寺島塾 例会@軽井沢 2021(上)

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 寺島文庫戦略経営塾の特別例会が軽井沢で開催、私にとっては、三重、苫小牧、北陸、シンガポールのインダストリアルツアーに続く特別例会、学ぶこと多き今を生きる情報の集積でした。

*三重 2016ーー>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25817

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25819

*苫小牧 2017ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31314

*北陸 2018ーー>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33271

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33273

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33309

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33335

*シンガポール 2018ーー>

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34784

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34786

* これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E6%96%87%E5%BA%AB

 濃密な講演が終わった後は、久しぶりの懇親会、新しい方々ともお話ができて楽しかったです。

4人をマックスに分散テーブルで!

4人をマックスに分散テーブルで!

 翌朝6時前に起きて近くの『雲場池(https://www.slow-style.com/detail/472/index.html』を一人で散歩しました、マスクなしで久しぶりの深呼吸も!

 誰もいないかと思いきや、早朝からカメラを抱えた多くの方々、最高の光線を待っている様子。

 本当に久しぶりの束の間の静寂、早朝の散歩の帰り道には『御前水(https://www.slow-style.com/detail/566/index.html』でしばし立ち止まりました、まさに「癒しの場」、ですね。

大谷翔平 リーグMVP 2021 !

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 大谷翔平選手がMLBの2021年MVPに満票で選らばれました!!!

https://www.asahi.com/special/shohei-ohtani/goat/?iref=topics_shoheiohtani

* これまでの大谷翔平の関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

 先月のNHKスペシャルでも、この1年の大活躍を特集、日ハム時代から身近だった北海道人にとってはひときわ感慨深いものがあります!

まさに『希望の星』

まさに『希望の光』

こんなTシャツも!

こんなTシャツも!

 そして今年はほんの始まり、彼にはまだまだこれからの活躍があります!

 それにしても少し前の大谷翔平の記者会見、質問するメディアのあまりのレベルの低さに呆れました、当日のテレビ、翌日のテレビ・活字記事をみて更に呆れました、これじゃね、没落日本の象徴ですよ、恥を知れ!

新渡戸連続講座 11月 2021

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 今年の『新渡戸連続講座』も順調に開催されています。

 今月の講師は鍋島孝子先生(北大大学院メディア・コミュニケーション研究院教授)、演題は「国際社会とアフリカに繋がる:国際連盟での新渡戸稲造の外交哲学を踏まえて」でした、座長は有賀早苗先生(運営委員)。参加者は28名(道民カレッジ生12名、一般16名)。

 鍋島先生の明朗でエネルギッシュな語り口で、なぜアフリカと関わるようになったか、アフリカ農民生活の現地調査、ヨーロッパのアフリカ植民の仕方(部族を細かく分断して統治)が現在にまで紛争を起こさせている等、新渡戸の曖昧な植民地論、新渡戸の台湾での製糖政策、中国のアフリカ政策の特徴など、沢山の現代の問題について言及され、質疑応答も活発でした。

 盛岡市の「新渡戸稲造会」理事の石杜有慎もこの「連続講座」にぜひ参加したいとフェリーで駆けつけて、「考える会」の何人かとも親しい交流のひとときを持ち、喜んで翌日に帰られました。

和久奈ちよ、逝く

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 私の叔母の和久奈ちよが10月29日午前9時57分、すい臓がんで眠るように静かに逝きました、91歳でした。ここにお知らせすると共に、生前お世話になった皆様に心から感謝申し上げます。つい2か月前にハンガリーから叙勲の栄に浴しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42273

 コロナ禍、栃木県への遺体の移送も難しく、二日後の31日に東京都内で内輪で葬儀を済ませました、たくさんの方々に最期までお心遣いを頂きながら礼を欠いたことをお詫び申し上げます。

駐日ハンガリー特命全権大使のパラノビチ・ノルバートさまもご参列

駐日ハンガリー特命全権大使のパラノビチ・ノルバートさまもご参列

 栃木県宇都宮市で『お別れの会』を12月11日に財団葬として開催する予定です、下記がその告知です。

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当財団設立者・理事

和久奈ちよ 入院加療中のところ、十月二十九日午前九時五十七分、享年九十一歳をもって永眠いたしました。

ここに生前のご温情を深謝し謹んでお知らせ申し上げます。通夜ならびに葬儀は近親者にて相済ませました。

なお「お別れの会は財団葬をもって下記の通り執り行います。平服にてお越しくださいますようお願い申しあげます。

―、日 時 十二月十一日(土)午前十一時~十二時三十分

―、場 所 宇都宮東武ホテルグランデ(宇都宮市本町五ー十二)

https://www.tobuhotel.co.jp/utsunomiya/

令和三年十一月十五日 芳賀郡益子町大字益子四三三八

施主 公益財団法人ワグナー・ナンドール記念財団

代表理事 秋 山 孝 二

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 内輪の葬儀を終えて、今ちよの遺骨は栃木県益子町の『ワグナーナンドール記念財団』内の祈りの室に夫ナンドールの横に安置されています。

経同会、新しい委員会発足!!

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 北海道経済同友会の新しい委員会活動『北海道地域活性化委員会』が始まりました。委員長は日本銀行の前札幌支店長だった小高咲さん(現在は(株)北海道二十一世紀総合研究所取締役副社長)、先日はそのキックオフミーティングが開催されて、北海道庁の企業誘致のご担当の方のお話ほか、積極的な意見交換もあり、今後に期待感を高めました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%90%8C%E5%8F%8B%E4%BC%9A

 講演後はこれまでのこの会の委員会活動、幾つかの提言を積み重ねてきた足跡の振り返りでした。

 それを踏まえて、ポスト・コロナ、ウイズ・コロナの新たな時代における北海道の産業振興、働き方・暮らし方の改革について、その方向性のたたき台です。

 そして今後の議論の方向性・イメージも確認しました。

 私はこれまで20年以上、この北海道経済同友会で幹事を引き受けています。個人資格で会員登録しているこの経済団体では、他団体と違ってかなり毎回議論が盛り上がっていたのですが、昨今は大手企業の支店長の年代も若くなるに従ってか、予定調和的な雰囲気が漂っていて紛糾する場面も殆どなく、私自身は何となく物足りない、あるいは多少の孤立感も正直感じていました。今回、コロナ禍を経てメンバーも何か感ずるところがあったのか、それぞれ質疑応答では含蓄のある意見が多く面白くなってきました。3・11の原発事故に関して、翌年の富山での全国大会分科会で私も登壇した時のあのアウェイ感から時を経て、再び経営トップの視座からの提言をしていきたいと思いますね、乞うご期待!!!

【 2012 富山での全国会議 】

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12630

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『ハンガリー革命』記念日 2021

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 10月22日に東京のハンガリー大使館で、1956年に起きたソビエト軍の撤退を要求した市民蜂起を記念する『ハンガリー革命記念日レセプション』が開催されました。

 「1956年ハンガリー革命」、日本では「ハンガリー動乱」と言われていますが、この革命は、1956年10月23日、当時大学生がソビエト連邦の権威と支配に対して始めたハンガリー全国規模の革命と独立運動です。当時の様子は以下の写真でご覧ください。

 ソビエト軍(当時)の戦車が北から侵入してきました。

 蜂起はソ連軍に鎮圧され、当時革命は失敗とされましたが、後に今日の自由な発展したハンガリーとなることに大きく貢献したことは明らかです。

 レセプションは、コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに従い、参加者の数を減らして開催されました。 参加者は、パラノビチ・ノルバート在日本特命全権大使によるスピーチで歓迎され、赤白の素晴らしいハンガリーワインとオードブルを楽しみました。

 冒頭のパラノビチ・ノルバート大使のご挨拶は、流ちょうな日本語で力強く語られました。「昨年は中止となり二年分のご挨拶で少し長くなります!」と掴みで笑いを取りながらも、10月23日に始まったこの抵抗運動が、今のハンガリーの礎を築いていることを誇り高くお話になりました、素晴らしいスピーチ!!

 この日用意されたハンガリーのワインは本当に素晴らしいです、ロットが小さいので日本に輸入されるものは限定されていますのでこういった機会に飲めるのは最高です、駆け付け赤白それぞれのグラスをテイスティング、いや、味見にしてはしっかり飲んでしまいました。

 当日その場にいらっしゃったスタッフによると、この赤ワインが最高とか、大使館にもあと一本しかないと!次にハンガリーに行く時はまたトライしてみたいですね。

 更には、ブダペスト国立工芸美術館名品展のご案内も。芸術文化の香り高いハンガリーのひと時でした。

* ハンガリー関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC

国際金融の新たな潮流!

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 今年の『スイス・日本経済フォーラム2021』、ご案内があったのでリモートで参加しました。

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スイス・日本経済フォーラム2021

「資本の力で、持続可能性の実現を その方法と実践」

【 プログラム 】

冒頭挨拶:

  • アンドレアス・バオム 駐日スイス大使
  • アンドレ・ツィメルマン 在日スイス商工会議所(SCCIJ)会頭

基調講演:

  • パトリック・オディエ ロンバー・オディエ・グループ、シニア・マネージング・パートナースイス・サステナブル・ファイナンス会長

パネル1効果的な枠組みの形成: 何を目指し、どう歩むか?

  • シュテファン・フリュッキガー スイス連邦 国際金融庁、副長官
  • 池田賢志 金融庁、チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサー
  • 白井さゆり 慶應義塾大学、総合政策学部教授
  • 司会:ジョナス・プルヴァ 在日スイス大使館、広報・文化部長

パネル2事業成長と財務収益の実現: ESGは、その道筋たりうるのか?

  • ベルトラン・ガコン Impaakt, 共同創設者兼CEO
  • ズヘール・カーン UBPインベストメンツ株式会社、シニア・ポートフォリオ・マネージャー米国公認証券アナリスト(CFA
  • 村上由美子 MPower Partners 、ゼネラル・パートナー
  • 泰俊 五常・アンド・カンパニー株式会社、創業者・代表取締役
  • 司会:シーマ・バヤット ロンバー・オディエ信託株式会社、代表取締役 日本 プライベート・バンキング部門 統括責任者

終わりに:

  • 高津尚志 IMD北東アジア代表


りの

 世界が壊滅的な気候変動のリスクに直面する中、日本ではまだまだ議論も低調ですが、スイスなどの先進国は、かつてない決意で脱炭素化や環境保護に取り組んでいます。両国とも、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロにするという目標を掲げていますが、その達成には、資本・資金を適切な対象に導く「サステナブル・ファイナンス」の役割が鍵を握っています。日本国内の金融機関ではこの辺りの認識が大きく遅れていると私は日頃感じています。


 企業にとって、環境・社会・ガバナンス(ESG)の諸問題に関する「機会」と「リスク」双方を適切に管理することは、不可欠かつ喫緊の課題であり、変化する規制の枠組みをどう解釈するか。すべての人々の持続可能な生活を支えるという新たなビジョンを、どのような具体論に落とし込むか。この変革を促すには、どのような手段や技術を利用できるか。ESGをどう活用すれば、ビジネス・エクセレンスと財政的リターンの推進に繋がるのか。今年のフォーラムではまさにこの「サステナブル・ファイナンス(持続可能な金融)」に関して密度濃い議論でした。

ANAラウンジに登場!

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 先日は朝一の札幌から東京行きの便に乗るために新千歳空港へ。ラウンジから東を見ると海霧が滑走路を覆って、遠くの山並みがその上にまるで浮かんでいるような幻想的風景、早起きは三文の得!でした!

 日帰りだったので帰りの羽田空港ラウンジでは、今度は珍しいブースが!!以前、苦肉の策でラウンジ内でZOOM参加していたら係の方に「お客さま、電話ボックスでお願いします!」と誘導され、ノートパソコンを開いたまま離れた公衆電話用の椅子のないボックスに移動しました。そんなこんなで今一不便だなと思っていたら、こんな試験的な試みが始まっていました、『防音個室ブース』!。常設されると大変助かりますが!!!!

秋の花巻 2021

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 盛岡に行ったついでに、今回も花巻に足を延ばしました。以前訪れた時に閉館していた宮澤賢治記念館(https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/kinenkan/index.html)、イーハトーブ館(https://www.kanko-hanamaki.ne.jp/spot/article.php?p=132)、豊富な空間を活用して独特の雰囲気を醸し出しています。

* これまでの花巻関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E8%8A%B1%E5%B7%BB

企画展のポスターのアーカイブスと宮沢賢治の年表も。

新渡戸命日祭ほか 2021

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 今年も岩手県盛岡市で『新渡戸命日祭』が開催されました。更に今年は昨年延期になった『第4回稲造サミット』を兼ねての開催と銘打っていたので一層期待して行きました。

* これまでの「命日祭」記事――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E5%91%BD%E6%97%A5%E7%A5%AD

 メインプログラムは対談です、『新渡戸稲造と津田梅子』と題して、津田塾大学の髙橋裕子学長、新渡戸基金の藤井茂理事長のご登壇。津田梅子の父・津田仙、留学した5人の女性の詳細と梅子の2回目の渡米等、一昨年より一層深掘りしたお話は大変興味深いものでした。

* 2019年十和田でのサミットーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%AC%AC3%E5%9B%9EINAZO%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88+%40+%E5%8D%81%E5%

 会場では十和田の奈良哲紀さんとの再会も。

 更に毎年お世話になっている岩手めんこいテレビの工藤哲人さん、それと北海道からの遠藤大輔くんも。

 盛岡駅では先人の功績を称える展示。

 今回の盛岡での集まり、率直に言って「稲造サミット」を冠するには極めて不満で失望しました。サミットは幅広い方々のネットワーク形成が第一の目的、しかしながら今回は例年の「命日祭」の設えで、サミットのサミットたる所以をどこにも感じませんでした。このままではまた従来の「おらが稲造」の集まりに立ち戻ってしまう危惧を抱きました、来年に向けて再度企画を練り直しての別の場所での開催を望みたいです、できれば東京、もし誰も手を挙げる人がいなければ再び札幌での開催でも宜しいのではと帰り道に考えていました。

寺島文庫『世界を知る力』

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 寺島実郎さんが主宰する『戦略経営塾』を受講して12年、この間の世界情勢の大きな変化の中、その羅針盤として私が最も信頼している視座は、今、益々その価値を発揮しているような気がしています。日々のメディアをいくら追いかけてみても毎日の天気予報を観ているようで、そこからは温暖化の危機とかは何も見えてきません。

 この月一の番組『世界を知る力(https://www.terashima-bunko.com/terashima/book-info/447-sekaiwoshiru.html』は、youtubeにアップされて世界各地から200万回以上のアクセスを記録しています。

11月発売予定

11月発売予定

 寺島さんの基本的スタンスは、まずは正しい現状認識から。国際社会の中で衰退、劣化する日本の国力を正しく認識するところからしか21世紀の日本の復活を展望することはできません。

 そんな現状認識を踏まえて、大きな構想力で進路を見出す試み。

 例えば、秋山財団も参画しているこの「医療・防災産業の基盤産業化」プロジェクトは、その実装化の一例です。

 繰り返しになりますが、大きく変わる世界情勢の荒波の中で、羅針盤としての寺島実郎さんのこのシリーズ、益々価値を生み出してくる気がしています。

* 寺島実郎さん関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

六華同窓会 2021

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 高校の六華(りっか)同窓会、今年はリモートとソーシャルディスタンシングを配慮した会場参加のハイブリッドで2年ぶりに開催されました。また、昨年の学校創立125周年記念講演も、1年遅れとはなりましたが総会後の懇親会の代替えとして豊富な内容で実行されました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%85%AD%E8%8F%AF%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A

 まずは今年の六華同窓会総会で大西雅之会長のご挨拶、素晴らしい内容のあるお話でした。

六華同窓会 大西雅之会長

六華同窓会 大西雅之会長

 続いては例年の懇親会の代わりに学校創立125周年記念講演会です、本来は昨年開催予定でしたがコロナ禍で今年になりました。

 冒頭には125周年記念事業実行委員会の村木宏彰委員長のご挨拶。

 講演会は南66期!私の遥か47歳年下の森唯菜さんの司会で始まりました。

講演会司会 森唯菜さん

講演会司会 森唯菜さん

 前半は南24期・MITメディアラボ副所長石井裕さんのボストンからのリモートでのご講演。最先端のテクノロジー研究のお話は高校時代の感動された詩から始まり、ロマンに満ちたお話でした。「造山力」、強烈な印象でした!これからの科学はもはや理系・文系とかの枠組みを超えた世界での研究であることを痛感しました。六華同窓会の大西雅之会長と石井裕先生は南24期で同期。

リモート講演 MIT石井先生

リモート講演 MIT石井先生

 続いては南23期大野東北大学・寶金北海道大学総長の同期対談。それぞれのご自身の高校時代、さらには石井先生がアメリカで研究されていた90年代と日本の医療現場で手術等で仕事に忙殺されていた時期との比較等、大変率直で興味深かったですね。

東北大学 大野総長

東北大学 大野英男総長

北海道大学宝金総長

北海道大学寶金清博総長

 今回、東京からお越しになった東京六華同窓会の片山昌彦会長(23期)と両総長二人は同期。

南23期の同期の方々と

南23期の同期の方々と

 講演会終了後は来年の幹事当番期(南37期)への同窓会旗の引継ぎです。

幹事当番期の引継ぎ!

幹事当番期の引継ぎ!

 この日の締めのご挨拶を同窓会副会長の私(南19期)も登壇しました、優秀な良き後輩たちの活躍に私自身元気を頂いた夜でした。

富士通フォーラム 2021

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 今年の『富士通フォーラム』、初日基調講演は豪華メンバーで大変興奮するお話でした。サステナブルな未来の実現に向けた富士通の取り組みを時田隆仁社長が語り、イノベーション他、チャレンジに対しての貴重な提言の数々でした。

トーマス・ヘンドリク・イルヴェス 氏

エストニア前大統領(2006年〜2016年)

 大統領在職中はエストニアをデジタル社会へと導くトランスフォーメーション推進に尽力。その結果、現在、同国の公共サービスの99%がオンラインで利用できるまでになっています。2011年〜2012年にはeHealthに関するEUタスクフォースの議長を務め、現在は、世界経済フォーラムが設置するグローバルフューチャーカウンシルのテーマ別委員会であるブロックチェーン技術委員会の共同議長を務めていらっしゃいます。国家の最高責任者がこのDXに対する見識、素晴らしいですね。

時田 隆仁富士通株式会社
代表取締役社長

キャシー松井 氏

ゴールドマン・サックス証券会社元日本副会⻑
チーフ日本株ストラテジスト

 キャシー松井さんは、女性の労働市場参画促進を提唱して「ウーマノミクス」という言葉を発案したことで知られています。

* https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%AF%

 これまでにここで何回か記事を書いていますーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%9D%BE%E4%BA%95

 ESG(環境・社会・ガバナンス)投資を盛り込んだ経営戦略策定を熱心に提唱するビジネスエグゼクティブです。

リチャード・ブランソン 氏

ヴァージン・グループ創業者

 世界で最も象徴的なビジネスリーダーの一人、人々をエンパワーすること、困難な目標を達成すること、そして宇宙に行くという大胆な偉業を成し遂げました。

 一つ前のこの欄の記事、札幌農学校のイノベイティブな理念と重なる部分があり、感動致しました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=42654

札幌農学校と起業家精神

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 快調に回を積み重ねている「新渡戸連続講座」の今回は、『札幌農学校と起業家精神』と題して小樽商科大学ビジネススクール(https://obs.otaru-uc.ac.jp/)教授・農学博士の瀬戸篤先生のお話、札幌農学校スピリットが実は起業家の育成に大きな影響を与えていることに言及されました。これまで札幌農学校関連において起業との関係性で今回ほど示唆に富む解説をされたのは私にとっては初めてでした。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%96%B0%E6%B8%A1%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%AC%9B%E5%BA%A7

 冒頭に瀬戸篤先生を紹介される出村克彦先生。

瀬戸先生

瀬戸篤先生

 札幌農学校スピリットとは『イノベーションを実現する起業家精神』!!!クラーク博士と米人教師陣の情熱込めた毎日の指導の様子も資料を基に説明されました。

 農学と起業との共通点、土を耕し、種を撒き、水をやり育て、刈り取る!、そして現在の北海道大学農学部の責務にも言及されました。

 続いてはシュンペーターの理論『新結合』の概念をわかりやすくご説明されました。ハーバード大学に行かれる前には日本の東京商科大学(現一ツ橋大学)教授に内定していたとのことでした。

 昨今、「イノベーション」を単に「技術革新」とだけ矮小化する論調が多い中、「新結合」を5つの視点から深い洞察を知ることができました。「札幌農学校」のビジネスからの視点で貴重なお話を聴くことが出来て大変勉強になりました、瀬戸篤先生、ありがとうございました!!!

振り返る歴史の軌跡

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 NHKスペシャル『中国共産党一党支配の宿命(https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/39MQ7PY58R/』、昨今中国の台頭にまつわる様々なコメントを目にしますが、私自身も20世紀後半から21世紀の今日まで、「文化大革命」、「改革開放」、「経済特区」、「天安門事件」と並走して生きてきました。ここでは中国共産党の権力闘争の凄まじさを間近で(渦中で)体験してきた毛沢東の元秘書・李鋭を軸に、「一体何のための党なのか」を問い続けた彼の70年を越えて書き綴った日記は大変興味深い内容でした。

* 番組内容はこちらーー> https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pYRrPN0paY/

 人生で20年以上も投獄された体験を踏まえて歴代の自国指導者の軌跡を記録し続けた歴史の生き証人、記録し残すことの重要性、あらためて痛感しました。

今、“いのち”を問う

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 コロナ禍の中で、「いのち」を問う番組が心に沁みました。

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NHK教育テレビ

こころの時代~宗教・人生~「コロナの時代に“いのち”を問う」

ホスピス財団理事長 柏木哲夫

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/episode/te/W58P5XWR6Q/

公式サイトから
 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、医療現場では感染リスクのため誰の看取りも許されずに最期を迎える“孤独な死”が頻発している。日本のホスピス医療の第一人者である柏木哲夫さんはこの現状に対し「延命や生命維持といった“生命”だけを重視して、患者や家族の感情や価値観などを含む“いのち”を置き去りにしてはならない」と話す。最前線の医療現場の取り組みと共に、今、私たちがみつめるべき”いのち”とは何か考える。

 印象的な言葉として

* 「生命」と「いのち」の違い!

* 「魂」の平安

* 「いのち」を見つめる医療

* 死んでいく力

* 「ユーモア」の力

* にもかかわらず笑う

 コロナ禍の中、患者さんに触れることが出来ない状況で手を温める看護の方々の工夫、そんな患者さんに寄り添う気持ちの表現としてできる限りのことを医療現場、患者さんとの接点で実現する関係者のご努力に感動しました。

大谷翔平、マッドン監督の弁!

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 今シーズンの大谷翔平の活躍は感動の連続でしたが、先日、『NHKweb特集』でアメリカ総局記者の山本脩太さんが取材した素晴らしい幾つかのコメントが紹介されていたのでそこからマッドン監督のコメントをそのまま引用します。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211008/k10013293641000.html?fbclid=IwAR0GYdXyx00MffU7M1VL6hhvr5DNohzg2eAIDqqhcioiD3g7aY9XSyy_gEE

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<大谷翔平の衝撃  チームメートが語る>

 大リーグで今シーズン、話題の中心であり続けた大谷翔平選手(27)。
ピッチャーとして9勝、156奪三振、バッターとしてホームラン46本、26盗塁のすさまじい記録を残し、現代野球では例のない投打の二刀流を1年間やり遂げた。史上初めてオールスターゲームに投打の両部門で選出され、ホームラン競争にも初出場。先発登板した試合では160キロを投げ、最初の打席で先制ホームランを打つ。ホームラン王争いトップでマウンドに立ち、2位の選手相手に投げる。
 マンガでもお目にかからないようなそんな活躍を、いちばん近くで見ていたエンジェルスのチームメートたちはどのように感じていたのか。大谷選手の歴史に残る1年の衝撃を彼らのことばで描いてみた。

(アメリカ総局記者 山本脩太)

二刀流を疑っていた人たちが間違っていたことを彼は証明した
 2021年、二刀流で歴史を塗り替え続けたシーズンをこの人抜きには語ることはできない。最優秀監督賞を3回受賞し、カブス時代の2016年にはチームをワールドチャンピオンに導いた大リーグきっての知将は、2月のキャンプ初日に大谷選手の「フル稼働戦略」を公表。「登板前後に休養日をあてていた、これまでの翔平ルールをことしは作らない」と宣言した。マッドン監督がこの大きな決断ができたのは、なぜなのか。
マッドン監督
 「私はルールが好きではない。権力を持つ人間が制限を設けて他人の偉業を妨げることが多いが、私はルールではなく誠実さが必要だと常々思っている。その点、彼は誠実で謙虚な人間だ。うそを言わないし、発言には責任を持つ。私は今シーズン、(通訳の)一平と毎晩メールしていたが、『あすはだめです』と言ってきたことは1度もなかった。いつも『準備万端です、いけます』と答えが返ってきた。そして次の日球場に来ると、彼はいつも元気いっぱいだった。彼はことし『ルールがない』というルールを作った。これは私が作ったのではない。彼自身が作ったものだ。そして彼は、二刀流を疑っていた人たちが間違っていたことを証明して見せた」

マッドン監督と大谷

 大谷選手は、大リーグに挑戦した2018年に右ひじのじん帯を修復する「トミー・ジョン手術」、翌年には左ひざの手術を経験し、去年は開幕直後に右腕を痛めてピッチャーを断念。ケガに悩まされてきただけに、疲労が蓄積される懸念が大きいこの起用法は当初、大胆すぎるとも思われたが、マッドン監督は大谷選手のある“表情”に注目していた。
マッドン監督
 「投げた翌日に体は痛いに決まっている。私だって、高校時代に投げた翌日は痛かった。ほかの先発ピッチャーに『投げた翌日に4打席立ってホームランを打って、盗塁して、一塁にいる時にツーベースが出たらホームまで走ってかえれるか』と聞けば、誰1人できるとは言えないだろう。できるとしても1回くらいだろう。それを彼はやってのける。タフさは本当にすごいが、何より彼はいつも笑顔だ。プレーする純粋な楽しさが、彼を疲れなくさせていた。野球は遊びだ。生きるか死ぬかの戦いだと思っている選手が多いが、そうではない。内なる楽しさや喜びがなければ気が重くなり、何かに押しつぶされてしまう。楽しむ力を甘く見てはいけない。彼は純粋にプレーを楽しみ、野球が遊びだということを正しく理解している。彼のようにプレーを楽しむ選手が増えてほしい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり
 それぞれの立場からの言葉に大谷翔平の素晴らしさ・凄さを感じることができます。プロのアスリートとして、その運動能力ばかりでなく、生きる真摯な姿勢に心打たれる気持です。と同時に、プロの世界で最初から育てた北海道日本ハムファイターズの栗山監督の育てる眼を忘れることはありません。この動画でのコメントでもそれを強く感じます。
 * これまでの私の関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

10月上旬 2021

Posted by 秋山孝二
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 東京駅八重洲口に建設中の超高層ビル、4月から更に上に伸びて完成の姿が見えてきました。

* 4月の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=41196

 先日、地震があったばかりで余震にも注意喚起がされている中、この上層階で仕事をする方々は毎日ストレスにはならないのでしょうかね、他人事ながら心配してしまいます。

東京駅八重洲口前!

東京駅八重洲口前!

 一方、東京駅からの高速バスでいつものように千葉県館山市に行き空を見上げると、日没直後には三日月と宵の明星が澄み切った空の中にくっきりと見えていました。2年前に台風15号・19号で甚大な被害があった千葉県ですが、束の間、こんな空を見上げると心が洗われます。

* 台風被害ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%A4%A8%E5%B1%B1+%E6%B7%B1%E5%88%BB%E3%81%AA%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E8%A2%AB%E5%AE%B

 月の右下に宵の明星(金星)が見えるでしょうか、肉眼ではひと際明るかったのですが・・・・。

 全国各地、日一日と秋を迎えています、札幌では今月下旬にも初雪のたよりかも、ですね。

久しぶりの運動会!!

Posted by 秋山孝二
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 コロナ禍で昨年からなかなか開催できなかった様々な場の運動会、今年は少しずつ行われていて、公園からも軽快な音楽が聞こえてきます。

 まずは障がいを持つ子たちの保育所では、室内で工夫を凝らした競技のオンパレード、パラリンピックを彷彿する多彩さですね。

 一方、1歳の子も一生懸命にリズムを取ってのダンス!!!

 子供たちばかりでなく、お父さんたちも大変だ、久しぶりの運動に翌日の身体に堪えなければと祈るばかりでした。お爺ちゃん、お婆ちゃんは親競技からも卒業、ただただ目を細めて見てるだけ!!

縄跳び競技?!

縄跳び競技?!

 近くの公園での光景、街中の人の賑わい、コロナ禍も少しずつ出口が見えてきているのでしょうか、ウィズコロナの始まりだといいですね。

乞うご期待、動画の収録!

Posted by 秋山孝二
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 秋山財団では2年前の10月に、建物の一室に『愛生館文庫』を開設しました。この財団の由って来る所以を記録に残して、財団の名称にある「記念」の意味を多くの方々に理解して頂きたいという設立に関わった私の思いです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37374

 資料整備もほぼ整い、今年からデジタルコンテンツを作成して資料館のバージョンアップを図る企画が進んでいます。先日はその第一号としての録画撮りを財団事務所と愛生館発祥の場所で行いました。

 まずは秋山財団事務所一階ミニホールで。劇団『イレブンナイン(http://eleven9.jp/』を主宰する俳優・脚本演出家の納谷真大(なやまさとも)さんを聞き手に、私がインタビューを受けました。

* 納谷真大さん、ほかーー> http://eleven9.jp/member/

 翌日は愛生館北海道支部が1891(明治24)年に開設された札幌市中央区南一条西6丁目の発祥の地での録画撮り。

 ナレーション、再現会話、資料等の映像を編集して、近いうちには第一号が世に生み出されると思います、乞うご期待!!!ですね!