新型コロナウイルス感染症(20)

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 NHKスペシャル・世界同時ドキュメント「私たちの闘い(https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200603/index.html」、世界の現場で奮闘する方々の姿に感動しました。

 「今の苦しみが終わった時に、立ってさえいれば大丈夫!」、映画「ロッキー」を心の支えに仕事を続けている若者にも感動しましたね。

* 映画『ロッキー(https://movies.yahoo.co.jp/movie/25717/)』

新型コロナウイルス感染症(19)

Posted by 秋山孝二
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 NHKBS1「コロナ新時代への提言~変容する人間・社会・倫理~」は、それぞれの分野からのコメントが大変含蓄があり、興味深かったですね。

* https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-05-23&ch=11&eid=11513&f=2443

~~~~~~~~~~~HPより

番組内容
 新型コロナは人間社会をどう変え、我々はどう生きるべきなのか? 日本を代表する“気骨の識者”、山極寿一、國分功一郎、飯島渉の3人がコロナ時代を生き抜く指針を語る。
出演者ほか 【出演】

京都大学 総長…山極寿一  http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/president/message.html

青山学院大学 教授…飯島渉 http://www.cl.aoyama.ac.jp/a_kyouin/hst/iijima_wataru.html

東京大学 准教授…國分功一郎 https://researchmap.jp/koichirokokubun

~~~~~~~~~~~~

<未曽有のパンデミック>

* 産業・教育・政治を根本から考え直す

* ウイルスは差別しない

* 潜在的に地球において人間が他者にとって脅威を持つ存在

* 疫病史観

* ハワイの歴史から~ヨーロッパが持ち込んだ感染症によってたくさんの人が亡くなり、日本・中国からのアジア系がハワイに導入されていった(移民)

* 「SARSのレッスン」に基づく感染症対策

<山極>

* 人類は信頼できる仲間の数を増やすように進化してきた

* 人々が移動することによって集団と集団との関係を密接に作ってきた

* 人が集まる、人が移動する

* 今、我々は接触を禁じられた、移動を禁じられた

* 社会の作り方が根底から覆されてしまった

* 新たな哲学の時代

* 言葉は後から出てきたから信頼できるコミュニケーション手段ではない

* 古いコミュニケーション手段としての「音楽」

* 身体の共鳴が失われて「言葉だけでつながる社会」に放り出された

* 音の組み合わせによって「意味を作る」のではなく、「気持ちを伝える」コミュニケーション

* 「音楽」は人と人の間を共鳴させる一番いい装置

<國分>

* 人間を一つの駒として見るようなものの見方

<飯島>

* 疫学は数学、一人一人の顔が見えない

* 集団でしか人間を捉えないという問題性の指摘

* 農業は生態系にかなり負荷をかける:野生動物の家畜化、都市化

* 人が集まって一緒に共同作業をする

* 生態系と人間との距離を縮めていく

* 文明化のトレンドに対して反対のことを要求された

* 葬儀も行われずに埋葬される

* 親族でさえも会うことができない

* メルケル首相の演説ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38377

<まとめ>

山極: 地球は「細菌の惑星」、「ウイルスの惑星」、我々は主人公ではない

封鎖をしても接触を禁止しても人間らしい社会を営めるか

國分: 今回のコロナの新しさは「地域に全く限定されない」こと

飯島: 初めて世界が生死の問題を通じて共通の危機に直面した

コロナの危機をポジティブに捉えなおす思考の転換~一人一人の生死にかかわる共通の問題

 大変興味深い視点からの数々の指摘、それぞれのお立場からの素晴らしいコメントでした!!

達×達 ダンサーと平和構築学教授

Posted by 秋山孝二
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 NHK・Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」、NHKが2013年4月にEテレでの放送を開始した新しいクロス・インタビュー番組です。

 異色の取り合わせとはこのことでしょうか、何気なく番組表を観ていて録画をしたら、何と意外にも大変興味深い内容でした。

* https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/LX2PXXL3KL/episode/te/VVL6J81NJX/

* 菅原小春ーー> https://koharusugawara.com/

* 伊勢崎賢治ーー> https://gendai.ismedia.jp/list/author/kenjiisezaki

 国も民族も違う者同士でどこまで心の疎通は図れるのか、自由な表現はどこまで人の心に届くのか、厳しい現実と闘う二人のトークは、大変刺激的で通底するところが多々ありました。

 その前の回のこちらも面白ったですね。

* 「早霧せいな×増田明美」https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/LX2PXXL3KL/episode/te/3P17R8LLRY/

 それぞれかなり違ったカテゴリーで活躍していると思われるのですが、真摯に持続的に活動されている一流の方々のおっしゃることは、突き詰めていくと共通項が多々あるので面白いですね、人類、心の安らぎ、命の尊厳、とかです。

祝 オリンピック選手に選出!

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 私が40数年前、東京江戸川区で中学校教師時代にバレーボール部顧問だった時、女子チームでセンタープレーヤーで活躍した選手・大川智美さんの娘さんが、オリンピック代表選手に選ばれたそうです、おめでとうございます!

 その当時のチームは江戸川区で優勝し、都大会でも勝ち進み、もう一歩で全国大会にも出られるような素晴らしいチームでした、先日、当時のエースアタッカーで現在東京で活躍する白土真紀さんから連絡をもらい、嬉しかったですね!皆んな、今も心身健康で活躍している様子、我がことのように嬉しく、喜びです!

41年前、男女とも都大会へ!

41年前、男女とも都大会へ!

* 千葉日報オンライン記事ーー> https://www.chibanippo.co.jp/news/sports/695713

自転車競技

自転車競技

~~~~~~~~~~~~~~~~~記事内容

 日本自転車競技連盟は4日、東京五輪のトラック種目の代表選手を発表し、2人一組で行う新種目マディソンの女子に中村妃智(きさと)(27)=日本写真判定、浦安市出身、千葉経大付高出=が選ばれた。梶原悠未(23)=筑波大院=とペアを組み、五輪初出場となる。

 中村は千葉経大付高で競技を始め、卒業後に世界選手権やワールドカップ(W杯)で活躍。千葉競輪場などで練習を重ねた。2017年W杯の女子団体追い抜きで日本勢初の銅メダル獲得に貢献。マディソンでは18年のアジア選手権などで優勝。3月1日までに開かれた世界選手権で15位に入り、五輪出場枠をつかんでいた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

* 鹿本中学校関係のブログ記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%B9%BF%E6%9C%AC%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1

 私は、ずいぶん前に思い出の引き出しに仕舞い込んだと思っていた教師生活、こんな形で蘇るなんて、本当に有難いのひと言です、教師冥利に尽きるって感じですね!!

新渡戸稲造記念公園 6月 2020

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 本来は5月予定だったのですが、新型コロナウイルス感染の影響で今年は6月になり、先日の炎天下、新渡戸稲造記念公園で、松井博和理事長、三上節子理事、高木さんが花の定植、水やりを行いました。公園では保育園児たちが元気よく遊んでいて歓声も響き、中にはお手伝いの子も来たりしていました!

 数年後にはこの公園の一角に「札幌遠友夜学校記念館」を建てることを目標に、今、私たちの会は広く皆さんにご支援を呼び掛けています。これまで私が代表理事でしたが、今年2月に新しく松井博和理事長が就任して、体制を新たにさらに活動を展開し、私も引き続き副理事長として活動は続けています。

* 一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会ーー> http://nitobe-enyu.org/

* 新理事長就任ーー> http://nitobe-enyu.org/news/syunin_20200523/

 花壇に花の定植と水やり。

松井博和理事長も

松井博和理事長も

* これまでの「札幌遠友夜学校」関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E9%81%A0%E5%8F%8B%E5%A4%9C%E5%AD%A6%E6%A0%A1

新型コロナウイルス感染症(18)

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 6月6日と言えば、第二次世界大戦ヨーロッパ戦線での劇的転換点、『ノルマンディー上陸作戦(https://www.jiji.com/jc/d4?p=ddy601&d=d4_mili』が始まった日、1944年。

 11年前のこの日に、私の尊敬していた経営者・品川正治さんをお招きして、札幌で講演会を開催したのを思い出します。冒頭、主催者を代表して私は、「今日は、『ノルマンディー上陸作戦』が始まった日です!」とご挨拶したことを覚えています。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=70

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1351

 新型コロナウイルス感染で世界が揺れ動き始めて3か月が過ぎた今、局面は第二波・第三波、さらには「Post コロナ」時代に向けた新たなライフスタイルへと話題が移って行っているのを感じる昨今です。政府が言う「新しい生活」は、どうもリアリティに欠けて響いてこないですね。

 北海道でも、「北海道ソーシャルディスタンシング」といったサイトも立ち上がり、喫緊の課題にプラスして中長期的な生活モデルの構築を議論することも重要なのでしょう。ただ、日本国内での議論はどこか目先の話に終始して将来を見越した構想力とか展望に大きく欠けています。

* 北海道ソーシャルディスタンシングーー> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/socialdistance.html

~~~~~~~~~~~~北海道HPより

ソーシャルディスタンシングとは

 新型コロナウイルスの感染を防ぎ、大切な人の命を守るために、咳エチケットなどに加えて、人と人との物理的な距離(互いに手を伸ばしても届かない距離)を保つ取組です。

~~~~~~~~~~~~~HPからの引用おわり

 世界で言われている「New Normal」というのはもっと根源的な、ソーシャルディスタンシング、或いはモラルとかではない「暮らし・ビジネスモデルの転換」といった深い意味合いのようですね、日本での議論はここでも浅く場当たり的な印象を拭い切れません。

* New Normal--> https://www.intage.co.jp/gallery/newnormal/

 “With コロナ”、“Post コロナ”という言葉、緊急事態宣言が解除されても、現在は治療薬やワクチンが量産前のために、新しい生活様式を取り入れて新型コロナウイルスと「共存(Withコロナ)」していく、そんな時代の生き方を私自身見つけていきたいものです。

屋久島、悠久の樹木!

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 NHK総合テレビの『ダーウィンが来た(https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/』は、毎週興味深い内容ですが、先日は、屋久島の超巨大杉の探索でした。

* 私の2012年屋久島旅行--> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12364

 自身の悠久の命ばかりでなく、天空には「てっぺんに秘密の楽園」を司り、新たな動植物の命を育む姿に新たな感動を覚えます。

 8年前(2012年)に鹿児島地方を旅行した時に訪れた屋久島でしたが、今回4年がかりの科学的手法も駆使した調査で、「縄文杉(http://www.kyoboku.com/essay/jyoumon.html)」を越える新たな伝説の樹木が発見されました。

 樹木の大きさ・高さの競い合いはさて置き、圧倒的な時間の経過を目の当たりにして、神々しさを感じる光景でした、また機会があったら是非訪れてみたい場所です!

「自粛要請」はあくまで「要請」!

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 「自粛要請」という言葉、マスメディアは軒並み使っていますが、当初から私はかなりの違和感を持っていました、自粛はあくまでも「自ら粛す」であり、「自分から進んで、行いや態度を慎むこと」です、強制する・されることではないですよね。「不要・不急」というのも人をバカにした言葉、人の営みの中で不要・不急などという行動はあり得ないでしょう、皆さんそれぞれの理由で必要なタイミングで動くのですから。

* 真山仁さんのコラムーー> https://www.asahi.com/articles/ASN5H538HN5BUPQJ001.html

* こちらもーー> https://sodachi.net/2020/04/10/0410-2/


状態(現実)は同じでも「それは、自分で考えて決めた」と思えることが「心の自由」です。主体がどこにあるかが一番重要、自分主体である、という実感がそもそもの原点です。

 随分前の「自己責任」もそうでしたね、本来この言葉は、「自分の責任で行う!」という前向きな言葉で行動を起こす主体が発する局面での言葉だったと思うのですが、人質事件等で時の政府が発する「自己責任」は、「お前たちが勝手にやったのだから自分たちは責任は取らない」という責任転嫁・回避の意味で繰り返し使われていました。どうもマスメディアの言葉には吟味が足りない、本来の意味が歪んでいる場合が多いですね。

 このような社会の雰囲気の中で、「自粛警察」って言葉も目にするようになりました。言い得て妙というか、戦中の「隣組」意識を彷彿させる日本社会の同調圧力です。「ロックダウン(都市封鎖)」こそしないですが、見えない監視の眼というか、法律・条例にはないけど業界規則・内規・習わしが山とある日本社会の一例を垣間見る昨今です。「要請」はあくまでも「要請」、それに従わない人たちは放っておけばいいのです!

『ノーサイド・ゲーム』、再放送終了!

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 『ノーサイド・ゲーム』、再放送が終了、昨年とはまた違った場面での感動も多かったですね。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38646

 主演の大泉洋くんの体当たり演技は言うに及ばず、浜畑譲を演じた廣瀬俊朗の存在感も素晴らしかったです。幼いころからラグビーの世界でキャプテンを歴任してきた風格を感じました、ホントに感動しました。

 大泉洋くんの昔からの友人によると、女子レスリングの吉田沙保里さんとの場面が印象深かったとか、いろいろお疲れさまでしたね?!

 久しぶりに男臭い内容、男と男が抱き合うシーン、今の新型コロナ感染状況の中、「ソーシャル・ディスタンシング(https://www.asahi.com/articles/ASN3W7HSSN3WUHBI00W.html」とは真逆の場面に何回も感動しました。昨年はワールドカップ前の放映、今回は大いに盛り上がった後なので、また違った感動を与えてくれました!

『映画監督 羽仁進の世界』

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 NHK教育TVのETV特集『映画監督 羽仁進の世界(https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/LXV7QMLQ17/)』、戦後の日本の教育現場を克明に捉えて、羽仁進の監督人生を振り返っていました。

 65年前、岩波映画『教室の子供たち(http://www.iw-eizo.co.jp/sell/movie/03/movie03_006.html』で“ドキュメンタリーに革命を起こした”と言われる映画監督・羽仁進(91歳)さん。是枝裕和監督にも影響を与えたというその作品の革新性に光を与えていました。

【出演】映画監督…羽仁進,映画監督、カンヌ国際映画祭審査員賞…是枝裕和,映画監督、紫綬褒章…羽田澄子ほか

 羽仁進さんと言えば、名だたる血統!

祖母の羽仁もと子さん

祖母の羽仁もと子

 父・羽仁五郎さんは、私の学生時代,『都市の論理(https://bookmeter.com/books/1645804)』で一世を風靡した歴史学者。母・羽仁説子さんは、女性運動家として戦後の活動をけん引してきました。

ご両親は羽仁五郎・羽仁説子

ご両親は羽仁五郎・羽仁説子

 戦後日本のドキュメンタリーに革命を起こしたと言われる『教室の子供たち』や、黒沢明の『用心棒』をおさえてキネマ旬報第一位に輝いた『不良少年』など、常識にとらわれない斬新な作品を世に送り出してきました。

当時のカメラ

当時のカメラ

私の時代を思い出す

私の時代を思い出す

 是枝裕和監督も語っています。

 戦後の日本の教育現場をひたすら撮り続けて、ドキュメンタリー・フィクションの先駆的役割を果たしました。小学校の教室の様子が私の時代ともシンクロして、何とも懐かしく番組に魅入っていました。大学の教育学部で学び、卒業後に東京の江戸川区公立中学校で5年間教諭だった私としても、見逃すことができない数々の場面でした。
映画の力ってすごいですね!

新型コロナウイルス感染症(17)

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 理論物理学の九州大学・小田垣孝名誉教授(https://researchmap.jp/read0043350)、ご専門の立場から大変明快な提言をされていました。

* こちらが考察ーー> http://www001.upp.so-net.ne.jp/rise/images/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E

3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E4%B8%80%E8%80%83%E5%AF%9F.pdf

 詳細は朝日新聞記事にーー> https://www.asahi.com/articles/ASN557T4WN54ULBJ01C.html

 医療分野ばかりでなく、日本全国の様々な分野からの考察、さらには臨床データを開示することにより、世界の幅広い知見を集めての今後の対応策が望まれます、政治が絡むとどうしても解決策が彷徨ってしまう、そう感じるのはわたしだけではないと思います。ここは、データに基づいた国内分野連携・国際連携の出番だと思います!

新型コロナウイルス感染症(16)

Posted by 秋山孝二
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 新型コロナウイルス感染のこの数か月の状況の中で、マスメディアの姿勢に対して様々なコメントが出されていますが、こちらの千葉市の熊谷俊人市長(https://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/index-m.htmlのメッセージには共感します。この数十年の多くの災害時から学ぶことないマスメディアの姿こそ、私たちはきっちり批判・評価しなければなりません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

千葉市長のメディアへの苦言

https://grapee.jp/820827?fbclid=IwAR22QBtgwp_sxVfR6pt_4pp54u-vQC9r52VpuetoYWdi7oof9qJ9Fu5I1rk

https://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/singatakoronauirususityoumessege.html

報道機関の皆さんは社会の公器としての責務を十分理解して報道頂きたいと思います。

 災害時はうまくいかなかったことばかりが報道されがちですが、うまくいったことと、うまくいかなかったこと双方を適切に報道しなければ、国民はどんどん自信を失います。

 私は新型インフルエンザ時も市長だったため、新型インフルエンザを受けて日本の法制度が整備され、国も自治体も一定程度の備えをしてきたことが活きていることを理解しています。その備えは十分ではなかったことは事実ですが、新型インフルを受けての対策が無ければ事態はもっと深刻だったでしょう。事実だけ見れば、日本は先進国の中で新型コロナウイルスによる死者・重症者数ともに非常に少ない国です。また、諸外国と比べて罰則も緩い緊急事態宣言に多くの人々が従い、完璧ではありませんが十分な結果を出しつつあります。

 この緊急時に「罰則を!」「自粛要請ではなく禁止してしまえばいい!」など、強権発動を期待する声が高まっています。私たちの国はあの太平洋戦争の苦い経験から、政治権力による強権発動には慎重を期したいとの国民の切なる願いを受けて様々な法制度を構築してきました。その歴史を忘れてはいけません。ただし、本当に爆発的感染となった時はそうは言っていられません。そうした究極の状況時に発動する法制度については十分議論することは当然だと思います。

 しかし、現状の感染状況、日本の国民性などを考えれば、この緊急事態宣言程度の制限行為が適切だったと言えます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

千葉市 ーより引用~~~~~~

過度に不安をあおる一部のマスコミに対し、苦言を呈した熊谷市長。

 ネットでは情報番組でインタビューを受けた『自粛をしていない人』がたびたび話題になり、「犯罪者だ」「実名報道しろ」などの強い言葉でバッシングされています。

 こういった怒りをあおる報道について、熊谷市長は持論を展開しました。

 こうした不満の背景は報道機関が多くの国民が自粛を守っている国民性を報じず、一部の守らない人を一生懸命報道する姿勢も影響しています。成人式の報道に似ていますね。

 成人式は多くの新成人は問題ない行動をしていますが、マスコミが荒れている若者を探し出し、ネタとして消費しています。そして世の大人がそうした若者の振る舞いを見て、「若い連中はしょうがねえなあ」と批判し、優越感に浸るという毎年の風物詩です。

 自粛を守っていない報道も同じです。世の多くの人が自粛を守っているために、自粛を守っていない人たちに対して、罪悪感を感じず、遠慮なく叩き、優越感に浸り、人々が共感を感じることができる、その深層心理をメディアは利用し、視聴率やアクセス数を稼ぐことのできるコンテンツとして利用しているのです。

 心理学からも、自粛を守っていない人をいくら報じても自粛を守らない人は行動を止めません。むしろ「守っているのはバカらしい」「守っていない人がいるなら私も」という心理を誘発しますし、それよりも自粛を守っている人達を報道し、データとともに「みんな守っているよ」と報道することの方が結果が出ます。

 残念ながら報道機関は緊急事態宣言でも殆ど自粛していません。テレビカメラをどこにでも持っていき、自由に取材しています。給料も減りませんし、むしろ自宅にいる人が増え、視聴率も上がっているでしょう。

 それが悪いと言っているのではありません。立場と構造上、「この危機が長引いても問題ない」側に立ってしまうのです。

 報道機関の姿勢が問われますし、何より受け手の私たちが問われていると言えます。

 『自粛をしていない人』について報じるのは社会にいい影響を与えることがないばかりか、むしろ人々の怒りをあおったり、自粛をやめてしまう人が増えてしまったりと悪影響を及ぼす可能性があるといいます。

 報道側の情報の送り方と、視聴者の情報の受け取り方について、熊谷市長は問題提起をしました。熊谷市長のメッセージはネットでまたたく間に話題になり、「千葉市民以外も読むべき」という声が上がっています。

・よくぞいってくれた!千葉市長のメッセージを読んでスッキリした。

・あまりにもネガティブな話題や批判しか報じない番組は不安をあおっていると思う。

・とても簡潔で見やすい文章。これこそテレビで報道してほしい。

多くの人が求めているのは、データや対処法などの正しい情報ではないかと考えさせられます。

NHK Eテレ『バリバラ』

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 以前から注目していた「Eテレ『バリバラ~障害者情報バラエティー〜』(http://www6.nhk.or.jp/baribara/index.html」は、NHK教育テレビジョンで放送されている障害者をテーマにしたバラエティ番組・情報番組、2012年4月6日に放送を開始したNHK大阪放送局の制作です。

 新型コロナウイルス感染拡大の中、社会的弱者の視点から、世界各国をZoomで繋いでの意見交換は大変興味深い内容でした。私は折から、「トリアージ」について議論をしていたこともあり、多様性を容認する「寛容な社会」における差別・選別も考慮した奥深さを改めて感じた次第です。常連の出演者の方々、海外から議論に参加された方々、そしてNHKディレクターの斎藤勇城さんに敬意を表します。

HPより~~~~~~~~~~~~~~~~~

生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとっての“バリア”をなくす、

みんなのためのバリアフリー・バラエティー「バリバラ」。

笑いの要素を織り交ぜ、当事者たちが発信。

本音トークでこれまでタブーとされてきたテーマにも挑んでいきます。

目指すのは、「他人事」を「自分事」にできる社会。

みんなちがって、みんないい

多様性のある社会を目指して、バリバラは進化し続けます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり

 先日の番組は、「命の選別」への危機感がテーマでした。

番組ディレクターのさん

番組ディレクターの斎藤勇城さん

 ともすると社会的弱者の視点は見逃されがちですが、このような有事の時こそ弱い立場の方たち自身のご意見を聴く姿勢が、政策立案サイドには重要なのでしょうね。先日の安倍内閣への痛烈な皮肉を込めたシリーズも大変痛快でした。ますます頑張って欲しいですね!

新型コロナウイルス感染症(15)

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 新型コロナウイルス感染症ニュースの発端となったクルーズ船『ダイアモンド・プリンセス』の検証番組は、その対処の難しさを浮き彫りにしていました。

* 参考記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38095

 事前に「サービス・プロトコル」として、かなり準備されていたにもかかわらず、現場では必ずしもマニュアル通りには実行されない、そして感染箇所は実に部屋の多岐にわたっており、一言で「消毒」「予防」と言っても大変な作業になることも分かりました。今年の秋以降の第二波・第三波に向けた対処にこの貴重な経験を役立てたいものです。

寺島文庫、『特別編』第二弾!

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 寺島実郎さんの「日本再生論 第2弾『ポスト・コロナへの視界』」が放映されました。今回もそもそものお話、少し現状を引いてみた視点からの考察、相変わらず示唆に富む内容でした。

 まずは、そもそも、人類はこの地球においては「新参者」である認識からスタートすべきと。

 人類と感染症との歴史は、「スペイン風邪」との比較の教訓から学び取れます。

 背景の時代の違い、特にメディア環境の視点から鋭く読み解いていました。

 各国が対策で苦慮していますが、アメリカの特徴も明快でした。

 翻って日本の現状に目を移すと、実はこんな具合です、冷静さを取り戻し、「事実を正確に知って、正しく恐れる」ことが必要なのでしょうね。

 以前からアベノミクス批判で寺島実郎さんが語っている、「リアル(実体)経済の再生」が、この期に及んでも重要であると強調していました。

 自動車産業の次にやってくるべき日本が誇る「産業」、イノベーションに基づく新たな「産業」の創設こそが、この時代の突破口となるのでしょうね。

 最後は、高村光太郎の詩で結ばれました。第三弾も近く放映される予定です、楽しみですね!

* これまでの寺島実郎さん関連の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E

NHK・Eテレ『7人の小さき探求者』

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 NHK・Eテレ『7人の小さき探求者』は、「Philosophy for children (P4C)」の実践の様子を追いかけていました。

* Philosophy for children (P4C)ーー> http://p4c-japan.com/

「Philosophy for children (P4C)」の画像検索結果

 「p4c」とは子どもの哲学 「philosophy for children」 のことで、頭文字からつくられた略称です。哲学の活動に子どもたちといっしょに飛び込み、教室の学びを劇的に変える革新的なアプローチのことです。

 新型肺炎対策のため突然、休校となった気仙沼市の小泉小学校。全国に先駆けて、東日本大震災をきっかけに始まった対話を通じてこどもが考える力を育む授業「p4c(ピーフォーシー)」を行ってきていました。6年生7人は卒業直前の突然の休校に揺れる現状を、こども独自の視点で捉え、言葉にしていきます、彼らは学校がなくなった日々に何を考えたのか、互いに“対話”することで、思いを伝えあっています。

避難訓練

避難訓練

卒業式

卒業式

 私自身、わずか5年間ですが、東京都江戸川区の公立中学校で教師の仕事に就いていました。たくさんの思い出が詰まった時間は、今も私にとっては宝物、子供たちから数多くのことを学ばせてもらいました。

* 私の教師としての記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E9%B9%BF%E6%9C%AC%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1

『ノーサイド・ゲーム』、再び!

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 昨年TBSテレビで放映された『ノーサイド・ゲーム(https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/introduction/』が、特別編としてこの間、蘇っています。番組時間だと夜の疲れから集中力が欠けていますが、録画して早朝に再生するとコマーシャルも飛ばして中断されることもなく物語に入り込めます!

 主役の君嶋隼人・大泉洋くんは、札幌藻岩高校から北海学園大学に進学、以後、札幌で演劇ほかで活躍をしていました。今や全国区で大人気、そして札幌の演劇人ともコミュニケーションで繋がり続ける人柄も素晴らしい役者です。

* 大泉洋ーー> https://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=2

 たくさんの感動的場面がありますが、まずは居酒屋で熱く語る大泉洋くんのこの場面。存続が危ぶまれているチームに対して、「君たちがラグビーを伝える最後の世代になっていいのか!」と訴えるGM君島隼人の言葉が響きます。

 続いては、決勝戦開始直前の控室で、浜畑譲・廣瀬俊朗が輪の中にGMもどうぞと誘う場面。

廣瀬は立派な役者です!

廣瀬俊朗は立派な役者です!

 さらにはずっと控えだった佐々一・林家たま平がスピードを生かしてレギュラーの座を掴みかけている場面。

 いずれも前回観た時には軽く流していた一場面でしたが、今回再度観なおしていると、また違った場面となって感動するから面白いですね。

 あと一回の再放送、新型コロナウイルス禍の思わぬプレゼントです!

新型コロナウイルス感染症(14)

Posted by 秋山孝二
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 新型コロナウイルス感染症(13)の続きです。

 このような状況の中で、私たちはどうしたらよいのか、まずは、1)私たち個人個人ができること、情報を収集し、発信するように身の回りから実践する、そして、2)世界の人々と連携して力をつけて感染拡大を防ぐこと。

 そしてもう一つの対応ポイント、「科学を信頼して正しく怖がる」こと!

 このところよく言われているよに、「新型コロナウイルスを正しく恐れる」ことに尽きるのでしょう。人々の未確認情報によってもたらされる不安・不信が、監視社会への誘惑となるのでしょうね、私たち市民は過去の歴史から学び、賢く暮らさなくてはなりません、素晴らしい番組でした。

新型コロナウイルス感染症(13)

Posted by 秋山孝二
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 「自粛要請」が長引き、「8割云々」が行政等から繰り返し発信されると、何か良からぬ方向への匂いを感じるのは私だけではないようで、『自粛警察』、『監視社会』、『同調圧力』、心あるメディア・識者からは今、警戒感が読み取れます。

 私は、その中で琉球新報の社説に全く賛同致します。『自粛要請』はあくまでも「要請」であって、それ以上のものではありません、市民の判断に委ねることは基本的人権上からも当然であり、仮に「命令」だとすれば、その間の収入を補償することは必須の条件でしょう。行政の要請に応じない者を敵視し、住民同士で監視、告発し合う息苦しさを煽る過度の「要請」は、戦中の「隣組」を想起させるもので、大いに警戒しなければなりません。

<琉球新報 社説>

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1115801.html?fbclid=IwAR3-BC3kN6hatCGjcEOPyAjdBjm5-h0vfMdYYsmU79iguuEBFDI0UPLjnho

 一方で、シリーズ『パンデミックが変える世界』と題して、このところ発信を続けるイスラエルのユヴァル・ノア・ハラリ氏のメッセージも実に腑に落ちる内容です。

* これまでのハラリ氏の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=38423

 自立した市民として、「結末を選ぶのは私たち」と声を大にして発信し続けたいものです。

 「Cambridge Analytica(https://www.theguardian.com/news/series/cambridge-analytica-files」は、前回のアメリカ大統領選挙でトランプ陣営が活用したと言われています。

若き衆、北海道の演劇を語る!

Posted by 秋山孝二
Categorized Under: 日記
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 劇団『時速246億(http://www.jisoku246.com/』主宰・川本成さんがホストとなり、演劇界で活躍する若き皆さんを招いてオンライントークが繰り広げられました。それぞれ多様なこれまでの活動を知り、これからの演劇を担う若き人材、本当に楽しみですね。

 その中で、第一日目には、『北海道演劇を語る会』と題して、地元北海道であるいは北海道から全国で活躍する方々の奔放トーク企画があり、予定時間を大幅に超えてとても楽しかったですね。

『北海道演劇を語る会』

川尻恵太  https://talent.thetv.jp/person/2000028827/

山田マサル https://twitter.com/yamasaruox?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

白鳥雄介 https://twitter.com/NOLINE_Swan?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

小島達子 https://twitter.com/kojimatatsuko?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 終盤には、作品、男優、女優のベスト3も発表になったりで、私も承知している作品・役者の方々も殆どで、若手の世代からみる北海道演劇のこれまでの振り返りという意味で、新たな気付きを与えてくれました。