枝廣淳子さんの異業種勉強会、今回は第46回「SDGsの本質を理解する(http://www.es-inc.jp/network/forum/2017/nwk_id009046.html)」でした。 厳しい時代を生き抜くには、SDGsを事業やCSRの中枢に置いて、社員やサプライチェーンが一丸となって本業の成長と重ねて考えていく必要があり、そのためには社員ひとり一人の理解が不可欠とのこと、新しい時代に確かに突入しています。
昨年9月にも、この勉強会でテーマに挙がりました(http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=24492)。
これまでの勉強会の幾つか:
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=27400
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=28724
* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29366
今回のゲストスピーカーは、広告コミュニケーションのプロ、SDGsの社会実装の実現に向けてさまざまなプロジェクトを展開している博報堂広報室CSRグループ推進担当部長の川廷(かわてい)昌弘さんの予定でした。
SDGsの背景や意図、そして内外の先進企業の事例のほか、博報堂社内では実際どのように意識啓発などを進めていらっしゃるのかについても紹介して頂けるはずでしたが、アメリカからの帰国便が遅延して、結局、空港から直行して懇親会途中に間に合いました。大変お疲れの所、国連でのピコ太郎(http://avex.jp/pikotaro/)のパフォーマンス、ニューヨーク市内での人気沸騰ぶり、裏側のお話しなどホットなお話を語って頂き、動画も含めて大いに盛り上がりました。
川廷さん、乗り換えを経て長距離の飛行機の旅から直行で駆けつけて頂き、誠にありがとうございます。最後は、参加者全員で「17」のサインで決めポーズです!
今回、面白かったのは、グループで「ゴール17一つ一つをノック方式で考える」ワークを行いました。「17」のゴールの中で、業界・業種によって自社の取り組みに重ねて考えやすかったものと、そうでないものが分かれる一方、ゴール「10」や「16」は業界に関わらず、共通してワガコトとして考えにくいことが分かりました。SDGsのゴールや指標を一つ一つ確認し、他社はどうなのか、わかりにくさも含めて多面的にみることで現状を理解し、掘り下げる機会となりました。しっかりとSDGsの本質を理解した上で、SDGsを21世紀の企業競争力の源泉にすべく、「世界の共通語」として異業種が集まるこの機会に知恵を出し合い、持ち帰る場として、これからも期待したいですね。
< 参考 >
ピコ太郎 × 外務省 : https://www.youtube.com/watch?v=H5l9RHeATl0
ピコ太郎 × UN in New York: https://www.youtube.com/watch?v=tEjAztwMvM0
それにしても川廷昌弘さんは、アメリカから帰国してその足で会場に駆けつけ、遅れたとはいえその誠実さに頭が下がります。お陰で、報道では断片的でしたが、NY国連本部、タイムズスクエアでのサプライズパフォーマンスの動画も観て、一連の日本のSDGsへの関わりのアピールには十分貢献したようですね。
10 月 13th, 2017 at 6:14 AM
[...] * 前回の様子「テーマはSDGs」 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30859 [...]
6 月 24th, 2018 at 5:02 PM
[...] * 2017年8月 http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=30859 [...]