北の高校生会議 ver2

Posted By 秋山孝二
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 秋山財団が応援するプロジェクト『北の高校生会議ver2」のキックオフイベントが2日間の予定で開催されました。私は1日目だけの参加でしたが、10年前に始まったこの高校生の集まり、当時のリーダーの声掛けもあり、今年1月の10周年イベントを契機に「バージョン2」として再開されました、嬉しいですね。新たなアイコンは卵を割って出てきそうな状況!

* 2025年度 北の高校生会議Ⅱのご案内 - 秋山記念生命科学振興財団

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北海道の若者同士が顔を合わせ、社会課題を議論する場を復活させたいと、2014年に発足した「北の高校生会議」を今年度新世代の高校生たちが集結して再始動。新たな対話と創造の場として「北の高校生会議Ⅱ」を開催する運びとなりました。

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 冒頭に私からもご挨拶、名前の「孝」の字が「考」になっていたのはご愛嬌!これからも邪魔にならないように(!)応援していくことを約束しました。

一日目講演プログラム~~~~~~

寺脇 研 さん 京都芸術大学客員教授、元文部科学省官僚、映画評論家、映画プロデューサー、落語評論家

菊池 佳 さん 2016年good food,good lifeを起業、「食」の観点から社会課題を自分ごととしてとらえるための企画・運営事業を行う。

何蔚慈(Ho, Wei-Tzu)さん インフィニティ国際弁護士事務所弁護士、台湾青年民主協会顧問、台北弁護士会子供と青少年法委員会委員長

田中 駿介 さん 東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍、専門は戦後政治学史。現在、駒澤大学、神奈川工科大学で非常勤講師。学生団体「北の高校生会議」初代代表、北海道旭川市出身。

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 最初の講演は「ゆとり教育」で著名な寺脇研さんのお話、素晴らしかったですね。講演後、至近距離でしばしお話が出来ました。私の教師時代の経験ほか、政治と文部官僚との関係、変革は政治主導でなければ難しいと言った経験に基づくお話、このような活動を応援する真っ当な大人たちの存在に敬意を表すると財団活動にお褒めの言葉を頂きました、嬉しかったですね。私からは、やっと時代が寺脇さんの構想に追いついてきましたね、とお伝えしました。以前から直接お会いしてお話をしたかったので貴重な機会となりました。

 「勉強」と「学び」の違い、「義務教育」の「義務」が、そもそもどういう意味なのかを憲法26条と「学習権」の視点から分かり易く語られました。受ける対象の子供たちの「義務」ではなく、国家・保護者たる与える側の「義務」ということ。

 翌日の新聞にも大きく掲載されていました。

 私は一日目だけの参加でしたが、参加者は夜に旭川に移動して宿泊、二日目はディスカッションでテーマを深掘りしました、今後が楽しみですね。

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