木朝会 第362回

Posted by 秋山孝二
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 木朝会の第362回は、札幌大谷大学社会学部地域社会学科の太田稔先生のお話、「持続可能な社会から見た経営学」でした。

* 木朝会のこれまでの記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%9C%A8%E6%9C%9D%E4%BC%9A

講師は

講師は太田稔先生

 太田先生は、長く市民活動の現場でのご経験が豊富で、アカデミックセクターでのご活躍を期待したいですね。病院経営は、まさにコミュニティのインフラであり、「持続可能」の概念は特に経営の基軸にあるべきものなのでしょう。

「持続可能」について

「持続可能」について

 「SDGs」、「ESG投資」、「インパクト評価」等、昨今のグローバルな新しい動きについて、経営の視点から情報満載のお話でした。病院経営も社会の変化を敏感に受け止めて、時代のニーズに合った経営を求められているのでしょう。当日司会の大橋先生から、「以前、孝二さんが話をした『グリーンボンド』にも通じるものですよね」と話を振られたので、少し説明をしました、大橋先生はよく覚えていらっしゃったと思います。

< グリーンボンド関連のこれまでの記事 >

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34107

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36262

秋山財団講演会・贈呈式 2019(上)

Posted by 秋山孝二
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 今年の秋山財団(http://www.akiyama-foundation.org/)特別講演会、贈呈式も盛会裏に終了しました。近いうちにHP上に当日の模様が動画でアップされると思います。

* http://www.akiyama-foundation.org/wp-content/uploads/2019/08/8b847b9037b75761ed895e5c702db91d.pdf

秋山財団特別講演会 2019

秋山財団特別講演会 2019

< 受領者からのメッセージ >

* 『 子育てに関する問題を神経科学の視点から解決したい 』 室井 喜景 様(帯広畜産大学獣医学研究部門 准教授)

* 『 産後の健康・体力回復の場の促進と SDGs 』 寅嶋 静香 様( ハハラボラトリー 代表)齋藤 寛子 様(ハハラボラトリー 役員)

* 『 サルコペニアと膵癌 ―From bench to bedside を目指して― 』 佐藤 裕基 様(旭川医科大学内科学講座 医員)

< 特別講演会 >

講師:松井 博和 様(北海道大学名誉教授)  演題: 『 未来を創る科学者の役割 』

私が座長

私が座長

松井博和先生のご講演

松井博和先生のご講演

 松井博和先生のお話は、ご自身の豊富なご経験から、市民・社会と研究者との合意形成等、大変示唆に富むお話で感動しました。札幌農学校、新渡戸稲造博士の理念にも言及され、さらに札幌遠友夜学校記念館設立の活動のご紹介もして頂きました。科学技術と社会との融合について、これほど明確なお話は初めてのことです。

 松井博和先生、お忙しい中、誠にありがとうございました。

* これまでの関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E8%B4%88%E5%91%88%E5%BC%8F

経済同友会全国フォーラム 2019(上)

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 今年の経済同友会(https://www.doyukai.or.jp/)全国フォーラムは第32回目を迎え、新潟市で開催されました。

 これまでの記事ーー>

* 2018 宇都宮 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33001

* 2017 仙台(上) http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29637

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29643

* 2016 岡山 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26260

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=26325

* 2015 金沢 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=23132

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=23136

* 2014 静岡 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%81

* 2013 盛岡 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=16803

* 2012 富山 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12630

http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=12606

* 2011 福岡  http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=8221

* 2010 高知 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=3911

* 2009 札幌 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=1272

久しぶりの新潟

久しぶりの新潟

 各分科会議長の報告では、「Society 5.0」、「オープンイノベーション」、「SDGs」、「ESG投資」、「人生100年時代」、さらには「ローカル to ローカル」のキーワードも盛り込まれ、これまで私自身が参加してきたいくつかのワークショップと近い議論も多く、大変興味深い内容でした。

会場は1,300人の経営者でいっぱい

会場は1,300人の経営者でいっぱい

分科会議長の報告

第3分科会小林いずみ議長の報告

 続いて、小林喜光代表幹事のご登壇、今年6月で代表幹事を退任されるので最後のお話となりますが、素晴らしい総括と鋭い問題提起でした。

* https://www.doyukai.or.jp/chairmansmsg/pressconf/2019/190417_1623.html

厳しい現状認識からの展望!

厳しい現状認識からの展望!

サステナブル・ブランド @ お台場(下)

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 二日目は、同時開催の「未来まちづくりフォーラム(http://www.sustainablebrands.jp/event/sbt2019/miramachi_02.html」に参加しました。

<オープニング・トーク「持続可能な未来まちづくりを目指す」>

片山 さつき 氏 内閣府特命担当大臣(地方創生)
阿部 守一 長野県知事(SDGs未来都市である県知事)
笹谷 秀光 実行委員長

長野県知事

阿部守一長野県知事

<キーノート・スピーチ「プラチナ社会に向けて」>

小宮山 宏 三菱総研理事長

 「プラチナ社会(http://platinum.mri.co.jp/」について、21世紀の社会的課題を解決、それを公共事業ではなく、産業化することで新しい産業と雇用を創出することで持続可能な社会システムを確立する。 これが課題解決先進国への道筋として、「プラチナ構想(Platinum Vision」と名付けて、日本が世界に先駆けて実現しようと、熱く語られました。

小宮山先生

小宮山宏さん

21世紀モデルは資源自給

21世紀モデルは資源自給

* 21世紀モデルは「資源自給」、そして「プラチナ社会」のキーワードは、「自由」と「多様性

* 「地方創成」が「日本創成」 ネットワーク化

~~ 再生可能エネルギー

~~ 農林水産業

~~ 観光

小宮山宏 著『新ビジョン2050』 http://www.platinum-network.jp/publishing/2050/

 続いては地方創生とSDGsについて、現場で奮闘されている方々のお話でした。

<スペシャル・シンポジウム「地方創生SDGs最前線」>
地方創生SDGs官民連携プラットフォーム(http://future-city.jp/platform/」幹事の村上周三氏、SDGs未来都市の太田昇岡山県真庭市長、田中理沙氏の事業構想の視点、笹谷秀光実行委員長の進行で関係者連携の展望を議論しました。

阿部 守一 長野県知事
太田 昇 岡山県真庭市長
村上 周三 一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長
田中 理沙 学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 学長
笹谷 秀光 実行委員長(ファシリテーター) 他

事例トーク

事例トーク

真庭市長

太田昇真庭市長

里山資本主義!

里山資本主義!

 SDGsと里山資本主義が見事に繋がり、これまで点・地域の活動が一気にグローバルな課題へと進展し、多くの世界の活動とのコラボレーションを予感させてくれます。

 今回、残念ながら時間の都合で私は途中退席でしたが、幅広いプレーヤーが一堂に会して議論をする、素晴らしい機械に参加することができて嬉しかったです。

サステナブル・ブランド @ お台場(中)

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 1日目のランチセッションは、スカイプで世界三都市とのネットワーク議論でした。

三極中継セッション

ピーター D. ピーダーセンさん

 プログラムサマリーから引用~~~~~~

 2030年-2050年を見据えると、人類は複数の厳しい「生存のボトルネック」に直面し、4つの分野における「革命的なイノベーション」を起こす必要があります。「食と農業」、「水」、「サーキュラーと資源利用」、そして「エネルギー・気候変動」における「4つの革命」をどのようにして加速するかにメスを入れます。本セッションでは、オンライン会議システムを通じて、アジアおよび南米の次世代イノベータ―と直接つなぎ、2019年から始動するグローバル・イノベーション・チャレンジについて具体的に紹介します。

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4つのテーマ

4つのテーマ

コロンビアとスリランカから

コロンビアとスリランカから

プロセス

プロセス

「問題・課題」から「挑戦」へ

「問題・課題」から「挑戦」へ

 続いて、午後の最初のセッションはESG投資をはじめ、グローバルな資金のホットな話題、撮影禁止でしたので、写真はありませんが、各方面からの「今」のお話が刺激的でした。ESGレーティングほか、時代はどんどん先に進んでいく様子を垣間見ました。

<投資先をリ・デザインするESG>
【Facilitator】
* 大和総研調査本部研究主幹
河口 真理子
【Panelist】
* MSCI Inc. ESGリサーチ エグゼクティブ・ディレクター
鷹羽 美奈子
* 金融庁国際室国際室長
池田 賢志
* ロイドレジスタージャパン株式会社 取締役
冨田 秀実

続いてのセッション:

SDGs は、今が旬?

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 昨年から今年にかけて、「SDGs(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html」についてのフォーラム、シンポジウム、ワークショップが花盛り。NGO等の市民活動ばかりでなく、経済団体等の企業の中でも今、議論が盛んです。

 私なりにこのテーマには、注目をしてきていて、これまで、様々な集まりに参加しています。

* これまでのSDGs関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=SDG%EF%BD%93

 そして、今年3月、秋山財団も協賛してのイベント、その第一回が札幌で開催されます。中高生が主体的に作成した映像も多く応募があり、当日が楽しみです。

秋山財団も協賛!

秋山財団も協賛

https://www.sdgs.world/award_ceremony?fbclid=IwAR1Xgh0y-0kgMpjtxQu7wKSg1lgFsJX7QZTRpCY9pqOLcrt-qFP_mNN221o

< 当日プログラム >

メッセージ『SDGsで変える持続可能な未来(仮)』
国谷 裕子 キャスター/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授

15:10―15:25
SDGsクリエイティブアワードについて
水野 雅弘  SDGsクリエイティブアワード実行委員長

15:30―17:00
「第1回SDGsクリエイティブアワード表彰式」
入賞作を上映、制作者を表彰

17:20―17:30
SDG16:平和と公正「高校生平和スピーチ」
庭田 杏珠  国際平和映像祭(UFPPP)2018 学生部門賞

17:30―18:15
「特別対談セッション」
蟹江 憲史  慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授
国谷 裕子  キャスター/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授
堅達 京子  NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
菱川 勢一  映像作家・写真家/武蔵野美術大学教授

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朝日地球会議 2018 (下)

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 翌日のセッションは、当初登録していたものを変更しました。と言うのは、前日頂いた最新のプログラムを見ると、私の30年来の友人である箕輪睦夫さんが講演することが分かり、そちらの会場に行きました。

 この日の最初の対談は「ドーナツ経済学」で注目されているケイト・ラワースさんのプレゼンと対談でした。

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対談「ドーナツ経済学から見える世界」

 世界経済は、社会的不平等の増大と環境破壊の悪化を避けなければ立ちゆかなくなる。このことをドーナツになぞらえて警鐘を鳴らしているのがラワース氏だ。ドーナツの外円は地球環境を破壊せずに発展する経済活動の上限、内円は貧困や格差を増大させるライン。二つの円に挟まれている領域こそが、公正で持続可能な経済活動なのだという。人類はどうすればこの二つの境界線の間、ドーナツの「身」の上で暮らすことができるのか。今年日本語訳が出版された著書「ドーナツ経済学が世界を救う」の内容を軸に、われわれは何をすべきか、何ができるかをラワース氏が語る。

ゲスト

  • 経済学者、オックスフォード大学環境変化研究所 上級客員研究員 ケイト・ラワース
聞き手

  • 朝日新聞SDGsプロジェクト担当専門記者 北郷 美由紀
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ここでの私なりのキーワード

* 空港に到着して、日本では「ドーナツ」というよりも「バウムクーヘン」の方がぴったりかな、と?

* 20世紀型企業は金銭的価値が中心、21世紀型企業は地域・社会への貢献の価値へ

* これまでの経済は、着陸を考えていない飛行機

* 9つのプラネタリー・バウンダリー(外円)

* デザインの二つの原則 1) 環境再生産型(例:フェアフォン) 2) 環境再分配型(例:モイエコーヒー)

* 20世紀を振り返る――>富の集中、21世紀は分配を想定しての活動、目的を持ったテクノロジー(例:エネルギーにおける集中型からネットワーク型へ、コミュニケーションにおける分散型へ、ブロックチェーン)

* ドーナツの内側にいる人々を引き上げる活動――>各国間の関係を変える(貿易、債務、税、等)

* 21世紀型とは、個人がたくさんのアイデンティティを持つこと:「消費者」だけではないはず

* ESG投資は、見返りだけでなく将来世代のため

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 続いては昨今、日本でもやっと話題になってきているESG投資とSDGs経営についての討論でした。

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パネル討論「本格化する日本のESG投資とSDGs経営」

 長期投資をする際に、環境や社会問題、企業統治への取り組みを判断材料にするESG投資が、日本でも急速に拡大している。安定的なリターンを得るためには、ESGを無視していては立ちゆかない。このことが、欧米に遅れを取ってきた日本でもようやく浸透してきたようだ。経営戦略としてSDGsに取り組む会社も規模の大小を問わず増えている。世界や日本国内のお金のまわり方は、これからどうなっていくのか。気候変動、資源循環、ジェンダー、働き方などの問題に、金融機関や企業はどう取り組んでいくべきなのか。国内外の抱える課題と今後の展望を議論していく。

パネリスト

  • モニター デロイト ジャパンリーダー・デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員 パートナー 藤井 剛
  • 企業年金連合会運用執行理事・チ-フインベストメントオフィサ- 濱口 大輔
  • CDP事務局ジャパンディレクター、PRI事務局ジャパンヘッド 森澤 充世
コーディネーター

  • 朝日新聞編集委員 石井 徹
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 それぞれ専門分野からのメッセージは、やっと日本でも話題になってきた感があり、面白かったですね。世の中、マスメディアでは「アベノミクス効果」とか言っていますが、「防災対策」の急務、今の株高一辺倒の政策の行き詰まりと誤りを鋭く指摘していた濱口大輔さんの発言に賛同します。早く不都合な真実を認めて目を覚まさなければ、日本の沈没は後戻りできなくなります、そんな危機感を再確認した私です。

* この1・2年、日本でもESG投資が本格的に議論されてきたーー>SDGs経営とESG投資との組み合わせ

* 日本の場合、企業のコーチとしてのステークホルダーが欧米と比較して未熟

* 今の日本の課題の最優先は「防災に対する対策」、次に「労働人口減少への対応」

* 現在の日本の国債市場は極めて異常、中央銀行保有率が76%(アメリカ11%、EU15%)ガバナンスを取り戻す時期~日本の「不都合な真実」であり、この解消に正面から向き合わなければ本来のESG投資には向かえない

* 株式投資を政策手段にしているのは日本だけ――>浮動株率はますます下がっている(安定?株主35%)

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パネル討論「がん患者と装い~アピアランス(外見)ケアの効果とは」

 2人に1人が「がん」になる今、治療しながら働いたり家事をしたりする人たちが増えている。病気になってからも続く「日常」の意義を実感した人々が「よりよく生きたい」と様々な活動を始めており、その一つに「アピアランス(外見)ケア」がある。メイクやファッションなど、もともと培ったスキルに自身の患者経験から学んだ視点を加えて、仲間を励まし情報発信する乳がんサバイバー2人に、「装い」の効果と重要性について解説してもらう。

パネリスト

コーディネーター

  • 朝日新聞文化くらし報道部記者 高橋 美佐子
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 午後からは、雰囲気が大きく変わって「がん患者と装い」です。このセッションは、当日急きょ変更して参加したのですが、お二人とも乳がん手術から立ち上がり、私にとっては大変衝撃的で、お聞き出来てよかったとおもいました。終わってから手元メモはほとんどなく、それ程3人のセッションにのめり込んでいました、素晴らしかったです。

* 「なぜ自分ががんに」と、最初はその理不尽さを受け入れ難かった

* カードゲーム「ババ抜き」でジョーカーを引いた感じ、ゲームを変えなければいつまでもジョーカー

* これまでの「病院」ではいつまでも「患者さん」のまま

* 無人島では起こり得ない様々の課題、人と人との関係の中で前向きに解決していく

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特別講演「身近な取り組みが『笑顔』とともにグローバルな広がりへ」

  • アデランス 執行役員 海外事業本部副本部長 グローバルCSR広報室担当 箕輪 睦夫
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 続いては、アデランス(株)の箕輪睦夫さんのお話、本当に素晴らしい内容でした。箕輪睦夫さんについては、これまで何回か書いています、年下ではありますが、私の尊敬する友人です。

箕輪睦夫さん――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E7%AE%95%E8%BC%AA%E7%9D%A6%E5%A4%AB

 アデランスの取り組みは、まさに21世紀的なもので、それも本来日本企業が基本として持っていた「三方よし」の概念であること、そこから始まるプレゼンは、一人一人の命と真正面から真摯に向き合う姿を感じ取り、前のセッションとともに感動で震えました。

 最後に、塩崎涼子さんの「TOKIMEKU JAPAN(https://www.tokimeku-japan.com/」HPより引用します、新しい時代の到来を感じました、ありがとうございます!

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【幸せに生きること】

人生における小さな『トキメキ』を積み重ねること。

どんな時も『自分らしく』生をまっとうすること。

例え命の期限が決まっていたとしても、

最後まで『自分らしく』生きること。

私たちはそれが、『幸せに生きること』だと提案します。

病気で辛い治療が続いても、年をとって身体が動かなくても、

身体と頭が思うように動かなくなっても、人は、

桜が咲けば美しいと感じ、手をつなげば温かさを感じます。

心はどんな時でも、動いています。

だから、心に響く『トキメク気持ち』を届けたい。

私たちは、センスと感性。そして、本気の想い。を武器に

世界中の逆境を抱える人へ。今、この一瞬のトキメキをお届けします!

SDGs北海道アクション、キックオフ!

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 「SDGs北海道アクション 連続講座(https://www.facebook.com/SDGs.HOKKAIDO/」の初回が開催され、180名を越える参加者で大盛況でした。数年前は、まだまだ一般的には浸透していなかった「SDGs」、北海道からも発信が始まっています。

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★主催者あいさつ
SDGs北海道アクション 呼びかけ人 加納尚明 https://www.facebook.com/SDGs.HOKKAIDO/
★講演 SDGsのいろは
RCE北海道道央圏協議会 事務局長 有坂美紀氏 http://rce-hc.org/
★SDGsでつながろう!活動プレゼン
1. NPO北海道club 宮澤洋子氏 https://sapporo-machizukuri.com/org/4364
2. 北海道CSR研究会 上島信一氏
3. NPO法人北海道エンブリッジ 浜中裕之氏 http://en-bridge.org/
4. 須藤、東、芹澤(札幌聖心女子学院中学高等学校)

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180名を越える参加者

180名を越える参加者

会場内にはロゴも

会場内にはロゴも

有坂さんの基調講演

有坂美紀さんの基調講演

国際社会の流れ

国際社会の流れ

地域から感じる違和感も

地域から感じる違和感も

 17の課題と地域の課題をどうリンクし、自分たちの活動の立ち位置を認識することが今後重要なのでしょうね。昨年(2017年)秋山財団で策定した「第8期中期五か年計画」おいても、以下のように記載しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~一部抜粋

1. 活動目標及び方針 (参考:「未来像・2011から(http://www.akiyama-foundation.org/vision

 財団設立25周年に策定した長期方針「未来像・2011から」、その後の第7期中期5カ年を踏まえて、30周年以降の進化・深化を目指す。更に充実した事業展開としっかりした事業検証を継続し、それを裏付ける財政基盤の拡充を目標として、事業計画及び財務計画の基本方針を次の通りとする。

1)研究助成、活動助成全般を通じて、「生命科学」の概念を明確にし、SDGsを意識し、「北海道学」に象徴される「地域」について深掘りする一方、生命科学の基礎的研究に取組む若手研究者を重視した助成を継続する。

2)「新しい公益」の担い手への支援・育成を柱に、「ネットワーク形成事業助成」を検証し、SDGsを意識してパートナーとして共に進化する道筋を継承する。

3)アウトリーチ活動を通じて研究者と地域の担い手とのコラボレーション企画と学びの場(ステージ)の創設、次世代の育成・教育プログラムの創設を実施すると共に、地域社会変革モデルを積極的に提唱し、幅広い道民の合意形成を実現する。

4)基本財産である「秋山メモリアルハウス」を生命科学の「拠点」として、北海道に根差したコミュニティ財団を志向する。

5)自主・自立を堅持する民間財団として、一層の基本財産の保全と充実に努め、さらに積極的な運用を研究し、実行する。

6)財団経営の充実と発展のために、事務局長及び事務局の機能・職務・権限を確立する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~抜粋おわり

< これまでの私が参加したワークショップとSDGs関連の記事 >

* 2015年9月  http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24492

* 2017年8月 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30859

* 2017年10月 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=31503

インドネシアの泥炭火災対策ほか

Posted by 秋山孝二
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 札幌でのJICAセミナー「インドネシアび泥炭火災対策ほか」は、大変興味深いお話でした。泥炭の地球環境に果たしている役割を含めて、今、地下水のくみ上げ過剰による水の枯渇により、泥炭の機能が失われ、地球環境が大きく揺らいでいる様子も報告されていました。

開始間に「SDGsの唄」の作詞・作曲者によるライブ

開始間に「SDGsの唄」の作詞・作曲者・JICA職員によるライブ

歌詞に目標が全て織り込まれている!

歌詞に目標が全て織り込まれている!

パネルディスカッション

パネルディスカッション

ここでも小磯修二先生がご活躍

ここでも小磯修二先生がご活躍

助成財団フォーラム 2018

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 毎年この時期に、(公財)助成財団センター(http://www.jfc.or.jp/)のフォーラムが開催されます。この間、「助成財団の集い」と言っていましたが、昨年から「助成財団フォーラム」として、さらに多くの方々のご参加を促しています。私はほぼ毎年参加していて、2011年に次いで、一昨年は、30周年記念でも登壇しました。

* 2016年の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=25679

* 2011年の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=7478

HPより~~~~~

 「助成財団」にも大きなインパクトを与えた公益法人制度改革から、2018年12月には10年目を迎えます。助成財団としてはこれまで以上に感覚を研ぎ澄ませ、より広い視野で社会に貢献していくことが一層求められることとなり、当センターとしましても、これまでの助成財団関係者による「助成財団の集い」の枠を越え、助成事業にご関心のある皆さま、助成を必要としている研究者やNPOも皆さまを含めた多様な関係者が出会い、交わることが出来る場を提供する目的で、昨年度から「助成財団フォーラム」の名称のもと再出発いたしました。

~~~~~~~~ 引用おわり

 10年前、私もこんな決意表明をしていました。――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=174

 今、読んでみても当時の決意と何も変わることがなく、ここまで歴代の理事・評議員・事務局の皆さまと愚直に理念に則って活動を続けてきた当財団を誇りに思います。決意を記録しておくのは大切ですね。

 今年のテーマは、「公益法人制度改革後の法人運営の課題と展望=期待される助成財団を目指して=」です、170名を越える参加者で盛況でした。

プログラム ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

第I部:セミナー
「新制度における公益法人の運営のポイントと留意事項=定期提出書類・立入検査の現況を踏まえて=」
講師:内閣府 公益認定等委員会事務局   局長 相馬 清貴 様
内閣府 公益認定等委員会事務局 企画官 山崎 光輝 様
第II部:フォーラム
「新制度における組織運営・事業運営を考える =より良い組織運営・事業運営の実践事例から=」
[Part1]-基調講演「信頼性を高める公益法人運営の在り方」
講師:雨宮 孝子 様 (公財)公益法人協会 理事長
[Part2]-事例報告「制度改革が組織や事業の運営にもたらした影響と課題 =実践事例から=」
太田  健さん (公財)キリン福祉財団 常務理事
片山 正夫さん (公財)セゾン文化財団 常務理事
小林 洋一さん (公財)電通育英会 専務理事
坂本 達哉さん (公財)山田科学振興財団 専務理事
進行:蓑  康久さん (公財)住友財団 常務理事
-質疑・意見交換
交流会

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 第一部は内閣府公益認定等委員会事務局からの現状を踏まえての報告。

事務局長の相馬清貴さま

事務局長の相馬清貴さま

 第二部は民間財団の皆さんのご登壇。

濃い内容のプログラム

濃い内容のプログラム

 基調講演として(公財)公益法人協会(http://www.kohokyo.or.jp/)の雨宮孝子理事長のご登壇、どう社会から信頼を勝ち取るかに関して、示唆に富むお話でした。

信頼性を高める法人運営

信頼性を高める法人運営

実践事例について分かりやすく

実践事例について分かりやすく

 後半はチャレンジングな財団法人のキーマンの皆さん。今年は特に、資産運用のお話にも突っ込んだ見解が示されました。資産の「収益率」、「リスクコントロールを効かしたポートフォリオ」、「相場観に依存しない投資手法」、「利回り3%以上を目標」等、10年を経て民間財団も新たなステージに入ってきた印象でした、これからの議論が楽しみです。

坂本さん、小林さん、片山さん、太田さん

パネラーの坂本さん、小林さん、片山さん、太田さん

 私は二つの質問をしました。一つは、内閣府の方に対して、「立ち入り検査の今後は、行政側は担当者が毎回変わる一方、財団側は指摘を受けて改善により進化していき、当初の目的ではその機能に限界が出てくるのでは」といったこと。もう一つは、「関係する事業会社と共に活動している財団は、昨今のSDGsの世界、ESG投資といったグローバルマネーの動きの中で、これまでの財団活動のかなりを事業会社が取り込もうとする動きが起きてくるのではないか」というものでした。

 いずれにせよ、他の方からの質問にも、今年はファンドレイズほか資産運用についての意見交換が多く、やっと民間財団のフォーラムらしい話題が取り上げられるようになった、というのが私の印象です。法人改革も10年を経て、少しずつ前に進んでいるのでしょうね。

枝廣淳子 & 異業種交流会

Posted by 秋山孝二
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 枝廣淳子さん主宰の異業種勉強会(http://www.es-inc.jp/network/forum/index.html)、第47回は「急拡大するESG投資――企業に迫るリスクと新たなビジネスチャンス(http://www.es-inc.jp/network/forum/2017/nwk_id009128.html」について、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社クリーン・エネルギー・ファイナンス部主任研究員の吉高まりさんのお話でした

* 前回の様子「テーマはSDGs」 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30859

* これまでの積み重ねはこちら――> http://www.es-inc.jp/network/forum/index.html

以下は枝廣淳子さんからのメッセージ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 先月7月3日に、世界最大の年金基金である日本の公的年金(GPIF)が、日本株のESG指数を採用し、1兆円を投資したことは、金融のみならず企業にとっても大きなニュースでした。

 欧米では当たり前であったESG投資が、年金基金などの長期的な収益向上に資する重要なツールであることがようやく日本でも認識されるようになり、一過性ではない、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の要素に配慮した投資が、一気に加速しています。

 一方、金融システムの安定化においては、気候変動が大きなリスクであると認識されています。金融機関や金融機関が関係する事業体に対し、気候変動に関するリスクなどの情報開示の動きが強まり、フランスではすでに法律で義務化されています。

 こうしたESG投資の動きを、一部の上場企業とGPIFの資産運用に関わる金融機関だけの問題で、自社には関係がないと思われる方も多いかもしれません。しかし、ESG投資は金融機関と何らか関わりを持つ企業・団体にとって、今後直接的にせよ、間接的にせよさまざまなレベルで、本業であるビジネスに影響を与えることは間違いないといわれています。

 加速化する金融の大きなうねりに対し、企業はステークホルダーである投資家やサプライチェーン等から指摘を受けてから動くのではなく、いかにリスクに備え、同時に攻めの準備をし、チャンスに変えていくのかーー、それぞれの立場でしっかりと考えることが、真の持続可能な経営を実現する上で鍵となるでしょう。

 今回のフォーラムでは、長年、気候変動に関して金融機関で対応した経験を有し、かつ、昨今はESG投資の現場で様々なアドバイスをしている三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の吉高まりさまから、ESG投資動向とともに現場で得た学びや気づきについてお話しをうかがいます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 秋山財団の立ち位置は、投資を受ける側ではなく、投資をする側としては唯一の参加者だったのかもしれません。基本財産の運用において、ファンド等の選択で大いに参考になるお話でした。世界金融の流れと企業のリスク認識が、世界の枠組みの変化と連動して大きく変わってきていることを改めて感じます。

 日本国内のメディア等だけに接していると、世界の流れが見えて来ない相変わらずの現状、この異業種交流会はいつも刺激的かつ先進的で腑に落ちるお話と意見交換が大変有意義です。参加企業の方々の意欲的姿勢も、日頃札幌のような地方ではなかなか出会えないもので、学びの場として大切にしていきたいですね。

 随分前に、枝廣淳子さんにこの会にお声を掛けて誘って頂き、今となっては感謝です。そう言えば、先日少しお話をした所、今年9月の枝廣淳子さんもメンバーのハンガリー・バラトングループ合宿で、ブダペスト・ゲレルトの丘にあるワグナー・ナンドールの「哲学の庭」彫像群に足を運ぶようにとの話題が出たそうです。彼女がネットで検索すると私が理事長の「ワグナー・ナンドール記念財団(http://wagnernandor.jp/」にたどり着いたとか、思わぬところで話が繋がりました。

 ワークショップ後の懇親会では、一番遠くから来ているということで、私はいつも最初の乾杯の挨拶をさせられています。先日は、「今回もコウレイにより秋山さんに最初の乾杯を!」と枝廣さんから促されたので、「高齢なので乾杯の音頭をとります」といつになく(?!)絡んでスタートしました。2時間で3回も席替えをする交流会というのも、ここだけですよね。

WS後の懇親会で

WS後の懇親会で

 いずれにせよ、私&秋山財団にとって益々大切な情報収集・交換の場となっています、これからも宜しくお願い致します。

SDGs 異業種勉強会 2017

Posted by 秋山孝二
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 枝廣淳子さんの異業種勉強会、今回は第46回「SDGsの本質を理解する(http://www.es-inc.jp/network/forum/2017/nwk_id009046.html)」でした。 厳しい時代を生き抜くには、SDGsを事業やCSRの中枢に置いて、社員やサプライチェーンが一丸となって本業の成長と重ねて考えていく必要があり、そのためには社員ひとり一人の理解が不可欠とのこと、新しい時代に確かに突入しています。

 昨年9月にも、この勉強会でテーマに挙がりました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24492)。

 これまでの勉強会の幾つか:

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27400

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28724

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29366

 今回のゲストスピーカーは、広告コミュニケーションのプロ、SDGsの社会実装の実現に向けてさまざまなプロジェクトを展開している博報堂広報室CSRグループ推進担当部長の川廷(かわてい)昌弘さんの予定でした。

 SDGsの背景や意図、そして内外の先進企業の事例のほか、博報堂社内では実際どのように意識啓発などを進めていらっしゃるのかについても紹介して頂けるはずでしたが、アメリカからの帰国便が遅延して、結局、空港から直行して懇親会途中に間に合いました。大変お疲れの所、国連でのピコ太郎(http://avex.jp/pikotaro/)のパフォーマンス、ニューヨーク市内での人気沸騰ぶり、裏側のお話しなどホットなお話を語って頂き、動画も含めて大いに盛り上がりました。

 川廷さん、乗り換えを経て長距離の飛行機の旅から直行で駆けつけて頂き、誠にありがとうございます。最後は、参加者全員で「17」のサインで決めポーズです!

枝廣淳子さん、川廷昌弘さんとご一緒に参加者で決めポーズ「17」!

 今回、面白かったのは、グループで「ゴール17一つ一つをノック方式で考える」ワークを行いました。「17」のゴールの中で、業界・業種によって自社の取り組みに重ねて考えやすかったものと、そうでないものが分かれる一方、ゴール「10」や「16」は業界に関わらず、共通してワガコトとして考えにくいことが分かりました。SDGsのゴールや指標を一つ一つ確認し、他社はどうなのか、わかりにくさも含めて多面的にみることで現状を理解し、掘り下げる機会となりました。しっかりとSDGsの本質を理解した上で、SDGsを21世紀の企業競争力の源泉にすべく、「世界の共通語」として異業種が集まるこの機会に知恵を出し合い、持ち帰る場として、これからも期待したいですね。

< 参考 >

ピコ太郎 × 外務省 : https://www.youtube.com/watch?v=H5l9RHeATl0

ピコ太郎 × UN in New York: https://www.youtube.com/watch?v=tEjAztwMvM0

 それにしても川廷昌弘さんは、アメリカから帰国してその足で会場に駆けつけ、遅れたとはいえその誠実さに頭が下がります。お陰で、報道では断片的でしたが、NY国連本部、タイムズスクエアでのサプライズパフォーマンスの動画も観て、一連の日本のSDGsへの関わりのアピールには十分貢献したようですね。

SDGsシンポ 2017 @ 札幌

Posted by 秋山孝二
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 「持続可能な地域づくりシンポジウム~世界が憧れる札幌を目指して~」は約170名の参加を得て、SDGs(持続可能な開発目標)に対して自治体、企業がどう捉えて、どう取り組んで自らの活性化につながるのかを考えるきっかけとなりました。少しだけ残念だったのは、当日、大勢の女性の参加者がいらっしゃったのですが、パネルディスカッションでの登壇者は全員男性、昨今、ジェンダーバランスがどんな場合でも注目される中、まだまだ発展途上の状況をいみじくも発信したのでしょうね。

 そもそも、SDGsとは何なのか、まずは再確認しましょうか。2015年9月、国連本部において「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」が採択されました。

* http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/


 このアジェンダでは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、産業や健康・福祉、気候変動等の17分野に渡る目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs、Sustainable Development Goals)」が掲げられ、「誰一人取り残さない-No one will be left behind」という理念のもと、途上国だけではなく先進国や各自治体、企業、NGOなどを含めた全ての主体が関わり、達成を目指すものとされています。

 札幌市は、2018年から2030年を計画期間とする「第2次札幌市環境基本計画」の策定を進めており、この計画において環境側面からのSDGsへの貢献を位置付け、様々な主体とともにその取組を広げていこうとしています。

* 第2次札幌市環境基本計画  http://www.city.sapporo.jp/kankyo/keikaku/newkeikaku/dai2keikaku_competition.html

 今回のシンポジウムでは、SDGsの目標年となっている2030年を見据え、地域や経済、社会における様々な課題とそれに立ち向かうための取組事例を共有し、将来にわたって持続可能に発展していく地域づくりへの企業や自治体、市民団体等の関わり方と、その関わりを企業価値や地域の魅力の向上に結びつけていくためのアプローチについて考えました、いわゆる「バックキャスティング」で。

 当日の講師の資料は、こちらから閲覧できます――> http://www.city.sapporo.jp/…/event/sdgs_symposium/index.html

世界が憧れる札幌を目指して!

世界が憧れる札幌を目指して!

 プログラムは以下の通り:

< 基調講演 >

蟹江憲史先生慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)

SDGs の意義と地域・企業等による活用の可能性

< 取組事例の紹介 >

関 正雄 氏(損保ジャパン日本興亜 CSR 室シニア アドバイザー)

企業とSDGs ~損保ジャパン日本興亜の取り組み例~

粟野 妃奈子 氏(北洋銀行 人事部 女性活躍支援室長)

女性が働きやすい企業作りへの取組

田瀬 和夫 氏(デロイトトーマツコンサルティング合同会社 CSR・SDGs 推進室長・執行役員)

北海道八雲町への提案

三井 一敏(札幌市 環境局長)

持続可能な環境都市『環境首都・札幌』の実現に向けた取組

後半は内容の濃いパネルディスカッションでした。

< パネルディスカッション >

【テーマ】  企業・大学・自治体として SDGs をどのように捉え、将来に向けて取り組むべきか

【コーディネーター】

・蟹江 憲史 氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授)

【パネリスト】

・関 正雄 氏(損保ジャパン日本興亜 CSR室 シニア アドバイザー)

・塚見 孝成 氏(北洋銀行 地域産業支援部 常務執行役員 審議役)

・田瀬 和夫 氏(デロイトトーマツコンサルティング合同会社 CSR・SDGs 推進室長・執行役員)

・名和 豊春(北海道大学 総長)

・永見 靖(環境省 総合環境政策局 民間活動支援室長/環境教育推進室長)

・秋元 克広(札幌市 市長)

後半のパネルディスカッション

後半のパネルディスカッション

札幌市の秋元市長

札幌市の秋元克広市長

北海道大学の新しい名和総長

北海道大学の新しい名和豊春総長

大学のポジショニングについて

大学のポジショニングについて

アカデミックセクターからの地球の捉え直し

アカデミックセクターからの地球の捉え直し

 田瀬和夫さんのプレゼンが私には特に興味深かったですね、「SDGsに紐づく取組みをESGの三軸で整理し直してみると、三軸の相互連関の重要性が見えてきます 」というフレーズが。SDGsへの取り組みが世界の資金(投資)に繋がってくるロジックが新鮮でした、ここにSDGsに対する企業・自治体・地域の取り組みの強い動機となるのだと確信しています。

田瀬さんのSDGsとESG投資とのリンケージ

田瀬さんのSDGsとESG投資とのリンケージ

 私なりに自分の立ち位置の振り返りをしてみると、全ては2008年の「G8洞爺湖サミット」への関わりにあると思うのです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=54

イーズ 異業種交流会 第39回

Posted by 秋山孝二
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 枝廣淳子さんの(有)イーズ(http://www.es-inc.jp/about_es-inc/service_org.html)による「企業・団体パートナー向けフォーラム(http://www.es-inc.jp/network/index.html」、今回は第39回、「水」をテーマに開催されました。秋山財団もメンバーの一員で、いつもタイムリーな話題で学びの場となっています。

* これまでの話題 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%BA

 講師には東京大学生産技術研究所・沖大幹先生(http://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/~taikan/taikanJ.html)をお迎えして、「世界の『水』問題、日本企業のリスクとチャンス」と題し、ご講演いただきました。水はローカルな財であることや、「ウォーターフットプリント」や「バーチャルウォータ」ーの考え方の違いなどをはじめ、ご専門の「水文学」から解説され、「水」問題の奥の深さを感じました。何か新たな視点を知ったことで、別の難しさや問いが出てきたり、引き続き「水」問題については、メンバーの皆さんとも考えていけたらと思っています

 北海道にいると、昨今水利権に絡む外国人・企業が土地買収の動きが注目され、地元としては物議を醸し出しています。ローカルな資源でありながら、グローバルな課題が多く、これからも目が離せません。今回のフォーラムは、簡易報告がいずれアップされるようです。

 フォーラム会場は、お台場の昭和シェル石油さんの会議室、終了後の交流会は社員食堂でした。そこからの薄暮の東京竹芝訪問は、素晴らしい景色を独り占めです、毎日こんな景色を見ながらお仕事が出来る環境、うらやましいですね。

会場のお台場からの眺め(薄暮)

会場のお台場からの眺め(薄暮)

少し時間が経ちレインボーブリッジも

少し時間が経ちレインボーブリッジも

 会議後の交流会でも議論は続き、大変貴重な時間となりました。

皆さん、いい笑顔!

夜景を背景に、皆さん、いい笑顔!

 このフォーラムは、ただお話を聞く場でありません。それぞれ日常の活動をされているご自分のフィールドを発言し合い、メンバーを頻繁に変えてのワークショップは、秋山財団の中でも取り入れていきたい運営です。運営の手法の云々よりも、参加されている方々のモチベーションと仕事の質の高さが議論の裏付けにあるのでしょうね、毎回大変良い刺激になります。

 今回も水を通して「環境」を議論すると、それは保全ばかりではなく国際政治、貧困等、まさにSDGsの課題解決そのものに行き当たります。

* SDGs http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

SDGsとCOP21の意味するもの

Posted by 秋山孝二
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 環境系企業・団体が集う枝廣淳子さんの「第36回企業・団体パートナー限定フォーラム」、今回は23名の参加者で密度の濃い意見交換でした。日本を代表する大手企業、地域で地道に活動する企業他と一緒に、秋山財団の環境分野での学びの場です。

* 「企業・団体パートナー」メンバーはこちら――> http://www.es-inc.jp/network/partner_list.html

今回のテーマは、今年12月にパリで開催される「COP21に向けて-企業の大転換」でした。

 「SDGs」をはじめ、重要なトピックが目白押しの今年、未来を見据えて正しい選択ができるように、世界の流れをみつつ、企業・組織は何を考え、行動していくべきかを考え、自身の方向性を見出す試み。ゲストには、大和総研の河口真理子さん、「SDGs、COP21の意味するもの~顕在化するESGリスク~」と題し、ご講演いただきました。

 SDGs、COP21だけでなく、ESG、自然資本など幅広く、かつ大変わかりやすくお話でした。このような総括的な概念をきっちり頭に入れてから、個別議論を始めることの大切さを感じます。そして、この会はそれに留まらず、それぞれ参加者の組織の中での課題解決へのヒントを得るワークを主眼にしています。先日の数回の意見交換の機会もよかったですね。

 以下、河口真理子さんのお話から冒頭部分だけ紹介します。

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1.包括的な開発目標:Sustainable Development Goals(SDGs

国連総会(9/25-27日)にて採択予定。
ミレニアム開発目標(MDGs:2015年ターゲットの7つの社会開発目標)の後継アジェンダ。
持続可能な開発の3側面(経済、社会、環境)を統合し、途上国+先進国を対象とした包括的な目標設定(2030年をターゲットとした17の目標設定)

MDGs=途上国の社会的側面(貧困撲滅、ジェンダーの平等など)中心 vs

SDGs “Transforming Our World: The 2030 Agenda for Sustainable Development

途上国+先進国 を対象にしたMDGsの社会的側面

環境側面(持続可能なエネルギー、気候変動、海洋資源保全、陸系生態系の保護など)

+ 経済側面(持続可能な経済成長、ディーセントワーク レジリエントなインフラ、イノベーション

統合(不平等の是正、持続可能な都市 持続可能な生産消費形態

MDGより包括的、統合的、複合的で、現在のグローバル経済・社会システムの変革を求める

出所) CSOネットワークウェブサイト http://www.csonj.org/mdgsnews/owg-sdgs-japanese-translation より大和総研作成

 特に、統合された目標から、途上国の貧困や資源開発問題、教育、水不足などの個別の問題をそれぞれ解決するというスタンスではなく、社会経済の仕組みそのものを変革しなければ、持続可能ではない、という危機感からと社会デザインの発想。

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 基調講演の後のワークでは、実際のSDGsの17の目標をみながら考えたり、社内・組織を変える事例を共有する時間を持ちました。

* SDGsについて(IGES) http://www.iges.or.jp/jp/sdgs/sdgs.html

* ESGについて http://www.dir.co.jp/research/report/esg/

 河口真理子さんの近著 『ソーシャルファイナンスの教科書――「社会」のために「あなたのお金」が働くということ(http://amzn.to/1OC6yMS)』にもありますが、「お金が働く」、「お金に働いてもらう」という表現は面白い、従来のように「資金運用」ではなくて、ですね。

 10月2日からのトヨタ財団さんとのコラボ企画「地域の再生可能エネルギー(http://www.akiyama-foundation.org/news/1405.html」をステップに、秋山財団における「環境」をテーマ」とした支援事業も発展させていきたいものです。