平成30年間、医薬品・医薬品流通業界での出来事として取材依頼があり、昨年末に札幌でお会いしました。もう合併から20年経ったと、あらためて時の経過を感じ取りました。
* 記事のPDF 20190118e58cbbe896ace7b58ce6b888e8a898e4ba8b1
コンパクトに、率直に語ったつもりですが、関係者の方々がどう受け止めるのか、少し時間をおいて感想をうかがってみたいものです。いずれにしても、平成も残り3か月少々、自分なりのこの間の総括もしなければ・・・。
平成30年間、医薬品・医薬品流通業界での出来事として取材依頼があり、昨年末に札幌でお会いしました。もう合併から20年経ったと、あらためて時の経過を感じ取りました。
* 記事のPDF 20190118e58cbbe896ace7b58ce6b888e8a898e4ba8b1
コンパクトに、率直に語ったつもりですが、関係者の方々がどう受け止めるのか、少し時間をおいて感想をうかがってみたいものです。いずれにしても、平成も残り3か月少々、自分なりのこの間の総括もしなければ・・・。
月刊誌『ISM(http://monthlyism.web.fc2.com/)』の「新春異色対談」の記事です。
* 記事のPDF 20181219e382a4e382bae383a0e8a898e4ba8b1
(公財)太陽財団(http://www.taiyo-hcsf.or.jp/)の東原俊郎理事長との対談、年末に1時間ほどの取材でしたが、大変面白かったですね。東原理事長には何回もお会いしていますが、面と向かってじっくりとお話をしたのは初めてでした。北海道を慈しむ心を共有できた気がします。
東原理事長のご発言、HPより~~~~~~~~
私達は、全道各地でボランティア活動やお客様との取引を通じて地域社会に密着しながら成長してまいりました。このため、時代と地域のニーズに応え、地域社会への貢献を通じて、新たな魅力ある北海道づくりへの民間活力導入をリードするべき、責任を有していると強く感じておりました。このような観点から、この度、「北海道の自然、歴史、文化、産業、生活など、次世代に引き継ぐべき有形無形の財産の保全・活用を通じた地域づくり」及び「文化又はスポーツの振興を通じた地域づくり」などへの財政支援を通じて、豊かで潤いのある道民生活の実現と活力ある地域社会の形成に貢献したいという思いで、本財団を設立いたしました。
今後、北海道遺産など、地域の資源を活用した地域づくりの取組みに対する助成などを通じて、必ずや道民の豊かで潤いのある生活の実現と、活力ある地域社会の形成に貢献してまいる決意でございますので、皆様のご賛同とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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今年最初、第354回木朝会が開催されました。今回は、(株)スマートサポート(https://smartsupport.co.jp/)代表取締役の鈴木善人さん、「『軽労化』に挑むスマートスーツ」でした。鈴木さんとは、2010年にアフリカに一緒に行きました。
* アフリカ旅行――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3570
* 木朝会――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A
作業を助ける「軽労化」の技術は、しかしながらなかなか科学的にも裏付けのある新しい領域です。「助け」ながら「鍛え・保つ」技術です。
冬の木朝会は、毎年ですが真っ暗な中、先生方も朝7時開始時刻に参加されています。今回は、北海道大学との連携技術なので、他大学の似たようでかなり違うコンセプトの技術開発との比較もあり、医師で経営者の院長・理事長の皆さんの関心も高かったようで、たくさんの質問が出ていました。医療・介護現場での人手不足の中、今後の日本社会へ期待の大きい技術となるでしょう。
国の補助金でロボット開発として推進されているいくつかの大型プロジェクトは、残念ながら現場不在の独りよがりな製品になっている気もしました、予算ありきのミスマッチとも言えるようです。
鈴木社長の製品は、今後、制服とのコラボによるオーダーメイド商品としてブレイクするような予感がしています、今後のご活躍を期待したいです。
「遠友夜学校記念館建設 連続講座」の最終回は、北海道大学名誉教授の藤田正一先生のお話でした。
この連続講座のプログラムは以下の通りです。
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* 7月10日(火)「志ある若者を育てるには」
講師 松井 博和 北大名誉教授 札幌農学同窓会理事長
札幌農学校精神や新渡戸稲造のこころで未来を担う若者の育成を!
* 8月 7日(火)「札幌・遠友夜学校・有島武郎」
講師 木原 直彦 文芸評論家 (公財)北海道文学館名誉館長
北海道功労賞 『さっぽろ文庫』百巻編纂 札幌創成期の姿、札幌精神の真髄、北海道文学の恩人有島武郎等を語る。
* 9月11日(火)「新渡戸稲造の「日本人精神論」と現代」
講師 三島 徳三 北大名誉教授
遠友夜学校創立百年記念事業 新渡戸・南原賞 武士道だけでなく、新渡戸の「日本の精神・宗教」論を紹介し、 現代日本人のココロの根底に迫る。
* 11月13日(火)「遠友夜学校と私たちのこれまでの活動」
講師 秋山 孝二 (公財)秋山記念生命科学振興財団理事長 (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会代表理事
今の時代、遠友夜学校の理念に基づいて、私たちが生きてゆく糧を どう見出してゆくか。
* 12月11日(火)「DVD:創立 100 周年記念放送『魂の燈台・遠友夜学校』・海外 取材放送『フィンランドで見つけた武士道』から見えるもの」
講師 三上 節子 新渡戸稲造研究家 (一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会理事
遠友夜学校で育てられた教師・生徒たちの歩みと新渡戸の海外での影響力
* 1月15日(火)「アメリカ独立宣言と遠友魂」
講師 藤田 正一 北大名誉教授 元北大副学長平成遠友夜学校校長
一見、全く関係のないこの二つを結ぶ糸とは?
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* 昨年11月の私のお話ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34744
札幌遠友夜学校開設の理念、「学問より実行」というフレーズが、当時の福沢諭吉の「学問のススメ」を意識したアンチテーゼという主張は大変説得力がありました。そして、クラーク人脈が札幌農学校に与えた影響と遠友夜学校の理念に通ずる精神のリレー、私たちはもっともっとこの50年間の実践を大切に語り継がなければなりません。
含蓄のある素晴らしいお話でした。
2019年最初のZooサロンは、今年のスタート公演「二人で狂う」の演出・小佐部明広さん、俳優の斎藤歩さん、小島達子さんのトークと新年会でした。
* これまでのZooサロン――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=Zoo%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3
最初に「NPO法人 札幌座くらぶ(http://www.sapporoza.com/club/)」理事長の有田英宗さんのご挨拶と乾杯の発声で幕開け。
続いては、3人のトーク、ここまでの裏話ほか、20代の小佐部さんのチャレンジも楽しみです。
公演本番前のこのようなトークは楽しみを倍加します、今回、私は二回観劇予定。舞台崩しも終盤かなりあるようで、1時間の芝居、興味深いです!
寺島実郎さんからお誘いを受けて、今年も「新春の集い」に出て参りました、メディア関係の方々中心のアットホームな集いは、テレビ・書籍で目にする方々が至近距離で懇談、九段下の寺島文庫で楽しく盛り上がりました。
* 寺島実郎さん関係の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E5%AE%9F%E9%83%8E
私も8年間学んでいる「戦略経営塾」のお仲間も数名。マスメディア、出版業界の重鎮の皆さまほか、寺島実郎さんと同じ年生まれのせんだみつおさんも大きな濃いピンクの蝶ネクタイ姿でご来場、連続寄稿している岩波書店の岡本厚社長、番組関係での生島ヒロシさん、リレー塾ほかでの佐高信さんもいらっしゃってショートスピーチも面白かったです。
生島ヒロシさん
懐かしいですね、せんだみつおさん、こんな間近に拝見したのは初めてでした、寺島実郎さんとも仲良しだったことも。生島さん評によると、寺島さんは「知の巨人」、せんみつさんは「痴の巨人」だそうです!
岩波書店(https://www.iwanami.co.jp/company/cc1207.html)の岡本厚社長、雑誌「世界」の寺島さんの「脳力のレッスン」シリーズは、今年1月で201回を迎えました、超長期連載です。
佐高信さんは、寺島リレー塾、BSのテレビ番組でもお話は聞いていますが、同じ空間で出会うとずっと柔和な雰囲気ですね、テレビではどこか強面(こわもて)な感じですが。
その他にも、今年の国政選挙等、ホットな話題提供が報道各社の方々からお話がありました、さすが東京、短時間に集まる人の厚みが貴重ですね。
昨年末、恒例の「The Earth Cafe(https://earth-cafe.jp/) ウインターセミナー&交流会」が帯広で開催され、熱い講演、話題提供の数々で盛り上がりを見せました。
* The Earth Cafeーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=The+Earth+Cafe
まずは、基調講演として「有限会社 竹下牧場(http://takeshita-farm.jp/)」代表の竹下耕介さん、テーマは「農泊 空家 ゲストハウス まち宿 牧場体験 チーズ 全部盛り! ありがとうしか生まれない仕掛けづくり 小さな町のプラットフォーマー戦略」
二拠点居住(デュアラー)時代を先取りして、ゲストハウスほかの新たな取り組みをご披露して頂きました、たくさん刺激をもらいました。
休憩をはさんで話題提供三題でした。
まずは、「北一ミート株式会社(http://www.kitaichimeat.com/)」専務取締役の田村健一さん、熟成肉普及へのチャレンジほか、牛肉の新しい時代に向けた話題を満載でした。
続いては、「有限会社 環境テクシス(https://eco-techsys.com/)」の代表取締役 高橋慶さん、「A.C.C.Comrade(https://azcareer.net/article/A.C.C.comrade/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%2)」代表の木下智志さん、「エンザイム株式会社(https://fulvic-enzyme.com/)」の専務取締役 鈴木一哉さん。
さらに、当日提供された方も。
3時間を越える意見交換の後は、恒例の交流会、今年は少し人数が少なかったので音量を抑えてスタートのはずでしたが、冒頭の谷先生の開会あいさつがいつもと同じ調子で始まり、結局は、毎年と同じ終わってみれば声を枯らしていました。
年末恒例のセミナー、新しい年への期待を膨らませる充実した時間でした!
昨年12月の第353回の木朝会は、「一般社団法人 身体開発研究機構(http://pd-r.org/)」代表理事の瀧澤一騎さんのお話、「体力測定のこれまでとこれから」でした。そもそも「体力」とは、体力の氷山理論、体力測定のいま、体力測定のこれまで、体力測定のこれから、等について、大変興味深いお話でした。
* 木朝会――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A
瀧澤さんの団体は、身体開発研究機構は、「スポーツで豊かな人生を提供する」、「報われる努力を提供する」を理念として、2016年2月1日に設立。さまざまなスポーツイベントなどを開催し、シェアし、「スポーツ」をより身近に感じられるような取り組みを発信し、応援しています。
「体力」は英語では、「physical fitness」で、私たちのイメージとはかなり違ったニュアンスのようです。そもそも、「体力測定」が日本で行われた歴史は、軍国主義体制の中、徴兵制度に繋がる仕組みとして創設されたもので、その時代の国民一人一人に要請される基本的身体能力が反映されていたようです。
「運動能力調査(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00402102&tstat=000001088875)」の結果は、時々マスメディアで報道されていますが、測定項目、測定時期等で微妙に地域格差も出やすく、あまり神経質に「全国平均」との比較は意味がないとのお話も。体力測定の歴史を理解すると、過度な競争原理は、中央集権的日本社会、あるいは、軍国主義的社会風潮に拍車をかけることに利用されるだけかもしれません。
毎年年始の3日夜は、高校の札幌での同期会が恒例になっています。今年も飛び入り含めて21名が出席し、一人ひとり近況を語りました。この数年は、「昨年、○○が亡くなった」といった話題も続く一方、病気、入院等、自分の身体に関わるお話が増えてきている気がします。
一応、同期の代表幹事となっている私は、今年も冒頭で挨拶と乾杯の音頭、幹事の一人の松村耕一くんから、いつもより長くしゃべって構わないと予め言われたので、今年は私としては長く(とはいっても平均よりは短い!)挨拶をしました。
1) 私個人としては、昨年2月札幌市内で転倒して左足首上の骨を2本骨折したこと。同期の数人は、「両足の骨を折った」と聞いていたと言っていました。さすがに両足骨折では松葉杖でも歩けないでしょと、正確な?!情報をお伝えしました。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32609
2) 札南学校林が、9月の台風、翌日の地震、11月の強風による被害で、数百本の樹木が倒れ、作業道をふさいだので、企画活動委員会メンバーほかが数回出動して、どうにか小型重機が通れるように復旧作業をしたこと。これから数年間はさらにその修復に時間がかかることなどを報告しました。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%9E%97%E4%BF%AE%E5%BE%A9%E3%83%BB%E5%BE%A9%E8%88%88%E4%BD%9C%
3) 今年は、高校卒業50年の節目の年、10月19日(土)の六華同窓会総会・懇親会が終了後に19時から札幌第一ホテルで記念同期会を予定していることを連絡しました。記念同期会は、10年前に登別で40年記念以来の集まりとなります。http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2450
今年は、病気から生還した同期が複数いたり、70歳を目前に、これからも私たちの話題は、孫と病気とゴルフのスコア自慢かと、笑いながらの懇談の時間でした。
歳を経るごとに年始の新鮮な気持が薄くなってきている気がしますが、今年は、昨年末に4番目の子(三男)夫婦に初めての子が生まれる大きな出来事を控え、例年にも増しその経過に集中していて時の過ぎるのを忘れていました。お陰さまで年末に無事出産を終えて、新しい年を迎えています、女の子でした。
これまであまり身内のことはこの「部屋」では語っていませんが、私にとっては4人の子(息子3、娘1)に10人目の孫(男4、女6)となりました。お年玉も経済的に(?!)大変なので、クリスマスプレゼントと兼ねて、随時渡している状況です、今の少子時代、嬉しい悲鳴とでも言うのでしょうか。
この孫たちが大きくなっていくこれからの時代、私が育ったいろいろあっても身近で戦争のなかった時代のように多様に生きられるのか、私の残り、いや今後の人生を、少しでも良き時代づくり、良き地域づくりに貢献できるように生きていきたいとあらためて決意した次第です。
今年1年、皆さまよろしくお願い致します!
今年1年、そして平成の30年間、私にとっても激動の時代でした。
今朝の北海道新聞朝刊の一面トップは、「アイヌ民族差別禁止を明記 新法案の全文判明 国や自治体に理解深める義務
(https://www.hokkaido-np.co.jp/article/263371)」。基本理念として、アイヌ民族に対する差別や権利侵害を禁止することを明記し、国や自治体が、アイヌ関連施策を実施する責務や、「アイヌの伝統等」に関する国民理解を深める努力義務を負うことも定めたそうです。
このところのアイヌに関する動きと今日の記事を読んで、私は10年前の「G8北海道洞爺湖サミット」開催時に、「G8サミット市民フォーラム北海道」の共同代表の一人として、「世界は、きっと、変えられる」をメインテーマに掲げた時の頃を思い出しました。
*詳細は、http://kamuimintara.net/detail.php?rskey=143200809t01
この「フォーラム北海道」の規約では、その目的は(1)北海道洞爺湖サミットを市民に開かれたものにすること、(2)北海道(アイヌモシリ)の問題をグローバルな視点で討論すること、(3)道内のNGO・NPOなどが一緒に活動し市民の声をサミットに反映させること、としていました。
さらに、政策提言も高橋はるみ北海道知事宛に提出していて、提言の日本文は7ページにわたり、英訳が加えられています。気候変動、生物多様性、平和・人権、貧困・開発の4分野で構成されており、「私たちが暮らしているこの島は、先住アイヌ民族が住み続けている島です。アイヌの人たちは、この島をアイヌ・モ・シリ(人間の住む・静かな・大地)と呼んできました…」という前文で始まります。(アイヌ・モ・シリのリは小文字)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下、一部引用
G8サミットはサミット(頂上)という言葉が示すように、地球規模の課題を『上から』解決しようとする場です。しかし8つの『大国』だけでこうした問題が解決できないことは、すでに明らかになっています。地球規模の課題を解決していくために必要なのは、気候変動や経済のグローバル化の影響を受ける世界の人びとと、とくに地域に生きる人たちの知恵や経験、価値観です。私たちは北海道・アイヌモシリという地域に住む住民という立場から提言を行います。
・・・「北海道・アイヌモシリは豊かな自然が今も残り、食料やエネルギーの『地産地消』が可能な島でもあります。この可能性をさらに発展させ、北海道・アイヌモシリを持続可能で平和な島に変えていくことを私たちは提案します」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用 おわり
当時は、はなはだ残念ですが当局から何の反応もありませんでしたが、10年の時を経て、冒頭の新聞の見出しのような世の中に大きく変わってきています。時間は掛かりましたが、私たち北海道からの提言は決して無駄ではなかったのでしょう。
もう一つの話題は、昨日のBSでも放映されていましたが、元日本ハムファイターズの大谷翔平選手のメジャーリーグでの大活躍です。
* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3
番組でもたくさん紹介されていましたが、アメリカでの活躍に多くの方々がその勇敢な挑戦に拍手を送り、違いを乗り越える真摯な努力と適応力を褒めたたえていました。ファン、アナリスト、メディア、ライバルチームの超一流選手たち、エンジェルス球団の幹部等、プロフェッショナルが支える一つの産業の中で、大谷翔平くんの少年のようにベースボールと向き合う姿が共感と感動を与えたと私は理解しました。「褒める文化」が実に美しい、日本のこの業界で飯を食っている連中のレベルの低いバッシングに比べて、人が育つ、育てる土壌の違いを感じました。と同時に、ここまで日本で育て上げた日本ハムファイターズ球団と栗山監督の功績も実に大きかったことを再確認しました。
以上、様々な出来事の2018年でしたが、最後に、今年の秋山財団贈呈式での私の挨拶の手元メモからの引用です。
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<日本の凋落・劣化、そして新しい担い手たちの台頭>
ひどい大人たちの惨劇
* 政府 モリ・カケ疑惑
* 経済―アベノミクスの行き詰まり・破たん
* 記録改ざん・廃棄・隠ぺい~中央官庁
* 障碍者雇用の水増し~中央官庁
* パワハラ・セクハラ問題
~元TBS山口敬之の犯罪と隠ぺい
~スポーツ:女子レスリング、日大アメフト部、日本ボクシング連盟、日本体操協会、etc
* 女子レスリングの伊調馨(かおり)と栄和人監督
* 日大アメフト部の悪質タックル問題で、内田正人監督、井上奨(つとむ)コーチ、記者会見時の広報部司会者・米倉久邦
* 日本ボクシング連盟の山根明会長(当時)
* 日本体操協会
<一筋の光>
+ スーパーボランティア尾畠春夫さん(78歳)
+ 宮川泰介(みやがわ たいすけ)日大アメフト選手
+ 体操女子 宮川紗江(みやかわさえ)選手
+ 伊藤詩織さん
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私自身、限られた時間を自覚して、少しでも社会の役に立てればなと思っています、皆さま、今年一年お世話になりました、どうかよいお年をお迎え下さい。
本来は、今年9月6日に開催予定だった「桜田一洋さんとの対話型フォーラム」、地震の影響で急きょ中止となりましたが、何とか2018年中に仕切り直しで開くことができました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【桜田一洋先生による対話型セミナー】
https://freshu.ist.hokudai.ac.jp/sakurada-semi/
テーマ:人工知能時代の新しい生命医科学 -生物の多様性に寄り添う視座ー
日 時:2018年12月18日(火)10:00~16:30
会 場:フード&メディカルイノベーション国際拠点
参加費:1,000円(資料・お弁当代含む)
主 催:実行委員会(委員長:北海道大学大学院薬学研究院 教授 市川 聡)
共 催:北海道大学(大学院薬学研究院、遺伝子病制御研究所、女性研究者
支援室、北大若手研究者の会)、旭医若者・研究者の会、
北海道医療大学、北海道科学大学、秋山財団
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様々な専門分野の様々な道内大学の若手研究者が集い、まさに「対話型」でのやり取りは大変心地よい雰囲気でした。桜田一洋さんのお人柄がにじみ出る質問へのお答え等、参加者の満足度は高かったと確信します。
午後は、円形空間で一層リラックスした雰囲気での質疑応答でした。
札幌市内の街なかにオープンした「市民交流プラザ(https://www.sapporo-community-plaza.jp/)」、その中の施設「クリエイティブスタジオ」の演劇こけら落とし公演として上演されたベケット作『ゴドーを待ちながら』は、連日満員の大盛況で昨日千穐楽を迎えました。
* 今年9月のバックヤードツアーの様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34022
今回は、それに先立ち、先週は出演者によるトークが開催され、こちらも同じプラザのビル1階「図書・情報館(https://www.sapporo-community-plaza.jp/library.html)」いっぱいのお客様でした。
初日の開場前からたくさんのお客さまにお越し頂きました。
私は今回、初日・中日・千穐楽の3回観劇しましたが、いずれも熱演・満席のお客さまで大盛況でした。これまで「不条理劇」と難しい印象の演目を、今回実に面白く演出し、大いに笑うこととなりました。Zooサロンで役者の皆さんがお話していた通りの仕上がりでした。多くの方が、ベケット作品のこれまでのイメージを変えたとおっしゃっていたのが嬉しかったですね。東京からのお二人はもちろんですが、日ごろ見慣れていた斎藤歩、納谷真大の新しい魅力も発見した作品となり、まさに札幌の新しい芸術文化の発信拠点のこけら落としとして、大成功でした!!
* Zooサロン――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34891
本公演に足を運んで頂いた皆さまに心から御礼申し上げます、今後とも北海道の演劇を宜しくお願い致します。
小森陽一さん、小川和也さんの対談「“加藤周一氏没後10年”:加藤周一さんの思考と言葉をめぐって」、戦争を止められなかった日本の知識人への問題提起、濃密な時間、戦争と日本の近代史を振り返りました。
これまでのここでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8A%A0%E8%97%A4%E5%91%A8%E4%B8%80
【 アーカイブス「加藤周一が残した言葉」 】
1) https://www.youtube.com/watch?v=8JOb_8wzORY
2) https://www.youtube.com/watch?v=uaZSsC7THdg
3) https://www.youtube.com/watch?v=lMtfmU0D5Kc
https://www.youtube.com/watch?v=thDtd9U9jNQ
小川和也(中京大学教授)さん――> https://www.chukyo-u.ac.jp/educate/letter/member/rekibun/staff3.html
小森陽一(東京大学教授)さん――> https://dokushojin.com/person.html?i=3228
対談では、お二人と加藤周一さんとの出会い・議論の積み重ね等から、加藤周一さんが残した含蓄のある言葉の数々を紡ぎだしていました。言葉から解釈できる思考の深さに、あらためて戦前・戦中・戦後を生きた人間の奥深さを感じました、以下、手元メモから順不同で拾いだします。
* 戦争を止められなかった日本の知識人
* 近代日本における知識人は、外来思想で学んでいるだけーー服を脱ぐごとく思想転換する
* 偶然にも生き残った自分、友人・中西の死、3・10東京大空襲で東大病院に運ばれる人々、終戦直後のアメリカ調査団の広島市内での被爆者調査同行体験が、彼にとって戦争と向き合う全ての始まり
* 「憤(いきどお)る」ことを失ってはいけない
* 「個人の自由な決断・意志」があって初めて「連帯」を生む: フランスにおけるレジスタンス活動
* 「国家」を越える価値を持っていないと「戦争」には反対できない
* 人ひとりを救えなくて何が国際平和か
* 2005年有明コロシアムの1万人集会(http://www.9-jo.jp/ariake/) 「1万人の人口!」
* 2011.9.11は「同時多発テロ」ではなく、「反米テロ」と言うべき
* 2011.9.11は、『ゴッド・ブレス・アメリカ』と『イマジン』が闘っている
* 2003年イラク戦争を経て、本格的憲法論議に:命を掛ける「九条」
「きたネットフォーラム2018(http://www.kitanet.org/event/2018/2018kitanetforum.pdf)」、今年は200名を越える参加者で大盛り上がりでした。テーマは、「都市のクマとヒト」〜住民と野生動物は豊かさを分かち合えるのか?環境共生とヒグマ管理の調和的実現への挑戦〜、でした。私も午後の分科会でパネリストとして登場しました、他のパネリストのお話が大変興味深く、有意義なひと時でした。
後日、記録の動画も――>
まずは当日は早朝から打ち合わせ・準備でした。
プログラム趣旨より~~~~~~~~~~~~~~~
北海道の市街地にヒグマが頻繁に出没しています。生態系の頂点であるヒグマが生存することは、自然の近さ・豊かさの象徴である一方、住民や管理者が被害を受ける危険を伴います。生物多様性保全やSDGsの理念から、ヒグマは共にこの地に暮らす仲間であり、人が平和な暮らしを願うのと同様に、野生生物の将来も保証されるべき。
大都市にヒグマが生息するという、世界に類のない状況がもたらすリスクをどう管理して安全を担保していくのか、命のせめぎ合いの最前線から共生のグランドデザインを考えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■■プログラム■■
■基調講演1:佐藤喜和氏(酪農学園大学 農食環境学群環境共生学類教授 野生動物生態学研究室)
「札幌生まれのヒグマたち―その暮らし、日々の営み、そして人や街との距離間」
札幌市街地近郊の森林で行ってきた野外調査の成果をもとに、札幌に生きるヒグマの生態や繁殖実態について紹介し、本フォーラムの話題提起でした。「柔軟なクマ」に対して「頑な人」、現在のクマの方がはるかに変化してきた環境に適応した姿であることを説得力のある論点から指摘されました。そして、札幌は、「ヒグマと共生する200万人都市!」として世界に誇るべきなのでは、と。
■基調講演2:前田菜穗子氏(ヒグマ学習センター)
「人とヒグマとの付き合い方・ヒグマ観の歴史的変化」
ヒグマという生き物の生態や魅力、アイヌに学ぶヒグマとの付き合い方、現代の人とヒグマの関係と対比させながら,臨場感あふれる素晴らしいお話でした。
(12:10〜13:10 休憩)
午後
■パネルディスカッション
「生活の場,環境保全活動・環境教育の場にもヒグマが!活動への影響と共生の展望は?」
様々な立場で北海道の自然環境と関わる方々に、昨今のヒグマ出没の影響と対応、課題などを紹介していただきました。また、どのような気構えでヒグマの存在をとらえ,活動・生活を続けていくか、行政・専門家・NPOに期待することは?などをディスカッションしました。
進行:佐藤喜和氏
パネリスト
前田菜穗子氏
早稲田宏一氏(NPO法人EnVison環境保全事務所)
山本牧氏(NPO法人もりねっと北海道 理事長)
片山綾氏(公益財団法人知床財団 公園事業係)
===情報交換会(3分科会) 北海道の環境課題===
「生物多様性」、「森林保全活用」、「環境教育」、の各分野テーマで、3つの分科会を開催します。
■分科会A 生物多様性
…札幌市民はヒグマとどう付き合っていくのか?
人口200万の大都市にヒグマなど大型の野生動物が出没する例は、世界のどこにもありません。この未知の状況、リスクに、どう対処し、新しい共生のグランドデザインをつくっていくのか。行政、施設管理者、研究者、NPOなど、最前線で問題に向き合う事例を知り、具体的な問題への対応策を探ります。
座長/長谷川理氏
運営協力/酪農学園大学環境共生学類の学生のみなさん
事例(1)札幌市のヒグマ問題、現状と対策
坂田一人氏(札幌市環境局 環境都市推進部熊対策調整担当)
事例(2)施設管理者のヒグマ対策/
今井健太氏(滝野すずらん丘陵公園滝野管理センター)
花田沙智子氏(札幌市定山渓自然の村主任指導員)
事例(3) 札幌市民は、ヒグマや野生生物との共生をどう考えているか
愛甲哲也氏(北海道大学農学研究院 准教授)
・提案とディスカッション
札幌市の現状と対策、共生グランドデザインを考える /佐藤喜和氏
コメンテータ 前田菜穂子さん・山本牧さん・早稲田宏一さん 他
■分科会B 森林保全
「市民による森づくりの成果と課題、森林関連団体の今、これから」
きたネット会員の森林保全に関わる団体を中心に、北海道の森林保全・森づくりに関わる方にお集まりいただき、活動の現状と課題についてお話いただき、これからの活動のありかた、ネットワークの役割をディスカッションします。
座長/枝澤則行氏(ふるさと美幌の自然と語る会、きたネット副理事長)
ほか
■分科会C 環境教育
「市民活動・環境教育をSDGs的思考で、さらに広いネットワークに」
市民活動・環境教育はもともとSDGs考え方で成り立っています。つながり思考、誰も取り残さない、一人一人の幸せを優先するといった考え方です。企業や行政などとの共通言語たり得るSDGs的な視点で、市民団体の活動を捉え直すことで、共感と新しい連携を促すネットワークをつくりだせるのでは?
座長/麻生翼氏(NPO法人森の生活理事長、きたネット理事)
登壇者/
秋山孝二氏(北海道経済同友会幹事・公益財団法人秋山記念生命科学振興財団理事長・一般財団法人札幌南高等学校林理事長)
廣瀬岳史氏(No Maps実行委員会 事務局長)
ビアンカ・フュルスト氏(NPO法人八剣山エコケータリング 代表)
佐竹輝洋氏(札幌市環境局環境都市推進部 環境計画課調査担当係長)
それぞれの方のプレゼンは本当に興味深かったですね。私からはグローバルマネーの昨今の状況について、ESG投資等についてキーワードを紹介しました。
■伝え、拡げるために 全体情報交換会
フォーラム参加者の交流と情報交換の場となりました。定森さんのこのプロジェクトは、秋山財団のネットワーク形成事業にも採択になっています。
* http://www.akiyama-foundation.org/history/history_09
プロジェクト名 | 中間支援センター等の連携を通じたNPOによる被災者支援へ |
代表者 | 佐藤 隆(サトウ タカシ) NPO法人北海道NPOサポートセンター 事務局長 |
概要 | 道内のNPO支援センターによる、相互的な、被災者支援活動の支援ネットワークを構築することで、道内で災害が起きた際にNPOによる被災者支援活動を支援できる体制を構築する |
助成期間 | 2018年度~2020年度 |
【話題提供】得意分野を活かす〜市民は自然災害の際にどんな役割を果たせるのか
定森光氏(北海道NPOサポートセンター)
【進行】内山 到(公益財団法人北海道環境財団、きたネット理事)
宮本 尚 (きたネット理事)
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フォーラムの後は場所を移して交流会も大人数で開催できました。午前・午後・夜と一日濃密な交流は、大変有意義なひと時となりました、北海道に住む方々の見識の高さにあらためて感動しました。
愛生舘サロン(http://aiseikan.net/salon)12月例会は、利酒師の中村先生による「美味しい日本酒に出合うためには」のお話と日本酒の飲み比べでした。少しすると「お話よりも早く飲ませて」の声がかかったり、皆さん待ちきれない様子。そしてやっと日本酒が口に入り、最初はまさに飲み比べですが、だんだんいろいろなお酒を飲んでいると、私は比べる感覚は鈍くなり、いつもと同じに、「ただ飲んでいるだけ」状態になっていきました。
翌日は、高校の大先輩の安井先生からお誘いがあり、札幌第一ホテル(https://sapporo-daiichihotel.co.jp/)で、国稀酒造(https://www.kunimare.co.jp/)の新酒お披露目会にお相伴でした。国稀フェアも開催中です。
* https://sapporo-daiichihotel.co.jp/event_news/img/kunimare18.pdf
神式で厳かに鏡割り。
儀式の後は、新酒の升酒で飲み初め!!お代わりもしてしまいました。
今年80歳を迎える安井先生の同期の皆さんと第一ホテルで永年務められた料理長とも懇談できました、皆さん実にお元気でした。
12月というととかく巷はクリスマスムードで溢れていますが、今年は日本酒三昧の師走となりました、凄く良かったです!
今年の「札幌劇場祭TGR(http://www.s-artstage.com/2018/)」も大盛況で幕を閉じました。若い劇団の登竜門として、しっかり札幌の地に定着した感じです。先日は、授賞式が開催されました、昨年から「公開審査会」ではなく「授賞式」として再出発しているようです。それぞれの作品に対する審査員からの講評が聞かれず少々物足りなくはありましたが。
【これまでの私のアートステージ・TGR記事】
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%8A%87%E5%A0%B4%E7%A5%AD
ここまでのイベントにご尽力された札幌劇場連絡会の現会長・斎藤ちずさんが授賞式で冒頭にご挨拶されました。
私は、今年は数本しか観劇できませんでしたが、若い方々の舞台表現、今年もたくさんの観客を魅了したようです。
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◆今年の受賞作品一覧◆
【大賞】
世界エイズデー札幌実行委員会 世界エイズデーシアター「TEA FOR TWO~二人でお茶を~」
http://www.sartstage.com/2018/tgr/list/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA%E
【優秀賞】
劇団こふく劇場 「劇団こふく劇場第15回公演 ただいま」
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E5%8A%87%E5%9B%A3%E3%81%93%E3%81%B5%E3%81%8F%E5%8A%87
【優秀賞】
空宙空地 空宙空地3都市ツアー札幌公演「轟音、つぶやくよう うたう、うたう彼女は」
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%85%AC%E6%BC%94%EF%BC%9A
【審査員賞】
RED KING CRAB「ガラスの動物園 The Glass Menagerie」
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/red-king-crab
【審査員賞】
旅木演劇工房 「丘の上の桜の木に」小島瑚乃美さん」※俳優賞は大賞エントリー作品の出演者からの選出になっているため、特別賞での受賞です。
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E6%97%85%E6%9C%A8%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%B7%A5%
【新人賞】
演劇家族スイートホーム「裸足でベーラン」
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%82%B9%
【俳優賞】
木山正大(RED KING CRAB)「ガラスの動物園 The Glass Menagerie」
村上義典 世界エイズデーシアター「TEA FOR TWO~二人でお茶を~」
◆TGRの首位打者2018◆
☆平均評価数4.88で、人形劇団ぱぺっとグース「人形劇「舌きりすずめ」ほか」
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E5%8A%87%E5%9B%A3%E3%81%B1%E
◆TGRのホームラン王2018◆
☆1700個で、トランク機械シアター「ねじまきロボットα~バクバク山のオバケ~」
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/list/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%A9%
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札幌で活動する若手演劇人のスキルアップを目指す人材育成企画「TGRアカデミー」は素晴らしいですね。
「TGRアカデミー生」韓国レポート
「札幌劇場連絡会奨学制度~TGRアカデミー」は、札幌で活動する演劇人のスキルアップを目指す人材育成企画です。今年度は、2018年10月に韓国ソウルで開催される「2018大学路(テハンノ)小劇場祝祭」にて国際的な演劇フェスティバルの舞台裏を視察し、現地スタッフとの交流会に参加していただきました。
【TGR2017札幌劇場祭大賞作品】yhs「白浪っ!」の仕込みや上演の様子、そして韓国での演劇・アートの現場を実際に見て、体験したことをレポートとしてまとめてもらいました!
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今年度のアカデミー生の兼平瞳さんは、現在、北海道教育大学 岩見沢校でアートマネジメントを専攻している学生さんです。また、d-sapのメンバーとしての活動も行っており、d-SAPのHPでもレポートをアップしています!
◆TGRページの概要レポート
http://www.s-artstage.com/2018/tgr/news/266
◆d-SAP レポート記事
http://d-sap.com/kanehira-tgracademy/
(公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)のシンポジウムが東京で開催されました。私はこの財団の評議員を務めています。
当日、プログラム ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新公益法人制度施行10周年記念シンポジウム ~市民社会へのインパクトと今後の展望~
主催団体:(公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)
共催団体:(公財)助成財団センター(http://www.jfc.or.jp/)、(公財)さわやか福祉財団(https://www.sawayakazaidan.or.jp/)
新公益法人制度が施行されて平成30年12月1日で満10年を迎え、この10年間で公益法人をめぐる社会環境はどう変化したのか。 公益法人制度改革が市民社会にもたらした影響、課題は何か。 制度改革後の民間公益セクターの役割と展望について今後の民間公益セクターの皆様と共に考え、提言活動に繋げたいとの趣旨です。
【 プログラム 】
* 主催者挨拶 雨宮 孝子 氏 (公財) 公益法人協会理事長
* 来賓挨拶
山下 徹 氏 内閣府公益認定等委員会委員長(元株式会社NTTデータ社長)
二宮 雅也 氏 経団連企業行動・CSR委員長(損害保険ジャパン日本興亜株式会社会長)
* キーノートスピーチ
「10年の回顧と今後の展望」 堀田 力 氏 さわやか福祉財団会長
* 調査報告・提言
①公益法人制度改正要望の検討 雨宮 孝子 氏 公益法人協会理事長
雨宮たか子 理事長
②制度改革が助成財団に及ぼした影響等の調査結果 蓑 康久 氏 住友財団常務理事
* パネルディスカッション「公益法人制度改革とこれからの公益法人」
司会 太田 達夫 (公財)公益法人協会会長
パネリスト
岡本 仁宏 氏 関西学院大学教授・日本NPO学会会長(https://researchmap.jp/read0135525/)
片山 正夫 氏 (公財) セゾン文化財団理事長(http://www.saison.or.jp/)
岸本 幸子 氏 (公財) パブリックリソース財団専務理事(http://www.public.or.jp/)
田中 雄一郎 氏 朝日新聞社論説副主幹(https://www.asahi.com/corporate/)
山岡 義典 氏 (公財)助成財団センター理事長(http://www.jfc.or.jp/)
* まとめ & 大会宣言 鈴木勝治 公益法人協会副理事長
* 閉会挨拶 田中 皓 助成財団センター専務理事
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10年前のシンポジウムにも私は参加しました。
http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=174
あれからのあっという間の10年でしたね。課題は山ほどありますが、それでも日本における「民が担う公共」は、確実に前進していると私は思っています。これからも一歩一歩前に進んでいきたいものです。
枝廣淳子さんが主宰するイーズ「企業・団体パートナー異業種交流会」、第52回『「海洋プラスチック問題」~企業はどう対応すべきか』が開催されました。この数年、私自身はかなり高い出席率になって、今の課題に向き合っています。
これまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%BA
今回は、環境省の環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室の井関勇一郎係長から『環境省担当者に聞く「海洋プラスチック問題」~企業はどう対応すべきか』をテーマに、プラスチック循環戦略案の背景を始め、国内外の動向、バイオプラスチックの違いなど、細やかな解説でした。また、枝廣淳子さんからも、プラスチックの問題を「Source(供給源)」と「Sink(吸収源)」という環境問題を見るときのフレームを紹介したり、「今日の問題の対処が、明日の問題を作り出す」という視点で、プラスチック問題と根本的に向き合い、問い直す必要性についてのお話を聞くことができました。その他、井関さんがご担当されている、「プラスチック・スマート」キャンペーンは下記サイトに詳しく載っています。
「プラスチック・スマート」キャンペーン――> https://www.env.go.jp/press/106073.html
海洋プラスティックについては、一昨年の香港、昨年のシンガポールで開催されたフォーラムでも、「持続可能な海洋」をテーマに、海外の方々が大きな問題意識を提起していましたが、私自身はその時、しっかりは受け止めてはいませんでした。先日の会でも枝廣さんが、「今年1月の年始のこの会で、向こう1年のテーマを列挙した時に、この『海洋・マイクロプラスティック問題』は挙げられていなかったですよね』とのお話も。私も年初の会に参加していましたが、海外のフォーラムで聞いていながら、自分自身の中でもきっちり消化されていなかった、そんなテーマでした。国際社会と身近な課題のギャップを痛感しましたね。
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28017
今回、新たなメンバー複数とお話ができたこと、来年以降も楽しみな集まりとなっています。
(公社)日本技師会北海道本部(http://www.ipej-hokkaido.jp/)社会活動委員会主催の講演会で、日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏先生がご講演をされました、テーマは、『超高齢・少子・人口減を迎える災害大国日本で生きるために』でした。
* 根本昌宏先生の記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E6%98%8C%E5%AE%8F
「Ring of Fire」と呼ばれる地域の日本では、あらゆる自然災害は想定内として日常生活を送らなければならい、冒頭にまずその認識の重要性を語りました。
そして、さらに北海道では、冬の災害を想定した様々な取り組みを実証実験の結果から提起し、今後の北海道の防災計画等にたくさんのヒントを与えて頂きました。
途中休憩時には、根本先生自ら防災用具を使ってのご説明。多くの参加者が耳を傾けていました。
最後は、今年9月の台風・地震による長期の停電等のような災害に備えるためにも、自宅に確保しておきたい備品と注意事項についても言及されました。
根本昌宏先生は、これまでの様々な場でお話をされていますが、毎回進化した内容になっている一方、今回は、以前秋山財団のご紹介で講演を行った連合町内会・宮の森明和会の関係者も3名お越しになっていました。地域と実証実験と行政等がコラボレーションして、北海道における災害時の対応を準備しておきたいものですね。秋山財団のネットワーク形成助成事業が、少しでもお役に立てばと心から願っています。