泣けるな再び、『下町ロケット』!!

Posted By 秋山孝二
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 昨今の新型コロナウイルス問題で、来る日も来る日も感染者、死亡者増加といったニュースに向き合っていると、知らず知らずに気持ちが落ちていくのを感じていますが、そんな中、2020年4月5日の午後9時から3週連続で下町ロケット(https://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/特別総集編』、2015年の放送当時、平均視聴率18.5%、最終回は視聴率22.3%を記録した超人気作を3部作に再編集したもので、録画で朝観て、またまた泣けてきました。

「下町ロケット」(C)TBS

 これは、本来2020年4月19日から放送開始が告知されていた『半沢直樹』(2020年版)が、2019新型コロナウイルス感染拡大の影響でドラマ撮影の中断が決定し、TBSテレビから放送延期が発表され、この初回放送に先駆けて放送される予定であった2013年版の特別総集編も併せて放送延期が決定したため、急きょ代替番組として放映されました。

* 『半沢直樹』 ーー> https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

 2015年「日曜劇場」枠で放送されたこの『下町ロケット』、主演の佃航平には本作で第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞はじめ、東京ドラマアウォード2016 主演男優賞、京都国際映画祭2016 三船敏郎賞と各賞に輝いた阿部寛、帝国重工社長の藤間秀樹に杉良太郎、帝国重工部長の財前道生に吉川晃司、佃製作所経理部長・殿村直弘に立川談春、佃製作所の技術部長・山崎光彦には安田顕、佃の元妻・和泉沙耶に真矢ミキ、敏腕弁護士・神谷修一に恵俊彰が出演です。

 2015年にも観ていましたが、久しぶりに今回の総集編を録画して早朝に観ていても、またまた泣けてくるではありませんか。特に、中小企業社長の阿部寛と大企業部長の吉川晃司が居酒屋カウンターで酒を酌み交わしながら「あなたを信頼している!」みたいな会話は、このところ久しく聞くことがなかったフレーズだっただけに、深く心にしみました。阿部寛の頑固で男くさい雰囲気は以前から注目していましたが、吉川晃司がロックミュージシャンだったことは随分後から知った話です。私が組織の代表を担っていても、昨今の風潮としては、ガバナンスとか透明性とかが声高に語られることが多く、ビジネスにおける人と人との信頼に基づく本来の感動的出会いに巡り合うことが、どこか少なくなってしまった感、人間臭さが取り除かれた中性的な、別の言い方では「セクシーでない」みたいな、ですね。

 今月は続いて『ノーサード・ゲーム(https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/』も、主演の大泉洋さんのナレーションを加えて総集編として放映されるとか、楽しみです!

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