第二回INAZOサミット(下)

Posted by 秋山孝二
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 大友啓史監督(http://keishiotomo.com/)は、『龍馬伝』ほかの作品でも有名ですが、翌日、今回の実行委員会で中心的に活躍した工藤哲人さんがFacebookに書いています。

主な映画作品:『ハゲタカ(https://movie.walkerplus.com/mv38071/)』、『るろうに剣心(https://movie.walkerplus.com/mv48497/)』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~工藤さんのFacebookから

 今朝の岩手日報13面の文化欄にINAZOサミットの記事が掲載されています、ありがとうございます。文化に貢献したイベントという評価ですね。うれしいです。大友監督は、龍馬より稲造についてより熱く語り始めています。

 龍馬も稲造も経済的にプラスの仕事をしたのも共通点ですし、国際的な偉人として小学校の道徳の副読本にもこの2人が登場してます。思いを遂げられずに亡くなったところも似てるかな。稲造さんの方が長生きした分、いろんなことをやれたので功績がぼやけてます。

 記事にはないですがトークショーでは、剣心と稲造の比較論を監督が真面目に語ってます。あすのプライムニュースで特集します。お楽しみに。

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 『武士道』に対して、今後は『平民道』についても興味があるともおっしゃっていました。

龍馬と稲造

龍馬と稲造

 札幌からの私たち「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会(http://nitobe-enyu.org/)』は、三上節子さんが今年もブースで記念館建設寄付のご案内他を致しました。トークショウの中で、ふじポンが舞台を降りてきてご紹介してくれました。

札幌からのブースで

札幌からのブースで

 最後には、プレゼンを終えた私も含めて、全員が登壇し、来年の第三回に繋げる宣言もされました。

最後は登壇者全員で

最後は登壇者全員で

 後片付けを終えて、花巻市内、その後盛岡に移動しての懇親会と、余韻を楽しむひと時でした。工藤哲人さんは「BUSHIDO」T-シャツで最後まで熱く新渡戸を語っていました。

懇親会で岩手めんこいテレビの工藤哲人さん

懇親会で岩手めんこいテレビの工藤哲人さん

 翌日、私は朝早くに盛岡を経ち仙台経由で札幌に帰りましたが、やはり岩手山と北上川は盛岡のシンボルですね。来月15日は、新渡戸稲造「命日祭」で、私はまた盛岡を訪問する予定です。今回、花巻、盛岡ともに新渡戸稲造記念館等を見学する時間がなかったので、来月はじっくり時間を掛けて向き合ってこようと思っています。

翌朝は快晴の盛岡

翌朝は快晴の盛岡

第二回INAZOサミット(中)

Posted by 秋山孝二
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 さて、花巻東高を経て、少し早めに会場準備の手伝いと思って「JAいわて花巻総合営農指導拠点センター(https://www.jahanamaki.or.jp/index.html)」に行ったところ、実行委員会メンバーがすでに汗をかいて机・椅子を並べていました。

会場には机・椅子も並べられ

会場には机・椅子も並べられ

 今年のプログラムも内容満載です、司会は岩手めんこいテレビの工藤哲人さんと岩手のアイドル・ふじポンです。

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【 特別上映 】

「映画監督・大友啓史と旅する新渡戸稲造の青春~ドイツ留学と武士道~」

https://www.youtube.com/watch?v=gsPPkOaeQgU

【 オープニング 】

岩手高校国際交流部 2年 大下剛夫  1年 浅沼宙

http://www.iwate-jh.ed.jp/

「目指せ、Inazo!真の国際人!我ら、世界の架け橋とならん!!」

【 第一部 基調講演 】

大友啓史 映画監督

「映画製作から見た『武士道』の魅力と可能性」

【 第二部 トークショウ 】

「新渡戸稲造が世界に架けた橋を渡ろう!」

映画監督 大友啓史

(一財)新渡戸基金 理事長 藤井茂

http://www.nitobe.com/

コーディネーター 岩手めんこいテレビ 工藤哲人  岩手のアイドル ふじポン

http://www.menkoi-tv.co.jp/top.html

http://blog.fujipon.info/

【 第三部 活動報告 】

新渡戸文化高等学校 教諭 片岡鉄平

https://www.nitobebunka.ed.jp/high/

(一社)新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会 代表理事 秋山孝二

http://nitobe-enyu.org/

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第二回INAZOサミット(上)

Posted by 秋山孝二
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 昨年11月、札幌で初めて開催した「INAZO サミット(http://nitobe-enyu.org/summit_movie/」は、今年、花巻で第二回が開催となり、昨年から繋がって、言い出しっぺの私としては大変嬉しかったです。

当日ポスター

当日ポスター

< 昨年の様子 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32030

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32056

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=32087

 この10年来、盛岡訪問はかなりの回数になっていますが、花巻市内はあまり行く機会がなく、今回、午後1時からの開始に先立って、JR花巻駅から歩いて会場までの道すがら、札幌から参加の遠藤大輔クンと一緒に、街中の壁画、神社、そして花巻東高校を散策しました。

 駅の坂を下りて、まずは「未来都市銀河地球鉄道壁画(https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022876-d8262101-Reviews-Future_City_Galaxy_Earth_Railway_Mural-Hanamaki_Iwate_Prefecture_Tohoku.html」。

日中の壁画

日中の壁画

 たまたまその日の夜、駅に向かうタクシーから見た夜の壁面はかなり幻想的でした!

 続いては「花巻神社(八幡寺跡)https://www.hanamaki-jinja.com/

八幡寺跡

八幡寺跡

 その後は、釜石線、東北本線の陸橋を渡り、会場から300メートル離れた「花巻東高校(http://www.hanamakihigashi-h.jp/」です。私は県立だと思っていたら、私立高校なんですね。「花巻市学園都市構想」の一環で、昭和57年に谷村学院高等学校と富士短期大学附属花巻高等学校(前身は花巻商業高等学校)が全国でも稀な私学同士の統合が行われたそうです。HPでは、「本校の教育方針の基本は、建学の精神である『感謝・報恩・奉仕・勤勉・進取』を生かした心豊かな情操を持ち、礼儀を重んじる品格ある人材の育成にある」と謳われています。

 隣地の市民野球場と一体化の、広大な敷地の中に堂々たるたたずまいは素晴らしいです。すれ違った野球部の生徒たちと言葉を交わし、大谷翔平クンを彷彿させる礼儀正しさにさらに感動した次第です。

岩手から日本一!

ネット裏観客席も整備

バックネット裏観客席も整備

 この観客席には、「ビデオ・カメラ撮影はご遠慮ください」の注意書きも、さすがですね。野球場の隣には道路を挟んで雨天練習場、サッカー場等も整備されていました。

 しばしの時間、小雨の中でしたが、人材育成の背景を垣間見た気持で、有意義なひと時に感謝でした。