札南高19期 新年同期会 2020

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 2020年初めての高校同期会を札幌で開催しました、昨年は卒業50周年の記念同期会でした。

* 昨年末の東京での同期会の様子――> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37529

元気な顔、顔

元気な顔、顔

 昨年の50周年記念同期会の様子はこちらーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37214

昨年10月の高校卒業50周年同期会(札幌で)

 もうすぐ発行される「六華だより」には、同期を代表して宮浦君の文章が掲載されます、懐かしい当時の様子が表現されています。「恐らく皆が何らかの形で持ち続けてきた『納得のいかなかった高校時代』(同期秋山孝二君六華同窓会副会長~六華同窓会誌1995年より)」と、私の文章も引用されています。

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「南19期からのたより」

 我々南19期生は昭和41(1966)に入学し、昭和44年(1969年)に卒業した。主に昭和2526年生まれの世代である。我々の前の3年間は毎年270万に及ぶ子供が生まれ、後に堺屋太一が「団塊の世代」と名付けた戦後ベビーブームの時期である。南19期生が入学した時の先輩たちは1学年20クラスであった。先輩たちのパワーは強く、我々の歩む人生の彼処(かしこ)で目標となり、時には壁となった。

 令和元年は我々南19期生が卒業から50年を迎える年になった。令和初の六華総会終了後、南19期生は札幌第一ホテルに集まった。出席者は70(女性15名、道外から20)であった(写真①)

 我々南19期生は1999年に卒業30周年記念同期会(写真②)2011年に卒業40周年記念同期会(写真③)を持った。会場は南19期の須賀秀郎君の経営する登別滝乃家である。40周年の時は30周年の倍以上の65名の参加を得た。また30周年の時は母校への贈り物として、現校舎の新築に合わせて母校の玄関ドーム下に案内板を寄贈した(写真④)40周年の記念同期会は母校の百周年記念会館が集合場所であった。我々が2学年から入ることができた新校舎(1965年竣工)は跡形もなくなっていた。そこから滝乃家別館玉の湯へ一泊二日のバスツアーであった。入学時から数えて43年目の出会いは改めて人の縁を思わせるものだった。同期の井上隆君が卒業アルバムを余すところなくDVDに編集し、皆でそれを見ながらの語らいとなった。そのインパクトは大きく、皆を40年前にタイムスリップさせた。心が躍った。恐らく皆が何らかの形で持ち続けてきた「納得のいかなかった高校時代」(同期秋山孝二君六華同窓会副会長~六華同窓会誌1995年より)や「蟠り(わだかまり)」(同期小山内繁樹君~六華同窓会誌1995年より)を和らげたように思う。

 我々南19期生が卒業後集まり始めたのは、1994年の六華同窓会当番期からであった。それぞれの思い出の中の世界は意外と狭く、まさに「見知らぬ者同志」だったが、同じ空間、同じ時間を共有した事実は話を広げ、高校3年間の思いを徐々に深いものとした。

 入学時は、突然のごとく定員が前年の半分500人に減少し、学区は小学区制から大学区制に広がった。旧制中学校時代の木造校舎は古く天井が高く寒かった。新校舎の生徒玄関から入り、バラックづくりのごとき渡り廊下の冬は雪が舞う「シベリア街道」を抜け、教室に入った。卒業時は大学紛争が頂点に達し、東大と東京教育大の入試が中止となった。そのような年に映画「男はつらいよ」第一作も封切られた。

 このような思い出を再び南19期生の多くに共有させたのが、当番幹事期の集まりであった。当番幹事の集まりは、人の縁を結ぶ仕かけのようだった。

 井上隆君が作成した卒業アルバムのDVDは、卒業50周年記念同窓会においても放映された。我々は50年前に戻り、近況を語り、思い出を話した。熱気を帯びた同期会は、二次会、三次会とつながった。

 卒業アルバムを置いてある母校の百周年記念館の展示室は我々をタイムスリップさせる。生徒会誌の「みなみ」14(191学年の時)を開くと、特集は「南高を考える」として、「伝統と自由主義」が主なテーマであった。「みなみ」15号(192学年の時)の特集は「高校生の世界」であり、研究1は「歪められた認識と民主主義を育てる生徒会」、研究2は「教育と政治」であった。大きく時代が変わって行くことを敏感に感じ取っていた我々南19期生にはそのような時代があり、卒業50年を経て、一つの歴史を持ったように思う。

 六華の同窓の皆様に深く感謝し、生徒会誌「みなみ」15号に掲載のゲーテの「勇気」という詩で、「南19期からのたより」本文を終わりとしたい。

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 ついでに30周年、40周年の記念同期会の様子も写真で観ることができました、10年は一昔とは言うけれど、確実に歳をとっていく我が世代の様子が見事に表れています、怖いくらいに。

卒業30周年記念で

 先日の同期会で、一応、19期の代表となっている私の冒頭ご挨拶、「10年後までとは言わないけど、今年一年は元気でいたいね!」でした、もうすぐ皆さん70歳ですから?!

演劇二題 年始2020

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 今年も年始から演劇鑑賞は盛んです。まずは、劇団ゴジゲン(http://www.5-jigen.com/)の『ポポリンピック(https://spice.eplus.jp/articles/257713』。松居大悟が主宰する劇団が、2019年12月から2020年2月にかけて新作『ポポリンピック』を上演して大変人気を博しています。本公演では8年ぶりの客演に劇団献身の木村圭介を迎え、ゴジゲン史上最多となる福岡、東京、札幌、京都の4都市を巡る新作ツアーが行われています。

作・演出
松居大悟
アイコン出演
目次立樹 奥村徹也 東迎昂史郎 松居大悟
本折最強さとし 善雄善雄 木村圭介
(劇団献身)

あらすじ
2020年、ここでオリンピック・パラリンピックが行われる。
プレイヤーとして生きていて、機会は今回しかないだろう。
だけど彼は出られない。
選ばれる資格すらなかった。
多様性と調和。多様性と調和?
どこにも居場所なんてないならば―――
さあ、彼の物語を始めよう。

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 ボウリングというマイナーな競技を扱って、前半は今一乗り切れないテンポの私でしたが、後半に入って「劇団ゴジゲン」テイストというのがこういうものかと観ることができました。アフタートークも面白かったですね。ただ、世代が違うのか、最終の反対運動のスタイルなど、率直に言って少々違和感があった個所も事実です、これからに期待したいですね!

 二つ目は、「演劇シーズン2020 冬(http://s-e-season.com/」のトップバッター、劇団きっとろんどん(https://kittolondon.jimdofree.com/の『発行体(http://s-e-season.com/program/hakkoutai/』です。

20200125_kittolondonflyer

■キャスト

井上悠介/久保章太/山科連太郎/リンノスケ (以上、きっとろんどん)
泉香奈子(パインソー)/五十嵐穂(札幌FEDE)
大森弥子(Takako Classical Ballet)/木山正大(RKC/札幌FEDE)
たねだもとき(有限会社ピーナッツバタークリエイト)/塚本奈緒美(札幌FEDE)
能登英輔(yhs)/長谷川健太(劇団しろちゃん)

■映像出演

小島達子(ELEVEN NINES)/小林エレキ(yhs) /山田マサル(パインソー)

■スタッフ

映像:あらきひろき(BONJIN/minomushi_films) アートディレクター:むらかみなお
宣伝美術:リンノスケ 制作:加納絵里香、兼平瞳、中澤千智

199X年、人々が空飛ぶ発光体を追い求めたオカルトブームの片隅で、彼らは女の子に夢中になっていた。
転校生の七瀬さんは目がくらむほどに眩しくて、UFOなんかより魅力的。
だから誘った肝だめしの夜、校舎の西に光るなにかが目撃された。
自ら光を発する物体。それを人は、発光体と呼ぶ。
笑ってドキドキしてたら世界滅亡!“SF風サイコ・コメディ”を謳う人気作!

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* 昨年9月公演の様子ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36774

冒頭の小島達子(ELEVEN NINES)、小林エレキ(yhs)、山田マサル(パインソー)の三人の映像から面白そうみたいな雰囲気が狭い劇場内に充満していました。事前のパンフでテーマは知っていて、何だか若い劇団の良く分からない芝居かなと思っていたのですが、ストーリーもセリフも実に丁寧で、狭い劇場「BLOCH(http://bloch-web.net/)」を客席の裏まで存分に使った演出等、大変楽しい時間となりました。連日満席の大盛況で、今後の彼らの活躍が楽しみです!

 演劇シーズンは2月も続き、今年も札幌の演劇界は大いに躍動しそうで期待できます!

ドキュメンタリー番組 鑑賞会ほか

Posted by 秋山孝二
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 先月は、元北海道副知事の磯田憲一さんに絡む会合が続きました。磯田憲一さんは、道庁時代に「時のアセスメント」や「北海道文化振興条例」など、次代へつなぐ数々の施策を実現しました。さらに、北海道のキャッチコピー「試される大地」の決定に携わり、狂牛病発生時には対策本部長として日本標準ともなった「全頭検査」への道筋をつけ、退任後は、「君の椅子プロジェクト」を筆頭にまちづくりや文化、芸術、教育、農業など、幅広い視点から北の未来を見つめ続けてきています。

* 『君の椅子プロジェクト』ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%90%9B%E3%81%AE%E6%A4%85%E5%AD%90

 まずは、昨年12月から始まって先月末の第三回目で終了した「ドキュメンタリー番組鑑賞会」です。

 毎回30名ほどの方々が熱心にご参加されて、ドキュメンタリー番組を鑑賞し、終了後に意見交換もしました。皆さん、家で観るのと違って集中しているし、あらためての番組の新鮮な感想を語り合っていました。

第三回目(最終回)

 終了後の懇談会でもそれぞれのキャリアからの面白いお話が満載でした。

様々なご感想!

様々なご感想!

 最終回が終了して数日後、今度は磯田憲一さん新著出版記念会。新著は『遥かなる希望の島~You Raise Me Up 「試される大地へのラブレター(https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784906740406』。

当日プログラム

当日プログラム

お三人からのご挨拶

お三人からのご挨拶

お二人目

豊田喜久夫さん

道庁OB合唱団

道庁OB合唱団

 いまだに続く道庁OB合唱団、磯田さんがお声を掛けて創立した同好会!

磯田さんご挨拶

磯田憲一さんご挨拶

時のアセスメントーー> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sks/toki/tokiindex.htm

三町長

『君の椅子プロジェクト』三町長のご挨拶

締めのご挨拶

締めのご挨拶・旭川大学山内学長

 磯田憲一さんの道庁時代の実績、「時のアセスメント」、「北海道文化振興条例」、北海道のキャッチコピー「試される大地」、狂牛病発生時には対策本部長として日本標準ともなった「全頭検査」への道筋。さらに退任後の「君の椅子プロジェクト」、今も続く活動の基盤づくりへの貢献は計り知れないです。

 そういった象徴なのでしょうね、先日の出版を祝う会でも、行政、文化芸術、経済界ほか、幅広い分野からのご参加があり、大いに盛り上がりました、磯田人気は衰えず!!!、ですね。

* 北海道文化振興条例ーー> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/bns/jourei.htm

* 試される大地ーー> https://pucchi.net/hokkaido/closeup/logo.php

祝 卒寿 大鵬薬品 小林幸雄さん!

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 私が医薬品卸業の(株)秋山愛生舘、(株)スズケン時代に大変お世話になった大鵬薬品(株)(https://www.taiho.co.jp/初代社長・小林幸雄さんの「卒寿のお祝いの会」が、札幌で開催されました。出身者・現役社員の会に私もお招きを受けて、ご挨拶の機会のお心遣いも頂きました。

小林さんと私

小林さんと私

 大鵬薬品(株)は、1963昭和38)年6月、大塚グループと日本主要卸業者49社の出資により設立されましたが、それに先立ってスタート時の大手株主卸3社の一社が(株)秋山愛生舘で、以来、小林社長からは特段のご厚情を注いで頂いていました。

 開発系の医薬ベンチャーとして知られており、「フトラフール」、「ユーエフティ」、「ティーエスワン」などの医家向けの抗がん剤においてトップシェアを誇っています。このほか、一般向けの「チオビタドリンク」や「ソルマック」などのヘルスケア分野での製造・販売も行っています。

 セロハンテープで知られるニチバンの要請により資本参加し経営を立て直し、現在法人で筆頭株主です。また、1974年に経営破綻した近江兄弟社の再建を成功させるなど、小林社長の人情味ある経営手腕は高く評価されています。先日の祝う会でも、その時々の逸話等、今だから話せる秘話の数々が大変興味深かったです。その底に流れる小林社長の温かいお人柄を感じ取り、大鵬薬品と私の思い出は心温まる素晴らしい記憶としてしまっておくことができました。

 同時に、当日集まったOBの方々、現役時代に札幌支店長だった林三郎さん、全国の出身者の集いの代表で退職後もご活躍、特に永年磨き上げたゴルフでは、今やアマチュア選手権の全国優勝を狙う腕前で、今も研鑽を続けているとのこと、当時からのことに向き合う真摯な姿には少しも変わりはありませんでした。

元札幌支店長の林一郎さんと

元札幌支店長の林三郎さんと

 集う会の中盤で、私もご挨拶の機会を与えられました。私が入社した1979(昭和54)年当時、毎月の全道所長会議では、毎回大鵬薬品、SKF,シェル科学の所長の皆さんも一員として参加されていたこと、私が医薬品卸業界を退職後も、札幌にお越しの折にお声を掛けて頂きお食事をご一緒したり、そのお心配りに感激したこと等、率直な私の小林幸雄社長との思いでと御礼を述べたつもりです。

 その後の小林幸雄特別相談役のご挨拶では、医薬品卸会社への出資依頼に対していち早く賛同の意を示した当時の(株)秋山愛生舘の秋山康之進社長のお話ほか、舌鋒鋭く語るお姿は現役社長当時と全く変わらない迫力に感動して耳を傾けていました。

ご挨拶も変わらぬ迫力!

ご挨拶も変わらぬ迫力!

 昨今、日本の経営は様変わりして、短期の利益を追求して経営者のみがその報酬を貪る風潮、労働者の非正規化等、人を育てるなどというミッションをかなぐり捨てている姿を目の当たりにしていると、小林幸雄さんのような経営理念をお持ちの経営者は一層輝きを放っているように感じます。

 どうか、これからも末永くお元気で、ご活躍を願うばかりです、お会いできて嬉しかったです、ありがとうございます!!

北海道経済同友会 新年例会 2020

Posted by 秋山孝二
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 北海道経済同友会の2020年新年例会が開催されました。今年トップの講演は、(株)セコマ(https://secoma.co.jp/)の丸谷智保社長、「セコマ流~地域と共に歩むサスティナブルな経営~」でした。

<これまでの丸谷社長の記事>

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=10146

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=34145

丸谷社長のお話

丸谷社長のお話

 以前のブログにも書き、重複しますが再度掲載します。

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 彼は、30年程前、北海道拓殖銀行光星支店にいらっしゃって、当時私が(株)秋山愛生舘の経理部長だった時の担当者でした、素晴らしく優秀でしたね。何回か一緒に食事をしたりして、十勝の池田町町長だったお父様が、「十勝ワイン:http://www.tokachi-wine.com/」を育てあげた過程をお伺いしたりしました。その後、ニューヨーク支店勤務の時は、9・11で崩壊したあの「ワールドトレードセンター」の高層レストランで、当時の確か後藤支店長と3人でお食事をご馳走になったのを覚えています。その他、たくさんの想い出も尽きません。彼の誠実な人柄、堂々たるビジネススタイル、久しぶりにお会いしても全く変わっていなくて、嬉しかったです。頑張って下さい、丸谷社長!

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 今回のご講演は、経済同友会会員を意識してか、かなり「サプライチェーン」を意識したコラボ戦略によるサービス価値向上に重点が置かれて、1時間少々があっという間に過ぎました。原材料の生産・調達から食品製造、物流・卸、小売までをつなぐ【セコマサプライチェーン(https://secoma.co.jp/aboutus/index.html)】を活かし、皆様に価値ある商品をお手ごろな価格でお届けすることをお約束するというスローガンの詳細なご説明でした。

 さらに、地元産品をグローバルに販売する展開も積極的に行っています。地域と世界をつなぐ事業は、分野は違うとは言え、私たちの財団活動にも通じるキーワードがたくさんありました。

* https://secoma.co.jp/release/index.html

会場入り口にはこんな広告も

会場入り口にはこんな広告も

映画『家族を想うとき』

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 ケン・ローチ監督の映画『家族を想うとき(https://longride.jp/kazoku/』は、心に響く作品でした。

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 イギリス、ニューカッスルに住むある家族の物語。父のリッキーはマイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして個人事業主で独立し、。母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いています。家族を幸せにするはずの仕事が、家族との時間を奪っていき、高校生のセブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせてゆき、次々と好まない方向の出来事が、家族をどんどん不幸な暮らしに追い込んでいきます。

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 前回の、『わたしは、ダニエル・ブレイク(https://longride.jp/danielblake/』と同じように弱者の目線からのストーリー、現代社会の格差の構造を浮き彫りにしていました。何ともやりきれない、這い上がることの難しい今の状況を実に鬱陶しく、息苦しく、これでもかと迫ってくる展開。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=29566

 是枝裕和監督の映画『万引き家族(https://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/」にも通底する眼差しです。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=33555

「北を語る会」 最終の例会!

Posted by 秋山孝二
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 この30年間、異業種勉強会として続いた「北を語る会」、先日、最後の例会をもって終焉となりました。ここまで事務局長として立ち上げからずっとご尽力頂いた吉岡潤三さんに心から感謝申し上げます。

* 「北を語る会」関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%8C%97%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B%E4%BC%9A

 最終回の講演者は、高校の先輩でもある(株)富士メガネ(http://www.fujimegane.co.jp/)の代表取締役・金井昭雄さんでした。海外難民視力支援活動を永らく実践し、数々の顕彰を受けられていて、先日はその一端をご披露して頂き、参加者の感動をよびました。

 講演、懇談の後に、横路孝弘元衆議院議長のご挨拶。

横路孝弘前衆議院議長のご挨拶

横路孝弘前衆議院議長のご挨拶

 続いて、これまでのご尽力に対して参加者から吉岡潤三社長に花束の贈呈です。

渡会代表と吉岡事務局長

渡会代表と吉岡事務局長

 最後の例会の最後の写真、これまでたくさんの思い出をありがとうございました。

 来月上旬に最後の会報が発刊予定で、そこに寄稿した私の文章は以下の通りです。

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北海道、深堀の思い出

 「北を語る会」の思い出は、北海道の深堀りとしてとても多彩で数も多いのですが、まずは25周年記念100回例会で、ノーベル化学賞受賞の北海道大学名誉教授・鈴木章先生のご講演です。北大工学部の新研究棟落成記念講演会にもお招き頂き、先生の「カップリング・メソッド」もお聴きしました。30周年記念例会は、横路孝弘元衆議院議長のリーダー論、期待の若きギタリスト・山木将平さんのライブ等、節目として忘れることができません。いずれも200名の参加で盛大に開催されました。

 次は、移動例会としての「歴史再発見ツアー」です。事前の緻密な企画のお陰で、限られた日程の中、北海道の歴史を深く学ぶことができました。北海道の「近代」の一断面を、各地で若い方が一生懸命に説明する姿には、こみ上げる感動でした。歴史ツーリズムは、まさに地域の歴史を紡ぎ出す今を生きる人間たちの努力の末に生まれるものなのでしょう、大変勉強になりました。今は亡きむのたけじは、「『すりかえる』権力と『すり抜ける』民衆、騙されないこと」、「歴史は一人から始まる、自分から始める、それは自分に誇りを持つこと」と言葉を残していますが、「ひとりひとり生きた」軌跡をリスペクトして、丁寧に拾い出す作業とでも言うのでしょうか。

 三つ目の思い出は、「演劇」に絡む観劇を含めた例会です。私は(公財)北海道演劇財団の理事長を務めているので、この間の数多くの例会で、観劇と関係者の講演を企画して頂いた吉岡潤三事務局長に心から感謝申し上げます。特に114回目はシアターZooで『フレップの花、咲く頃に』の観劇の後、隣の稽古場での懇親会。この公演は、敗戦直後の樺太に残留していた朝鮮人、日本人、ロシア人、樺太アイヌたちが、国家・民族の垣根を越えて一つのコミュニティを奇跡的に形成していた「混住」の時代、そこに国境はなく、ただ人と人とが生きるために向き合い共存した心の交流を描いた作品です。当時小学生だった吉岡潤三さん(北海道演劇財団理事)のお宅をモデルに、一緒に暮らすコミュニティを見事に表現していました。

 最後は、永らく在札幌ロシア総領事として日ロ親善にご尽力されたサープリンさんご夫妻です。公務員定年を迎えてご帰国が決まった時、札幌のロシア総領事館で送別パーティが行われ、150人以上の地元の方々がお集まりになって、これまでの感謝を伝え、「『近くて遠い国』から本当の意味で『近くて近い国』にしていきましょう!」とのメッセージでした。国家レベルではいろいろ言われる昨今の国際情勢、グローバルな時代こそ地域間連携による新たな関係の構築を期待したいところですし、必ずや実現できると思います。私たち北海道民への辛口メッセージとしては、「冬を『凌(しの)ぐ』ではなく、『楽しむ』発想が大切ではないでしょうか」、と数年前の札幌市南区定山渓での「環日本海経済同友会フォーラム」を含めて、たくさんの場でアドバイスとエールを伝えて頂きました。

 まだまだたくさんの思い出は書ききれませんが、「北を語る会」関係の皆さまにこれまでのご尽力に心から感謝申し上げます、ありがとうございます。

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祝 ハーバード大学プログラム 40周年!

Posted by 秋山孝二
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 先日東京で、「ハーバード大学日米関係プログラム(https://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan)40周年記念レセプション」が開催され、同時にこれまで32年間所長だったスーザン・ファー先生からクリスティナ・デービス先生に所長が代わり、その披露宴ともなりました!デービス新所長は、「AKIYAMA AWARD(https://programs.wcfia.harvard.edu/us-japan/akiyama-award」の第一回受賞者です。パーティでもファー先生、デービス先生からそのご紹介もありました。

* Susan Pharrーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=Susan

デービス新所長のご挨拶

デービス新所長のご挨拶

 25年前にボストンで行われた受賞セレモニーでの記念撮影。一番右は今は亡きKevin Stewart、当時は現地子会社の責任者でした。

* Kevin Stewartーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=Kevin+Stewart

クリスティーナ・デービス先生の受賞時に

 前回ボストンを訪問時、受賞パーティで歴代受賞者もそろって記念撮影!

スーザン・ファー先生のご自宅で

スーザン・ファー先生のご自宅で

 先日のレセプションでは、開始前にお二人、事務局長の藤平先生ともお話ができました。レセプション途中で、スーザン・ファー先生も出席者の皆さまにご挨拶。そこで「AKIYAMA AWARD」のご紹介と、第一回目の受賞者がクリスティナ・デービス新所長だったこともご披露して頂きました、会場からは大きな拍手が沸き、私も大変嬉しかったですね。周辺の方から伺うと、Harvard大学のこの日米関係プログラムには多くの寄付依頼が寄せられているようですが、かなりはお断りしているそうです。そんな中で、本当にささやかな金額でも私たちのプログラムに対して信頼と関係性を重視して頂く姿勢に、私はアメリカのアカデミックセクターの懐の深さを感じています。先日は新旧両所長に、今後も引き続き私たちのプログラムを継続する旨をお伝えしました。

ファー先生のご挨拶

ファー先生のご挨拶

『論語とそろばん』セミナー 2020

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 公益財団法人渋沢栄一記念財団(https://www.shibusawa.or.jp/)「『論語とそろばん』セミナー 2020が開催されました。今年で10回目、私はこれまでなかなか都合が付かなかったのですが、今回やっと参加できました。

https://www.shibusawa.or.jp/research/project/seminar/post2019_10_29_74505.html

 3つのセッションは、「論語とそろばん」に象徴される渋沢栄一の思想と行動について理解を深めるとともに、現代の日本社会、企業経営、リーダーシップのありかたなどについて示唆に富み、ピーター・ドラッガー、アダム・スミス、と渋沢栄一との対比から多くの共有する思想を紡ぎだし、年初のセミナーとしても、私の公益法人責任者としても、本当に原点を再確認する内容に、心から感動しました。

200名を越える聴衆!

200名を越える聴衆!

ドラッガーと渋沢栄一

ドラッガーと渋沢栄一

アダム・スミスと渋沢栄一

アダム・スミスと渋沢栄一

企画監修・インタビュアー

守屋 淳(もりや あつし 作家)
作家として『孫子』『論語』『韓非子』『老子』『荘子』などの中国古典や、渋沢栄一などの近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、グロービス経営大学院アルムナイスクールにおいて教鞭をとる。著訳書に25万部の『現代語訳 論語と算盤』や『現代語訳 渋沢栄一自伝』、シリーズで20万部の『最高の戦略教科書 孫子』『マンガ 最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』、などがある。2018年4~9月トロント大学倫理研究センター客員研究員。 ホームページ http://chineseclassics.jp/

講師

井坂 康志(いさか やすし ものつくり大学特別客員教授/ドラッカー学会理事)
1972年、埼玉県加須市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科社会情報学専攻博士課程単位取得退学。現在、ドラッカー学会理事・事務局長、ものつくり大学特別客員教授。他に、文明とマネジメント研究所研究主幹、早稲田大学社会連携研究所招聘研究員、明治大学サービス創新研究所客員研究員等。著書に、『PF・ドラッカー――マネジメント思想の源流と展望』(文眞堂、経営学史学会賞奨励賞受賞)、『ドラッカー入門 新版』(共著、ダイヤモンド社)、『ドラッカー--人・思想・実践』(共編、文眞堂)、『ドラッカー流「フィードバック」手帳』(かんき出版)等。


堂目 卓生(どうめ たくお 大阪大学総長補佐/社会ソリューションイニシアティブ長/大学院経済学研究科教授)
慶應義塾大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。経済学博士。立命館大学助教授を経て1996年大阪大学経済学部助教授。2001年より大阪大学大学院経済学研究科教授。2018年より社会ソリューションイニシアティブ長。The Political Economy of Public Finance in Britain 1767-1873 (Routledge, 2004) で日経・経済図書文化賞を受賞、『アダム・スミス―「道徳感情論」と「国富論」の世界』(中央公論新社、2008年)でサントリー学芸賞等を受賞。


朝倉 祐介(あさくら ゆうすけ シニフィアン株式会社共同代表)
兵庫県西宮市出身。競馬騎手養成学校、競走馬の育成業務を経て東京大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。東京大学在学中に設立したネイキッドテクノロジーに復帰、代表に就任。ミクシィ社への売却に伴い同社に入社後、代表取締役社長兼CEOに就任。業績の回復を機に退任後、スタンフォード大学客員研究員等を経て、シニフィアンを創業。同社では、レイターステージのスタートアップを対象とする200億円のグロースファンド「THE FUND」の運営を通じて産業金融事業に従事。政策研究大学院大学客員研究員。ラクスル株式会社社外取締役。株式会社セプテーニ・ホールディングス社外取締役。Tokyo Founders Fundパートナー。

 朝倉社長のコメントの一つ一つに合点がいき、その若さとこれまでの業績に限りない期待を抱きました。このような若い世代がこの「失われた30年」の間にもしっかりと育っていたことにも感動します。

 とにかく、久しぶりのスカッとしたセミナー、渋沢財団記念財団の皆さまに心から感謝致します、ありがとうございます。

公演『ハックルベリーフィンみたく・・』

Posted by 秋山孝二
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 子ども演劇ワークショップの発表公演『ハックルベリーフィンみたく・・(https://www.kyobun.org/event_detail.php?id=9368)』が、札幌市教育文化会館小ホールで開催され、一回限りの公演、子供たちの躍動するエネルギーが素晴らしかったです。

Tatt(https://tatt.jp/)のHPより~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「生きるために必要なことをたくさん教えてくれるお話だよ。」
お母さんのその一言で、主人公の女の子は、「ハックルベリーフィンの冒険」を劇にすることに決めた、
ハックルベリーフィンのようになりたくて!
しかし、いざ劇をつくりはじめると、難しい問題が次々と襲いかかってきた、貧困、差別、奴隷制度…。
それでも子供たちは彼らなりに「ハックルベリーフィンの冒険」に立ち向かい、物語の世界に飛び込んでいくのだった!
子供たちは、劇をつくるという冒険の果てに、「生きるために必要なこと」を知ることは出来るのか!?
彼らは、ハックルベリーフィンみたくなれるのか!?

原作●マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』 翻訳 西田実
脚色●納谷真大 後藤七瀬

演出●納谷真大

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用おわり

稽古風景の納谷真大さん

稽古風景の納谷真大さん(FBより)

 当日は約1時間20分の熱演が続きました!

ミシシッピ川

ミシシッピ川

 応募して集まった子供たちを、ここまで仕上げた演出の納谷真大さんほかの手腕と情熱に敬意を表します。次々と変化する移動の大道具、ポイントポイントでイレブンナインのメンバーのサポートもバランスが素晴らしい。

 テーマが自分たちには難しすぎるのではないか、公演をすべきかどうか等、ワークショップの時間経過を率直に表現する脚本も演技する子供たちには自然なのでしょうね。ミシシッピ川の表現ほか、随所に振付・演出の妙を垣間見て、あっという間の「子ども演劇」を越えた感動的な「公演」でした!

 このプログラムを続けてきた教育文化会館の皆さま、子どもたちと並走した納谷真大さんほか創作関係者の皆さま、そして、舞台で熱演した子供たち、お疲れさま、ありがとう!!!

第10期寺島文庫リレー塾 最終講

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 第10期目の『寺島文庫リレー塾(https://www.terashima-bunko.com/bunko-project/relay.html』が、先日、寺島実郎さんの最終講で終了しました。年頭のお話として大変参考になりました、激動の時期の羅針盤ですね。今期、全10回の皆勤者は28名、10年間皆勤者は1名いらっしゃいました、講師がいずれも素晴らしいのですが、聴く側もすごく熱心な方々が多いですね。

< 最終講から >

* 激動の今、日本の針路において大切なことは『全体知』! SNS等で分断され断片的『知』の時代に

* ロンドンの『エコノミスト誌』は、イギリス(欧州)からの目線として重要、2020年は『カギ握る米大統領選~グローバル、スローダウン』、なぜか今年から日経BPが日本版を出さなくなった!

* 20年後は、アジアのGDPは日本の10倍から15倍へ:今の日本にその危機感がない

* 日本では株価に一喜一憂、実体経済と金融経済のギャップに鈍感

* 日本ではメディアも「株価」と「為替」だけ、極めて危険な状態–>進行する「中間層」の没落、一握りの高額所得者層のみの所得増

* 『ナショナリズム』、戦前はアジアをにらんでいたが、今は、「ニッポン、チャチャチャ」の世界

* 国外では: 「米中」二極の視点で『新冷戦』、以前は「日米中」だったはず。日本の立ち位置の衰退(主体性、発信メッセージ)、従来の日本は『非核=平和主義』でこれは令和の日本の基本スタンスのはず!

* 「米ソ」時代は「資本主義 vs 社会主義」で体制選択の理念性あり。「米中」時代は、自国だけの利害対立で、ともに外交では失敗している現状

* 米国の失敗:中東政策で存在感の喪失、イラン、イスラエルへの深入り、大国の横暴

* 中国の失敗:香港問題、華人・華僑の失望(習近平への個人崇拝)、大国の横暴

* < 令和の日本 >

**21世紀のメガトレンドは:

1.アジアダイナミズム:対アジア、対米関係の再設計 日本の歴史は、「国際主義」 vs「 アジア主義」、人流の8割、物流の7割はアジアとの関係性

2.デジタルトランスフォーメーション:データを握る「プラットホーマーズ」、データリズム時代に乗り遅れ、AI時代に人間は「課題設定力=考える力=全体知」の必要性、光と影(ディファクト化とブラックボックス化)

3.ジェロントロジー(高齢化社会工学):高齢者、女性の参画プラットフォーム

**課題は:

1.脱「工業生産力モデル」:「エネルギー」と「食」の基盤整備、自給率の向上、技術力による「食」「農」の再建は防災力強化にもつながる

2. 脱「国家神道」: 対アジアに対して極めて危険、「神社神道」は地域社会のコアメンバーとして理解するとしても

札幌演劇シーズン冬 2020 キックオフ!

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 今年も、『札幌演劇シーズン冬(http://s-e-season.com/』が始まります。今年で8年目、17回目のシーズンです。先日は2020年の キックオフイベントが札幌市ちかほ広場で開催され、大いに盛り上がりました。HBC、HTB、朝日新聞電子版等で動画報道、翌日の朝日新聞道内面にも掲載されました。

 私は実行委員会として冒頭にご挨拶をしました。

 続いてはご支援して頂いている札幌市の町田副市長のご挨拶も。

 今年の4演目のパフォーマンスも楽しかったですね。

* http://s-e-season.com/program/hakkoutai/index.html

* http://s-e-season.com/program/gouon/index.html

* http://s-e-season.com/program/oshimai/index.html

* http://s-e-season.com/program/kameya/index.html

 特別企画で富良野高校演劇同好会の生徒たち。

* http://s-e-season.com/program/koukousei/index.html

 そして最後は恒例の集合写真!

 終了後にはテレビ局二社の私への取材もありました。

朝日新聞記事

朝日新聞記事

* https://www.asahi.com/articles/ASN185RGCN18IIPE01W.html

 1月25日からのスタートが楽しみです!!!

『男はつらいよ お帰り 寅さん』

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 映画『男はつらいよ お帰り 寅さん(https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie50/?fbclid=IwAR0uY2KyUCTjutuCvVfIbvsAIXt-UY_nlFF_YRRjLnJFAwEJQX7PG-Ie578#』、第1作から50年を経て、日本中を笑いと涙で包んだ、あの”寅さん”が帰ってきました。笑いと涙に包まれる、昭和の風情を存分に、この冬、心が温まりました。桑田佳祐の唄(https://www.youtube.com/watch?v=nuKTStFU3io)も最高でした!

~~~~~~~~~~~~ HPより

 同作は、新撮された登場人物たちの「今」を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんのシリーズ映像が組み合わさる、新たな『男はつらいよ』の物語とのことで、作品の生みの親である山田洋次監督自身も「今まで観たことのない作品が出来た」とコメントしている。キャストには、渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、前田吟、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保純、佐藤蛾次郎、北山雅康、出川哲朗、笹野高史など50年を共に歩んだシリーズお馴染みの面々に加え、23年ぶりに女優復帰を果たした後藤久美子、池脇千鶴、桜田ひより、カンニング竹山、濱田マリ、松野太紀、林家たま平、立川志らく、小林稔侍、橋爪功などが決定しており、寅さんの大ファンである桑田佳祐も登場し、主題歌“男はつらいよ”を歌い上げる。

 今回公開された予告映像でも、“男はつらいよ”を歌い上げる桑田の姿が映し出されるほか、女優復帰を果たした後藤久美子の姿や、新作ならではとも言えるカンニング竹山と出川哲朗の共演シーンも確認することができる。

~~~~~~~~~~~~ 引用おわり

 私は、今まで寅さんシリーズは殆ど観ていなかったのですが、先日、何かの番組で倍賞千恵子さんと立川志らくさんがゲスト出演のテレビで、寅さんシリーズの解説をしていました。最高のシーンほか、50作品の思い出等を大変興味深く語っていたので、どうしてもこの映画を観たく足を運びましたが、素晴らしかったです。渥美清の温かみと魅力を再発見、昭和の良き時代の香りが充満していました、メロンを巡ってのシーンと寅さんのセリフが心に染み入りましたね。

頑張れ 大谷翔平 2020!

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 年始には再放送番組が幾つかあり、見逃していた私には大変ありがたいですね。NHKBS1では、特集で放送していました。

 メジャーリーグで二刀流の先鞭をつけた大谷翔平くんも、着実にリハビリを重ねて2020年にまた大活躍をしてくれそうで楽しみです。

* これまでの大谷翔平関係記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%BF%94%E5%B9%B3

昨年の活躍の一つ

昨年の活躍の一つ

今年への期待!

今年への期待!

 アメリカでの評価も大変高く、そして実力の世界でも注目を集めているのが分かります!

昨年の監督も

昨年の監督も

 アメリカ大リーグには、チャレンジする者に大きな拍手を送る風土があるのでしょうね。それに比べて、日本で二刀流を試みようとした時のあのネガティブコメントの嵐は、酷いものでした、育てる気風がないですね。そんな中で日本ハムファイターズの栗山監督が信念を持って育てた功績は、大変大きなものがあると私は確信します。栗山監督の教育者としての眼力、揺るがぬ思い、覚悟とでも言うのでしょうね、素晴らしい人物です。

 大谷翔平くん、北海道で育まれた能力に一層磨きをかけて、さらに今年大活躍をして欲しいものです、ガンバレ翔平!!!

Eテレ『沈黙は共犯 闘う医師』

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 ノーベル平和賞を2018年に受賞したアフリカ・コンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ婦人科医師が昨年来日し、広島市はじめ1週間の滞在中、各地で講演をし、NHKの番組(https://www4.nhk.or.jp/kokoro/x/2019-12-28/31/501/2008356/)にも登場していました。終始、訴えたのは、コンゴの性暴力の問題が私たち日本国民にも無関係ではないというものでした。

* https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100300975&g=int

 コンゴには国際的に高く取引されるレアメタルなどの鉱物資源が豊富に眠っており、武装勢力が資源のある地域を支配するために「武器」として性暴力を使い、住民が抵抗できないよう恐怖心を植えつけ、こうして奪われた鉱物資源はスマホ等で世界中に行き渡っているといわれています。

 婦人科医デニ・ムクウェゲさんが暮らすコンゴ東部は、スマホなどの通信機器の部品に使われるコルタンなど希少金属の利権をめぐり、武装勢力が殺戮や残虐な性暴力を繰り返しています。治療してきた女性は20年間で55,000人。なぜ、争奪鉱物とレイプが結びつくのか。牧師の息子として生まれ、敬虔なキリスト教徒でもあるムクウェゲさんが医師として生きることを決めた理由は何か。その闘いの日々とそれを支える信条や人生について、道傳愛子さんがインタビューしています。

 道傳愛子さんは、昨年、北海道日米協会例会で講演されました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37287

 道傳さんはこれまで国際NGOへの取材も数多く、これからの時代、世界を変える原動力にNGO活動はなっていくと、札幌での講演で期待を語っていました。

道傳愛子さん

道傳愛子さん

 「性暴力=レイプ」が戦争の「武器」として使用される時代、まさに人間の尊厳への冒涜であり、これは平時の教育の問題でもあり、日本も無縁ではないと。昨今の日本におけるレイプを巡る裁判でも、あまりに加害者に対して甘い社会通念には、「武器」として使われる隙が潜んでいると懸念します。男の私も他人事ではなく、大いに関心を持たなければ、まさに沈黙する者として「共犯」なのだと再確認した次第です。

 デニ・ムクウェゲ医師の言葉一つ一つが私の心に刺さった番組でした。

2020年、イノベーションの年に!

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 皆さま、2020年明けましておめでとうございます。新しい年の元旦を、我が家は静かに迎えました。今年の札幌は例年に比べて雪が少なかったのですが、年末からの雪で元旦は昼もマイナス5℃と真冬日となっています。

新雪ががうっすら積り

新雪ががうっすら積り

 テレビでは、2020東京オリンピック・パラリンピックと年末・年始大騒ぎですが、私としてはもっと大切な課題への取り組みがあり、秋山財団の活動他、責任ある立場の諸団体のイノベーションに注力するつもりでいます。

 昨年末から話題を二つ。

 まずは、秋山財団でおせわになっているご夫妻がニセコにクリスマス休暇の帰りに札幌に寄られて、お昼をご一緒しました。そこでのお話が大変面白かったのでご紹介します。

* スキー場でのマナーは、ヨーロッパに比べて日本では皆さん大変礼儀正しく、衝突してくるスキーヤー・スノーボーダーは殆どいない。ヨーロッパでは初心者がスピードを出しているので大変危険。

* ニセコ比羅夫では、どのレストランでも夕食時の予約が混んでいて、一週間前くらいでも予約を断られている。インバウンドのお客さんに対して絶対的な施設の不足ではないか。

* レストラン・コンビニで働いている外国人も多く、大学の留学生もかなりいた。

* 日本の外国人滞在を巡っての手続きが複雑で時間が掛かり、かなりの人たちがそのプロセスで諦める場合が多い。滞在許可の延長よりも、手続きの簡素化が急務ではないだろうか、すべての申請業務で言えること。

* 日本は、明治時代初期に、海外に多くの人々が出て行って近代化を学び、今の近代日本の基礎を創った歴史があるのに、1990年代以降の日本は、「失われた数十年」と言いながら、海外から学ぶことをせず内向きで、従来型を守るだけの経営者マインドは心配、特に日本の金融機関は国際金融の潮流を学ぼうとしておらず、日本企業は世界から遅れをとってしまうのではないか。

 2時間半を越える昼食時のやり取りは、今の日本の課題を鋭く指摘する事柄で、有意義だったので書き留めました。

 もう一つは、もう15年以上続いているFM三角山放送の『丸山哲秀・先生人語年末スペシャル』に今年も出演、1時間少々、いろいろしゃべりました!

右が丸山哲秀先生

右が丸山哲秀先生

 同じ歳の丸山哲秀先生とは、背景の時代もほぼ同じ、寺山修司を巡っての話題でも共通項が多く、気持よくお話をした1時間少々でした。

 今年は私自身、幾つかの団体の責任者を次の世代に譲る、或いは譲っていく準備をする年だと思っています。時間はあっという間に過ぎてゆき、知らず知らずに長期政権になってしまうので気を付けなくてはと自戒しています。今年も皆さまには何かとお世話になるかと思います、変わらずよろしくお願い致します。

2019年を振り返って

Posted by 秋山孝二
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 今年の一番のニュースと言われれば、私は「気候変動」と答えるでしょう。

 9月の千葉県館山の家の被害ほか、大雨・強風等、明らかにこれまでとは違う激しい自然災害、私にとっても自分事で深刻に受け止めましたし、これから目をそらして何が十大ニュースなのか、とも感じた年末です。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36697

 「気候変動」についてはこの間、アメリカ元副大統領のアル・ゴア氏が精力的に活動しています。

* https://www.ted.com/talks/al_gore_averting_the_climate_crisis?language=ja

 今年は、全世界で展開している彼のリーダー養成プログラムが、日本で初めて開催されて800人が参加して盛会裏に終了しました。秋山財団からもお一人支援を受けて参加され、大いにモチベーションアップに貢献したようです。

今年のアル・ゴアさんのリーダーシッププログラム800人

今年のアル・ゴアさんのリーダーシッププログラム800人

 5年前の外資系金融機関によるミニフォーラムで、私もアル・ゴアさんと至近距離でお話を伺いました、気候変動そのものの説明というよりも、グローバルマネーの大きな潮流が気候変動に取り組む企業へ投資を向けている最前線のお話でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=21359

左はストラテジスト・キャシー松井さんと

左はストラテジスト・キャシー松井さんと

 日本でも、今年やっと「気候変動」の危機をマスメディアも報道し始めました。グレタさんの国連での演説も私にとっては衝撃でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=36840

 NHKも積極的に番組を作成しています。先日は堅達京子さんから、以下のメールが届きました。

* 今年3月の札幌でのイベントーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=35440

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 NHKエンタープライズのプロデューサー堅達です。災害の多かった2019年も残りわずか、来年2020年は、新しい10年が始まります。東京オリンピック・パラリンピックの年ですが、世界では、気候危機と立ち向かい、2030年にSDGsを達成できるのか、“行動”の10年、人類にとっての“正念場”の10年のスタートの年と位置づけられています。

 NHKでは、新年の巻頭言として、1月1日の夜のNHKスペシャルで、この重要な10年について考える番組「10years After 未来への分岐点」を放送します。グレタさんが訴える気候変動の危機に加え、水問題、AIの軍事利用や遺伝子操作などのテクノロジーも2030年に大きな分岐点を迎えると言われています。今、私たちに何ができるのか?国連グテーレス事務総長や、ヨハン・ロックストローム博士、”脱プラスチック”への挑戦でご紹介したオランダのNPOオーシャン・クリーンアップ の代表ボイヤン・スラットさんも登場します。そして再生可能エネルギー100%の動きも。スタジオMCは、武田真一アナウンサーと17歳の清原果耶さん。スタジオにもフレッシュなゲストをお招きしました。国立環境研究所の江守正多さんにもご出演いただきます。おとそ気分の元日の夜ですが、録画でもいいので、ぜひご覧ください。2020年が幸い多い年になりますように。

放送予定:2020年1月1日(祝)21:00-22:15(総合)

番組名:NHKスペシャル「10years After 未来への分岐点」

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 大切な2020年からの10年、オリンピック・パラリンピックで大騒ぎの場合ではありません、真剣に現実に迫る課題と向き合う生真面目さが重要ですね、私は自分のフィールドで頑張るつもりです、1年間、読んで頂いた方には心から感謝申し上げます。2020年が少しでも光の差す年になりますように、皆さまとご一緒に生きて参りましょう!

すすきの、聖夜の憂哀歌

Posted by 秋山孝二
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 今年も、私はたくさんの演劇を観る機会を得ましたが、締めの芝居はギターと朗読のコラボでした。

~すすきのを爪弾く~聖夜の憂哀歌

* http://www.h-paf.ne.jp/program/191223rukikaku/

* http://shoheiyamaki.com/events/event/susukinobluse/

聖夜の憂哀歌(ブルース)~すすきのを爪弾く

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~演劇財団HPより

 斎藤歩が、札幌の歓楽街ススキノの裏町を舞台にオリジナル短篇小説7本を書き下ろし、西田薫とともに朗読し、今注目の若手ギタリスト・山木将平が生演奏のブルースでカヴァーします。

 聖夜に儚い夢が浮き沈むススキノの極彩色のネオンの影路地裏で営まれる男と女の断片です。閉店間際のラーメン店、薬局、交番、路上の易者、24時間保育園ホテル街の柳の木の下などバブル崩壊直後の昭和~平成初期のエピソードをベースにクリスマスのススキノを流離う女と男の孤独な魂を描きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ギターの山木将平くんは、私の高校の後輩。先月も至近距離でのライブ、贅沢な時間でした。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=37460

クリスマスイブの演劇

クリスマスイブの演劇

 西田薫さん、斎藤歩さんのベテランの朗読と山木くんのブルースの音色が相まって、札幌の南1条西5丁目で生まれ育った私には、昭和の路地裏の雰囲気が見事に蘇り、何とも言えない懐かしさを感じた70分でした。幼い頃のクリスマスイブは、なぜか大声をあげている酔っ払いの声とダブり、ススキノ・狸小路界隈の賑わいとともに私の記憶の中にしまわれています。

 前回の太宰治作品のコラボに続いて、シアターZOOに響くギターの音は、いつもとは別の素晴らしい空間となりました。山木将平くんのこれからの活躍を期待したいですね!

 私の2019年の演劇鑑賞の締めくくりとなりました。

* 『演劇』関連記事ーー> http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?s=%E6%BC%94%E5%8A%87

第53回時計台サロン

Posted by 秋山孝二
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 北海道大学農学部・農学院・農学研究院(https://www.agr.hokudai.ac.jp/では、札幌市時計台(正式名:旧札幌農学校演武場)において、『時計台サロン~農学部に聞いてみよう』を連続して開催しています。

 札幌農学校演武場(http://sapporoshi-tokeidai.jp/know/walking.phpは、札幌農学校初代教頭クラーク博士が発案し、2代教頭ウィリアム・ホイラーが基本構想図を作り、開拓使工業局安田喜幸が設計監督した木造建築で、ここから新渡戸稲造、内村鑑三をはじめ多くの卒業生が旅立ちました。

 札幌農学校は現在の北大農学部で、受け継いできた札幌農学校の伝統をふたたび現在に甦らせるべく、その精神を受け継いだ著名な卒業生や現役の教育・研究者の講演を、広く市民の皆さんに公開しています。現在は、200万都市札幌の真ん中に位置する時計台、お勤めや学校帰りにお気軽にお立ち寄り、北海道大学に脈々と流れる精神を感じ取り、また21世紀の未来を語りあう場にしたいと主催者は期待しています。今回で53回と回を重ねています。


 第53回のテーマは、「雑草から学ぶ知恵」でした。

講義1 「栄養バランスを保つしくみ」
北海道大学大学院農学研究院教授 内藤 哲 https://research-er.jp/researchers/view/122768

講義2 「ミネラルを感じるしくみ」
北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授 三輪 京子 https://noah.ees.hokudai.ac.jp/emb/miwalab/

司会:北海道大学大学院農学研究院助教 田上 貴祥 https://research-er.jp/researchers/view/783571

当日チラシ

当日チラシ

大勢の聴衆

大勢の聴衆

内藤先生のお話

内藤哲先生のお話

三浦先生のお話

三輪京子先生のお話

 発芽した場所から動けない植物はどのようにその土壌環境に応答して生きているのでしょうか?私たちは植物の環境応答のしくみを分子レベルで理解する基礎研究を通じて、不良な土壌環境にも強い植物を作出することを目標としています、という研究のテーマは、私のような素人にも大変分かりやすいお話でした。

 終了後は、農学部関係者の方々との交流会にもお誘い頂き、講師の先生はじめ、農学同窓会の松井博和理事長ともお話ができて、大変有意義な時間となりました。

徳田達介さん、逝く

Posted by 秋山孝二
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 私には、これまでの人生で心の底からお世話になったと言える何人かの方々がいます。学生時代から教員時代、そして結婚して以降も、長い間たくさんのお心遣いを頂いた徳田達介さんは、その中でも決して忘れられない一番の方です。

 10月にお亡くなりになったことを年末の奥様の喪中のはがきで知り、先日、杉並区のご自宅に行き、納骨の前にお礼を述べて参りました。

ご自宅で

ご自宅で

 ご本人の強いご希望で戒名は求めず、「徳田達介」の位牌が印象的でした。奥様と長女の恭子ちゃんとしばし昔話と昨年の最後となった小笠原島へのクルージングのお話等、時間を忘れて振り返りのひと時を過ごすことができました。

ご本人の強い遺志で

ご本人の強い遺志で

 思い起こすと、私の学生時代のアパート探しから始まり、節目節目で言葉では言い尽くせない程お世話になりました。

 特に思い出深いのは、私が1971年に大学二年を終了して休学し、その秋に横浜大桟橋からアメリカに行く船の旅を強く進言したのは徳田さんでした。海外への飛行機の旅はこれからいくらでもできるけど、船旅は時間のある今しかできないからと。そしてこの一人旅は、私の人生の大きな転機となりました。

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=2626

* http://blog.akiyama-foundation.org/weblog/?p=4431

 2000年でしたか、世界一周の船旅をご夫婦で体験された時、当時名古屋で単身赴任だった私は、東京の有明桟橋にお見送りもお迎えにも行ったことは忘れられません。その後もクルージングの旅は回を重ねて行かれていたと先日も奥様からお話を聞きました、本当に船がお好きだったのですね。

 また、私が3年次に復学してからの大学時代、恭子ちゃん、幸子ちゃんの二人の娘さんの家庭教師として、千葉大学西千葉キャンパスから西荻窪に行き、帰りは千葉県市川の私のアパートに戻る暮らし。勉強を教えたというよりも夕食を頂きに行っていたという方が的確なくらいお世話になりました、先日、恭子ちゃんと本当に久しぶりにお会いしましたが、昨日のことのように当時のことを思い出しました。

 これまでのたくさんのご厚情への御礼をお伝えし、ご家族と昔話と秋山家の近況をご報告して玄関の外に出ると、快晴の空の向こうに雪を冠した富士山が美しく見えました。

マンションから見事な富士山!

マンションから見事な富士山!

 人の命には限りはあるけれど、私がお受けしたお心遣いは決して忘れることはなく、私自身、誰かのために心からの応援と支援をしていきたいものと帰り道に心に刻んだ次第です。

 徳田達介さま、本当に永い間お世話になりました、どうか安らかにお眠りください。