリは高層ビルが塔の周辺になく、東京は高層ビルの中にあるのでそう錯覚するそうです、外国人に教えられるなんてですね。東京タワー:333メートル、エッフェル塔:330メートル

* 東京タワー

* エッフェル塔、公式サイト:チケット、インフォメーション、ニュース…

 日が沈むと一層鮮やかな姿が目の前に!

 翌日はメディアでよく出てくる「日本外国特派員協会」で昼食でした。

The Foreign Correspondents’ Club of Japan | FCCJ

 レストランに向かう廊下の両サイドには著名なジャーナリスト、歴史的記者会見の様子等の写真も飾られて、歴史ある記者クラブの雰囲気を醸し出していました。 前日にはこちらの記者会見が開催されて、ここには溢れんばかりの各国ジャーナリストが集まっていたと受付の方がおっしゃっていました、やはり日本の首都・東京ですね。

* 記者会見:伊藤詩織ドキュメンタリーをめぐる倫理的懸念 |FCCの

SDGs @ 北海道大学

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 今年度最後の「新渡戸連続講座」、今回は北海道大学におけるSDGsの取り組みの歴史ほかでした、出村誠先生による題して『大学教育とADGs』です。大変ロジックのしっかりしたプレゼン、さすが理学部教授の印象でした。

* これまでの「新渡戸連続講座」関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 北海道大学では、SDG云々と言われる以前から積極的なこの分野への取り組みを行っていました。

 一例としては2008年の「G8洞爺湖サミット」の時に、北海道大学が主導して『G8大学サミット 2008 札幌サステイナビリティ宣言』を採択しています。

* G8大学サミット、「札幌サステイナビリティ宣言」を採択 | カレントアウェアネス・ポータル

 私もこの時、『G8サミット市民フォーラム北海道」の共同代表として活動し、提言ほか留寿都のメディアセンターにも行って記者会見を行いました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 今、7月のG8サミットをどう評価するか

 そして現在は基本計画に基づいての世界でも先進的な取り組みを続けている様子を語られました。

 最後のまとめも北海道大学の取り組みから国際社会を見据えての人材育成の展望等、深いプレゼンで締めくくりました。

 出村誠先生はプレゼン後の質疑応答においても真摯にお応えになって頂き、そのお人柄とこれまでのサステイナビリティ活動へのご尽力に大変感動した時間でした、ありがとうございました。

温暖化による新たな現象!

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 地球の気候変動、その「温暖化」は次第にに暖かくなるというよりも、一日の温度差が大きくなることによっても実感する昨今で、特に冬の現象にそれは顕著です。積雪が多くなるとか少なくなるというよりも、降った後の雪の状況変化でそれを具に感じます。

 東北方面は連日豪雪のニュースでしたが、今年の札幌の冬は12月、1月と雪が少なく、本格的雪かきもしないまま過ぎて今年は楽勝と思っていました。ところが2月に入って早々から今日まで、これまでの積雪を取り戻す、帳尻を合わせるかのように連日の大雪、ただ日中は以前のように真冬日が続くのではなく、プラスの気温と日差しも強く雪が融け、夜にはまたそこそこに冷える寒暖差の大きい毎日。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 辻褄合わせの雪かよ 2025!

 結局以下の写真のような屋根のつららが巨大に育って(?!)2メートル近く、もうすぐ地面に着くほどに、これまで見たことのない景観になっています。

 特に室内からの熱が家の経年劣化で漏れだしているとも考えられず、ひとえに日中の高温により融けて、夜の零下で冷えてを繰り返していると思われるのですが。

上杉鷹山公、今また脚光!

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 先日のNHK総合で上杉鷹山公の深掘り、江戸時代の名君として知られていますが、苦難の藩主を経た人生の変遷と人口減少と財政破綻に陥った藩の危機を救った先進的政策は今に活きる気がします。

* https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/ts/VR22V15XWL/episode/te/L1PWZM4VMW/

 『なせば成る』はあまりにも有名な言葉、私にとっては1964年の東京オリンピック女子バレー大松博文監督の座右の銘でも印象に残っています。

 『富国安民』、いい言葉ですね、似たような理念は愛生館文庫では『愛生済民』です。

* 愛生館文庫 - 秋山記念生命科学振興財団

* 愛生館文庫デジタルコンテンツⅤ「いのちをつなぐ」の公開 - 秋山記念生命科学振興財団

ブルガリア !歴史&ワイン

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 愛生館サロン会員のオレンジバードのお二人が、ブルガリア尽くしの訪問記を語ってくれました。普段はあまり目にしないブルガリア地域の歴史、アレクサンダー大王の最初の赴任地だったんですね。

* https://world-note.com/alexander-the-great/

 奇抜なタイトルスライド?!から始まった飯田さんのプレゼン!!」

 地図の左端、生誕地Pellaからトラキア王国を併合してひたすら東へ東へ。高校の世界史で学んで以来の東ヨーロッパから西アジアの複雑な歴史解説は、大変興味深いお話でした。私は単純にワインを飲みながらの集まりかと思いきや、飯田さんの深いお話はワイン会の前座としてはあまりに貴重な内容でした。

 遠い昔の歴史の余韻を残しながら、いよいよブルガリアワインの試飲会、いろいろ飲み比べるうちに何だかみんな同じ味の気がしてきて、やはり途中で水を飲んで舌をゼロにしないといけませんね。

ブルガリアワインの専門店はこちらーー>https://www.trakiyatrading.com/

 ワインの固有種をいかなる戦乱の中でも守り続ける文化、あらためてヨーロッパにおけるワイン文化の深さを感じるひと時でした、ありがとうございます!!

講演会 @ 大谷石研究会(下)

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 栃木県立博物館に於いて、博物館友の会主催で「NPO法人大谷石研究会」プロデュースの連続講演会第5回目の講演会が開催されました。

* NPO法人 大谷石研究会 シンポジュウム

 今回のテーマは『ワグナー・ナンドールの建築と作品について』。講師は宇都宮大学の遠藤康一先生と陶壁作家の藤原郁三さん。研究会代表の佐藤公紀さん司会で、「建築家」と「彫刻家」ワグナー・ナンドールについてお話があり、参加者70名を超える盛況の講演会と質疑応答となりました。

 冒頭はこの研究会代表の佐藤公紀さん(左)による連続講演会の経緯、続いて陶壁作家の藤原郁三さん(右)のお話、この県立博物館にも藤原さんの作品が展示されていること、ワグナー・ナンドールが益子に移住して以来の創作活動を間近に見ていたこと等、貴重なお話を伺いました。

 続いては、宇都宮大学の遠藤康一先生が、建築の立場から大谷石を使ったワグナー・ナンドールのアートギャラリーの建築物を検証・解説し続けて、そのユニークさを伝えて頂きました。

 今後の研究活動の一環として益子のギャラリーの建物群を引き続き調査・研究されるので、WN財団関係者としても全面的に協力し、新たなナンドールの意図が解明されるかもしれなく、その成果は大変楽しみです。

講演会 @ 大谷石研究会(上)

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 静岡のセミナー終了後は、翌日早朝に平常運行に戻った東海道新幹線で東京、更に東北新幹線を乗り継いで栃木県宇都宮市に移動しました。途中、大宮付近の車窓からは前日の静岡で見る富士山とはまた違った角度からの風景が望めました。

埼玉県大宮付近からの富士山埼玉県大宮付近からの富士山

<参考~比較のために、前日静岡からの富士山>

 この日は、「栃木県立博物館 -Tochigi Prefectural Museum-」で「ワグナー・ナンドールの建築」と題しての講演会が開催されました。

 この博物館とその界隈の広大な敷地は「旧大日本帝国陸軍第十四師団野砲第二十連隊駐屯地」跡地だったとか。

* 陸軍第14師団 (日本軍) - Wikipedia

y栃木県立博物館

栃木県立博物館

 隣接する「栃木県中央公園 - Wikipedia」は、専売公社宇都宮工場跡地に1977(昭和52)年から整備が始まり、1982(昭和57)年に開園しました。

 公園内には「旧宇都宮商工会議所正面玄関部分」も見ることができます。1982(昭和3)年に建てられた大谷石張りの建物で1979(昭和54)年に解体された後、一部が園内に復元されたとのことです。

旧宇都宮商工会議所

旧宇都宮商工会議所正面玄関

 広大な公園内のまっすぐに伸びる樹木が印象的でした。

久しぶりに静岡 2025(下)

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 セミナー終了後は関係者他の皆さんで場所を『【公式】浮月楼 徳川慶喜公屋敷跡』に移しての交流会、久しぶりにリアルに集まった錚々たる皆さま、それぞれの自己紹介の後に、私が乾杯の発声を行い、限られた時間でしたがこちらも内容の濃い懇談の場となりました。

 短い時間ながら私は静岡の地酒を美味しく飲ませて頂きました、比較的新しい酒蔵のようですね。

* 喜平 -静岡蔵謹醸- | 静岡平喜酒造株式会社

 お開きの後に、JR静岡駅のおみやげ屋では伝統の『静岡ひな人形』がたくさん!

* 駿河雛人形|静岡郷土工芸品振興会

 そして懐かしい「田宮」の模型展示も。

* タミヤ - Wikipedia

 おみやげ屋を覗いてから明日の朝の新幹線運行状況を確認してホテルに帰りました、新幹線はほぼ平常通りの運行に戻っているようで少し安心しました。

 今回の静岡出張は久しぶりでしたが、前日は午後8時過ぎから理事長、理事の3人で5・6軒のおでん屋は満員で席はなく、ようやくお寿司屋さんでまぐろほか静岡尽くしのつまみとお酒で短時間懇談で大満足でした。セミナー当日も濃い内容のプレゼン複数、交流会でも医療経営ほかの方々とのお話ができて満足度大でした。

 そして翌日早朝の東京行き新幹線ひかりは定刻で快晴の静岡を出発、途中車窓からは見事な富士山を見て心洗われる思いでした。

久しぶりに静岡 2025(中)

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 午後からのセミナーは降雪による新幹線大幅遅れ等はありましたが、関係の皆さんがお揃いで予定通りで始まりました、さすがに皆さん着地は決める、ですね。

 冒頭は財団理事長の西田在賢先生のご挨拶と財団が主催するこのセミナーの経緯のご説明でした。

* セミナー | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会

西田在賢先生

西田在賢先生

 続いて第一部は厚生行政の新たな展望について、「総合的な改革の方向性」について詳細なご説明です。

 第二部は「経営持続性を見える化する病院KPC分析の紹介」と題して、西田在賢理事長のご講演です。

* 教育コンテンツ紹介 | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会

 予定通りとは言え、プレゼン後の質疑応答も濃密で、それぞれの医療機関の課題ほか、今後の厚生行政への提案等もあり、双方に実りある時間だった気がします。

久しぶりに静岡 2025(上)

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 第18回社会福祉・医療事業の経営研究セミナー『2040年を見据えた新たな地域医療の在り方』 | 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会が、先日、静岡で開催されました、私は主催の財団( 一般財団法人社会福祉・医療事業の経営研究会)の監事を務めています。

 折からの日本列島広範囲への降雪で新幹線がかなり混乱する中、西からも東からもリアルに静岡に集まった方々40名超、その他に広島を中心にリモートでも参加頂いた方々で大いに盛り上がりました。講師陣ほか関係者も遅れる電車を上手く乗って何とか予定通りのプログラムを定刻で進めることができました。

 前日夜に静岡入りした私はセミナー当日、大雪で混乱する地方とは違い、快晴の朝を迎えました。

 午前中から会場準備、今回は初めてリアル会場参加とリモート参加のハイブリッド、音声・画像チェックに余念がありませんでした。因みに今回の会場はSBS情報システムの多目的会議場で、ハイブリッド開催はこの場のこけら落としセミナーだったようです。

 開始前の関係者の昼食は、静岡名産品が詰め込まれた素晴らしいお弁当、思わず写真を撮影するのも忘れて気が付くと一マス食べてしまいました。

 そして定刻に地元静岡の名士で財団の理事でもあるSBS情報システム元顧問・久保田徹さんの司会でセミナーは始まりました。

心の傷を癒すということ

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 NHK教育テレビの「100分de名著」、先日は安克昌(あん・かつまさ)さんの『心の傷を癒すということ』の解説、強く心に染み入りましたね。阪神・淡路大震災発生時に、自ら被災しながらも、他の被災者の心のケアに奔走した精神科医です。震災後の心のケアの実践に道筋をつけて、日本におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)研究の先駆者となりました。

 HPには~在日韓国人として生まれて、志半ばでこの世を去りながらも、険しい道を共に歩んだ妻との「夫婦の絆」と、彼が寄り添い続けた人々との「心の絆」を描きます~とあります。

* 阪神・淡路大震災30年「心の傷を癒すということ」を読む【100分de名著】Eテレ - 100分de名著 - NHK

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【精神科医・安 克昌(あん かつまさ)】

 1960年大阪市生まれ。自らも阪神・淡路大震災の被災者であり、痛切な体験をした被災者たちの「心の傷」に真摯に向き合い続けた精神科医。日本におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)研究の先駆者となるも、志半ばでがんが発覚。2000年12月に39歳で死去。

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 今回の指南役には医療人類学者で精神科医の宮地尚子さん、「心の傷を耕すこと」と言う表現が強く心に残っています。「耕す」と言えば亡くなった明峯哲夫さんのお言葉も忘れられません、日本の農業に関する深い洞察、彼は「庭を耕す」とおっしゃっていました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 明峯哲夫さんを偲ぶ会

 心の傷を癒すことは、まさに「社会の品格」にかかわる問題ですね、今の日本社会、アメリカのトランプ発言ほか、連日「品格に欠けるメッセージ」に辟易しながら、この番組の言葉を受け止めていました。

辻褄合わせの雪かよ 2025!

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 今シーズンの冬は、年末から年始の1月に掛けて、まとまった降雪もなく本格的雪かきをしないで過ごしてきましたが、2月に入ってこの二日間で連日の湿った雪が降り、昨日からは一日何回も雪かきで汗を流しました。

まとまった雪!

まとまった雪!

初の本格的?雪かき

初の本格的?雪かき

 先日はタクシーの運転手さんと、「このままで行ってくれれば楽でいいですね、でもこれからドカ雪が来そうで少し怖い気もする」なんて話をしていたばかりでしたが、その通りになりました。最近の天気予報はかなり大げさに注意喚起をします、前回も特に注意するようにとの予報でそれなりに構えていましたが、札幌市内は全くのハズレ、陽射しもあって気温も高かったりでした。

 もうすぐ札幌では「雪まつり」も開催されます、街なかには年始から観光客も数多く見かけていて、雪が大変新鮮らしく、キャッキャ言って喜んでいました。

 2年前は、正月三が日以降に連日の降雪、土日になるとまとまった雪も毎週降って、ゴミステーション当番の私は、自宅玄関前に加えてひと月の間ステーション周りの雪かきも加わり、大変なシーズンだったことを思い出します。ただ、その年のシーズン降雪量は「平年並み」との発表、要するに振り方の違いだけのことだったようです。

 今年の節分は今日2月2日だそうで、明日は立春、陽射しこそ春めいてはいますが、北海道の冬はまだまだしばらく続きそうです、理事長の重要なミッション(?!)、雪かきに精を出して頑張ります!!!

六華同窓会 新年交流会 2025

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 高校の「六華同窓会 | 北海道札幌南高等学校(札幌尋常中・札幌中・札幌一中・札幌一高)の同窓会公式サイト」の新年交流会が校長・副校長・教頭・事務長もご参加で大いに盛り上がりました。

* 同窓会関連記事ーー> 秋山孝二の部屋

 今年の幹事当番期は南50期、何と私の31歳下の後輩たち、高橋実行委員長は同窓会で女性として二番目の委員長です。私たちの時代は、一学年550名、一クラス55人、男子40数名女子10名少々でしたが、現在は一学年320名、男子女子は半々となっています。

 今年度の行事もほぼ終了し、それぞれ報告もありました。最後は今年度秋の総会・懇親会のご案内を高橋実行委員長ほか幹事当番期の方々が壇上で参加を呼びかけました。

 テーブル席では私が一番の年長、会場全体でも私より歳上の先輩はお一人くらいしかいなかったようで、あっという間にすっかり長老?!の域に入ってしまっていました。

 私は同高の「学校林財団(http://rikka-forest.jp/」の理事長は引き続きやっていますが、あと数年ではやはり後輩たちに譲っていく時代なのでしょうね、「光陰矢の如し」を実感したひと時でした。

フジテレビ記者会見に思う

Posted by 秋山孝二
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 27日のフジテレビ記者会見、タレントの中居正広の女性に対する性加害問題で、フジテレビの嘉納修治会長と港浩一社長が対応の不適切(?)の責任を取って辞任しました。臨時取締役会後の「やり直し会見」には、オールフリーで開催されて437人の記者が参加し、その長さは10時間23分に及びました。

 私は途中で少しだけ見ましたが、何とも非生産的で幼稚なやり取りに辟易しました。日本のマスメディアの記者会見、壇上のテレビ局経営トップも、会場を埋めた日本のジャーナリスト(今となってはそう呼ぶのも恥ずかしい)達のレベルの低さを露呈した会見となった意味では、稚拙さを見える化した貴重な(?)時間となりました。オールドメディアの衰退の理由がよく分かります。

多くの報道陣が詰めかけたフジテレビの会見場

<写真 東スポWeb版より>

 会見で飛び交う「女性の保護」、「被害者のプライバシー」、「刺激しない」、「守秘義務」等、一つ一つの言葉がどこか腑に落ちない、基本的な姿勢が違っているとでも言うのでしょうか、そんな印象でした。「被害者のプライバシー」を言い訳として使い、不作為を正当化し自己保身に走る姿、中居正広もフジテレビ経営幹部も、その点は完全に同じです。

 一方会場に集まった参加者と言えば、今回は10時間を超える長丁場だったゆえに、ジャニーズの時以上に、記者たちのレベルの低さが特に目立ちました。私は以前のジャニーズ記者会見の時もコメントしたのですが、記者として参加するのであれば、それをどう報じるのか、どういう質問をして事実に迫るか取材するのが目的のはず。翌日のニュース番組でも「異例の長時間会見でいらだち」みたいな言葉が散見されましたが、日頃の記者としての修練が足りないのではありませんか、この程度の取材姿勢では、真実を極める気概があるのかと疑いたくなりました、これまで共感していた当日会場で質問していた東京新聞の望月記者、翌日のテレビ朝日で羽鳥さんのモーニングショーのコメンテーター・玉川さんにも失望しました、この件に関してはジャーナリストとしての傲慢さを強く感じて残念でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=47572

 私のこの記事の中で、以下のように書いていますが、今回更に再確認した感じです。

~~~~~~~~~~~私のブログから

 同時に私は参加されたメディア関係者の方々にも猛省を促したい点があります、メディア関係者の傲慢さを今回の会見で感じたからです。記者会見は取材の場、自らをアピールするパフォーマンスの場ではなく、同時に複数のジャーナリストを集めて情報を得る機会ですよね、であればある意味で時間制限があるのは当たり前、もちろん十分な時間という意味ですが。仮に進行役から当てられなかった場合は、後日文書で公にする質問に返答することを約束させるような提案をするとか、今後の定期的記者会見・積極的情報発信を約束するとか、ご自身の質問に対して確かな返答を担保する何がしかの知恵が必要なのではないでしょうか。旧統一教会の取材を永く続けている鈴木エイトさんは、記者会見に参加したものの「前回(9月7日)とは異なり質疑応答は途中で終わり、最後まで当ててもらえなかった」と報告し、用意していた質問をSNSに投稿していました。これまで数多くの妨害ににもかかわらず取材を今も続けているしたたかさと真摯なジャーナリストとして姿勢を感じました。

~~~~~~~~~~~引用おわり

 今回のような会見を繰り返していては、ネット上の無責任な投稿と同じくフェイクニュースが飛び交う状況が会見でも露呈します。感情的な発言やヤジ、不確かな情報とか噂レベルの情報に基づいて質問するのは、記者会見の本来の目的ではないはずです。皮肉にもジャーナリズムとは何か、について学びの場になった面はありました。

 日本社会、政治、経済、芸術文化、メディア等、全ての世界で「人権」意識はまだまだ発展途上国なのでしょうね。

 そんな中、石田健さんのコメントには少しの光を見出した気がします。

* https://www.theheadline.jp/articles/1146

久しぶりの同期4人で!

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 高校の「六華同窓会」では長い間、幹事長、副会長を引き受けた私、今は役員選考委員長とかでいつの間にか役員の中で最年長となってしまいましたが、年明けには久しぶりにご近所に住む同期4人と、元母校の教師だった方が店主の蕎麦居酒屋でしばし飲みました。

 昔話に花が咲くというよりも、我々の世代の話題が「病気自慢」、「孫自慢」になる傾向が強く、東京の同期の集まりでは、「この二つの話題は無しにしようぜ!」との掟があるとか?!、先日もしばらくはその話題を避けていたのですが、「それ以外の話題って何かある?」と笑いながらしばしの間、飲んで酔いが回るほどに健康維持の話になっていき、一人の直近の年末に入院したとかの話をきっかけに、4人とも一気に病気自慢(!)で大いに盛り上がっていくからしょうがないですね。ただ、以前に比べるとその自慢の程度も控えめ(正確には「衰え」)になり、マウンティングもそこそこの感でしたから成長と言えば宜しいのでしょうか。

 写真の奥から、大手商社で海外経験もある人、教育界で最後は市立高校校長、産婦人科医として病院長も務め今も現役の臨床医、そして私です。それぞれ異なって多様な経験を経てのお話、更に店主・先生の教え子、同僚、先輩教師等の深い裏話(?!)、今だから話せることも多く本当に楽しいやり取りでした。

 何だかんだであっという間の数時間、カウンター隣には25歳も下の後輩たちもやはり同期で集まっていました。飲み物はクーラーの中から水を含めて自分で選んで取りに行き、器も好きな物を選んで本来の「飲み放題」、その間ずっと話続けられる居酒屋の原点ですね。この一週間は学校関係のお客さんばかり、私たちの翌日は現役高校幹部もいらっしゃるとかを耳にしました。

 毎回感じるのですが、同窓会のルーツがここ札幌宮の森にありました、ご馳走様でした、また集まりましょうね!

母の三回忌 法要

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 私の母が亡くなってから早2年が経ち、先日はごく身内で三回忌法要を行いました。

* 秋山孝二の部屋 » Blog Archive » 母、満99歳の大往生!

 2023年の年明けに母が、その翌月に姉が、前年の年末には孫の智帆が4歳4日で急逝と、身内の旅立ちが続き、悲しむ暇もなかったことを思い出します。人の命は亡くなっても心の中に生き続けるということを実感するこの間の日々です。街を歩いていて、ふと向こうからくる人の姿に亡き身内の面影を投影してハッと驚くことも時々ありました。

 そして昨日、姉の夫が息を引き取ったと、東京に出張中の私に姪から連絡を貰いました。私の一回り歳上の義兄、コロナ禍で入院療養中でしたが、静かに呼吸が弱くなっていったと聞きました。思い起こせば、それぞれの人生の最期、年齢ではなくそれぞれの時間を存分に生きたということなのでしょうね、私はそう納得しようと思っています。

「北の高校生会議」10周年(下)

Posted by 秋山孝二
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 10周年記念シンポジウム当日は、天気も良く、基調講演の金平茂紀さんも予定通り東京から到着して一安心でした。開始数時間前から会場準備も周到に行い、後は参加者の皆さんのご来場をまつだけとなりました。舞台前方椅子席は講演を聞くエリア、後方はグループディスカッションのエリアです。

 シンポジウム冒頭は共催の秋山財団から理事長の私のご挨拶。この「北の高校生会議」プロジェクトの採択とその後の経緯を簡単に報告しました。

 続いては基調講演の金平茂紀さんのご講演。高校生にも向けた自らの高校時代のお話から始まり、これまでの札幌でのジャーナリストとしてのご講演とは一味違った内容でした。同世代のリスペクトするジャーナリストたち、薫陶を受けた先輩ジャーナリストたちのお話、彼の今を形づくる深い内容でした。高校生たちには「頭を上げろ!」とのメッセージ、以前観劇した野田マップ『フェイクスピア』を彷彿させるメッセージも印象的でした。

* フェイクスピア | NODA・MAP 第24回公演

 基調講演に続いては、金平さんに対して幾つかの質問への回答の後、パネルディスカッションに移りました。

 登壇者として10年前の「北の高校生会議」の講師の横田さん、高成さん、そして台湾の「ひまわり運動」参加者の林さんも熱く語られました。

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<パネルディスカッション登壇者 右から>

横田信行 氏(毎日新聞記者)

林泉苗 氏(台湾「ひまわり運動」参加者・東大博士課程)

高成壯磨 氏(岡山市議会議員)

田中駿介 氏(「北の高校生会議」創始者、東大博士課程)

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 その後は、それぞれのテーマに分かれてのグループディスカッション、皆さん大変活発に意見交換をされていました。

 この日の最後は隣の会場に移っての交流会、立食できっちり2時間の長丁場で延々と続くコミュニケーション、よかったですね。そして何よりの収穫は、この場で「北の高校生会議」の今後を引き受ける高校生たちが手を挙げてくれたことでしょう。今の現状を彼・彼女らがどう受け止めて考えて生きていくのか期待したいです。

 秋山財団は今年で設立39年目、これまでの研究助成、ネットワーク形成事業助成を受けた方々が、それぞれ自発的にグループを形成、或いはネットワークを形成して相乗効果を発揮していく、採択がスタートでこのようなその後の展開が私たちの設立当初からの夢でしたので、一歩一歩積み重ねていく手応え感じている昨今です、濃い一日でした、楽しみですね、これからも!!